山形市長選:3新人が届け出 与野党対決の一騎打ちに

毎日新聞 2015年09月06日 18時16分

 任期満了に伴う山形市長選が6日告示され、いずれも無所属新人で、元防衛省職員の梅津庸成氏(48)=民主、共産、社民、生活推薦▽元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)=自民、公明、次世代、改革推薦▽飲食店経営の五十嵐右二氏(64)の3人が立候補を届け出た。3期務めた市川昭男市長(74)が引退を表明。前回選で敗れた自民党県連など推薦の佐藤氏が再挑戦するのに対し、民主党県連や社民党などが2010年参院選の民主党候補だった梅津氏を擁立し、与野党対決による事実上の一騎打ち。13日に投開票される。

 地域産業の振興や人口減少対策などが争点だが、選挙戦で民主などの野党は安全保障関連法案反対で結束。吉村美栄子知事や市川市長も梅津氏を支援する。同法案の参院審議が大詰めを迎える中、選挙戦にどう影響するか注目される。

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