G1・17勝、藤田が電撃引退!“男”の愛称で親しまれた個性派騎手
デイリースポーツ 9月6日(日)14時49分配信
記録にも記憶にも残る個性派の名手が、電撃引退することになった。歴代8位、現役5位のJRA通算1918勝(うちG1・17勝)の実績を誇るダービージョッキー・藤田伸二騎手(43)=栗東・フリー=が、騎手免許の取消申請を提出したことを6日、JRAが発表した。
【写真】フェアプレー賞を受賞も当然!藤田の見事なムチさばき
出身地である北海道での今夏の開催が終わり、名手が静かにムチを置く。結果的にラストライドは6日の札幌7R(イキオイ10着)で、5日の札幌2R・ジョルジュサンクが騎手生活で最後の勝利となった。
91年にデビューし、39勝を挙げてJRA賞・最多勝利新人騎手を獲得。翌92年のエリザベス女王杯(タケノベルベット)でG1初勝利を飾り、96年には弱冠24歳でフサイチコンコルドを駆ってダービーを制覇を達成した。その後も勝利を積み重ね、JRA通算1918勝は歴代8位、現役では武豊、横山典、蛯名、柴田善に次ぐ5位。G1・17勝を含む重賞93勝も歴代5位の記録となる。
フェアなレースにこだわり続けたことでも知られる。04年には史上最年少で特別模範騎手賞(東西いずれかで勝利数、獲得賞金、勝率の各部門のなかで5位に入り、かつ制裁が0点の騎手)を受賞し、10年には史上初となる2度目の同賞に輝いた。「藤田が(フルゲートの)18人で競馬をすれば審議なんてなくなる」と豪語するように、97年から07年まで11年間、走行妨害による騎乗停止はゼロ。フェアプレー賞は史上最多の19回を数えた。
“男”の愛称で親しまれ、個性派騎手だったことからファンも多く、テレビ番組への出演のほか、多くの著書も執筆。騎乗馬のジャッジ以外にも「言いたいことを言う」という姿勢を貫きJRAへの提言など歯に衣を着せぬ発言、発信力でも注目を集めた。
スポーツナビ 競馬情報
-
- GIII
- 9月5日(土)札幌11R
- 札幌2歳ステークス(GIII)【結果】
-
- GIII
- 9月6日(日)新潟11R
- 農林水産省賞典 新潟記念(GIII)【結果】
-
- GIII
- 9月6日(日)小倉11R
- 小倉2歳ステークス(GIII)【結果】
G―Legend
- [G―Legend]参議院議員/スポーツ報知評論家 堀内恒夫さん(上)有料
-
[G―Legend]参議院議員/スポーツ報知評論家 堀内恒夫さん(下)有料
- [G―Legend]ゴルフインストラクター 簑田浩二さん(上)有料
-
1
「今すぐアメリカに連れて帰りたい」山田哲人、血のにじむ努力と鍛錬で日米を驚かせる選手へ ベースボールチャンネル 9月6日(日)11時0分
-
2
インテル長友の元同僚DFジョナタン、Jクラブに移籍か。昨季は年俸1億6千万円 フットボールチャンネル 9月6日(日)17時4分
-
3
ネイマール、コスタリカ戦ベンチスタートに激怒 Soccer Magazine ZONE web 9月6日(日)20時42分
-
4
【高校野球】U18日本代表、小笠原先発に見た世界一への「教訓」 webスポルティーバ 9月6日(日)14時0分
-
5
香川の決定的シュートミスがイングランドで話題に 英紙「爆笑もののミス」 Soccer Magazine ZONE web 9月5日(土)11時14分
読み込み中…