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■LTCMショック まとめ■1998年当時のドル円相場の推移表 1998年10月7日〜8日、2日間で20円動いた破壊的円高、 ナイアガラの滝のようなドル暴落、★当時のドル円相場の推移と背景 6月15日 146.5円 円安がアジア通貨危機を悪化させ、各国から円安放置を非難される 6月18日 135.5円 NY市場で日米協調の円買いドル売り市場介入、円を押し上げる 6月26日 143.0円 日本政府から銀行の不良債権対策が出て来ない 7月 1日 137.4円 政府から恒久減税の発言 7月13日 144.5円 参議院選挙で自民党大敗、政局混乱の見方 7月17日 138.6円 自民党総裁選に梶山氏が出馬表明で、積極財政への期待 7月23日 142.1円 新総裁は小渕、積極財政は期待薄 7月28日 142.7円 新蔵相は宮沢、積極財政は期待薄 8月 3日 145.7円 宮沢「協調介入は意味がない」、日本の景気改善の兆し無し 8月 4日 146.0円 日本国内の金融不安・経済悪化・小渕政権も期待薄、海外勢日本売り 8月11日 147.6円 日本国内の金融不安、アジア経済危機は拡大、中国が日本国債を売却 8月13日 147.1円 ロシアの金融危機が再発、アジア各国の株式は下げ止まらず 8月17日 146.9円 ロシアが債務不履行・ルーブル切り下げ 8月18日 146.4円 榊原英資氏「円安は転換点を迎えた、147円が底」、見事な予想! 8月20日 142.3円 協調介入への警戒感 8月24日 145.2円 米国債急騰、ロシア危機で米国債に資金逃避 8月25日 143.2円 ロシアルーブル取り引き停止で、世界的金融不安の恐れ 8月26日 144.9円 衆参ねじれ状態で、金融法案の国会審議が進まず 8月27日 143.3円 ★ロシア危機・世界的株安で、ヘッジファンドが損失穴埋めの円買い 8月28日 140.2円 ★ロシアがルーブル取り引き禁止、ヘッジファンド損失穴埋めの円買い 8月31日 141.9円 日本国内の景気指数悪化 9月 1日 138.1円 ロシア政局の緊迫でNY株式531ドル暴落、ヘッジファンドの円買い 9月 2日 135.1円 ★ヘッジファンドがロシアで巨額損失、穴埋めのための円買い 9月 4日 132.9円 ルーブルの取り引き再開も、ルーブル暴落は止まらず−53%下落 9月 9日 130.4円 ★ロシア危機拡大でヘッジファンドの損失拡大、穴埋めのための円買い 9月10日 138.2円 ★日銀が金利低め誘導、円は暴落、日本国内の金融不安は深刻 9月11日 128.8円 クリントン大統領スキャンダルの弾劾裁判で、大統領辞任の不安 9月15日 133.4円 クリントン大統領辞任の不安後退 9月17日 135.7円 日本国内の金融不安、日経平均大幅安 9月18日 131.1円 ★LTCMの破綻が確定 9月21日 133.6円 金融法案に対する与野党の対立深刻 9月22日 135.2円 クリントン大統領スキャンダルビデオ映像公開も、大統領支持率は上昇 9月24日 137.2円 ★与野党の対立深刻で金融法案は混乱と迷走を極め、円は買えない見方 9月25日 133.4円 ★ヘッジファンドの巨額損失で、米国内の金融不安・欧米銀行への不安 9月28日 136.9円 ★日本リース倒産で日本国内金融不安 9月29日 136.6円 海外勢は米国内の金融不安でドル売り、国内勢は日本の金融不安で円売り 9月30日 133.6円 FRB利下げも予想より小幅で失望★ヘッジファンド損失で米国金融不安 10月1日 136.9円 ★日銀短観悪化、各種景気指数悪化、日経平均は大幅続落 10月2日 135.9円 ★ヘッジファンド損失による米国内の金融不安で、独マルクへ資金逃避 10月5日 136.1円 ★ヘッジファンドの損失で米国内銀行の経営不安、独マルクへ資金シフト 10月6日 132.3円 ★早期健全化法案の成立見通しが出て来る、★独連銀が利下げを示唆 10月7日 118.8円 ★銀行に公的資金60兆円注入決定、日本の金融不安消え、日経平均急騰 10月8日 111.5円 ★クリントン「円高歓迎!」★ヘッジファンドがドル処分・大規模円買い これら為替に関する内容はすべて、当時私が、日経新聞・テレビ・短波放送・ 金融機関などから集めた、ドル円相場に関する情報を記録して保存しておいた ものを元にして書いている。 TOP Copyright (C) 2010 murakamikanako.com All Rights Reserved. |