阪神にとって、今トップに来ているので、有利だと思うんですけれどもね。
下柳さんはそうごらんになりますか。
潰し合いをしてくれるので。
今日も潰し合いをしてくれていますし、どうにか逃げれる要素の一つにはなると思いますけど。
じゃあ1チーム、はい消えた、よりも、ある程度、ごちゃごちゃ行くほうが一般ですかね。
行ったほうが逃げれる可能性はあるんじゃないかなと思うんですけどね。
阪神で優勝を経験している選手は気づけば本当に数少なくなりました。
そうですね。
今、野手でいうと、ここは大きくはじいてしまって、新井が2塁が行きました。
ノーアウト、ランナー2塁。
同点のランナーが得点圏に行きました。
これはかなり手前でバウンドしました、岩田のボール。
ここです。
さすがに梅野もファームで、じっくりキャッチングに取り組んできたという話だったんですが、前に落とすことはできませんでした。
ノーアウト2塁です。
梅野が外にはじいたのは初めて見ましたけどね。
基本的には…。
とめるのはうまい選手ですね。
同点のチャンス、広島。
アウトカウントのみ一つふえました。
怖いエルドレッド、ショートゴロで1アウト、ランナー2塁に変わります。
下柳さん、2005年の優勝を知っているメンバーが、今、野手の中では…。
鳥谷だけですよね。
ファームに関本もいますが。
ピッチャーが福原、安藤ぐらいですかね。
桧山さん、かなり10年たちましたんで。
そうなるでしょうね、それはね。
先ほどはいいプレーがあった梵です。
でも、早く優勝という味を経験してもらいたいですよね。
去年、優勝はできなかったんですが、日本シリーズは経験しました。
ただ、ソフトバンクの前に、日本一の夢は断たれました。
1アウト2塁です。
じっくりボールを見きわめている梵、2ボールです。
広島も打線をしっかり固定してという戦いではないんですが、この梵が、今日は5番を務めます。
3ボールです。
下柳さん、この3ボールをどう見たらいいんですか。
右打ちをさせたくないんですけど、アウトコース、シュートでひっかけさせたいという気持ちがあるんですが、いいところには行ってるんですけど、微妙にボールになってますから、3ボールになってますね。
今のは多分、待てができたんでしょうけど、次の球が大事ですね。
とにかくカープは超積極的な打線ですから、と話していた岩田。
浮きました。
またランナーがたまっていきます。
1アウト2塁1塁。
そして、6番の鈴木誠也を迎えます。
梅野が岩田のところに行きます。
内野陣も集めて、中西ピッチングコーチも出てきました。
中盤に入った岩田ですが、球数56。
くさいところもあれば、下柳さん、最後の1球は、はっきり分かるボールでした。
梵君のときは低めに丁寧に投げていった上で手についてないようなフォアボールじゃないので、そこまで心配は要らないんじゃないかなと思いますけども。
先ほど今から打席に入る鈴木誠也は、いい当たりのショートライナーでしたよね。
そうですね。
低めのボールですけど、うまく拾われたんですけど。
高卒3年目。
東京の二松学舎大付属出身の長打力のある若い選手です。
同点、逆転のランナーが出ましたカープ。
これがさっき言った、1点を守りに行って、大量点につながるかもしれないという、丁寧に行き過ぎてフォアボールでランナーを出して、結局勝負に来たなと、ぽんと打たれる、一番いやなパターンなんですね。
そうならないことを祈りますけど。
最高なのはゲッツーです。
内側に構えました。
今日はポイント、ポイントで左、右、それぞれのインコースも突いています。
なかなかカープ打線、ゲッツーを取ろうと思っても難しいんですよね。
それぞれの選手が足の速いランナーが多いので。
1塁までの全力疾走は徹底されてるしね。
潰しに来るのも徹底してやっているので。
振らせました。
これで追い込んだ岩田です。
いいボールを投じました。
今のは、その前のファウルの取り方がよかったので、インコースに少し意識を持っていくとポイントが前に行くので、今のフォークボールを振りますよね。
もちろんゲッツーでなくても、三振でも、岩田にとってはいい形で、アウトを積み上げることができます。
やや高いゾーンに行きましたがファウルです。
今のは危なかった。
ヒヤッとしましたかね。
2球3球と甘い球が続かないので、こういうローテーションで守っていけているので、次はそうそう甘いところは行かないと思うので、大丈夫じゃないですかね。
桧山さん、打者心理としたら今のは…。
しとめておきたかったなというね。
気持ちは残りますかね。
はい。
アウトは一つだけです。
ダブルプレーはなりませんでした。
うまく打たせた岩田だったんですが、アウトは一つだけ。
2アウト3塁1塁に変わります。
鈴木誠也はピッチャーゴロでした。
そして、先ほどヒットを放っている田中です。
当たりが鈍かったのでゲッツーにはなりませんでした。
よくあそこはセカンド投げましたね。
岩田のプレーですね。
ナイスプレーです。
これで2アウト3塁1塁、3塁ランナーが同点のランナー。
1塁ランナーが逆転のランナーです。
7番に座る田中です。
2割7分。
広島のショートのレギュラーをつかみました。
2年目の選手です。
インコースから行きます。
本当に今日はインコース、多く使ってますね。
これもインコース。
ただ、いずれもボールです。
いずれも、ちょっとバッターに食い込むような、ツーシームを投げています。
いいボールなんですけど、いいボール過ぎて、バッターが手を出さなかったですね。
もったいないですね。
今のは前の2球がきいているので、手を出さなかったですけど。
ここまではバッテリーがいい形で持ってきているわけですね。
配球というやつがうまくいっているんじゃないですか。
立って座って、座って立っての広島おなじみのスクワット応援が繰り広げられています。
内側を使って2ボール2ストライクです。
今のもいいボールですね。
バッターはすごく悩んでいると思いますよ。
このシュート系、ツーシーム系でくるのか、スライダーも頭に入れないとだめですし。
外の真っすぐ、アウトコースにいけば、手が出ないと思いますけど。
送球はそれた!広島が足で奪った同点!1対1同点です。
1塁ランナーのリードが大きかった。
それを見てキャッチャー、梅野が牽制球を送った。
そして、その送球がそれで、ゴメスが慌てて、本塁に返していったら、ワンバウンド送球になりました。
記録は盗塁。
今のはサインプレーでしょうね。
向こうの広島のプレーなんですか。
わざと牽制させて…。
ここで広島が繰り出しました。
ごらんいただきましょう。
これがサインプレーなんですか。
新井君、あのタイミングでは間に合いませんから。
あのときにはゴーしてたんですか。
追いつかれた阪神、4回裏の攻撃は4番のゴメスからです。
前田健太がゴメスを1ボール2ストライクと追い込んでいます。
2割8分、ホームラン14本の62打点ですが。
ここのところ、ちょっと調子を落としているゴメスです。
桧山さんはこの4番ゴメス、ここのところの働きはどうごらんになっていますか。
なかなか長打という部分では、出にくいような状況になってますけれども、ここまでくれば、そういう事よりもとにかくチャンスでどれだけ打ってくれるかですね。
ヒットでもいいので、ランナーをかえすということが仕事なんでね。
内を突きます。
バッティングの形という意味ではそれほどいいということではないですね。
ジャイアンツ戦でインサイドにシュートぎみのボールを投げられ出してから、あんまりいい状態にはなってないですね。
ゲームは中盤に入りました。
甲子園。
最初の打席はセカンドゴロに倒れたマートン。
日本にやってきて999本のヒットを放っています。
ヒット1000本まであと1本です。
ショートゴロで2アウトです。
1000本のヒットはお預けとなりました。
家族も応援に来ています、甲子園球場です。
放送席の解説は、ABCの下柳剛さん、桧山進次郎さんのお話。
実況は、ABC小縣でお送りしています、阪神と広島。
きょう、あすの2連戦となりました。
昨日は雨で試合途中でノーゲームとなったこの対戦カードです。
阪神が6勝、広島が9勝。
一つの引き分けで迎えた今日の試合です。
ゲームは中盤、5回に入ります。
岩田と前田健太の投げ合い。
1対1、投手戦です、甲子園球場。
広島は5回、5回、8番、石原からの打順です。
鳥谷のグラブの先を抜けていきました。
先頭バッター出塁。
そして、バッターはピッチャーの前田健太です。
広島がホームスチールで同点に追いついてのこの5回の攻撃です。
下柳さん、あのサインプレーというお話だったんですが。
多分そうじゃないかなと思うんですけど、ちょっとずれたからホームに行くんじゃ間に合わないと思うので。
間に合わないよね?間に合わないですね。
1塁手に投げた瞬間には行かないとだめですよね。
1塁ランナーの梵が牽制を誘い、牽制球を送ったときには3塁ランナーの新井がスタートを切っていた。
そうですね。
1塁ランナーのファインプレーですね。
ただ、ギャンブル的な要素はありますか。
ギャンブルですよね。
強いですよね。
前田健太がしっかり送りバントを決めてきました。
これで打順トップにめぐっていきます。
丸です。
ただ下柳さん、広島らしい言えば、機動力の範疇ですから、らしいですよね。
考え方を返すと、なかなか打てないぞと。
岩田が。
いろんなことをやってみようかという判断だったかもしれないですね。
今度は追い越すチャンスになりました、カープ。
1番の丸です。
いやな追いつかれ方をしているので、ここは絶対切り抜けてほしいですね。
何せ相手は前田健太です。
長く対阪神で阪神キラーとして君臨している前田健太です。
マエケンも追いついてもらって、裏の回は、すばらしいピッチングをしましたので。
追加点は難しくなってくるかなという感じなんで。
前田健太の不安定な立ち上がりを突いた阪神の鮮やかな先制攻撃だったんですが、ここは外野も、さすがに前に来ることはできません。
うまく振らせます。
内に外に、ワイドに使う岩田、梅野のバッテリーです。
これも絶妙。
下柳さん、ですから、試合の流れの中で、ここは一つ、岩田にとっての山場ですよね。
そうですね。
今日、左バッターに対してインコース、結構行ってるんで、それを裏でも見ているでしょうから。
少し開きぎみに丸君が入ってきているので。
となると、外がちょっと遠くはなりますよね。
それをよくバッテリーは見えてますね。
全部そこで行ってますから。
風は上空、ほとんどありません、甲子園球場。
ちょっと蒸し暑さも出てきました。
インコース!スイングを取られました。
まずは怖い丸を空振り三振。
2アウトです。
よっしゃ!というような声を上げました。
マウンド上の岩田。
最後がインコースでした。
外、外で、もう来ないかなと思っているところに行って、あっと思って、振りに行ったら、バットがとまらなかったという感じですよね。
バッターは、もう打てるボールはなかったですよ。
このバッターに対してはね。
岩田、そして梅野のバッテリーの勝ちでした。
バッターは2番の菊池です。
ここも内側。
前の打席を見てると、外側のボール球にかなり手を出してくれているので、ストライクをそろえていく必要はない、ボール球で誘ってみていいんじゃないのかなと思うんですけれども。
この外のボールです。
何せ前田健太は、立ち上がりが気持ち不安なところがありまして、そこを阪神が突いて、福留の犠牲フライで先制しました。
しかし、さすがエース前田、完全に立ち直ってきています。
桧山さん、いつぞや広島のファンが、本当にレフトスタンドの大きな面積を占めるようにになったんですね。
そうですよね。
あの2年前のクライマックスシリーズあたりですかね。
その辺りからですね。
「カープ女子」という言葉も定着するようになり。
これだけの面積を占めることはなかったと思うんですが。
そうですよね。
クライマックスのときは、初めて見たね、あんなに黄色以外の色を球場で。
びっくりしましたね、2年前のね。
おもしろい野球をしているんでしょうね、地元でね。
魅力ありと。
ここまではいい感じです。
外のボール球を多分振ってくれると思うので、さっきも振った、やや高めのところに投げてほしいですね。
今、絵にあった水色矢印、ツーシームでいいんですか。
はい。
もう一つ、内側のスライダーでした。
が、浮きました。
岩田投手、首を1回振りましたよね。
で、選んだのが内側の変化球、スライダー。
フルカウントになります。
落ちました!2塁ランナー、石原、勝ち越しのホームイン。
菊池の勝ち越しタイムリーツーベースヒット!浜風吹いていない甲子園なんですが、ボールが伸びて、レフトの頭上を越えていきました。
2対1。
広島、勝ち越し成功です!下柳さん、今、低めの難しいボールでしたよね。
低目の真ん中寄りですけども、うまく拾いましたね。
桧山さん、これだけ伸びるんですか。
そうですね。
菊池選手、ヘッドをきかすというバッティングをするので、思ったよりは、打球が伸びるんですよね。
伸びましたね。
岩田も…。
この表情が物語っています。
すごくリストの強いバッターなので、すごくリストの強いバッターなので、今、3球連続同じ球種なんですよ。
そこのところで、ついてこれたところもあるかもしれませんね。
ここは1つしのぎどころだったんですが、広島が2対1勝ち越し成功。
そして、先ほどは同点のホームスチール。
さらにはファーストでハッスルプレーを見せている3番の新井です。
相手が前田健太ですから、ここでしっかり食いとめておきたいタイガースの守りです。
鳥谷が追いついた。
起き上がって、投げられない…。
内野安打になりました。
菊池、ホームインという場面でした。
鳥谷がようく追いつきました。
連打です。
2アウト3塁1塁でエルドレッドを迎えます。
今のはよくとめましたよ。
鳥谷ですね。
抜けていれば1点ですよね。
ここで中西ピッチングコーチが出てきました。
何せ桧山さん、相手が前田健太ですから…。
そうですよね。
余りそういうふうに思い過ぎると、先ほどから下柳さんがおっしゃっているように、1点が2点、3点取られるパターンになるので。
ここのところの阪神の傾向としてありますよね。
できるだけ少ない失点でね。
そうなんですね。
でも、しょうがないですよね、そういうふうに思ってしまいますよね。
守ってる野手もそういう気持ちになりますからね。
間違いなくファンはそう思って見ているでしょうね。
でも、嫌だよね、エルドレッドって。
逃げも隠れも、ですよね。
隠れたいわあ。
さあ今日は三振とショートゴロのエルドレッドです。
半速球、強いんでね。
今、エルドレッドが深呼吸してたのが映りましたよね。
向こうも緊張してるんですよ。
ピッチャーマウンドから見れるところが、緊張してるやんって思えるので。
その境地に至るまでがなかなかのものなんですよね。
いやいや、あいつも緊張してるやんって思うけど、あっ、俺も緊張してるなと思ってたけど。
それぐらい、ゆっくり見てやってほしいですね。
徹底的に内側。
エルドレッドの打球がセンターの頭上を襲って、バックスクリーンに吸い込まれていった!岩田が表情をゆがめました。
梅野は茫然!エルドレッドのスリーランホームラン。
レフトスタンドの赤いファンが沸いている!5対1!一気にビッグイニングになっていきました。
そのホームランだけは、長打だけはというシーンだったんですが。
何度も肩を上下させました岩田です。
下柳さん、どんなボールだったんですか。
スライダーなんですけど、内側のスライダーなんですけど、本当にうまく打ちましたよ、今のは。
桧山さん、徹底してインコースを突いていましたよね。
うまくね、エルドレッド選手らしくないと言うと失礼ですけど、うまく肘を畳んで打っているんですよね。
あのインハイのゾーンは下柳さん、苦手なゾーンなんですよね。
あのバッティングをされたら、70本打てますよ、シーズン中ずっと。
あれが詰まってポップフライになるか、ファウルになるぐらいの外国人、計算して投げるので。
去年のホームラン王はあるんですが。
打席に梵、3ボールノーストライク。
こうなってエルドレッドの調子が上がってきて、打線が活発になって、カープとの試合をたくさん残しているというのは、阪神にとっては痛いですね。
ホームスチールで同点に追いつかれ、そして梵の打球がレフトの頭上を襲い、エルドレッドの打球が、バックスクリーンに吸い込まれていく。
しかもスリーランホームランでした。
阪神ファンは静まり返っている甲子園球場です。
さすがにその後の梵にフォアボールを与えてしまった岩田。
ここを恥ずかしいと思ってほしいんですよ。
ここですか。
ホームラン打たれた後に、勝負できなくてフォアボールを出すというのは。
エルドレッドのホームランを見ましょう。
インコース、インコース、インコース、内側。
真っすぐですね。
ちょっとジャイロしてない?曲がりきらなかった…。
ジャイロしているというのは。
逆方向に曲がることがたまにあるので。
うまくひっかかってなかったですね。
ただ、あのゾーンはエルドレッドが何度も何度も空振りを繰り返す。
いつもは打てないゾーンなんですけれども。
データ上、これまでの対戦上は。
ただ、ここのところ、率は低いんですが、ここ一番でのホームランや打点が目立つエルドレッドではあります。
そして、鈴木誠也です。
カープからすれば、ヒットはそんなに要らないから、これでいいんですよね。
決めに行くような。
勝負どころでね。
あとは全部三振でもいいという感じ。
あとはホームランか三振か、勝負どころで打ってくれと。
1本。
今日、十分仕事をしてますよね。
阪神が残り試合数、今日を入れて25試合なんですが、一番対戦を残しているのがこの広島。
そして立ちはだかるであろう前田健太。
エルドレッドにスリーランホームランが出ました。
追いかける阪神の攻撃。
前田健太に相性のいい伊藤隼太からです。
伊藤隼太、梅野、そしてピッチャーの岩田に打順が回っていく、この5回裏、阪神タイガースの攻撃です。
解説は、ABCの下柳剛さん、桧山進次郎さんのお二方です。
4点差、まだ5回。
甲子園球場、阪神の残りイニング、5イニングスあります。
阪神、福留、伊藤隼太対前田健太なんですが、ごらんのように、伊藤隼太が去年、7の5。
今年、3の2で今日の試合を迎えています。
桧山さん、前田健太を1回はうまく攻略しましたが、文字どおりここから追いついていかなければなりません。
どちらかといえば、今日の前田投手、真っすぐに関してはそれほどコントロールがいいとは思えないので、甘いボールもありますし。
シュート回転しているボールがあると。
そうですね。
どんどん行ってもらいたいですよね。
今の変化球も、若干真ん中に集まってますし。
下柳さん、もう5回ですが、岩田に打順が回ってきますけれども。
厳しいですね。
ランナーがたまっていれば、もしかしたら代えるかもしれないですけれども。
前田健太相手ですから、悠長なことも言ってられませんね。
これ以上、開かれるとというのもありますからね。
1イニングでも早く、1点でも返したいところですからね。
今の様子だと、代わるのかなという…。
気配は出てますよね。
何かヘルメットも用意してないし。
ちょっとゆったりとはしています。
普通は手袋はめたり…。
という事ですよね。
今、江越、新井良太あたりが、前のめりになっています。
桧山さんが言いましたけれども、インコース狙いが全部シュートして真ん中近辺に来ているので、全く手が出ないということではないと思うんです。
まだその傾向は続いていると。
4回のときはびたびたに来ていたんですが、またここでちょっと緩んできてるんで。
同点に追いついた後ですよね。
伊藤隼太が粘っています。
タイムを伊藤隼太がかけました。
ここのところ、フォークボールをブルペンで遊びで投げていたら感じがよかったので、実際、試合でも加えるようになってきましたという話をしていました前田健太。
どちらかというと、今、前田が悔しそうな表情を浮かべましたが、見ています。
ブルペンで少し調子がよかったからってこれもその前見きわめたのと同じようなボール、そしてコースでした。
期待の伊藤隼太、三振。
1アウトです。
打席に8番の梅野。
梅野も6日前の広島の戦いで前田健太からヒットを放っています。
ここ最近、バッティングで存在感を出している梅野選手ですけれども、ティーバッティングの練習のときに上からたたく意識を持つよう癖づけたそうなんです。
本番では、なかなか完璧に意識はできないけれども、距離というよりヒットゾーンに打てるようになりましたと話していました。
ABCのヒロド歩美アナウンサーから情報が入りました。
飛距離、長打力も魅力の梅野なんですが、広角にヒットが飛ぶようにもなってきています。
2年目です。
そして、ネクストバッターズサークルでは新井良太がスタンバイしています。
岩田は5回、5失点。
マウンドをおりることになりそうです。
桧山さん、リポートにもありましたが、梅野もキャンプのときから、長打力も残しながら広角にという話はしていましたけれどもね。
そうですね。
本当にいろんな勉強というか、覚えないといけないことがいっぱいあるとは思うんですけど、毎日がいろんな収穫ごとというのは多いと思うのでね。
これも外の変化球。
空振り三振2アウト。
今年は、ファームに落ちて、上がって、落ちて、上がって、落ちてという動きもあった梅野。
2アウト、ランナーありません。
そしてランナーがいない場面で、江越が代打で起用されます。
岩田、5回でマウンドをおります。
6日前の広島での前田健太の投げ合いのリベンジという意味合いもあったんですが。
代打、江越です。
先ほどの厚みでいうと、上本が帰ってきて、また大和、江越、伊藤隼太あたりが桧山さん、センターを争うようになってきましたね。
そうですね。
江越の一番強いポイントというと。
この思い切りのいいスイングですよね。
それぞれが、大和選手は守備と足に関しては言う事ないですしね。
ルーキーシーズンながら、ホームラン5本を放っている江越。
このスイングです。
やっぱり投手サイドから見ても、下柳さん、バッターに振られることが一番嫌だという話も…。
嫌ですね。
大きいのがあるというのは警戒はしますね。
ただ、前田が絶妙のコントロールで、空振りを奪います。
4点差です。
まだゲームは中盤です。
空振り三振。
甲子園球場は今から後半に入ります。
放送席の解説は、ABCの下柳剛さん、桧山進次郎さんのお二方でお送りしています。
下柳さん、前半を終えての印象をいただけますか。
途中までいい緊張感のある投手戦だったんですけど、やっぱり同点のされ方がショックが大きかったかなというのはありますね。
ホームスチールですよね。
桧山さんはどうでしょう。
本当にちょっとの差なんですけれども、1つのプレーでゲームの流れが本当に行ったり来たりするんですけど、今回は、あの一つのね、事がカープのほうに行ったのかなというね。
やっぱり桧山さんも、あのホームスチールを上げられると。
そうですね。
なかなか見られないプレーなんでね。
しかも、この9月の終盤のここ一番で繰り出してきたカープの勝負てですよね。
改めてセリーグの順位表をごらんいただいていますが、阪神、今日を含めて残り25試合。
ヤクルトと1ゲーム差、3位巨人も2位ヤクルトとゲーム差なしですので、1ゲーム差、4位の広島までもが、4.5ゲーム差で、残り28試合、残していますので、十分に優勝も視野に入れての戦いです。
6回、阪神は2番手、歳内がマウンドに上がりました。
今日が20試合目の登板です。
0勝1敗、防御率は3.92。
抹消されていましたので、8月の19日以来のマウンドです。
歳内、4年目。
今年はごらんのように、広島戦で、点は取られていません。
下柳さん、負けている展開の中継ぎですよね。
ここからピッチャーはマエケンですから、1点も許されないので。
本当にここは何とか終盤までつないでいって、コツコツ返していくしかないので。
この2番手というのは大事ですね。
桧山さん、前回のマツダのシリーズを見ても、前田健太も恐らく、完投というムードではないんですよね。
そうですね。
何しろありますので、ある程度、前田で投げているうちにそして、また代わったピッチャーから、点を取れればというプランも成り立ちます。
そうですよね。
打線としてはあっさり、バッターがドンドン倒れていくということは、避けてもらいたいなと思いますね。
まだ、あと4イニングスありますからね。
下柳さん、桧山さんともに2003年、2005年の優勝メンバーなんですが、2005年の下柳さんは最多勝15勝、先発ローテーションで回って上げました。
藤川球児がいました。
久保田もいました。
さらにウィリアムスもいました。
という、表の勝利の方程式があれば、ビハインドの展開で、桟原、江草、橋本。
いましたね。
そこの3人が離れないように、負け試合でもつないでくれて拾ってくるというのがあるんですけど、今の阪神はそれがないんですよ。
今、阪神の防御率が一番悪いんですよね。
3.67で、DeNAに次いで悪い数字になりました。
やっぱりその悪くなっている要因としては負け試合で出てくる、2番手、3番手のピッチャーが多く点を取られて大差で負けるという試合が出てきているので。
負けるときは大差、勝つときは僅差。
そういうのを解消するために、必ずそういう試合がありますよね。
ありますね。
数試合。
あれはやられたと思ったけどなというようなね。
打席は石原です。
この後が前田健太。
石原が出て、そして前田が送って、最終的にチャンスをつくってというような場面もありました。
あのときに菊池の勝ち越しタイムリーが出ました。
バントしてきました。
1点1点の積み上げが大きな意味を持つ広島カープの攻撃です。
ただ、あれですね、広島も下柳さん、ここに来て勝負どころは、會澤から、石原がマスクをかぶることが多くなってきましたね。
経験豊富で、競ってきたときの配球とかとなってくると、會澤君より、石原君のほうに重きを置くんですね。
これ最近、ノーアウト、ランナー、7番バッターでランナーが出たときに、8番バッター、キャッチャーで送りバントをよくするじゃないですか。
ピッチャーにということですよね。
どうなのかなという…。
ですよね。
よく見ますよ。
前田投手はバッティングもいいですけども、石原選手も2割5分、そこそこバッティング、打ちますし。
これが石原選手のバッティングが余り期待とできないとなればあれですけど。
確率論でいうと…。
ゲッツーというのが怖いというね。
あとは1番バッターの丸選手に期待がかかってるという事でしょうね。
1番でありながら、チームホームラン、打点トップです。
前田も打つ気満々という今日の試合。
結構、体がよじれるほどに振っています。
他球場で言いますと、こちらはパリーグの情報なんですが、気になる金沢、巨人、ヤクルトはヤクルトが4対2でリードしているという情報です。
2位のヤクルト、巨人が今日は金沢で戦っています。
空振り三振、2アウトです。
昨日、雨で流れたのがこの甲子園の阪神、広島だけでなく、下柳さん、巨人とヤクルトも流れまして、それがまた後ろに入って…。
そこの最後の試合が大事とか、流れた試合が今度の決定的になりそうなという感じにもなってきてますよね。
この四つどもえの戦い、ある程度、終盤まではもつれ込んでいきますよね。
そうでしょうね。
5ゲームぐらいあいていないと、決まってこないんですよね。
残り試合は結構あります。
丸です。
外野は前に来ています。
前田健太相手に、阪神から見て1対5、ビハインドの展開。
広島はホームスチールで同点に追いついて、菊池、勝ち越しタイムリー、エルドレッド、バックスクリーンに放り込むスリーランが出ています。
岩田はもうマウンドにはいません。
今は結構、首を振る場面も目立ちました歳内です。
そんなに球種あったかなと思って。
カーブ、スライダー、フォークと。
4回以上振ったよね。
確かに。
ただ下柳さん、この歳内も4年目で、今年は特にスピードも出るシーズンになってますよね。
ストレートは大分力強くなってきたんですけど、勝負球が決まらないという形になってますね。
そこが今の課題ですかね。
はい。
そもそも、フォークボール、落ち幅の少ない。
フォークボールは評価が高いですよね。
どちらかというと、高校時代から自信を持って投げていたボールでした。
カーブでもカウントを取れて決め球にもなったりと、シュートも覚えて。
というような成長曲線を描いている歳内です。
振ってくれません、フォークボール。
そうですね。
今のはいいところから落ちてるんですけれども、あそこを見きわめられるということは、結局、真っすぐのスピード、切れがやはりバッターの中では、そんなに大した事ないなというイメージがあるので、フォークボールがとまるようになるんですよね。
警戒できるようになるので。
このコースはぎりぎり外れてフォアボールになります。
このイニング、フォアボール2つ。
真っすぐがやっぱり速いと、バッターからすれば、真っすぐもそうだけども、変化球もやっぱり見きわめがつきにくいなというね、真っすぐに置くので、その真っすぐが速くないというふうに感じると、今度は変化球マークでも真っすぐ対応できるよという形になるんでね。
フォアボール2つでの1塁2塁です。
でも、真っすぐは入団当初に比べて徐々に早くなってきていますよね。
それは間違いないですよね。
先ほど勝ち越しのタイムリーを放っている菊池です。
これ以上の失点は許されない展開が続きます。
守る阪神。
まずは、そのフォークボールから入ってきました。
ただ、まだ高卒4年目の歳内です。
先発も、さらには中継ぎもというようなシーズンを経てこの4年目を迎えています。
若いバッテリーになりました。
下柳さん、追い込みました。
ここからですよね。
はい。
先ほど初球に投げたフォークボール、同じコースから投げれると、必ず振ってくれると思いますけど。
今日の最初のフォアボールもツーナッシングからのフォアボールなので、それだけはやめてくれよということなんですけれどもね。
これは要らないです。
要らない?今の外しに回ってるんですけど、1ボールでも少なく投げたいはずなんですよ。
2人、フォアボールで出しているんで。
即勝負もいいと思うんですよ。
それがほかのもっとコントロールのいい、能力があるピッチャーならそこで1球、様子を見に行くことは必要ですけど。
今の歳内の置かれた状況で。
すぐ勝負に行かないと思うんですけどね。
バッターって、2ストライクで追い込まれた時点で一つボールを置いてくれると、結構余裕が出るんですね。
三球三振は嫌だなという部分があるので、その3球目がボール入れてくれると、あっ、じゃあ、ちょっと若干いいかなというね、ホッとする部分があるんですね。
ちょっとプレッシャーから解放されると。
2ボール2ストライクになると、ここで決めたい、バッテリー。
決まらない…。
3ボール2ストライク。
あの1球が余計なんですね。
だったら、まだバッターからすれば、どきどき感があるといえば、アウトローにボンと来られるほうが、しまった!とかね、そういう気持ちにもなるんで。
それぞれランナースタートを切っていきます。
ここはスイングをとりました。
菊池がえっという表情を浮かべていますが、歳内、何とかピンチを切り抜けています。
さあ、阪神、6回裏は1番、鳥谷からの好打順です。
それでは、今日の試合のハイライト、ごらんいただきます。
1回、前田健太相手に阪神タイガースが鮮やかな先制攻撃を見せます。
鳥谷、ツーベース、送りバント、上本、1アウト3塁と決めてそして、福留、犠牲フライで1点を取りました。
鮮やかな攻撃でした。
そして3回の阪神。
ここも鳥谷、前田健太の変化球を捉えて出塁します。
今日、2打数2安打です。
2アウト1塁3塁としましたが、福留はセカンドゴロに倒れて、追加点はなりませんでした。
で、下柳さんも桧山さんもここがポイントとおっしゃった4回1アウト1塁3塁からのホームスチール、同点の場面。
1塁ランナー梵が牽制を誘います。
そのときに3塁ランナー新井がスタートを切っていました。
すばらしいスタートでしたよね。
思い切った事をしましたよね。
ギャンブル成功、広島、同点に追いついて、5回、ランナー2塁に、石原を置いて菊池。
レフトオーバー。
こんなに飛ぶと思わなかった。
勝ち越しタイムリー。
岩田も、えっ?というような表情でした。
その後のエルドレッド。
インハイ。
バックスクリーンへのスリーランホームラン。
これで5回5失点。
岩田、マウンドをおりるという事になりました。
前田健太、相手に残すは4イニングス。
4点差。
1番、鳥谷からの打順です。
そして、今日の審判団ですが、球審は白井さん、1塁塁審、山村さん、2塁塁審佐藤さん、3塁塁審、山本さんでこの阪神、広島、さばいてくださっています。
今日、前田健太から2安打、鳥谷からの攻撃です。
もう打順のめぐりからいっても、桧山さん、このイニング、絶対とりたいですね。
はい。
上本、福留、ゴメス、マートンのクリーンナップです。
今日は左方向に2本のヒットを打って通算1739安打として、和田豊現監督の安打数に並びました。
球団3位タイです。
ごらんのように、藤田平さん、2064本、吉田義男さん、1864本。
鳥谷。
和田監督と並んでいます。
桧山さん、2000本も数年後に…。
間違いないでしょう。
数年後に視野に入れながらの鳥谷ですよね。
よほどの大きなけががない限りは。
試合に出続ける鳥谷です。
3ボール1ストライクになりました。
ヤクルト追加点。
今日のヤクルトは山田タイムリー、ミレッジ、タイムリー、畠山2点タイムリーの役者そろい踏みというような攻撃になっているようです。
出ました。
鳥谷。
先頭バッターフォアボールで出塁。
今日は3打数全て出塁の鳥谷です。
沸きます甲子園球場。
前田健太が与えた今日初めてのフォアボールということもありまして、菊池がマウンドに行きました。
下柳さん、ランナーがある程度たまって、こちらも長打が欲しいですね。
打ちたいですね。
広島はホームスチールで同点、エルドレッド、スリーランというような得点の内容です。
違った意味でダメージのある点の取られ方をしましたのでね。
上本です。
ここ上本選手がつなぐことがあれば、すごく盛り上がってくるんですけどね。
そうですよ。
その後は前田健太に相性のいい福留。
4番ゴメス。
4番ゴメス、1000本にあと1本と迫っているマートンです。
ちょっと立ちおくれしてますね。
1球目、2球目とですね。
立ちおくれというと?準備がしっかりとできていないですね。
タイミングの取り始めも遅かったですし、何を打とうかなという迷いながらの打席だったので、余計ですね。
そういうときに立ち遅れが生じるんですか。
はい。
迷うぐらいに…。
これだけ球種があったら、迷いもするでしょうね。
かつ精度が高いんですよね。
球界を代表するエースです前田健太。
ただ、ここを越えていかないと、10年ぶりの優勝はないと言っても過言ではありません。
球種があったら、サインは大変だろうね。
首を何回も振らないとね。
何個あるの?ふえましたよね。
年々ふえましたよね。
そもそも桧山さん、カーブがあって、そうですね。
真っすぐ、スライダー、カーブのピッチャーだったんですけど。
チェンジアップですね。
年々ふえています。
うわあ、151キロでした!見送り三振。
1アウト。
ここは前田健太もグラブをたたきました。
今のは、でも、三振取りに行ったボールだと思うんですね。
なので、ちょっと真っすぐの速さもありましたし、勢いでアンパイアもグッとね。
今日一番ですよね。
狙いに行ってましたね。
とりに行って三振がとれているので、こういう声も出るんでしょうね。
6日前のマツダスタジアムでも8回に力を込めて取りに行ったことはありましたよね。
この回、本当に自分の中ではポイントだというふうに思っているんでしょうね。
めり張りをつける前田健太の投球です。
ただ、ここから福留、ゴメス、マートンのクリーンナップ。
鳥谷、福留、伊藤隼太という3選手は相性からいっても、前田健太、今日の試合の流れから言っても、すんなりとは行っていないようです。
今日は試合前に、桧山さんが福留選手に話も聞きましたが、2003年、2005年の阪神のリーグ優勝は経験していませんが、中日でも優勝を経験している…。
主力としてね。
経験豊かな選手です。
なので、1球ごとにもっと喜怒哀楽を出してもいいような、この9月の戦いだという話をしていました。
共感するところはありますか、桧山さん。
そうですよね。
本当に自分たちの気持ちが1つになれば、自然とそういう物になってくると思いますし、スタイルとして出てきますよね。
もう少し点が入ったときには、騒ぎ立つようなそういったお祭り騒ぎでもいいとは思うんですけどもね。
ヒッティングカウントです。
3ボール。
今日はこの福留の先制犠牲フライで1回ゲームが動いていきました。
しかし、4回、新井のホームスチール、サインプレーで、同点に追いついた広島。
菊池、勝ち越しタイムリー、そしてエルドレッドのスリーラン。
5対1、広島がリードしています。
外いっぱいに決まりました。
とにかくこの打順のめぐりのいい、6回。
このイニングの攻撃で点を取りたいタイガースです。
福留、つなぎました。
1アウト2塁1塁。
じわっ、じわっと前田健太を追い詰めます。
そして迎えるは、こちらも4番のゴメスです。
風は上空ほとんどありません。
が、相手の菊池もレフトオーバーの勝ち越しタイムリー、エルドレッドもバックスクリーンに放り込んでいます。
広島内野陣が集まりまして、畝ピッチングコーチも出てきました。
下柳さん、9月ですから、残り25試合ですから、調子云々ではない時期には突入してきていますね。
そうですね、本当に気持ちです。
高校野球の気持ちで残り試合を戦っていくしかないですね。
一球入魂、一打入魂ですね。
桧山さん、ここで、出ますと、もう試合は全く分からなくなってきます。
なりますね。
本当にそういう意味ではこの打席は大事ですよね。
ゴメス選手、何を狙っていくのかなというね。
スライダー、右バッターには、スライダー、シュート、ということ、横の揺さぶりが多いんですけど、先ほどはスライダーで、空振りさせられていますし、シュートは見せぃ球ぃという部分にもなると思うのでね。
センターフライです。
前田が小さく拍手。
初球から打ちに行ったゴメス、2アウトです。
桧山さん、どんなボールでしたか。
シュートだと思うんですけどもね。
ちょっと食い込まれましたよね。
外野が深い守備位置でしたので、もしかしたら落ちるかなというような当たりでした。
ここというときにいいとこへ投げるよね。
そういう事ですか。
若干、左のときのインコースは甘めに入ってきているけど、右のインコースにはきっちり投げ込んでいるよね。
まだマートンがいます。
2アウト2塁1塁。
1000本安打まで、あと1本のマートン。
今日は2打席凡退です。
ここはチャンスです。
今日一番の歓声になりました甲子園球場。
タイガースファン。
ゲームは終盤に入ります甲子園球場。
3番新井からの打順。
そして、先ほどバックスクリーンにスリーランホームランを放ったエルドレッドです。
去年のセリーグのホームラン王。
インコースを続けて投げていった岩田。
そのインコースの高めのボールを捉えられまして、このスリーランホームランでした。
今年はけがもあって、なかなか試合に出られなかったエルドレッドなんですが、桧山さん、このエルドレッドがここに来て調子は上げてきてはいますよね。
そうですね。
やはり、これだけ振ってくる選手というのは怖いということですよね。
去年もホームラン王でしたが、調子の上下はあるシーズンでしたね。
ありましたね。
だめな時にはからっきし。
打ち出すと、とまらないと。
確か、後半はかなり調子を落として…。
前半でね、ホームランをかなり積み重ねた。
量産したんだよね。
シーズンの中でもありましたが、上下動がありましたが、ここも三振。
三球三振です。
2アウトです。
そして、前田健太、100球を超えてきました。
もちろん7回も行くぞというこの通称マエケン体操なんですが。
どこまで投げるかです。
打席は5番の梵です。
この梵が、下柳さん、打順がどこに入っても、ポジションどこで守っても、何かこうね。
いい味を出すねえ。
さっきも難しいバウンドをとりますし、足回りの故障はあるみたいですけども。
ファウルグラウンドの危ないところをうまくとったりもしてたしね。
梵英心です。
5対1、4点を追いかける阪神。
ラッキーセブン、7回裏の攻撃です。
マウンドには依然、背番号18番の前田健太が立ちます。
球数101。
この7回、そして8回あたりまでかというような今日の前田健太、3万6741人が集まった甲子園球場です。
解説は、ABCの下柳剛さん、そして桧山進次郎さん、お二方のお話でお送りしています。
阪神は6番の今成からの打順です。
下柳さんがおっしゃるように、全てのイニングが前田健太らしく、最高の投球というわけではないんですよね。
そうですね。
この左バッター…。
ちょっと甘くなるボールが続いてますね。
今成、伊藤隼太と左バッターが、このイニングは続きます。
今成も前田健太からホームランを放ったというようなシーズンもあります。
エルドレッドがベンチに下がった広島はライトのポジションに野間がついて、そして鈴木がレフトの守備についています。
先ほどごらんいただいたのが鈴木、こちらがライト野間、ルーキーです。
守備を固めてきました。
エルドレッドはスリーランホームランを放って、一仕事を果たしてベンチに下がりました。
今成、ヒットで出ました。
ノーアウトのランナーです。
やはり左バッターが前田健太を攻略しています。
ノーアウトでランナー1塁です。
そうなんですよ、だから桧山さん、チームのヒット数で言うと、広島6本、阪神5本なんですよ。
変わらないですよね。
ホームスチールの1点と、そして、スリーランホームランの長打というようなことになります。
先ほど前田投手、ちょっとピンチというか、タイガース、チャンスになったので、ここでちょっとホッと一息したいところだと思うんですよね。
だから今の今成選手のヒットというのは、大きいですよね。
先頭で出たということはね。
前田健太に相性のいい、伊藤隼太、梅野、さらにピッチャー歳内のところで、代打と。
下位打線ですが、注目の攻撃になります。
伊藤隼太、今日は前田健太から、まだヒットがありません。
打力期待のセンタースタメン、伊藤隼太。
下柳さん、ピッチャー心理からして、この7回はどうですかね。
7回が一番しんどいんです。
イニング的にですか。
イニング的に球数的にも。
8回、9回って何とか頑張れるんですが、完投しようと思ったら、ここが一番しんどいイニングですね。
100球を超えてきています。
意外とと言っては何々ですが、6日前も、8回であっさり下がった前田健太。
最後、中崎に託しました。
その辺はあっさり下がりますよね。
プロっぽいといいますか。
何回か逆転されたりしたこともありますからね。
抜ける!伊藤隼太、つなぎました。
やはり前田健太に相性のいい伊藤隼太。
ノーアウト2塁1塁。
さあ6回、そして、この7回と、前田健太からチャンスをつくっているタイガースの攻撃です。
桧山さん、おもしろくなってきました。
いいつなぎをしましたね。
強引に行かなかったのがよかったですね。
初球若干強引に行ったんですが、それをうまく修正しましたよね。
まさにきれいなピッチャー返しでした。
しかし、今の映像って、おもしろいね。
ヒットのやつはね。
まさにピッチャー返しですもんね。
どんだけピッチャーが危ないか分かってもらえると思います。
さあ、梅野のところで代打狩野を器用します。
ノーアウト2塁1塁、狩野、さらにその後もピッチャー歳内のところで代打。
どうでしょうか。
代打の神様として君臨した桧山さん、今、狩野のベンチの代打の位置づけは。
今の現状だったら、決めてもらいたいときに本当は行ってもらいたいんですが、ここ4点差あるのでね。
つないでというか、点を取っていかないとだめなんですけれども、信頼度の高い代打ですよね。
現状、一番頼りになるバッターですね。
初球から行きます。
そして、ネクストバッターズサークルには長打力のある新井良太です。
ここが勝負どきと見ました和田監督。
シュート、初球から打っていったんだけど、いつもより短く持ってる。
この…。
打つ瞬間がグリップを動かしたのか、物すごく短いように見えたんだけど。
これはすばらしいコースに決まりました。
さすがやね。
インコース、振ってきたら外でしっかりとって。
これ、バッテリーは一番ベストなのはゲッツーなんですよね。
ダブルプレーなんで、インサイドを見せて外に曲がるスライダー系で、ひっかけてくれてゲッツーをとれたらなというふうに思ってると思うんですね。
ここは1球、しっかり遊んでいって誘いを見ながら様子を見て。
前田にその余裕があるわけですね。
相手の反応を見て、シュートに行くのか、スライダーに行のか、チェンジアップに行くのかを決められるピッチャーですからね。
コントロールに自信もありますし。
相手をしっかり見ることのできる前田健太が今うんうんとうなずきました。
しかしこちらは代打の切り札、狩野。
外です。
バットの先っぽ、何とかファウル。
桧山さんも狩野のことをよくご存じだとは思いますが、けが、育成契約。
本当に苦労ばかりというね、それに等しい選手ですけどね。
よくここまで戻ってきましたよね。
本当にね。
すごいよね。
頭が下がりますよ、本当に。
キャッチャー、狩野として、よくコンビも組みました。
さあただ、その狩野が選んで、前田健太、ごらんのような球種の割合。
6回以降はどちらかというと、スライダーの割合が減って、ストレートやツーシームの割合がふえています。
ノーアウトです。
2塁1塁。
シュート、よく見ました。
厳しいコースでしたが、見ました!見ました。
桧山さん、どうですか。
本当に集中力がすごくありますねえ。
彼はキャッチャー出身ということで、いろんな駆け引きができる選手なんですよね。
一発勝負でも、こういうところでもいろんなことができますしね。
フルカウントになりました。
手が出ませんでした!外の変化球!狩野見送り三振!外、シュートの後のスライダーでした。
シュートがいいところに行きましたね。
そこの幅をうまく利用されましたね。
あの厳しいシュートの後のスライダー。
相当きいてましたね。
その前のボールが。
ああっ、という狩野の顔。
どうだと言わんばかりの前田健太の表情。
狩野君はずっとシュートを狙ってる感じでしたから。
あそこでシュートが来てくれてたらおもしろかったのになと思うんですけどね。
代打は新井良太です。
新井良太も気持ち、短めかなというようなバットの持ち方。
代打、行ったときには、本当にこれぐらいの投手になれば、全部打とうと思ったらだめですよ。
スライダーならスライダー。
シュートならシュート、どちらかを待つというぐらいのほうがいいですね。
もちろん配球を考えながらですけども、なおかつ、その変わり、自分がスライダーとかを待ったときには必ず一発でしとめるというね。
シュートが来たらごめんなさいとかね。
絶妙のコースです。
コントロールよく、真っすぐ150出たら、それはメジャーも欲しいわね。
今日たくさんスカウトが来てるみたいだけど。
そういう話は、ここ数年、ずっとささやかれている前田健太。
絶妙のコースで2ストライク目をとりました。
球数も120球に届こうかというところまでやってきました。
今成、伊藤隼太、左バッター2人の連打。
そして、狩野、新井良太。
続けての代打を送り込んだ和田監督。
これはかなり首を振っています。
今の間は、新井良太選手、いいですね。
今のはタイムをとらなければ…。
バッターが迷ってましたよね。
前田投手が首を振っていた分ね。
お兄ちゃんの新井貴浩が追いかけていきました。
絶妙なところに投げてますよ。
多分、このバッテリーぐらいでは首振れというサインもあると思うんで。
また、ピンチになればなるほど自分の思ったところに投げてるというのがね。
それが勝てるピッチャーというところです。
だからこそバッターは、どちらかに絞っていかないことには、ヒットにはできないというね。
ここも外。
スライダー連投でした。
新井良太、空振り三振。
2アウト。
勝負どころでの連続三振です。
1球もミスしてませんからね。
いいとこからまたねえ。
打てる球、1球もなかったよね。
あとは見送ってもどうか、でも追い込まれてますからね。
追い込まれたら何とか食らいつくしかないので。
そうですか。
勝負どころをわきまえています。
しかし、今日この前田健太から、ヒット2本、3度出塁、鳥谷。
左バッターです。
ランナー2人も左バッターでつないでますから。
ここです。
風もレフト方向にいい風がちょっと吹き出したし。
120球もう投げてますからね、この回で終わる可能性があるので、何とか点数ね、1点でも2点でも。
ボールをつかみました。
6回、7回、前田健太からチャンスをつくりながら、得点を上げることができなかったタイガース。
改めてのセリーグ順位表、阪神、残り25試合、首位、しかし、2位ヤクルト、1ゲーム差、ゲーム差なし、3位巨人ともそして4位広島、4.5ゲーム差。
広島は残り28試合残しています。
他球場なんですが、今日は2位3位の対決ヤクルト、5対2。
巨人をリードしている金沢でのゲームです。
ヤクルト2位のヤクルトがリードです。
もうこの4つどもえになってきている、今年のセリーグの戦い。
それで今日、万が一負けたとして、3.5ゲーム差になったら、カープが俄然元気になりそうな気がするんです。
意地でも逆転しないと。
乗せたら残り試合数が一番多いだけに、一番嫌なチームになるので。
たたきたいですよね。
自力のチャンスがあるんですよね。
3番手は二神です。
重要なマウンドになります。
二神、今日が5試合目。
試合数は少ないんですが、ここのところ、いいピッチングを続けています。
鈴木誠也からです。
キャッチャーは鶴岡に代わりました。
打順でいうと、8番ピッチャー二神、そして9番の打順にキャッチャー鶴岡が入っています。
肘を壊してから、いっときは真っすぐのスピードも落ちてましたけど、今年は戻ってますよね。
まずスピードが出ていると。
このコースに決まります。
解説は、ABCの下柳剛さん、そして桧山進次郎さん。
お二方のお話でお送りしています。
空振り三振。
直球勝負。
1アウトです。
速いボールにはめっぽう強い3年目の鈴木誠也空振り三振、1アウト。
何か、投げっぷりがすごくいいですよね。
こんなによかったっけ。
腕がすごく振れている。
彼らはこういうところで少しずつ投げていって、いいところで投げさせてもらえるチャンスをつくらないといけないですからね。
7番の田中です。
4点差です。
これはヒットゾーンに運びました。
田中、レフトへのヒット。
1アウト、ランナー1塁。
この後、石原、前田健太と、打順がめぐります。
ここからですよね。
マエケンじゃないですけど、セットになって思いどおりのコントロールで自分のいいボールを投げ込んでいくというピッチャーになっていってほしいですよね。
二神ですよね。
石原の後の前田の打順で、どうやら代打が起用されそうです。
小窪が現状、出てきて待っています。
となると、8回、9回、継投に入っていく広島カープ。
2イニングスあれば、阪神にも十分チャンスはあると思いますからね。
現状、バント。
送りバント成功です。
下柳さん、前田健太を超える中継ぎ抑え陣は、まず、いないですよね。
まずいないですよ。
ここで代打、小窪を起用します。
小窪も代打で輝いています。
この小窪もPL学園の出身です。
ごらんのように、代打打率が3割9分5厘。
すごいですね。
すごいですね。
かなり打ってますね。
7月ごろにすごいですねというと、もう打ちますよと言ってましたが、何の何の。
これは代打の神様、桧山さんも、4割近い数字を残している小窪です。
2割5分打てばすごいですからね。
外野は前に来ます。
セカンドランナー田中の本塁生還を阻止する構えです。
4点差で8回、9回。
前田からつなぐ中継ぎ、抑え相手に阪神が挑んでいきます。
ラインも出ていますね。
いいボールですねえ。
こうなるとロングもできますし。
彼みたいなのが出てきてくれるとね。
現状4本柱と言われる、能見、岩田、藤浪、メッセンジャー、そこに岩崎が加わって、もう1人、6番手のところの席はまだ決まりきっていません。
これも際どいコースです。
ストレートで押します。
今日は岩田、5回5失点。
ホームスチールで同点に追いつかれ、そして、エルドレッドにスリーランを浴びました。
そして広島、前田健太がおりて、大瀬良です。
通常、抑えは現状は中崎。
ただ、そこに、危うさもまだ残されている。
前回の対戦でも取ってますからね。
これで2ストライクです。
何せこの阪神と広島、両チームの対決は、今日を含めて9試合あります。
きょう、あすの2連戦、昨日は雨でノーゲームになりました。
それを終えると、来週、この甲子園で3連戦。
9月の終盤、松田で3連戦。
恐らく昨日の雨で流れた分が、10月に入って1試合。
浅いフライになりました。
伊藤隼太がボールをつかんで、3アウト。
さあ4点差、阪神、8回、9回、残り、2イニングスの攻撃にかけます。
それでは、今日の試合のハイライトを振り返ります。
阪神は前田健太相手に、幸先よく先制します。
鳥谷ツーベース、上本送りバント、福留先制犠牲フライ。
鮮やかな先制劇でした。
3回にも、チャンスをつかんだ阪神。
2アウト、1塁3塁。
福留。
セカンドゴロに抑えられます。
追加点はなりませんでした。
4回の広島の同点劇なんですが、ランナー1塁3塁、2アウトで、1塁ランナー梵が牽制を誘う動きを見せる、で、3塁ランナー新井が、スタートを切っていました。
鮮やかなホームスチール、同点。
3塁ランナー、新井貴浩でした。
5回、ランナー2塁、石原を置いて、岩田は恐らく、レフトフライかなと思った当たりがレフトオーバーになりました。
これで勝ち越し、2対1。
この後、エルドレッドに、スリーランホームランが飛び出しての5対1です。
岩田は5回、5失点でマウンドをおりました。
7回、阪神、チャンスがありました。
ノーアウトから、連打でチャンスも狩野、見送り三振。
新井良太、空振り三振。
そして、鳥谷。
打ち上げました。
内野フライ。
前田健太のめり張りつけたピッチングが光った7回、1失点でした。
ただ、下柳さん、やはり前田とは本当にこれまでの通算防御率1点台という、数字どおりの今日はポイントは抑えられましたが。
1点しか取れてませんしね。
ただ、その後のピッチャーが頑張りましたよ。
本当に何とかつくってここまで来たんで、リリーフになったら、どっちかというと、カープのほうが弱いですから。
何とかここで、1点でも多く、8回、取っておきたいですね。
桧山さん、優勝に向かっていくチームは、やはり何か劣勢の反発力のあるゲーム、勝利におさめる試合がどこかであるはずですよね。
そうですよね。
そういった試合が今日であってほしいですよね。
ABCテレビをごらんの皆さんは間もなくお別れします。
放送席の解説は、ABCの下柳剛さん、桧山進次郎さん。
実況は、ABC小縣裕介で2015/09/02(水) 19:00〜20:48
ABCテレビ1
スーパーベースボール 虎バン主義。 阪神×広島[デ][SS][字]
どうなる2015年シーズン?!大大大混戦のセ・リーグ!10年ぶり悲願の優勝へ阪神タイガース勝負の9月!優勝を左右する残り試合数が一番多い広島カープが相手!!
詳細情報
◇出演者
【解説】下柳剛、桧山進次郎
【実況】小縣裕介
◇球場
〜甲子園球場
◇おしらせ
連動データ放送では、クイズに答えて、三振を奪うゲーム『クイズ ドクターK』を実施。賞品は「一万円」「今日のプレゼント」「サインボール」の3種類!あなたもdボタンを押して「クイズ ドクターK」に挑戦!
ジャンル :
スポーツ – 野球
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