ひるおび! 2015.09.03


中国・北京で抗日戦争勝利70年の記念式典が始まった。
習近平国家主席は就任以来初めての軍事パレードを通じて、自らの権威を国内外にアピールしたい考え。
天安門広場から中継。
雲一つない晴天となった北京の天安門広場です。
現在は、習近平国家主席によるパレード前の閲兵が行われていて、これが終了し、習近平主席がこちらに戻り次第、軍事パレードが始まることになっています。
国の威信をかけた大イベントとあって、テロなどのトラブルは何としてでも防がなくてはなりません。
北京市内には、昨夜から厳戒態勢が敷かれました。
午前0時です。
暗闇の中を、戦車が次々と通過していきます。
北京市内では、昨日の夜から中心部の目抜き通りが通行禁止となった。
厳戒態勢は市民生活にも影響している。
いつもは旅行客で賑わう空港なんですが現在はご覧のように閑散としています。
北京空港では式典の間は民間機の離着陸が禁止され通常の数倍の警戒態勢。
また、規制区域内の病院はすべて休診となった。
今回の式典には、ロシアのプーチン大統領や韓国のパク・クネ大統領ら49カ国の首脳や政府代表らが出席している。
重病説が伝えられていた江沢民元国家主席も姿を見せた。
式典は抗日戦争勝利70年を祝う70発の礼砲とともにスタート。
1894年の日清戦争開始から今年までの121年間を表現する121歩で行進して国旗を掲揚した。
その後、習近平国家主席が天安門の上から演説を行った。
そして、習近平国家主席は軍事パレードに参加する1万2000人の兵士らを閲兵した。
こちらでは、現在習近平国家主席が閲兵を終えて天安門広場の方に戻ってきていまして、戻り次第、500あまりの装備や兵器、航空機200機以上による軍事パレードが始まります。
天安門の上ではロシアのプーチン大統領、韓国のパク・クネ大統領ら30カ国あまりの首脳クラスが見守っています。
これまでは10年ごとの建国記念日に行われてきた軍事パレードを習近平国家主席が戦後70年の今年やることにこだわったのには理由がある。
抗日戦争はそもそも今の中国共産党ではなく蒋介石の国民党が主導的な役割を果たして勝利したものだが、こうしたイベントを通して今の中国こそが正当な戦勝国であるということを国際社会に印象づけ、大国となった中国をアピールしたいというのが1つ。
さらには、政権に就いて2年半、最近でも天津の大爆発や株価の暴落など、社会の不安定要素が尽きない中で国民に軍事パレードを仕切る自らの姿を見せて人心を掌握したいという思惑も透けて見える。
抗日戦争勝利記念と銘打ってはいるものの、実際は日本がターゲットというよりは習近平政権が抗日という言葉を政治的に利用しているという側面が強くなっている。
現在、こちら天安門広場では間もなく軍事パレードで戦車や車両が動き出そうとしている。
一方、アメリカ・ワシントンでも日本の降伏文書署名から70年となる9月2日、記念式典が開かれた。
戦後70年という節目の年に開かれた式典ですが演出は控えめで、集まったのも退役軍人とその家族が中心という、こぢんまりとしたものになりました。
ワシントンの第二次世界大戦記念碑の近くでは民間団体が主催した記念式典が開かれ、出席者が70年前の戦争を思い出しながら自由への勝利を祝った。
東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの新たな選考方法について大会組織委員会は、選考途中でデザインを公開した場合、第三者に先に商標登録される危険性があるとの懸念を示し選考方法を慎重に検討する方針を示した。
組織委員会は今朝、民主党の会合でこのように答えた。
さらに招致エンブレムとして使用してきたデザインを新しいエンブレムとして使用するとの意見については、大会エンブレムは、招致エンブレムからかわる必要がある、発表まで機密事項として管理する必要があるとIOCの規定があると説明、横綱・白鵬が所属する大相撲宮城野部屋の熊ヶ谷親方が付け人を金属バットで殴ったとして逮捕された事件で、親方が金づちでも暴行を加えていたことが新たにわかった。
この事件は宮城野部屋の部屋付きの親方、熊ヶ谷典諭こと山村和行容疑者が今年7月、名古屋市の短期滞在型マンションなどで付け人の男性の腰や尻を金属バットで数十回殴り、全治2週間のケガをさせたとして逮捕されたもの。
その後の警視庁への取材で、山村容疑者は当初、男性のおでこを指ではじいたり腕立て伏せをさせたりしていたが、その後、金属バットのほかにかなづちも使って暴行を加えていたことが新たにわかった。
取り調べに対し、山村容疑者は、男性が同じようなミスを繰り返すので罰を与えることにした、エスカレートし、暴力を振るうようになってしまったと容疑を認めているということで、警視庁は、日常的に暴行を加えていた可能性があると見て詳しく調べている。
維新の党の松野代表は安全保障関連法案をめぐる政府・与党の対応によっては民主党が衆議院への提出を検討している安倍内閣不信任案に同調する考えを明らかにした。
松野氏はこのように、政府・与党が安保関連法案の強行採決に踏み切った場合などには、民主党が提出を検討している安倍内閣の不信任案に同調する考えを明らかにした。
その上で、内閣不信任案への対応について国会議員であれば当然、党議拘束はかかっていると話している。
内閣不信任案について、橋下大阪市長に近い馬場国対委員長は、永田町の悪しき習慣だと批判していて、維新の党党内で大阪系とそれ以外の議員とで対応が分かれる可能性もある。
北方領土問題についてロシアの日本との交渉担当者であるモルグロフ外務次官が、70年前に解決しており、日本と対話はしていないと述べたとロシアのメディアが報じた。
モルグロフ外務次官はプーチン大統領の年内の訪日実現や平和条約締結などに関してこれまで日本側と協議を行ってきた人物。
インタファクス通信によると、モルグロフ外務次官は北方領土問題について、第二次世界大戦の結果、北方領土はロシアの領土になった、70年前に解決されたと述べたとのことでこの問題でロシアは日本と対話する意思はないと報じている。
今回の発言は、先月、メドベージェフ首相が択捉島を訪問した後の安倍総理の発言に関連して述べたとのこと。
プーチン大統領の訪日の前提となる岸田外務大臣のロシア訪問も進展が見通せない中、日本側がどう反応するかが焦点となる。
福島第一原発で汚染された井戸水を浄化して海に流す計画について東京電力は、今日から原子炉建屋周辺の井戸から地下水のくみ上げを始めた。
サブドレン計画は増え続ける汚染水対策として原子炉建屋周辺の井戸から地下水をくみ上げ、浄化した上で海に流すもの。
計画をめぐっては、風評被害を心配する漁業者の理解が得られず1年にわたって協議が行われてきたが、先月、計画が容認され、東京電力は今日午前10時から地下水のくみ上げを始めた。
今日は41本ある井戸のうち山側の20本の井戸から地下水をくみ上げ、タンクにためて保管する予定で、今後、浄化した後、水質を確認し、漁業者からの理解を得た上で海へ放水する計画。
東京電力はこの計画で建屋へ流れ込む地下水を一日およそ300tから150tに減らせるとしている。
イルカなど小型クジラの追い込み漁が解禁された和歌山県太地町で今日、初めて漁船が出港した。
反捕鯨団体のメンバーも活動を繰り広げたが混乱はなかった。
今日午前5時過ぎ、太地町の港を出た12隻の船団は沖合でハナゴンドウの群れおよそ20頭を見つけたものの結局、クジラはとれなかった。
港の近くでは反捕鯨団体のメンバーらおよそ20人が集まり、漁船を撮影するなどしたが混乱はなかった。
追い込み漁は漁船でクジラを湾内に誘い込み網で捕獲する伝統的な漁で、国際捕鯨委員会の規制の対象外だが反捕鯨団体は活動を続けており、警察は違法行為などがないよう臨時交番を設置するなどして警戒している。
今年上半期に全国の警察が摘発した危険ドラッグが絡む事件が去年と同じ時期と比べおよそ5倍となっていることがわかった。
今年1−6月の上半期に全国の警察が摘発した危険ドラッグが絡む事件は633件で、書類送検・逮捕されたのは689人だった。
事件数・摘発人数ともに去年の上半期のおよそ5倍となっている。
全国で摘発が相次ぎ、販売店舗数は今年7月にゼロになった。
摘発が増えた背景には、旧薬事法が改正され、販売店舗だけでなく、危険ドラッグの所持や使用で摘発できるようになったことがある。
危険ドラッグの密輸事件の摘発も39件と前の年に比べ19倍に増えていて、中でも、RUSHと呼ばれる危険ドラッグの密輸が大幅に増加しているとのこと。
青森県の弘前城で石垣の修理に伴い、天守を移動させる曳屋が今日、始まりおよそ100年ぶりに天守が動き出した。
レールに載せられた重さ400tの天守は今日午前9時過ぎ、4台のジャッキに引かれおよそ25cmずつ移動を始めた。
弘前城の曳屋工事は天守を支える石垣の修理に伴い行われていて前回はちょうど100年前に工事が完了した。
今日は世紀の大移動を一目見ようと大勢の観光客が詰めかけ作業を見守った。
天守は10月下旬までにおよそ70m移動し、その後、10年ほどかけて石垣の修理が行われる。
大阪府警の男性警部が当直の夜に捜査車両で抜け出し不倫相手の同僚と会っていたことがわかった。
捜査関係者によると、大阪府警福島署に勤務する48歳の男性警部が先月、当直責任者として勤務中だった夜に捜査車両を使って署を抜け出し、不倫相手で同僚の33歳の女性巡査長と自宅などで会っていたとのこと。
2人はともに既婚者だが、警部が去年9月に巡査長と同じ警察署勤務になり、今年4月から不倫関係にあったとのこと。
大阪府警は、厳正に処分するとしているが、2人は依願退職するとしている。
埼玉県にある学校法人文理佐藤学園の佐藤仁美学園長が1000万円を超える経費を海外のカジノやテーマパークなどで私的に流用していた問題で、佐藤学園長が一度も調査委員会の聞き取りに応じていないことがわかった。
文理佐藤学園によると、問題発覚後の先月12日に調査委員会が設置されたが、その前日から佐藤学園長は体調不良を理由に出勤せず聞き取り調査などにも応じていないとのこと。
政務活動費が選挙資金に流用されていたことが発覚した神戸市議会で、再発防止のための検討会が開かれています。
検討会は神戸市議会の守屋隆司議長をはじめ各会派の代表などが参加して開かれています。
神戸市議会の会派・自民党神戸では今年7月にがんで亡くなった大野一元市議が窓口となって調査委託費として政務活動費1000万円が支出されましたが、調査は架空で実際には選挙の陣中見舞いとして会派のメンバーに配られていました。
検討会では、領収書のほか、契約書や成果として出来上がったものもインターネット上で公開すべきという意見が出ています。
また、陣中見舞いを受け取った自民党神戸のメンバーからの聞き取りも行うべきという意見も出ていて、検討会は今後、再発防止策を取りまとめる方針です。
都心部の再開発計画の検討を進めている神戸市が、三宮駅周辺を歩行者天国にすることなどを盛り込んだ基本構想を発表しました。
神戸市が発表した基本構想には三宮駅前の交差点を歩行者天国にして新たに次世代型路面電車などの導入を検討することや、景観を守るために建物の高さ制限を厳しくすることなどが盛り込まれました。
三宮周辺はこれまで歩道が狭く、6つの鉄道路線が集中していて乗り継ぎの動線などの課題が指摘されています。
神戸市は次の再開発でこうした問題をクリアし歩行者優先の魅力ある街づくりを目指します。
また同時にJRでも駅前で温泉を掘り当てるなど再開発が進められていて神戸の玄関口としてにぎわいを取り戻す起爆剤となりそうです。
神戸市は30年後をめどに再開発を完了させたいとしています。
京都府京丹波町では特産の丹波ワインの仕込み作業が始まっています。
たわわに実ったぶどうの実。
およそ6ヘクタールの畑で収穫のシーズンを迎えているのはフランスブルゴーニュ地方原産の「ピノノアール」や「ピノブラン」など40種類以上のぶどうです。
キレとコクがあり和食にも合うとして人気の丹波ワイン。
今年は梅雨に適度に雨が降り夏の日照りにも恵まれて例年以上の出来栄えだということです。
籠いっぱいに収穫されたぶどうは次々に破砕機にかけられ作業場は甘い香りに包まれました。
収獲は今月20日頃まで続き搾り出された汁は発酵のため1ヶ月ほど貯蔵タンクで寝かされビンに詰められます。
およそ3万本が近畿地方を中心に全国に出荷され来月9日から1000円前後で販売されるということです。
2015/09/03(木) 11:30〜11:55
MBS毎日放送
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