軍事パレードに出席の連戦・国民党元主席、台湾の空港で靴投げつけられる

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中国北京市で3日行われた抗日戦勝70周年記念の軍事パレードに出席した台湾与党・国民党の連戦・元主席(元副総統)が同日深夜、台湾に戻り、空港で反中団体メンバーらの抗議を受けた。靴を投げつけられるなどしたがけがはなく、問いかけに答えず空港を後にした。香港・東網が4日伝えた。

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連戦氏は今回、中国側の招きに応じて軍事パレードに出席し、天安門楼上の最前列で観覧しており、台湾政界で批判の声が上がっている。同じ国民党の議員からも処分を求める意見が出た。

台湾総統府の陳以信報道官は、「馬英九総統は今回の連戦氏の動きが『国の立場からかけ離れたものだ』として、つらく遺憾に思っている」と表明した。

(編集翻訳 恩田有紀)