NHKニュース おはよう日本 2015.09.03


おはようございます。
おはよう日本、7時台です。
初めはこのニュースからです。
中国はきょう、抗日戦争勝利70年を記念するとして、北京の天安門広場で軍事パレードを行うことにしています。
新型装備も公開され、軍事力を誇示する場になるパレード。
ロシアのプーチン大統領や、韓国のパク・クネ大統領など、30か国の首脳級が出席します。
共産党政権の正当性を強調し、強大になった中国の軍事力と、みずからの威信を誇示しようとしています。
大気汚染が深刻な北京ですが、きのうは青空に。
市内に乗り入れる車を制限するなど、対策を進めている効果です。
さらに。
中心部にある繁華街では、大通りが封鎖され、すべての店が営業を停止しています。
地下鉄や路線バスなどがストップ。
市民の移動手段も広く制限されました。
軍事パレードを前に、前日から厳しい規制が行われていました。
抗日戦争と反ファシズム戦争の勝利70年と位置づけ、これを記念するという大会をきょう開く中国。
天安門広場で行う軍事パレードでは、およそ1万2000人の兵士を動員し、戦車やミサイルなど40種類余りの装備と200機近い航空機を披露する予定です。
パレードには、30か国の首脳級が出席することになっていて、ロシアのプーチン大統領や韓国のパク・クネ大統領が、きのう、北京入りしました。
そして昨夜。
通行が規制された道路の向こうに見えるのは、あちら、戦車です。
軍事パレードの準備が進んでいます。
中心部の道路に現れたのは、戦車などの軍用車両。
夜を徹したパレードの準備作業が進められていました。
中国総局には、逵記者がいます。
逵さん、中国がこれほど力を注いでいるきょうのパレードですが、改めてそのねらいはどういうことなんでしょうか。
対外的なねらいと国内向けのねらいと2つあるといえますね。
対外的には、中国は戦勝国の一員であって、国際秩序作りを今後も主導する資格と意志を持つとアピールするねらいなんです。
中国が今回の軍事パレードを、国際社会と連帯して、世界の反ファシズム戦争の勝利から70年を記念するとしているのも、そのためなんです。
またアメリカに次ぐ大国になった今、中国は、それに見合った尊重を受けて当然だと考えるようになっています。
その裏付けとしての強大な軍事力を示すねらいもあります。
では、国内向けのねらいはなんでしょうか。
それは、共産党政権の正当性と、習近平国家主席の威信を誇示することです。
中国には国民の貧富の格差、それから経済の減速など、さまざまな問題を抱えています。
選挙をしないで共産党が政権を維持することを正当化するために、抗日戦争で日本の軍国主義を打ち負かしたという看板が必要なんです。
習近平主席は、軍のトップに就任してから、まだ3年ですけれども、軍事パレードを実施します。
前任の胡錦涛氏や2代前の江沢民氏と比べて、かなり早いといえます。
それだけ力のある指導者なんだと印象づける思惑もあると見られます。
今回の軍事パレードですが、安倍総理大臣は、国会審議の状況などを踏まえて、欠席しました。
またアメリカやイギリスなどの欧米諸国や、東南アジアや南西アジアの多くの国も、出席を見送りました。
軍事パレードは、和解を生み出す性格のものではないということなどが理由です。
そうした中で、軍事パレードへの出席を決め、注目されているのが、こちら、韓国のパク・クネ大統領です。
では、現地で取材に当たっているソウル支局の池畑支局長に聞きます。
パク大統領が参加を決めた背景には、何があったんでしょうか。
決め手となったのは、北朝鮮による最近の軍事的な挑発です。
パク大統領としては、中国との緊密さを北朝鮮に見せつけることが、挑発を抑えるのに効果的だと判断したと見られます。
実際、きのうの首脳会談では、パク大統領が、朝鮮半島の安定には、中韓両国の戦略的な協力が重要だと強調して、習主席から、情勢を緊張させるいかなる行動にも反対するということばを引き出しました。
北朝鮮へのけん制という意味はあるにせよ、中国の軍備増強をアメリカなどが懸念する中で、軍事パレードにまで出席すると、批判が出るおそれもあるのではないでしょうか。
そうしたリスクというのは、韓国政府も認識しています。
同盟国のアメリカから、韓国は中国に傾斜しているのではないかというふうに、不審の目を向けられるおそれがあることに加えて、韓国国内でも、中国軍というのは、かつて朝鮮戦争を戦った相手なだけに、大統領がその軍事パレードを見るということには、批判もあります。
こうしたことから、韓国政府は日中韓3か国の首脳会議について、消極的だった中国から、開催に前向きな姿勢を引き出したことを、今回の訪中の成果としてアピールすることで、その軍事パレード出席を巡る内外の批判をかわそうとしています。
軍事パレードは、日本時間のきょう午前11時から、1時間余り行われる予定です。
習近平国家主席が演説するということで、中国が国際社会にどのようなメッセージを出すのか、注目されています。
軍事パレードに出席するため北京を訪れている、韓国のパク・クネ大統領は、中国の習近平国家主席と会談し、日本と中国、韓国の3か国の首脳会議について、来月末から11月初めまでをメドに開催することで一致しました。
これを受けて政府内には、歓迎する声が出ており、今後、具体的な日程の調整を始めることにしています。
中国の習近平国家主席と韓国のパク・クネ大統領は、きのう、北京で首脳会談を行い、日本と中国、韓国の3か国の首脳会議を、来月末から11月初めまでをメドに、韓国で開くことで一致しました。
外務省によりますと、首脳会談の合意内容は、韓国側から連絡があったということで、外務省幹部は、日本は、一貫して年内の早期開催を求めてきたので、前向きなメッセージと受け止めていると述べるなど、政府内からは歓迎する声が出ています。
また別の幹部は、中国と韓国が合意した時期は、日本としても違和感はないと述べており、政府は今後、中国や韓国との間で、具体的な日程の調整を始めることにしています。
日中韓の首脳会議は平成20年から毎年行われていましたが、歴史認識の問題などを巡って、日中、日韓の関係が冷え込んだため、3年以上にわたって開かれておらず、ことし3月の3か国の外相会議で、開催に向けて努力することで一致していました。
政府は、首脳会議に合わせて、安倍総理大臣と韓国のパク・クネ大統領との初めての首脳会談も実現したい考えです。
一方、韓国政府も両首脳の会談を行って、日韓関係の改善につなげたい考えです。
今後、3か国首脳会議の日程の確定を急ぐとともに、日韓の首脳会談では、いわゆる従軍慰安婦の問題などをどのように取り上げるかについて、調整を進める見通しです。
またアメリカ国務省の東アジア政策の担当者は2日、NHKの取材に対し、日中韓の首脳会議について、この地域で関係国が良好な関係を築くことは、平和と安定を促すもので、アメリカの国益にもつながると考えていると述べ、歓迎しました。
前線や低気圧の影響で、西日本を中心に大気の状態が不安定になり、九州南部では局地的に雷を伴って激しい雨が降っています。
西日本では、今夜にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水のほか、落雷や突風などにも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、西日本から東日本の南岸に停滞する前線や九州の西にある低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本を中心に、大気の状態が不安定になっています。
九州や四国には、発達した雨雲がかかり、午前5時半までの1時間には、鹿児島県の種子島の中種子町で、36ミリの激しい雨を観測しました。
西日本では今夜にかけて、大気の不安定な状態が続く見込みで、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また、低気圧が東へ進むため、東日本でもきょうの午後から大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雷雨となるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水のほか、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが白紙撤回された問題。
新しいエンブレムをどのように選んでいくかが、今後の焦点です。
組織委員会は、新しいエンブレムを決定する過程で、情報開示をした場合、国際商標登録などに支障が出る危険もあることから、新たな選考方法は透明性の確保とのバランスを配慮しながら、慎重に決める方針です。
次々と取り外されるポスター。
エンブレムの白紙撤回が決まったことで、東京都や各スポンサー企業などは対応に追われました。
新しいエンブレムをどのように選んでいくか。
そしきいいんかいは。
組織委員会が検討していることの一つは、応募条件の緩和です。
今回のエンブレムの選考では、応募できるのが、指定されたデザインコンテストで、複数の受賞歴のあるデザイナーに限られ、条件が厳しいという指摘が出されていました。
一方、選考の方法が閉鎖的だという指摘も出されています。
今回の選考では、寄せられた104件を審査員8人が審査。
投票を繰り返して4件まで絞り込んだあと、議論を重ねて、佐野研二郎氏のデザイン案を選びました。
しかし、審査委員会はすべて非公開。
またデザイン案を選んだあとで、商標権を調査したところ、似たようなデザインが見つかったことなどから、2度デザインを修正し、最終的に決定。
こうした修正の過程についても、当時は明らかにされませんでした。
組織委員会は、新たなエンブレムの決定にあたっては、できるだけ情報を開示するオープンな選考方法を採用したい考えです。
ただ、そこには課題が。
エンブレムは、最終的には国際商標登録が必要で、選考の途中で応募されたデザインを公開した場合、第三者に先に商標登録申請されてしまう危険性があるということです。
このため組織委員会では、新たな選考方法については、透明性確保とのバランスを配慮しながら、慎重に決める方針です。
日本と中国、どちらの案が採用されるのでしょうか。
インドネシアの高速鉄道計画を巡る議論が、大詰めを迎えています。
インドネシアのジョコ大統領はきのう、閣僚会議が検討した内容について、きょう、報告を受けることになっており、最終決定となる大統領の判断に注目が集まっています。
インドネシアの首都ジャカルタと東におよそ140キロ離れたバンドンを結ぶ、高速鉄道計画を巡っては、日本が新幹線方式の輸出を目指す一方、中国も自国の高速鉄道の売り込みを進めています。
インドネシア政府はきのう、経済政策を担当する6つの省庁の閣僚による会議を開き、日本と中国のどちらの計画案を採用するべきか、意見を交わしました。
ナスティオン経済担当調整相によりますと、会議では、それぞれの計画案について、技術面や経済的な波及効果、それに工期などの観点から検討が行われ、日本の案については技術面を、中国の案については経済的な波及効果を評価する意見が出たということですが、結論は最初に大統領に報告するとして、議論の詳細については明らかにしませんでした。
インドネシアのジョコ大統領は、きょう、閣僚会議が検討した内容について報告を受けることになっており、最終決定となる大統領の判断に、注目が集まっています。
自民党総裁選挙を巡って、党執行部は、選挙戦になった場合でも、国会審議にできるだけ影響を与えない形で、選挙期間中の候補者の遊説などを行う方針です。
こうした中で、再選を目指す安倍総理大臣に対し、野田聖子前総務会長が、立候補を模索する動きを続けていますが、20人の推薦人の確保は難航しているものと見られます。
今月8日に告示される自民党総裁選挙を巡って、安倍総理大臣はきのう、谷垣幹事長と会談し、国会審議に影響してもいけないとして、選挙戦になった場合でも、安全保障関連法案などの審議にできるだけ影響させないよう指示しました。
党執行部は、選挙戦になった場合でも、国会審議にできるだけ影響を与えない形で、選挙期間中の候補者の遊説などを行う方針で、きょう、総裁選挙管理委員会が具体的なスケジュールを協議することにしています。
こうした中で、野田聖子前総務会長はおととい、立候補に意欲をにじませ、立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保に向けた取り組みを続けていますが、すでにすべての派閥が、安倍総理大臣の再選を支持していることなどから、20人の確保は難航しているものと見られます。
さらに党内からは、仮に選挙戦になれば、安全保障関連法案の審議への影響は避けられないなどと、野田氏をけん制する声も出ており、最終的に20人の推薦人を確保するのは難しいのではないかという見方が大勢です。
さて、この夏、夜空を見上げて宇宙に思いをはせたという子どもたちも、多いのではないでしょうか。
子どものころ、宇宙には地球以外にも生命の星があるのではないかと考え、研究を続けてきた人が、先月下旬、一冊の本を出版しました。
それがこちら、生命の星の条件を探るです。
著者の阿部豊さんは56歳の科学者。
実は、治療法が見つかっていない難病を患いながら、3年かけて執筆しました。
本には、病気になったことで強まった次の世代への思いが込められています。
東京・本郷にある東京大学です。
本を執筆した阿部豊さん。
惑星研究の第一人者です。
12年前、全身の筋肉が次第に衰えていく難病、ALSを発症しました。
今では、肺の機能を補う呼吸器が欠かせません。
その日、最も動く場所を確かめて、センサーを設置。
筋肉の僅かな動きで、パソコンを操作します。
阿部さんが探ろうとしてきたのは、生命が生まれる星の条件です。
研究を続ければ続けるほど深まる謎。
それが、阿部さんの挑戦意欲をかき立ててきました。
阿部さんは、若いころから地球で生命が誕生したとされる海について研究してきました。
26歳のとき、指導教官と共に発表した論文が、世界を驚かせました。
当時、海の水分は地球が出来たあとに内部から湧き出たという考えが主流でした。
しかし、阿部さんたちは全く別の仮説を打ち立てます。
水蒸気を含んだ微惑星の衝突によって、地球が形作られたときに、海が出来たと説明したのです。
世界で初めて海の誕生のメカニズムを明らかにした論文が、科学誌、ネイチャーに掲載。
阿部さんは、一躍有名になりました。
研究の原点となった、一冊の絵本があるといいます。
幼稚園に通っていたとき、母親が買ってくれた、せいめいのれきしです。
宇宙に地球が誕生し、生命が生まれ、進化していく歴史が書かれています。
最後のページには、こう記されています。
これからあとは、あなたがたのおはなしです。
その主人公は、あなたがたです。
阿部さんは、そのことばに導かれるように、研究の道に入ったのです。
地球以外にも生命の星があるはずだという信念で、研究に打ち込んできた阿部さん。
ALSを発症して、気付かされたことがあるといいます。
妻の彩子さんです。
もうちょっと上ですか?
徐々に筋肉の働きが衰えていく夫の日常を支えてきました。
実は、彩子さんは気象学者で、研究のパートナーでもあります。
しかし、阿部さんは講義の準備や研究に関しては、彩子さんの力を極力借りずに、1人でやってきました。
自分一人で研究を成し遂げたい。
しかし、病気の進行は、そんな阿部さんの姿勢を変えていきました。
呼吸器が欠かせなくなった5年前のある晩、寝ていたときにチューブが外れ、阿部さんは意識を失います。
彩子さんが気付いて、一命を取り留めました。
その経験のあと、阿部さんは、こう考えるようになったといいます。
そこで思い立ったのが、初めて本を書くことでした。
一文字一文字打ちながら、3年かけて書き上げたこの本。
そこには、阿部さんがたどりついた理論とともに、次の世代に伝えたいメッセージがつづられています。
豊かな海や大気など、さまざまな条件がそろって、生命が生まれたとされる星、地球。
しかし、長年の研究の結果、水が少なくほとんどが乾燥している星でも、生命がはぐくまれ、長く存在しうる可能性があることが分かったのです。
生命の星の一つの条件は示したものの、ほかにもさまざまな条件があるはずだ。
それを未来の科学者たちに見つけてほしいというメッセージを込めました。
本の最後に、阿部さんは、こう記しました。
生命の星の条件が明らかになったとき、われわれが地球を見る目、生命を見る目も変わってくる。
本を出版し、一つの区切りをつけた阿部さん。
もうすでに、次の研究に取りかかっています。
体が動かなくなるまで研究を続けていくつもりだと言います。
あくまで自分の力で文字を打ったということですが、科学者としての思いの強さを感じますよね。
そうですね。
そして、この本、ここにお名前があるんですが、解説は、妻の彩子さんが書いているんです。
彩子さんの支えがあってこそなんでしょうね。
本の中で、阿部さんは自分の病気であるALSのことを、一切書いていないんです。
あくまで一人の研究者としての成果を見てほしいという思いからです。
そして研究者向けではなく、一般の人にも理解できるように、分かりやすいことばで書いたそうです。
自身が幼いころに繰り返し読んだ、この絵本のように読んでもらえればとおっしゃっていました。
さて、今週、防災の日に合わせて、全国各地では、さまざまな防災の取り組みが行われました。
多くの地域にとって課題の一つが、高齢化が進み、消防団の担い手が減るなど、防災力が低下していることです。
そうした中、大学が多い京都では、学生が防災のサークルを作る動きが広がり、期待を集めています。
今週、京都市で行われた防災訓練。
ボランティアセンターの運営訓練です。
ではこちら、ちょっと肩のほうに貼らせてもらいますね。
受け付け役として参加したのは、京都の大学生が立ち上げた防災サークルです。
防災サークルは、この2年間に7つの大学で発足。
部員数は170人に上ります。
ファスト・ファイアー・アンド・セーフティー・チームという、共通の名前で活動しています。
サークル設立を呼びかけたのは、京都府です。
東日本大震災が起きた当時、若い世代にボランティア意識が高まったことから、学生たちに防災活動への参加を呼びかけました。
サークルの一つがある同志社大学。
副代表を務める、3年生の杉山早紀さん。
高校卒業まで神戸市で暮らしていました。
阪神淡路大震災は経験していませんが、震災について学ぶ中で、防災活動に関わりたいと考えるようになりました。
火の用心。
サークルが出来て1年。
杉山さんは、活動の場をさらに広げようと、メンバーと一緒に地域の消防団に入りました。
こちらは、室町消防分団です。
火の用心。
月に2回、パトロールに参加。
地区をくまなく歩き、火災予防を呼びかけます。
学生が加わることは、消防団が抱える課題の解決にも、一役買っています。
京都府内の消防団員は、この20年で1割以上減少。
平均年齢も5歳高くなり、高齢化と若手不足が深刻です。
この分団も若い団員不足に悩んでいましたが、学生5人が新たに入り、地域の防災活動の活性化につながっています。
学生の活動を積極的に後押しする大学もあります。
佛教大学では去年、防災サークルの支援センターを設置しました。
活動内容をアドバイスしたり、自治体との連絡を行ったりしています。
卒業していく学生がいる中で、サークル活動を維持・継続できる環境を整えようというねらいです。
設立を呼びかけた京都府も、大学間のつながりを強めるため、共同のイベントを開くなど、サークル活動を活発化させていきたいと考えています。
地域の防災力の向上に貢献しようと、各地で誕生している大学サークル。
防災の新たな担い手としての期待が寄せられています。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
サッカーの日本代表が、ワールドカップアジア2次予選の第2戦を迎えますね。
第2戦の相手は、カンボジア。
ホームで初勝利を目指す日本代表が、最後の調整をしました。
第2戦を前に、選手たちは夕方から、試合会場でおよそ1時間、調整しました。
初戦を無得点で引き分けた日本。
ハリルホジッチ監督は、サイドからの素早い攻撃やミドルシュートなどで、得点力不足の解消を目指します。
その期待がかかるのが、岡崎選手。
最前線での起用が見込まれ、ゴール前で集中して結果を出すと、チームを初勝利に導く決意です。
6月のシンガポール戦のときには、圧倒的に攻めていたのに無得点でしたよね。
きょう、大丈夫でしょうか。
カンボジアも、このシンガポールと同じように、引いて守ってくることが予想されるんですけれども、ここまでの2試合で、5失点しているんですね。
その一方で、開幕したばかりのヨーロッパのリーグ戦では、こちら岡崎選手をはじめ、武藤選手や香川選手も得点を挙げて、今、好調を維持していますから、まずは早い時間に1点を奪って、その後のゴールにつなげてもらいたいですね。
さあ、続いては18歳以下のワールドカップを戦う野球の日本代表ですね。
初優勝を目指す日本は、ファーストラウンドを勝ち上がった合わせて6チームによる、スーパーラウンドに進んで、きょうがその初戦です。
予選に当たるファーストラウンドを、5戦全勝で通過した日本。
きょうから始まるスーパーラウンドを前に、調整しました。
早稲田実業の1年生、清宮選手。
左ひざの違和感を訴え、ファーストラウンドの最終戦を欠場しましたが、不安を感じさせないスイングを見せていました。
日本は、きょうのカナダ戦から韓国、キューバと戦って決勝進出を目指し、狙うは初優勝です。
清宮選手、心配されましたが、インタビュー聞きますと、大丈夫そうですね。
そうですね。
先ほど、ご覧いただいたように、力強い当たりも出てましたし、きのうの練習後には、大丈夫と話していましたので、きょうの試合も注目です。
ここまでスポーツでした。
続いて、世界が注目!ネット動画のコーナー、中村アナウンサーです。
おはようございます。
けさは動物たちが見せた人間っぽいしぐさ。
こんな行動で楽しませてくれます。
オカメインコのニコ君、家の中で放し飼いにされています。
ニコ君の得意技は?
探偵のまね。
探偵?
何これ?
物陰に隠れて、ちらっ。
また隠れて、ちらっ。
えっ?どうしてこんなことするんですか?
専門家によりますと、オカメインコ、好奇心が旺盛。
でも、とても臆病なんだそうです。
飼い主さんの下に行きたいんですが、どうもね、カメラが気になるようなんですね。
ずっとやってます。
トイプードルのメロディちゃんは、とっても甘えん坊。
飼い主さんが大好きで、いつもひざに上に乗っています。
この日、飼い主さんが、遊びに来た生まれて3か月の赤ちゃんに興味を示すと。
いぶきー。
かわいいー。
あらー。
何?気に入らないんですか?これ。
かなりの怒り方ですよね。
焼きもち。
犬も人間みたいに嫉妬するんですね。
かわいい。
赤ちゃん大丈夫ですか。
泣いてない、赤ちゃんはね。
メロちゃんも、かわいい。
続いては、アメリカ。
調教師のウォーカーさんと、相性抜群の馬、JD君。
この日はお誕生日。
JD君のために、リンゴとニンジンをベースに作られたケーキを用意しました。
すると。
おっ!
タイミングよく鼻息で火を消して、してやったりの、この表情。
笑ってんの?いい顔してますね。
えっ?
実はJD君、笑う人を見ると、まねをして歯を見せるんだとか。
やっぱり火を消すタイミングといい、笑い顔といい、中に人、入ってるんじゃないですか?これ。
入ってない。
入ってたら大変ですよね。
いい表情でしたよね。
ケーキはそのあとどうしたんですか?
調教師のジェシカさんによりますと、周りの人たちとほかの馬と一緒に、仲よく食べたんだそうです。
以上、世界が注目!ネット動画のコーナーでした。
続いて気象情報です。
けさの東京・渋谷の様子はどうでしょうか。
わたなべさん。
けさは青空、広がっています。
東京はきのうの日中も晴れて、暑かったですからね、きょうも日傘が必要かなと思いきや、実はこれ、雨傘がこのあと必要です。
天気は下り坂で、次第に雨の降る所、きょうは多くなります。
おまけに西日本、東日本は大気の不安定な状態、きょうも続く見込みです。
ではまず、今の雨の様子からご覧ください。
レーダー、少し前から動かしましょう。
今、九州や四国に活発な雨雲がかかっています。
落雷も多く発生していますね。
雷雲の下では、突風が吹くおそれもありますから、気をつけてください。
では、このあとの雨の見通しを見ていきましょう。
朝8時から動かします。
このあとも特に九州や四国で大雨に警戒をしてください。
局地的には1時間に60ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあります。
そしてこのあと、午後も四国は大雨による土砂災害など、警戒が必要です。
夕方には近畿にも活発な雨雲がかかりそうですね。
さらにこのあとです。
夜は、東海でも激しい雨の降るおそれがあって、関東でも雨足が強まってきそうです。
ということで、きょうは太平洋側を中心に、西日本、東日本、雨、強く降る所がありそうです。
大きめのしっかりとした傘、お勧めです。
予想見ていきましょう。
けさお伝えしているニュースです。
中国の抗日戦争勝利70年を記念するという、軍事パレードが、きょう、北京の天安門広場で行われます。
中国政府は、ことしを抗日戦争と反ファシズム戦争の勝利70年と位置づけ、これを記念するという大会をきょう、北京の天安門広場で開催します。
中国の共産党政権は、国慶節を祝う軍事パレードを、これまで14回行っていますが、抗日戦争の勝利を記念するとして行うのは初めてです。
習近平国家主席には、共産党政権の正当性を強調し、強大になった中国の軍事力と、みずからの威信を誇示するねらいがありそうです。
タイの首都バンコクで起きた爆弾テロ事件で、タイの警察は、おととい逮捕した外国人の男が、事件発生当時、現場近くにいたと供述していることを明らかにし、この男が実行犯だとの見方を強めて、裏付け捜査を急ぐことにしています。
為替と株です。
2015/09/03(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

中国がきょう、「抗日戦争勝利70年」の軍事パレードを開催。中国と韓国の思惑とは▼難病ALSを患う科学者が一冊の本を出版。3年をかけて執筆した本に込めた思いとは。

詳細情報
番組内容
中国がきょう、天安門広場で「抗日戦争勝利70年」の軍事パレードを開催。中国の習近平国家主席と、出席する韓国パク・クネ大統領の思惑とは。現地から中継を交え詳しく▼全身の筋肉が衰えていく難病ALSを患う科学者が、一冊の本を出版。タイトルは「生命の星の条件を探る」。世界的な研究者が3年をかけて執筆した本に込めた思いとは▼防災活動に取り組む大学サークルが京都で次々に誕生。広がる地域の防災力を高める動きとは
出演者
【キャスター】阿部渉,合原明子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
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