トラブルはすべてシステム部門が犯人なのか
条件反射で「バグ」「不具合」と攻められる悲哀
「きゃーきゃー」いきなり職場で悲鳴です。
どした、どした、とぼへちゃんが駆け寄ったところ、総務の女の子が叫んでいます。
「急に画面が真っ黒になっちゃったんです!まだファイル保存していなかったのに、ひどいですよ!」と悔しそう。
「今までのシステムはこんなことなかったのに。今日、新しい機能をリリースしていましたよね。もしかして、そこにバグがあるんじゃないですか」
真っ黒な画面をみつめながら、そんなことをつぶやき始めましたよ。
これは聞き捨てなりません。バグなんて気軽に言わないでください。それに、画面を真っ黒にするほどの強烈なバグって、ちょっとありえないなあ。
ん? そもそもディスプレイの電源ランプが点いていないし、これはシステムの問題じゃないようですよ。
ディスプレーの後ろに回って配線をみたところ、ディスプレーのケーブルが外れていることを発見。カチャッとはめ直してあげました。
「あ、ちゃんと映りましたよ」
バグじゃないです。単にディスプレーケーブルが抜けていただけです。何でもかんでも、すぐにシステムのせいにしないで下さいね。
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