ドラマ版の濱田岳(右)と西田敏行(C)松竹株式会社【拡大】
西田がハマちゃんからスーさんになる!
同作は国民的映画シリーズ「釣りバカ日誌」の原作同名漫画を初めて連ドラ化。主演俳優の濱田岳(27)が西田の当たり役を継承する形で2代目ハマちゃんを演じ、配役が注目されたスーさん役に西田が決まった。
映画版は西田演じる大の釣り好きで万年ヒラ社員・ハマちゃん(浜崎伝助)、三國さん扮する盟友で会社社長・スーさん(鈴木一之助)の名コンビが活躍。1988年に西田が40歳、三國さんが65歳でシリーズが始まったが、今度は27歳の濱田と67歳の西田という新生ハマちゃん&スーさんコンビがお目見えする。
制作側は今年初め、「釣りバカ」を濱田主演でドラマ化することを西田に報告。スーさん役が未定だったため、「『まさか』の配役を実現できたら」と、西田に断られることを覚悟の上でスーさん役をオファーした。
西田は「最初はありえないと思った」と二の足を踏んだが、作品復活を望むファンの声を思い出すなどし、約1カ月間熟考した後、「今度はスーさんとして生きてみよう」と決心。2009年12月に完結編が公開以来、5年10カ月ぶりに代表作に戻る。