サッカー界に残る伝説の珍プレー「スコーピオンキック」をご存じでしょうか。このプレーの誕生から20年、イングランドサッカー協会がYouTubeに動画を公開しています。
「スコーピオンキック」は、コロンビアのゴールキーパー・イギータ選手が、1996年にイングランドとの親善試合で披露した伝説のプレー。誰がどう考えても手でキャッチすればいい山なりのボールを、なぜか海老ぞりジャンプでボールを蹴る「スコーピオンキック」でクリアするというとんでもない暴挙に出たものです。このサッカー史上最もハイリスクノーリターンなプレーは、世界中に衝撃を与えました。
もともとゴールキーパーなのに1人で敵陣にドリブル突破を仕掛ける(そして奪われて失点する)などアグレッシブすぎるキーパーとして知られるイギータ選手でしたが、このプレーは彼の代名詞として多くのサッカーファンに語り継がれる伝説に。そして「スコーピオンキック」から20年、49歳になったイギータさん本人が自身のTwitterに伝説の「スコーピオンキック」を再現した動画を投稿しました。
プールに飛び込みながら楽しそうに「スコーピオンキック」を披露するイギータさん。年齢は重ねてもその陽気なキャラクターと美しい「スコーピオン」はまだまだ健在のようです。
(たろちん)
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