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【プロ野球】

逆転Vへ菅野フル回転 4日の後は10日阪神線

2015年9月2日 紙面から

雨天中止となり、ファンサービスでサインボールを投げ入れる菅野=富山アルペンスタジアムで(七森祐也撮影)

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 巨人の原辰徳監督(57)が1日、菅野智之投手(25)のフル回転方針を固めた。降雨中止決定後に先発ローテの再編について、こう言い切った。

 「(菅野を)休ませるわけにはいかない。1回飛ばそうとかいう余裕はないです」。いかに菅野を有効に投げさせるか。2日は予定通りポレダを先発させるが、チームの浮沈をG投の大黒柱に託す姿勢も強調した。

 9月は日程に余裕はある。北陸シリーズに続いて4日からDeNA戦。8日からは甲子園での阪神3連戦。雨天中止により、4日&10日というローテーションで菅野を回せることになった。

 今季のDeNA戦は2勝1敗。相性は悪くはない。2軍調整中のマイコラスの回復との兼ね合いもあるが、斎藤投手コーチは「菅野はできるだけ早くか」との質問を否定しなかった。

 この試合の振り替えは、10月に入ってからが濃厚。大勝負となることも考えられる。もちろん、菅野はフル回転OKの姿勢。「また対戦する機会があるので、雪辱できるよう頑張りたい」と打倒ツバメの思いを新たにすると「次に向けて準備し、しっかり投げられるよう頑張りたい」。勝負はここから。エースの投げる試合は、落とせない。近々に訪れる可能性が高い登板も見据えていた。(川越亮太)

 

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