会期終了間際に滑りこむように1日に2つも美術展をハシゴしたり、仕事が終わった足で美術展に行ったり、その合間に美味しいものを食べたり。 美術展や本の感想など、書きたいことはいろいろあるのですが、まずは25日のことから。
この日も琵琶湖の畔でお仕事。
真っ正面に琵琶湖と比良山がみえて、思わず仕事の合間にパチリ。 朝は連日真冬並みの冷え込みで比良山系は雪化粧でした。
思いがけず、スタッフみんなで鮒ずしをご馳走になりました。 珍味だから本当はお酒と一緒に味わいたいところなのですが、仕事中なのでひたすら鮒ずしだけ。 強いクセや独特の臭いがあまりなくてマイルドで美味。 こんなに食べられるかなと思っていたのに、みんなで2尾をペロッと完食(笑)。
その後、大急ぎで伊勢丹の美術館えきへ。 東山魁夷が大好きな母と一緒に「東山魁夷 わが愛しのコレクション展」をみてきました。 平日の夜だったからか、東山魁夷が現代の流行に合っていないのか、ゆったりと静かに絵を鑑賞できてよかったです。 この展覧会は3月29日(日)まで。
劇的でない風景をとらえて、いかにして独自の叙情性を反映させた絵に昇華していったのか、そのプロセスに触れられて興味深かったです。 そして戦争末期、もう若くない年齢で応召して(魁夷は戦前にドイツ留学を経験し、すでに画家としてある程度の評価を得ていた)、爆弾を抱いて突っこむ特攻訓練に明け暮れた末に終戦を迎えたという経験から、戦後は「生」の意味を自らに問いかけたということも初めて知りました。 生をどこまでも肯定的にとらえた東山魁夷だから、人の気配のない静かな森や雪景色を描いていても、みる人を温かく包みこむ明るさがあるのだと納得。
特に印象的だったのは、雪原に青と藍色の濃淡だけで森を描いた「雪原譜」と、満月を映した湖の「二つの月」(展覧会ポスターに使われている作品)。 魁夷=青のイメージだけれど、青いものを好んだのではなく、森や自然が青味を帯びる時刻の風景を好んで描いたという解説に、青味が残る黄昏時の空が大好きなのでとっても共感しました。
絵はがきは「雪原譜」がなくて残念。 買ったのは「二つの月」「スオミ」。 魁夷の愛蔵品として展示されていた小物の中に、ドイツの小さな木の人形やガラスの動物やミニチュアの瓶など、こまごましたものがいっぱいあって親近感が増しました。 ドイツで私とまったく同じ人形を買ったんだなあとうれしくなって、作品の絵はがきと一緒に記念撮影してみました。
晩ご飯は、外国人観光客でいっぱいのレストラン街で。 外国人に一番人気はとんかつのようでした。
仕事&展覧会で充実した一日のシメに、お寿司&ビール♪ 隣の席で食べていたイタリア人のおじさんたちに、お箸でぱくっと食べるところをジーッと観察されました(笑)。
京都駅ビルの大階段、夜はLEDで桜の風景になっているんですね。 季節によって変わるんでしょうね。
■いろいろな記事に拍手をたくさんありがとうございます。