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【プロ野球】

西武の高橋光成が球団史上最年少で月間MVPを受賞

2015年9月5日 紙面から

8月の月間MVPを受賞した西武・高橋光=千葉市内のホテルで

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◇西武2−1ロッテ

 西武が競り勝ち、ロッテと入れ替わって3位に浮上した。1−1の延長10回1死二塁で代打大崎が二塁打を放ち、1点を勝ち越した。9回から2イニングを抑えた高橋朋が2勝目。ロッテは3番手の益田がつかまり、勝率5割復帰を逃した。

     ◇

 セ、パ両リーグは4日、8月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは中日・若松駿太投手(20)とヤクルト・山田哲人内野手(23)、パは西武・高橋光成(こうな)投手(18)とソフトバンク・柳田悠岐外野手(26)が受賞した。新人の高橋光は18歳6カ月での受賞で、西武時代の松坂の18歳10カ月を更新し、両リーグ史上最年少となった。高橋光はリーグトップの4勝(1敗)をマーク。23日のロッテ戦では初完封勝利を挙げた。高校出新人の受賞はパでは清原(西武)、松坂に続き3人目。柳田は打率3割6分4厘、21打点、9盗塁がいずれもリーグ最多で2度目の受賞となった。

 山田はプロ野球史上19人目の4打数連続本塁打を放つなど好調で、いずれもリーグ1位となる9本塁打、22打点、6盗塁をマーク。2カ月連続3度目の受賞となった。

 18歳6カ月の史上最年少で受賞した西武の高橋光は「すごくうれしい。(2月の)早生まれで最年少になった」と新人らしく謙虚に喜んだ。

 8月2日のデビュー戦こそ黒星を喫したものの、9日のオリックス戦から完封勝利を含む4連勝。クライマックスシリーズ進出を争うチームの貴重な戦力となっている。「自分でもこれだけできるとは思っていなかった。弱気にならなかったことで、結果もついてきた。任せてもらった試合は長く投げて、最少失点に抑えることを意識してやりたい」と、さらなる飛躍を誓った。

 

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