うまくいけば世代交代前に、再び『ピクミン』の新作を見ることが出来るかもしれない。任天堂の宮本茂氏はEurogamerの取材に対して、AIアクション『ピクミン』の最新作を開発中であることを明らかにしました。
『ピクミン』の最新作の開発が進められているという情報は、7月に行われたインタビューの中で明らかになっていたもので、その時点で宮本氏は次の『ピクミン』が順調に進んでいると述べていました。「完成に非常に近い段階にきています。『ピクミン』チームは常に次のタイトルに取り組んでいるんです」
そして今回、正式に『ピクミン4』の開発が確認されるというニュース。ただしプラットフォーム等は明らかになっておらず、現時点では“開発中”であることが情報の全てだそう。
『ピクミン』はゲームキューブで『1』が2001年に、『2』が2004年に発売。Wii時代はその移植が発売され、Wii Uで発売された完全新作の『3』は2013年発売と、前作から大きく間隔が開きました。
『3』発売前に放送された「ピクミン3 Direct 2013.6.26」では、『4』はいつにになるのかという質問に対して「5年くらい後に…」と苦笑していた宮本氏。ですがうまくいけば、そこまで待たずに新作を見ることが出来るかもしれません。
『3』は“段取り”というテーマもはっきりして、『ピクミン』という遊びのひな型が出来上がったような面白さがありました。ただし、図鑑が無かったり、本編のボリューム面で問題があったり、また『2』のようなまったりと世界に浸る楽しみが薄れたなど、従来の要素が削がれて消化不良な部分も少なからずありました。新作はその辺りの不満を解消した上で、新しい冒険を見せてくれることに期待したいところ。