【ソウル聯合ニュース】韓国の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官は8日、中国が主導して創設するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の初代総裁に内定した金立群・元中国財政次官とソウルで会談し、韓国政府とAIIBの協力策を協議した。
崔副首相は、アジアのインフラ開発に向け、競争力ある韓国の企業や金融機関がAIIBと積極的に協力できるよう要請した。
また、韓国の優秀な人材がAIIBに進出できるよう支援も要請した。特に、AIIB副総裁職と常任理事国の地位を確保できるよう協力を求めたもようだ。
金氏は9日に大韓商工会議所で企業や金融機関との懇談会を開き、AAIIB発足の意義や運営方針、スケジュールなどについて説明する。
AIIBは6月に設立協定署名式を開き、創設メンバーとして参加を表明した57カ国のうち、現在までに51カ国が署名している。年内の運営開始が確実視されている。