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シコロサンゴの大規模産卵 撮影に成功 高知9月5日 20時23分
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高知県土佐清水市の竜串湾で独特な形をしたシコロサンゴが5日朝、一斉に産卵を行い、このもようをNHKの潜水取材班が撮影に成功しました。
高知県の西部、土佐清水市の竜串湾は、シコロサンゴが長さ50メートル、幅30メートルの広範囲に広がり日本でも珍しい海と言われています。水深およそ3メートルの海中では、板が格子状に組み合わさったような形をしているシコロサンゴが見られます。
5日午前3時半、シコロサンゴから煙のような精子や卵を一斉に出て、海中はみるみるうちに白く染まっていきました。シコロサンゴは、あまり研究が進んでおらず、産卵のタイミングを計るのは非常に難しいとされています。
NHKの潜水取材班は、サンゴの研究者と共同で先月から延べ7日間をかけて大規模な産卵の撮影に臨み、5日朝、ようやく成功しました。サンゴの産卵は夜明けまで2時間以上続き、海の中は神秘的な世界が広がっていました。
黒潮生物研究所の目崎拓真研究員は「これほど規模の大きい産卵はこれまで見たことがない。この映像は非常に貴重なものだ」と話していました。
5日午前3時半、シコロサンゴから煙のような精子や卵を一斉に出て、海中はみるみるうちに白く染まっていきました。シコロサンゴは、あまり研究が進んでおらず、産卵のタイミングを計るのは非常に難しいとされています。
NHKの潜水取材班は、サンゴの研究者と共同で先月から延べ7日間をかけて大規模な産卵の撮影に臨み、5日朝、ようやく成功しました。サンゴの産卵は夜明けまで2時間以上続き、海の中は神秘的な世界が広がっていました。
黒潮生物研究所の目崎拓真研究員は「これほど規模の大きい産卵はこれまで見たことがない。この映像は非常に貴重なものだ」と話していました。