>  >  > 自民党総裁選から生まれる“マンガ・アニメ規制”の危機!?

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『野田聖子』オフィシャルホームページより。

 今月20日に投開票が予定されている自由民主党総裁選。現在の総裁である安倍晋三首相の優位は揺るがないとされていたが、ここにきて突如意外な候補者が登場した。前総務会長の野田聖子衆議院議員の出馬表明がそれだ。

 8月から「総裁選は無投票であってはならない」と主張していた野田議員は9月1日に開いたパーティーで事実上の出馬を宣言。しかし、総裁選出馬に必要な国会議員20名の推薦が得られず断念するとも思われていた。

 ところが5日現在で、すでに28人ほどの国会議員が支持を固め、出馬のめどが立ったとされているのだ。大手マスコミの報道などによれば、安倍首相の優位は変わらないが、自民党内で安倍首相続投に反対する声も徐々に力を増しているという。

 現状では困難と思われるが、野田議員の総裁選勝利=野田首相誕生は、マンガ・アニメを愛する人々にとっては悪夢にほかならない。

 最近では、発言を控えているが野田議員は、マンガ・アニメの規制を主張する国会議員の中では「古参」の部類に入る人物だ。

 その野田議員が絡む忘れられない事件が、2005年4月に議員会館で開催された「少女アダルトアニメ及び同シミュレーションゲームの製造・販売に関する勉強会」だ。これは、NPOや人権団体などを集め、18禁アダルトゲームの規制強化を訴えるものであった。そこに、野田議員の招きで京都市のNPO法人「ジュベネイル・ガイド」が来席した。勉強会で「最近は幼い少女を性欲の対象にしたゲームが氾濫し、社会問題化している」と熱弁を振るった、このNPO法人の理事長をはじめとする幹部が、18禁アダルトゲーム制作会社の関係者だったのである。

 一連の事態を報じた「週刊新潮」(新潮社)2005年5月12号の記事「野田聖子議員もダマされた!『児童ポルノ禁止』NPOの元理事長は『ポルノ業者』」では、同NPOの理事上だった長岡道子氏は、かつてNPOの所在地と同一の場所で18禁アダルトゲーム制作会社「アクティブ」を経営。さらに同NPOの理事のひとりが当時、別の18禁アダルトゲーム制作会社を経営していたことが報じられた。

 この時「週刊新潮」の取材に対して「事前に説明していただきたかった」と、自身も騙された被害者であると主張した野田議員。ところが07年3月に、日本ユニセフ協会などが開催したシンポジウムでは、児童ポルノ法改定による創作物の規制について触れ「数年前にチャレンジしたが、インターネットでさんざん叩かれた」と述べ、法改定ではなく新法でのフィクション規制を主張している。

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