ひるブラ「全部見せます!牛久大仏の大掃除〜茨城・牛久市〜」 2015.09.02


生字幕放送でお伝えします
こちらは茨城県牛久市のシンボル・牛久大仏です。
きょうは、その牛久大仏の秘密をご紹介します。
とにかく大きいんです。
高さは120mありましてあのゴジラよりも大きいといわれておりますが重さ4000トン。
23年前に建立されたんですが人気スポットなんですよ。
こちら浅草を本山とする浄土真宗・東本願寺が建立しました。
茨城は、その浄土真宗の開祖である親鸞聖人ゆかりの地でもあります。
私も学生のころよく茨城県まで遊びに来てこの牛久大仏見させていただきましたよ。
スタジオの石塚さんはどうでしょうか。
こんにちは。
体重が4000トンということは僕も、まだまだですね。
まだまだですね。
今は私たち大仏様の頭の部分にいるんですよ。
これ、中です。
105m地点です。
特別に入っていますよ。
中はしっかりとした鉄骨になっております。
壁一帯を見ていただきますと頭の中って、ちょっと分かるんじゃないでしょうか。
石塚さん、外から想像すると分かるんですがぽこっと出てます。
このヘアスタイルですね。
ぽこぽこ出ている部分が内側からだとへっこんでるっていうところが。
螺髪
(らほつ)といいますけど。
その中からきょうは、石塚さんふだんは入れない部屋をご紹介しましょう。
105m地点。
大仏の目の中、奥になります。
この一面、金ぱくなんです。
かなり、ありがたい雰囲気が漂っていますよね。
ふだんはありがたい場所なんですけどきょうは年に一度の特別な日大掃除ということで入れていただいたんですが!きょうは、ちょっと風が強くて…。
お掃除はできないということで。
ただ、この大掃除の風景も楽しみにしている方がいらっしゃるので後日行われる見どころを紹介したいと思います。
では、その掃除のプロをご紹介いたしましょう。
田口さん、箕輪さん。
本日、いでたちは準備万端でいらっしゃったんですが。
やるつもり満々でいらっしゃいましたもんね。
残念でしたね。
あまりにも風が強すぎてちょっと中止という形に決定しました。
でも、お彼岸前までにちゃんとやるんですよね。
天気のいい日にまた作業したいと思います。
では、石塚さん見どころをご紹介しましょう。
最初の難関は外に出ることでございます。
一苦労なんですがこの大仏様の目というのがとっても狭いんですよ。
ここが大仏様の目の部分なんですけど、ここから出て、お掃除をするんですね。
どうですか?この大きさ、狭いでしょう!
その時点で僕はつまっちゃいそうですけどね。
石塚さんはちょっと掃除のプロにはなれないと思います。
たぶん、通れないですね。
引っ掛かっちゃいますね。
こんな狭いところから出てお掃除をスタートするわけなんですね。
では、石塚さん田口さんと箕輪さんがどんなところから掃除をしなきゃいけないか今回はこちらの棒付きのカメラで臨場感たっぷりに2人が見ている下の風景ご覧いただきましょう。
風が強いのでちょっとカメラも動くかもしれません。
石塚さん、今これが大仏様の目の見ている風景ですね。
遠くが見えます。
インドのほうを向いているということです。
そして、箕輪さん田口さんがどんな下を眺めながら見ているか。
カメラが徐々に下を向く。
これ僕もよく太ってて、つま先が見えなかったりするんですけどおなかが少し出ているんですかね。
こういう下が不安定なところでお二人ともやってらっしゃるということなんですね。
この目からロープを垂らしてきょう持って来ていただいたのですがブランコと呼ばれるこちらの板に座って今の場所からお掃除を行うわけなんですよ。
これが作業中の姿勢ですよね。
ブラシなんかをするということなんですが熟練の感覚が必要になってきますよね。
これ目から下は分かりますけど上はどうするんですか?
目から上はどうやって?
また、別に移動をして頭の上からロープを垂らしてぶら下がって作業をしてます。
いろんな場所から出て作業をするということなんですがまずは、どうやってこの窓から出るのかきょうは箕輪さんに見せていただきたいと思います。
今から、作業と同じ工程で外に出てくださいます。
箕輪さん細いですね。
穴に通りやすいように。
格好だけですねきょうは風が強いので。
危ないんで。
このように下りているという。
足から下りて…。
いつもはそうなんですけど…。
下りる場所が見えないで足から下りるというのは田口さん、怖くないですか?
やっぱり多少、恐怖心はありますね。
いくら慣れたからといっても怖いですよね。
箕輪さん、いかがですか?
自分、高いとこ、好きなんで問題はないです。
ちょっとワクワクしながら下りる感じですかね。
作業中。
対照的な2人が作業をしているわけなんですが最も掃除が必要なのが大仏様の目元ということなんですね。
やっぱり目は鳥が止まりやすくて汚れがたまると。
そして、夏は夕立が多くなりますので汚れが涙のように残ってしまうんですね。
そこで、その汚れを落とすのがこの高圧洗浄機なんですね。
この牛久大仏ならではの苦労がありまして大仏はブロンズ製ということなので薬品を使うと変色のおそれがあるので水しか使えないんですよ。
そして、この105mのこの位置には水道がありません。
なので、水も地上から運んでくるんですよね。
この105mまで水何kgくらい?
だいたい30リッターくらいは運びますかね。
力仕事といっても過言じゃないぐらいのらせん階段をずっと上って105mまで来て水圧洗浄をするというわけなんですね。
そして、高圧洗浄やった後に続いてはブラシで洗浄するんですがこちらのブラシはかなり繊細さが必要で汚れの部分がちょっと、むらなくきれいにしなきゃいけないので。
ちょっと触ってもらうと…。
思いのほかやわらかいんですね。
全然、痛くない。
これぐらい繊細な大仏様ということで丁寧に丁寧にやるわけですね。
気を遣うところとかはありますか?
あまり力を入れすぎてこすっちゃうと、そこだけ黒光りしちゃうんでそうすると周りとのバランスがとれなくなっちゃうんであまり力を入れずに周りとのバランスもよく保てるように力加減が難しいですね。
まんべんなくむらなくやるのもプロならではの技ということですね。
今、この田口さんと箕輪さんがいらっしゃってるのでこのようなものを使ってきれいにできるんですがお二人が来る前は職員の方がこのような特製のブラシで磨いていたんですよ。
なので先端にたわしが付いて手作り感…V字に曲がっていてこちらで職員の方が頑張って目の汚れを必死に落としてたらしいんですがこちら、私が実演しますと…。
ここから脚立に上ってこのブラシを外に出しますよね。
そして、この状態でこうやって掃除するわけなんですがもう掃除してる下が全然、どこを掃除してるか自分では見えないので別の方が地上から指示してもっと左もっと右と指示をしながらやっていたというとても効率の悪い掃除のしかたをしていたんですがお二人がいらっしゃってからはお掃除がプロに任せることによってしやすくなったということですごくお掃除難しいと思いますがやりがいはありますでしょうか?
茨城県のシンボルでもある牛久大仏を2人できれいに掃除をしてそして、たくさんのお客さんが来ていただければ一番のやりがいですね。
いつもきれいにしていますからかなりの御利益があるんじゃないですか?お二人。
きょう、箕輪さんはなんとご出産が控えているということですから。
かなりの御利益を…。
きょう、パパです。
かなり御利益があるということでこれからもお二人大仏様の掃除をよろしくお願いします。
石塚さん。
私、藤崎ある大仏様の一部分の前におります。
これ模型なんですけど。
どこの部分だと思いますか?ちょっと、ぽこっと段になっていますね。
自分の足の部分でも正面から見ないと思います。
魚の目。
違います。
実は右足の親指ということです。
横から見たら分かりました。
爪の部分ですね。
この部分だけで1m60cm以上ありますね。
それだけ巨大だということなんですね、大仏様は。
この2階は資料室になっていて大仏様の中なんですね。
この巨大大仏がどのように120mまで生まれたのか。
日本の建設技術が見られます。
10年ほど前になりますがまず最初は鉄骨だけです。
そして、さらに鉄骨を組み上げて外側の部分も一緒に積み上げていくいわば、超高層ビルと同じ手法で10年かけて建てられたそうなんですね。
難しいのは外の部分ブロンズの部分ですね。
どういうふうに造ったかといいますとこれ、外から見ても分かります。
石塚さん、よく、この大仏様の衣辺り、指の辺り見ていただきますと小さな…小さくないんですけどパネルのようなものが組み合わさっているのが分かりますか?縦横、縦横。
一枚、5m四方あります。
パズルのようにこれを無数に外に並べることで大仏様の姿が完成したわけなんですね。
緻密に計算されていますね。
特に今、難しいのが頭の部分です。
すごく複雑です。
今、大島さんたちがいるのはこの辺りだと思いますがね。
この頭の部分の外側は本当に難しい。
やっぱり大仏様のあの優しいお顔の曲線がとっても難しいところでこれもね、こんなふうに組み合わせて造られたそうなんですね。
10年かかってます。
日本の技術は、すごいですよね。
もう完成すれば近くで見ても本当に美しい。
牛久大仏は美しさにひかれて今もものすごく親しまれているんですよ。
牛久のシンボル・大仏様。
1年で最もにぎわうのが8月15日万燈会が行われる日です。
たくさんの灯籠に明かりをともし先祖や故人をしのびます。
全国、そして海外からも観光客が集まる万燈会。
ことしも2万人が訪れました。
人気の理由は大仏様とは思えない目を見張る演出の数々。
僧侶たちがお経をあげると…。
なんと大仏様が色とりどりにライトアップ。
そして、クライマックスはお釈迦様の誕生をイメージしたゴージャスな花火。
仏教を身近に感じてほしいという演出なんですね。
大人気の大仏様は人々の深い信仰も集めてきました。
黄金の世界が広がるこちらの部屋。
実は大仏様の中、胎内です。
お寺でいえば本堂のような場所に3400もの仏像が納められています。
毎日、朝と晩胎内に、お経が響きます。
牛久大仏は観光としても、信仰の地としても多くの人たちの心を支えているんですね。
石塚さん!いかがですか?ここ不思議な雰囲気ですよね。
僕も芸能生活30年超えるんですけどあんなに照明を浴びたことないですよ。
すごいライトアップですね。
そして私も牛久大仏の胎内にいるんですが光が、ずっと変化したり音楽なども雰囲気を漂わせていたり仏教における浄土の世界を現代的に表現している場所なんですよ。
この大仏の中にこういう空間があるというのが不思議じゃないですか。
また、全然、別世界ですね。
そしてここの上に行きますと今、女性に人気の場所があるんですよ。
そして、石塚さんのように忙しい人にもとてもおすすめな癒やしが待っていますので行きたいと思います。
今、若い人や外国の方にもかなり人気なものにもなっていますし胎内巡り自体もとても人気なスポットなんですよ。
この先にあるのが今、かなり女性に人気のものなんですが壁際に机があるのが分かりますでしょうか。
こちらは写経をする場所なんですね。
ずらーっとあるんですがこの牛久大仏は写経を気軽にできることでとても人気を博しているんですが体験用の紙がありまして下書きで薄く書いてあるんですけどこちら文が短いので写経体験は1時間以上かかるものが一般的なんですがここでは僅か15分で体験できてしまうという感じなんですね。
なので、この写経で私も、ちょっと今、気持ちを落ち着かせたいと思います。
失礼します。
ちゃんと下からライトが当たっているから書きやすいですね。
かなり書きやすい…。
最近、女性の間で朱印帳とかってよくお寺を回って…。
やられる方、多いですよね。
すごい緊張しますね。
こうやって丁寧に一文字一文字写すことが非常に精神にもいいですよね、これね。
ちょっと私ここまで書きまして緊張の糸がとれたということでこのように、ずっと書いていくんですけどもこの意味は世の中には感謝することがたくさんあるということに気付きましょうと。
簡単に訳すとそのような文になっています。
落ち着きました。
石塚さん、そのありがたい大仏様の真下から眺めております。
かなりの迫力ですよね。
石塚さんここね、この大仏様を見に海外の方が、たくさん来られるようになって広がった風習があるんですよ。
それが、この足元に無数に貼られている金ぱく。
金です。
実は外国の方が貼り始めたんだそうですよ。
実は、仏教が浸透しているミャンマーですとかタイでは幸せを願ったりとか感謝の気持ちを込めて仏像に金ぱくを貼る風習がありましてその海外の方たちが日本の大仏様にも貼り始めたら皆さんが、こうやって貼るようになったんですね。
あと10年もしたら全身金色になりますね。
なりそうな勢いですね。
金ぱくだけじゃなくておもしろいんです。
広がっていくこととしては一円玉もあります。
それから五円玉を貼る方もいればそれから、海外の方がいらっしゃってるなって分かるのはコインも向こうの…。
どこの国か分からないですが貼られたりということで。
今、牛久の大仏様も世界中の方から親しまれる存在になっているんですね。
この金ぱくは、それぞれが持参するんですか?
いえ。
大島さんが持ってこられました。
牛久大仏にも置いてあります。
お金を納めると授かります。
私たちも貼りたいということでお金を納めてまいりました。
願い事をして…。
感謝の気持ちを込めて…。
これ、どうやって貼ったんだろうという高さもあるんですよね。
かなり上のほうにも貼ってありますからね。
本当はあの辺に貼りたいんですがなかなか難しいですから。
やっぱり正面がいいですね。
真下がね。
大仏様の真下の、ここに…。
感謝の気持ちを込めながら貼って。
きれいにつきました。
きょうは、なんかいいことがありそうな気がしますね。
ありがたい気持ちになってまいりました。
石塚さん、とにかくお彼岸前に清掃は必ずやる予定ですのでぜひ、お二人のダイナミックな清掃も見に来てください。
出産のほうも気になりますね。
(沙耶)あの…バイトさしてもらえませんか。
2015/09/02(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「全部見せます!牛久大仏の大掃除〜茨城・牛久市〜」[字]

高さ120メートル、茨城のシンボル・牛久大仏の年に一度の大掃除を生中継!宙づりで行うまさに命がけの大掃除。観光客に人気の幸運スポットもご紹介。お宝映像満載です!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】石塚英彦,【司会】藤崎弘士 〜茨城県・牛久市から中継〜
出演者
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】石塚英彦,【司会】藤崎弘士

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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