滝口信之、横山翼
2015年9月7日12時49分
前線が停滞し、大気の状態が不安定になった影響で、千葉県で6日夜、突風によるとみられる被害が相次いだ。7日午前11時の県のまとめでは、千葉市で3人が軽傷を負い、屋根の損壊など65棟に被害が出た。鎌ケ谷市でも4棟、成田市で5棟に被害が出た。
県や千葉市によると、被害は同市中央区のJR蘇我駅近くに集中。80代女性2人と30代女性1人が、転倒などで打撲や切り傷を負った。同区では一時、約880軒が停電した。JR外房線の快速列車では窓ガラスが割れる被害が出た。
気象庁は、前線付近に南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定になり、激しい雨や突風が起きたとみている。銚子地方気象台などは現地に職員を派遣した。
6日夜に突風の被害があった千葉市中央区の蘇我地区。一夜明けた7日午前、住民らは、道路に散乱したがれきなどの片付けに追われた。
市によると、JR蘇我駅南側で被害が大きかった。今井3丁目の一角では空き地のブロック塀が幅十数メートルにわたって根元から倒れ、向かいの民家2階の屋根が吹き飛ばされた。道路に瓦や門柱、樹木が散乱し、壁がはがれて柱が丸見えになった家もあった。
近くの須田文雄さん(65)は、自宅の門柱が飛ばされ、自家用車のバンパーも吹っ飛んだ。「ドタドタと怪獣が暴れるような音だった。突風のニュースは見るが、まさか自分が被害を受けるとは」
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