木村司
2015年9月7日05時23分
沖縄県・南大東島でサトウキビを運ぶ機関車「シュガートレイン」の復活が「幻」に。南大東村が観光列車を検討したが、採算が見通せないため断念した。
那覇市の東約360キロに浮かぶ島。明治に開拓民がサトウキビ栽培を始め、鉄道約30キロが敷かれた。廃線は1983年。トラック輸送に切りかえられた。
沖縄本島の鉄道は戦争で失われ、南西諸島唯一の鉄道だった。島の誇りをのせた路線。村は代わりに、遊具として2・7キロ走らせる計画を進めている。(木村司)
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朝日新聞社会部
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