徹子の部屋 市村正親 2015.09.02


車両13台で到着した98人の隊員たちは、早速、作業に取り掛かり、お城の石垣での雑草刈りや命綱を頼りにした天守閣の大屋根での瓦掃除に、汗を流していました。
作業は2日間行われ、明日の午後には、綺麗になった和歌山城がお目見えします。
『徹子の部屋のテーマ』
(黒柳)すごい。
このテーマに合わせて踊ってくださってるこちらの俳優さん。
現役の俳優さん。
66歳。
はい。
7歳と3歳の息子さんのお父さん。
本当に…。
足上げてみてって言ったら上がる?うわー!すごい!すごい!うわー!じゃあこちらへどうぞいらしてください。
いやー軽く上がりますね。
何をやらせるんですか!本当にもう…。
でも本当にあなた軽く上がりますね。
そうですね。
体だけはやっぱり柔らかくしてますね。
私…声がいいのは知ってたけど足があんなに上がると思わなかったね。
えーとねえー…まあバレエとか踊りをですね随分前からやってましたんで。
でも最近はちょっとレッスンよりはヨガ結構行ってるんですよね。
そう。
溶岩ヨガという…溶岩の中でやるんですけど。
溶岩の中で?そう。
だからね温かいもんだからどんどんどんどんこの体の筋が伸びて。
いまだにだからこう…しっかりこう…。
すごくない?皆さん。
田原俊彦さんだけにねああいう思いをさせちゃいけないよ。
あのねストレッチするとやっぱり気持ちがいいんですよね。
へえー。
体にね…ええ。
随分今上がりましたよね。
まあただちょっとハアハアしてるな。
フフフ…。
昔はハアハアしてなかった?昔はハアハアしてなかったですね。
ちょっと飲んでいいですか?すいませんいただきます。
でもそれにしてもあそこでシャーッて上がったのはかっこよかったなと思った…。
そうですか?ねえ。
今でもミュージカルに出ていらして…。
踊ったりよりは歌ったりのほうがね…。
歌が多いですね今はね。
どうしたってね。
でもあんなにあなたがね踊れるって知らなかったから。
そうですか?あのねこれタタタタ…。
これはね『コーラスライン』のミュージカルの踊りなんですけどもやっぱり…ずっとやっぱり若い時分にしごかれて体に入ってるもんだから抜けないんですよね。
ああそう。
今ね子供が…うちの長男がね「教えて教えて」ってね…。
タタッタタッタッタッ…。
結構ね一生懸命頑張ってるんですよ。
可愛い。
今日これね出るっていうのを聞いてきっとしょっぱなにこれやっておくとあっパパやってる!って喜ぶと思ってねちょっと息子孝行のためにちょっとやってみて…。
よかったです。
昨日もちょっとあのね2人でねテレ朝の催し物の会場に行って「徹子さんの部屋」のコーナーあるじゃないですか。
そうなの。
この間息子が一人で撮ってその写真を僕に送ってきてそれを徹子さんにね送ったでしょ?うん。
送っていただいた。
昨日もパパに「ねえパパ。
パパ今日あそこで写真撮んなよ」って…。
「いいよパパは明日出るんだから」って…。
そうか。
『徹子の部屋』の…。
そう。
ちょっと写真ありますのでご覧ください。
そこに私がおりまして…これですね。
それでこの長椅子のところにこの間坊ちゃん座ってるのを送ってきていただいたんですけども。
お客様はどなたでもお座りになればそこで写真が撮れるという…。
こういうものでございまして。
そうなんですよ。
だからね「僕は明日出るからいいよ」って言ってね…。
あなたが言ったのね。
「パパも行かない?」って「パパは本当のところでね」って…。
他のお客さんもいるからちょっと恥ずかしいからねちょっと遠慮しとくっていうんで。
奥様の篠原涼子さんが先週いらしてくださって…。
なんか非常に興奮してました。
本当?「出てよかった。
色んなお話ができて」ってねとても幸せそうだった。
なんて純粋なねあなたの奥様。
そうですか?やっぱり純粋な者同士が結び合うんですね。
そうですよ。
絶対そうですよ。
そうだと思いますよ。
本当に純真でね。
ありがとうございます。
もうなんて素晴らしいと思ってね…。
本当に僕にはもったいないぐらいですよ。
本当ね本当ね。
「本当ね」って…。
「本当ね」って何だけど。
でもよかった。
私よかったねと思ってさ。
あなたの奥さんになってくださって。
すごい。
でもよかったね。
それでしかも子供2人元気でさ。
その子供の話も聞いたんだけどもう本当に可愛いの。
上のほうの子はもう7歳になったんだっけ?そうですね。
その子は本当にねお母さんのことをよく思っててね「お仕事大変だね」って言ってね「いいんだよ何にもしなくて」って肩なんかたたいてくれてね。
「もし飲みたきゃ」…。
それが可愛いね。
「飲みたきゃ1杯飲んでもいいんだよ」とか言うんだって。
言いますねそう。
そうだってね。
でもう慰めてくれるんだって。
可愛いんだって。
お兄ちゃんはね。
小さい子はね「ママ!」…。
もう朝起きた瞬間から「何とかでね!何とかでね!」ってすぐねもう大きな声でねドラマの世界に入ってるんですよね。
ドラマの世界から起きてきた…。
自分が例えば…アニメだとかねそういうものの世界にすぐ入っちゃうんですよ。
なんだかそんなようなセリフを言いながら怒鳴って起きるんだってね。
はい。
怒るんです。
全然ね性質が違うんだけど可愛いって。
可愛い…。
でもお兄ちゃんのほうが優しくてどうしても次男坊のほうがやっぱり怒られる回数は多いですよね。
それはそうよね。
ええ。
でもまあ怒られる分だけやっぱり…怒る分だけ親子の間はどんどんどんどんなんか親密になってる感じがしてね。
そうそうそうそう。
どっちかって性格は次男のほうがあなた似だって?そうらしいですね。
みんながそう言いますけどもね。
でも奥様仰ってたけどうちには3人子供がいるようだって。
あなたご長男って仰ってましたよ。
まあそうなんでしょうね。
僕もだから急に…一人っ子でいましたからねなんか急に三人兄弟になったみたいでね。
うれしいでしょう?ちょっとそういうものも味わってます。
奥様のほうが24歳若いんだっけ?そうです。
ふた回りも若い奥様があなたのことを長男のようだってさ。
ねえ。
長男ですよ。
どうしましょう。
本当にどうしましょう。
どうしましょう。
しかもあんな奇麗なさ…びっくりするように奇麗な奥様がそんなことを仰って。
それで奇麗なだけじゃなくて本当に性格がいい優しい…。
性格がいいんですね。
性格がいい者同士がやっぱり出会うんですよね。
あなたさっきからね私が奥様のことを褒めるとあなた自分も一緒に褒めるのよ。
誰も褒めてくれないから自分のことはやっぱり自分で責任持とうかなと思って。
そうそう。
でもほらあなたはさすごいなんか…打ち合わせの段階で「僕焼き肉が好きなんだけど黒柳さんどこ行くのかな?」って私が行ってるところを担当の者がお教えしたらその日のうちに行ってそれで子供たちとみんなで食べたんだってね。
そう。
おいしかった。
「黒柳さんが頼むようなものをお願いします」って言ったら…。
私も電話しといたから…。
何にも頼まないで全部こう出てね。
おいしかった。
そうでしょ。
奥様も「おいしかった」って…。
もう考えただけでもまた食べたい…。
僕もね胃は半分になったんだけども…。
そうですってね。
胃は半分になったんだけどもやっぱり野菜ばっかしもよくないんで…。
今度やるお芝居が『NINAGAWA・マクベス』っていうのはやっぱりかなりこう…かなり立ち回りもあるしセリフももうガッ!って出さなくちゃなんなかったりするんで少しやっぱり肉を食ってねたんぱく質を取ってスタミナをつけなくちゃいけないなと思ってね。
だからあそこのお店はやっぱりね利用させてもらおうと思ってます。
でもあなた明日焼き肉に行こうと思ったらその晩夢見たんだって?焼き肉の。
そう!あのね今携帯で色々調べられるじゃないですか。
そのお店の名前出したらばね…写真が出たんですよ。
それ見てたら本当においしそうだったんですね。
そしたらその日のね夜に夢見たんです。
それを食べてる夢を。
すごくおいしかったんです。
そのお店行った時にお店の方に「昨日実は夢で食べたんだけどもそれが正夢になるようなお肉をお願いします」って言ったらやっぱり正夢になりました。
やっぱりね母親も肉が好きだったんですけどね。
あと森さんも肉が好きだったでしょ?森光子さん大好き。
でねやっぱりね森繁さんもね肉が好きだったんですよ。
山田五十鈴さんも。
みんな好きなんですよね。
こういう幸せな日が来るっていうことはちょっと考えてなかったでしょ?考えてなかったです。
まさか2人のね男の子の父親になるっていうこと自体がね…。
あんな奇麗な奥さんが来て…。
あんな奇麗な奥さんがね心の奇麗な…。
それも24歳も離れてね。
そう!人は…「犯罪だ」って言われそうなんだけど。
ハハハ…。
犯罪。
「犯罪だ」って。
そうかもしれない。
フフフ…。
長男がねあの…いわゆる僕の母親の孝行をしっかりしてくれたんでねまあ…母もとても喜んでね。
そうですってね。
ご長男にあなたのお母様お会いになったんでねよかったですね。
ついこの間も息子がえーと…「川越にねまた行こうよ」って言うんでね…。
だからそういうことをね言う子なんですよ上の子は。
可愛いね。
お母様がいらしたところでしょ?川越に。
そう。
なんかねテレビか何かから演歌が流れてきたんですよ。
それ見てね「おばあちゃんのところであれ踊ったよね」とかって…。
「チャンチャチャンチャンチャカって踊ったよね」って…それを思い出しながら「川越のお家行きたいなしばらくぶりに」とかっていうふうに…。
すごい大人っぽいよね。
7歳?7歳です。
でも…話が違うんだけど『出張!徹子の部屋』っていうのがございまして。
この間ありがとうございました。
それにあなた出ていただいてとても面白かった。
楽しかったですね。
あなたの仕事場の近くだったんで。
ちょっと見ていただいていいですか?「嘘!」「いらっしゃいませ」
(市村)「徹子さん…」「ありがとう!あなたここで働いていらっしゃるとは思わなかったわよ」「すごいでしょ?」
(市村)「はいどうぞ」「ありがとうございます。
恐れ入ります」「いいのよ。
ついてたわ」
(マツコ・デラックス)「ありがとうございます」「うわっ!」「これ何?」
(市村)「これは焼きそばですね」「焼きそば?」
(市村)「はい。
食べ方があるんですよ」
(マツコ)「はいはい」「食べ方がある?」「まずね箸を抜きます」「抜きます」「それは…それはわかりますね」「箸を割ります」「それも大体…」「でもいい割り箸ですねこれね」「“蘭”はいい箸使ってるわね」「いい箸いい箸」「毛羽立たないやつ」「食べやすい。
それで?」「これを右手に持ったらまずこの…」「あっこれを」「まずこれをね」「これを開けるんです」「これを開ける。
うん」「これはお椀というものですよね」「うーん…」
(市村)「そう。
これをね私はね…」
(マツコ)「カレー…」
(市村)「私はこれを…」「えっ?」
(市村)「見てごらんなさいほら。
こうやって…」「こんなもの生まれて…」「うん!」「えー?」「いかがですか?」「おいしいけど…」「これだったら…なんていうかな?」「じゃあ…」「やっぱりね焼きそばカレー」「なんかね…」「大体ほらこっちは…」「何?何?何?」「ああもう嫌だ。
こういうのもう嫌」「私今これやられちゃうと駄目」「ほら」
(市村)「ねえ上手でしょ?」「嫌だもう…」
(市村)「はい。
これ徹子さん」「あら可愛い」
(マツコ)「自分の子が描いてくれてたら…」「この子いくつだっけ?」
(市村)「6歳」「この頭見て私の」
(市村)「そうなの。
それでねマツコさんってここに何かつけてるよね」「頭たんこぶ」
(マツコ)「私やっぱりねほらでかいのよ」
(市村)「わかってる…」「わかってるわかってる」可愛いね。
でも字はちゃんとね…6歳でもちゃんと書けてね。
ねえ。
可愛い。
みんなを…。
一生懸命今はねもう…あれ何て読むの?これ何て読むの?っていうの結構ね…読むのは多いですね。
それにしてもあなたも変わってるね。
焼きそばをカレーの中に入れて食べる。
あのね僕ね焼きそばもカレーも好きなんだけどねやっぱり混ぜ合わせたらね本当にやっぱり…なんていうかな?あんなおいしいものはないんですよね。
だけどカレーの中に焼きそばをわざわざ入れるってさ…。
それが意外性なんですよ。
お芝居と同じようにやっぱりあれとこれを合わせてみたらっていうので…普通の人は考えないようなことを時々思った時にこれはおいしいぞっていうのでね。
おいしかったでしょ?おいしかった。
そりゃおいしかった。
すごくおいしかった。
あのね…なんていうかな?喫茶店のナポリタンとか焼きそばとかってやっぱりねその店の愛情が出るんでねとてもいいんですよね。
いわゆるイタリアンレストランで食べるのとは別でね。
また違うんですよね。
そういうこともございましたがあなたはいつもお元気で。
楽しかったですねあれね。
そう。
あちこち歩いてね。
本当に楽しかったですよ。
そうそう。
本当楽しかった。
今日あなた随分いい洋服着てるねなんか。
んっ?いい洋服?うん。
いいじゃない。
どうして?そう?いいじゃない。
すごくさ。
スーツとさなんていうの?Yシャツとさそれからネクタイと全部同じ…。
すごい素敵じゃない?今日はなんかそういう気分に…今日はなんかネクタイしたい気分だったんですよ。
踊ったりもするしね。
そうそう…。
意外性ね。
ネクタイをしていてパッと踊れるという意外性もいいのかなみたいなね。
もう一回足上げていただいていい?すごい。
皆さん見て見て見てこれ。
66歳。
すごい。
フフフ…。
またねこれやるとね「またあなた上げてる」って言われるんですよ。
そうなの?うん。
でもまあこうやってね…。
上げられるのがさやっぱりね。
僕と同年代の方たちとかね同じ病気なされた方たちがねああいうふうに元気になるんだっていうね…。
あなた胃がんでもつまんで取ったんじゃなくておなか切って取ったって…?半分。
そうですってね。
それでそんな元気なの?うん。
肉食うしね。
すごい。
ラッキー。
今度立ち回りもやるしね。
そうですってね。
ちょっと続きはコマーシャルのあとでということで。
コマーシャルです。
はい。
この前出ていただいた時ねなんかあなたねまだ胃がんっていうことははっきりしなかったんだけど。
なんか病院にちょっといらしたら奥様が「もうちょっとちゃんとよく診てもらったら?」ということで胃がんみたいだけどまだはっきりしなかった時にねこちらで短冊を書いていただいたんです。
覚えていらっしゃるでしょ?覚えてます。
そこのところをちょっとVTRで見ていただいていいですか?「今日は七夕でございますのでお互いで書いたものをここに下げました」「ねえ」「“いつまでも健康でいられますように!”っていうのがあなたのここにあります」「息子のためにね」「そりゃね」「それからワインの…子供の顔があります」「これは外国のものなんかよくあります…」「可愛いね。
作ってもらったの?」「ちょうどねゴッホをやってたんですよ」「芝居ねゴッホ」「『炎の人』をやってる時に長男の顔を描きたくなってね描いたらばこれをラベルにしてフランスで友達がワインの会社みたいのをやってるのでそこで作ってくれたんですよ」「彼が二十歳ぐらいになって飲める頃にはね相当いいワインになってるんじゃないかなと」「なるほど。
この子たちが二十歳になったら飲める時一緒に飲もうとあなたは考えてる」「飲めればね。
頑張る。
頑張ってね」「頑張る…頑張る。
お父さん頑張るって言ってます」っていうのはどうしてこれを出したかっていうとねまだこの時は胃がんだってはっきりしてなかったんですけどあなたが「みんながいつまでも健康でいられますように」とお書きになったのがねとても印象が深くて。
あとでああそういうふうにあなた書いたなと思って。
だから心配してたんだけど。
それでケロッとしてお元気になって帰っていらしたので。
本当にね早期だったもんでね。
もう神様には本当に命を与えられた感じがするんで。
子供もちっちゃいし。
まだまだ芝居の上でもやらなくちゃならないこともいっぱいあるだろうし。
そういう意味でやっぱり…。
さてそんなことをしてるうちにご長男がいつか…なんで?家出したことあるんだって?はい。
ええええ。
どうしたの?それ。
家出…。
ちょっとねなんか気分がいらついてちょっと出ていっちゃったんですよね。
いつもそういうことしない子なのにね。
そうそうそう。
それで僕が捜しに行ったらなかなか見つかんなくって。
自転車で色々行きそうなところをずっと行ったんだけどなんていうかな?見つかんなくてね。
家のそばまで来たらば「パパ!」って言うのでね…ベランダから声かかってね。
どこのベランダから?家の。
自分ちの?そう。
あっ家帰ってるんだと思ってね行って…ちょっとお説教をしてね。
きつく言ったらねわかってくれてね。
要するに僕たちだってそんなにいつまでもね元気にいるわけないんだからいつかはそういう時が来るわけだからねやっぱりお前の体のことだけは心配なんだ。
こういうことをしちゃ絶対駄目だっていう話をしたらねもう…。
さすがに僕もね涙ながらに訴えたんですよ。
そしたらねよくわかったらしくてね。
そういうことがありました。
「わかったよ」ってね。
でもその子にしてみると留守電に…。
留守電入ってました。
そうだって。
「パパ…パパどこにいるの?」。
「もう今お家にいるから早く帰ってきて」っていうね…。
留守番電話入れるんだったらね出ていくなって言いたいんだけどね。
あなたの留守電に入る時あなたはそれどころじゃなかったから聞かなかったんでしょ?そうなの。
でも可愛い。
「留守電入れたんだけど」って言ってたんだって?可哀想にね。
それ消さないでいますよ。
たまに聞いて…。
大事にしとかないとね。
そうそう。
でもその「パパ!」ってベランダから声が聞こえた時驚いたでしょ?あのね…うれしかったですやっぱりね。
ああ家にいた…っていうので。
そりゃそうよね。
それで留守電聞いた時は本当にね切なかったですね。
そうね。
やっぱり俺の子だなと思って…。
それでほら子供なんかいない時はそういう心配って全くないわけじゃない。
あってもせいぜい女の人のことか何かでぐらいでさ。
子供っていうのはまた全然別物ですものね本当。
そしたらね近所のねコンビニにねちょっと欲しいものがあったからね買って帰ってきたんだって。
その子?そんなたわいもないことなのに親はもうね慌てふためいちゃってね。
そうそうそうそう。
でもねなんでまたその子は何も言わないでコンビニなんか行ったんだろうね。
なんかちょっとね…なんかいらついたんでしょうね。
いらついたのねやっぱり。
次男との関係上にね。
だから一人で行っちゃうって思ったんだろうねきっとね。
でも本当に…この間奥様も仰ってたけどあなたあんまり仕事ばかりやってるから趣味を持ってほしいと思って何か趣味持ってって言うんだけどこうなっちゃうから駄目なんですって?まあ僕はやっぱりいい芝居…稽古して本番やってるのが一番…自分には何よりも一番いいですね。
「でも何か趣味持ってほしいんです」と仰ってました。
趣味ね。
趣味がなくてもうシュミませんって言うぐらいですよね。
くだらない。
くだらないね。
くだらない。
シュミません。
シュミません。
でもあなたその割に工作上手で子供の…この前…。
工作は好きだからね。
長男がマネして今作りますよね。
色んなもの?すごいのよそれがね。
あなた本当にお上手だと思う。
ちょっとご覧ください。
あのね坊ちゃんのために作った色んなものね…。
これ。
大事にね息子が取っといてくれるんでうれしいですよね。
うれしいわよね。
これは小さいテーブル。
そう。
これは象の椅子ですね。
可愛い椅子。
あなた上手ね。
そうでもないですよ。
これキリンでね。
これ妻と一緒に作ったんです。
あら可愛い。
みんなで座れるようにってね。
長椅子なの?そう。
相当面白いわね。
フフフッ。
へえー。
今あの長椅子はね長男と次男が座ってますよ。
可愛いね。
そう。
あれは僕と長男で座ろうと思って作った長椅子だったんだけどもその時まだ次男がまだできてなかったもんだからね今は2人がね座ってるみたいなね…。
可愛いでしょ?うれしいでしょ自分が作ったのに2人が座ってるなんてね。
なんかね子供たち…うちのとにかく長男は僕が作ったものをね本当大切に取っとくんですよ。
獅子舞にしてもね…。
すごい奇麗ですもんね。
これにしてもね。
これどうしたの?これは。
これはかぶってるんです中に。
「獅子舞作って」って言うんでね。
あなたが?中にこう長男の目があるんですよね。
長男が入ってるの?中に。
見てるんですよ。
本当だ本当だ。
長男が中に入ってるんだ。
獅子舞に成り切ってるんですあの目が。
本当だ。
目はちょっと寄り気味。
でもああいうのいっぱい…全部取ってあるっていうと家の中すごいわね。
結構ね子供部屋はああいうのが並んでますね。
本当?でもうれしいですよ。
昔もね蛍も作ってあげたんですよ。
蛍。
時々蛍持ってこうやってやってますよ。
でもそういうの取っといてくれるのがね…。
本当ね。
捨てちゃわないでねまたそれ出してさ「パパ蛍」なんてやってくれるとうれしいでしょ。
それ今度次男が取って…次男がマネするとかね。
蛍とか言って…可愛い。
本当可愛いだろうね。
あなたは随分蜷川さんのものにいっぱいお出になっていらっしゃるんだけど…。
今度もお出になるんだけど。
随分なんかややこしいものもいっぱいおやりになりましたよね。
でもややこしいと言っても最初に蜷川さんとお会いしてやったのが『リチャード三世』で次が「お前で『ハムレット』やりたいから」って『ハムレット』をやらせてもらった時に篠原涼子と出会って…。
次が『ペリクリーズ』という内野君の主演でやったやつで…。
田中裕子さんも出てたんですけども。
そして今度が12年…13年ぶりに蜷川さんと『NINAGAWA・マクベス』という…。
しかもあれでしょ?時代が…。
安土桃山時代の。
わあーすごい。
要するにこれで蜷川さんの名前が世界に認められたという…。
『NINAGAWA・マクベス』ってねあっちのほうでね…スコットランドのほうに行ってなさったでしょ。
エディンバラとかロンドンとかニューヨークとかでねそれを今回やらせてもらえるんで…。
この『マクベス』の中でもね自分にとって老年にふさわしい栄誉敬愛服従とかって…「老年」っていう言葉を使うんですよね。
そしたら…昔の40から50っていうのは今でいうとやっぱりね60から70ぐらいなんですよね。
すごいおじいさん。
だからねこの歳になってこの役と出会ったんだな。
また蜷川さんにも言ったんですよ。
「こういう病気をしたもんだからねセリフのなんか裏が少しわかるようになった」っていうふうに言ったらね楽しみにしてるみたいなことを言われてね。
あっ本当。
今回だから毎回毎回そのセリフを言ってることがねなんか命を与えられてることの証しとしてセリフが言えたらいいなと思ってます。
頑張って。
はい!どのぐらい稽古するの?蜷川さんってそういうのやる時。
大体4〜5時間ですかね。
1日はね。
でも通しては?通し?1カ月半とかさ。
ああ1カ月です1カ月です。
約1カ月弱ですね。
毎日。
でもその間にはもう個人でずっとセリフを覚えてる作業はやっといて…。
台本はもう随分前にできてますんで。
マクベスはやったんだっけ?僕初めてです。
うんわかります。
へえーあっそう…。
ぜひ来てください。
ぜひ。
絶対伺いますね。
この間も行ったじゃないあなたのさ…「ゴッホ」。
どうもありがとうございます。
どうぞ。
2015/09/02(水) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 市村正親[解][字]

〜66歳!胃がんを乗り越え…2児のパパと妻話〜市村正親さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
軽やかに踊りながら登場!7歳と3歳の息子のパパで、現在66歳の人気俳優・市村正親さんがゲスト。「自分がまさか父親になるとは…」としみじみと語る場面も。
◇番組内容
昨年、初期の胃がんが発見され胃の半分を摘出したが、手術から約3カ月後には舞台に立つほどの回復ぶりだった市村さん。そんな彼は今年『出張!徹子の部屋』にゲスト出演してくれた。今日はその時の爆笑VTRを紹介。市村さんの大好物に黒柳さんは!?
先週、妻・篠原涼子さんが番組に初出演を果たしたが、すっかり彼女に魅了された黒柳さんが篠原さんを褒めるたび、一緒に自分も褒められようとする市村さんにスタジオは大爆笑!
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
◇解説放送
小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
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