ぼくは車の免許を持っていません。
いえ、正確にいえば車の免許は持っていましたが去年の免許更新に行かずに取り消しになりました。
これは忘れていたのではなく、ぼくの意図的な行為です。
理由は、とても簡単。
ぼくが車の免許を持っているといつか人身事故を起こして、人を殺めてしまうと感じたからです。
それくらいぼくは車の運転ができないんですよ。恥ずかしい話ですが。
車の免許取るのに人の倍以上時間がかかった。
ぼくが車の免許を取ったのは、24歳の時です。
合宿で免許を取得しました。
合宿先は静岡県の田舎町でしたね。
合宿先に行ってみると24歳で免許取ろうとする人なんて、ほとんどいなかったです。
周りは年下の10代から20歳前後の人ばかりで、ぼくより年上は中国人の王(ワン)さんという方くらいだったとおもいます。
ぼくはみんながマニュアルを選ぶ中、オートマチックを選びました。
オートマの方が運転するのが簡単で免許を取りやすいと聴いたからです。
社会では免許証に「AT」と付くのが「ダサい!」という風潮があるみたいですが、ぼくにとってはどうでもいいことでした。
「免許が取れればそれで良いい。」と思い込んでいたからです。
しかし、そんなオートマでさえぼくはとても苦戦しました。
教官には「宮森くんどうしてそんなにいつも肩に力が入ってるんだ!」としょっちゅう注意を受けました。
教習所のジグザグコースで何度も脱輪させて教官に呆れられました。
ようやく仮免が取れて路上に出ても、停止線で停まらないといけないのにアクセルを全開で踏み込んで、あやうく大きな事故になりそうな時もありました。
みんながマニュアルですいすい進んでいく中、オートマのぼくは1人遅れていました。
今思い出しただけでもマジで恥ずかしい記憶です。
結局、合宿期間も延長してようやく免許を取得できたんですけど、誰よりも免許取るのは遅かったです。
路上で走ってみたけど運転に向いてないと気づいた
実際、免許取ってからはペーパーにはならずに路上で走ったりもしました。
しかし、やっぱりスッゲー緊張するんですよね。
特に、「バック」ができません。
スーパーでたくさんの車が停まっている中、バックで駐車するとか、周りの車にぶつけそうでマジで無理でした。
「どうしてこんなぼくが免許を取ってしまったのだろう」と人生を憂いだことさえあります。
そして、ぼくは思い知ったのです。
「ぼくに車の運転は本当に無理!!!!」
それから、免許を持っていることで友人に「みやもくんも運転しないですか?」と言われることが時たまありました。
しかし、「運転してもいいけど、ぼくが車運転したら人を殺めるかもしれないから、それだけ覚悟してくれる?誓約書もかいてね。」と言い返すとぼくに「運転しろ」と強要してくる人はいませんでした。
そして、ぼくはそのやり取りさえ面倒だとおもったので、去年の免許更新にも行かずにあえて免許を取り消しにさせたのです。
「ぼくが免許を持っていない方が絶対社会のためになる」と今でも確信があります。
免許を持っているというだけで尊敬に値する
このブログを読んでいる人のほとんどは車の免許を持ってるとおもいます。
ぼくからしたら車を運転できること自体が、もう尊敬に値するレベルです。
道の狭い道路を大きな車で走っていけたり、バックでたくさんの車がいる中慌てずに駐車できるって神がかってますよ。
どうしてみんな毎日、車運転できるんですか!と信じられない気持ちですね。
それくらいぼくからしたら、車の運転というのは難易度が高いことです。
独立より、車運転できるあなたの方がスゴい
ぼくは今、石川県の実家でブログで独立しようとしています。
時々、「独立しようとしてるなんてスゴい!」という感じで言われたりもします。
しかし、ぼくからしたら「車の運転できるアンタの方がスゲーよ!」と心の中でおもっています。
「独立がスゴい!」なんて本当にウソですよ。車を運転することの方がぼくからしたらよっぽど難易度高いですから。
ブログで10万PVの記事かくよりも車でバックできることの方が全然スゴいです。
独立しようとすることってそんなレベルなんですよ。
こんなぼくでも独立しようとしてるので、独立したい方は早くこっち側に来てください。
独立でなくとも転職考えてる人は思い切って転職してみたらいいですよ。
車を運転できるみなさんの方がぼくなんかより全然スゴいんです。
ぼくは交通事故を起こすかもしれない恐怖の方が、独立で失敗する恐怖よりも全然恐いとおもうんですよね。
わっしょい!