生字幕放送でお伝えします岩渕⇒こんにちは「くらしきらり解説」です。
きょうのテーマは、こちらです。
担当は竹田忠解説委員です。
マイナンバーどういうものですか。
竹田⇒マイナンバーがどういうものかというと国民全員に割りふられる一生変わらない12桁の番号です。
どういうことに使うんですか。
マイナンバーは法律で使い道がはっきり決まっています。
まず税金と社会保障2つの分野で使います。
それぞれの分野で情報が把握しやすくなります。
この分野をまたがって番号で結び付けることによって何ができるかというと所得に応じた社会保障ということが制度として可能になるんです。
所得の高い人、税金をたくさん払っている人ですね。
その人は社会保障を例えば保険料ですとかそれをもっと払ってもらう逆に所得の低い人の場合には社会保障の側のサービス給付をもう少し厚くするといった少子高齢化で社会保障のお金は足りませんのでそういう工夫が可能になるということです。
それともう1つ、きのうマイナンバー法が改正されて新たに金融機関の預金のところにも番号を割りふるということが決まりました。
つながることでどうなりますか。
つまり所得と資産これがマイナンバーできちんと情報が管理されて、お金の流れが把握されることによって税務当局からすれば税の徴収がより強化できるとりっぱぐれがなくなるということです。
脱税防止によりつながりますね。
実際に預金に口座番号がふられるのは2018年からであくまで任意です。
預金者本人が同意をして銀行に私の番号はこの番号ですと伝えて初めて口座に番号がふられるんです。
必ずではないんですね。
政府は、その3年後に義務化することも含めて見直すといっています。
義務化になると例えば資産が丸裸になるのではないかとか国の監視が強まりすぎるという反対論もあるので今後、議論が焦点になるところですね。
もう1つ、今回の改正では年金が問題なりました。
日本年金機構の情報の大量流出事件がありましたのでマイナンバーを扱う時期をずらす延期するということになりました。
事実上、年金分野は番号の対象から外れることになるので制度の軌道修正が必要になります。
実際、マイナンバーはいつ私たちに知らされますか。
今から、ひとつきほどすると簡易書留の封筒が届きます。
各世帯に送られるんです。
この中に番号が入っています。
実際どういうものが入っているかというと通知カードと呼ばれる紙のものが入っています。
上の部分が通知カードになっています。
そしていちばん上に個人番号があります。
これがマイナンバーです。
その人が初めて見る自分のマイナンバーということです。
なぜこの時期に送られてくるのかというとマイナンバー法が施行されるのが10月の5日です。
その時点で日本に住民票がある人すべてに番号が付けられてそれを各市町村が簡易書留を使って送ってくるということです。
この簡易書留は世帯単位で送られます。
家族4人なら4人分の通知カードがこの中に入っています。
受け取ったらどうすればいいですか。
通知カード、下の部分とひとつながりになっています。
まず切り取り線のところで切り取って上の通知カードは保管してください。
下の部分は、実は申請書になっています。
必要な事項を書き込んでさらに裏側に自分の顔写真を貼り付けてください。
それで役所に送り返すと制度が本格運用になる来年1月以降個人番号カードというものに無料で変えてもらうことができます。
免許証のようですね。
顔写真は入っていますしまさしく運転免許証と同じのように公的な身元証明本人確認に使うことができます。
最大の特徴は裏側にマイナンバーも書いていますがICチップが入っています。
これは実は容量をわざと空けてあります。
空いている部分に企業が情報を入れ込むことで社員証として使ったり企業がポイントカードとして使ったりということもできるように設計されています。
1枚でいろんなことができるカードとなるかもしれないですね。
昔、住基カードがありましたがほとんど使われませんでした。
国としては、ぜひこれは失敗はしたくない。
たくさん使ってほしいということでいろんな機能を盛り込もうとしています。
ただこれは必ずしもプラスチックのカードに変えないといけないですか。
そんなことはありません。
通知カードのままでも全くかまいません。
マイナンバーには2つのカードがあります。
個人番号カードというのは希望して申請すれば無料で通知カードから変えてもらえるということです。
メリットはどこにありますか。
2017年からマイナポータルという新しい仕組みが始まります。
個人番号カードがないとアクセスできません。
マイナポータルは、そもそも何ですか。
自宅のパソコンなどからネットでアクセスすると自分専用のサイトがあって自分の年金の納付の状況が確認できたりします。
マイナンバーがあればできるんじゃないですか。
個人番号カードといってもマイナンバーを打ち込むわけではありません。
あまり関係ないんです。
個人番号カードの中にICチップが入っていってその中に情報が入っているので事前に登録した暗証番号を入力するとマイナポータルにいくことができます。
さらに何ができるかというと各役所がその人が受け取ることができる給付金、補助金などその人に関係があるお知らせが届くことがあります。
今までは自分が気付いて申請しなければいけませんでしたね。
日本の行政は申請主義で本人が申請しないかぎり本来受け取れるサービスを受け取ることができない。
それはしょうがないという仕組みなんです。
ですからせめて、その人に関係することぐらいは役所はきちんとお知らせをしてくださいということです。
気になるのは最初にくる紙の通知カードです。
もし受け取れなかったらどうなるんでしょうか。
簡易書留ですので受け取る人の印鑑やサインがないと届きません。
郵便受けに入っているわけではありません。
不在で受け取れない場合は再配達をしてもらわないといけないです。
なんといっても住民票の住所に自分がいない方は届きません。
注意が必要です。
国は、このようなちらしを作って事前に住民票ではないところに住んでいる方は事前に届け出てほしいそうするとそこに送りますと呼びかけています。
申請が必要な対象者は震災で避難生活を余儀なくされている1人暮らしで入院生活を送っている人家庭内暴力で被害に遭って別なところで暮らしている人その人たちが対象になります。
特にDVの被害者の方はこの手続きをしないとDVの加害者に大事な自分の通知カードが渡ってしまいます。
ぜひこの仕組みを知ってください。
自分で登録するんですね。
ホームページから申請書をダウンロードすることもできます。
料理家の栗原はるみさん。
2015/09/04(金) 10:05〜10:15
NHK総合1・神戸
くらし☆解説「マイナンバーがくる 番号通知まで1か月」[字]
NHK解説委員…竹田忠,【司会】岩渕梢
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出演者
【出演】NHK解説委員…竹田忠,【司会】岩渕梢
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ニュース/報道 – 解説
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
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