中韓がバスケの親善試合で乱闘騒ぎ、韓国が批判「暴力的な少林バスケ、ジャッジも幼稚」―中国メディア

配信日時:2015年9月4日(金) 21時10分
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3日、中韓バスケの親善試合で選手同士の乱闘騒ぎが起きたことを、韓国の複数のメディアが伝えた。韓国チームは「ジャッジのレベルもひどく、あまりに幼稚だ」と批判した。
2015年9月3日、中国メディア・網易によると、中国と韓国のバスケットボール親善試合で選手同士の乱闘騒ぎが起きたことを、朝鮮日報など韓国の複数のメディアが伝えた。中国バスケは近年、国際試合でも「少林バスケ」と呼ばれるほど荒っぽいことで悪名が高く、とても紳士的とは言えない振る舞いに失望が広がっていると批判した。

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中国プロバスケボールのリーグ戦では選手がコートで乱闘騒ぎを起こすことはしょっちゅうで、韓国メディアの調べによると、ほぼ毎月1回は乱闘が起きている。2011年にバイデン米副大統領が訪中した際の親善試合で、米中双方の選手が殴り合いになった事件はとりわけよく知られている。

そして8月30日、中国の仏山チームと韓国の釜山KTチームの選手の間で起きた今回の乱闘騒ぎ。KTチームは、シーズンイン前に選手の実戦能力向上が図れると思っていたが、まさか中国の選手から紳士的とは言いがたい行為を振るわれるとは思っていなかったと述べ、「ジャッジのレベルもひどく、あまりに幼稚だ」と批判した。

韓国メディア・ニューシスは、中国メディアはこの事件について、KT側の選手による心理戦と過剰な行為に騒ぎの原因を求める報じ方をしているが、記事に掲載されている画像には、その伝える内容に反して、中国人選手が倒れ込んだKTの選手に対して殴る蹴るの暴行を働いている場面が写っていると報じた。KTの関係者は、試合で乱闘が起きることはよくあるが、ボクシング選手のような顔に腫れ上がってしまったような今回の状況は性質が異なり、完全に暴力行為だと批判している。

なお、2011年の米中間の乱闘以前にも、2005年にプエルトリコとの対戦でも中国は「少林バスケ」を繰り広げた。(翻訳・編集/岡田)

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