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子供向けウェアラブルのMoff、バンダイナムコなどから1億6000万円を調達

 子供向けのウェアラブルデバイスを開発するMoff(モフ)は、バンダイナムコエンターテインメント、ORSO、TomyK(ACCESS創業者の鎌田富久氏が代表)などを引受先として、あわせて1億6000万円の第三者割当増資を実施した。Moffでは、子供向けのウェアラブルデバイスを開発しており、今回の増資を受けて、ゲーミフィケーション用のプラットフォームの強化を図る。

 Moffでは、子供向けのリストバンド型ウェアラブルデバイス「Moff Band」を手がけている。今回の第三者増資割当で得た資金により、フィットネスやヘルスケア分野でゲーミフィケーションを実現する「アクティブ・ゲーミフィケーション・プラットフォーム」の強化を図る。プラットフォームの開発、ユーザーの活動について人工知能や機械学習の手法を用いた評価・解析を行うため、組織を強化する。

 あわせてMoffでは、米国において100%子会社の現地法人、Moff USAを設立すると発表。現地のCEOにはアップルやACCESSなどで事業開発、アライアンスなどで活動したAlbert B.Chu氏が就任する。

Moff USA新CEOのAlbert B. Chu氏(左)とMoff CEOの高萩昭範氏(右)

(関口 聖)