【ソウル聯合ニュース】北朝鮮との南北赤十字実務者協議に韓国首席代表として出席した李徳行(イ・ドクヘン)大韓赤十字社実行委員(統一部統一政策協力官)は8日、ソウルで記者団に対し、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の生死確認について、韓国側は一般の離散家族200人に加え韓国軍捕虜の家族50人を含む計250人が対象となると明らかにした。北朝鮮側は200人が対象。
李氏は国軍捕虜の離散家族が再会を申請し、北朝鮮で家族が確認されれば「100%再会団に含まれる」と述べた。
韓国政府は過去の離散家族再会行事の際にも国軍捕虜の生死確認を北朝鮮側に要請したとされる。
南北赤十字実務者協議は7日から8日まで行われ、離散家族の再会行事を来月20日から26日まで北朝鮮の金剛山面会所で実施することで合意した。