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拉致問題巡り北朝鮮問題専門の公使を北京に9月5日 4時25分
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外務省は、北朝鮮から、拉致被害者らの調査結果の報告がいまだに行われていないことを受けて、北京の日本大使館に、新たに北朝鮮問題を専門に担当する公使を赴任させ、今後働きかけを強めることにしています。
拉致問題を巡って北朝鮮は去年7月、特別調査委員会を設置し、拉致被害者らの本格的な調査を始め、1年が過ぎましたが、日本政府に調査結果の報告はいまだに行われず、先月の日朝外相会談後も具体的な反応はありません。
これを受けて外務省は、北朝鮮との外交ルートを担う北京の日本大使館に、新たに北朝鮮問題を専門に担当する公使を赴任させました。
今後は、これまでの書記官レベルに代わり、より権限の高い公使が中心になって政府の意向を伝達することにしていて、拉致被害者らの調査に現時点では期限を設けずに、働きかけを強めることにしています。
ただ、自民党や拉致被害者らの家族からは、制裁の強化など、圧力を強めるよう求める声も出ていて、政府は今後、難しい判断を迫られる局面も予想されます。
これを受けて外務省は、北朝鮮との外交ルートを担う北京の日本大使館に、新たに北朝鮮問題を専門に担当する公使を赴任させました。
今後は、これまでの書記官レベルに代わり、より権限の高い公使が中心になって政府の意向を伝達することにしていて、拉致被害者らの調査に現時点では期限を設けずに、働きかけを強めることにしています。
ただ、自民党や拉致被害者らの家族からは、制裁の強化など、圧力を強めるよう求める声も出ていて、政府は今後、難しい判断を迫られる局面も予想されます。