自宅でも安全にできる断食方法とは

自宅でも安全にできる断食方法とは

断食は危険を伴うテクニックです。特に、これまで満腹になるまで3食摂ってきた人にとっては「急激な食事内容の変化」に身体が対応しきれなくなり、体調を崩したり、低血糖などによっての事故にもつながりかねません。

 

今回は自宅でも安全に実施できる断食方法についてレポートします。

 

安全な断食方法とは

ファスティングはとても効果的なアンチエイジング(デトックス)の手段です。「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」とも言われているように、人間の身体は"飢餓には強い"が"食べすぎには弱い"ようにできています。定期的な空腹は健康への近道なのです。

 

はじめは半日断食で身体を慣らす

はじめて断食にチャレンジする場合、いきなり"3日間断食"のような本格的なものを実施するのはおすすめしません。身体がエネルギー不足に慣れていないため、急激な血糖値の低下やストレス(イライラ)の原因になるためです。

 

まずは半日断食(朝食抜き)や朝食の量を減らすことからはじめることが重要です。一定期間、半日断食を続けていくと身体が空腹に対応するためにブドウ糖の代替エネルギーとしてケトン体を使用できるように変化してきます。

 

ケトン体は脂肪を分解してブドウ糖の代わりに使われるもので、断食中(糖質制限中)の主なエネルギー源として使用される物質です。

 

ケトン体をスムーズに使えるようになってくると、朝食を抜いても頭がボーっとしたり、イライラすることがなくなってきます。そのくらい空腹に慣れてきてから本格的な断食にチャレンジすることで、断食の辛さや事故のリスクを最小限に抑えることにつながります。

 

慣れてきたら週末断食にチャレンジしてみる

1日断食をすることは、ある程度身体への負担が大きくなることから、準備期間と復食期間を設ける必要があります。準備期間は徐々に食事量を減らしていく期間で、復食期間は断食後、徐々に普通食に戻していく期間のことを指します。

 

特に注意が必要なのが復食期間で、回復食を食べはじめると「眠っていた食欲が目覚める」ような感覚があり、食欲を抑えるのが難しくなります。断食による事故のほとんどは復食期間にあることからも、回復食の難しさが分かりますよね。

 

このことからも、はじめての本格的な断食(1日断食)にチャレンジする場合は、2日間の休日を利用して行う"週末断食"をおすすめします。

 

具体的には金曜日を準備期間、土曜日を断食期間、日曜日を復食期間にすることによって安全に断食を行うのが週末断食です。食欲のコントロールが難しい復食期を日曜日(休日)に当てることによって"不意なドカ食い"を防ぐことができます。

 

3日間断食は安全な断食の最長期間

自宅で実施できる断食の最長期間は3日間までだと考えています。断食関連の書籍によっては、1週間までは大丈夫(または10日間までは大丈夫)というものもありますが、私の経験として3日間以上の断食は好転反応の症状(頭痛や吐き気、湿疹など)が強く出ることがあることからもおすすめはしません。

 

また、3日間断食を実践するのであれば、酵素ドリンクなどの使用が必要不可欠です。断食健康法の賢威でもある甲田光雄さんの書籍によると「水だけの本断食は好転反応が強くでる場合があり危険を伴う」とも書かれていて、多少の栄養摂取をしながらの断食が好転反応も少なく安全に実施できる断食だとされています。

 

正しい断食とは「好転反応の症状を最小限にする」ことです。好転反応とは細胞の毒素が排泄されるさいに血液に流れ込んだり、皮膚に現れることによって起こる症状ですので、スムーズに排泄されれば好転反応は少ないに越したことはありません。

 

いずれにしても、断食期間が長くなればなるほど準備期間と復食期間を長く設けることが重要です。特に断食期間が長くなるほどに回復食が難しくなってきますので、自宅で本格的な断食にチャレンジする際には十分に注意してください。間違っても断食直後のドカ食いは厳禁です。

 

まとめ

自宅で安全に断食を実施するためには、半日断食からはじめて身体を慣れさせること。本格的な断食はアンチエイジングや体質改善のために行われるものなので、ダイエットが目的であれば半日断食を続けることが安全に痩せるためのポイントになる。