ニュース詳細
「新型iPhoneテストに当選」の詐欺相次ぐ9月5日 6時27分
k10010216981_201509050713_201509050713.mp4
これから発売される新しい「iPhone」のテスト利用者に当選したという偽の画面をスマートフォンに表示させ、クレジットカード情報などを入力させて盗み取ろうとする新手の詐欺の相談が、少なくとも数十件、警視庁に寄せられていることが分かりました。警視庁は、個人情報を入力しないよう注意を呼びかけています。
警視庁によりますと、スマートフォンでショッピングや音楽のサイトなどを閲覧しているときに、大手IT企業アップル社を装って「これから発売される新しいiPhoneのテスト利用者に当選した」という偽の画面が表示されたという相談が、ことし7月下旬から少なくとも数十件寄せられているということです。表示では、いくつかの質問に答えて入力していくと、そのうちiPhoneをプレゼントするためとして、個人情報やクレジットカード情報の入力を求めてくるということです。
警視庁は、個人情報を盗み取ろうとする新手の詐欺だとみていますが、なかには実際にカード情報などを入力してしまった人もいるということです。
新しいiPhoneは、日本時間の今月10日のアップル社のイベントで発表されるとみられ、警視庁は、iPhoneが当選したなどと表示されても、個人情報を絶対に入力しないよう注意を呼びかけています。
警視庁は、個人情報を盗み取ろうとする新手の詐欺だとみていますが、なかには実際にカード情報などを入力してしまった人もいるということです。
新しいiPhoneは、日本時間の今月10日のアップル社のイベントで発表されるとみられ、警視庁は、iPhoneが当選したなどと表示されても、個人情報を絶対に入力しないよう注意を呼びかけています。
“個人情報など入力” した男性は
インターネット上でも、今回の偽の画面に個人情報やカード情報を入力してしまったという投稿が相次いでいます。
福島県に住む40代の男性はことし7月、スマートフォンに表示されたバナー広告をクリックしたときに、新しいiPhoneのテスト利用者に選ばれたという当選画面が表示されたということです。男性はそのまま質問に回答して、個人情報やカード情報を入力してしまい、8月のカード明細を確認すると、身に覚えのない海外の動画サイトの運営会社から5600円余りの請求が届いたということです。
男性は、クレジットカードを再発行して番号を変更したということで、「自分は詐欺に引っかからないという自信があったが、アップル社のロゴや当選者の声などが表示され、本物だと信じてしまった。本当にショックで怖いです」と話していました。
福島県に住む40代の男性はことし7月、スマートフォンに表示されたバナー広告をクリックしたときに、新しいiPhoneのテスト利用者に選ばれたという当選画面が表示されたということです。男性はそのまま質問に回答して、個人情報やカード情報を入力してしまい、8月のカード明細を確認すると、身に覚えのない海外の動画サイトの運営会社から5600円余りの請求が届いたということです。
男性は、クレジットカードを再発行して番号を変更したということで、「自分は詐欺に引っかからないという自信があったが、アップル社のロゴや当選者の声などが表示され、本物だと信じてしまった。本当にショックで怖いです」と話していました。