LIVE2015あしたのニュース&すぽると! 2015.09.02


こんばんは。
あしたのニュースです中国経済の減速懸念を背景に、株安の流れが再び加速。
ニューヨーク市場が大きく値下がりしています。
1日の東京市場は急落し、日経平均株価、終値は700円以上、値を下げましたが、ニューヨーク市場でも取り引き開始直後から売られました。
ダウ工業株30種平均は、大幅続落し、前日からの下げ幅は一時、400ドルを超えました。
日本時間の午前0時30分現在、およそ1万6210ドルと、320ドルほどの下落幅で、取り引きが続いています。
2020年東京オリンピックの組織委員会は、デザイナーの佐野研二郎氏からの申し出を受け、エンブレムの白紙撤回を決めました。
こうした中、佐野氏は、模倣や盗作は断じてしていないとするコメントを発表しました。
午後10時半ごろ、渦中の佐野研二郎氏が、事務所のホームページにコメントを掲載した。
タイトルは、エンブレムにつきまして。
このような国を挙げての大切なイベントのシンボルとなるエンブレムのデザイン選考への参加は、デザイナーにとっては大舞台であって、疑いをかけられているような模倣や盗作は、原案に関しても、最終案に関してもあってはならないし、絶対に許されないことと、今でも思っております。
模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げます。
そのことばとは裏腹に、異例の白紙撤回となった、2020年東京オリンピックのエンブレム。
今夜、東京都庁では、職員たちがエンブレムが描かれたポスターを、一枚一枚丁寧に撤去していた。
大会の象徴となるはずだったエンブレム。
きょう貼ったんです。
華々しいお披露目から、僅か1か月余りで、その役目を追われた。
組織委員会は会見を行い、撤回はデザイナー、佐野研二郎氏から申し出があったことを明らかにした。
今や、一般国民から受け入れられないということで、むしろオリンピックのイメージに、悪影響を及んでしまうということを考えると、原作者としての立場で取り下げたいと。
武藤事務総長はきょう午前、エンブレム審査委員長の永井一正氏と佐野氏、組織委員会の3者で会談。
佐野氏制作によるエンブレムの使用イメージ図が、海外のブログに掲載されていた写真の無断盗用ではないかとの疑惑について、話を聞いた。
そこで佐野氏は、画像の盗用を認めたという。
公になるときには、権利者の了解なりなんなりが必要だというのは、これが当然のルールでありますけれども、それを怠ったと。
新国立競技場に続く異例の白紙撤回に、舛添東京都知事は。
エンブレム取り下げの提案ありまして、調整会議でそれを了承いたしました。
非常に残念な結果。
スポーツ界、われわれとしても最大限理解を得られるように努力するしかないと思いますけど。
ほかの部分で、盗用とか、いろんな佐野事務所として、そういうことが出たということの中で、組織委員会が判断したこともあるというふうに思います。
それを受け止めたいと思います。
国民から祝福されるオリンピックでなければならないと、こう思っております。
電撃撤回の余波は、海外にも。
IOC・国際オリンピック委員会のコーツ副会長は。
また、疑惑の発端となった、ベルギー人デザイナーは、今回の一報を受け。
その一方で、使用はやめたが、盗作を認めていないとして、提訴は取り下げないとしている。
影響はこんなところにも。
こちら、新宿区役所です。
こちらには、まだ新しいポスターおよそ50部と、きょう届いたばかりののぼりが使われることなく保管されたままとなっています。
これらはこの先、どうなるのでしょうか。
東京都は、ポスターやのぼりなど、すでにおよそ4600万円分の発注を終えていて、その一部はすでに支払い済みとなっている。
新宿区役所にも、のぼりやポスターが届いていたが、広げられることはなく、職員も対応に苦慮していた。
まだ指示が来ておりませんので、一時保管をしようと思ってます。
海外からの玄関口、成田空港には、夜になっても巨大ポスターが設置されたまま。
撤回の発表を知っての記念撮影なのだろうか、ポスターをカメラに収める男性の姿も。
一方、組織委員会の会見にも姿を見せなかった佐野氏。
事務所のスタッフは。
佐野本人の会見は、今のところ予定しておりません。
佐野と広報担当は本日、こちらに戻りません。
佐野本人のコメントを、ホームページにアップしますので、そちらをご確認ください。
そして、組織委員会の会見から4時間半近くがたった午後10時半ごろ、佐野氏は、事務所のホームページにコメントを発表。
取り下げに至った心境を、次のようにつづっている。
エンブレムのデザイン以外の私の仕事において、不手際があり、謝罪いたしました。
この件については、一切の責任は自分にあります。
改めてご迷惑をかけてしまったアーティストや皆様に深くおわびいたします。
その後は残念ながら、一部のメディアであしきイメージが増幅され、私自身や作品への疑義に対して繰り返される批判やバッシングから、家族やスタッフを守るためにも、もうこれ以上、今の状況を続けることは難しいと判断し、今回の取り下げに関して、私自身も決断いたしました
佐野氏の事務所前には、相澤記者がいます。
相澤さん、現在、どういった状況でしょうか?
こちら、佐野氏の事務所前です。
事務所は今も明かりがついています。
ただ、佐野氏ほか人の出入りはありません。
今回、ホームページ上に掲載された佐野氏のコメントには、模倣や盗作は、断じてしていないことを誓って申し上げると、エンブレムについて、模倣はしていない点を改めて強調しました。
しかし、これまでのキャリアの集大成と、自身が語ったエンブレムにおいて、展開例の画像を転用するなど、その仕事ぶりは、結果的にずさんなものでした。
新たなエンブレムの選考に注目が集まる中、組織委員会の武藤事務総長が目指す、開かれた選考を実現するためにも、また今回と同じ失敗を繰り返さないためにも佐野氏が改めて会見を開き、自分自身のことばで、撤回に至った経緯を説明する責任が求められています。
以上、中継でした。
さて、東京オリンピックのエンブレムが発表されたというのは、7月の24日です。
くしくも同じ日には、白紙撤回された新国立競技場を巡り、第三者委員会の設置が決まったという日でもありました。
この大会の象徴が2度にわたって白紙撤回となった東京オリンピック。
なぜ過ちは繰り返されたのか、検証しました。
公式エンブレムが華々しいデビューを飾ってから、40日またもや挫折してしまった国家プロジェクト。
遅すぎた撤回を防ぐタイミングはなかったのか。
危機管理の専門家は、3つのタイミングがあったと指摘する。
1つ目のタイミングは、意外にも、エンブレムを公表する前だという。
現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す、そう決断いたしました。
新国立競技場の計画が白紙撤回された7月17日。
エンブレム発表の1週間も前だが。
絶対2度目は許されないと思ったら、何が大きなリスクがあるかということを洗い出して、エンブレムのことなんかもきちんと精査をすると。
案を提出した人にですね、ヒアリングをして、問題はないですかと、心当たりはありませんかと、で、その上でありませんという誓約書を、確約書をもらうということをすると、まずそこでいろんなことが分かった可能性がありますね。
そして2つ目のタイミングは。
8月13日、サントリーが佐野氏の申し出を受け、佐野氏がデザインしたトートバッグの一部を、賞品から取り下げると発表した日だ。
自分が今、どれだけ大変な状態に置かれているのかということを理解できたら真剣にですね、いろんなことを振り返ってですね、例えばイメージ例で、ああ、そういえば、あそこでこんなことを流用してしまったなということに思い当たったはずなんですね。
みそがついた以上は、やめるべき。
なんでこんなずるずる引っ張るんだろうなと。
そして3つ目のタイミングは。
こちらが審査委員会で、1位に選んでいただいた、佐野研二郎さんの作品でございます。
8月28日。
オリンピック組織委員会が会見を開き、佐野氏の原案を公表した日。
もっと真実をどれだけ究明していくかという姿勢を、組織委員会は見せるべきでした。
ところが、全くそうではなくて、むしろかばう。
なんか自分たちに責任が及ぶのを恐れてですね、躍起になって火消しをしていると、こういうふうに感じさせてしまいましたね。
それから僅か5日。
一転して白紙撤回を発表したオリンピック組織委員会。
法的にはセーフだろうけど、国民感情ではアウト。
撤回されてよかったよ。
そして今回も新国立競技場の責任問題と同様、どこかひと事のような発言がかいま見えた。
組織委員会のほうで、さまざまな状況を判断したんだろうと。
佐野さんに、きちんと説明を、まずしてもらいたいというのが、裏切られたなっていう感じがするんです。
誤解のないように申し上げますけれども、これを選んだのは、審査委員会なんですね。
誰の責任か分からない中で進める仕事っていうのは、みんな無責任になるんです。
国立競技場とエンブレムの問題が起きても、まだそういう展開になってないんですね。
次です。
タイ・バンコクの爆弾テロ事件で、実行犯と見られる外国人の男が逮捕されました。
男が所持していたパスポートには、出身地が新疆ウイグル自治区と書かれていたということです。
黒い帽子に黒いサングラスをかけている男。
腕をつかまれ、連行されるのは、バンコクで先月17日に発生した、爆弾テロ事件の実行犯と見られる男だ。
男は隣国カンボジア国内で、身柄を拘束されたという。
タイ警察は、この男について。
20人が死亡、日本人男性1人を含む120人以上が負傷した爆弾テロ。
事件直前、観光客に紛れ、リュックをベンチに置き、去っていく男。
この黄色いシャツを着た男と逮捕された男は、同一人物なのか。
これは、男が拘束されたときに持っていた荷物だ。
その中には本やズボンに加え、携帯電話などがあった。
捜査関係者によると、男は中国のパスポートを持っており、出生地や発行された場所は、新疆と記載されているという。
ことし7月、タイ政府は、新疆ウイグル自治区から逃れてきたウイグル族109人を、中国に強制送還している。
仮にパスポートの記載が事実なら、犯行動機は、強制送還の報復という可能性も。
タイ警察は1日、新たに3人の男の逮捕状を取った。
桟橋近くで起きた爆発の、青いシャツを着た実行犯については、すでにカンボジアに入ったことが分かり、
ではニュースフラッシュです。
自民党の野田聖子前総務会長は、みずからのパーティーであいさつし、義を見てせざるは勇無きなりと、論語を引用して、自民党総裁選への出馬に意欲を示しました。
一方で、亀の歩みのような活動をしているとも述べて、立候補に必要な20人の推薦人確保が難航していることも示唆しました。
おととし奈良県橿原市で、いじめを受けた中学1年の女子生徒が自殺した問題で、女子生徒の家族が橿原市などに損害賠償を求める裁判を起こしました。
おととし3月、奈良県橿原市の中学1年の女子生徒は、自宅近くのマンションから飛び降り、自殺しました。
外部の調査委員会はことし4月、いじめが女子生徒が自殺した原因の1つと認め、いじめを認識しつつ、家庭の問題だと決め付けた学校の対応は誤りだったと指摘しています。
女子生徒の両親らは学校側が適切な対応をしなかったなどとして橿原市やいじめた生徒らとその親に対しおよそ9700万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。
橿原市の森下豊市長は「訴状が届いておらずコメントを差し控える」としています。
大阪府門真市は、30代の男性が生活保護費1600万円を不正に受給したとして男性を刑事告訴する方針を固めました。
関係者によると30代の男性は2010年から去年にかけて働いて収入があったことを申告せず門真市から生活保護費およそ1600万円を騙し取った疑いがもたれています。
関西テレビの取材に対し男性は受け取ったおよそ1600万円を子どもの塾の費用や生活費に使ったと話しました。
門真市は男性を詐欺の疑いで大阪府警に告訴する方針です。
2015/09/02(水) 00:35〜01:40
関西テレビ1
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バレー延長の為65分繰下げてお送りします。
また撤回…五輪は大丈夫?▽爆発“実行犯”逮捕▽株急落

▽すぽると!ワールドカップバレー日本×セルビア詳報

詳細情報
番組内容
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景気・働き方・ライフスタイル…とかく「あした」が気になる、そんな世の中だからこそ「あしたのニュース」は常に「あした」のことを考えます。「このニュースであしたからの暮らしはどうなるのか?」にとことんこだわりながら、現場第一主義でその答えを探していきます。
【すぽると!】
今夜のすぽると!は…連日大熱戦を繰り広げているワールドカップバレー日本対セルビアの試合を詳しくお伝えします!
番組内容2
仙台ラウンド最終戦の今夜は、リオ五輪出場権獲得となる2位以内に入るには非常に重要な一戦です!今日を入れて残すは4試合!ガンバレニッポン!そして世界の猛者を相手に素晴らしい結果を残したのが柔道日本代表です!リオ五輪へ弾みをつける15個のメダルを獲得した日本が帰国!井上康生監督を直撃します!
出演者
【あしたのニュース】
キャスター:
大島由香里(フジテレビアナウンサー) 
木村拓也(フジテレビアナウンサー)〈月〜水〉 
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キャスター:
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内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー) 

コメンテーター:
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ゲスト:
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【すぽると!】
編集長:
小須田和彦
おしらせ
「ワールドカップバレーボール2015女子 日本×セルビア」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり。

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ニュース/報道 – 定時・総合

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