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【プロ野球】

DeNA 自力CS消滅 拙攻で同一カード3連勝逃す

2015年9月4日 紙面から

8回裏、好投した先発の石田の降板に悔しげな中畑監督(金田好弘撮影)

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◇中日4−1DeNA

 中日が連敗を5で止めた。6回に荒木、ルナ、和田の3連打で先制。1−1と追い付かれた直後の8回にルナの中前適時打と赤坂の2点右前打で計3点を勝ち越した。DeNAは打線が要所でつながりを欠き、連勝が3で止まった。

   ◇

 再三の好機を逃した。DeNAが9安打6四球で1点の拙攻。同一カード3連勝に失敗し、自力CSの可能性が消えた。中畑監督は「しがみついてでも(打つ)という赤坂のような打撃をしてくれれば…。相手を褒めても仕方ないけど」と勝負どころをつぶした攻撃陣に苦言を呈した。

 先発の石田を援護できなかった。同点の8回1死一塁で降板し、結果的には2失点で敗戦投手。指揮官も「チャンスはあるけど先制できず、空気を重くしてしまった」と、あくまでも敗因を打線に求めた。

 4回と6回に1死一、三塁の先制機を逃し、3点を追う9回1死満塁も連続三振で試合終了。残り19試合で、球団初のCS進出は他力本願になった。「ゲームもなくなってくると、そういう話題になる。最後まであきらめず頑張ります」。奇跡のラストスパートに可能性を託すしかない。 (井上学)

 

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