南北赤十字実務者協議が難航 隔たり埋まらず

【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事実施に向け、韓国と北朝鮮が7日午前に開始した赤十字実務者協議が8日午前0現在も行われている。

 協議は軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で7日午前10時50分(日本時間同)ごろ始まった。南北の代表団全員が出席する全体会議と、韓国側首席代表の李徳行(イ・ドクヘン)大韓赤十字社実行委員(統一部統一政策協力官)と北朝鮮側首席代表のパク・ヨンイル朝鮮赤十字会中央委員会中央委員による首席代表接触が断続的に続いている。

 争点となっている再会行事の開催時期や離散家族の生死確認問題などで隔たりが埋まらず協議が難航しているもようだ。

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