09月06日 19時16分
安全保障関連法案に反対する、県内では、これまでで最大規模の集会が、仙台市で開かれました。
この集会は、仙台弁護士会が、仙台市青葉区の西公園で開きました。
主催者の発表では、参加者は、3500人を超えるということで安全保障関連法案に反対する県内の集会としては、これまでで最も大きな規模になります。
集会では、仙台弁護士会の岩渕健彦会長が、「時に暴走する権力を止めるのが憲法の役割です。その憲法に違反する安全保障関連法案の廃案を目指して、力を結集したい」とあいさつしました。
また、仙台市の大学生を中心にしたグループのメンバーは、「この運動は、いま日本を揺るがしていると感じていますが、法案を止めるには、さらに運動を広げていく必要があります。1人1人ができることをこつこつ続けていきましょう」と訴えました。
このあと、集まった人たちは、「安保法案は憲法違反。政府は国民の声を聞け」などと声を上げながら、仙台市の中心部をデモ行進しました。
安全保障関連法案について政府は、憲法違反という指摘はあたらず、国民の命や平和な暮らしを守っていくために必要だとして、いまの国会での成立を目指しています。
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