朝鮮通信使自転車ツアーに50人参加=来月11日出発

両国から計50人が参加

朝鮮通信使自転車ツアーに50人参加=来月11日出発

 韓日国交正常化50周年を迎え両国の友好・協力を促進するため、韓国と日本の若者たちが来月11日、1900キロに及ぶ自転車ツアー「二輪で走る『新・朝鮮通信使』」に出発する。韓国外交部(省に相当)が主催し、日本サイクリング協会と釜山文化財団、朝鮮日報社、毎日新聞社が韓日両国でそれぞれ運営、企画、広報業務を主管する。かつて朝鮮の外交使節として両国の親善、交流の象徴となった朝鮮通信使の足跡をたどることで、歴史をめぐるあつれきや痛みを解消し、相互理解を深めることが狙いだ。

 本紙は昨年にユーラシア大陸を自転車で走るツアーを、今年は8月から9月にかけて韓中の若者による自転車ツアーを主催し、ユーラシアや北東アジアの平和・協力、統一に向けたメッセージを伝えた。今回は韓日を走る自転車ツアーを通じ、歴史問題での和解や共栄の道を模索する。

 今回のツアーには韓日からそれぞれ25人ずつ、計50人が参加予定。韓国からは満19歳以上、30歳未満の若者15人と、韓日両国の歴史、文化、経済交流に深く関係する人を含む一般参加者10人が参加する。書類審査や体力テスト、面接などを経て今月中に参加者を発表する。

 韓日両国の参加者は10月11日にソウルの光化門を出発し、自転車で忠州、安東、慶州、釜山などを走った後、船で対馬海峡を渡り、下関、大阪、京都、名古屋、横浜を経て11月1日に東京に到着する予定だ。各地では歴史・学術セミナーや韓流・文化イベントが開かれる。

ペ・ソンギュ記者
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