今日、シティの投資カンファレンスにアリババ(ティッカーシンボル:BABA)が登壇し、第3四半期の見通しに関し「中国経済の環境は不透明だ」とコメントしました。

また平均販売単価(ASP)には下方圧力が働いていることがほのめかされました。

2016年度に関しては「将来に向けて先行投資する年と位置付けている」とし、業績の急角度の回復が望み薄であることを間接的に肯定しました。またグロスマージンは2015年度末の53%からさらに3~5%下がっても仕方ないとコメントしました。

最近、同社のインサイダーが株を売っていることに関しては「ソフトバンクは長期の株主であり続けると意思表示している」、またジャック・マが資産の分散を進めていることについては「ジャック・マはこれ以上アリババ株を売ることについて全く興味がない」という説明がありました。

このほか、足下の取扱高(GMV)の数字が下方修正されたという未確認情報があります。

アリババ株は今日、高寄りした後、このカンファレンスのニュースで値を消しました。

BABA