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■ 超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その8

1 名前:TPC一刻館支部隊員:2014/07/24(木) 02:52:48

リクスレもついに8スレ目に突入しました <(・−・)
住人達よ来たれ!…という事で、以下にリクスレルールのテンプレを。


ここは各作品の枠を越えた夢の共同戦線や対決に重点を置き、
特撮」「アニメ」「ゲーム」「漫画」「小説」等々、
多ジャンルに及ぶヒーロー作品を【すごかが】的にクロスオーバーし、
考証(でっち上げ)をするスレの8スレ目となります。

この場にて本スレ参戦希望作品のリクエストも受け付けておりますが、
必ずしも要望、希望が叶い通るとは限らないので、そこは承知お願いします。

※空想大戦の内容の無断転載及び、ローカルの話題を
関連スレッド以外の場所へと持ち出すのは原則として禁止!


・スレタイの通り、練習やテストに使うもよし。

・参加に自信のない方が一発ネタを書き込んでみて他の反応を待つもよし。

・単発ネタだけ書き込みたい方が、ここにとりあえずプロト原稿を書き込み、
 加筆修正を依頼した上で、本スレへのコピペを申請するもよし。

・名無し客様や他スレのキャラハンの皆様が、超大戦を見た感想を
 こっそり(あるいは堂々と)書き込むもよし。

・好きな作品の出演俳優、声優、スーツアクター等々について語るもよし。

・超大戦シリーズの運営とは全く無関係な話題の雑談を繰り広げるもよし。

・独り言や愚痴を一人でこっそり呟くもよし。

・ワイワイとお祭り騒ぎをするもよし。

・部外者の皆様にも書き込み練習用に一般開放します。

・レギュラー、オブザーバー参加を問わず、住人の皆様は最低でもコテハンを名乗って下さい。

・どなた様も遠慮なくお越し下さい。

・住人の方が都合で来られなくなる場合、一報を打たれる事を奨励します。
 あまりにも自分の知らない作品が多過ぎて参戦できないという方も、
 是非こちらまで御一報の上、遠慮なく相談をどうぞ。

・Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトへのリンクを直接貼る場合は
 “本当に必要な参考資料”以外はなるべく自重して下さい。
 また、動画への直リンクは原則避けるように願います(アドレスの先頭の“h”を外す)。

・ネタバレな話題を書く際は、タグを用いて反転文字にする事。
 反転文字タグ:<font color=efefef></font>(実際に使用する際は、“<”と“>”を半角にする)
 ネタバレ禁止期間は以下の通り。禁止期間中に話題にしたい場合は反転文字にしましょう。
○TV番組は放送後三日まで
○書籍(漫画・小説など)は発売後一週間まで
○ゲームおよび映画は発売後1ヶ月まで



■設定の優先順位
1、作品の映像で描かれたもの  2、作品の公式設定  3、雑誌等による設定
4、公式ではないが一般的に周知の設定  5、スパロボ等の設定  6、原典に矛盾がない程度のオリジナル設定


物語の紡ぎ手たる隊員諸君、ただちに出撃せよ!!


過去スレ並びに関連スレは、以下の通りになります。

<過去スレ>

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所(初代・リクスレ)
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/108/1085357593.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その2
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/111/1117189697.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その3
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/115/1151054767.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その4
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/1166/11669/1166961566.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その5
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/1192/11924/1192467254.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その6
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/1232/12320/1232031415.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その7
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1296821489

<関連スレ>

■超クロスオーバー空想大戦(初代・本スレ)
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/108/1084962936.html

■超クロスオーバー空想大戦2(現・本スレ)
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1187112684/

■超クロスオーバー空想大戦・作品考証談話室(避難所)
http://charaneta.just-size.net/bbs/test/read.cgi/ikkokuRH/1080433232/

■超クロスオーバー空想大戦・登場済人物一覧
http://wiki.fdiary.net/scrossficwars/

■超クロスオーバー空想大戦・まとめサイト
http://wiki.fdiary.net/scrossficwars/?nn060529

<姉妹作品>

■超クロスオーバー空想大戦 ORIGINAL OPERATION
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/411/1084963207/

■闘争の系統 〜光と闇の果てしなき戦い〜
http://www.geocities.jp/oa002843/index.html


2 名前:ルール説明その1 序文:2014/08/19(火) 00:04:45

※以下、現行の本スレ2序文に掲載された、2007年時点での本企画ルール説明を
 2014年の現状向けに改訂したものの掲載となります。


■SS執筆においてのルール解説

ここ『超クロスオーバー空想大戦』の二次創作企画において、SSを執筆するにあたって
以下の要項は準拠をお願いします。

@SSを書き終わったら、例を挙げると
<正義側の場合>「○MACの黒田隊員→ツルク星人を倒す」
<悪側の場合>「●スマートレディ→ガス人間に倒される」

といった風に、善人(味方)の場合は文章の最初に○を、悪人(敵)の場合は●を、
中立勢力もしくは立場が判別不能な場合は△を付けて、最後にその時の展開を纏めて下さい。

A新キャラ・新規参戦作品が登場した場合は、
【今回の新規登場】
○or●+キャラ名(作品名)

のように出典を記載お願いします。こちらの方も、善人なのか悪人なのか一目で解かり易いように、
キャラ名の先に○か●か△を併記お願いします。

あとは、他の執筆陣の書いたSSを参考に、分からない事項は遠慮なく、リクスレの方で尋ねて頂ければ幸いです。

その他、大まかな説明部分へのリンクは以下の通りとなります。
なお、世界観や勢力などに纏わる記載は、あくまでイメージを構築する際の参考程度によるもので、
本スレに投稿済みのSSで明記された物を除けば、執筆者の構想次第で変動する可能性は大いにあります。

>>3 空想大戦主題歌
>>4 地球の政府・軍、宇宙の警察組織
>>5 地球の警察組織、日本の政府組織(警察関係)
>>6 その他の正義側組織、主な敵組織
>>7 時間の流れについて、世界観について
>>8 地球(地上)とは異なる世界について、「人間」「人類」の定義について
>>9 DRAGON QUEST(以下DQ)シリーズについて、考察ネタ
>>10 クロスオーバー空想世界における『神』また『それに類する者』の順位・序列
>>11 黄泉がえり現象、時空クレヴァス
>>12 特定作品の扱いについて




3 名前:ルール説明その2 空想大戦主題歌:2014/08/19(火) 00:05:58

■超クロスオーバー空想大戦・公式OPテーマ

   『燃えろ!ヒーロー軍団』

作詞:八手東肇
作曲:菊羽森宙亜岳之
歌:ななしいさお&すずむし'04&オマエモナゆりかご会

1.魔の手がせまる 平和な街に
  宇宙の闇から 海の底から
  吼える怪獣 荒ぶる怪人
  立ち向かえるのはただ一つ
  ニンゲンの勇気
  (今だ! 出動!)
  コミック アニメの勇者達
  特撮 ゲームの星達よ
  僕らの希望を背に受けて
  集え この場所へ 正義の旗へ
  あれは スーパーヒーロー軍団!!

2.恐怖が覆う 静かな空を
  次元の果てから 大地の底から
  うなる怪ロボ 牙むく妖怪
  打ち砕けるのはただ一つ
  ニンゲンの怒り
  (今だ! 出撃!)
  変身 装着 合体だ
  科学も 武術も 超力も
  みんなのために命かけ
  走れ あの基地へ 光の元へ
  行くぞ スーパーヒーロー軍団!!

3.何かがうごめく 君の近くで
  心の弱さを 優しい思いを
  狙う軍団 非情の犯罪
  ふり払えるのはただ一つ
  ニンゲンの絆
  (今だ! 出陣!)
  ビームだつるぎだ 体当たり
  呪文だ こぶしだ バズーカだ
  無敵の技を身につけて
  叫べ 声高く 勝利の歌を
  我ら スーパーヒーロー軍団!!




4 名前:ルール説明その3 地球の政府・軍、宇宙の警察組織:2014/08/19(火) 00:08:14

■地球人類主体の政府・軍

 ○地球連邦【機動戦士ガンダムシリーズ】【スーパーロボット大戦シリーズ】

 ○地球連合【宇宙の騎士テッカマンブレード/U】【機甲戦記ドラグナー】【ラーゼフォン】
        【機動戦艦ナデシコ】【機動戦士ガンダムSEEDシリーズ】

 ○地球圏統一連合【新機動戦記ガンダムW】

 ○新地球連邦【機動新世紀ガンダムX】

 ○地球統合政府・軍【マクロスシリーズ】

 ○地球統合政府EFA【超重神グラヴィオン/Zwei】

 ○地球統一政府、自由惑星同盟【銀河英雄伝説】

 ○人類統合体【星界の紋章/戦旗】

 ○惑星連合・惑星連合宇宙軍、汎銀河共和国【無責任艦長タイラー】

 ○世界連盟【宇宙戦士バルディオス】

 ○地球統一機構U.C.E.【Another Century's Episodeシリーズ】

 ○地球平和守備隊【太陽戦隊サンバルカン】

 ○地球守備隊【電撃戦隊チェンジマン】

 ○国際空軍【超力戦隊オーレンジャー】

 ○地球防衛軍【魔界戦記ディスガイア】

 ○連合地球軍EDF【地球防衛軍シリーズ】

 ○国連安全保障軍【地球防衛企業ダイ・ガード】

 ○国際連合(国連) etc…


これら各作品における地球人類主体の政体及び軍事組織の名称は全て「地球連邦」で統一し、
宇宙各地における連邦傘下の植民星も含んだ呼称を「自由惑星同盟」とします。
地球連邦政府・大統領は、自由惑星同盟・最高評議会議長を兼任します。
地球連邦軍の中に、主に人外の侵略者と戦う「地球守備隊」があって、
イーグル【秘密戦隊ゴレンジャー】やネルフ【新世紀エヴァンゲリオン】、
国際地球防衛会議【ミラーマン】やKSS【スーパーロボット マッハバロン】、
GEAR【GEAR戦士 電童】などの組織は、その一セクションとします。



■宇宙の警察組織

 ○星間警察ユニバーサル・ガーディアン【ロスト・ユニバース】

 ○宇宙警察カイザース【勇者エクスカイザー】

 ○宇宙警備隊【ウルトラマンシリーズ/太陽の勇者ファイバード】

 ○宇宙警察機構【勇者司令ダグオン】

 ○銀河連邦警察【宇宙刑事シリーズ】

 ○宇宙警察【特捜戦隊デカレンジャー】

 ○連邦宇宙軍【パラデューク】 etc…


 各作品における宇宙規模の各警察組織については、
 宇宙全体では宇宙警察機構の銀河系支部として銀河連邦警察があり、
 ウルトラの国を中心とした宇宙警備隊と協力関係にあるとします。
 銀河連邦警察は内外銀河1200ブロックから成り立つ組織であり、総本部は外銀河宇宙に存在する。
 地球は第87プロックに所属し、内銀河第10惑星バード星【パーマン/宇宙刑事シリーズ】の管轄下にある。
 バード星銀河連邦警察の最高司令官はコム長官であり、地球圏では、第一太陽系地区宇宙刑事隊長である
 一条寺烈=宇宙刑事ギャバンと宇宙警察・地球署のボスであるドギー・クルーガーの指揮のもと、
 地球地区担当の宇宙警察官には、個人の判断で犯罪者をその場で処刑してよい権限まで与えられているような、
 いわゆる郡保安官:County Sheriffシェリフ型の宇宙刑事や、犯人の処刑には宇宙最高裁判所の許可が必要とされる
 SPDなどが、地球に派遣されて来て(あるいは現地採用されて)いる。


◎MDPO【ウルトラマンシリーズ全般、ミラーマン、ジャンボーグAなど】
 宇宙連合内におけるタカ派の台頭による侵略などに対抗する為、
 地球連邦軍内の一セクションであった対怪獣用地球防衛組織・Mフォースが解散、新たに編成され、
 ICPOのW.I.N.R.や科学特捜隊、世界科学連邦のSRCなども傘下とする独立した機関、
 怪獣災害防止機関:MDPO(Monster Disaster Prevention Organization)となったもの。
 それにより、Mフォースの幹部は一度解散、新たに各組織トップから幹部が一人ずつ選ばれ、
 情報の共有、及びこれまでMフォース内でもほとんど個々で活動していた各組織間の協力の
 為にホットラインが敷かれ、絶えず情報交換が行なわれるようになった。

 その総本部として、MDPOの構想を最初に提案したTPC総合本部・グランドームが選ばれ、
 MDPOの幹部達は、平時は各組織の基地にいて、非常時、及び1ヶ月に1度の幹部会議の際には
 TPC総合本部へ集まることになっている。
 さらに、MDPOの各実働部隊(スーパーGUTS、科学特捜隊など)の隊長も、非常時や
 2週間に一度の報告会の際に、その地区で最大のMDPOの基地(極東地区でいうと日本のTPC総本部)
 へ集まることになる。




5 名前:ルール説明その4 地球の警察組織、日本の政府組織(警察関係):2014/08/19(火) 00:09:23

■地球の警察組織

 地球全体では、ICPOあるいはインターポールの呼称で知られる
 国際刑事警察機構(International Criminal Police Organization)を頂点に、
 そのICPOの中でも特殊能力を持つエキスパートばかりを集めたのが
 国際警察機構=ユニコーン機関【ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日】であり、
 科学特捜隊【ウルトラマン/ジャッカー電撃隊】やアメリカのFBI、CIA、
 日本の警視庁、MI6、中国公安部もその一セクションである。

 ICPO長官は、大人に成長した金田正太郎【超電動ロボ 鉄人28号FX】であり、
 ユニコーン機関のトップである黄帝ライセは、同時にICPOの最高顧問を務める。
 デストロンハンター出身の佐久間ケン【仮面ライダーV3/SPIRITS】が本部長として現場にて指揮を執り、
 主な現場での陣頭指揮は銭形幸一警部【ルパン三世】や、春麗【ストリートファイターシリーズ】などが行っている。
 ICPOの本部所在地は、フランス(リヨン市)。



■日本の政府組織(警察関係)

 (政府組織)

 ○SRI【怪奇大作戦】
  半官半民の科学捜査機関。警察の嘱託。

 ○オカルトGメン【GS美神 極楽大作戦!!】
  オカルト専門の警察組織。

 ○怪獣Gメン【スペクトルマン】
   元は環境省の1セクション=公害Gメンだったが、バイオテクノロジーを利用した怪獣と戦うために特務機関となる。

 ○国家警備機構【アイアンキング】
   日本の安全への脅威に対して隠密捜査を行う組織。アメリカで言うCIA?

 ○治安維持局【未来戦隊タイムレンジャー】

 ○B.A.B.E.L.バベル【絶対可憐チルドレン】
   内務省特務機関超能力支援研究局、BAse of Backing Esp. Laboratoryの略。エスパーの保護と人類との共和を目的とした組織。

 ○内閣情報調査室=CIROサイロ【EVEシリーズ】
   以下内調。内閣官房の内部組織の一つ。

 ○森羅【NAMCO×CAPCOM】
   闇に潜み、人に仇なす魑魅魍魎と戦いを繰り広げる特務機関。


(警察内組織)
 ○対妖魔特殊警察部隊 AMP【サイレントメビウス】

 ○0課装甲警察部隊=ZAC【電脳警察サイバーコップ】

 ○特別科学捜査室【ロボット刑事】

 ○特車隊【機動警察パトレイバー】

 ○特別救急警察隊=ウインスペクター【特警ウインスペクター】

 ○特捜救急警察=ソルブレイン【特急指令ソルブレイン】

 ○特別救急捜査隊=エクシードラフト【特捜エクシードラフト】

 ○勇者警察=ブレイブポリス【勇者警察ジェイデッカー】

 ○未確認生命体対策班=MPD/SAUL【仮面ライダーアギト】

 ○特殊刑事課【はみだし刑事/こちら葛飾区亀有公園前派出所】

 ○ZECT【仮面ライダーカブト】

 8マン=東八郎、8マン・ネオ=東 光一【エイトマンシリーズ】、ジバン=田村直人【機動刑事ジバン】、
 ジャンパーソン、ガンギブソン【特捜ロボ ジャンパーソン】らは、特定のセクションに属さない遊軍的存在。
 裏刑事達を指示する超法規委員会【裏刑事】は、警察に近しい、だが警察を外れた組織として考えられる。




6 名前:ルール説明その5 その他の正義側組織、主な敵組織:2014/08/19(火) 00:10:56


■その他の正義側組織

※記載する勢力は、空想大戦本編にある程度関わっているものに留める。

 ○サージェス財団(通称:サージェス)【轟轟戦隊ボウケンジャー】
  世界各地で失われかけている貴重な宝を集める民間団体。

 ○神月財閥【ストリートファイターシリーズ】
  世田谷区に居を構える、神月かりんの家。攻撃衛星『まんじゅしゃげ』所有。

 ○ケロロ小隊【ケロロ軍曹】
  ケロロ軍曹を隊長とした、ケロン星の軍隊「ケロン軍」の小隊の一つ。
  現在はαナンバーズに統合されている地球圏の戦闘部隊「コネクト・フォース」に参加していた経験有り。

 ○多世界間企業株式会社アルファ・システム【アルファシステム無名世界観】
  九州地方熊本県に存在するとあるゲーム会社。
  現実世界で、高機動幻想ガンパレードマーチ、絢爛舞踏祭、式神の城シリーズなどを開発した
  ゲーム会社。アルファ・システムは、神聖同盟の出先機関または本拠地とされている。
  2004年6月にセプテントリオンにより壊滅。
  アルファの残党は健在している様であり、現在ゲリラ的に活動中。
  なお、現実世界においては現在も存在し、ゲームを誠意製作中である。

 ○神聖同盟【アルファシステム無名世界観】
  世界移動組織のひとつ。セプテントリオンと敵対関係にある。
  青或いはアルファ・システムの活動拠点と見られ、儀式魔術白いオーケストラ前後のリーダーは、
  アリアンことソーイチロー・ヤガミ。本拠地は火星に在る。
  クード標準暦 2298年、セプテントリオンに対抗する為、旧世界調査局系の各世界の軍部ハト派や
  千人委員会などが秘密裏に神聖同盟を締結した。彼らは、引き続き「世界調査局」を名乗っている。
  アルファシステム社を通じて夜明けの船にプレイヤーを送り込んだのはここ。
  第3世界のわんわん帝國やにゃんにゃん共和国の重鎮や数多くの良き神々が参加しており
  【とっとこハム太郎】【ガウガウわー太】など動物作品が参入してくる際の本命枠と見られる。

 ○錬金戦団【武装錬金】
  錬金術の成功の証である、核金の機密保持や保管及び、人造人間ホムンクルスの討伐を任務とする戦闘組織。



◎プリンセス・ユニオン(略称:PU)
 全宇宙・次元の王女や令嬢たちによって結成されたヒーロー支援組織。

【正義と平和の為にヒーロー達と共に戦う覚悟を持っていること】。
【種族は問わず、王族や有力政治家、大富豪などの血脈ではなく、正義の血のみを重視する】。
【父母や一族、更に過去のプリンセス本人が悪側であろうとも、現在が正義の人であればいい】

 以上がPU参加条件です。
 素行に問題があり、過去の行いを悔い改めていない
 プリンセスは原則として参加していない…… 事になっています。

 ○セイラ・マス【機動戦士ガンダム】 ○シーラ・ラパーナ【聖戦士ダンバイン】
 ○ラクス・クライン【機動戦士ガンダムSEEDシリーズ】

 上記の3人が中心的役割を果たしている。
 実動部隊として5人のエンジェルライダーズ
 (岬ユリ子、上村美也、沢木雪菜、霧島美穂、長田結花)を擁し、
 神月財閥令嬢・神月かりんを通じて多くの女性格闘家たちとも協力体制にある。
 旗艦はセイラが艦長を務める、『エトワール・ド・ラ・セーヌ(ラ・セーヌの星)』。


◇他PUメンバー

 ○銀河連邦警察長官令嬢・ミミー【宇宙刑事ギャバン】

 ○デルフィヌス座ヴァルハラ星皇女ワるきゅーレ=ワルキューレ【円盤皇女ワるきゅーレ】

 ○セシリー・フェアチャイルド/ベラ・ロナ【機動戦士ガンダムF91/機動戦士クロスボーン・ガンダム】
  元コスモバビロニアの偶像・マザーバンガード初代艦長・PUメンバー。
  XM-07ビギナ・ギナのパイロット。

 ○カガリ・ユラ・アスハ【機動戦士ガンダムSEEDシリーズ】
  南太平洋・オーブ連合首長国代表首長。MBF-02ストライク・ルージュパイロット。
  キラ・ヤマトの双子の姉(キラ曰く妹)。

 ○クラリス・ド・カリオストロ【ルパン三世 カリオストロの城】
  ヨーロッパ・カリオストロ公国公王(オリジナル設定)・PUメンバー

 ○マイラ大使【世界忍者戦ジライヤ】
  中近東・アメール民主共和国特別平和大使(退位した元女王)。
  世界忍者豪忍アブダダの姪。

 ○ササール王女【ジャイアントロボ(実写版)】
  ヨーロッパ・アラー共和国王女・PUメンバー。
  (※原典に登場したのは幼い少女でしたが、オリジナル設定として
    このクロスオーバー世界では成長した女性として登場しています)

 ○リリーナ・ドーリアン【新機動戦記ガンダムWシリーズ】
  地球連邦外務次官・先代ドーリアン外務次官の養女・サンクキングダム元王女。
  PU中枢メンバーの一人・戦艦ゼフィルスの艦長。

 ○馬場ミルク=仮面の忍者桃風【NG騎士ラムネ&40シリーズ/VS騎士ラムネ&40炎】
  異世界ハラハラワールドにあるアララ国の第3王女・馬場ラムネ。
  2代目勇者ラムネスの妻で馬場ラムネード=3代目勇者ラムネスの母。大食漢。

 ○リムル・ルフト【聖戦士ダンバイン】
  バイストン・ウェル人。ドレイク軍首領ドレイク・ルフトの娘。
  ゼラーナ乗組員としてオーラバトラーパイロットも務める。

 ○天堂香=ホワイトスワン【鳥人戦隊ジェットマン】
  旧姓・鹿鳴館。鹿鳴館財閥の現総帥(TVシリーズ最終回後に就任)で、天堂竜=レッドホークの妻。
  国際空軍(旧スカイフォース)の嘱託隊員。S.U.P.への大口出資者も兼ねている。
  ジェットスワンパイロット兼、ジェットイカロス。イカロスハーケン。
  ジェットガルーダ。ハイパーハーケン。グレートイカロスのサブパイロット。

 ○グレース・マリア・フリード【UFOロボ グレンダイザー】
  フリード星王女(デューク・フリードの妹)・宇宙科学研究所・ドリルスペイザーパイロット。

 ○ディアナ・ソレル=キエル・ハイム【∀ガンダム】
  月の民ムーンレイスの女王だが、実は本物のディアナと瓜二つの容姿を持つ。
  キエルが入れ替わっている影武者。未来世界でPUを再興し、その代表に就任している。

 ○阿重霞【天地無用!シリーズ】
  星間国家「樹雷」第一皇女。最高議会議員。

 ○火球皇女=セーラー火球【美少女戦士セーラームーン セーラースターズ】
  キンモク星丹桂王国第1皇女。最高議会議員。

 ○ファーラ姫【百獣王ゴライオン】
  アルティア星王国王女。最高議会議員。
  青獅子パイロット及び、ゴライオンのサブパイロット。

 ○月ひかる=アンドロ仮面【好き! 好き!! 魔女先生】
  アンドロメダ星雲α星(宇宙連合を脱退、現在は宇宙連邦に加盟)の皇女。
  宇宙連邦平和監視員。

 ○ロミナ・ラドリオ【忍者戦士飛影】
  ラドリオ星王女。最高議会議員。宇宙船エルシャンクのオーナー。

 ○エリカ女王【闘将ダイモス/超電磁大戦ビクトリーファイブ】
  バーム星(小バーム)女王。竜崎一矢の妻。

 ○三千院ナギ【ハヤテのごとく!】
  三千院財閥の令嬢。



◎スクランブルフォース
 小学生から高校生までを中心としたティーンエイジャーで構成された戦士部隊。
 (アメコミの世界で言うところのアベンジャーズやジャスティスリーグのようなもの)
 一種の互助ネットワークの役割も果たす。
 主に3つの部隊を編成し、それぞれが相互関係を持つ。


◇鋼鉄甲隊【パンツァーパート】
 MSや勇者系ロボットを中心とする巨大戦を操る戦士たちで編成された部隊。
 戦士の大半は極東軍指令基地に所属。代表戦士は下記の通り(紹介するのは一部である)。
 ATPからはウルトラマン80=矢的猛が補佐に当たる。

≪メンバー≫

 ○峯崎拳一【熱血最強ゴウザウラー】
  家族は両親のみ。スポーツ用品店を経営している。スケボーが得意で、プリンが好き。
  苦手なものは勉強とこんにゃく。マッハプテラパイロット。明るく活発な性格。
  (尚、ゴウザウラーには他、数名のパイロットがいるが、今回は割愛する)

 ○ウッソ・エヴィン【機動戦士Vガンダム】
  優れた知識と運動能力を持つ少年。極東軍指令基地に籍を置く傍ら、
  平和を守るためにMSであるV2ガンダムに乗る。

 ○地球防衛組【絶対無敵ライジンオー】

 ○ガンバーチーム【元気爆発ガンバルガー】

 ○ザウラーズ【熱血最強ゴウザウラー】

 ○ダンケッツ【完全勝利ダイテイオー】

 ○竹尾ワッ太【無敵ロボ トライダーG7】

 ○楯剣人、柊弾児【未来ロボ ダルタニアス】

 ○コン・バトラーチーム【超電磁ロボ コン・バトラーV】

 ○ボルテスチーム【超電磁マシーン ボルテスX】

 ○エドワード・ミト王子(ミート)【最強ロボ ダイオージャ】

 ○戦部ワタル、忍部ヒミコ、虎王【魔人英雄伝ワタルシリーズ】

 ○出雲銀河、草薙北斗、エリス・ウィラメット、スバル【GEAR戦士 電童】

 ○エルビー・プル、プルツー【機動戦士ガンダムΖΖ】


◇妖撃破隊【ミディアンブレイカー】
 魔法・魔術を扱う戦士や信仰の力や法力で悪霊を祓う戦士。
 指導者は地獄先生こと鵺野鳴介。所属する戦士は以下の通り

≪所属戦士≫

 ○『童守少年妖撃団』【地獄先生ぬ〜べ〜】
  童守小学校の生徒の立野広、稲葉郷子、細川美樹、木村克也、栗田まこと。
  彼ら5人を基本として存在する悪霊、凶悪妖怪バスターズである。

 ○木之本さくら、李小狼【カードキャプターさくら】
  木之本さくら=大魔術師クロウ・リードの遺産を継いだ少女。
  明るく優しい性格だが、お化けや幽霊の類が苦手である。
  李小狼=さくらの同級生。クロウ・リードとは遠戚に当たる李家の出身。強い魔力を持つ。
  無口でクールな反面、重度の照れ屋ですぐ真っ赤になる。

 ○横島忠夫【GS美神 極楽大作戦】
  17歳の高校2年生。当初は霊能力が皆無だったが、現在では文殊使いという
  珍しい霊能力を扱える。ちなみに本籍はスクランブルフォースではなく、
  美神令子除霊事務所という場所に籍を置く。

 ○稲生タダシ【妖怪大戦争(2005)】
  ある夏祭りの夜。麒麟送子に選ばれた少年。気弱だが頑張るという性格。


◇変身戦隊【チェンジフォース】
 地球戦隊ファイブマンの5人が指揮する部隊。スクランブルフォースの中で最も大勢の
 戦士がここに所属する。変身能力を持つ者が主だが、超能力者や等身大のロボットも
 ここに所属する(チェンジフォースは本来、対怪人用の部隊のため)。

≪所属戦士≫(膨大な数の為、名前と原作のみを表示。また全員ではなく一部)

 ○アトム【鉄腕アトム】

 ○ウイングマン=広野健太【WINGMAN】

 ○愛野美奈子=セーラーV=セーラーヴィーナス【美少女戦士セーラームーンシリーズ】

 ○如月ハニー=キューティーハニー【キューティーハニー】

 ○広瀬康一【ジョジョの奇妙な冒険】



◎特務教師部隊 ATP 『Association of Teachers Powered』
 子供達を愛する教師による活動団体。戦闘のみならず、上記の民間部隊である
 スクランブル・フォースへの援助や、悪の道に走ってしまった子供の更生にも手を貸す。


◇ATPメンバー
 ○近衛 近右衛門【魔法先生ネギま!】
  ATPの発足者。現時点ではATPの責任者でもある。
  魔法使いとしてかなりの力を持つ。

 ○矢的猛【ウルトラマン80】
  ウルトラマンであり教師である男性。
  教職について子供達を指導することこそないが、スクランブルフォースは
  『鋼鉄甲隊』(パンツァーパート)を援護する役割を担う。

 ○鵺野 鳴介【地獄先生ぬ〜べ〜】
  悪霊祓いを得意とする教師。最強と名高い対霊兵器
  『鬼の手』を宿す。教師として活動する傍らスクランブルフォース
  『妖撃破隊』(ミディアンブレイカー)を率いる。

 ○星川学【地球戦隊ファイブマン】
  地球戦隊ファイブマンとして戦う傍ら、教師としての責務を果たす。
  4人の妹弟とともにスクランブルフォースではおもにDショッカーの怪人と戦う。
  『変身戦隊』(チェンジフォース)の指揮を取る。


 また、ATP特別顧問として、『事務職兼更正担任』という、戦闘を行わない役職に
 付いている教師もいる。彼らは教師間でネットワークを形成し、いち早く災害や襲撃に
 対応できるように準備を整えている。

 例)○坂本金八【三年B組金八先生】
   ○山口久美子【ごくせん】



■主な敵組織について

※記載する勢力は、空想大戦本編にある程度関わっているものに留める。

 ●邪神大軍団グランショッカー⇒無限なる帝国ディバイン・ショッカー(Divine'Shocker)
  組織の中心となる三軍団は、三柱の至高邪神の直轄──
  邪帝大首領クライシス(声:納谷悟朗)率いるショッカー正規軍(ショッカーからファントムまでの仮面ライダー作品の敵勢力)、
  銀河大星王バズー(声:加藤精三)率いるゴズマ軍(黒十字団からデーボス軍までのスーパー戦隊作品の敵勢力)、
  暗黒大魔神サタンゴース(声:飯塚昭三)率いる巨獣軍(マクーからメルザード一族までのメタルヒーロー作品の敵勢力)
  によって構成されていた。
  しかし、遂に表裏六柱の実体を現した至高邪神により旧グランショッカーの組織を放棄、
  指導者にGOD総司令(声:阪脩)、ゴルゴム創世王(声:渡部猛)、ミケーネ闇の帝王(声:柴田秀勝)らも含めた
  新組織ディバインショッカーへと衣替えした。
  そうして「デビルズリライブ計画」によって復活させた組織をも吸収し、更なる強大化を見せている。

  ≪Dショッカー・地下帝国軍≫
  元々、Dショッカーの前身たるGショッカーには、ショッカー正規軍・ゴズマ軍・巨獣軍の三軍団以外に、
  第四の軍団としてミケーネ帝国軍が存在していた。
  このミケーネ帝国軍がDショッカー再編成に伴い、同じく地底を出生の地とするゴズマ軍の三組織、
  即ち、有尾人一族ジャシンカ帝国・地底帝国チューブ、更に地底冥府インフェルシアを戦力に取り込んだ事で、
  新たに地下帝国軍として生まれ変わった。


 ●ロゴス / 地球至上主義勢力【機動戦士ガンダムSEED DESTINY/銀河英雄伝説/その他】
  極端な地球中心主義を掲げ、影の地球連邦政府シャドー・ガバメントとも呼ばれる。
  地球教総大主教グランド・ビショップと呼ばれる宗教指導者を頂点に戴き、軍産複合体「ロゴス」を中核に、
  ジオン軍の残党狩りを名目にして設立された所謂エリート部隊「ティターンズ」や、
  過激な反コーディネイター活動組織「ブルーコスモス」らを裏から動かし、日本にも三輪防人や南雅彦らを
  軍部や警察組織の要職に送り込み、地球を祭政一致の宇宙の中心にする事を目論んでいる。
  デロイアなどの植民惑星で圧政を敷き、神ファミリーを迫害したり、反ロボット主義者たちを煽動するなど、
  テロと陰謀により、地球上のあらゆる政治・軍事・経済の各分野に絶大な影響力を持つ。
  タラークとメジェールの2惑星に“刈り取り”を送り込んだのも彼らである。
  “「神々」「天使」と呼ばれる存在”なるものが黒幕とも噂されるが、その正体は依然不明瞭……


 ●ジュピトリアン【機動戦士ガンダムシリーズ/機動戦艦ナデシコ/その他】
  主に木星への移民労働者の出身階層や、核融合に必要なヘリウム3を採取して地球圏にまで輸送する
  木星船団などで構成される軍事勢力。自らを地球人類とは違う木星人ジュピトリアンと称する。
  月臣元一朗の「熱血とは盲信にあらず」の檄文から始まり、白鳥九十九少佐謀殺“未遂”事件の真相を知った
  若手穏健派が中心となった「熱血クーデター」により、地球と木星の間には 和平が結ばれるが、
  それでも地球との和平を快しとせぬ急進的主戦派が、新たに木星帝国総統クラックス・ドゥガチ、
  並びに彼の後継者であるカリスト兄弟を盟主として結集した。
  ジュピトリアンの中心人物は木星帰りのニュータイプ、パプティマス・シロッコであったが、
  Dショッカー壊滅と同時に、己の手で地球上の敵対者となるであろう人物を全て一掃するという新たな目的の為、
  ジュピトリアンから、より組織力や軍事力の総合が高い、シロッコが再編した新たなティターンズを率いて行動を開始した……


 ●セプテントリオン【アルファシステム無名世界観】
  北斗七星の意。
  世界移動組織のひとつ。 ブランカがリーダー。よくセプと略されているのを見かける。
  すべての世界をまたに掛ける死の商人。
  兵器を売りつける代わりにその世界の未来を手に入れているという。
  ブレインワーカー(プランナー)の作った計画通りに歴史を再現する。
  元々は竜使いの一族であったという。青と呼ばれる事もある。


 ●NESTSネスツ【THE KING OF FIGHTERSシリーズ】
  総帥イグニスの命の元、世界の裏で暗躍する秘密結社。
  その行動の全ては、イグニスが神の座に立つ為である。
  圧倒的な科学力を有しており、その中でもクローン技術は特に優れている。
  世界的な格闘技の祭典である『THE KING OF FIGHTERS』の最多優勝経験者であり、
  そして三種の神器の一人『払う者』でもある草薙京のクローンを主戦力としている。
  また、他にもウルトラマンのクローン等もして保持しており、その戦力は極めて高い。
  かつて、キラ=ヤマトやラウ=ル=クルーゼ達が生み出されたスペースコロニー「メンデル」の
  技術者達に、自分達の持てる技術を提供したのではないかという疑いがかかっている。
  同様に、かつて世界を震撼させたクローン技術者であるマモーとも、何らかの関係があると
  思われている。幹部クラス以上の人間は皆、一人一人が超人の域に達した実力者。
  お互いに邪魔な敵を葬り去る為にと、DIO達と協力体制をとっている。


 ●DIO=ブランドー一味【ジョジョの奇妙な冒険】
  悪の救世主と言わしめたカリスマ、DIO=ブランドーの一味。
  強力なスタンド使いを配下として大勢保有する他、
  DIOの血を与えられた事によって人間を超越した「吸血鬼」や「屍生人」、
  DIOの放つ肉の芽によって操られている者達が彼の元に集っている。
  お互いの敵を排除する為にと、ネスツとは協力関係を結んでいる。
  しかし、かつてラクス殺害の為にDIOが送り込んだ不動琢磨がDショッカーの
  サー・カウラーと結託しているなど、Dショッカーとも何らかの繋がりがある模様。
  時空を越える術として、異世界のタイムマシンであるシルバードを所有している。


 ●オロチ一族【THE KING OF FIGHTERSシリーズ】
  地球の自由意思である、オロチの眷属者達の総称。
  その中でも特に秀でた力を持つ八人が、オロチ八傑集と。
  八傑集の中でも最強の部類に当たる四人を、オロチ四天王と呼ぶ。
  地球を汚す全ての人間を抹殺する為、オロチを現世に呼び覚ます事を目的としている。


 ●ザ・サードムーン【ストライダー飛竜シリーズ】



■中立的組織について

 △夜明けの船【アルファシステム無名世界観】
  火星の夜明けを待つ人々によって建造された、シールドシップ。
  どこの国にも所属せず、ただ自由の旗の元に集まった英雄の艦。
  火星の海をただ一隻でこの世の悪の悉くを相手に、神出鬼没に現れては戦闘を行い、また消える。
  一番艦は儀式魔術絢爛舞踏祭において、EFの聖銃で沈没している。
  現在稼動しているのは歴史修正の後、原&BALLSインダストリアルにより届けられた二番艦である。
  地球軍から“海賊ども”と呼ばれる。

 △ゲッター軍団【ゲッターロボサーガ/その他ゲッターロボシリーズ】
  遥かな未来に存在する、ゲッターエンペラーを旗艦とする軍団。
  現代地球に干渉しようとする、その目的は……?





7 名前:ルール説明その6 時間の流れについて、世界観について:2014/08/19(火) 00:14:09


■時間の流れについて

○本スレでは、異なる天体・異なる次元共通の暦として
 「超時空暦」という年号が採用され、時空クレヴァスを通じて違う時代とお互いに自由に
 行き来できるようになった時点が元年=超時空暦0001であり、この年を「現代」として扱い、
 大半のヒーロー作品がこの時代に含まれることになっていました。
 新章からは『新西暦』という新たな暦が生まれ、より公用性が高いものとなっています。
 ちなみに、『現代=新西暦189年』となっています。

○また、空想大戦現代とされる世界が形作られる以前に、既に滅び去った“過去のループ”の世界が存在しており、
 その世界の終焉と共に次の新たな宇宙へと続いていくという、空想大戦世界もそういった果てしない輪廻のシステムの
 一つとして存在している世界線であるとも解釈可能です。
 これらの根幹の設定は【スーパーロボット大戦UX】【機神咆吼デモンベイン】【鉄のラインバレル(原作漫画版)】等がベースですが
 中にはヒトマキナ達など「過去の宇宙」から直接今の世界まで生き延びている存在も居ます。

○【NINKU -忍空-】【鋼の錬金術師】【スクラップド・プリンセス】【グレネーダー ほほえみの閃士】の世界は、
 ジャスミンの未来視、並びに旧編の時空編と「壮大なるあらすじ」において、未来の物質界と断定済です。
 【遙かなる時空の中でシリーズ】も「壮大なるあらすじ」において、過去の物質界と断定済です。
 他にも特別な名称が無い場合で、且つ「電話」「艦船」「自動車」が存在するなど、
 ある程度まで文明が進んでいる世界(時代)は、幻想界の一つとするか、もしくは『新西暦X年』とする方針となっています。

○【ONE PIECE】【NARUTO】の世界も、設定上では未来の物質界とされていましたが、
 【NINKU -忍空-】【鋼の錬金術師】と異なり、作中で存在が直接明示されることが無かった為、
 別の世界のカテゴリとして出すことも可能です。

○【サクラ大戦】【短篇キネマ 百色眼鏡】【LENS】の世界は、
 新章序盤にて「外部とは時の流れが異なる閉鎖空間」とされてましたが、
 その後、当時の執筆者によって続きが執筆されることなく途中で終了してしまったため、
 リクスレで現行の執筆陣と要相談の上で、物質界の過去に設定変更することも可能です。

○【ディグダグ】【バラデューク】【バーニングフォース】【キャプテンコマンドー】【ストライダー飛竜】
 【ロストワールド】の世界は、【NAMCO×CAPCOM】では物質界の超未来とされていましたが、
 空想大戦の世界観に合わせ、物質界“現代”として出すことも可能です。
 現時点では【ストライダー飛竜】が、新章にて明確に物質界現代として参戦してます。


  【物質界・時代別作品一覧】

 (※既に、このリスト通りの設定で参戦済みの作品(存在示唆も含む)は青字で記載します)

○“旧世界”
 (上述通り、“現在の宇宙”が誕生する前に存在した、既に滅び去った過去の世界。
  この世界が滅んだ後に、気の遠くなるほど長い時を経て再び形作られたのが空想大戦現代である)
 【火の鳥(未来編など)】【旅人還る】

○中生代
 【恐竜大紀行】【ドラえもん のび太の恐竜】【ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!】

○原始時代
 【原始少年リュウ】【はじめ人間ギャートルズ/はじめ人間ゴン】【PC原人】【JOE&MAC 戦え原始人シリーズ】
 【ドラえもん のび太の日本誕生】【天より高く(単行本18〜24巻)】

○古代ムー大陸(1万年以上前)
 【ゴッドマジンガー】

○古代インド
 【印度怪鬼譚シリーズ】【ブッダ(手塚治虫版)】

○古代中東・エジプト
 【ドラえもん のび太のドラビアンナイト】【アルハザードの遺産/アルハザードの逆襲】【スーパーアラビアン】

○中国殷周時代
 【封神演義(藤崎竜版)】【キングダム】【殷周伝説・太公望伝奇】【諸怪志異】

○後漢〜三国時代
 【横山光輝・三国志】【蒼天航路】【龍狼伝】【覇-LORD-/SOUL 覇 第2章】【三国無双/真・三国無双】

○隋末〜唐初
 【西遊記(ドラマ版)】【西遊妖猿伝】【ドラえもん のび太のパラレル西遊記】

○北宋末期
 【横山光輝・水滸伝】【月の蛇 〜水滸伝異聞〜】【水滸演武】

○李氏朝鮮時代
 【新・春香伝】【新暗行御史】

○古代ヨーロッパ
 【テルマエ・ロマエ】【ヒストリエ】【ヴィルトゥス/古代ローマ格闘暗獄譚SIN】【TROY無双】

○中世ヨーロッパ
 【円卓の騎士物語 燃えろアーサー】【リボンの騎士/双子の騎士】【ラ・セーヌの星
 【ベルサイユのばら/栄光のナポレオン-エロイカ】【小さなバイキングビッケ】【アニメ三銃士】
 【JEANNE D'ARC】【ドラえもん のび太の南海大冒険】【ホークウッド】【ベルモンド Le VisiteuR】
 【聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話】【魔法少女たると☆マギカ】【ソウルキャリバー】

○近世ヨーロッパ
 【天空の城ラピュタ】【ふしぎの海のナディア】【明日のナージャ】【黒博物館スプリンガルド】
 【エンバーミング】【D.Gray-man】【黒執事】【GOSICK -ゴシック-】【月光のカルネヴァーレ】
 【戦場のヴァルキュリアシリーズ】【機巧少女は傷つかない】

○西部開拓時代
 【RED】【PEACE MAKER】【GUN BLAZE WEST】【ティラムバラム】
 【必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜】

○日本神話の時代
 【ヤマトタケル(1994年の映画)】

○縄文時代
 【ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人】

○弥生時代
 【骨法伝説夢必殺拳】【邪馬台幻想記】

○飛鳥時代
 【超劇画 聖徳太子】【海皇伝】

○平安時代
 【陰陽師】【少年陰陽士】【遙かなる時空の中で(無印、2)】【俺の屍を越えてゆけ】【桜姫華伝】
 【アーモンサーガ 月の御子】

○鎌倉時代
 【王狼/王狼伝】【暗殺鬼フラン衆伝 ユーラシア1274】

○室町時代
 【もののけ姫】

○戦国時代(魍魎界と一部作品の世界観を共有?)
 【仮面の忍者 赤影】【快傑ライオン丸】【風雲ライオン丸】【大魔神】【忍たま乱太郎】【犬夜叉
 【花の慶次 -雲のかなたに-】【織田信奈の野望】【真庭語】【信長の野望シリーズ】
 【天誅シリーズ】【戦国無双】【戦国BASARA】【鬼武者シリーズ】【ニンジャマスターズ 覇王忍法帖】
 【虚無戦史MIROKU/虚無戦記】

○江戸時代(尾張時代も含む?)
 【妖術武芸帳】【魔神ハンター・ミツルギ】【白獅子仮面】【変身忍者 嵐】【赤胴鈴之助】
 【妖怪大戦争(1968年)】【SAMURAI DEEPER KYO】【伴天連XX】【カムイ伝/カムイ外伝】
 【闇の土鬼】【シグルイ】【サムライチャンプルー】【悪代官シリーズ】【サムライスピリッツ
 【仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル】【小説 仮面ライダー響鬼】
 【刀語】【まんが 水戸黄門】【いっき】【であえ殿さま あっぱれ一番】【さくや妖怪伝】

○幕末・明治初期
 【幕末浪漫 月華の剣士】【PEACE MAKER 鐵】【るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-】
 【幕末機関説いろはにほへと】【薄桜鬼 〜新選組奇譚〜】【おとめ妖怪 ざくろ】
 【JIN -仁-】【サムライガン】【爆末伝】【回天 ‐幕末銃剣士‐】

○明治中期〜末期
 【烈風!!獣機隊二〇三】【らいむいろ戦奇譚】【tactics】【火星人類の逆襲】

○大正(太正)時代
 【サクラ大戦シリーズ】【デビルサマナー 葛葉ライドウシリーズ】【シルバー假面】
 【短篇キネマ 百色眼鏡/LENS】【宵闇眩燈草紙】

○昭和初期
 【蒼天の拳】【クトゥルフと帝国リプレイ 白無垢の仮面】

○第二次大戦中・前後
 【紅の豚】【機神兵団】【帝都大戦(厳密には『帝都物語』の一部)】【邪神帝国】【天下無双 江田島平八伝】
 【ジパング】【ブンダバー!】【超機人 龍虎王伝奇】【紫電改のタカ】【ロボット残党兵】【HELLSING外伝 THE DAWN】
 【吟遊黙示録マイネリーベ】【氷風のクルッカ―雪の妖精と白い死神】

○戦後復興期
 【ゴジラ(1954年)】【百鬼夜行シリーズ】【神津恭介シリーズ】【ワシズ -閻魔の闘牌-】

○冷戦時代
 【メタルギアソリッド3】【アカギ 〜闇に降り立った天才〜/ワシズ 天下創世闘牌録】

○キューバ危機前後〜ベトナム戦争前後
 【メタルギアソリッド ポータブル OPS+】【BLOOD THE LAST VAMPIRE】

○近未来(現代より数年〜数十年程度先の未来)
 (※主に新西暦189年“現代”扱いされている作品との兼合い上、必然的に未来の扱いとなる作品)
 【ウルトラマンメビウス】【ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人】【ULTRAMAN(漫画)】
 【メタルギアアシッドシリーズ】

○超未来
 (現代より数百年〜数千年以上先の高度発達文明)
 【トップをねらえ2!】【トップをねらえ! NeXT GENERATIONシリーズ】【2999年のゲーム・キッズ】
 【クロノアイズ/クロノアイズ・グランサー】

 (文明崩壊もしくは天変地異後)
 【風の谷のナウシカ】【∀ガンダム】【戦闘メカ ザブングル】【OVERMANキングゲイナー】
 【北斗の拳】【ボボボーボ・ボーボボ】【砂ぼうず】【銀色の髪のアギト】【マシュランボー
 【交響詩篇エウレカセブン】【宇宙からのメッセージ 銀河大戦】【今、そこにいる僕】【ゼノギアス】
 【ゼノサーガシリーズ】【ロックマンDASHシリーズ】【GUILTY GEAR】【BLAZBLUE】【うたわれるもの】
 【トリニティ・ブラッド】【エデンの檻】【砂漠の海賊!キャプテンクッパ】【海皇紀】【進撃の巨人】
 【邪鬼王爆烈/虚無戦記】【新世界より】【小説 仮面ライダーブレイド】【直球表題ロボットアニメ】

 (その他、近未来・高度発達文明・崩壊後の過渡期に位置する時代)
 【鋼鉄の狩人】(同作者の『クロノアイズ』における未来世界と現代の中間期)

○時の最果て
 【クロノ・トリガー】


……等など、これらの作品の時代へは、時空クレヴァスを通じて、
ほぼ自由な往来が可能です。時間旅行は「航時法」【ドラえもん】及び
「時間保護法」【未来戦隊タイムレンジャー】という超未来の法律により管理され、
時空管理局(タイムGメン)【恐竜戦隊コセイドン】などの組織が管轄しています。



○メタルギアアシッド(以下MGA)シリーズについて
MGSの外伝的作品。MGA1(2016年)→MGA2(2018年)を舞台とした、カテゴリ【近未来】の作品です。
しかし、オプスにも隠れキャラとして1のヒロイン・テリコと、2のヒロイン・ヴィナスが出現していることから、
タイムホールなどによる他の時代への登場も比較的容易と思われます。
ちなみに、MGS1のスネークはソリッド本人である事を否定する部分はなかったが、
ビッグシェル事件の数年後であるMGS4のスネークが老人姿で、MGA1のスネークが
MGS2と同じ中年姿であることから、MGA1のスネークも、MGS2のスネーク同様、
ソリッド・スネークのクローンである可能性が高い。
ここから、MGAシリーズのスネークは、アシッド・スネークと呼ぶのが正しいされます。
更に、1から2に至って肉体年齢変化が殆ど存在しない事から、
アシッド・スネークはオリジナルにあった急激な老化を受け継いでいないものと考えられる。
これは、近未来のクローン技術が『恐るべき子供達計画』の時よりもかなり進化しているからと
考えるのが自然です。

○【光と水のダフネ】や【蒼き鋼のアルペジオ】の「地球温暖化により世界の大半が水没」、
【ゼーガペイン】の「ウィルスの蔓延で全人類が量子サーバーに移住」、
【DEATH NOTE】の「キラによって世界が数年間支配されてた」など、
少なからず他作品との競演に齟齬が出そうな劇中設定は、世界観が現代〜近未来的なものから
あまりにもかけ離れたものでない限り、矛盾がない程度に無視して現代が舞台であるとします。

○川上稔氏の『都市世界』を舞台とした一連の作品を空想大戦現代として組み込むのならば、
FORTH、AHEAD、EDGE、GENESIS、OBSTACLEといった滅亡と発展を繰り返した時代を経た先の
(現時点において)一番新しい時代とされているCITY(【都市シリーズ】)を現代とみなした方が良いでしょう。

○【ジョジョの奇妙な冒険】は、第5部『黄金の風』の後日談として既に参戦済みです。
従って、それより10年後を舞台とした第6部『ストーンオーシャン』は、自動的にカテゴリ【近未来】となります。
ただし、第5部の直後を舞台にした小説【恥知らずのパープルヘイズ】や、第5部と第6部の間の物語である
【岸辺露伴は動かない -六壁坂-】【岸辺露伴 ルーヴルへ行く】などは、細かい部分の矛盾は無視して
「第5部よりさほど経過していない」と解釈して後日談と解釈しても問題ないでしょう。
なお、第7部『スティール・ボール・ラン』並びに第8部『ジョジョリオン』の世界は、第6部ラストで再編された、
第1部〜第6部と繋がりのないパラレルワールドとされています。

○【LIVE A LIVE】は、中世編・最終編は地球とは異なる別世界(幻想界が妥当?)、
現代編、近未来編、SF編は新西暦189年の「現代」、それ以外はそれぞれ舞台となった時代の過去として扱います。

○【FINAL FANTASY Z ADVENT CHILDREN】は、
【FINAL FANTASY ]-2】の時代から約1000年経過した未来の、
スピラとは別の惑星での出来事です(同時代としても可)。

○【∀ガンダム】における黒歴史(宇宙世紀、G、W、X、SEED、00、AGE、SDガンダムなど)については、
「スパロボ」や「Gジェネ」的に「同時代のこと」として処理します。

○【ゾイド】と【ゾイド新世紀/0】についても、同一の時代での出来事とします。
【機獣創世記ゾイドジェネシス】もスパロボKに出演を果たした以上、同一の時代とした方が望ましいでしょう。
地球の遙か6万光年彼方の星「惑星Zi」では、ガイロス帝国とヘリック共和国の関係は良好を保ち、
平和な状態が続いていたが、帝国・共和国両サイドは、過去の戦争を反省し、
平和維持を目的とした特殊部隊「ガーディアンフォース」を結成。さらに両国議会は「ゾイドバトル」を提案。
それは、ゾイドによる戦闘をスポーツに置き換えることで、職業軍人をゾイドウォーリアーへ転向させ、
さらに彼らを雇い、国家単独では対処しきれない問題や犯罪の抑止に踏み切るというものだった……。



■世界観について

○地球人類(テラン)は宇宙へと進出を果たし、銀河連邦にもオブザーバーとして加盟し、
他の惑星文明とも国交が開かれています。これまでも数々の悪の侵略を退けてきた地球は、
他の星々からも一目置かれているようです。


○遥か遠い異星へと移住した一部の地球人類は、惑星タラーク【ヴァンドレッド】、惑星メジェール【ヴァンドレッド】、
惑星テラツー【セイバーマリオネットR/J】、惑星Zi【ゾイド】等のように遠い昔に独立を果たしたところもあれば、
惑星デロイア【太陽の牙ダグラム】のように未だ地球連邦本国と独立闘争を展開している移民惑星もあるようです。


○一方の地球でも【円盤皇女ワるきゅーレ】や【特捜戦隊デカレンジャー】で描かれている通り、
異星人が普通に東京の街中を歩いていたりもしています。
特に世界一宇宙人人口が多いのはマリネラ王国で、宇宙人の坩堝と言われています。


○アメリカ合衆国【首都:ワシントンD.C.】
ニューコンチネント合衆国【フロントミッション】、大西洋連邦【機動戦士ガンダムSEED】、ユニオン【機動戦士ガンダム00】、
アメリア国【戦国魔神ゴーショーグン】、コメリカ合衆国【絶対可憐チルドレン】と基本的に同一国家とします。
政府内には、滝和也を通して仮面ライダーを支援するFBIに代表される正義側勢力と、
GOD機関【仮面ライダーX】やニルバーナ機関、ブルーコスモス等と内通・結託する悪側勢力が混在しているようです。


○ソビエト連邦(ソ連)【首都:モスクワ】
西暦1991年に一度崩壊したと思われていたソ連。
しかし、【蒼き流星 SPTレイズナー】や【フルメタル・パニック!】で描かれている通りでは、
実際は未だ解体されることなく健在であり、現在、米中ソ英仏の五大国が、地球連邦政府の
常任理事国となっています。空想大戦の世界では一時解体され、再編されたものとします。
ソ連がアメリカ共々、地球連邦に組み入れられたことで、核戦争の危機は事実上消滅。
しかし、その背後にはGOD秘密機関、そしてアマルガム等国際テロ組織の影が見え隠れしています。


○マリネラ王国【首都:マリネラ市】
通称常春の国。宝飾用ダイヤモンドの製造販売を基幹産業とする絶対君主制国家。人口約10万人。
王権は世襲制により代々マリネール家が保持、現国王は若干10歳のパタリロ・ド・マリネール8世。
宝石の他に観光客誘致にも力を入れ、経済的に非常に潤滑、税制が存在しない。
食糧の大部分を輸入に頼っており、自給できているのは小松菜とキクラゲだけである。
位置はバミューダ・トライアングルのど真ん中。なのに時差計算でインドネシア・日本と同経度で、
アメリカ・欧州の両方へ比較的気軽に行き来が可能なのは、バミューダ・トライアングル特有の
異次元影響を受けている為。島の形状は佐渡島に似ている。


○日本【首都:東京都】
世界の中で最も様々なヒーロー、悪の組織、そして未知のエネルギーポイントが存在する国。
その治安は、【勇者特急マイトガイン】や【爆裂天使】で描かれている通り、
残念ながら悪化の一途を辿っているようです。


○有名どころのパイロットやヒーロー達
(特にスパロボ、スパヒロ、特撮大戦、ブレサガ、サンライズ英雄譚etc……クロス作品の参戦組)は、
初めからお互いに顔見知りであるということにしておきましょう。



8 名前:ルール説明その7 地球(地上)とは異なる世界について、「人間」「人類」の定義について:2014/08/19(火) 00:16:28


■地球(地上)とは異なる世界について

 (※既に、このリスト通りの設定で参戦済みの作品は青字で記載します)

◎五界【NAMCO×CAPCOM】
神も悪魔も存在しないいにしえの時代に生まれ出でた5つの世界。
智恵と欲望に支配された『物質界』(地球が存在する宇宙はここ)
美しき妖精と幻獣の世界『幻想界』。
邪鬼や妖怪の類が跋扈する『魍魎界』。
狡猾で強大な魔族の治める『魔界』。
そして神々が住まうとする『神界』。

【NAMCO×CAPCOM】(以下ナムカプ)によれば、大まかに世界はこの五界に分けられており
(別次元、平行世界、未来、過去などは除く)、この法則に準ずるなら、以下のように分けられる。

なお、五界の他にも“主八界”【セブン=フォートレス/ナイトウィザード/その他菊池たけし製TRPG作品】、
“三千世界”【異界戦記カオスフレア】、“無名世界観”【アルファシステム無名世界観】等々、
所謂クロスオーバー的な世界観を扱った作品群は複数存在している。




◇幻想界
RPG、ファンタジーの世界の総称。ナムカプでは【クロノアヒーローズ】【テイルズオブデスティニー/2】
【ドルアーガの塔】などが幻想界として区別されている。
テイルズオブデスティニーが幻想界という事から、テイルズシリーズは間違いなく幻想界で纏められると思われる。

また、作品によっては世界背景から「文明崩壊後の超未来の地球」である事が垣間見える世界観の作品等も数多く存在しており、
見ようによっては幻想界とは「未来の地球が辿る可能性の一つ」ではないかという解釈も可能。


 〜 【幻想界と思われる世界(名称判明済の世界のみ)】 〜

幻界ヴィジョン【ブレイブ・ストーリー】

○フォーセリア【ロードス島戦記】【ソードワールド】【クリスタニア】

スピラ【FINAL FANTASY ]/]-2】

○イヴァリース【FINAL FANTASY TACTICSシリーズ/FINAL FANTASY XII】

○サガ世界【時空の覇者 Sa・Ga3】

○マルディアス【ロマンシング サ・ガ】

○リージョン【サガ フロンティア】

○サンダイル【サガ フロンティア2】

○はざまの世界【DRAGON QUEST Y 幻の大地】

○アレフガルド【DRAGON QUEST ロト三部作シリーズ/ロトの紋章】

○インフェリア、セレスティア【テイルズオブエターニア】

○シルヴァラント、テラセア【テイルズオブシンフォニア】

○オールドラント【テイルズ オブ ジ アビス】

○テルカ・リュミレース【テイルズ オブ ヴェスペリア】

結晶界クォーティア原界セルランド【テイルズ オブ ハーツ】

○リーゼ・マクシア【テイルズ オブ エクシリア】

○テレジア【テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジーシリーズ】

○幻獣界メイトルパ【サモンナイトシリーズ】

○エクサピーコの宇宙【アルトネリコシリーズ】

ハイラル【ゼルダの伝説シリーズ】

○桃源郷【最遊記シリーズ】

○メルへブン【MARシリーズ】

○グルグル世界【魔法陣グルグル/舞勇伝キタキタ/魔法陣グルグル2】

○ファンダヴェーレ【おとぎ銃士 赤ずきん】

○アースティア【覇王大系リューナイト】

ワクワク時空【NG騎士ラムネ&40/VS騎士ラムネ&40炎/VS騎士ラムネ&40FRESH】

○魔法界・魔女界【東映魔女っ子シリーズ】

スィーフィード世界【スレイヤーズ】

○創界山【魔神英雄伝ワタルシリーズ】

○天聖界・天魔界・次界【ビックリマンシリーズ】

○ドリランド【探検ドリランド】

○ファンタズマゴリア【永遠のアセリア】

○ハルケギニア【ゼロの使い魔】

○箱庭の世界【問題児たちが異世界から来るそうですよ?】

○特別地域【ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり】

○ポリフォニカ大陸【神曲奏界ポリフォニカ】

○龍盤世界【龍盤七朝 DRAGON BUSTER】

○ネバーランド大陸【スペクトラルフォースシリーズ/その他関連作品】

○異世界アドロアス【ヒーローズファンタジア】


【魔術師オーフェン】【CLAYMORE】など、
その世界に特別な名称が無い場合で且つ「剣と魔法が中心の世界観」の作品は
「適当な銀河系の別惑星」または「異次元の地球」での出来事として処理する方向性だったが、
惑星の形態かは別として、幻想界の一つとして考える方向が自然と思われます。

ペンタゴナ・ワールド【重戦機エルガイム】、セフィーロ【魔法騎士レイアース】、
聖十字大陸エンテ・イスラ【はたらく魔王さま!】については、原作の設定を踏まえる限り幻想界ではなく、
地球同様、物質界の宇宙に存在する異なる星系と考えた方が正しいでしょう。
(※空想大戦旧編においても、エンテ・イスラ以外は他星系の設定で登場済みです)
また、本スレ2のリストでは幻想界に纏められていた【うたわれるもの】【不思議の海のナディア】【天空の城ラピュタ】も
同じく地球の現代とは異なる時間軸の物語として扱います。


 〜 【他、幻想界が舞台と思われる作品】 〜
【デルトラクエスト】【神羅万象】【幻想水滸伝シリーズ】【マリオシリーズ】【ワイルドアームズシリーズ】
FINAL FANTASYシリーズ】【サガシリーズ】【DRAGON QUESTシリーズ】【ドラッグオンドラグーン】
【世界樹の迷宮】【モンスターハンター】【ポポロクロイス物語】【EREMENTAR GERAD】【七つの大罪】【RAVE】
【今日からマ王!】【ベルセルク】【狼と香辛料】【マグダラで眠れ】【キノの旅】【アルスラーン戦記】
【まおゆう魔王勇者】【死神を食べた少女】【勇者、惑いは化け物と呼ばれた少女】【白貌の伝道師】
【クイーンズブレイド/リベリオン】【クイズマジックアカデミー】【勇者ヨシヒコと魔王の城】【アカメが斬る!】etc…




◇魍魎界
戦国時代前後の日本と似た、悪鬼悪霊の跋扈する世界。
ナムカプでは【ソウルシリーズ】【源平討魔伝】【妖怪道中記】が該当。
物質界の過去の戦国時代と何らかの関係があると言われ、同じ世界であるという仮説もありますが
史実との相違点も存在しており、現時点では明確な所は不明です。

 〜 【魍魎界の一つと思われる世界】 〜

天宮【SD頑駄無 武者○伝/武者○伝2/武者○伝V】


 〜 【他、魍魎界が舞台と思われる作品】 〜
ソウルエッジ/ソウルキャリバーシリーズ】【源平討魔伝】【妖怪道中記】【降魔霊符伝イヅナ
【停電少女と羽蟲のオーケストラ】etc…




◇魔界
世に魔界と言われる世界の総称。複数存在すると思われる。
ナムカプでは【魔界村】と【ヴァンパイアシリーズ】の魔界が該当。

大魔王ゾーマ【DRAGON QUEST V そして伝説へ】や大魔王バーン【DRAGON QUEST ダイの大冒険】の各魔王軍、
大魔神サタン(堕天使ルシファー)【デビルマン他】を崇めるデーモン族、
大魔女グランディーヌの災魔一族【救急戦隊ゴーゴーファイブ】、ジャアクキング率いるドツクゾーン【ふたりはプリキュア】、
超魔の司令官ルーシュ・デ・モン【超者ライディーン】など、常に各勢力が主導権をめぐって争っており、
さらに魔界の王の座をめざし、世界中に送り込まれた百人の魔物が闘いを繰り広げるなど【金色のガッシュ!!】
群雄割拠の様相を呈している。


 〜 【魔界の一つと思われる世界(名称自体が魔界のものは省略)】 〜

○ディスガイア&超魔界【魔界戦記ディスガイアシリーズ】

○闇の世界【DRAGON QUEST W】

○暗黒の世界【DRAGON QUEST X 天空の花嫁】

○中華魔界【魔法少女ちゅうかなぱいぱい!/いぱねま!】

○大魔界【元気爆発ガンバルガー】

○幻魔界【鬼武者シリーズ】

○眞魔国【今日からマ王!】


その他、【幽☆遊☆白書】や【魔人探偵脳噛ネウロ】など、複数の世界における
『魔界』は下手に統合するよりも、それぞれ別の魔界とする方が矛盾を生まなくて済む。
例として、ネウロの魔界はネウロ自身により滅亡しており、他の魔界でも
それぞれ魔王の名前がほぼ同じものが多いため(例:【パタリロ!】や【GS美神 極楽大作戦!!】など)

なお、怪魔界【仮面ライダーBLACK RX】は名称とは違い魔界ではなく、地球とは双子星の関係にあるようです。
地底冥府インフェルシア【魔法戦隊マジレンジャー】も地底世界に分類するのが正しいとされています。




◇神界
世界の上でのあらゆる神が存在する世界。魔界同様、複数存在すると思われる。
ナムカプでは、【ワルキューレの冒険】のワルキューレと【ドルアーガの塔】の女神イシターの世界が該当。


 〜 【神界の一つと思われる世界】 〜

○天界【DRAGON BALLシリーズ】【魔界戦記ディスガイア】【最遊記シリーズ】【東方Project】etc…

○天上界【ああっ女神様っ】【ゲゲゲの鬼太郎】

○桃源郷【パタリロ西遊記】【ぼくらの孫悟空】etc…

○天空界【天空戦記シュラト】



 〜【その他・五界と断定しにくい世界】 〜

○プリニー界【魔界戦記ディスガイア】

○二次元世界【ミラーマン】

○メカ次元【黄金戦士ゴールドライタン】

○五次元世界【絶対無敵ライジンオー】

○泡の中央界【轟世剣ダイ・ソード】

○ポドリムス【夢戦士ウイングマン】

○裏次元世界(ディメンシア・ベルセルクなど)【鳥人戦隊ジェットマン】

○闇次元界【超光戦士シャンゼリオン】

○ベンタラ【KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT】

○バードピア【ドラえもん のび太と翼の勇者たち】

○ドリームランド【伴天連XX/るるいえばけーしょん/その他クトゥルフ神話関連作品】etc…




◎霊界(冥界、冥府とも)
五界に属する世界とはまた異なる、妖怪、妖魔、死霊といった魑魅魍魎達の住まう、所謂“死後の世界”。
魔界とは一部地続きで繋がっていますが、冥界が魔界(もしくは五界)の一部という訳ではなく、
物質界の暗黒銀河系地獄星雲に存在するとも言われ、まだまだその実態は不明瞭な部分も多い。
黄泉還り現象により物質界が元死者で溢れ混乱している状況とは逆に、
霊界は多くの死者、亡者がいきなり一気に消え失せ混乱しているようです。

 〜 【霊界の一つと思われる世界】 〜

○地獄界・地獄【ゲゲゲの鬼太郎】【ドロロンえん魔くん】【DRAGON BALLシリーズ】【幽☆遊☆白書】etc…

○妖界【妖界ナビ・ルナ】

三途の川【ゲゲゲの鬼太郎】【侍戦隊シンケンジャー】etc…

尸魂界ソウル・ソサエティ【BLEACH】

○鬼妖界シルターン・霊界サプレス【サモンナイトシリーズ】

○魔境【ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境】

○冥界・エリュシオン【聖闘士星矢】etc…

○死霊界【宇宙刑事シリーズ】

○怪獣墓場【ウルトラシリーズ】

○超人墓場【キン肉マンシリーズ】

○死神界【DEATH NOTE】

○暗黒銀河系地獄星雲【超劇画 聖徳太子】

○ハザマ【ブラック★ロックシューター イノセントソウル】

○天上学園【Angel Beats!】

○ジャハンナム【ゲヘナ/ゲヘナ 〜アナスタシス〜】




◎地底世界概要
現代地球の地底には、地表とはまた違う世界が存在しています。
それらは多く、地上とは異なる文化、社会を形成し、独自の歴史と価値観を歩んで来ました。
彼らは大別して地底の人、地底人と呼ばれ、地上の人、地上人と対極の存在です。
地上人と全く同じ身体構造の種族もいれば、全くかけ離れた種族もあり、多種多様です。
その中には、地上の存在と友好を望む者達も居れば、勢力拡大の為、或いは自然を破壊する
地表の人間を抹殺する為、地上に侵攻し、地上人を抹殺せんと企む勢力も多く居るのです。

 ○ラ・ギアス【魔装機神シリーズ/ラングラン戦記】

 ○ミケーネ帝国【グレートマジンガー】

 ○有尾人一族ジャシンカ帝国【科学戦隊ダイナマン】

 ○地底帝国チューブ【光戦隊マスクマン】

 ○地底冥府インフェルシア【魔法戦隊マジレンジャー】

 ○東京アンダーグラウンド【東京アンダーグラウンド】

 ○デスパーシティ【イナズマンF】

 ○地下帝国ヨミ【サイボーグ009】

 ○バウワンコ王国【ドラえもん のび太の大魔境】

 ○地底界【東方Project】

等が存在し、
太古の小惑星激突で海底に没したアバン大陸の末裔達【ファイヤーマン】や、
身体をサイボーグ化する事で地底に適応したアクマ族【アクマイザー3】等が住みます。
もっと調べれば、まだまだ未知の種族や勢力が存在するかもしれません。

この内、ミケーネ・ジャシンカ・チューブ・インフェルシアは、
Dショッカー再編成の際に統合され、Dショッカー地下帝国軍が結成されています。
但し、チューブ内には平穏を、インフェルシア本国には地上との共存を望む者達がおり、
この者達が中心となって抵抗組織が編成される可能性もありえます。

アクマ族は、地底世界全体を「ダウンワールド」と呼称していますが、
この呼称はアクマ族内部だけの物であり、他種族には浸透していないようです。

また、類似存在として、水中、海底世界には水棲人、海底人と呼ばれる人種が存在します。
これら以外にも、知られざる地底、海底世界や、悪の秘密基地が存在するかもしれません。




◎電脳世界
ネットワーク上に出来上がった巨大な仮想体感サーバー群上に出来上がった仮想空間。
最大手のサーバーをMUGEN.NETと言い、架空の街角からSF世界までの複合サーバーです。
(同一アカウントで他のゲームが出来る=経験値を持ち越せる)
一般に公開されていない情報ではありますが、情報集積が一定の容量を超えると類似した世界と
情報を補完しあう事によって、多次元世界の交差点になるという特性を持っています。
(電脳世界がある意味、他の世界と繋がっているて言う設定は【恐竜惑星】等を基としています)
ネットワーク立ち上げにはアルファシステムが関わっています。
今日ではVRMMOは『第二の現実』とも形容できるまでに世界に浸透しており、
貴重なアイテムデータなどが資産として認められ、時には土地や金銀よりも価値を持つようになるなど
一概に“現実と仮想”で区別し難い様になってます(【THE FIFTH WORLD】)。

また、各種研究端末やオンラインゲームによって構成されたプログラムの仮想空間のみならず、
擬似電脳空間に存在する“デジタルモンスター”、“電子生命体”と呼ばれる生物達が生息している
デジタルワールド【デジタルモンスターシリーズ】やコンピューターワールド【電光超人グリッドマン】、
数十年にも亘る大戦や“オルム・ウィルス”の蔓延などの要因により、それらの収束・終結前に
現実世界を捨てて幻体となった一部の地球人類が居住する量子サーバー世界【ゼーガペイン】、
高度なワールドシミュレーターとして造られながらも、現実世界からの干渉や内部世界の発展により、
現実世界との差が縮んだ仮想世界の銀河系【スターオーシャンシリーズ】など、人的要因、出自不明問わず
単なるプログラム上のデータとは一概に言い切れない世界観が数多く存在し、かつ増え続けていることから
電脳世界そのものが“一つの世界”に近い存在となりつつあるという見方もできます。

NONMaRSノンマルス【ときめきの仮想空間(短編集『アイの物語』収録)】
磁気を使って脳へ直接情報をやり取りする事によって仮想体感を可能にしたインターフェース。
一応科学的には脳に対する影響は無い事になっているが、健康の為に3時間でタイマーが鳴る。
(通称カラータイマー。テレビは部屋を明るくして見ましょうとか、
 電子レンジから放射される放射線は危ないから離れた方がいいよとか、そう言う類のもの)
高くて一般には手が出ないがネット喫茶のようなアクセスポイントは普及している。

 〜 【電脳世界の一つと思われる世界】 〜

○デジタルワールド【デジタルモンスターシリーズ】

○コンピュータワールド【電光超人グリッドマン】

○量子サーバー(舞浜サーバーなど)【ゼーガペイン】

○エターナルスフィア【スターオーシャンシリーズ】

超構造体ハードウェア【BLAME!】【BLAME!】


 〜 【オンラインゲームの世界を舞台とした作品】 〜

○The World【.hackシリーズ】

○ライトニング・ブリゲイド【ライトニング・ブリゲイド】

○ソードアート・オンライン、アルヴヘイム・オンライン、他【ソードアート・オンライン】

○ブレイン・バースト【アクセルワールド】

○エルダー・テイル【ログ・ホライズン】

○Power Four、THE FIFTH WORLD、他【THE FIFTH WORLD】

○Charakter Network【キャラねっと】


 〜 【他、電脳世界が主な舞台となった作品】 〜
【恐竜惑星】【ジーンダイバー】【救命戦士ナノセイバー】【アイの物語】【ロックマンEXEシリーズ】
【電脳冒険記ウェブダイバー】【遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(乃亜編)】【攻殻機動隊】
【ネットゴーストPIPOPA】【TETORA】【Project Seven】【ゲーム・キッズシリーズ】etc…




◇地球とは双子星の関係にある世界

 ○エターナリア【獣戦士ガルキーバ】

 ○惑星ガイア【天空のエスカフローネ】

 ○ダイノアース【爆竜戦隊アバレンジャー】

 ○怪魔界【仮面ライダーBLACK RX】etc...



○魔空空間・幻魔界・死霊界・不思議時空【宇宙刑事シリーズ】etc...
……等など、その世界に固有名詞が付いている場合は、
地球とは同じ宇宙の別惑星、またはどこかの別の異次元の世界ともできます。
普通に宇宙船や次元転移装置、時空クレヴァスを利用して往来できます。

○ミラーワールド【仮面ライダー龍騎】へは、歴代仮面ライダーは侵入が比較的可能と推測されます。
それは、ショッカーから続くライダー技術の関係上、仮面ライダーの皮膚が一番粒子化されにくいという理由によるものです。
また、粒子化よりも肉体再生スピードの方が早い、実体そのものを持たない、基本的に不死、
粒子化を受け付けず特定の法則でなければ殺せない、などといった『化け物』達にもおそらく可能でしょう。

○【メガゾーン23】【電脳戦機バーチャロンシリーズ】【マクロスF】など、
【スーパーロボット大戦シリーズ】などのクロスオーバー企画において、平行世界として物語に関わる作品もありますが
必ずしもその設定に沿って空想大戦で扱う必要はなく、執筆者の判断に委ねられます。

○また【戦闘メカ ザブングル】の惑星ゾラや、【宇宙戦士バルディオス】のS-1星など、
原作設定で「地球が辿る可能性が有りうる未来」として位置付けられている世界観の作品も存在し、
【スーパーロボット大戦UX】においては、【忍者戦士飛影】のシェーマ星系、【BB戦士三国伝】の三璃紗なども
ほぼ同様の解釈の元で世界観に組み入れらているケースから、考えようによっては地球の歴史から直接繋がる
「未来」に相応する世界観が、星の海を隔てた「現代の宇宙」に存在してしまっているとも考えられます。
他にも【スーパーロボット大戦GC/XO】において、本来は【銀河旋風ブライガー】の後年の時代と位置付けられている
【銀河烈風バクシンガー】と【銀河疾風サスライガー】が、【最強ロボ ダイオージャ】のイプロン星系の世界観に
組み込まれている一件も、「イプロン星系=大アトゥーム計画が成就した歴史の地球」とも解釈できます。

○バイストン・ウェル【聖戦士ダンバイン/リーンの翼/その他バイストン・ウェル関連作品】
地球の海と陸の間に存在する異世界とされ、どちらかというと冥界に近い世界観とも受け取れます。

○エンドレス・フロンティア【無限のフロンティアシリーズ】
とある世界に漂着したアインストの力により、クロスゲートを介して複数の異世界が繋がったまま維持された世界です。
第1作終了後には、繋げられていた世界が一つに結合し、更に新たな世界を複数巻き込む形で再編成されています。

○幻想郷【東方Project】
日本の辺境の地に存在するとされる土地で、厳密には異世界ではありません。
陸続きですが、外部とは強力な結界によって遮断されています。
ただし、原作で幻想郷内の人物が結界を越えて外の世界(冥界、天界、地底界、月世界、etc…)に
行った事もあり、外の世界から自身の意思で結界を越えてきた人間・妖怪も多い事から、
幻想郷内の人物が外の世界に現れたり、逆に外の世界の人物が幻想郷に侵入することは
比較的容易と考えてよいでしょう。

○その他
地底には、東京の地下深く、忘れられ封じられた世界【東京アンダーグラウンド】も存在します。
地底冥府インフェルシア【魔法戦隊マジレンジャー】も地底とされます。




■「人間」「人類」の定義について
それぞれの生活圏で文明を維持発展出来るだけのものを持ち、
且つ神族や魔族ほど霊的進化は遂げていない知的生命体の事を、
地球人でなくても基本的に「人間」または「人類」と呼称します。

クロスオーバー世界に登場する数々のヒーロー作品には
地球以外の惑星や次元で進化したにもかかわらず、地球人類そっくりの種族もザラに存在する以上
(たまに角や翼や尻尾やネコ耳が生えてたりしても、肌や血液の色が緑とかだったとしても)
原則としてそれら宇宙人や異次元人も広い意味での「人間」または「人類」であると定義されます。
狭義の人間=地球のホモ・サピエンスという意味とはまた違います。

例外としては、
○神族や魔族、妖怪や精霊等のように、通常の生物よりも霊的に進化している存在。
○自分たち以外は全て下等生物とみなす連中。
○ロボット生命体
……などが挙げられます。

尚、肉体に遺伝子操作や改造手術等の医学的・科学的処置も施されず、
突然変異の進化系亜種としても覚醒していない純粋な地球人類の総称を、
ここでは「ナチュラル」と呼称します。
また、B.A.B.E.L.における基準では、大別して超能力覚醒者は「エスパー」。
未覚醒者は「ノーマル」とされています。

ちなみに、地球外知的生命体からは、地球人類に対して様々な呼び名があり、
大まかには、地球(テラ)の人、地球人(テラン)【パタリロ!】。
これが一般的な地球人の呼び名と思われ、そしてケロン人など一部においては、
地球をペコポンと呼ぶ上で、地球人を『ペコポン人』と呼ぶパターンも存在する。
また、【バーニングフォース】の天現時ひろみの通っていた大学の名前も地球(ペコポン)大学である。



◇人類の進化した可能性
地球を初めとする人類は悠久の時を生きて、人為的、あるいは
超自然的進化を続けてきた。そこで人類がどのような進化を遂げたのか説明する。


 〜 【系統@:『人間』を超越した亜種人類達】 〜
人が進化する過程で『人間』を超越した一つの形。
外見からして形を変えてしまうタイプで中には人間を下等生物とみなす者もおり、
肉体的なスペックが人間とはかなり異なる。オルフェノク、アギト、ギルスなど。

≪代表者≫
 ○『オルフェノク』=乾巧、木場勇治【仮面ライダー555】
 ○『アギト』=津上翔一【仮面ライダーアギト】
 ○『ギルス』=葦原涼【仮面ライダーアギト】


 〜 【系統A:『ニュータイプ』『超能力者エスパー』などと呼ばれし特異能力者達】 〜
地球外宇宙圏で生活していた人々に多い『ニュータイプ』や、
東京の最下層【アンダーグラウンド】と呼ばれる場所の住人に多く見られる『能力者』、
通常社会に暮らす人間に多く見られる『スタンド使い』、『エスパー』と呼ばれる人々などが該当する。
姿形、肉体の耐久度は基本として人間と同じ(但し、例外も存在する)。

≪代表者≫
 ○『ニュータイプ』=アムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ティファ・アディール【ガンダムシリーズ】
 ○『能力者』=浅葱留美奈、チェルシー・ローレック【東京アンダーグラウンド】
 ○『波紋使い』=ジョセフ・ジョースター【ジョジョの奇妙な冒険】
 ○『幽波紋スタンド使い』=空条承太郎、東方仗助、ジョルノ・ジョヴァーナ【ジョジョの奇妙な冒険】
 ○『エスパー』=明石薫【絶対可憐チルドレン】、佐倉魔美【エスパー魔美】


 〜 【系統B:魔術師・魔法(魔術)使いと呼ばれる者】 〜
Aとは違い、基本として科学と完全に相反する概念の能力。錬金術師も該当。
『魔術師』とは人に害を向けることも躊躇わぬ存在。魔術使いは一般として、その力を世の為
人の為に使い生きる存在。共に体内にて駆動する魔術回路や魔力と呼ばれるものを扱う。
『魔法』とは、人類には不可能な事象を可能にする神秘、奇跡の事であり、現代の物質界では
【時間】【空間】【精神】を操る事。それ以外の事象は人類に可能な事象として、魔術と大別される。
魔術師にはメイガス、ウィザードなど、世界各地で数々の呼び名がある。

≪代表者≫
【物質界の魔術師・魔術使い・錬金術師】
 ○衛宮士郎、遠坂凛、間桐桜、イリヤスフィール、衛宮切嗣、言峰綺礼、etc…【Fateシリーズ】
 ○シエル、シオン・エルトナム・アトラシア、バルトメロイ・ローレライ【月姫シリーズ】
 ○蒼崎橙子、荒耶宗蓮、黒桐鮮花、コルネリウス・アルバ、玄霧皐月、黄路美沙夜【空の境界】
 ○ネギ・スプリングフィールド【魔法先生ネギま!】

【物質界の魔法使い】
 ○蒼崎青子【月姫シリーズ】
 ○蒼崎橙子【空の境界】
 ○キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ【月姫シリーズ/Fateシリーズ】


 〜 【系統C 人間と異種族(異星人)との交配で生まれた『半人』】 〜
数は少ないが、稀に人間と、人間とは別の種族が子供を作り、その子供が特異な能力を示すことがある。
尚、今回記述するのは基本的な遺伝子が人間と異なる種族と人間との交配で生まれた者である。

○墓場鬼太郎【ゲゲゲの鬼太郎(アニメ版)】(※幽霊族の父(目玉おやじ)と人間の母の間に生まれたハーフ)

○ねずみ男/根頭見ペケペケ【ゲゲゲの鬼太郎(アニメ版)】(※妖怪と人間の間に生まれたハーフ)

○河太郎【水のともだちカッパーマン】(※河童の父と人間の母の間に生まれたハーフ)

○霊感青年44号【パタリロ!】(※人間とゴブリン族の女王との間に生まれたハーフ)

○犬夜叉【犬夜叉】(※大妖怪の父・闘牙王と人間の母・十六夜の間に生まれたハーフ)

○黒崎一護【BLEACH】(※死神・黒崎一心と人間・黒崎真咲の間に生まれたハーフ)

○まこら【少女奇談まこら】(※妖怪皇と人間の母親の間に生まれたハーフ)

○ラハール【魔界戦記ディスガイア】(※父・魔王クリチェフスコイと人間の母の間に生まれたハーフ)

○孫悟飯、孫悟天【DRAGON BALLシリーズ】(※サイヤ人カカロットと人間チチの間に生まれたハーフ)

○トランクス【DRAGON BALLシリーズ】(※サイヤ人ベジータと、人間ブルマの間に生まれたハーフ)

○レオナ・ハイデルン【THE KING OF FIGHTERS】(※オロチ一族ガイデルと人間の母の間に生まれたハーフ)

○ウォーズマン【キン肉マン/キン肉マンU世】(※機械超人ミハイル・ボルコフと人間ナターシャの間に生まれたハーフ)

○ピエトロ・ド・ブラドー(ピート)【GS美神 極楽大作戦!!】(※人間と吸血鬼の混血。バンパイア・ハーフ)

○モーラ・ハールマン【吸血殲鬼ヴェドゴニア】、D【吸血鬼ハンターD】(※吸血鬼と人間の間の混血。ダンピィル)

○遠野秋葉、遠野志貴【月姫シリーズ】(※人間と吸血種との混血)

○カイウス、ルキウス【テイルズオブテンペスト】(※リカンツと人間の間に生まれたハーフ)

○ヒルダ・ランブリング【テイルズオブリバース】 (※ヒューマ(人間)の父とガジュマの母の間に生まれたハーフ)

○主人公(エイト)【DRAGON QUEST [】(※竜神族と人間の間に生まれたハーフ)

○パンドラ【ハーメルンのバイオリン弾き】(※天使と人の間に生まれたハーフ)

○ハーメル【ハーメルンのバイオリン弾き】
  (※父は魔族の頂点に君臨する大魔王ケストラーで、母は天使と人のハーフであるパンドラ)

○遊佐恵美/エミリア・ユスティーナ【はたらく魔王さま!】 (※人間ノルド・ユスティーナと天使ライラの間に生まれたハーフ)

○アーチェ・クライン【テイルズオブファンタジア】
○ジーニアス・セイジ、リフィル・セイジ、ミトス・ユグドラシル、マーテル・ユグドラシル【テイルズオブシンフォニア】
 (※人間とエルフの混血、ハーフエルフ)

○ティナ・ブランフォード【FINAL FANTASY Y】(※幻獣マディンと、人間マドリーヌの間に生まれたハーフ)

○アリシア・Y・アーミティッジ【アリシア・Y】、ケイン・ムラサメ【邪神伝説シリーズ】、足立蛇助【地底の足音】、
 マスターテリオン、ウェイトリィ兄弟【機神咆吼デモンベイン/機神飛翔デモンベイン】
 (※外なる神アウター・ゴッズヨグ・ソトースと、“コーポーシキ”とされた人間の母親らの間に生まれたハーフ)



9 名前:ルール説明その8 DRAGON QUEST(以下DQ)シリーズについて、考察ネタ:2014/08/19(火) 00:17:40

※筆者はDQシリーズに詳しくない為、2007年版の最低限の改訂に留めます。

■DRAGON QUEST(DQ)シリーズについて 考察ネタ

・1〜7を繋げるとしたら
       6上
 3上→7→6下→4→5
  ↓
 3下→1→2→CH
     上
 3上→6下→4→5→7
  ↓
 3下→1→2→CH


・ロト→天空の繋がり
 ・SFC版3のメダルおじさんのところの兵士は、
  メダルおじさんが後に魔王にも恐れられる大物になることを予言
   →6でメダル王はジャミラスに封印されている
 ・SFC版3のゼニス1世は6のゼニス王の先祖?
 ・精霊ルビスが6ではムドーの島に渡るための笛を作った事、
  ムドーの島には代々悪魔が住んでいたと話す


・7の繋がり
 ・2→CHは2→CH→7?
 ・7の主人公たちはロトの子孫?
   →Vジャン1・2と7のパッケージの仄めかし
   →CH内で竜王がキーファ(キャラバン内の誰か?)にロトを感じ取る
 ・エスタード島=竜王の島?


・アレフガルド関連
 ・3アレフガルドはゾーマによって空間閉鎖
   →ゾーマ死後、上と下は物理的な移動不可(ルーラ含む、ルビス等の力は要検討)
 ・竜の女王の卵=竜王?


・天空関連
 ・ゼニス城=天空城(6EDでゼニス城が実体化、内部の構造が同じ)
 ・天馬の塔=天空の塔
 ・ラミアス系の装備→天空装備(昔のVジャンに天空装備は人間の手に鍛えられてきたとも)


・6→4→5の歴史
 ・大幅な地形変化
 ・6主人公達の活躍が4以降、伝説にすら残っていない
 ・世界樹消失
 ・マスドラとエスターク大戦のタイミング
 ・キラーマシンの性能ダウン
(6の時代ではキラーマシン2があるが、4・5の時代はキラーマシンのみ)


・6の卵とマスタードラゴン関連
 ・卵→マスタードラゴン説
 ・ゼニス王→マスタードラゴン説
 ・バーバラ→マスタードラゴン説(この場合、プサン=バーバラになる)
 ・バーバラ=黄金竜(カルベローナのバーバラ様なら変身可能発言より)


(考察)【4及び5の世界と、6の世界は別物説】
 小説版6でのデスタムーアとの決戦時、デスタムーアがゼニス城の卵に執着する台詞を言う。
 ゼニス城の卵は、世界を創造する力すらあるということで、それをバーバラの能力によって
 孵化させ、自分の思い通りの世界を手に入れるというのが、小説版でのデスタムーアの目的であった模様。
 そこから連想してみるに、卵が孵化した事で誕生したのが4及び5の世界で、
 バーバラが自分の代理として、新世界の統治役としたのがマスタードラゴンではないかという説。
 (バーバラが黄金竜なのは、小説版ではバーバラの心情で示されてる)


・エスターク、ダークドレアム関連
 ・エスターク=マスタードラゴンと対極説
 ・ダークドレアム→エスターク説
 ・ダークドレアムは実体化していない
 ・ダークドレアム=とてつもなくおそろしいもの(パルプンテ)説


・テリー→エスターク関連
 ・6発売前「魔族が人気なので6の主人公はそろそろ魔王にしようかと思ってる」
   →6発売後「テリーが主人公の予定だったが感情移入しにくいと思いやめた」(共に堀井氏の発言)
 ・6グレイス城が4コーミズ村(進化の秘法発見場所)と同じ位置
 ・グレイス城の老人が「ダークドレアム召喚が後に全ての世界に災いをもたらす」
 ・6EDでテリーがダークドレアムと対峙
 ・モンスターズでエスタークを倒したとき「長い夢の中でいつか見たような気がする」と言う


○各作品の主人公の名前、補足設定などは、
 エニックス(当時)及びスクウェア・エニックス出版の小説その他書籍資料や
 CDシアター等の公式設定に出来るだけ準拠しましょう。


(例)
T→主人公=アレフ【小説DRAGON QUEST】


U→ローレシア王子:アレン
  サマルトリア王子:コナン
  ムーンブルク王女:セリア
  サマルトリア王女(王子の妹):マリナ
  ルプガナの少女(船主の孫娘):レシル
  主人公たちの船:ラーミア号 【小説DRAGON QUEST U】


V→主人公=男勇者アレル、母の名はルシア。
  他に、戦士「クリス」、僧侶「モハレ」、魔法使い「リザ」(以上が基本パーティ)
  武闘家「カーン」、商人「サバロ」、遊び人「ロザン」が登場する。また主人公と帯同はしないものの、
  カンダタがカーンと共にギアガの大穴を超えるなど仲間として行動する。
  なお、クリスとリザのみ女性で他の人物は男性。
  リザはジパングの女王ヒミコの娘であり、「チコ」という双子の姉がいる。
  チコは死後『やまたのおろち』になったヒミコの力を強く受け継いでおり、
  オルテガを殺した「キングヒドラ」の正体はチコである。【小説DRAGON QUEST V】


W→主人公:ユーリル(男性)
  トルネコの息子:リトル
  第一章のピサロの手先:アシペンサ
  ピサロナイト:アドン
  エビルプリースト:ジャコーシュ 【小説DRAGON QUEST W】

(備考):他に目立つ書籍はないが、【トルネコの大冒険】の方が当然公式なので、
     トルネコの息子は当然ポポロであるべき。


X→主人公=リュカ(リュケイロム・エル・ケル・グランバニア)
  パパス=(デュムパボス・エル・ケル・グランバニア)
  主人公の息子=ティミー(ティムアル・エル・ケル・グランバニア)
  主人公の娘=ポピー(ポピレア・エル・シ・グランバニア)
  サンチョ(セヴァンテスのサンチョ)
  ダンカン(ティムズ・ダンカン)
  ダンカンの妻=マグダレーナ
  雪の女王=キリオ
  ラインハット王(ヘンリーの父)=ベルギス
  ラインハット王妃(デールの実母)=ペシュマレンドラ
  アンディ(アンディ・インガルス)【小説DRAGON QUEST X】

  主人公=???
  主人公の息子=テン
  主人公の娘=ソラ
  オジロンの娘=ドリス
  (オリジナルキャラ)カデシュ=(カデシュ=レアルド=ストロス6世)
  【DRAGON QUEST 天空物語】

(備考):小説版、漫画【天空物語】共に、主人公の結婚相手はビアンカである。
     双子は既に空想大戦中で小説版の名で登場済みなので、【天空物語】のテン、ソラにはできません。


Y→主人公=ボッツ。
  トム兵士長は、融合前のボッツ達を偽者と見抜けなかった責任を問われ、左遷されていた。
  後にはざまの世界で再登場。
  デビルアーマーというザコモンスター(本来はムドーの城に登場するだけ)は、
  各地の魔王たちに状況を報告する役割を担っていた。
  チャモロは初登場時、かなり横柄な性格で、ボッツたちを見下している傾向があった
  (後々変わっていった)。また、ボッツたちと出会う前のオリジナルストーリーがあり、
  その頃は髪を伸ばし眼鏡もかけていなかった。

  魔法の表現が全体的に非常に派手(弱魔法でも雑魚数体以上倒す)。
  現実世界のムドーは、2回目の戦いでドラゴンのような姿になる。
  ミラルゴは、邪悪な心に魔物が住み着き魔物と化していた。主人公たちによって魔物は消滅したが、
  人間としての寿命は既に尽きており、その場で死亡した。

  ボッツの妹の名は小説版と同じく「セーラ」。彼女の死因は、ボッツがレイドックに
  出現した魔物と戦っていた際、主人公が折った魔物の剣が直撃したためとなっている。
  ロンガデセオの鍛冶屋、コブレは生きている。また、マウントスノーの住民が氷漬けにされる
  原因を作ったのはゴランではなくコブレだった。

  デュランの性格がゲーム版とは一変し、卑怯で暴力的な性格(最初は紳士的だった)。
  テリーはデュランに敗れた後、破壊の剣(ゲーム本編には登場しない)に操られていた。
  仲間モンスターの概念は登場しなかったが、「キズブチ」と呼ばれるぶちスライムが
  ボッツの仲間として終盤まで同行した。これは作者がブチスライムを仲間に出来ない事を
  悔しがった無念の想いから。更に、終盤驚きの変身と活躍を見せる。

  魔王の部下として、『X』以前のモンスターが大量に登場していた。
  ハッサンはムドー戦での大活躍を最後に目立ったレベルアップがなく、最終決戦では空気化。
  テリーが終盤で魔王アクバーを一刀両断にする。
  バーバラは最後、夢の世界には戻らず、現実の世界でボッツと共に暮らし始める。
  この設定は神崎氏が堀井雄二氏に頼んでこの結末にしたと、作者のウェブサイトで語られている。
  【漫画 DRAGON QUEST 幻の大地】

  主人公=本名イズュラーヒン。現実世界=イーザ。夢の世界=イザ。妹=セーラ。
  ギンドロ組の女頭シェリスタとミレーユは幼馴染である。
  デュランはカルベローナを裏切った元人間ということになっている【小説DRAGON QUEST Y】

(備考):漫画版設定ではバーバラとボッツが現実の世界で暮らしている設定であり、それを導入するのも可。
     ちなみに4コマでは主人公は総じてかなりのシスコンで妹バカ。
     (※あくまで導入が可能と言うだけで、執筆者に強制するものでないことには留意)


Z→主人公=アルス。トカゲはギガ。
  ギガは実はただのトカゲではなく、正体は魔物(ボトクの分身であるギガミュータント)。
  ダーマ大神官のフォズは盲目(作品中では、「光ではなく魔力を見る」とされている)。
  その他、自身の代謝を止めたりなど、超人的な設定がなされている。
  アルスとアイラは第3巻で明確な恋愛関係に。
  魔物と人間の関係を巡ってアルスとガボが一旦袂を別つ展開がある。
  アルスは魔物に対しては一切の容赦がない、人間側の英雄、逆にガボは彼の設定を受けてか、
  人間と魔物の和解の可能性を信じる者として描かれている【小説DRAGON QUEST Z】

(備考):4コマを除くと、ゲームに準拠した書籍は小説版1つのみ。
     ちなみに藤原カムイ作【漫画 DRAGON QUEST エデンの戦士たち】は、
     原作ゲームの設定を大きく逸脱している(マリベルとキーファの恋愛など)事から、
     全くの異世界と考えて然るべし。
     主人公は小説では柔和な姿勢だが、4コマでは大概マリベルに頭の上がらない気弱パシリ気質。


[→主人公=エイト【公式サイト等】

(備考):現時点において4コマ以外に特に小説、漫画無し。
     4コマでは主人公は大概、天然ボケの大人しくかわいい性格で描かれている。



10 名前:ルール説明その9 クロスオーバー空想世界における『神』また『それに類する者』の順位・序列:2014/08/19(火) 00:21:02


■クロスオーバー空想世界における『神』また『それに類する者』の順位・序列

@(日本の特撮・アニメ界の生みの親)

 (故人)
 ○手塚治虫御大 ○石ノ森章太郎御大 ○円谷英二翁 ○横山光輝御大
 ○藤子・F・不二雄先生 ○赤塚不二夫御大 ○田河水泡御大 ○うしおそうじ御大
 ○石川賢御大 ○長浜忠夫御大 ○やなせたかし御大

    ↓

 (今も現役の方)
 ○富野由悠季御大 ○水木しげる御大 ○永井豪御大 ○松本零士御大

    ↓

 (製作スタッフ・関係者の総称)
 ○八手三郎 ○矢立肇 ○平山亨 ○内田有作 ○阿部征司 ○東堂いづみ


 【大野剣友会】
 ○大野幸太郎 ○飯塚実 ○岡田勝 ○高橋一俊 ○中村文弥
 ○中屋敷鉄也 ○滑川広志 ○大杉雄太郎 ○城谷光俊 ○池田力也


    ↓


A(善悪を超越した存在)

 △山守義雄【仁義なき戦い/HELLSING】

 △時天空【真説 魔獣戦線】

 △ラ・グース【虚無戦記】

 △ゲッターエンペラー【ゲッターロボサーガ/チェンジ!!ゲッターロボ 世界最後の日】

 △来留間慎一【魔獣戦線/真説・魔獣戦線】

 △イデ/無限力【伝説巨神イデオン】

 △アカシック・レコード【バンプレストオリジナル】

 △ペルフェクティオ【バンプレストオリジナル】

 △ORTオルト【月姫シリーズ/マテリアル】

 △スーパーボルボック【三つ目がとおる】

 △金色の魔王ロード・オブ・ナイトメア=L様【スレイヤーズ】

 △天照大神【ファイブスター物語】

 △大神龍【五星戦隊ダイレンジャー】

 △火の鳥【火の鳥】


    ↓


B(スーパーロボット大戦シリーズプロデューサー)
 ○寺田貴信氏=またの名を最高神テ・ラーダ


    ↓


C(各作品の聖なる光の神々(物質界に関与する神限定))

 ○大いなる意思・アスタル【ブレイブサーガシリーズ】

 ○善神アーガマ【獣神ライガー】

 ○女神ポロン【オリンポスのポロン】

 ○守護神ペガサス【兄弟拳バイクロッサー】

 △神官パンドラ【Saint Beast】

 ○ヘビのユキ【天使のしっぽ/天使のしっぽchu/Saint Beast】

 ○女神アフロディーテ【愛天使伝説 ウェディングピーチ】

 ○女神セレネ=クイーン・セレニティ【美少女戦士セーラームーンシリーズ】

 ○創造神アース【マグマ大使】

 ○建速須佐之男命【わんぱく王子の大蛇退治/ヤマトタケル】

 ○日本武尊「ヤマトタケルノミコト」=宇宙戦神「ウツノイクサガミ」【ヤマトタケル】

 ○老界王神 ○北の界王 ○デンデ △ビルス【DRAGON BALLシリーズ】

 ○仏教の開祖 釈迦如来=ゴータマ・シッダールタ【ブッダ/西遊記/聖☆おにいさん】etc…

 ○観世音菩薩 ○二郎神 ○三仏神【最遊記シリーズ】

 ○センジュ ○ジゾウ ○バトウ ○アイゼン ○フドウ ○ミロク ○恵比寿 ○寿老人
 ○大黒天 ○毘沙門天 ○弁才天 ○福禄寿 ○布袋 ○アシュラ【仏ゾーン】

 ○釈迦 ○二郎神 ○那咤太子 ○万古羅漢 ○羅漢飛雄糸 ○羅漢酒切 ○羅漢冊布
 ○羅漢野風【パタリロ西遊記】

 ○調和神ヴィシュヌ【天空戦記シュラト】

 ○クジャク=孔雀明王【五星戦隊ダイレンジャー】

 ○白猿ハヌマーン=コチャン【ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団/ハヌマーンと5人の仮面ライダー】

 ○真界皇ハク ●(元)真界皇=超真界皇【衝撃ゴウライガン!!】

 ○神様 ○宮司【京騒戯画】

 ○旃橿功徳仏=(初代)玄奘三蔵法師 ○闘戦勝仏=(初代)“斉天大聖”孫悟空 ○八部天龍=玉龍
 ○浄壇使者=(初代)猪八戒 ○金身羅漢=(初代)沙悟浄【西遊記】etc…

 ○ベルダンディー ○ウルド ○スクルド ○リンド ○ペイオース ○セレスティン
 ○フレイア ○エイル ○エレ ○エクス ○クロノ【ああっ女神さまっ】

 ○ワルキューレ(北欧神話の戦乙女ではなく、元は名も無き女神)【ワルキューレの冒険/その他関連作品】

 ○女神イシター【ドルアーガの塔/イシターの伝説】

 ○アラーくん【アラーくん/炎魔地獄】

 ○戦いの女神アテナ △月の女神アルテミス △太陽神アポロン ●天帝、大神ゼウス
 △ジュリアン・ソロ=海皇ポセイドン ○乙女座バルゴのシャカ ●太陽神フォエボス・アベル【聖闘士星矢】

 ○“神”【こちら葛飾区亀有公園前派出所】

 ○光明神アフラ・マズダ【コブラ】

 ○超人の神 ●知性の神 ●技の神 ●残虐の神 ●強力の神 ●飛翔の神
 △戦いの神/ゴールドマン=悪魔将軍 ○平和の神/シルバーマン ●裁きの神/ジャスティスマン ○スーパーマンロードの神
 ●ゼウスマン=ストロング・ザ・武道=超人閻魔【キン肉マン】

 ○鬼哭霊気=天使長ルシファー ○大天使ミカエル=大日輪だいにちりん行仁ぎょうじん【ゴッドサイダー】

 ○英雄神イダテン【超兄貴シリーズ】


    ↓


D(闇の邪神や魔王)

 ●魔王カーンデジファー【電光超人グリッドマン】

 ●魔王サイコ【宇宙刑事シャリバン】

 ●遮光器土偶魔神ドグーフ ●遮光器土偶魔神デグーフ(闇の魔神)【ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人】

 ●グア【アンドロメロス/ウルトラ超伝説】

 ●闇の神ツクヨミ=ヤマタノオロチ ●海神ムーバ【ヤマトタケル(1994年の映画)】

 ●ヒルド ●マーラー ●魔神千兵衛 ●ヴェルスパー【ああっ女神さまっ】

 ●冥王ハーデス ●邪神エリス ●眠りを司る神ヒュプノス ●死を司る神タナトス【聖闘士星矢】

 ●大魔王サタン【キン肉マン/キン肉マンU世】

 △死神大王【DEATH NOTE】

 ●ブラックワルキューレ ●ゾウナ【ワルキューレの冒険】

 ●暗黒神ファラリス ●邪神カーディス【ロードス島戦記】

 ●破壊神シヴァ【天空戦記シュラト】

 ●牛魔王【西遊記シリーズ/パタリロ西遊記/ドラえもん のび太のパラレル西遊記】etc…

 ●竜王【DRAGON QUEST】

 ●破壊神シドー【DRAGON QUEST U 悪霊の神々】

 ●魔王バラモス ●大魔王ゾーマ【DRAGON QUEST V そして伝説へ…】

 ●大魔王ミルドラース【DRAGON QUEST X 天空の花嫁】

 ●魔王ムドー ●魔王ジャミラス ●魔王グラコス ●魔王デュラン ●魔王アクバー
 ●大魔王デスタムーア【DRAGON QUEST Y 幻の大地】

 ●魔王オルゴ・デミーラ【DRAGON QUEST Z エデンの戦士たち】

 ●暗黒神ラプソーン【DRAGON QUEST [ 空と海と大地と呪われし姫君】

 ●永遠の闇【FINAL FANTASY \】

 ○超魔王ラハール ●魔王ゼノン ○魔王プリエ【魔界戦記ディスガイアシリーズ】

 ●大魔王ルシファー ●魔帝サマエル ●魔帝アザゼル ●暗黒魔王ハデス
 ●超魔王ネビロス ●大魔王アスタロト=ダークアスタロト【魔界村シリーズ】

 ●暗黒神アンブロジァ ●羅将神ミヅキ【サムライスピリッツシリーズ】

 ●魔王サタン=ルシフェル/ルシファー【BASTARD!】【パタリロ!】【GS美神 極楽大作戦!!】etc…

 ●アシュタロス【GS美神 極楽大作戦!!】

 △アスタロト ●ベールゼブブ ●マルコキアス ●ベリト ○サルガタナス【パタリロ!】

 ●大魔王サタン【変身忍者 嵐】

 ●魔神三ツ首【電人ザボーガー】

 ●魔王【行け!グリーンマン】

 ●魔王デカンダ ●大魔王ベムキング【サンダーマスク】

 ●大魔王 ●ガルバー【超神ビビューン】

 ●分身魔王デボノバ ●大魔王ゴースン【快傑ライオン丸】

 ●マントルゴッド【風雲ライオン丸】

 ●大魔人ドルゲ【超人バロム・1】

 ●キングモンスター【正義のシンボル コンドールマン】

 ●悪神ゴーラゾンガー=ブライゾンガー【兄弟拳バイクロッサー】

 ●魔神ダルガ=魔神クロガネ【幻星神ジャスティライザー】

 ●暴魔大帝ラゴーン=ネオラゴーン【高速戦隊ターボレンジャー】

 ●大サタン【恐竜戦隊ジュウレンジャー】

 ●妖怪大魔王【忍者戦隊カクレンジャー】

 ●大魔女グランディーヌ【救急戦隊ゴーゴーファイブ】

 ●邪命神デズモゾーリャ【爆竜戦隊アバレンジャー】

 ●絶対神ン・マ【魔法戦隊マジレンジャー】

 ●大魔王アザゼル【帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ】

 ●蝶絶神デーボス/暗黒種デーボス【獣電戦隊キョウリュウジャー】

 ●宇宙大恐竜ボルドス【獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ】

 ●巨大邪神14フォーティーン【劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE/仮面ライダーディケイド】

 ●ザタン ●イール ●ガーラ【仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム】

 ●ジャオロ将軍【時空英雄 仮面ライダー】

 ●絶対悪グランダーク ●真・グランダーク【新世代ロボット戦記 ブレイブサーガ】

 ●魔王バルドー【ブレイブサーガ2】

 ●破壊神サーヴァ・ヴォルクルス ●調和神ルザムノ・ラスフィトート ●創造神ギゾース・グラギオス【魔装機神シリーズ】

 ●邪神ドラゴ【獣神ライガー】

 ●機械神【熱血最強ゴウザウラー】

 ●ワーバラオ【ゴッドバード】

 ●幻魔王フォーティンブラス=白い紳士 ●幻魔王・織田信長【鬼武者シリーズ】

 ●魔界大帝フェルナンデス【わくわく7】

 ●フェルデン・クライス【ギャラクシーファイト ユニバーサル・ウォーリアーズ】

 ●ゼム・ズロ・ザヴィーラ【アトランチスの謎】

 ●暗黒神アーリマン【コブラ】

 ●大邪神ゾーク・ネクロファデス【遊☆戯☆王シリーズ】

 ●大魔王デマオン【ドラえもん のび太の魔界大冒険】

 △大魔王(主人公ソラの父親)【天より高く】

 ●大悪魔=偽イエス・キリスト【地上最強の男 竜】

 ○真奥貞夫/魔王サタン・ジャコブ ○芦屋四郎/悪魔大元帥アルシエル ○漆原半蔵/悪魔大元帥ルシフェル【はたらく魔王さま!】

 △デビル/ルシフェル【El Shaddai -エルシャダイ-/エルシャダイ原作小説/AMON】

 ≪大魔界の三大魔王≫【元気爆発ガンバルガー】
 ●暗黒魔王ゴクアーク ●大魔王サイアーク ●大魔王レツアーク

 ≪冥府十神≫【魔法戦隊マジレンジャー】
 <二極神>
 ●『インフェルシアの矛』冥府神スレイプニル ●『インフェルシアの盾』冥府神ドレイク

 <三賢神>
 ●冥府神ダゴン(実質上のリーダー) ○冥府神スフィンクス ●冥府神ゴーゴン

 <五武神>
 ●冥府神ワイバーン ○冥府神ティターン ●冥府神トード ●冥府神サイクロプス
 ●冥府神イフリート

 ≪ソロモン72柱≫【BASTARD!】【パタリロ!】【GS美神 極楽大作戦!!】【悪魔くん】【デビルマン】etc…
 △アスタロト ●バアル ●アガレス ●ウァサゴ ●ガミジン ●マルバス ●ウァレフォル
 ●アモン ●バルバトス ●パイモン ●ブエル ●グシオン ●シトリー ●ベレト ●レラジェ
 ●エリゴス ●ゼパル ●ボティス ●バティン ●サレオス ●プルソン ●モレク ●イポス
 ●アイム ●ナベリウス ●グラシャ=ラボラス ●ブネ ●ロノウェ ●ベリト ●フォルネウス
 ●フォラス ●アスモデウス ●ガープ ●フルフル ●マルコシアス ●ストラス
 ●フェニックス ●ハルファス ●マルファス ●ラウム ●フォカロル ●ウェパル ●サブナック
 ●シャックス ●ウィネ ●ビフロンス ●ヴアル ●ハーゲンティ ●プロケル ●フルカス
 ●バラム ●アロケル ●カイム ●ムルムル ●オロバス ●グレモリー ●オセ ●アミー
 ●オリアス ●ウァプラ ●ザガム ●ウァラク ●アンドラス ●フラウロス ●アンドレアルフス
 ●キマリス ●アムドゥスキアス ●ベリアル ●デカラビア ●セーレ ●ダンタリオン
 ●アンドロマリウス


    ↓


E(クトゥルフ神話体系に関わりのある神性)
 クトゥルフ神話体系に登場する「外なる神アウター・ゴッズ」、「旧神エルダー・ゴッズ」、「異形の神アザー・ゴッズ」、「旧支配者グレート・オールド・ワン」などの
 神性は膨大な数に上り、その多くが複数の日本作品にも別々の役柄で出演している為、ここでは代表的なものに留める。
 実力や格は神性によって千差万別で、闇の邪神や魔王に匹敵するものから、“善悪を超越した存在”に
 名を連ねても過言でないものまでおり、いずれも並の人間に太刀打ちできる存在ではない。
 ここに記載された以外にも、神話体系の世界観には数多くの神性が登場し、物語に関わっている。

 (※邪神の名前の表記は(取り分け日本語読みについては)原典小説の翻訳や解説本においても
   ほぼ不一致で様々な表記が混在しているため、ここでは代表的な読み方を紹介する。
   <旧支配者>、<外なる神>等の区分は、原典においても媒体・各作家の判断により
   異なるケースが多いため、ここの紹介では考慮に入れておりません。
   また、原典作品に存在しない和製作品オリジナルの神性も、クトゥルフ神話における
   旧支配者や外なる神等に相当する存在であれば、ここに記載するとします)

 △アザトース【アルハザードの逆襲/スキュラの恐怖(短編集『ヘンダーズ・ルインの領主』収録)】

 △ヨグ・ソトース【アリシア・Y/邪神伝説シリーズ/地底の足音/機神咆吼デモンベイン】etc…

 △ナイアルラトホテップ【アリシア・Y/邪神伝説シリーズ/デモンベインシリーズ/伴天連XX】etc…
  (古本屋の主人ナイア、褐色の青年ナイアール、料理人の内原富手夫……等々、
   様々な多種多様の“貌”を持つとされるが、それらは必ずしも同一人格という訳ではない模様)

 △シュブ・ニグラス【邪神伝説シリーズ】

 ●クトゥルフ【アリシア・Y/アルハザードの逆襲/機神咆吼デモンベイン】etc…

 ●ハスター【邪神伝説シリーズ/ゴーストハンター ラプラスの魔/るるいえあんてぃーく】

 ●ダゴン【邪神伝説シリーズ/妖神グルメ/機神咆吼デモンベイン】etc…

 ●邪神ガタノゾーア【ウルトラマンティガ】

 ●アトラック・ナチャ【るるいえあんてぃーく/るるいえばけーしょん】

 ○<旧神>=大十字九郎&アル・アジフ&鬼械神デウス・マキナデモンベイン【機神咆吼デモンベイン/機神飛翔デモンベイン】


    ↓


F最高権力者 表裏六柱の至高邪神【劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】
 永き沈黙を破り、ついに表裏六柱の実体を現した至高邪神。
 それにより、旧グランショッカーの組織を放棄、新組織ディバイン・ショッカーが誕生する。

 ●ショッカー大首領/邪帝大首領クライシス【仮面ライダーシリーズ】
  悪の秘密結社ショッカーの創設者にして支配者。暗黒星雲及び怪魔界の帝王。

 ●真のGOD総司令=真のゼロ大帝(支配者)【仮面ライダーX/アマゾン】
  GOD秘密機関及びゲドンの黒幕にして、ガランダー帝国の王者。大首領の「裏」。

 ●星王バズー=ゴズマスター/銀河大星王バズー【電撃戦隊チェンジマン】
  大星団ゴズマの支配者。計り知れぬ力を持つ惑星型生命体。

 ●ゴルゴム創世王【仮面ライダーBLACK】
  暗黒結社ゴルゴムの支配者。巨大な心臓の姿をした邪神。バズーの「裏」。

 ●大魔神サタンゴース/暗黒大魔神サタンゴース【巨獣特捜ジャスピオン】
  巨獣帝国の王。マッドギャランの父。究極の巨獣である大サタンゴースに脱皮。

 ●ミケーネ闇の帝王=ギャラハン皇帝/機械神ハーデス【グレートマジンガー/その他ダイナミックプロ作品】
  地下勢力ミケーネ帝国の支配者。通常見せている溶岩と炎の塊のような姿から
  発する熱は5万度といわれている。サタンゴースの「裏」。


    ↓


G(その他の神)

 ≪実力の伴う神達≫

 ○聖神ナディア【ビックリマン/新ビックリマン】

 ○トランスフォーマーの創造神 ベクターシグマ【トランスフォーマーシリーズ】

 ●星帝ユニクロン【トランスフォーマーシリーズ】

 ○アズアース【ウルトラ超伝説】

 ●海魔神コダラー  ●天魔神シラリー  ●究極魔神シーダ【ウルトラマン超闘士激伝】

 ○究極大獣神【恐竜戦隊ジュウレンジャー】

 ○ガオゴッド=風太郎【百獣戦隊ガオレンジャー】

 ○ブルー △レッド/ディープミラー【ハピネスチャージプリキュア!】

 ●超高次元の魔神【ゴッドサイダー】

 ●多聞天 ●広目天 ●持国天 ●増長天【新ゲッターロボ】

 △ウィツァルネミテア(うたわれるもの)=創世記のアイスマン=ハクオロ(空蝉)、ディー(分身)【うたわれるもの】

 ○最も気高き刃のイグニス【塵骸魔京】

 ○ゼウス神=Zマジンガー【Zマジンガー/真マジンガー 衝撃! Z編】

 ●デウスエクスマキナ【鉄のラインバレル】

 ●カリ・ユガ【バンプレストオリジナル】

 ●闘神ゴッド・ノア【バンプレストオリジナル】


 ≪Sa・Gaシリーズの神々≫
 ●アシュラ ●神【魔界塔士 Sa・Ga】

 ●アシュラ ●アポロン ●ビーナス △オーディン ○女神【Sa・Ga2 秘宝伝説】

 ○サガ世界の神・ソール ●異次元の神・フェンリル ●異次元の神・ベリアル
 △異次元の神・パゴス ●異次元の神・ボルボック ●異次元の神・ティール
 ●異次元の最高神・ラグナ【時空の覇者 Sa・Ga3[完結編]】


 ≪フォーセリアの神々≫
 ○光の至高神 ファリス ○大地母神マーファ ○戦の神マイリー ○知識神ラーダ
 ○幸運神チャ・ザ ●暗黒神ファラリス ●邪神カーディス【ロードス島戦記】


 ≪アレフガルド他の神々≫
 ○主神ミトラ ○戦士の長マルス神 ○大地と炎の神ガイア ○月と英知の女神ミネルヴァ
 ○太陽神ラー【DRAGON QUEST アイテム物語/他】

 ○精霊神ルビス【DRAGON QUESTシリーズ】

 ○不死鳥ラーミア=神鳥レティス【DRAGON QUEST V そして伝説へ/[ 空と海と大地と呪われし姫君】

 ○竜神マスタードラゴン=プサン【DRAGON QUEST W 導かれし者たち/X 天空の花嫁】

 ○神さま【DRAGON QUEST Z エデンの戦士たち】


 ≪マルディアスの神々≫【ロマンシング・サガ】
 ○光の神エロール=ハオラーン ○豊穣の女神ニーサ ○海の神ウコム ○森の神シリル
 ○銀の月の神エリス ○愛の女神アムト ○戦士の神ミルザ ●死の神デス
 ●破壊神サルーイン ●闇の女王シェラハ


 ≪エターニアの神々≫【テイルズオブエターニア】
 ○創造神セイファート ●破壊神ネレイド


 ≪ティターン神族≫【聖闘士星矢エピソードG】
 ●空間を操る神、次元のイアペトス ●神の善悪を量る女神テミス ●漆黒のヒュペリオン
 ●女神テテュス ●女神テイア ●女神ポイベ  ●記憶を司る女神ムネモシュネ
 ●次元のイアペトス ●黒雷こくらいのコイオス ●星漢せいかんのクレイオス ●清流のオケアノス

 ≪巨人族ギガス九兵神≫【聖闘士星矢エピソードG】<
 ●ポインクス熔岩リュアクス ●群青キュアノスプロクス ●レウコテースアネモス ●メラースブロンテー ●灰色パイオススパテーん ●紅玉アントラクマジギーロス


 ≪創造神≫
 △A【アルファシステム無名世界観】
 △知恵者(グレートワイズマン)【アルファシステム無名世界観/絢爛舞踏際】
 △ヲーグ(ワイズ) △モルネイ △ロディス【ブルーブレーカー】


 ≪ワールドオーダー≫
 ○玖珂光太郎【アルファシステム無名世界観/式神の城シリーズ】


 ≪神聖同盟の戦神≫
 ○ブータニアス=ヌマ=ブフリコラ【アルファシステム無名世界観/ガンパレードマーチ】
 ○スキピオ【アルファシステム無名世界観/ガンパレードオーケストラ】
 ○ハンニバル【アルファシステム無名世界観】
 ○ハードボイルド ペンギン【アルファシステム無名世界観/ガンパレードオーケストラ】
 ○グレーター招き猫【アルファシステム無名世界観/式神の城U】


 ≪神のカード≫【遊☆戯☆王シリーズ】
 <三幻神>
 〇オシリスの天空竜 〇オベリスクの巨神兵 〇ラーの翼神竜 ○光の創世神ホルアクティ

 <三幻魔>
 ●神炎皇ウリア ●幻魔皇ラビエル ●降雷皇ハモン

 <地縛神>
 ●冥界の王 ●地縛神 Wiraqocha Rascaウィラコチャ・ラスカ ●地縛神 Uruウル ●地縛神 Cusilluクシル ●地縛神 Ccapac Apuコカパク・アプ
 ●地縛神 Aslla Piscuアスラ・ピスク ●地縛神 Ccarayhuaコカライア ●地縛神 Chacu Challhuaチャク・チャルア

 <三邪神>
 ●邪神イレイザー ●邪神ドレッド・ルート ●邪神アバター

 <オレイカルコス>
 ●オレイカルコスの神=巨大竜リヴァイアサン ●邪神ゲー


 ≪四神≫【BB戦士三国伝シリーズ】
 〇龍帝=劉備ガンダム ○雀瞬=曹操ガンダム ○虎暁=孫権ガンダム △武義=呂布トールギス


 ≪幻想郷在住の神々≫【東方Project】
 ○八坂神奈子(山の神) ○洩矢諏訪子(山の神) ○東風谷早苗(現人神)
 ○秋静葉(紅葉の神) ○秋穣子(豊穣の神) ○鍵山雛(厄神様)


 ≪特別地域の神々≫【ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】
 △冥府の神ハーディ △暗黒神エムロイ △光と秩序の神ズフムート
 ○亜神ロゥリィ・マーキュリー △亜神ジゼル ●亜神メイベル・フォーン ○樹神ワレハルン
 ○亜神モーター・マブチス ○亜神グランハム・ホーテック


 ≪ゲイムギョウ界の守護女神≫【超次元ゲイム ネプテューヌシリーズ】
 ○ネプテューヌ/パープルハート ○ベール/グリーンハート ○ノワール/ブラックハート ○ブラン/ホワイトハート
 ○ネプギア/パープルシスター ○ユニ/ブラックシスター ○ロム/ホワイトシスター ○ラム/ホワイトシスター
 ○プルルート/アイリスハート ●マジェコンヌ ●犯罪神マジェコンヌ/真マジェコンヌ


 ≪うんこの神々≫【うんP先生】
 ○ウンフィス ○ウンディーヌ伯爵 ○ヘラクソス


 ≪その他の神≫
 ●海洋神ポントス【聖闘士星矢エピソードG】

 △麒麟 ●罔象女 △水熊 △山神オオミズツ ○偶然の女神【地獄先生ぬ〜べ〜】

 ●魔王ガルタン【コブラ】

 ○マッスルの神様(マ神)【セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん】

 ●神=神山【コミックマスターJ】

 ●クマソガミ【ヤマトタケル(1994年の映画)】

 △イルキヌフ ●アルキヌフ【クイーンズゲイト(小説版)】


 ≪土着信仰・町内の守り神レベル≫
 ○ご町内の神様【美少女仮面ポワトリン】

 ○河童様・道祖神・客人神まろうどがみぬらりひょん ●貧乏神・疫病神【地獄先生ぬ〜べ〜】

 ○八百万やおろずの神(※但し、一部例外有り)【かみちゅ!】

 ○ナギ ○ざんげちゃん【かんなぎ】

 ○お酉様【有言実行三姉妹シュシュトリアン】

 ○トイレの神様【闘え!春巻】


    ↓


H(この世で限りなく神か魔に近い人間・存在)

   (人間)

 ≪青銅聖闘士/アテナの五聖闘士≫【聖闘士星矢】
 ○天馬星座ペガサス星矢セイヤ ○龍星座ドラゴン紫龍シリュウ ○白鳥星座キグナス氷河ヒョウガ ○アンドロメダ星座のシュン ○鳳凰星座フェニックス一輝イッキ

 ≪黄金聖闘士≫【聖闘士星矢】
 ○牡羊座アリエスのムウ ○牡牛座タウラスのアルデバラン ○双子座ジェミニのサガ ○双子座ジェミニのカノン
 ○蟹座キャンサーのデスマスク ○獅子座レオのアイオリア ○天秤座ライブラの童虎 ○蠍座スコーピオンのミロ
 ○射手座サジタリアスのアイオロス ○山羊座カプリコーンのシュラ ○水瓶座アクエリアスのカミュ ○魚座ピスケスのアフロディーテ
 ○(先代)牡羊座のシオン

 ≪白銀聖闘士≫【聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編】
 ○琴座ライラのオルフェ

 ≪冥界三巨頭≫【聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編】
 ●天猛星ワイバーンのラダマンティス ●天貴星グリフォンのミーノス
 ●天雄星ガルーダのアイアコス

 ≪冥闘士スペクター≫【聖闘士星矢冥王ハーデス十二宮編】
 ●天暴星ベヌウの輝火かがほ

 ≪天闘士≫【聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜】
 ●イカロス ●テセウス ●オデュッセウス

 ≪鬼哭一族≫【ゴッドサイダーシリーズ】
 ○鬼哭霊気=天使長ルシファー ○鬼哭流璃子 ○鬼哭陀華桜 ○鬼哭密桜
 ○鬼哭霊牙 ○鬼哭霊馬 ○鬼哭霊次
 ○鬼哭霊輝 ○鬼哭霊麒 ○鬼哭智子

 ≪神の側の人間 -ゴッドサイダー-≫(※鬼哭一族を除く)【ゴッドサイダーシリーズ】
 <十天闘神>
 ○阿太羅あたら ○法粛ほうしゅく ○きょう ○彊良きょうりょう ○クラッシュ・マリガン ○トミー・マリガン ○ジェミニー・マリガン
 ○アスタロト=大影神烏影

 <十天闘神(セカンド)>
 ○厘利盈 ○ロクサーヌ ○飯島沙麗央サレオル ○ベリアル
 ○大楠有光 ○ヴァルキューレ ○オーディン ○竜子(ヴィーナスU世)

 <その他のゴッドサイダー>
 ○得尊

 ≪悪魔側の人間 -デビルサイダー-≫【ゴッドサイダーシリーズ】
 ●サルガタナス ●ラスネール ●ルキフグス ●ベルゼバブ ●パズス
 (※その他にもデビルサイダーは数多く存在する)

 ≪アンチクロス≫【機神咆吼デモンベイン/機神飛翔デモンベイン】
 ●アウグストゥス ●ウェスパシアヌス ●ティベリウス ●ティトゥス ●カリグラ ●クラウディウス

 △豪鬼【ストリートファイターシリーズ】

 △三島平八【鉄拳シリーズ】

 ○豪血寺お志摩 ○豪血寺新十郎【豪血寺一族シリーズ】

 ○東方不敗マスター・アジア/シュウジ・クロス【機動武闘伝Gガンダム/機動武闘外伝ガンダムファイト7th】

 ○蒼崎青子【月姫シリーズ】

 ○蒼崎燈子 ○両儀式【空の境界】

 ○キシュア・ゼルリッチ【Fateシリーズ/月姫シリーズ】

 △軋間紅摩【月姫シリーズ/MELTY BLOODシリーズ】

 △範馬勇次郎 ○範馬刃牙 ○郭海皇【グラップラー刃牙/その他バキシリーズ】

 △アキラ【AKIRA】

 ○天野銀次 ○美堂蛮 △赤屍蔵人【Get Backers-奪還屋-】

 ○江田島平八【魁!!男塾/その他宮下あきら作品】

 △ゴルゴ13【ゴルゴ13】

 △鷲巣巌【アカギ 闇に降り立った天才/ワシズ 閻魔の闘牌/ワシズ 天下創世闘牌録】

 ○“異能生存体”キリコ・キュービィー【装甲騎兵ボトムズ/その他ボトムズシリーズ】

 ○“旧劣等種ベルゼルガ”ケイン・マクドガル【青の騎士ベルゼルガ物語】

 ○月野うさぎ=セーラームーン=ネオ・クイーン・セレニティ【美少女戦士セーラームーン】

 ○赤の竜神の騎士ルナ・インバース=郷里の姉ちゃん【スレイヤーズ】

 ○海法紀光 ○是空とおる【アルファシステム無名世界観】

 ○サイタマ=ハゲマント【ワンパンマン】

 ○ランドルフ・カーター=ハワード・フィリップス・ラブクラフト【アリシア・Y/その他クトゥルフ神話関連作品】

 ●ジョン・ディー【アリシア・Y】

 △山門武【暗黒神話】

 ○羅生門=超光神ラ・オウ ○無幻美勒=美勒王 ○空海坊爆烈=爆裂王 ○虎=虎空王【虚無戦記】

 △雷音竜【地上最強の男 竜】


  (存在)

 ≪伝説のポケモン≫【ポケットモンスターシリーズ】
 (※分類は初登場シリーズ)

 <赤・緑・青・ピカチュウ>
 △フリーザー △サンダー △ファイヤー △ミュウ

 <金・銀・クリスタル>
 △ライコウ △エンテイ △スイクン △ルギア △ホウオウ △セレビィ

 <ルビー・サファイア>
 △レジロック △レジアイス △レジスチル △ラティアス △ラティオス △カイオーガ △グラードン △ジラーチ

 <ダイヤモンド・パール>
 △ユクシー △エムリット △アグノム △ディアルガ △パルキア △ヒードラン △レジギガス △ギラティナ

 <ブラック・ホワイト>
 △コバルオン △テラキオン △ビリジオン △トルネロス △ボルトロス △レシラム △ゼクロム △ランドロス

 ○戦士シャイダー【宇宙刑事シャイダー】

 ○聖なる者【宇宙刑事シャリバン】

 △OVERS SYSTEM【アルファシステム無名世界観】

 ○光の戦士エルドラン【エルドランシリーズ】

 ○コプー【超人バロム・1】

 ○ダイバダッタ【愛の戦士 レインボーマン】

 ○タバ老人【正義のシンボル コンドールマン】

 ○超サイヤ人ゴッド=孫悟空【ドラゴンボールZ 神と神】

 ●大導師マスターテリオン △エンネア=魔人ネロ【機神咆吼デモンベイン/機神飛翔デモンベイン】

 ○アリシア・Yヨグ・アーミティッジ【アリシア・Y】

 ○獅子王凱=破壊神ジェネシックガオガイガー【勇者王ガオガイガーFINAL】

 ○ガンマジン【超力戦隊オーレンジャー】

 ○ウルトラマンキング【ウルトラマンレオ/その他ウルトラシリーズ】

 ○ウルトラマンレジェンド【ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE】

 ○ウルトラマンノア【ウルトラマンネクサス/ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国】

 ●暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人【ウルトラマンタロウ/ウルトラマン超闘士激伝/その他ウルトラシリーズ】

 △ゴジラ【ゴジラシリーズ】

 ○ティマイオスの眼 ○クリティウスの牙 ○ヘルモスの爪【遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】

 ●カオス/セーラーカオス【美少女戦士セーラームーン】

 ○ビッグソウル【戦国魔神ゴーショーグン】

 ○マジンカイザー【マジンカイザー】

 ○ゴッドマジンガー ●デビルマジンガー【スーパーロボット大戦(団龍彦の小説)】

 △ゲッター聖ドラゴン【ゲッターロボサーガ/新ゲッターロボ】

 ○邪鬼王【虚無戦記/スカルキラー邪鬼王】

 △禍【禍 -MAGA-/虚無戦記】

 △不動明/デビルマン=バイオレンスジャック【デビルマン/バイオレンスジャック/その他永井豪関連作品】

 △ハリ・ハラ【孔子暗黒伝】

 ○鹿目まどか=円環の理 △暁美ほむら【魔法少女まどか☆マギカ/その他関連作品】

 ○葛葉紘汰(始まりの男)=仮面ライダー鎧武【仮面ライダー鎧武】

 ○イーノック【El Shaddai -エルシャダイ-/エルシャダイ原作小説】

 ○妖怪大翁【妖怪大戦争(2005年版)】

 ●イド【ウルトラ超伝説】

 ●究極生命体カーズ ●DIO/ディオ・ブランドー【ジョジョの奇妙な冒険/JORGE JORSTER】

 ●ズール皇帝【六神合体ゴッドマーズ】

 ●霊帝ケイサル・エフェス【バンプレストオリジナル】


    ↓


I(自称『神』『魔王』を名乗る敵ボス)

 ≪自称・神≫

 ●全能の神【太陽戦隊サンバルカン】

 △ナシム・ガンエデン ●ゲベル・ガンエデン【バンプレストオリジナル】

 ●シャピロ・キーツ【超獣機神ダンクーガ】

 ●天熾鵬 司馬懿サザビー【BB戦士三国伝シリーズ】

 ●イグニス【THE KING OF FIGHTERSシリーズ】

 ●エルレイン ●フォルトゥナ【ティルズオブデスティニー2】

 ●ミュートスサイボーグ【サイボーグ009】

 ●エネル【ONE PIECE】

 ●ワイズマン【装甲騎兵ボトムズ】

 ●マモー【ルパン三世 ルパンvs複製人間】

 ●ネメシス・ラ・アルゴール【ふしぎの海のナディア】

 ●ムラクモ=インフー=千家三佐【アカツキ電光戦記 Ausf.Achse/エヌアイン完全世界】

 ●巨人頭脳ブレイン【大鉄人17】

 ●帝王ゴッドネロス=桐原剛造【超人機メタルダー】

 ●コウガネ=仮面ライダーマルス【劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!】

 ○ガイア=ノムラ【グラップラー刃牙】


 ≪自称・魔王≫

 ●ビルゴルディ=帯刀龍三郎【特捜ロボ ジャンパーソン】

 ●魔王【チャージマン研!】
 
 △魔王オディオ= ラディ・オルステッド【LIVE A LIVE】

 ○メフィラス大魔王【ウルトラマン超闘士激伝】


 ≪一部で『神』と呼称される存在≫

 ●闘神オーガ=トゥルー・オーガ【鉄拳シリーズ】

 ●ザベル・ザロック【ヴァンパイアシリーズ】

 ●ダリウス大帝【大空魔竜ガイキング】

 ●破壊神スペースゴジラ【ゴジラシリーズ】

 ●彗星戦神ツイフォン【ウルトラマン超闘士激伝・OVA版】

 ●おーでぃーおー/オディオザウルス ●御出居隠呼大仏/御出居様【LIVE A LIVE】

 ●夜神月【DEATH NOTE】


    ↓


J(地球・人類創世に関わるとされる存在)

 ○伏羲 ●女媧【封神演義(藤崎竜版)】

 ○伏羲 ○女媧【三国無双シリーズ】

 ●オロチ【THE KING OF FIGHTERSシリーズ】

 ●JUDO/スサノオ(ショッカー大首領) ○ツクヨミ ●アマテラス【仮面ライダーSPIRITS】

 △オーヴァーロード/斗間【仮面ライダーアギト】

 △ヒューマンアンデッド【仮面ライダー剣】

 △ヘルヘイムの森=DJサガラ【仮面ライダー鎧武】

 ○創造神アース【マグマ大使】

 ●ノイ・レジセイア/シュテルン・ノイレジセイア【バンプレストオリジナル】

 ○ビムラー【戦国魔神ゴーショーグン】

 △第2使徒リリス【新世紀エヴァンゲリオン】

 △ゲッター線【ゲッターロボサーガ】

 △大いなる意志【真説・魔獣戦線】

 ●ガルマ【恐竜アーミーおたすけ隊】

 ○種まく者【ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記】

 △超生命体【妖怪ハンターシリーズ/稗田礼二郎のフィールド・ノートより】


     ↓


K(原作者ではあるが、自分の創造した作品の登場人物にすらコケにされるタイプ)
 ○鳥山明氏 ○神坂一氏 ○あかほりさとる氏 ○摩夜峰央氏 ○永井豪御大
 ○松沢夏樹氏【突撃! パッパラ隊】 ○臼井儀人御大【クレヨンしんちゃん】

11 名前:ルール説明その10 黄泉還り現象、時空クレヴァス:2014/08/19(火) 00:21:30


■「黄泉還り」現象について

死んだ筈の者(死者)達が、全くの当時のままの姿で蘇る(黄泉還り)という原因不明の
超常現象が、物質界を中心に、幻想界、魔界といった全世界、全次元規模で多発しています。

彼らは、ゾンビや幽霊の姿ではなく、死んだ当時の姿のまま、
自分の事を想い続けてくれた人の前に、或いは深く関連する場所で、ある日突然現れます。
まるで何事もなかったかのように黄泉還ってきた人達。
最愛の夫、恋人、兄弟。彼らを目の前にして喜ぶ家族…… そして戸惑う周囲の人々。
地上、天国、地獄は大きな混乱に包まれ、原因解明の為に多くの人員と時間が費やされています。

しかし、戸惑う時間は許されません。
何故なら、ヒーロー達の死闘によって滅んだ筈の、数多くの悪の組織達も
再び地上へとその姿を現し、その力を結集し、とてつもない脅威となりその活動を再開したからです。


○【生き返る者は、善悪の立場は問わず】
かつて戦いに何らかの形で関わったことのある有能な戦士や指揮官(科学者含む)が中心。
シリーズの初期段階で死亡、もしくは死亡済キャラクターは、一部を除いて控えた方がいいでしょう。
(例:南原博士、破嵐創造博士、緑川博士、風見志郎の家族、神敬太郎、長老バゴー、
   高坂博士、ヘンリー博士、秋月教授、星博士、飛鳥五郎、如月博士etc…)

ただしエピソード0など、本編の過去時系列作品に登場した場合などは、その法則から除外します。
(例:衛宮切継、遠坂時臣【Fate/zero】、冴島大河【牙狼〈GARO〉 暗黒魔戒騎士篇】、
   スカーレット・ヒビキ【マジンカイザーSKLヴァーサス】など)

もしくはパラレル(平行)的なで登場した場合、その平行世界から登場させる事も可能です。
(例:碇ユイ博士【新世紀エヴァンゲリオン・育成計画シリーズ】など)

また、外伝作品にて理由付けで生存が確認された場合、その設定を導入して登場させる事も可能です。
(例:兜十蔵博士【マジンカイザー 新魔神伝説】など)


○【かなり物語の中核に影響深い人物達について】
その人の死そのものが、原典作品の世界観や主人公の人生に
大きな影響を与えているキャラ復活もなるべく控えましょう。
(例:ララァ・スン【機動戦士ガンダム】、アルファートリン【トランスフォーマーシリーズ】、
   デンジ姫【電子戦隊デンジマン】、クイーン・セレニティ【美少女戦士セーラームーン】、
   星野加奈江【銀河鉄道999】、宇宙刑事ボイサー【宇宙刑事ギャバン】)


○【TVで現在放送中の番組での死亡キャラの復活について】
矛盾防止のため、基本的に死亡キャラの登場〜死亡該当クール終了までは出演禁止としています。
特に少年誌はポロッと【実は生きていました】が多いので、滝壺に落ちた、建物ごと爆発した、
ブラックホールに吸い込まれた、などのいわゆる【死体の無い死に方】の場合は注意が必要です。



■時空クレヴァスについて

黄泉還り現象と時期を同じくして、世界各地で「時空の穴(クレヴァス=crevasse)」と呼ばれる
時空・次元間の移動ゲートがあちこちに、不規則に発生、消滅を繰り返しています。
それを通じて異なる時代や次元へと行き来が可能になっていますが、多くは片道通行で
元の時代に戻れず、特に現代の物質界に一時的に滞在している英雄、戦士が多く居る現状です。
ちなみに、そういった【異邦からの客人】達の一時滞在、隠匿用の施設として、森羅の所有施設、
“トアールホテル”が在り、各世界、時代入り乱れた様々な英雄、戦士が滞在しています。



12 名前:ルール説明その11 特定作品の扱いについて:2014/08/19(火) 00:22:29


■特定作品の扱いについて

○【絶望の未来】
戦争、資源の枯渇。外宇宙侵略インベード…… その他様々なる脅威により、正義が滅び、
ありとあらゆる生命が死滅し、絶望と悲しみが支配する世界みらい……
悪の組織達が望む可能性の未来の数々を、総称し【絶望の未来】と呼びます。
正義に味方する予知能力者ブレコグ達はその全員が、このままでは全宇宙の未来が
絶望に染まってしまうと予言し、同時にそれを防ぐ為に戦い続けています。
同時に、あらゆる世界、各時代から英雄、戦士が結集しているのもそれに関与しているとの推測もできます。

その未来の世界では、あらゆる英雄、戦士達が非業の死を遂げ、力なき者は虐げられ
エスパーとノーマルが壮絶なる世界戦争を繰り広げ(【絶対可憐チルドレン】)
核戦争によって世界に死の灰が降り注ぎ、地球のほとんどが砂漠と化し(【北斗の拳】【砂ぼうず】)
やがて、全世界、全宇宙の全ての生命は消え去り、無へと帰します。
各作品の中に在る【絶望的な未来】は、全てこの【絶望の未来】の一つとされます。

手塚海之を始めとする預言者チームは、『このままでは全ての未来が消滅してしまう』と予言。
彼らは当初こそ、未来にある無限の可能性の中にある【滅亡】を、悪の組織側の預言者、
そしてそれを望む強大な悪の存在、暗躍によって、本来の未来が捻じ曲げられていると解釈してました。が……
そもそも未来の可能性は一つに定まる物などではなく、正義側の勝利も、悪側の勝利も、
結局のところそれを望む者達にとっては『正しい未来』で、望まない者からは『間違った未来』であるに過ぎません。
例え未来が誰の手に委ねられようとも、全てが滅ぶ訳ではなく、また新たな未来が生まれるだけとも考えられ、
現在は預言者チームの人員も考えを改めていると思われます。
より言ってしまえば、最終的な未来のカタチを決めるのは“勝者”に他ならないとしか言いようがないでしょう。

少なくとも、『正義側陣営にとっての』絶望的な未来は、ラウル・グレーデン【スーパーロボット大戦R】や、
未来のトランクス【DRAGON BALLシリーズ】といった英雄達によって、一部こそ回避されましたが、
まだまだ無限の可能性に潜む【絶望の未来】は数知れず残っています。

執筆者注
 なお、本スレ2の>27における、テンカワ・アキト並びにダイゴウジ・ガイの人物紹介において
 【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-】の物語そのものを『絶望の未来』と見做し、
 それが回避されたかのような文言がありましたが、後に発表されたSS(本スレ2の>361)の描写において、
 同作のシナリオがまるまる無くなったのではなく、火星の後継者によるテンカワ夫妻の拉致等も発生こそしましたが
 【スーパーロボット大戦W】の展開に近い形で、戦後に彼らの救済が成された物と、解釈変更がされています。

≪作品中の未来、または本編自体が未来軸で、絶望的な展開、設定があった作品群≫
(例:【時をかける少女】【ティルズオブデスティニー2】【絶対可憐チルドレン】【ひぐらしのく頃に】
   【ドラえもん】【チェンジ!!ゲッターロボ 世界最後の日】【宇宙戦士バルディオス】【スーパーロボット大戦(団龍彦の小説)】
   【クロノ・トリガー】【コミックマスターJ】etc…)


○トランスフォーマーシリーズの扱いについて
サイバトロンは初代コンボイ=スター(G2)コンボイを頂点に各方面に歴代司令官たちがおり……
デストロンは歴代大帝たちが各勢力を率いて抗争している大分裂状態である…とします。


○海外作品を元ネタとした作品の参戦
先に述べたとおり、海外文学単体での参戦は基本的に認められませんが、
それらの作品の世界観や要素と直接繋がる設定の、完全な和製作品を通す形であれば、
本スレへの出演は許容範囲であるとします。
(例:クトゥルフ神話体系の諸作品(『デモンベインシリーズ』『邪神伝説シリーズ』『伴天連XX』等々)、
   【宇宙戦争】(『火星人類の逆襲』)etc…)


○参戦作品に関する注意事項
必ずしもアクションや勧善懲悪だけがその作品のメインでなくても、
主人公や他キャラクターに最低限の戦闘能力あるいは問題解決能力があると認められば、
本スレへの出演は許容範囲内であるとします。
ただし、一部の他クロスオーバー企画などにみられるような「原作で非戦闘要員だったキャラクターに
他版権作品の要素を付加して戦闘要員にする
」等の展開は、ここでは極力避けた方が無難と思われます。
(例:【パタリロ!】【Dr.スランプ】【こちら葛飾区亀有公園前派出所】【銀魂】【エム×ゼロ】【To Heart】etc…)



13 名前:名も無き蜀軍兵:2014/08/19(火) 22:02:43
新スレ突入おめでとうございます。
今後ともよろしくお願いします。


ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24234512
無双シリーズ最新作、ゼルダ無双のプレイ動画です。
ゼルダらしさと無双シリーズの一騎当千の爽快感が合わさった傑作と言えます。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24248826
そしてお馴染みの名物ごまだれも健在です

前997-1000 >>1-12 無名の妖怪ハンター様
>ギャラクシー船団との決着後くらいで、確実にミケーネ勢との激突が控えてそうなビジョンが……
さ、流石にバジュラを巻き込んで例の儀式を行う可能性は低いんじゃないかと…
ひょっとしたらクレディオが乱入するかもしれませんし。

>【ジョジョの奇妙な冒険】第19話……
大谷育江さんのマニッシュ・ボーイが中々ツボに来ましたね。
ラストのアレ入りベビーフードは再現されるんでしょうか…?

>……ジョセフに飛行機の操縦は一生任せられないな、うん。
少年時代のハイジャック、カーズとの決戦、タワーオブグレー戦
そして今回の墜落…第4部で船を使って杜王町に来たのはそのジンクスを気にしてたからでしょうかね?

>:【次回予告】?
α3の戦いをダイジェストで伝えてると思ったら、まさかの「戦闘のプロ」ネタになるとは…

                 _ ,;--、_ , 、-;: 、       ヽ、
        |      _/ ,-'::;:/:::lj:::::::<;::::::::::ヾ;ヽ,、_      |
        {     ノ _,-'´_,-‐''<j::/;;'/l:::l::、:ヽ、;;:、ミ-‐    |.    く
        |  , -'´//:::/;イ:::l:::,:::::ゝ;::::ヽ、::ヽ;::::、j:::l:::::iヘ,___ .|
  や     | ./ / /:::::k::l::|l::::|::|::::::k;:::-:、ヾ;::::::、:::l::|:,;;:l ヾ; { |    そ
         |/ ./ /::/::/i::|::l::|l:::l::|::::l::ヾ;:::::Y::ー;:::ゝ::l;;l:::;リ lj ,/´`>
  ら     .|  /:/:i::/::l::l'、<;:::l::|l:::i::::|::::ゞ;::::|l:::、;:ヾ;:!リi/ヽl /  /    っ
         lーr'/:/l;|:::l::l:|::ヽ;;;、;lヾ;::、l::,::::::ノ:l|,:::!,|:::::}ヽ、 j'  /l
  れ      | j:/:l|::l::!::|::l::::i|:::l:、'ハ;、:ヾ;:_\_'jヽ;:l::iミ::リjヾ、  /{´    !!
         l /|:li::|l::l::|l:::}:::|l:::}l:ゞ;::ヾ;;ト、;;:ゝ:ト;;;;ゝlj,;::ヾ、   /Tヽ、
  た     |  レi:|:|;lヾl/i:、:ゞ;ヽ;:\:_;ゞ;,ミl;j王トlj:l:l/!」j\   j  \
         |   |:l|:l::|::!:|;::i,_ !\//r(:_)_X /-ゞ>‐‐‐'ア\   ./    ヽ、_/\
  っ      !   レ'i_l,|lレ'((:)_,ゞ=` '-='"´ u /  /   \_/
         〉   |::::::ヾ;li|l``'f  ,      / /  __    \
 !!     /   l:::::::::`ヽi、 !___-   _`ヽ l/  / /      \
         |   /⌒ヾ、ル'\ーt-‐_´二ヽ,/ / /      /
        |   i  \ヾ、_  \ヾ:_,..!ノシ' / /      /
        .|   |_   ヾ:、\ヽ.`ヾ、 //  /       /
        l   l `ヽ、  l| l ヘ、 _ソ/ /     / /
         |   | l   / ,>  / //        /
         L,   |    /ゝ--tr'´ ./        //
     ,-- 、__/  /ヾ、 :/ ´   /    .      / /ヾ
⌒\/      ./ ノ/     /         / /
   \        /      ./        ./  ./   ./
     \     /       ./        /   lj  / /
      \  /       ./                /
友情出演 八神月さん

最後の最後でこんなオチを持ってくるとは、〆に相応しかったですね。


>○【メガゾーン23】【電脳戦機バーチャロンシリーズ】【マクロスF】など、
>【スーパーロボット大戦シリーズ】などのクロスオーバー企画において、平行世界として物語に関わる作品もありますが
>必ずしもその設定に沿って空想大戦で扱う必要はなく、執筆者の判断に委ねられます。
なるほど。執筆者さん次第では電脳暦の世界観も空想大戦の現代に組み込まれるって事ですね。

>■時空クレヴァスについて
無双OROCHI2で妖蛇出現の余波で発生した時空の歪みもこれに近い物と言えますね。
もしかしたら遠呂智によって集められた英雄達や仙界の将達もトアールホテルのお世話になるかもしれませんね。


…三国・戦国・コラボ含めると結構な数になりますが。

14 名前:名無し客:2014/08/20(水) 15:17:44
前>999
ネタなのは分かるが悪いけど嫌悪感しか感じない、「自家発電」や「朝チュン」でもNGなのですが、分かってらっしゃいますか〜??
バルタン星人食ってるシーンもそうだけど、ネタに走りすぎじゃね?笑って流せる人間ばかりじゃないだろうし、
それが必然ならともかく、個人的にはいくら公式にあるからってシャアのホモの噂やアンディの身体の事もそうだが
もっと読み手の事を考えた方がいい、ここは貴方の個人的なサイトではないのだし他の書き手の方にも迷惑をかける事になる
このサイトも普段の貴方の作品も好きだけにここしばらくの作品は残念でならない

15 名前:無名の妖怪ハンター:2014/08/20(水) 23:20:49

この一件のみ先に返レスを……
 
 
>>14 名無し客様

>ネタなのは分かるが悪いけど嫌悪感しか感じない、「自家発電」や「朝チュン」でもNGなのですが、分かってらっしゃいますか〜??
手厳しいご意見、感謝致します。……えぇ、改めて読み返すと、正直返す言葉がありません(滝汗
そもそも現状のFAQ、自分が手直ししたものなのに…… ネタSSだと思って正直色々逸脱してしまいました、申し訳ないです。

>バルタン星人食ってるシーンもそうだけど、ネタに走りすぎじゃね?笑って流せる人間ばかりじゃないだろうし、
>それが必然ならともかく、個人的にはいくら公式にあるからってシャアのホモの噂やアンディの身体の事もそうだが
>もっと読み手の事を考えた方がいい、ここは貴方の個人的なサイトではないのだし他の書き手の方にも迷惑をかける事になる
>このサイトも普段の貴方の作品も好きだけにここしばらくの作品は残念でならない
……正直なところ、少なくとも「ホモネタ」に関しては正直、ここ最近(2014年頃)辺りから確かに度を越してたって見解は否めないです。
他の方からの感想が、割とネタを笑い飛ばしてくれたものばかりで、反対意見とかの類が全くなかった事から
調子に乗り過ぎて悪乗りしてしまった側面は確実にありました。その点については済みません……
(そういうネタのある作品ばかり読み過ぎて、耐性付き過ぎてしまってたのも少なからず悪影響ありました)

一応こちらの見解も述べてみますと、ゲッター勢が倒した星人ムシャムシャ食った件については
原作設定からしてやらかしても可笑しくない連中ですし、シャアのホモ疑惑は多少露骨だったかもしれませんが
シナリオ上「理由づけ」としては必要な話題でしたし…… 少なくとも個人的には必然かはともかく、
人は選ぶかもしれませんでしたが、話の小回りに使う部品としては「不必然」ってほどでも無いんじゃないかなぁ、
と思って執筆したつもりではありましたが…… どちらにせよ、不快にさせてしまったのであればその点は申し訳ないです。

今後の構想上、小ネタの類とか微妙にエグイ描写とか、そういうのを完全に省くってのはちょっと難しいですけど
少なくともSSを執筆するにあたって、読者が首をかしげそうな類(例えば露骨なゲイ描写とか)に関しては
もう少し熟考した上で、極端に読者に嫌がられそうなものはなるべく避けるよう配慮していこうと思います。
この度は貴重なご意見、ありがとうございました。

16 名前:TPC一刻館支部隊員:2014/08/22(金) 03:15:30

新スレ突入おめでとうございます!<(・v・)
当スレでSSを投下するのかは正直未定ですが、よろしくお願いします。


とりあえず謝罪なされましたし、投下するのはやめようかと思いましたが、
一応自分のこのスレに対する見解みたいなものも書いていますので、
お気を悪くなされるかもしれませんが、投下させていただきます。



前スレ>>998-1000 無名の妖怪ハンター様
>自分の趣味全開のネタですので、確実に読み手を選ぶかもしれません。
>「【次回予告】?」SS
…今回の話、「かもしれない」ではなく確実に選ぶ話です。
確かにここの常駐メンバーは十八歳以上(と思われる)ですが、だからと言ってこういう明らかに同性愛的な描写を、
いかに劇中劇だからと言って書くのはいかがなものかと思います。
ただでさえ最近は感想、返レスにもいささかそう言うのが目立って食傷気味なのに、ここまで来ると流石に口を出さざるを得ません。

自分個人の考えとして、我々が書いているのは「我々が純粋に楽しんだ作品同士を掛け合わしたら面白いのでは?」という考えから
始まったものであるはずで、こう言うネタに走るためではないと思います。
正直に言わせていただくと、このSSでこのスレ自体の品位が疑われるのではないか?と自分は危惧しています。
あまり顔を出さないとはいえ、ここの常駐メンバーとして、ここではっきり言わせてもらいます。


このようなSSは二度と書くな。 二 度 と だ !


お目汚し失礼しました。
レス返・視聴作品の感想についてはまた後日に。


17 名前:無名の妖怪ハンター:2014/08/22(金) 09:26:29
>>16 TPC一刻館支部隊員様

……ごめんなさい、本当にごめんなさい(謝罪
一先ずリクスレ7の方もあのままじゃアカンだろうと判断し、管理陣の方に当該レスの削除依頼と
最低限の謝辞とリンクのみの追記を頼んできました。近日中には対処してくれると思われますが……
もう今後金輪際、このようなTPOを弁えない様なみっともないトラブルは起こさないよう、
その点は肝に銘じた上で空想大戦に関わって参りますので、どうか許して頂けないでしょうか……

今後のレス返しなどに関しても、そういう系統のネタはなるべく控えるよう心掛けるよう気を付けます。
自分でもどっかで心の片隅には気になってたのに、正直歯止めをかける機会をどっかで逃してしまい
笑える範疇のネタの境界線を逸脱してしまった事は否定しようがなく…… この度は本当に済みませんでした。

18 名前:無名の妖怪ハンター:2014/08/23(土) 09:59:09

うぅ、色々と皆様に迷惑をかけてしまいましたが、何にせよ今は一先ず汚名返上に向けてSS誠意執筆中です(汗
 
 
AL/MI作戦、無事に何事もなくE-5まで突破して時津風&雲龍GET!
そしてEXステージのE-6…… はい、温存した艦隊を数回向かわせて「これは自分には無理だ」と判断しました(汗
29日までの残り期間、レア艦ドロップに集中する事に決めました、ハイ。
一先ずE-3で清霜は早い段階で確保したので、あとはE-5で早霜と修理施設……もとい明石2号を手に入れたいですが、
何十回ボスS勝利しても出てくる気配がない…… 期日までに出て来るかなぁ。
運営Twitterによれば、イベント終了と同時に軽空母の改二が実装とのことで、ほぼ間違いなくヒャッハーさんだと思われますが、
同じく史実ミッドウェーでの武勲艦組で、イムヤにもサプライズ改二来ないかなぁ、と少し期待してたり。

丁度、メロンブックスで発売されました艦これの同人誌、Pixivとかで興味持って購入した数冊が手元に届いたので
色々と余裕が出来たら、そちらのレビューも幾つか書くかもしれません。

……しかし、コミカライズ【ブラックオーダー】、結局連載開始すらせず頓挫かぁ。期待してただけに残念。
何かエンブレ系統以外、軒並連載休止中だったりするし、マジで水面下で何が起きてんだ……

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24242258
現在開催中の第13回MMD杯、やはりと言うか何というか艦これ関係が多数上位に食い込んでる現状ですが、
その中で個人的にイチオシだったのがこの雪風のやつ。何気にMIでは熊野共々活躍してくれてる娘です(現在進行形)。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24258998
他にも艦これMMDは多数上がってますが、個人的にツボに入ったのはこれ。雰囲気が妙にマッチしてます(汗

http://kantama.net/archives/11369398.html
第七駆逐隊を演じられた早坂梢さん、声優業は引退してないと自身のブログで表明…… 良かった!(涙
初期艦組にも(電、五月雨に続いて)追加ボイスとか改二とか、そういうサプライズあって良いと思うんですけどねー。
 
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24140881
遂にサービス開始されました【アイドルマスターSideM】の登場アイドル、紹介動画が出てまいりました。
……うん、すっごい濃いなー(滝汗 デレマスと同じくらい、抱えてる闇とか属性の奇天烈さではむしろこちらが凌駕しているというか(汗
特に凄いのがCafe Parade所属の、20代中盤で中二病拗らせた「アスラン=BBII世」に、
涼に続く女装アイドルにして、先立と異なりむしろ性同一障害の疑惑すらある「水嶋咲」。
何ていうか…… 男性向けでは絶対出せなそうな「味」が醸し出されてまして、是非ともデレマスみたいに
ソーシャルコンテンツに留まらず、アイマスの一員として幅広く展開して欲しいとこです。 ……道民枠がホモと番長て(滝汗

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24289619
スパロボCCのイベント「オモイデノツバサ」、【マクロスF】シナリオ決着、そして【真マジンガー】最終決戦の突入篇となりました。
やはりと言うか何というか、大多数のユーザーの想像通り、あしゅら男爵がわざわざバジュラ本星まで同行して協力したのは
最高潮に達したフォールド波を利用し、ミケーネの神々を復活させるため…… 次イベントにて、ハーデス神との決着なるか。
イベント新規グラのミウミウ可愛い。原作完結したら、またどっかで参戦の機会来ないかな?

ttps://www.youtube.com/watch?v=O0Wfm0_FqE8
コヨミちゃん何やってんの(違
 
  
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第41話……
「オーバーロード編」の事実上ラスト、最終回に向けての「黄金の果実争奪戦」序章とも言うべき展開でした。

葛葉紘汰が命を賭すほど、地球人に守る価値なんてあるのか……?」と、
どこぞのミストさんの様な台詞を呟くロシュオでしたが、いずれにせよ、自身の身を賭して「人類の味方」になる道を選んだ紘汰。
レデュエにその魂胆を見透かされ、あまつさえニーサンの幻影すら未だ払えず、順調に崩落し始めた光実、
そしてライダー勢を焚き付け、「データ採集」に精を出すプロフェッサー…… 最終話に向けて各陣営も動き出しています。

遂にロシュオとの直接対決に挑む紘太&戒斗、自身らを全力を持って挑むも、王としての圧倒的な力には抗えず、
戒斗に至ってはゲネシスドライバーを破壊され、更にヘルヘイムに犯された腕の傷口が悪化する事態に……
多分、来週から旧ドライバーを使う事にはなるんでしょうけど、彼もまた力を求めて果実を求める一人。
果たしてどのような運命を辿るか…… 
黄金の果実の力は、文字通り「生命の創造」すら可能とする能力。シチュ的には再生怪人てきなアレですが
それでも、今後誰かしたらが得られる力と思うと、確実に物語を左右するに値するキーアイテムかと。

そして、先週で覚悟完了し、意を決して極アームズ……もとい、黄金の果実の力を行使する紘太。
ロシュオとしては既に勝ったところで何の意味もない訳で、あくまで紘汰の覚悟を見届ける為だったのでしょうが、
その一瞬の隙をついてレデュエがロシュオを不意打ち…… 致命傷を与えた上でめった刺しにするという
惨い殺し方をするも、黄金の果実の「本命」は、既に生足…… もとい、舞に託した上で地球へと送り返されてた事が判明。
完全にオーバーロードに等しい力を得た紘汰により、既にヘルヘイムすら彼に味方した事で
レデュエなんぞが叶うはずもなく、圧倒的パワーで爆散…… ってか、ここでレデュエまで退場は少々驚きました。
ロシュオの大剣、極アームズ待望の独自武器になるんじゃないかと一瞬期待しましたが、墓標代わりに置いてっちゃったなぁ(残念

かくして、完全に滅亡を迎えたオーバーロードの民、黄金の果実を求める戦いは、地球を舞台に持ち越される事に……
王妃は地球人類が自分らと同じ道を辿らないことを祈ってロシュオと共に逝きましたが、
果たして果実を最終的に手にするのは誰か、紘汰か、戒斗か、光実か、プロフェッサーか、それとも大穴で鳳蓮か(絶対ない)、
そしてデモベのナイアポジに完全に収まった感のあるサガラの真意は、最終的にラスボスに収まるのは一体誰か……!?

本作も遂に完結編に突入、なんかサブタイトルからして光実の死亡フラグ全開な次週に続く!!


【仮面ライダー】第23話……
今週の怪人ムササビードル、北海道昭和新山のムササビが原型らしいですが、北海道に居ない動物なんですがそれは。
先のカニバブラーと良い、北海道ショッカーにはどうも産地偽装の疑惑が…… 後のミートホープですね、分かります(違
仮面ライダーが普通に腕時計してたり、空飛べるのにバイクで帰ろうとする怪人、全体的に爆発物に対するぞんざいな態度と
割とツッコミどころが多めな回でしたが、結局はムササビードルの飛行にチャリで普通に追いつき、
一般人を殺せるレベルの真空攻撃でも傷一つ追わないおやっさんが一番強かったという話。
……一にも二にも、恐ろしいレベルで危なっかしいロケーションでの殺陣が見ててハラハラしました(汗

【大鉄人17】第1〜4話……
少し前まで配信されてた【河童の三平 妖怪大作戦】が中々面白くて満足でしたが、
その後継として前に配信されてた本作が再び配信開始!!いやー気になってたので嬉しい。
主人公が序盤数話で家族・友人を全て失い、世話になった防衛機構の隊長も敵に捕まって拷問死、
前編を通して子供番組とは思えないハードさがメッチャ漂って凄いです…… 後半から路線変更するそうですが(汗
兎にも角にも、メッチャ軍事ドラマっぽい作風、巨大ロボ主役の特撮ということで色々と今後に期待。
SS新章の方でも出番あったブレイン、今後の参考に是非ともキャラ掴んでみたいとこですが。

【フランチェスカ】第7話…… 時計台と言ったら、マリオ64といい、学校の階段2と良い、90年代を生きた身としては
内部にダンジョンがありそうなイメージを持ってたりしますが、他の方だとどういう印象持ってるのかな?

【さばげぶっ!】第7話…… 害獣による農家の被害、狩猟免許所得の云々と、色々と【山賊ダイアリー】を
思い出す構成だった前半パート。そういやこっちも単行本5巻発売…… 今度買って来よう。

【ジョジョの奇妙な冒険】第20話…… 花京院の孤独な戦い、後半戦。かなり彼が苦境に立たされる展開でしたが、
機転によって敵のスタンドを打ち破り、見事に「クソ含有のベビーフード」を食わせてリベンジ完了。
これでポルナレフが味見しようとしたら最高だったんですが(止めい
次週は亡きアブドゥルの父親が登場。一体何モハメドさんなんだ……(棒
 
 
■最近触れた作品

・タバコの歴史 (作:宇賀田為吉)
1973年発売の書籍で、文字通り当時の視点からの「タバコの起源から世界に広まるまで」を、
著者が世界中からかき集めた中世から現代(70年年代当時)に至るまでの書籍や資料を基に纏めた一冊とのことです。
自分は喫煙は全くしない人種ですけど、こういう専門書的な内容を読者に分かりやすく噛み砕いた類の書籍、
個人的に中々楽しめました。北アメリカのインディアンが宗教・部族的な意味合いで嗜んでいた煙草を、
新大陸を発見したヨーロッパ人が故郷に持ち帰り、更にそこからアジア、中東、ロシア、そして日本にまで
普及・弾圧・流行を繰り返しながらも伝来していき、更には太平洋を経由して新大陸最北のエスキモー達に伝わる事で
結果的に世界一周して戻ってきた…… という、何とも文化的には感慨深い決着に落ち着いたのには少し笑いましたw

空想大戦のSSに登場させるキャラにも喫煙を嗜む人は多いですけど、そういう人物の描写を書く際に
本書の受け売りとか、そこかしこに散りばめられたら雰囲気出るかなぁ、って色々思案中です。
某サイトの考察だと、宇宙世紀ガンダムの世界観におけるスペースコロニーでの喫煙文化は、
喫煙室で水タバコを吸ったり、噛みタバコ、嗅ぎタバコみたいな煙の出ない類のものが普及してるんじゃないか、
みたいなコメントもあったので、今後のシナリオでガンダム系列のキャラを扱う機会があれば、
そこら辺も意識した描写を突っ込んでみたい気も。

ちなみに著者の宇賀田氏、19世紀の末も末の生まれとのことですが、WEBで色々調べてみたら
どうも2000年に103歳の長寿で没されたそうで…… 医学的見解から煙草を擁護されてたそうですが、
喫煙は健康云々に関係ないって見解を、その人生を持って体現されたかのように思いました。
 
 
>>13 名も無き蜀軍兵様

>さ、流石にバジュラを巻き込んで例の儀式を行う可能性は低いんじゃないかと…
>ひょっとしたらクレディオが乱入するかもしれませんし。
思いっきりやっちゃいましたね…… 個人的には全然OKですが。

>大谷育江さんのマニッシュ・ボーイが中々ツボに来ましたね。
>ラストのアレ入りベビーフードは再現されるんでしょうか…?
普通に再現されましたwww まぁ後の話では主人公がアバッキオの小便飲み干すような漫画ですし……

>なるほど。執筆者さん次第では電脳暦の世界観も空想大戦の現代に組み込まれるって事ですね。
自分はあんま入れ込んでないので扱う予定はないですけど、詳しい方が執筆者になるならそちらに任せたいな、と。

>なるほど。執筆者さん次第では電脳暦の世界観も空想大戦の現代に組み込まれるって事ですね。
う〜ん、好評価して頂き嬉しかったですが、色々とごめんなさい(謝
フラウ辺りはまたどっかで正式に出番用意したいとは思ってますので、良ければ楽しみに待っててください。


19 名前:名も無き蜀軍兵:2014/08/24(日) 17:21:30

劇場版トッキュウジャー・鎧武、見て来ましたー
以下要点を絞ってネタバレ伏字

トッキュウジャーの時系列は

・ゼットがグリッタちゃんに喰われてない
・シュバルツさんが生きてる

以上から第21駅と第22駅の間だろうと推測されます。

今回登場のサファリレッシャーは25年周期で太陽系を一周するとの事で・・・
前回地球に来訪した年は1989年、ターボレンジャーの活躍した頃と出ました。

戦隊の劇場版限定マシンは本編にも必ず登場してるので
秋か冬頃、本編に再登場すると思われます。



鎧武の時系列は

・劇中でミッチが『兄さんは僕がこの手で…』と呟く

この点から第37話の直後であると推測されます。

劇中の話からしてオーバーロードが争いを続けた元凶はコウガネって事でいいのでしょうか?
そしてマツボックリELSの出所は結局分からず仕舞い…


ともかく今年も楽しめました。上映終了後にMOVIE大戦の予告があったので
今年こそ見に行きたいです。



>>15>>17-18 無名の妖怪ハンター様
>う〜ん、好評価して頂き嬉しかったですが、色々とごめんなさい(謝
謝罪なされた事+>>14の名無しさんや>>16のTPC一刻館支部隊員様が仰ってる分を含めて
ここで自分からいう事はありません。今後はお気をつけ下さい。
後ほどツイッターで今回の件について自分が思ってる事を呟きたいと思います。

>思いっきりやっちゃいましたね……
(あしゅら男爵に)う、うらぎられた!!(AA略
この後、ミケーネ神との決戦にバジュラが協力してくれると信じたいです。

>まぁ後の話では主人公がアバッキオの小便飲み干すような漫画ですし……
ポルナレフの便器舐めといい、アレ入りベビーフードといい、アバ茶といい…
荒木先生ってスカトロネタに寛大なのでしょうか?

>遂にサービス開始されました【アイドルマスターSideM】の登場アイドル
961プロを脱退したジュピターの行き着いた新しい事務所、315プロ。
ここに所属するアイドル達は一癖も二癖もある連中ばかりですね。
今後のメディアミックスでの活躍に期待が掛かります。

ここから三国7エンパのエディットで何人か作ってみようかな・・・?

20 名前:名無し客:2014/08/27(水) 21:15:45
電人ザボーガー劇場版を観ましたが、面白かったです!いい意味で予想を超えており、OPのカッコ良さで心を掴まれ、ラスト〜EDでは真剣に感動してしまいました
特撮ヒーローファンで未見の方がいれば、ぜひオススメしたいですね。でもパロディ・コメディ描写やお色気シーン、濡れ場wなどで不快になる方もいらっしゃるかも知れませんが……

21 名前:無名の妖怪ハンター:2014/08/29(金) 23:42:19
【餓狼・SPECIAL】作者のナリ氏、中国出張時にガチで現地のマフィアに青龍刀で脅されてたってマジか……(汗

レア艦ドロップに専念したAL/MI作戦、E-5を何度も巡るも結局、早霜も明石2号もカスリもせず、終了……
せめて早い段階で来てくれた清霜ちゃんと大鯨2号を精一杯愛でる事にしよう、うん。
イベント終了に併せてのアップデートで実装されたのは、大多数の予想通り大型艦建造でおなじみヒャッハーさん。
AL作戦でレベル50台まで上がったとはいえ、改造可能レベル80までにはまだまだ遠いですね(滝汗
とりあえず大淀の新グラが可愛くて満足。

http://kantama.net/archives/11707505.html
ずっと音沙汰のなかった、【Side:金剛】【水雷戦隊クロニクル】といったコミカライズ作品の休載状況に対し、
編集者がTwitterで内情を告発…… なんていうか、作家さんがマジ気の毒としか言いようがないです。
【水雷戦隊クロニクル】は無事連載再開できましたが、【Side:金剛】もどうか……
 
http://subcultureblog.blog.fc2.com/blog-entry-13487.html
【仮面ライダードライブ】、各種雑誌で正式に情報解禁された模様。
警察組織所属、車モチーフ…… と、やっぱり某アクセルを連想した人、かなり多そうですね。
作風的にもレスキューポリスっぽい路線になるのかな、とちょいと期待。

 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第42話……
今回遂に明言されました、サガラの正体…… それは、言うならば人類が名付けた「ヘルヘイム」そのものの意思ともいえる存在。
地球のみならず、あらゆる宇宙、あらゆる世界において、ヘルヘイムが破滅と共にもたらす「黄金の果実」により
その地の生命に進化の選択肢を与えてきた、言うならば毛むくじゃらのアダムとイブを誘惑し、果実を与えて「人類」とした
旧約聖書における「蛇」そのもの。善も悪も無い、文字通り「進化の導き手」だったという訳です。
彼が紘汰に色々便宜を図ったのも、とどのつまりは彼を始め、人類が果実を争奪できる状況に持っていこうとしてた訳で……

破損はロックシードだけだったらしく、相も変わらずゲネシスで変身し続ける戒斗。
何かミッチもそうだけど、この人もだんだんとかなり危険信号が見え隠れしてきたような……
命を蝕む傷の反動で、力への渇望を更に強くする戒斗、正直今じゃミッチよりも破滅に近づいてる感あるのですが。

そして光実、黄金の果実を埋め込まれた舞を救う為というプロフェッサーの甘言に乗せられ、
過去に造られながらも、その危険性から試作品止まりで終わった「ヨモツヘグリ」ロックシードを手渡される事に……
伝承で言えば、食った時点で黄泉の存在となる(すなわち“死ぬ”)果実な訳ですが、
サブタイに言わせれば「最後の変身」を行った光実は、見るも禍々しい外見の龍玄へと変貌……
ここにきてようやく、自分自身が目的を見失ってきた事に気付き始めた光実、彼に待ち受ける運命は。

そして次週、バロンの最終アームズ登場…… 何かメッチャ禍々しすぎる印象があるのですがそれは。
何かもう、力を追い求めるあまりに人間を捨てた結果があれなんじゃないかと一瞬連想してしまいましたが……
戒斗「俺は人間を止めるぞ――――ッ、葛葉――――ッッ!!!」
いや、マジで紘汰だけでなく、光実と戒斗にも人外化ルートの可能性が高いと思うのです。


【仮面ライダー】第24話…… 前後編の第1回は、闘争の系統様でも一時期コテハンに使われてたキノコモルグ登場回。
個人的には『ウルトラマンVS仮面ライダー』の特集で、お化け大会のシーンが引用されてたのが妙に印象に残ってたり。
刑務所から拉致した凶悪犯を、一週間もずく風呂……もとい、毒キノコのエキスに漬ける事で変化させるという
従来の改造人間とは明らかに違ったプロセスでの誕生となりましたが、他にも後のエピソードで発掘怪人などが出てくるあたり、
ショッカーの技術系統ってどうなってるんだろう、とちょっと真面目に気になってしまったり。
1970年代の時点でホログラフ技術を完成させているショッカーの技術力、小説版でもタブレット端末使ってましたしね……

【さばげぶっ!】第8話…… と言う訳で、最初から最後まで盗撮魔エピソードだった今週。
何ていうかこの作品、変態をギャグにならないレベルで「変態」として描くから色々と容赦ないです。

【ジョジョの奇妙な冒険】第21話…… 一同がとある島で遭遇したのは、一人暮らしをしていた
今は亡きアヴドゥルの親父さん。三宅健太さんの演じ分けが凄くて感心させられます。親と子だしなぁ(棒読み
改めて見ると、『猿の手』モチーフというかメッチャホラーテイストだったカメオ登場回。
そういや連載時期的にも【アウターゾーン】やってた頃だし、【ぬ〜べ〜】でも泥人形は肉食でしたね……
そして次週…… ポルナレフ第3の願い、ポルナレフランドの土人形が牙を剥く次週に続く!!(大嘘
シェリーが全裸で復活したって事は、アヴドゥルも全裸で復活かな?(戯言

【フランチェスカ】第9話…… 今回主人公勢は完全に端役で、最初から最後まで新選組メインの回。
寒い一発芸で上官の御機嫌を取ろうとか、ガミラスだったら切腹どころか即極刑ものなんですがそれは。

先週と今週の【テラフォーマーズ】、アミリアの命を賭したSOSのコールに、遂に各国首脳陣が動く……!!
火星に向かう救助艇は、中国は送り込んだもの以外にも二隻存在…… 果たして何処の国に属する船か。
……そして、アネックス1号突入班、全員生還!!(涙) アミリアがゴキに襲われそうになったところに
駆け付けた慶次とジャレッドの救援が入り、紅自身から採った血清で細菌の治療も可能とのことで……
先週不安要素だった中国班の裏切り通告も、ドイツに通信できたミッシェルちゃんがしっかりこなしており、
慶次達のハッキング任務は見事完遂された事に。中国首相は思いっきり劉たちを切り捨てる気まんまんですが、
なおも任務を続行する劉と爆(最後の生き残り?)の前にジョセフ出現…… 長かったですが、遂に彼らもチェックメイトなるか。
アミリアも西さんも生き延びたとなると、地球帰還後に慶次が痴情の縺れで刺殺されないか懸念が……(滝汗)
んで、10巻付属のOVA…… うん、各所でも言われてますが正直微妙だったかなぁ、というのが本音だったり。
原作で重要だった部分がやったら端折られてるのも何ですが、リーさんの名言「面白ェ……」を削除したのはどういう了見か。
 
 
■最近触れた作品

・テラフォーマーズ LOST MISSION (著:東山彰良) 1巻 月の記憶
さて、10巻と同時に販売されました、【テラフォーマーズ】初の公式外伝作品、読んで来ました。
舞台は原作第1巻と第2巻の間、丁度バグズ2号の脱出艇が地球に漂着した直後辺りの時間軸で、
国家間で取り決められた自然環境再生に向けての「リカバリー・ゾーン」に対する解放戦線に属する、
非合法にバグズ手術を受けたゲリラ達が、謎の美女スカイラーを巡る謎に関わりながらも、
自身らを裏切った解放戦線の将軍、そして地球に襲来を仕掛けた“奴ら”との死闘に乗り出す……と、
火星とは異なる「中南米のジャングル」という、また一味違った限定的な地方が舞台なだけあり
各人員の手術ベースも、火星では役に立たない様な、自然環境下の活動を想定したタイプが多く、
そういう意味でも、本編の世界観から派生した別の物語としては中々良い具合に纏まっていました。

漫画本編からの登場人物は殆どいませんが(全くいない訳じゃ無い)、リンクも少なからずあって
少なくとも作中世界観における「初の昆虫以外の手術ベースによる改造被験者」の存在、
そして最後の最後で判明する、第2部のとあるメインキャラとの繋がり…… と、見所はたっぷり存在します。
本小説主人公の「血族」である事を考えると、彼にも先天的なバグズ手術の影響が…… とも一瞬思いましたが、
良く考えれば、んなら早い段階でチェックされててもおかしくないし、遺伝はしてないと考えた方が妥当でしょうかね。
 
作中に出てきた、中国製の兵器「高速中性子放射砲」…… 設定的には相当物騒な代物ではありますが、
SSの要素としてどっかで拾えたりしないかな、なんて思ったりしました。
 
 
>>19 名も無き蜀軍兵様

>劇中の話からしてオーバーロードが争いを続けた元凶はコウガネって事でいいのでしょうか?
>そしてマツボックリELSの出所は結局分からず仕舞い…
う〜ん…… どうでしょう?要因の一つだったとしても、結局は力を求めて争い合うのが人の業も言えますし、
そもそもロシュオが選んだ道がああだった訳ですから、コウガネが居なくても終着点は同じだったんじゃないかと。

>(あしゅら男爵に)う、うらぎられた!!(AA略
>この後、ミケーネ神との決戦にバジュラが協力してくれると信じたいです。
敵勢力も順調に決着をつけて来てる感がありますが、現行の参戦作のラインナップを見た限りだと、
残ってそうな敵対勢力は【グレンラガン】のアンチスパイラル程度しかいない感も……
今後のイベントの身の振り方で、サービス継続か、クレディオとの決着に向かうか決まって来そうな気が。

>961プロを脱退したジュピターの行き着いた新しい事務所、315プロ。
>ここに所属するアイドル達は一癖も二癖もある連中ばかりですね。
>今後のメディアミックスでの活躍に期待が掛かります。
個人的にジュピター主役と言えば、2013年頃に刊行されたコミカライズの方も961プロ脱退後を描いた
ジュピターを扱った作品としては非常に面白かったので、見かける機会がありましたらお勧めです。
 
 
>>20 名無し客様

>電人ザボーガー劇場版を観ましたが、面白かったです!いい意味で予想を超えており、OPのカッコ良さで心を掴まれ、ラスト〜EDでは真剣に感動してしまいました
>特撮ヒーローファンで未見の方がいれば、ぜひオススメしたいですね。でもパロディ・コメディ描写やお色気シーン、濡れ場wなどで
>不快になる方もいらっしゃるかも知れませんが……
未見ですが、評判メッチャ良いっぽいですね。そういや近所のTSUTAYAにもレンタルで置いてあった記憶が……
自分はパロディ・コメディ・アダルチックなんでもござれですので、是非とも視聴してみたくなりました。
……空想大戦だと旧作準拠か、新劇場版準拠か。書き手が新規に触れ易い媒体となると後者ですけど。


22 名前:名無し客:2014/08/30(土) 21:23:00
地獄先生ぬ〜べ〜が実写ドラマ化されるとの事です……
ジャンプ連載中から好きな作品だったのでドラマ化自体は嬉しいのですが、怪物くんやベムのような誰得斜め上改変は勘弁してほしいものです
ちなみに私は律子先生派でした

23 名前:ゴジラジュニア:2014/08/31(日) 22:56:24
新スレおめでとうございます。

>>981,983,985,987-989,993,995 無名の妖怪ハンター様
> 【仮面ライダー】第16話…… という訳でライダーと戦わずして死した伝説の怪人・ピラザウルス(1号)登場の巻。
> しかし草加昇を素体とした2体目はそのような事もなく、むしろ毒なぞ不要なレベルでライダーを圧倒する実力を発揮。
この人毒はやめてライダー対策に徹した格闘メインに改造されてたら当時の一文字では冗談抜きに危なかったのでは(汗
Fラドン「改造された後はチャンピオンしか言ってなかったしやっぱり脳改造すると知能に問題が出るんじゃないのか」

> どちかってーと、うちの父親が悪趣味で「コピペしたモナリザの画像をやたら家中に貼り付け回った」のが
> トラウマを後押しした感もあります…… うちの父、絶対許早苗
Fラドン「それは悪趣味なw」

> とはいっても、超未来のゲッター軍団が容赦ない殲滅戦を敢行しているのは、結局のところ
> 「大宇宙の生存競争では敵に情けをかけた時点で滅びる」「戦いの道を止めたら恐竜帝国と同じ道を辿る」という
> 実情も起因している訳ですので、少なからずそこら辺に纏わる(多少なりとも)好意的な見解もどっかで示したいな、って気も
本編描写が凄まじくて忘れていましたが確かに、徹底したせん滅作戦で一度は滅亡しかけたわけですからね。

> 不破「(漫画を読んで)こんな忍んでない忍者が現実におるか」
師範は言える立場じゃ…いや、この人透明になれるから忍んでる方なのか?
Fラドン「叫ぶ時点でダメだろ」

> バルタン星人の味に関しては、実際に自分がハチノコを食った際にエビ系統の食感だったので
ハチノコもエビ系なんですか…節足動物は甲殻類系なんでしょうか?ではヤゴも…
Fラドン「ん、俺はメガヌロンは食ってないぞ」

> いや、確かにメタ的にはプロトタイプっぽいですけど、それ採用したら一気にディストピアに直行しそうな気しか(滝汗
現実問題として公開停止されたWEB連載って恐らくレギュレーション違反ですしね。

>>985

>>>984 TPC一刻館支部隊員様
> >良く考えたらデルタギア、デモンズスレートを取り外したらめっちゃ使い勝手いいですよね。「高出力」で「誰でもなれる」んですし。
> >なんでスマートブレインはあんなもんつけたんでしょう?
> まぁ単純な話、誰でもデメリット無しで装着出来たら、人類側に渡った場合に大きなリスクになってしまうからでしょうかね。
そうするとデルタギアNEWが謎に…
Fラドン「ショーの設定を深く考えるな」


>>987-989
> ……しっかし、『次元生物奇ドグラ』と『邪鬼王学園』、コミックボンボン連載作品とは驚きました(滝汗
> 思えば漫画版【餓狼伝説】とかも掲載されてますし、ダイナミックプロ繋がりだと【獣神ライガー】とかもそうだし
> 当時の児童誌は本当に密度の濃い作品群だったんですね(滝汗
先日知って驚いたのは、「ゲゲゲの鬼太郎でぬらりひょんが自他ともに認める妖怪総大将の座に就いたのはボンボンの『最新版ゲゲゲの鬼太郎』が初」
(アニメ3期は妖怪総大将を自称するものの固定した部下は少なく色々な妖怪をそそのかして鬼太郎にぶつけている)
という事実です。

> 【テラフォーマーズ】、やはりと言うか何というか、這い上がって来たゴキブリが管制室に出現するという危機的状況、
あのゴキ何で内側に上がってきたんでしょう?最優先目標が紅なのは変わってないようでしたし…

> 【トリコ】、馬王ヘラクレスとトリコの決着は…… 5分も持たずトリコ瀕死!!
> いや正直、結果に違和感は無いけどさ(涙) 小松「ちっトリコのやつ、一ミリも役に立たんかったな」
???@頭が炎上「最強戦力には、負けるとわかっていても戦わねばならない時があるものだ」
>>993
> 【テラフォーマーズ】、慶次と春麗の石破ラブラブ天驚拳同時攻撃により、ラーテルTFは粉砕……
TFの甲皮とラーテルの皮膚って両立するのかと思ったら見事に両立してましたね…
Fラドン「本来の持ち主が未使用の強力な能力が敵側で初登場するこの展開、何かを思い出すと思ったらアプトムだ」
あれは敵味方の図式的に逆ですが。

> 【ウルトラマン超闘士激伝】、17年の時を経て再始動……!!
> メビウスとめっちゃデフォルメされたGUYSの面々が初登場、例の「バカヤロー!」も発言してくれたり、
> またモブ怪獣にもガゾートとかタマとか平成以降の面々が描かれてたりと、平成以降の世代の身としては
> 色々嬉しいサプライズ盛りだくさんでした。
何気にリフレクト星人が回転体当たりしたのって今回が初めてなのでは…
Fラドン「そしてゾフィー、マグマ星人の時もだがレフェリーが選手より奇襲への反応が遅いってどうよ」
ネオスや21が装鉄鋼を着けているということはエンペラ星人編より後のようですが,メビウス原作のエンペラ星人との関係は…

>>995
> 【テラフォーマーズ】、爆の襲来から端を発したアネックス1号での攻防、遂に決着……
回想まで気づきませんでしたが、オニヤンマ戦から慶次を一番心配していたのはアミリアでしたね……。

>>997
>【仮面ライダー】第22話…… 今回は怪魚人アマゾニア登場エピソード。「トモダチー」
先にさらわれた人たちは既に今回の水中仕様の戦闘員に改造されてしまったのだろうなあ…と物悲しい気分になってしまいました。


>>14 名無し客様
私も最近「同性愛の噂」以上に公式度が低いロリコンとかアレ方面なネタに走りすぎていました。反省します。
>>15 無名の妖怪ハンター様
普通にバルタンの味を聞いた私もこのところ少し基準がずれていたような気がします…

>>18
> 【仮面ライダー】第23話……>
> 今週の怪人ムササビードル、北海道昭和新山のムササビが原型らしいですが、北海道に居ない動物なんですがそれは。
Fラドン「前回の金的といい今回の砂といい一文字が手段を選ばないw」
ま、まあ最優先の目的はは凶行を阻止することですから。

24 名前:無名の妖怪ハンター:2014/09/02(火) 23:42:39

う〜ん、8月中に結局SS更新できなくて済みません(汗) あと一手ではあるんですけど……
 
 
SFCゲーム故に直接プレイ出来てないのが歯がゆいですが、動画サイトなどのプレイ動画を参考に
【LIVE A LIVE】の空想大戦参加を狙ってる自分がここに居たり…… 功夫編、弟子の内誰を正史にすべきでしょうか。

艦これ、イベント終了と言う事で、一月以上封印していた大型艦建造、戦艦レシピで久々に回してみた所……
……出ちゃったよ、戦艦大和!! 一発目で期待通り出てくれるなんて想像すらしとらんかったわ!!(滝汗
いや嬉しいけどさ!! 個人的な大和さんのイメージって、『鶴翼の絆』2巻のヘンメラ大和さんだったりしますが、
其処から持ち直したのが原作ゲームでの人物像って印象もあるので、そういう意味ではちょい感慨深かったり。

http://comic-walker.com/viewer/?tw=1&dlcl=ja&cid=KDCW_AM01100012011006_68
絶賛連載中の【島風 つむじ風の少女】、夕立が中々良い感じの立ち位置で頑張ってくれてて良い感じですが、
次回、5-5で猛威を振るった「あの深海棲艦」が襲来……!?

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1215127
東方Project……というか、それらの二次創作ゲーム作品が「ZUN×PlayStation Project」と題してPS4移植だとか。
これがシリーズによって吉と出るか、凶と出るか。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第43話……
ラスト直前という事で、まさに衝撃の連続としか言いようのない展開でした……

ヨモツヘグリロックシードによって命を蝕まれながらも暴走する光実を前に、紘汰が選んだ決断。それは……
自身の命を犠牲に、道を違えながらも間違いなく“友達”だった彼を救う事。
致命傷を負いながらも、その全力を持って光実のドライバーからロックシードを抜き取り、破壊。
光実に自身の過ちを認め、道を引き返すよう言い残し、紘汰倒れる……
公式サイトの次回予告見る限り、まだ死んではいないっぽいですけど、果たしてどのような道で復活を果たすのか……
流石に最終話の直前で主人公が死んだ【龍騎】と違い、まだまだ主人公がやるべき勤めは残されてる筈ですし。
光実は自身の間違いを認めながらも、道を引き返してやり直すことなどできないと絶望。
それでもなお、せめて自身が守りたかった舞だけは救おうと病院に足を運ぶも……

なんということでしょ(某大改造風に)。最終話を目前にして、まさかの舞ちゃん、死亡確認
クッソ外道プロフェッサーの狙いはハナから黄金の果実。それを身に宿した少女の安否など、知る由も無かった訳で
心臓に食い込んだ果実を容赦なくぶった切って確保…… 絶望と怒りに呑まれた光実はプロフェッサーを討とうとするも、
新世代ドライバーに仕込まれていた「自壊装置」によって、文字通り先週ノヨモツヘゴリが「最後の変身」になってしまう羽目に。
「何故悪い子に育ってはいけないのか、それはそういう子供こそ、本当に悪い大人にとっての格好の餌食だから」という台詞は
まさに心理としか。もはや何一つ戦う術を失った光実、最終回までに彼の再起はありうるか。

そして、肉体的には完全に死亡するも、精神のみは黄金の果実によって健在を保った舞……もとい、オルタナ舞。
これまでのエピソードに登場してきた彼女の正体は、第43話時点で黄金の果実の力の片鱗を行使した舞が、
今この瞬間に至るまでの歴史の流れを変える為、過去の紘汰達に干渉していた姿だった事が判明しました。
……が、不安定な精神の存在である彼女からは抽象的な言葉しか紡げず、直接的な真実を伝える事は叶わず。
しかも、サガラにとっては「未来から彼女が干渉した者こそ、黄金の果実を獲得する“本命”」と認識する、格好の判断材料に……
文字通り、過去を変えようとした行為が、完全に裏目に出てしまったというのが、此処までに至る全ての真相だった訳ですが、
これってまんま【魔法少女まどか☆マギカ】におけるほむらのポジションそのまんまですよね(汗
ハイパーバトルビデオでのハッチャケっぷりは一体何だったんだろう…… おのれディケイド!(濡れ衣
そもそも視聴者目線としては、舞が幾ら頑張っても「最初から歴史に組み込まれている」事が分かってしまうのが残酷としか。

病院に駆け付けた湊さんと戒斗も同様にドライバー使用不可…… が、こんな時こそ戒斗が初期に使っていた、
紘汰同様の旧型ドライバーの出番。これによってバロンに変身するも、流石に最新式との戦力の差は歴然。
戦極には追い詰められ、身体の傷は未だ侵食し…… と、もはや進退窮まったかに見えた戒斗でしたが、
その強さに対する執着の根源には、ユグドラシルに父の工場を潰されて以来、現在に至るまで
「弱さ」に晒され続けてきた屈辱に対するコンプレックスがあった事を吐露、更に強まる力への渇望から
戒斗はヘルヘイムの植物に侵食されきったその身で、初瀬ちゃんの如く異界の果実を食し……

戒斗「おれは人間をやめるぞ!! 戦極――!!!

前回の次回予告に登場した戒斗の姿、各種感想サイトではバロンの新フォームと思われてた意見が多かったようなので、
当初はそう思い直しましたが、自分が予告を始めてみた時の印象は違ってました。
そしてそれは大正解…… 戒斗の新たな姿は仮面ライダーなどではなく、文字通り人間を捨てた正真正銘“人外”の姿。
しかも植物の侵食を受けていたが故か、初瀬ちゃんと異なり戒斗の人格を残したままインベスとなった……
今は滅び去ったオーバーロードそのもの(名称は「ロード・バロン」だそうです)の存在へと変化を遂げる事に。
結果、自身の製造したドライバーを用いた進化を是としていた戦極を憤慨させるも、徹底的に叩きのめし、
今際の際に警告を受けるも、意に介さず彼を地獄へと叩き落すことに…… 青木玄徳さん、一年間お疲れ様でした。

かくして人を捨て、ライダーを捨て、“怪人”として黄金の果実を手にする事を決意した戒斗……改め、ロード・バロン。
来週から他のライダー達を襲撃するという暴挙を敢行する模様ですが、既に光実が自身の選択の結果に絶望し、
戦極稜馬も亡き今、現状では唯一無二の「ラスボス」たる資格を持つ立ち位置になった訳で……
とは言え、紘汰もオーバーロードに近しい力を手に入れた以上、そう簡単にくたばらないでしょうし、
光実もゲネシスが無くとも龍玄を持ち出せる訳で…… 舞、戦極と重要人物が次々と命を落とし、
最終戦に赴く役者が遂に絞られた【仮面ライダー鎧武】決着編、怒涛の展開に期待したい次週に続く!!
 
 
……実は生きていたニーサンが真のラスボスを勤めるに一票(多分ない


【仮面ライダー】第25話…… ニコニコでの初回放送から早くも半年、時間が経つのは何時の日も早いです。
キノコモルグ決着編ですが、やっぱり女性陣の戦闘員に対する妙な強さに目に行ってしまうのは何故だろう(汗
何気にさそり男同様、脳改造を受けてない類の怪人なんですね、キノコモルグって。作中ではあんま活かされてないですけど……
と言う訳で、次週はシリーズ初の幹部格、狼男ことゾル大佐の初登場!! こっから再生怪人にまで拓落すると考えると(酷

【大鉄人17】第5・6話…… 剣持隊長KAKKEEEEEEEE!!!
撃ち殺した敵の死骸を「目障りだ、片づけておけ」と部下に命じたり、第5話にして敵の戦闘員を主人公が
直接手にかけるとか、今のニチアサじゃ絶対流せない様なハードな描写が中々良い味出してる印象。
15話くらいまではこんくらいのハードな展開一辺倒とのことなので、それまで暫くこの雰囲気を堪能する事とします。

【HERO SAGA】の新連載、『ウィザード編』第1話……
ウィザード編と聞いて何が来るかと思いきや、まさかまさかの鴻上会長、登場!!
時系列はTV本編……というか、瞬平が指輪を一個作ったって言及からしてMOVIE大戦の後ですね。
鴻上会長が凝りもせず見つけてきた「黒い魔法石」が面影堂に持ち込まれ、
輪島さんを差し置いてまだ駆け出しの瞬平に指輪製作を依頼するという流れになりましたが、その理由は
会長曰く「希望と欲望は同じもの、瞬平には魔法使いへの願望という欲望があるから」とのことで。
瞬平が魔法石を覗いた際に垣間見たのは「黒いウィザード」のビジュアル…… まーた会長のせいで面倒が起きる。

ちなみに輪島さん曰く、鴻上ファウンデーションはスマートブレイン社(倒産免れた?)と並んで
「日本の三大“なにしてるかよくわからない”大企業」にリストアップされる程の存在なんだそうで。
あと一つは暈されてましたが…… 最近盛大にぶっ潰れたニーサンの勤め口あたり?

 
 
■最近触れた作品(艦これ同人誌多め)

・歪みの国のアリス (作:狐塚冬里)
2006年頃にサン電子にて携帯用アプリとして製作されたゲーム作品の初のノベライズとのことで、
原作ゲームは知りませんでしたが、何となく興味を惹かれて購入してみました。
内容…… ネタバレし過ぎるのもアレなので多くは語りませんが、ホラーものとしては中々良い雰囲気に仕上がってる印象。

同童話モチーフの女性向けと言えばQuinRoseの某ゲームも知名度有りますが(小説しか読んで無いけど)、
雰囲気は不条理ながらも、ちゃんとそれらが伏線として終幕にしっかり繋がって機能してる感もあって
最終的には少なからずホロリとさせられてしまう側面もあったりするなど、終始楽しんで作品に触れる事が出来ました。
また、舞台も完全に異世界ではなく、少なからず「現実」と密接な繋がりを持っている点や、主人公のバックボーンなど
それらの伏線回収も見事に纏まってて、総じてホラー系ライトノベルとしては実に「読める」作品になってました。

原作ゲームは選択肢次第でバッドエンドになったり、複数のエンディングによって物語の真相が分かる構成になってたそうですけど
携帯電話媒体だけじゃなく、せめてPC媒体とかそんなのがあれば、メイン層以外にも興味持つユーザーが増えそうなんですけどね……
やっぱり採算的にハードル高めなのでしょうか、う〜ん。
 
 
・山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 (作:岡本健太郎) 5巻
およそ一年ぶりに刊行されました本作、内容は相変わらずのクオリティで安心して読むことが出来ます。
荒川弘先生の作品といい、こういう農業とか狩猟とか、食生活の裏側で「必ず」行われている命のやり取りを
真正面から描いている作品は総じて読んでて好感持てますね。ノンフィクションなら猶更。
5巻収録分では各種山菜の他、アメリカザリガニやアカミミガメ(ミドリガメの生体)、カエルやマムシなどを捕えて
サバイバル鍋と称して賞味する場面もあるのですが、何気にアカミミガメは実家で10年以上飼ってる事もあり
ちょい複雑な心境かなー、って部分もあったり(苦笑) スッポン鍋は機会があれば喰ってみたい気持ちもありますけど。

作者が眼に怪我を負って失明に危機に晒されたり(無事回復)、3巻で喰い損ねたヌートリアを捕まえたり、
食中毒やウィルス媒介などに関する真剣な話題もあったりと、総じて今回も読み応えたっぷりでした。
で、外来生物であるヌートリアを故意に逃がす描写に対する謝罪ありましたが…… 逃がしたのは岡本先生じゃないんだけどなぁ(苦笑
 
 
・Верныйのロシアつあ〜ず Vol.1 サンクトペテルブルグ編 (サークル:八卦電影城)
と言う訳で、通販で届きました艦これ同人誌をいくつかご紹介……
まずこちらは、前にもヴェールヌイ視点でロシア語勉強の同人誌を出版されてましたサークルの作品で、
今度は著者様が実際にロシア旅行した際の体験を基に都市などを紹介していく旨の作品となっております。
名所紹介もイラストも総じて雰囲気良さげで、作者様が本当に楽しく執筆する事ができたんだなー、ってのが
良く分かる良作です。Bepが好きで、かつ異国情緒の雰囲気を楽しみたい読者さんにはお勧め。
 
 
・夏は短し遊べよ艦娘 〜艦娘たちの夏休み〜 (作:unrealyouth)
こちらはイラスト合同誌の体裁で、他の同人誌よりも一回りおっきめのサイズの大型本となっててちょっと驚き(汗
タイトル通り、私服やら水着やらパジャマやら、普段の艤装と制服から別の衣服に着替えた艦娘達が
ビーチに出かけたり、海外旅行に行ったり、買い物行ったり…… と、美麗なイラストとショートストーリーの構成で
いつもと違った艦娘達の『日常』を描こうという趣旨の二次創作な訳ですが、いや楽しかったですw
イラストもいずれもグッジョブなものが多くて何よりですが、個人的に気に入ったのは表紙絵にも引用されてる
見た目ちょい中学生的な印象を受ける島風と雪風のアメリカ旅行風物詩ですね。
異国旅行の情緒も雰囲気出てるのですが、いや某MMDの影響もあって雪風本当にめんこいわ……

こういう「艦娘達の日常」的な雰囲気のシナリオ、空想大戦のSSでも書く機会あればいいなぁ、とも常々思うのですけど。
他作品のキャラクターとの交流とかも、あまり忌避せずに盛り込みたいなぁ……
 
 
・史実で艦これ (作:ふれでぃわーくす) 全2巻
こちらはPixivでも大人気、『史実で艦これ』シリーズの作者である坂崎ふれでぃ氏の同人誌で、
WEB掲載分の収録に加え、それらに対する加筆、幾つかの書下ろしエピソードなどが収録されており、
少なからず史実をモデルとしたブラウザゲームとの“繋がり”みたいなのを体感するのは丁度良い作品です。
具体的な趣旨は、作者様のPixivやニコニコ静画を覗いて頂ければ分かるという事で省きますけど、
兎にも角にもネタ有り、可愛い有り、そしてシビアな史実有りで、艦これ関係の二次創作を手掛ける際にでも
少なからず参考にしてみたいネタも多かったですね。千代田が囮になる道を選び、壮絶に沈む一幕とか……
個人的には「青葉被害者の回」とか…… 正直、熊野に乗ってた人達は十分怒って良いレベルかと。
個人的に一番吹いたのは、足柄(に乗ってた人)が海外で官能小説を買って関税クリアした一件だったりしますがw
全体的に“飯”関連の話題が多く取り扱われてるのも個人的な興味に合致して楽しめました。
 
 
・艤装少女 -艦これ妄想コミカライズ- 鎮守府正面海域篇 (作:しまざき印)
で、こちらもPixivで連載中の、艦これを著者独自の解釈・設定でコミカライズする趣旨の漫画作品。
現在も不定期に絶賛連載中ですが、駆逐艦娘がメインだったり、艦娘=一般の少女と言う設定を取り入れたりと
陽炎抜錨が大好きだった身としては、かなり楽しむことが出来ました。
今回収録されてるのは吹雪を始めとする、吹雪型駆逐艦のメイン回ですけど、やっぱ初雪のキャラ良いなぁ……
そりゃあ4コマの方でも重宝されるわと。たまに地味呼ばわりされる事もありますが、自分は吹雪メッチャ好きです。
著者様が商業雑誌でも連載持ってる作家さんと言う事で、一漫画としては中々クオリティ高い作品に仕上がってる逸品です。

あと、同人誌収録に際しての書下ろしとして、潜水艦娘と大鯨がメインの番外編が収録されてました。
何気にゴーヤがちっちゃい頃は海の家を経営してる家族の娘だったり、当時から客に「でち公」呼ばわりされてたりと
ここら辺は独自設定ですが、ゴーヤと大鯨が可愛く描かれてるエピソードで良かったと思います。
……名前繋がりで、艦娘になる前は沖縄出身という事にでもしてみようかな、なんて思ったりw
 
 
・Over QMR (作:SEQMED) 3〜4巻
前回購入した同人誌シリーズの最新刊で、自分がSSで夕立と時雨を登場させた決定打となった作品です(笑
相も変わらず艦娘達がめんこく描かれ、丁度1〜2巻からの間に実装された川内改二、並びに大鯨が出てくるあたり
個人的なフェイバリットと見事にヒットしてて素晴らしかったとしか。大鯨ちゃんのはりはり鍋なら俺も食べたい
しっかし3巻では川内改二を縛り上げて腋全開、4巻では潜水艦どもの腋でお握り握らせたりと
作者にはそっち系の趣味があるんでしょうかね……w いいぞもっとやれ
某総帥「大鯨ちゃんは私の母になってくれるかもしれん女性だ!」
 
 
・如月32歳 (作:にたか屋)
Pixivで大人気、艦娘アラサーシリーズの作者様による全編書下ろしの同人誌です。
WEB投稿された静画の連作をベースに、それらを一繋ぎになるよう再構成したものではありますが、
いや如月や睦月がアラサーになった姿が色んな意味で“らしい”というか何というかwww
卯月が現役時から全く変わってなかったり、菊月がガチ中二病を発症してたりと色々と吹きますので
個人的には同人誌を買わずとも、Pixiv掲載の方でも見て頂ければ雰囲気とか掴めるんじゃないかと思います。
……自分のSS読まれてる方ならお気づきかもしれませんが、登場人物の年齢を「数年後の後日談」準拠に
合わせたくなる傾向のある身としては、本作のネタはとっても腹抱えて楽しむことが出来ましたw
 
 
>>22 名無し客様

>地獄先生ぬ〜べ〜が実写ドラマ化されるとの事です……
>ジャンプ連載中から好きな作品だったのでドラマ化自体は嬉しいのですが、怪物くんやベムのような誰得斜め上改変は勘弁してほしいものです
>ちなみに私は律子先生派でした
【怪物くん】や【妖怪人間ベム】はドラマも見てましたが、別に特段悪い出来じゃ無かったと思いますけどねぇ。
自分は小学生の時に単行本で読んでましたが、好きなキャラはぶっちゃけぬ〜べ〜一辺倒だった覚えが。
 
 
>>23 ゴジラジュニア様

>この人毒はやめてライダー対策に徹した格闘メインに改造されてたら当時の一文字では冗談抜きに危なかったのでは(汗
>Fラドン「改造された後はチャンピオンしか言ってなかったしやっぱり脳改造すると知能に問題が出るんじゃないのか」
ショッカーは基本的に人材の相性よりも、最初から「作戦ありき」で改造人間作ってる印象有りますしね…… トカゲロンもその類でしたし。

>Fラドン「それは悪趣味なw」
今でも少しアレな人ですけど、決して悪い人間じゃないんですけどねぇ(汗

>本編描写が凄まじくて忘れていましたが確かに、徹底したせん滅作戦で一度は滅亡しかけたわけですからね。
同作者の【虚無戦記】とか【真説・魔獣戦線】とかも知ってる身だと、和解も共感もありえないレベルの宇宙においては
自身らの種が生き延びる為に、敵を殲滅する選択肢しかないって感覚、否定しきれない部分が強いんですよね……
空想大戦で扱った各種作品だと、異種との和解などをテーマにした者も多いですけど、上述したような世界観のテーマも
決して否定されるような類とは思いたくないな、というのが執筆の上での自分の思考です。

>師範は言える立場じゃ…いや、この人透明になれるから忍んでる方なのか?
>Fラドン「叫ぶ時点でダメだろ」
SSに出番作れたら、ちゃんと真面目な部分とネタっぽい部分を両立して描けたらいいなぁ、とは思ってますが。
如月影二と一緒に出現して、敵から「忍者が一人と、筋肉モリモリマッチョマンの変態が一人」と認識されるとか……

>ハチノコもエビ系なんですか…節足動物は甲殻類系なんでしょうか?ではヤゴも…
>Fラドン「ん、俺はメガヌロンは食ってないぞ」
自分が食べたのはそんなサイズ無かったので、身よりもむしろ甲殻の食感なイメージは持ってましたね。
ただググってみた感じでも、味については大体「昆虫=節足動物=エビやカニ」な感じで間違ってはなさそうでした。
関係ない話ですが、【山賊ダイアリー】第5巻によればザリガニの味は、エビと言われて食べても違和感ないレベルだそうで。

>現実問題として公開停止されたWEB連載って恐らくレギュレーション違反ですしね。
身もふたもない話、あれって「非公式の二次創作」の域を越えてないのも事実でありますし……

>???@頭が炎上「最強戦力には、負けるとわかっていても戦わねばならない時があるものだ」
隊長も設定上は強キャラだからこそ、タイラントなりベリアルなりといった敵の実力を示す指標にされてしまうのは
少々気の毒ですよね…… 漫画作品とかだとピンで主役張ってる扱いも結構多いんですが。
ただトリコに関しては、他の四天王やら小松に比べて、明らかに「負け」シーンが目につくなぁ、って印象は正直……

>何気にリフレクト星人が回転体当たりしたのって今回が初めてなのでは…
>Fラドン「そしてゾフィー、マグマ星人の時もだがレフェリーが選手より奇襲への反応が遅いってどうよ」
>ネオスや21が装鉄鋼を着けているということはエンペラ星人編より後のようですが,メビウス原作のエンペラ星人との関係は…
バードン「ゾフィーさんかっけー」
エンペラ星人…… 漫画が序章から続くかどうか気になるとこではありますが、できればそこら辺も気になりますよね。

>回想まで気づきませんでしたが、オニヤンマ戦から慶次を一番心配していたのはアミリアでしたね……。
あぁ…… その頃からずっと伏線張られていたのですね、言われて気付きました(汗

>私も最近「同性愛の噂」以上に公式度が低いロリコンとかアレ方面なネタに走りすぎていました。反省します。
ロリコンは流石に組織内の風評被害だとしても、女癖がちょっとアレなのは一応公式の見解っぽいので
【転がるコロニー事件】とか【トニーたけざきのガンダム漫画】登場時みたいなノリでシャアを俗物っぽくするのは
反感買うのかなぁ…… と、正直懸念してたりするのですが。
極端なキャラ崩壊は当然避けるつもりですけど、正直、キャラクターを最初っから最後まで堅苦しく扱うのは、
自分の性分にあんまし合わないんですよね…… 限度さえ守れば、多少のノリは許容して頂けるでしょうか?

>普通にバルタンの味を聞いた私もこのところ少し基準がずれていたような気がします…
う〜ん、ウルトラシリーズだと怪獣が他の怪獣や人間をむしゃむしゃするのは良くあることだと思いますし、
多少えげつなくとも、好き嫌いの範疇の誤差じゃないかな、って思うのはあんまよろしくない傾向ですかね……?
よっぽど読者に嫌悪を与えるようなネタは、流石に構想段階で弾こうとは心がける算段ではありますが。

>Fラドン「前回の金的といい今回の砂といい一文字が手段を選ばないw」
>ま、まあ最優先の目的はは凶行を阻止することですから。
技術系統にスキル持ってそうな本郷と比べると、明らかに力押しと搦め手で戦ってる印象ではありますよねw
こういうスタイルで戦うヒーローも嫌いじゃないんで、割と楽しめで視聴できてはいます。
だからってタイでの戦い方は許せませんが(汗

25 名前:名も無き蜀軍兵:2014/09/03(水) 16:32:59
>>21>>24 無名の妖怪ハンター様
>東方Project……というか、それらの二次創作ゲーム作品が
>「ZUN×PlayStation Project」と題してPS4移植だとか。
>これがシリーズによって吉と出るか、凶と出るか。
神主様と各サークルさんも同意の上の企画でしょうから、大丈夫だとは思いますけどね。

>残ってそうな敵対勢力は【グレンラガン】のアンチスパイラル程度しかいない感も……
>今後のイベントの身の振り方で、サービス継続か、クレディオとの決着に向かうか決まって来そうな気が。
アンチスパイラル…カイルスの面々が多元宇宙迷宮でどんなやり取りを見せるのか
密かに楽しみだったりも。ともかく前にも書きましたが、作品追加で続くにしても
クレディオと決着をつけて終わりにするにしても、ここで培われた可能性を
今後のシリーズ(特にZ3天獄篇)で存分に役立てて欲しいです。

>限度さえ守れば、多少のノリは許容して頂けるでしょうか?
まぁ確かにやりすぎはいけませんが、限度を遵守すれば
多少のギャグネタは歓迎しますよ。

>【HERO SAGA】の新連載、『ウィザード編』第1話……

>瞬平が魔法石を覗いた際に垣間見たのは「黒いウィザード」のビジュアル……
黒いウィザード…闇属性って事でしょうかね?
果たして鴻上会長の真意や以下に…?

>あと一つは暈されてましたが…… 最近盛大にぶっ潰れた
十中八九ユグドラシル社の事で間違いはないでしょう。

というかHERO SAGAの世界は平成ライダーシリーズがクロスオーバーしてるのですね。
(伏字)


>>23 ゴジラジュニア様
>ネオスや21が装鉄鋼を着けているということはエンペラ星人編より後のようですが,
>メビウス原作のエンペラ星人との関係は…
ビッグ・ザ・武道のように激伝版エンペラ星人はメビウス原作のエンペラ星人の
オーバーボディという事になるのではないでしょうか?


26 名前:名無し客:2014/09/04(木) 13:19:01
仮面ライダードライブ…一瞬アクセル!?って思ってしまった

27 名前:無名の妖怪ハンター:2014/09/08(月) 09:48:20

【偽書ゲッターロボダークネス】、打ち切り決定…… 単行本最終巻は無事発売されるとのことですが、
やはりゲッター線の因果からは逃れられなかったのか。【ダイノゲッター】は完走してほしいなぁ……

あと、闘争の系統様の方で、こちらで案が挙がりながらも、ドミニア様が難色示してた「月光刑事とセーラームーンの共演」が
SSとして実現されましたね。こっちも余裕があれば、タキシード仮面と特殊刑事課のクロスオーバーでも書きたいな、と(割と本気
 
 
http://kantama.net/archives/12359354.html
艦これ4コマ、今週はAL作戦編。北方棲鬼、やはりと言うか何というメッチャ可愛いキャラ付けされてんなーww
某総帥「ほっぽちゃんは私の母になってくれるかもしれん女性だ、くれ!」

http://kantama.net/archives/12432531.html
今月12日のアップデートで、北方海域に新MAPが追加されるとのことで。秋月来るー?
大淀が持ってきた「艦隊司令部施設」の存在も考えると、正式に連合艦隊システムが実装されるのではと
プレイヤー陣からは予想建てられてますね……

http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4280317
【艦これ】未実装の日本海軍艦艇、所謂「捕獲・接収した他国の艦」も結構あるようなのですが
戦後米国に帰った幸運艦の哨戒艇102号、現在に至るまで正体不明の哨戒艇第105号は、
ネタ的にも実装期待したいなー、と思いました。運営、もうちっと海外艦の導入に積極的でも良いのですよ、と。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24416575
スパロボCC、二周年記念イベントはあしゅら男爵の叛逆から時系列を巻き戻し、Dr.ヘル一派との決着前。
侵略者の脅威が未だ拭えない一般市民への慰問の為に、カイルスのメンバーによる模擬戦という名目の催しが開催。
何気にマジンカイザーVS真ゲッター1というシャレに無いカードがあったり、マクロス勢やオーラバトラー勢の激突、
初期からの古参メンバーであるスメラギVSゼロ(あと安定の玉城)、矢島の両親との再会エピソードなど、
後半戦の展開が中々楽しみです。五飛が矢島の話題に普通に絡んでましたが、流石同作品のキャラクター(違
 
 
■プロジェクトクロスゾーン クリア報告

一昨年3DSも持ってないのに購入し(翌年スパロボUXに併せて購入)、
今年になってようやくプレイ始めた本作ですが、このたび無事にクリアする事が叶いました。
シナリオの感想としては、確かにNPCの少なさとかそういう部分でちょっと寂しいと思った事もありますけど、
IMにおけるキャラクター同士の掛け合いとか、ユニットの組み合わせによるボイス付き掛け合いなど、
何気に笑わせてもらう部分も十分存在しており、そういう意味でもクロスオーバー作品としては及第点の出来でした。

最終的には全ての異変を片付けて、みな元居た世界へと帰還した訳ですが、
元の世界への帰還に際して買い物に興じるとは、どんだけ余裕あるんだこの客人達はwww
それぞれ買っていった品物が「らしい」というか何というか…… ヴァシュロンの買った“貴重な映像資料”、絶対アダルティな類だろ(滝汗
経界石の意識そのものたる敵勢力オロス・プロクスは、最終的に目的を打破されたことで、自軍の力を認め、
和解して石に戻るという形で決着しましたけど、案外【無限のフロンティア】の次作があったら、そちらで出番用意されたりして。

で、エンディングの台詞でもしっかり明言されてた通り、風間仁と平八を筆頭に、デミトリ、テュロス、ジュリ、沙夜と、
クロスオーバーの扱いとしてはほぼ●もしくは△の立ち位置のキャラクターとして立ち回らせる人材が少なくない、
というかかなり数多いのも本作の特徴でもあったりしますね……(汗
自分、所謂△寄りのキャラクターを動員してシナリオを動かすのは大好きですので、空想大戦出もそこら辺を意識して
登場人物達を立ち回らせてみようかな、と構想は立てております。
善側だったら毒島にブルーノといった人間枠のオヤジどもが良かったなぁ、と。【ダイナマイト刑事】の小説版、今度読んでみます。
ザベルも悪役としては中々魅力あるキャラなので、外道的な側面をクローズアップして立ち回らせたいなぁ、と。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19282185
リュウとケン、空中竜巻旋風脚で空を飛行する事が可能と言う衝撃の事実が判明したのには吹きました(滝汗
この理屈で行けば、師範がオトコプターで空を飛んでも何の問題も無い訳ですね(笑
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第44話……
第1話冒頭のライダー合戦の伏線回収。あれは、黄金の果実と一体化した舞が辿り着いた、
有りえたかもしれない未来とのことで、ある意味TVシリーズ本編の結末が反映されるような感じだとか。
兎にも角にも、ここで光実が「果実争奪戦から脱落した」とはっきり明言されちゃいましたが、どうなるか……
先週、思いっきり致命傷を負った紘汰ですが、やはり彼もまたオーバーロードに近い存在になりつつある証明か、
簡単な手当だけで(完全ではないですが)回復する事が叶いました。
こういっちゃなんですが、最終話を前にして徐々に“人外”のみが物語の表舞台に生き残ってますね……

オーバーロードという明確な「力」を手にした戒斗は、今この世界を滅ぼして新たな理を創造して
人の域を越えた舞を呼び戻すべく、自分以外のアーマードライダー達へ襲撃を敢行。
既にインベスをも召喚・使役する力を有して紛うことなく人外へと変貌した彼に、湊さんも賛同して付き従う事に。
ゲネシスドライバーは壊れた筈じゃ?と一瞬思いましたが、前話でホモ博士の遺品を拾ってましたね。
圧倒的な力を誇るロード・バロンを前に、ブラーボとグリドンはドライバーを粉砕されてしまい変身不能に。
そしてある意味一番の衝撃…… ザック――――!! オンドゥルルラギッタンディスカー!!!
……が、彼は本心から戒斗に賛同した訳ではないらしく、その胸の内は別の所にある模様。
ザックと湊さんに死亡フラグっぽい物が垣間見えた次週に続く!!


【仮面ライダー】第26話…… 遂に来ましたショッカー日本支部初の大幹部、ゾル大佐登場。
初登場からして規律に厳しい姿勢、自ら変装の名手として直接作戦に参加するなど、強烈なインパクトを
視聴者に見せつけましたが、退場までどんな活躍を見せてくれるか期待です。お陰で地獄サンダーの影が(汗

【大鉄人17】第7・8話…… ハード路線を選んだ結果か、殆ど剣持隊長が主役のようだった連作エピソードでした。
味方でありながらもレッドマフラー隊の傘下には入らずに自立活動するワンセブンに秘められた謎の解明など、
所謂ヒーロー乱立時代の作品なだけあってか、70年代に既に所謂「テンプレ崩し」を狙ってる感が個人的に好感。
剣持隊長の髪にカツラの線が見えたと思ったら、演じてる方が時代劇メインなので普段から頭丸めてたのですね。

【さばげぶっ!】第9話…… これが、ド外道の園川……ッッ!!
すっかりレギュラーのレモン氏にも笑いましたが、うららが完全に下ネタ要因に……w

【ジョジョの奇妙な冒険】第22話…… 今回はアヴドゥルの正式復帰、並びにカメオとの決着エピソード。
原作ではカメオに普通に壊されてたシェリーの土人形、アニメではポルナレフ自身が手にかけることで
過去と決別するという形に改変されてましたね。個人的にはポルの心情含めて良改変かと。
最終的にはポルナレフとアブドゥルによる黄金水……もとい、ジョジョ的には「アバ茶」の特盛サービスによって
カメオを炙り出し、黒焦げにしてリタイア。しっかし無駄に声優さんの演技が凄いんだよなぁ、この作品。
ポルナレフ、今回の闘いで全身をズタズタに食いちぎられた訳ですけど、特に次週以降も普通に動けてる辺り
やっぱりジョセフが波紋なんかで治療でもしたのかなぁ、と。

【フランチェスカ】第10話…… 第1話で逃げたっきりのフランちゃんの脳みそ捜索ミッションを経て
精霊さんと遭遇しながらも結局見つからず…… と思いきや、既にエクソシストら道庁が捕獲成功していた事が判明。
確実に物語の展開が進んでいる本作、果たして結末でフランチェスカの素性言及されるかな?

今月の【新仮面ライダーSPIRITS】…… 初代ライダーのニコニコ配信に併せたのかは知りませんが、
第1話から第25話まで、丁度「ショッカー日本支部に大幹部が居なかった頃の怪人」が多数登場。
キノコモルグとかトカゲロンとか色々な意味で印象強い怪人も多かった……ってか、ピラザウルスって死んでないし(汗
 
 
■最近触れた作品

現在、今年になって古本屋で発見した【宇宙戦艦ヤマト】の小説版を読んでる真っ最中です。

・クレナイアオバ (サークル:姫上家、著者:姫上沙月、俄雨、ねじ巻き式ウーパールーパー、桐生)
先に紹介した艦これ同人誌と一緒に購入した一冊ですが、長編小説と言う媒体の都合上、
読了が他作品に比べて遅れてしまいました……(汗) 本小説は上記4名の著者様が参加されてますが、
所謂アンソロジーの類とは違い、各著者様の作品が連作の形として、登場人物・世界背景・テーマなどを
完全に引き継いだ上でシナリオが紡がれる形となっており、実質的には一本の長編小説に仕上がってますね。

本作は題名の通り、史実上で米軍から「ソロモンの狼」と呼ばれ、幾度の大破を経験しながらも
内地に生還して終戦を迎えた重巡洋艦「青葉」を主人公とした作品なのですが、前述通りの4部作構成となってまして、
ネタバレは避けますが、具体的には「深海棲艦として生まれた青葉」「艦娘として生まれた青葉」
「深海棲艦の青葉と、艦娘の青葉」の3つを経て、最終的には「深海棲艦、艦娘の全てを引きついだ青葉」として結実、
艦娘と深海棲艦の関係、終わらない戦いなどの矛盾を孕みつつも、自分が文字通り「我、青葉」である為に
戦いに赴く彼女の姿、そしてその周辺でも繰り広げられる人間模様……と、総じてハードな展開ではありますが、
【艦これ】世界観の中々凝った独自解釈、かなり綿密に練られた戦記ドラマ、そして各種二次創作でもあまり見ない、
艦娘と深海棲艦の闘いの“終わり”」を描くなど、見所はかなり多くて、読了には時間かかってしまいましたが
その分、一小説としての読みごたえは半端なかったです!
いや、青葉が個人的にメッチャ好きな娘だったんで、この作品に触れる事が出来て本当に良かった……(涙
史実上で青葉と関わりのあった“青葉被害者の会”一員熊野も中々素敵な立ち位置を用意されてて、
また最終何で球磨型の5人姉妹がメッチャ活躍してたのも感激させられましたね。木曾×まるゆは正義。

通販を取り扱ってるメロンブックスの方には8月8日時点でまだ在庫があるようなので(僅少気味ですが)、
もし艦これをプレイされてる方で興味が湧かれた方が居れば、注文して損は無いとだけ言っておきます。
少なくとも定価2000円の価値は十二分にありますよ(断言

本作自体は当然「独自解釈」なわけで、公式メディアミックスの各種作品とは全然違う訳ですが、
それでも本作で感銘受けた部分とか、少なからず執筆の中で意識してみたいな、とは思います。
青葉、キャラクター的にも動かしやすい属性の娘なので、どっかで取り扱いたいなー、と。
陽炎抜錨よろしく、どこかで「元艦娘だった名無しの一般人」みたいなモブキャラを出してみたいな、って案も。
 
 
>>25 名も無き蜀軍兵様

>神主様と各サークルさんも同意の上の企画でしょうから、大丈夫だとは思いますけどね。
まぁ、いざ発売されてみないことには何とも……

>まぁ確かにやりすぎはいけませんが、限度を遵守すれば
>多少のギャグネタは歓迎しますよ。
ありがとうございます(感謝) これで今後のSSで、気兼ねなく変態仮面と特殊刑事課を活躍させられるぞー(待て

>アンチスパイラル…カイルスの面々が多元宇宙迷宮でどんなやり取りを見せるのか
>密かに楽しみだったりも。ともかく前にも書きましたが、作品追加で続くにしても
>クレディオと決着をつけて終わりにするにしても、ここで培われた可能性を
>今後のシリーズ(特にZ3天獄篇)で存分に役立てて欲しいです。
何か最近のイベントで、【マクロスプラス】のイサム?っぽいバルキリーが出たっぽいことが示されてましたが、
案外、2周年を節目に大型アップデートを行うのかも…… ちょい期待したい気持ちも少しばかし。

十中八九ユグドラシル社の事で間違いはないでしょう。
D&Pの可能性も…… まぁウィザード編の作中で明言される可能性は低そうですけど。

>というかHERO SAGAの世界は平成ライダーシリーズがクロスオーバーしてるのですね。(伏字)
元々、アギト編の一篇で【555】とのクロスオーバーが用意されながらも、書籍収録時に無かった事にされたりしてましたが
電王編で初代ライダーとのクロスオーバーを果たしたり、【ディケイド】以降は公式でもクロス展開をやったりで
そこら辺のハードルが下がったって印象も少なからず。書籍収録時に修正されない……よね?


28 名前:無名の妖怪ハンター:2014/09/14(日) 23:06:00

4ヶ月近くスランプ気味だったSS執筆ですが、ようやく完成の目途が見えてきました……(汗
内容的にはイノーバ様&ウェザー様が担当されてるSSの前日談的な形式には仕上げる予定ですので
もし良かったら楽しみにお待ちください。
ウェザー様やあぎり様、ここしばらく忙しいのか顔出されてませんけど、御息災をお祈りしてます。
 
 
艦これ、某総帥大歓喜のほっぽ再登場の3-5MAP、資源をやや消費しましたが上ルートで難なく突破。
その過程で大和がレベル60に到達、無事改造を施すことができました。武蔵も欲しいなぁ。
……で、VS北方棲姫のS勝利で明石をドロップできるとのことで。余力ある時に頑張ってみます。

http://akankore.doorblog.jp/archives/40103412.html
瑞鳳と龍驤が主役のノベライズ…… だと……!?
 
  
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第45話……
やはりザックの裏切りは本心からのものではなく、人類を裏切った戒斗を止める為の策。
シャルモンのオッサンこと鳳蓮の協力で、小型のリモコン爆弾を製作し、それを用いてのリモコン爆弾による暗殺という
随分直接的な手段で攻めてきましたが、結局は湊さんに察知されてしまい、すんでの所で失敗……
戒斗からして「強くなった」と評されたザックとの激突となりましたが、それでも力の差は歴然でナックルが敗北する事態に。
一方、爆弾から戒斗を庇った湊さんは、ライダーに変身しながらも爆撃&高所からの転落によって致命傷を負い、
戒斗の腕の中で落命…… 何だかんだ言ってこの人、戒斗の事が一人の男として好きだったんでしょうかね?
ザックは湊さんと違って公式サイトでのオールアップ告知が無かったですが、果たして彼の生死は……

地球全土が世紀末状態に陥った現状でも、ビートライダーズを見捨てずに救援に来てくれた自衛隊のヘリで
今や非戦闘要員となった面々が沢芽市を離脱する流れになりましたが、紘汰は戒斗との決着を着けるため居残る事を選択。
……既に伏線は幾度もありましたが、紘汰自身も戒斗と同じく「既に自分自身が人外になった」事を自覚しており
ヘルヘイムの果実を食しても全く異常が無し…… 徐々に変質どころか、完全にオーバーロードと等しくなってしまったという。
しかしそれでも、「皆を守ることのできる立場になれた」ことには一片の食いもなく、仲間達を避難させた後、
俺も人間を止めるぞ、戒斗―――――ッ!!」とばかりにクラックからインベス軍団を大量に召喚。
まさに第1話のパラレルワールドの如く、紘汰=鎧武と戒斗=バロンの合戦、ここに開幕……

その頃、全てを喪ってしまった結果、皮肉にも憑き物が落ちて腑抜けてしまった光実の前に、
今は亡き(確定事項?)ニーサンの幻影が出現、「『何者にもならなかった』からこその可能性を理解しろ(意訳)」と
彼に発破をかけましたが…… 果たしてこの物語の終着駅で、彼が果たすべき役割とは一体。
【鎧武】は全47話終了とのことで、恐らく最終話は次作【ドライブ】に繋がる番外編的なエピソードだと睨んでるので
実質的なエンディングは来週だと思われますが…… 果たして、黄金の果実を手にするのは一体誰か。

何でも、児童誌バレで「仮面ライダー邪武」なる女性ライダーの最終話登場が確定しているそうですが
果たして【鎧武】本編に密接に関わる存在か、それとも昨年のアマダム的なポジションの悪役なのか……


【仮面ライダー】第27話…… 冒頭からライダーごっこに興じる子供達の図を写しましたが、
これってVSピラザウルス何かを経て、もう既にライダーの存在が一般市民に周知となったってことなんですかね。
ライダー役の取り合いになってましたが、龍騎ごっこや鎧武ごっこなら皆ライダーで戦い合えるのに(酷い発想
最後で一文字と滝が救助された子供達に見送られてましたが、あれって変身前の素顔バレてるんじゃ……

【美少女戦士セーラームーンCrystal】第5話……
今回はセーラージュピターことまことの登場回。初回に比べ、三石さんの演技が軌道に乗ってきてる印象。
夜になるとウェディングドレスを着たマネキンが動き出して男を誑かす…… オリエント工業の技術力は凄いなー(酷
まことのピンチを知って、うさぎを迎えに来るタキシード仮面…… どう見ても家宅侵入です本当に(汗
……この方は是非とも、特殊刑事課や変態仮面と共闘するに値する人材だと確認しました、ハイ。

【さばげぶっ!】第10話…… 安定のド外道の園川っぷりが光るエピソードでしたwww
「近くにいたお前が悪い」とばかりに味方を盾に使う戦い方、流石に真っ当なヒーローにやらせちゃダメでしょうかね……(汗

【ジョジョの奇妙な冒険】第23話…… 今回は原作におけるVSミドラー戦。
アニメ独自の要素としてニューヨークのスージーQが登場。……ってスモーキー、ニューヨーク市長まで出世したんか(汗
聞くところによれば、第3部アニメは24話で一旦終了とのことで。後半戦は来年1月か……

【テラフォーマーズ】、ジャ、ジャレッド―――――!!!(号泣) 貴重なソナー件エロ漫画ソムリエが……
そして更なる悲劇…… 数ヶ月前バラバラに解体されたペギーを素材に用いたハリモグラのテラフォーマーが大挙して出現、
挙句の果てにはハリモグラTFから搾乳したミルクがゴクゴク飲まれているという悲劇!! ロッパー(【えの素】風に
一方、TFの上位格と思しき個体が、天体望遠鏡で覗いていた先は…… やっぱり“地球”か。
中国班を襲ったジョセフの方は、更に控えていた量産型爆×2に銃撃されるという状況に。
思いっきり劉が脂汗流してましたが、来週あたりで彼らが引くに引けない事情も明らかになりそう。
 
 
■最近触れた作品

・宇宙戦艦ヤマト (著:石津嵐、原案:豊田有恒)
さて、艦これの方でも大和を迎え入れたってことで、無事読み終えました【宇宙戦艦ヤマト】小説版。
実を言うと自分、【ヤマト】のアニメの方は全然未見で、松本零士氏の漫画をチラッと呼んだに留まる耳年増なので
実質これが自分にとって初の【ヤマト】ファーストコンタクトと言う事になりますが…… 良かったんでしょうかね?

本小説はTVシリーズ放送終了から暫くした頃に刊行されたっぽい小説で、調べたら何気に結構なプレミアで驚きました(汗
2011年頃には復刊の企画もあったそうですが、調べてみたら結局頓挫してしまったようで……
そういう意味では貴重な一冊であるかもです。興味があればAmazonで1200円くらいで中古売ってる模様です。
(ちなみに自分は今年の春、古本屋で100円くらいで購入しましたw)
菊地秀行氏や富野由悠季氏など、刊行当時は著名な作家さんが参加した事で知られるソノラマ文庫ですが、
何気にこの小説版【ヤマト】は、当該レーベルの記念すべきナンバリング「1」だったりします。

……で、肝心の内容はまさしく骨太SF。ガミラス襲来よりも遥かな昔、沖田艦長がサルベージした戦艦大和を
改造して建造しながらも放置されたままだった船体に、イスカンダルから齎された技術を組み込んで誕生した「ヤマト」により
地球を救う為の船出に出る……というあらすじは概ね共通してるっぽいのですが、内容はかなりハード路線で、
特に物語終盤、戦死したと思われた島大介が無事な姿で救出されるも、その実、既に彼はガミラスに改造されており
真田さんを始めとするクルーの大半を殺害する(倒された時点で生存者僅か8名!)などなど、
兎にも角にも徹底的に容赦有りません(滝汗
また、アニメ版の主役は古代進となってますが、小説では明確な主人公が決まってるって印象は無く、
むしろ表紙にもデカデカと映っている沖田艦長の方が、最初から最後まで全編通して目立っていた印象ですね。

そしてラストの衝撃…… デスラー達ガミラスの艦隊は、イスカンダルに設置されたコンピュータであるナターシャが
自己防衛のために生み出したイメージ・ライフ(ガンダム00のテェエリアの肉体みたいな感じ?)としての存在で、
イスカンダルの地下中心核に存在する本体を破壊する為に、ヤマトを特攻させて粉砕するしかなかったり、
またアニメではあっさり片付いた放射能汚染の一件、小説では環境を根底から変化させられた地球の復元は不可能で、
汚染後にまた構築される新たな生態系で人類が生きていけるように生体改造を施す技術こそ、
イスカンダルからの地球救済策だった…… という風に、アニメとは完全に真逆な結末を迎えております(未見ですが)。
前にロードショーで見た実写劇場版でも、デスラーが異星人というよりは「個」を持たない存在である感じの描写でしたが
それも小説版の原案を参考にしたのかな、とも思ったりしました。

聞くところによれば、アニメ版【ヤマト】は企画の中途で松本零士氏が参加した事で、現状のハッピーEND路線へと
切り替わったそうですし、それと踏まえるとこの小説版は(松本氏の名前が全くクレジットされてないことを踏まえても)
企画段階でのスタッフによる着想に一番近い構想を基にしてるのかな、と。

他、漫画版にも登場していた「キャプテン・ハーロック」が本小説にも登場、本作では意外な人物が正体として設定されてますが……
……流石に【ヤマト】映像作品と一緒にすると齟齬がありますし、アニメ・漫画における【キャプテン・ハーロック】に
その設定を適応するのはNGでしょうね(汗)
古代守が進の義理の兄で、沖田艦長の実の息子という設定…… 流石に死に設定かなぁ。
 
 
・陸軍潜水艦 潜航輸送艇マルゆの記録 (著:土井金二郎)
艦これの方でも登場してる、陸軍の潜水艦「まるゆ」の、史実上における貴重な記録・証言などを参考にして
一冊の書籍として2002年頃に纏め上げたノンフィクションとのことで、思い切って購入に踏み切ってみた次第です。
史実における「まるゆ」の詳細は各種サイトが詳しいので譲りますが、内容が本当に素晴らしい!!
戦時中における物語ということで悲惨な事実なども多く、「面白い」といっては不謹慎かもしれませんが
文中で言及される人々の生き様とか、人生とか、苦労とかetc…… 一人の人間として感情移入できる記述が多いです。
著者が元新聞記者の方ということで文章も比較的読み易く(文庫も厚くなかったですし)、サクサク読み進められ
かつ、戦時・戦後・現代の視点から、当時を生きた日本人一人一人が克明に描かれた、お勧めの一冊です。

こういうノンフィクション書籍って、やっぱり創作の小説などとはまた違った味わいのある「読み物」としてやっぱり良いなぁ……
戦線における「輸送任務」云々は、艦これとかでも重要なファクターとして扱われてる印象有りましたし、
スーパーロボット部隊周りでそこら辺の空白なんかを埋めるネタとか書いてみたいなぁ、とは思いますね。
……一緒に購入した【雪風ハ沈マズ】【駆逐艦『神風』電探戦記】も、一SS書きとして色々フィードバック試みたいとこです(汗
 
 
・キン肉マン読切傑作選 2011-2014 (作:ゆでたまご)
こちらは先日発売されました【キン肉マン】の短編集で、タイトル通り比較的近年発表された作品を纏めた一冊です。
2011年の【ザ・マシンガンズ】結成秘話、人気投票で29位を獲得したベンキマン主役のペルー激おこ外伝作品、
雑誌に読切として掲載された【超人血盟軍、結成秘話】に【奇跡の救世主伝説の巻】、
そして単行本刊行にあたって書き下ろされた、ラーメンマンとブロッケンJr.に焦点を当てたエピソードが収録されております。
特に書下ろしエピソード、ラーメンマンが初代ブロッケンを試合の結果とはいえ殺害してしまった件に関する、
Jr.との蟠りについて明確な決着を描いてますので、初代シリーズのファンという方であれば確実に楽しめるかと。

ベンキマン、善玉勢力として活躍させたいなぁ…… とも思いましたが、調べてみたら【II世】時点で
他界している(しかも大往生っぽい)ようでちょっと残念。
冥府側勢力あたりと絡めて「幽霊」として出番与えるとか…… ルール的にも少し裏口ですかね?


29 名前:名も無き蜀軍兵:2014/09/15(月) 02:44:08
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24471666
スパロボCC二周年記念イベント後編。大場真来梓ちゃん主催の愛ある者(ドモン・一矢・アキト・獣戦機隊・チームD)達の
バトルロイヤルに乱入する異能の…もとい幸せのコーラサワー、グレンラガン・ゲッター・ジーグの
最強ドリル決定戦、そしてガンダムオールスターバトルに飛び入り参加する歴代のライバル達。
和気藹々と進む模擬戦の最中、突如現れたムガンとヒトマキナ。同時多発的に現れたって事は、お互いに利害が一致してるって事でしょうか?
人々を守るために戦いを挑むカイルスであったが奮闘空しくムガンの一撃を受けて…
しかしカイルスが生死不明になっても戦う人達がいた。その中にはコーラサワーや例のVF−19も…
その奮闘とカイルスの奇跡的な無事を知り、奮起したギミーとダリーがついに出撃!
さぁ、反撃の開始だ!!

ところで真来梓ちゃんが尻込みするほどの相手…ここでリンカーンお爺ちゃんとレイル・スプリッターが登場?
いや、普通に考えたらデウス・エクス・マキナか?

後、クアンタVSF−91は『ガンダムビルドファイターズ』の
アメイジングエクシアVSF−91イマジンのリスペクトだったりするんでしょうか?


>>27-28 無名の妖怪ハンター様
>……ってスモーキー、ニューヨーク市長まで出世したんか(汗
第2部のエピローグで『苦学の末にニューヨーク初の黒人市長になる』って
ちゃんと語られてますよ。

>聞くところによれば、第3部アニメは24話で一旦終了とのことで。
>後半戦は来年1月か……
次のンドゥール戦から2ndシーズンって事になるから、丁度いい区切りですね。


>スパロボCC、二周年記念イベントはあしゅら男爵の叛逆から時系列を巻き戻し、Dr.ヘル一派との決着前。
>侵略者の脅威が未だ拭えない一般市民への慰問の為に、カイルスのメンバーによる模擬戦という名目の催しが開催。
こういうスーパードリームマッチ的なイベントは見ていて楽しいですね。
もし前スレ955や959で挙げた追加希望作品でこういう勝負をやるとしたら

・ヒーローマンVSボン太くん(ヒーローとファンシーの激突)
・SRTVS翔・轟連合軍(孔明と周瑜の薫陶を受けるテッサ。曹操は数合わせでSRT側に)
・デモンベインVSダイ・ガード(中の人繋がり)
・ファフナー先輩組VSファフナー後輩組(道生さんや翔子は生存前提、数合わせで後輩組に。衛はどうしよう?)
・ガイキングVSLODガイキング(ぶつかり合う二つのフェイスオープン)
・イクサー1VS飛影(空飛ぶお姉さんとニンジャロボの激突)
・エルドラソウルVSゴライオン(五色の獅子と五色の勇者の激突)
が見たいですね。

>初期からの古参メンバーであるスメラギVSゼロ(あと安定の玉城)
玉城は犠牲になったのだ…
ゼロとスメラギさんの知略を尽くした果てのドローゲーム、その犠牲にな。

>何か最近のイベントで、【マクロスプラス】のイサム?っぽいバルキリーが出たっぽいことが示されてましたが、
>案外、2周年を節目に大型アップデートを行うのかも…… ちょい期待したい気持ちも少しばかし。
大型アプデによるマクロスプラス参戦フラグか、はたまたスタッフのちょっとしたお遊びか…
気になるところではありますね。

>もう既にライダーの存在が一般市民に周知となったってことなんですかね
ここからフォーゼで語られた『仮面ライダーの都市伝説』に繋がっていくのでしょうか?

30 名前:新章/外伝 少年少女出立・異聞:2014/09/20(土) 12:42:21




 ――――――物語の舞台となるのは、この世界の何処か、はたまた異なる理の空間か。
 
 
 
 
 
 其の空間は、一言で表現するのならば「図書館」であった。
 尤も、我々がその単語を聞いて即座に連想できるような、一般的な市立図書館とは全く異質なもの……
 所狭しと本棚が無数に立ち並び、その中には様々な種別の書物がギッシリと詰まっている、
 そこまでは共通するものの、その物量が異常なまでに“無尽蔵”であった。

 まず天を仰ぎ見れば、天井――――そんなものが最初から有るかは不明だが――――が見えないほどまでに
 遥か高くまで連なる階層、そして各々の階には皆一様に、無数の書物が収められた本棚が並んでいる。 
 そして階下を覗きこんでも、同じように本棚、本棚、本棚…… と、同じく無限の書物の階層が続く。
 一番下の階層は遥か一点の闇にかき消されて目視できず…… 階層の閲覧室を繋ぐ換気孔から誤って転げ落ちてしまえば、
 未来永劫地面に衝突することなく、奈落の果てへと永久に堕ち続けてゆくのかもしれない。

 例えるのなら…… それは亜爾然丁アルゼンチンの作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編小説に描かれる、
 作中の主人公をして“宇宙”とまで言わしめた『バベルの図書館』そのものであった。
 
 
 この文章の主観として存在する“観測者”の視点に基づけば、その人物が現在居る階層に存在する書物の量から、
 他の階層に収められているのも大体同じぐらいだろうと想像できたが……
 何せ、“観測者”が周囲を見渡しただけでも、奥行きなど存在しないと思えるまでに無限に本棚が続いているのだ。
 他の階層の分も含めれば、ざっと眺めるだけでも何千何万…… 否。
 この世界が文字通り「本で造られた宇宙」なのだと言うのであれば、億や兆、京の域を遥かに超え、
 那由他なゆた不可思議ふかしぎ無量大数むりょうたいすう…… もしかしたら、不可説不可説転ふかせつふかせつてんの域にすら到達してるのかもしれない。
 
 “無限の本棚の世界”の本質を知っている観測者は、その様な思索に一瞬辿り着くも、
 すぐにその思考を振り払い、自身の手元に携えた本を開くと、挟まれた栞に従って頁を開き、
 読みかけであった書物の内容に再び目を通してゆく。
 
 彼の地の本質が何であろうと、それを言葉で表現するのならば、やはり「図書館」としか言いようが無いだろう。
 どれだけ異常なまでに無尽蔵だろうと、図書が置かれている空間だから「図書館」なのだ…… 何も間違ってはいない。
 
 
 
 
 その「図書館」のとある階層、とある区画の片隅で、一人静かに本を読み漁る男の姿が確認できた。
 一見すると、ボロボロになるまで擦り切れたコートとマフラーに身を包み、野獣のような眼光を宿したその人物は
 本棚の片隅に設置された机の上に、引っ張り出してきたであろう大量の書物を山積みにし、
 その中から一冊一冊、自分自身のペースで読み進めている様子が伺える。
 
 男が読んでいる書物は、一見すると普通の小説……
 一般文芸、近未来SF、ライトノベル、時代小説、ライトミステリ、怪奇ホラー、官能小説―――――等々、
 ジャンルは雑多なれど、一般的な物にも見えたが、その筋に精通する人物が観測すれば、彼の読んでいる本……
 否、この図書館に収められている書物、それの全てが「この宇宙に存在していない書籍」であることが分かるはずだ。
 
 書物の体裁は、文庫本、新書、愛蔵版、同人誌……等々様々で、挿絵の類も書物によって合ったり無かったりするが、
 それのいずれもが、ただ単純に綴られただけの、架空の物語を収めた冊子では無かった。

 そう、それらは――――――
 
 
 
 
 
謎の影「――――――Wicthウィッチisイズdeadデッド 魔法少女は、死んだ
 
 
 男の傍に、突如として新たな人影が、歌声と共に姿を見せる―――――

 その容姿は、我々が想起する“黒人”に対するステレオタイプなイメージが見事に一致すると言って過言ではない、
 まるで石炭の如く漆黒の肌をした、スペードのエースのような人物像であった。
 身を包む衣服も黒一色に統一してはいるものの、手の平を包む手袋のみが白系統とアンバランスさを醸し出し、
 分かりやすく例えるなら、大昔のミンストレル・ショーの司会役、といった感じの風情だ。
 
  
謎の影「Wicthウィッチisイズfallenフォールン 魔法少女は、ちた
 
謎の影「Wicthウィッチisイズdeadデッド? 死ぬのはどっちだ?
 
 
 男が口遊む英語の歌―――― 日本などの英語圏でない地域で作詞された楽曲なのか、
 やけに安っぽく、英語的に正しいかどうかすら危うい歌詞が妙に耳に触るものであったが、
 漆黒の男が流暢にリズムを取る、西インド諸島の牙買加ジャマイカあたりの訛りを想起させる発音のそれは、
 聞く物の心の奥底に潜むであろう、原始的な本能に作用するかのような、妙に特徴的な巻き舌めいたものを伴っていた。
 
 
謎の影「Wicthウィッチisイズfallenフォールン? 先に裏切るのは?

謎の影「Wicthウィッチisイズdeadデッド 魔法少女は、死ね
 
 
 着々と近づいてゆく人物の影を認識した、本を読んでいた野獣の眼光を有した男は、
 読み止しの本に栞を挟んで一旦閉じると、既に自身の傍らにまで肉薄していた漆黒の影を見据え、
 椅子に腰かけたまま、脚を組んで踏ん反り返る姿勢を取ると、眼前の相手を見上げる形で睨み上げる。
 
 
謎の影「Wicthウィッチisイズfallenフォールン 魔法少女は、ちろ
 
 
男「――――懐かしい歌だなぁ、“無貌の神”。 ……いや、今はナイ神父と呼んだ方が良いのか?」
 
 彼がついこの瞬間まで読んでいたのは、表紙に【アーカム計画】と題された文庫サイズの小説……
 西暦1980年前後に発売され、後に世界各国においても翻訳本が流通した、ロバート・ブロックの作品である。
 20世紀前半期に数々の怪奇小説を発表し、若くして逝去した作家ハワード・フィリップス・ラブクラフトの手掛けた
 冒涜的な神々が跳梁跋扈するシェアワールドをモチーフとし、異形の存在が暗躍する20世紀末を舞台に
 邪悪なる儀式と蕃神の復活、そして人類社会の滅亡までを描く、コズミック・ホラーの大作だ。
 
 男が口にした「ナイ神父」とは、その小説において中盤より姿を現す登場人物の一人……
 全身黒ずくめの衣服に身を包み、肌はおろか掌や舌までが漆黒の色をした、カルト教団を率いる神父の名だ。
 最終的に、邪神と人間の間に生まれた主人公を覚醒させ、世界を破滅に導いた、その正体は
 「這い寄る混沌」「無貌の神」などといった異名を有する、シェアワールド屈指の破滅の導き手トリックスター……
 その存在を知る人間からは「ナイアルラトホテップ」と呼称される、正真正銘、蕃神の一柱そのものなのだ。
 
 ―――――では何故、そんなホラー小説の登場人物に過ぎないナイ神父が、
 今この瞬間、男の前に現実のものとして姿を見せているのか。
 それともその小説は、“この宇宙”の話ではない問だけで、数多ある並列宇宙の何処かに有りうる地球において
 実際に起きた、異形の邪神達の勝利譚とでも言うのか……
 少なくとも間違いないのは、今この場で相対している二人の男は、その答えを知っているという事だけだ。
 
 
ナイ神父「“流竜馬”…… 知っているかい?
      今、わたし達が見ているような、こういう“紙の本”…… 三次元宇宙の理においては、
      一昔前の時代における記録媒体と比べ、遥かに劣るんだ」
 
 “流竜馬”の名で呼ばれた男は、ナイ神父を見上げながら、さも関心が無さげに口を開く。
 彼としては、正直目の前の男に付き合うよりも、読み止しの本を最後まで読み終えたいというのが本音なのだろう。
 
 
竜馬「知ってるぜ。紙ってのは経年で黴は生えるわ、日焼けはするわ、ネズミや虫に食い荒らされるわ、
    少しの湿気ですぐダメになるわ…… 後世に残すことを考えりゃ、『石版』や『粘土板』の方が優れてるんだってな」
 
ナイ神父「あぁそうさ、人類は文明社会を発展させてゆく中、植物や皮革を加工する事により、
      鉱物に刻むよりも遥かに簡単に記録を残せ、かつ大量に生産し、大衆に普及させる事の出来る『紙』を発明した。
      先人達が用いていた記録媒体よりも、遥かに保存性に劣る媒体である事を承知の上でね……」

竜馬「案外、手前が俺達人類に“それ”を齎したんじゃないのか? ……“核”みてえに」

ナイ神父「フフッ…… まぁ、そこら辺は君の創造にお任せするよ。
      しかし流竜馬。少なくとも、ここの図書館に積まれた無限の“物語”は、まだ当分滅びる事は無いだろうさ。
      それこそ、全ての宇宙より智慧ある者が消え去りでもしない限りはな……」

竜馬「あぁ…… そりゃそうだ。何せここに積まれた本は」
 
 
 
 
 
 無限の図書館…… 当然、三次元物理的に存在し得る世界観などではなかった。
 
 そこは、彼らがそれぞれ属する世界も含め、それらと並列している無限の異なる世界……
 果ては、そこから僅かな可能性の違い…… それこそ、履いた靴下の色の違い程度で分岐し得る『可能性』の平行世界まで
 ありとあらゆる世界、数多の時代、数多の可能性において起こりうる…… 否、既に起きた“物語”の貯蔵庫とでもいうべきか。
 
 ホルヘ・ルイス・ボルヘスの小説に登場した『バベルの図書館』に積まれた本は、所詮意味のない文章の羅列を記した
 雑紙の山に過ぎなかったが、この図書館に積み上げられたものは、文字通り「物語」……
 何処かの宇宙、何処かの時代、何処かの可能性で、まごうことなき“誰か”がその人生を持って主人公若しくは語り部を務め、
 それが、全ての命ある者の意識下…… 個人的無意識の先に存在しうる『集合的無意識』を経た先に、
 一つの“知識”のカタチとして物語に収められたものこそ、この図書館に収められた無限の蔵書の正体なのだ。
 
 故に、この図書館の本質は一種の精神世界…… 言わば、“宇宙の本棚”とでも言うべきだろうか。
 流竜馬、ナイ神父らは自身らに適したツールとして、物理的な書物に記された“小説”という形を選び、物語に触れているが、
 閲覧者が望めば別のやり方…… それこそ、タブレット端末なり、コミックスなり、紙蚊帳吊パピルスの繊維なり、
 はたまた原始の『粘土板』や『壁画』なり、やろうと思えばどのような形であろうと“知識”を得る事は可能であろう。

 ――――つまりは、考えようによっては今この瞬間読まれていた【アーカム計画】と称された題の物語は、
 有る平行宇宙では実際に蕃神らによって成し遂げられた「異形の神々の大勝利」を綴った伝記そのものであり、
 また別の宇宙においては、スプラッタ描写を得意とする米国の作家が執筆したホラー小説に過ぎない。
 複雑な理屈で幾らでも裏付けは十分可能だろうが…… 少なくともこの図書館に収められた蔵書(という形の“知識”)は、
 星の数以上に存在しうる世界観の何処かで、実際に起きた物語である可能性があると考えてもらって構わない。
 
 
 
 
 
ナイ神父「さて…… 流竜馬。私から君に一つ、お勧めの一冊があるのだが、どうかな」
 
 そういうと、ナイ神父――――【アーカム計画】に基づくのなら、神話体系でいう“無貌の神”の化身――――は、
 懐から一冊の書籍、それもさして価値ある類のものとは思えない、比較的装幀の綺麗なものを取り出す。
 
 
竜馬「これは―――― 小説か何かか?」

 書籍のサイズは、およそ新書判のものといったところか。
 その表紙のイラストに描かれているのは一見可愛らしい姿をした、フリフリのお洋服を身に纏った美少女……
 しかし、その少女の顔や衣服は真紅の鮮血で染め上げられ、またその表情についても
 幼げなキャラデザインに似あわず、顔に影を落とした(言い方は悪いが)人殺しの顔付き、と
 本の中に収められた物語が、単純に美少女達がキャッキャウフフするような緩い類などではなく、
 むしろ“そういうジャンル”を意図的に皮肉って書かれた、殺伐とグロテスク、そしてえげつなさに彩られた
 ブラックジョーク満載のシナリオである事が、“そういうジャンル”に造詣の深くない彼にも十分理解できた。
 
 
ナイ神父「見ての通り、現代に生きる“魔法少女”達を主役とした物語だ…… どうだ、読むと心が和むぞ?」

竜馬「……遠慮しとくぜ。心が和むって、絶対“お前”の基準でだろ?
   “そういうジャンル”も嫌いじゃあないが、今は別のやつを読みてぇ気分なんだよ」
 
 そもそも、ナイ神父に声をかけられるまで竜馬が読んでいたのは、ホラーに分類される類の物語……
 そこに下手な横槍を入れられ、いきなりライトノベルだかバイオレンスアクションなんだか分からない作品を
 ほぼ強引に勧められてきたのだ。これで素直に読書の対象を切り替えろ、という方がむしろ無茶である。
 読者諸君に分かりやすく例えるのならば、徹底的にリアリズムな恐怖を突き詰めたホラー映画の鑑賞中に、
 突然スクリーンが筋骨逞しい男達のゲイ・ポルノに切り替わり、それで納得して入場料を払えとでも言われるようなものだ。
 
 
ナイ神父「――――しかし、仮にお前がこれを読まずとも、物語は繰り返す」

竜馬「何だと?」
 
 神父は、竜馬が積読中の本の中に“件の小説”をサラリと混ぜると、その表情を愉悦に歪ませる。
 
 
ナイ神父「この小説…… 『魔法少女禁止法』という物語の主役となるのは、俗に言う“魔法少女”。
      購買層の性癖に特化して製作されたアニメーションやコミックスなどに出てくるような、
      現実離れした小洒落た洋服に身を包み、コメディアンめいた異能の力を得た、か弱き少女達が
      人間社会を滅ぼさんとする侵略者インベーダー…… それを打倒した後、自分達が守ってきたはずの日常に
      徹底的に蹂躙されてゆくという、まさに痛快な喜劇コメディだ」

竜馬「……俺に読ませるつもりってんなら、ネタをバラすのは意味があるのか?」
 
 竜馬の問いかけなぞ耳に入らないかのように、黒人神父は小説の粗筋を語り続ける。
 
 
ナイ神父「“魔法少女”の活動そのものを禁止する法の制定後、ある者は力を放棄して愚鈍な日常に戻り、
      ある者は非合法な犯罪者狩りに転向し、またある者は現世を見限って異世界へと逃亡し、
      ある者は現役時に勝ちえた名声で成功し、ある者は精神を病み、ある者はファンに凌辱され、
      ある者は政府の犬となり、ある者は“ヒト”を捨てて人外の領域に……」

竜馬「……少なくとも、無垢な子供に読み聞かせる類じゃあなさそうだな」

ナイ神父「むしろ読み聞かせた方が、私としてはそこらの情操教育よりも良い結果を齎しそうだがねぇ……
      一人の人間には手に余る異能を、いきなり手にしてしまったか弱き少女達が、孤独な戦いの中で
      いつの間にか“正義の味方”に祭り上げられるも、脅威を取り除いた途端に掌返しされる……
      実に、人間社会というもののリアリティ溢れる縮図に仕上がってるではぁないか。私もお勧めだ」

竜馬「ケッ、そんなん子供に読ませるくらいなら、夢野久作でも触れさせてやった方がよっぽどマシだぜ」
 
 そんな竜馬の返事を聞くと同時に、神父はその黒人でも有りえないほどにまで黒く塗り潰されたような
 唇を歪ませると口元を吊り上げ、わざとらしく耐えるそぶりを見せながらも嘲笑を漏らした。
 
 
ナイ神父「“物語は繰り返す”と言ったろう。これと同じようなことが、起きようとしているのだよ。
      それも“あの世界”…… 君たちが観測している、混沌の世界においてだ」

竜馬「そうか」
 
 竜馬は、一瞬こそ神父の言葉を注視するようなそぶりこそ見せたものの、特にそれ以上の反応は顔に出さず、
 再び読み止しの小説を手に取ると、栞を挟んだページから読み直し始めた。
 
 
ナイ神父「流竜馬…… 大して動揺せんようだなぁ。あの世界にも、貴様と同じ“流竜馬”が居るからか?
      お前たちの“軍団”の観測が、思う様に続けられなくなってしまうのかもしれんぞ?」

竜馬「別に気にはしねぇよ…… どうせ、その程度の障害を乗り越えられずに、そこで物語が“中断”しちまうんだったら
    例え俺達が干渉したとしても、どうせ別のところで積むだけだろ。結局はそこまでってことだ。
    また、“他の可能性”を探すさ」

ナイ神父「……確かになぁ。お前たちの価値観ならば、そう割り切れもするか。
      まぁ、いいさ。この件についてはさしたる興味も無くなった…… 手を引かせてもらおう。
      空間も時間も私にとっては意味を成さない。宇宙の全ては泡沫うたかたの夢」

 闇の男は、この一件について心底興味を喪ったかのような態度を取ると、竜馬の傍から離れ――――
 そのからだは崩れ、“闇の炎”とでも形容できる流動物へと変じると、そのまま図書館より消え去ってしまった。
 後に残されたのは、つい先程まで神父…… もとい、“這い寄る混沌”の異名を持つ邪神と対峙していた積読者リョウ、ただ一人。
 
竜馬「――――ま、“あの世界”の連中が、この程度の障害で屈するとは思えないがな」
 
 
 
 
  ◇    ◇    ◇    ◇
 
 
 
 
 ―――――暫くして、席を外した竜馬は、先ほど神父より強引に、かつ無意味に手渡された一冊を片手に
 図書館の廻廊をブラブラと歩きだし、いつしか階下の別席へと辿り着く。
 竜馬の視線の先―――― 図書館の読書スペースを模した空間には、また別の積読者が席に座っていた。

 その人物…… 見た目はおよそ10代前半の少女といったところか。
 長めの黒髪を肩に流し、眼鏡を掛けた容姿の彼女は、机の上で数冊のサイズもレーベルも違う小説を転がしながら
 ただ淡々と小説を一冊ずつ読書することに熱中しているようだった。
 これだけなら、何処にでも居そうな読書好きの中学生女子といった風情だが…… 何せ場所が場所だ。
 こんな空間で平然と“知識”に触れられている辺り、彼女もまた平凡な存在ではない事は明らかである。
 
 
竜馬「よう、良かったら読まねぇか?コレ」
 
 竜馬は読書に熱中している少女の傍らに立つと、何の感慨もなさげに彼女に前に書籍……
 先ほどナイ神父に押し付けられた“ライトノベル”を、彼女の目の前に割り込ませた。
 無作法にも程があるが、要は所謂お歳暮やお中元を使い回すかの如く、
 自身がさほど食指の湧かない本を、彼女に押し付けようという魂胆であった。
 
 
少女「邪魔しないで」
 
 少女はやや無表情なその顔に、しかしながら明確な反感を宿したその表情で、竜馬の顔を見据える。
 当然の道理だ。読書に没頭しているところを邪魔されて気分を害しない人間なぞ、この世に存在しない。
 
 
竜馬「あぁ悪かった。でも、お前の境遇からすれば、色々とシンパシー感じなくもない内容らしいぜ?
    参考程度にでも目ェ通しとけよ。悪い話でもねぇだろ…… 暁美ほむら」

ほむら「………チッ」
 
 竜馬から“暁美ほむら”の名前で呼ばれた少女は、不満気な表情ながらも当の書籍を手に取って
 パラパラと流し読み…… 一応最後まで終わると、本を閉じて机上に無造作に置き捨てた。
 
 
ほむら「……別に特段、珍しい話じゃあないわ。何処の業界せかいだって、綺麗ごとで済む理想だけで構成されてる訳じゃ無い。
     私の世界…… 貴方達の言う“混沌の世界”もそう。美少女戦士セーラームーン光の戦士プリキュアとか色々言ってるみたいだけれど、
     魔法少女を騙る以上、彼女達も運命からは逃れられないわ」

竜馬「代償…… “この小説”の登場人物みたいにか?」

ほむら「えぇ。少女としての人生、周囲の隣人、生まれ育った故郷、人間の身体、そして人間性……
     強大な力を行使する対価として、必ず大きな代償は払わなくてはならないわ。“”のように。
     流竜馬…… 貴方の視点からしても、既にそうなってる少女は心当たりないかしら?」

竜馬「……」
 
 少女の言葉に対し、竜馬は頷く態度を見せることで自身の意見を示す。
 一人の人間が手にするには余りにも強大すぎる力…… ましてや成人もしていないティーンエイジャーが
 そのような力を突然手にして、果たして最期まで平静で居られるものなのだろうか。
 力を振るうべく“敵”が存在するならば、それに対して全力を尽くせるだろうが、それが滅び去ったならば……
 
 平穏な日常を渇望して“力を放棄する”か、それとも力の利便性に溺れて“堕落する”か、
 または逆に力の行き着くところまで突き進み“人間ヒトを止める”のか―――――
 
 そして、正義や悪どころか、綺麗ごとすらハナから存在しない運命の輪廻に巻き込まれた少女達も居た。
 彼女達は、世界を蝕む“平穏”の中、運命の残酷さに傷つけられ、トリックスターの甘言に乗り、
 知らぬ間に“人間”を止めさせられ、異形の存在に成り果てて破滅の道を辿った。
 数えきれないほどの輪廻の末に、最終的に一人の少女が自らの“人間としての人生”を代償として
 自身に絡まった膨大なまでの因果により、少女達の“希望”を肯定すべく世界を改変するに至ったが…… 
 
 
竜馬「――――で、その世界に、現在進行形で身を置いているお前が、それを言うのか。
    お前もお前で、あの娘…… 昔、“円環の理”だったアイツと、どう付き合う考えではいる?」

ほむら「―――――クスッ
 
 
 ほむらは顔から眼鏡を外すと――――― 何の感慨も無さげに、その手で粉々に握り潰した。
 割れたグラスの破片がその手を血で濡らすも、彼女は特に気にせず、こびり付いた自身の血を
 外見相応の少女とは思えない様な、妖艶な仕草で舐めとる。

 ――――いつしか、少女の顔付きは先程までとは全く異なったものへと変わっていた。
 物静かな文学少女を思わせた静謐な瞳は、形容するならば「病んだ」眼光を宿したものになり、
 少なからず“静かなる狂気”を宿した微笑みをたたえ、少女は席から腰を上げる。
 そのバストは、実に平坦であった。
 
 
ほむら「いずれあの子が敵になり、私を拒絶したとしても…… 一向に構わないわ。
     侵略者インキュベーターなんかの目論見に絡めとられ、“概念”となって全てを奪われる運命を背負わされたあの子が、
     今、私の目の前で、一人の人間としての“人生”を取り戻し謳歌している……
     これ以上の“価値”が、広大な宇宙の何処かにまだ転がっているとでも!?」

竜馬「別に否定するつもりで言ってはいないさ。……むしろ、俺としては一面の真理も有ると思ってるがな」
 
 竜馬の反応を受け取ったほむらは、まるで“悪魔”を連想させるかのような妖艶な笑み……
 むしろ、淫魔サキュバスめいたそれを浮かべ、先ほど以上の饒舌さで言葉を続ける。
 
 
ほむら「えぇ…… 私がようやく手に掴んだ“世界”…… 今は“混沌の大戦”に組み込まれたそれが、
     いつ崩壊してもおかしくない、極めて不安定なものだなんて、ハナから分かりきってるわ。
     だけどそれなら、あの子…… “まどか”が円環の理として概念に組み込まれた世界だって、
     インキュベーターが本来成していた宇宙の法則を強引に捻じ曲げ、その歪みを“魔獣”として顕現させた、
     結局は魔法少女の“死”の運命を回避できなかった、言わば『本来は非ざる世界』。
     そんな不安定な世界…… 私が掴んだ運命と、何が違うというのかしらねぇ?」

竜馬「ま、確かにな。経緯や現況はどうであれ、“ただの人間”のお前によって瓦解されちまった訳だ。
    そんな世界、遅かれ早かれ、何らかの横槍で崩壊しても不思議ではなかったと、俺は思うがな」

ほむら「――――無論、私の運命が組み込まれた“混沌の世界”だってそう。
     貴方だって異常だと思うでしょう? 魔法少女のみならず、アニメに出てくるような変身ヒーローや巨大ロボット、
     大怪獣に魔法使いに超能力者に忍者にマッドサイエンティストに神様…… あぁ可笑しい!!
     そんな存在が、一つの世界に纏まって存在するなんて、これこそ『非ざる世界』じゃなくて何というの?」

竜馬「無論だ。似たような世界を俺達の“軍団”も幾つか捕捉してきたが、殆どが崩壊の結末を辿っている。
    ある世界は、世界の管理者が「一部の者」にのみ愛を注ぎ込んだ結果、本来手にする事のない力まで
    ごく一部の存在に行き渡り、著しくバランスを欠いてしまった。結局、崩壊まっしぐらさ、あそこは……
    別のケースだと、同じく世界の概念がよりにもよってテロリストの類に愛を注ぎ、それがさも「正義」としてまかり通ったり、
    一個人の歪んだ思想が世界の中心として周ってしまい、その世界の“正義”に値する連中が揃いも揃って
    それの賛同者に成り下がった世界もな…… これらも、俺が知る限りは滅亡まっしぐらのディストピアに過ぎねぇぜ」

ほむら「“混沌の世界”…… どうなるかしらねぇ? 気まぐれな創造主達が、これまた気まぐれに選んだ“要素”が
     適度投げ込まれ、その主を幾度も変えながら化学反応を起こし続ける、まさに実験室のフラスコ
     その結果が成功か、失敗か…… 言っちゃ悪いけど、私達からはそれを判断する術は無いわ」

竜馬「だろうな。結局は滅ぶか生き残るか…… どっちに転んだとしても、俺達の軍団、
    ゲッター線の意思に従う以上、それを利用する以外の選択肢は無いさ。
    ただ、それでも利用価値がある以上は、こちらからも必要があれば干渉は続けるつもりではある……ん?」
 
 
 ふと竜馬は、ほむらが先ほどまで座っていた机上に、クロッシュを乗せた料理皿を見つける。
 特に躊躇することなくそれを手で開けると、皿の上には白い小動物の丸焼きと思しき料理が乗せられていた。
 竜馬は特にほむらに了解を取る事もせず、素手で丸焼きの動物を持ち上げると、そのレッグの部位に被りつく。
 
 味のほどは…… 存外悪くない。
 少し淡泊ではあるが、外はカリカリ、中はふっくらと、肉料理の調理法をきちんと踏襲していることが伺えた。
 
  
竜馬「味付けは韓国味噌か……? 昔読んだ短編小説に、進化の度合いの高い知的生命体こそが
    動植物の中で尤も美味と書いてあったが、実際どうなんだろうな」

ほむら「食べた貴方が言う事かしら……? さぁ、私には食人カニバリズム趣味は無いから理解できないわ」

竜馬「……じゃあ、なんでわざわざこんな皿にこいつを盛りつけた?」
 
 自身の発言の矛盾点を突かれたほむらは…… 悪びれる事もなく、先程までと変わらぬ妖艶な微笑みを見せた。
 
 
ほむら「―――――やっぱり、自分で食べるため、かしら? 私からすれば、彼らは“システム”であり、“ヒト”ではない。
     無意味に殺すのは勿体ないとは彼らの弁よ。きちんと、何から何まで美味しく頂かなきゃ、むしろ可哀想じゃない……」
 
 そうほむらが饒舌に喋っている間に、小動物と思しき生物の丸焼きを骨も残さず平らげた竜馬は
 口元に付いたタレを拭うと、再びほむらに向き直り、彼女へと言葉を告げる。
 
 
 
竜馬「―――――とりあえず、一つだけ言伝がある。Emperorエンペラーの方の“俺”という名目でな」

ほむら「……」
 
竜馬「暁美ほむら。俺達の艦隊は現状、“お前の側”に立つ形の方針で動く算段ではある。
    数ある可能性の中でも、最も『運命に抗う存在』を生み出すに値する土壌としての判断だ。
    ――――早い話、こちらは“現状維持”を望んでいる。
    必要とあらば、“円環の理”に対しても牙を剥く方針と考えて貰って良い」

ほむら「……そう」
 
 
 その表情に少なからず、陰の入り混じった眼光を宿したほむらを知ってか知らずか、竜馬は続ける。
 
 
竜馬「俺個人の見解だがな…… “円環の理”は、かつての“救済の魔女”と本質は違わねぇんじゃないかと思ってる。
    魔法少女の“希望”を優先した結果、その願い“そのもの”のせいで不幸になって、救えなかった可能性もごまんと聞いている。
    気を悪くするなよ。俺から言わせてもらえば、あれは…… 誰でもない魔女にして、魔法少女の集合体。
    希望バージョンワルプルギスの夜、『希望の魔女』、それ以上の何者でも無い」

ほむら「……」

竜馬「そういう意味じゃ、どういう形であれ“叛逆”しようとしたお前を、俺は評価している…… またな。
    あと、その本は折角だから読んどけよ」
 
 
 そう言い残すと、流竜馬はその場から立ち去り、ほむらの前から姿を消す。
 ほむらの手元には、『魔法少女禁止法』と題された小説が、ただ残されたのみであった……
 
 
ほむら「―――――さて、“少年少女スクランブル・フォースは、運命に抗えるのかしらね?フフッ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ――――――Wicthウィッチisイズdeadデッド? 死ぬのは、いずれか?






31 名前:新章/外伝 少年少女出立・異聞:2014/09/20(土) 12:43:30
△流竜馬→『図書館』にて知識に触れていた際、ナイ神父に暁美ほむらといった面子と邂逅を果たす。
●ナイ神父→流竜馬に『魔法少女禁止法』と題された小説を手渡す。
△暁美ほむら→竜馬から小説をたらい回しされ、そのついでに自身の現況に纏わる会話をする。

【今回の新規登場】
△流竜馬(真ゲッターロボ 世界最後の日)
【真ゲッターロボ 世界最後の日】の世界観における“流竜馬”。 CV:石川英郎
かつて地球を襲撃した侵略者インベーダーとの月面戦争でゲッターロボを駆り、戦乱を終結に導いたエース。
インベーダーに寄生された早乙女博士を殺害した隼人に、その罪を着せられて投獄され、
その後インベーダーの再来に際して釈放、自身を罠にはめた隼人に対して怒りを見せながらも共闘したが
真ドラゴンに直撃した重量子爆弾の衝撃により、時空の歪に落ちて13年後の未来へと転移する。
以降はブラックゲッターを駆って当時のゲッターチームを支援、合流後は真ゲッター1のメインパイロットとなり
木星宙域でインベーダーとの最終決戦を制した後は、地球人類の未来をゴウ達に託し、自身は隼人・弁慶と共に
ゲッターエンペラーの許で新たな戦いに挑む道を選んだ。
非常に高い白兵戦能力を有する他、破棄された機体の改造を難なくこなすなどインテリな面も有する。
なお、漫画作品【真ゲッターロボ!! 異聞 Try to Remember】の世界観は【世界最後の日】と部分的に共通しているが
根底の設定の相違からして、恐らく【世界最後の日】から別に分岐を果たしたパラレルワールドだと推察される。
現状に置いてもゲッターエンペラー麾下の艦隊で、隼人・弁慶らと共に戦い続けている模様。

●ナイ神父(機神咆吼デモンベイン/機神飛翔デモンベイン/その他クトゥルフ神話関連作品)
アメリカ合衆国を始め、世界各国で秘密裏に暗躍、勢力を伸ばし続ける宗教団体『星の智慧派スターリー・ウィズダム』の指導者。
ロバート・ブロック著【アーカム計画】の記述によれば、その容姿は肌のみならず掌から舌に至るまで
漆黒に塗り潰されたかのような黒人男性で、衣服も黒一色で統一しながらも、それらに見合わない白手袋のせいで
大昔のミンストレル・ショーの司会役を彷彿とさせる雰囲気を出しているとされている。
【機神咆吼デモンベイン】においては、かつてのアンチクロス・アウグストゥスと全く同じ外見・声色を有する人物として描かれ
大嵐グレート・ウォーの時代』において、大十字九朔と対峙した事もある。
その本質は、“這い寄る混沌”ナイアルラトホテップの化身の一つ。

△暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ/その他関連作品)
黒いロングヘアの容姿に、ミステリアスな雰囲気を漂わせた魔法少女。 CV:斎藤千和
かつては病弱かつ引っ込み思案な性格の少女だったが、転校先で手を差し伸べて入れた同級生・鹿目まどかが
魔法少女であったと知り、程なくして戦死した事から、彼女との出会いをやり直したいという一心で
インキュベーターと魔法少女の契約を結び、『時間遡行』並びに『時間停止』の能力を得る。
だが、新たな分岐の中で魔法少女の真相を知ってしまい、以降も幾度となく時間のループを繰り返しながらも
結局はまどかを始め、その他の魔法少女も救えずに終焉を迎える結末しか得られなかったが、
その果てに膨大なまでの因果を手にしたまどかの願いによって世界改変が成され、その先の世界で一度は
魔法少女として戦い続ける道を選ぶ。だが、やがて戦いの果てに魔女と化してしまった自分をインキュベーターが利用、
“円環の理”となったまどかを解析しようとした事を知り、その中でまどかを始めとするかつての仲間達によって救われたが、
浄化されようとした所を、“円環の理”からまどかの“人間”としての部分を強引に引き剥がし、再度世界の改変を成す。
まどかに対して深く愛情を抱きながらも、彼女が欲望よりも秩序の方が尊いと告げた際には、いずれ敵対するかもしれないと
彼女に返している。現状、既に魔法少女とは異なった存在となっており、自身を「悪魔」と称している。
 
 
 
内容的には先にも述べたとおり、ウェザー様に引き継がれた『少年少女出立』編のプロローグ的な内容を想定して、
……とのことですが、ちょこっと関連性を繋げただけに留まり、実質的には独立した幕間に仕上がってしまったかもです(汗
とりあえずは、『少年少女出立』編には直接かかわらず、かつ騒乱の勃発を察知している約3名の談笑劇、という体裁で……
時系列は竜馬は原作OVA後、ほむらは【叛逆の物語】後のつもりではあります。

『無限の図書館』は、各種作品の「それっぽい設定」から着想を得た、SSのオリジナル設定ではあるのですけど
総じて『メタ視点』や『自分個人の見解・解釈』などが強めに出てしまった感もあり、そこら辺は賛否あるかなぁ、と自覚はしてたり。
そこら辺に対して、皆様からのご意見も広く寄せて頂ければ今後の参考にしたいとも思っております。
さて、兎にも角にもこれでようやく、最遊記編の修正に移れる…… ここまで4ヶ月費やしましたが、頑張ろう。

蜀軍兵様への返レスはまた後ほど。

32 名前:名も無き蜀軍兵:2014/09/20(土) 14:44:50
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24506750
スパロボCC2周年記念イベント完結編。
この世界線ではセルゲイ大佐が健在なので、スミルノフ親子の競演が見られたほか
全勢力が力を合わせてこの危機に立ち向かうナイスな展開に!!
全てを滅ぼすヒトマキナ・終焉はカイルスの全力で倒す事が出来たものの
こんな化け物がまだ残り2体もいるという事実が…果たしてこれは原作でもそうなのでしょうか?
そして本当の終焉はヒトマキナやアンチスパイラルではなくミケーネによって齎されるのか…?


>>30-31 無名の妖怪ハンター様
>新章/外伝 少年少女出立・異聞
『図書館』で出会った竜馬とほむら。
どうもゲッター線は円環の理を危険視してるようですね
そしてナイ神父から渡された『魔法少女禁止法』…
さて、本当に『死ぬのはいずれか?』

返レスはまた後ほど。

33 名前:無名の妖怪ハンター:2014/09/21(日) 23:03:33

【勇者ライディーン】と【REIDEEN】、パチスロ媒体で共演果たしてたそうで…… これはスパロボ参戦待ったなし?

艦これ、明石2号(もとい修理施設)を確保すべく3-5に精鋭のメンバーを連日繰り出してましたが、
コモン駆逐艦やヒャッハー、もしくは何も入手せずを幾度も経て、この度無事ドロップできました……
これで念願の明石による艦隊全員修理が実現し、来月までは3-5に挑む必要もない訳で安堵しました(汗
お陰で、今月に入って手に入れたばかりの大和がレベル80に到達、隼鷹が改二可能レベルに達した訳ですが。
……と思ってたら、ふと気まぐれで回してみた大型艦建造で武蔵来ちゃったよ!! なんだこの強運!?
今月26日のアップデートでビルマルクの改三が来るとのことですが、現状通常入手可能な艦娘で
この子だけ確保できてないので、遠くない内に迎え入れたいなぁ……

ニコニコ動画のポイント期限が近いということで、有料配信されてた【リトルトウキョー殺人課】を視聴。
某レビューサイト様でそのハッチャケぶりを知ってから興味持ってた作品ですが、いざ見てみると凄いな……(汗
総じて日本文化を勘違いしまくりなのに加え、【コマンドー】の監督さながらなアクションシーンが安定し過ぎて
最初から最後まで大満足で楽しむことが出来ました。ドルフ・ラングレン最高!!
しかし相棒役のブランドン・リー氏、20代の若さで亡くなってたのですね…… ご冥福を。
空想大戦で執筆考えてるSSでも、こういう【東京アンダーワールド】的な裏社会の風俗っぽい描写は
幾つか突っ込もうと思ってますが、本映画やニンジャスレイヤーで描かれたような「誤解気味な日本観」を
ちょこちょこ意図的に盛り込んでみようかな……
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第46話……
あぁなんだ、最終回は特別篇とかじゃなく、普通に【鎧武】としての結末なのですね(汗

という訳で、遂に「黄金の果実」を巡る戦いも、紘汰によって戒斗が討たれるという形で決着。
戒斗の悲しみを理解し、それを受け入れながらも背負ってきた数多の希望・悲しみに報いる為、
【クウガ】最終回の如く、涙を流しながらも前に進む道を選んだ紘汰を、「強くなった」と評して事切れた戒斗。
そして、勝ち残った紘汰の前に舞が姿を見せ、共に新たな世界を作る為に『黄金の果実』を手渡し、
それを食した紘汰は、完全なオーバーロード…… もとい、スーパーサイヤ人へと覚醒。

全てが終わり姿を見せたDJサガラに対し、紘汰は今の地球を塗り潰して新たな世界を作るのではなく、
地球から暗黒宇宙を隔てた暗黒宇宙の彼方に存在する、不毛の惑星へとインベス、ヘルヘイムの植物らを
根こそぎ転移させ、そこで舞と共に新たな世界を一から創造するという道を示すことに。
「仮面ライダーは死んだんじゃない…… 君たちが呼べば、必ずどこからともなく飛んでくるんだ」
サガラは紘汰の選択には驚きながらも、最終的には彼を後押しする形で物語からフェードアウトする形となりました。
何だかんだ言って、番組全体を通してDJサガラが一番良い味出してた印象かなぁ。
その頃、主を失ったヘルヘイムの森では、生き残った野良インベスらが火を囲んで踊るという
新たな知的生命に繋がるのではという素振りを見せており、また次世代に向けた黄金の果実が……

……そして、地球は時が流れて3ヶ月。一度はゴーストタウンとなった沢芽市にも復興の兆しが見えてきた頃。
俗に言うリセットエンドを選択しなかった点は、まどマギや龍騎の単純な焼き直しではない印象もあり好感持てました。
ユグドラシルが滅びた後も、沢芽市で生まれ育った人々が舞い戻って生活を営むようになり、
また人助けを経て誤解が解けたビートライダーズも活動再開し、シャルモン洋菓子店も新装開店する等
少しずつ新たな日常が戻ってきましたが、それでもなお道端には、初瀬ちゃん含む行方不明者の捜索手配
所狭しと貼られているなど、事件の傷跡は完全に癒えた訳ではなく。
それは人類を裏切った立場の光実も同様、世間からは実質「オーバーロードに利用された子供」と認識されて
御咎め無かったようですが、むしろ彼自身が自分の過ちを認識しているが故、その罪悪感を抱えながら
もう「戻れない場所」を遠巻きに眺める事に…… とりあえずザックが無事でよかった(安堵

しかし、光実にも一つの救いが。全視聴者の心配の的だったニーサン、生存判明しました。
とはいえ、長期間海中を漂流した末に発見されたらしく、肉体よりも脳に対する深いダメージから
病院で寝たきりになってましたが、その夢枕に姿を見せる形で、遥かな世界から干渉した紘汰によって
「光実を支えてほしい」という願いのもと、永い眠りから目覚める事に……
 
 
今回が実質的なラストバトルという事ではありましたが、やはりと言うかなんて言うか、流石虚淵さん。
鎧武VSバロンの結末も、これまでの最終回パターンみたいな、突然編み出した新必殺技などによる決着などではなく、
意を決した上での刺突という、徹底的に泥臭い戦い方で個人的には大満足。
戒斗に対しての止めも、下手に躊躇せず「涙を流しながら進んでいく」かの如くバッサリ行ったのも
変にグダグダせず好感持てました。総じて、パターン破り的な試みが実感できた最終盤かと。

さて、最終話はドライブとの共闘とかではなく、純粋に【鎧武】単独の後日談である模様。
ラストにして突如出現した「仮面ライダー邪武」の素性、再び変身を遂げる城之内と光実、
そして死んだはずの戒斗…… と、謎が謎を呼びますが、一年間放送の集大成に期待したい最終回に続く!!

そういや、確か中盤頃にレデュエ辺りが、屠った黒影トルーパーからドライバー回収してましたけど
ひょっとして邪武の存在はそこら辺の伏線回収だったりする?と勘繰ってみたり。
あと、城之内が変身にマツボックリ使ってた辺り、やっぱり黒影トルーパーのやつがユグドラシル崩壊後に
相当数流出してんのかな、と推察。
あと、「平成ライダーは一年おき毎に、サブライダーがヒロイン格とくっつく」の法則、本作は結局該当しなかったのがちょっぴり残念。
……いや、でもニーサンとシャルモンのおっさんが最終回でくっつく可能性が微レ存(んなわきゃねーだろ

……ところで、昨年のMOVIE大戦で、仁頭がキマイラの食糧問題をヘルヘイムの果実で解決してましたが
植物が根こそぎ地球から消えちゃって大丈夫なんだろうか(汗
あちらと簡単に行き来できても問題だろうし、いっそ仁頭&キマイラも紘汰達と一緒に付いてったと解釈すべき?
 
 
(まだ早いかもですが)空想大戦での敵勢力の扱いを考察……
フェムシンムの勢力は、レデュエやデェムシュとかはDショッカー傘下にできそうな感ではありますけど
そもそも王であるロシュオが同調するとは思えませんし、そもそも野良インベスは紘汰が全部連れてかれてしまい、
個々のポテンシャルも他作品の怪人と比べて特段秀でていない(防御力とか低めなイメージ)、ということで
必然的に「(本編に登場した)僅か5名の残党勢力」として、組織内の地位を低くされながらも
復権のチャンスを狙ってる…… といった感じが妥当かな?

ユグドラシルに関しては、多分来週の最終回で詳しく語られるでしょうけど、スマートブレインとかと違い、
社が成そうとしていた悪事を全部暴露された上での機能停止ですし、組織自体の復活はまず無理でしょうね……
シドや戦極稜馬辺り、(フェムシンムの兼ね合い考えても)Dショッカーよりもロゴス辺りに拾われるかな?
後は…… 黒影トルーパーのドライバーとかも、結構な割合で武装勢力とかに流出してるんじゃないかなぁ、と妄想。


【仮面ライダー】第28話…… レース中に3回転倒してモトクロスを止めたのが情けないとは
おやっさんの弁ですが、本郷猛は一回の転倒であわや切断の危機に晒されたのですがそれは。
今週の怪人は、後々再生怪人としても出る機会の多いと聞く、地底怪人モグラング。
男ばっかり攫って、挙句半裸で牢屋に入れてる事から「ホモラング」とかコメントで言われてたんですがそれはw
一文字がバイクで急行する間、ずっとモグラングに抵抗し続けって、兄ちゃんどんだけ怪人と渡り合えるんだ……(汗
ライダーの攻撃も全く通用しない硬皮を誇るモグラングに対し、一文字ライダーが取った手段は……
セメントの原液に叩き落し、固めて殺す!! レッドマン&ハヌマーン「もうちょっと敵に優しくできないものか」

ちなみに、今回は「再生液」なるショッカー製のアイテムが登場、服用することで改造人間から元の人間へと戻れるそうですが、
一文字が迷わず民間人に全部使ってしまった辺り、ある程度簡易な造りの生体改造人間に作用する類で
ライダーみたいな複雑なサイボーグだと効果ないんでしょうかね?
……版権作品の登場人物がDショッカーに攫われて怪人へと改造されてしまい、敵から奪取した再生液で
元に戻る展開とか、やろうと思えばできなくもないかな?多少賛否あるかもですが……
 
 
【大鉄人17】第11〜12話…… 1クール終了という時期まで引っ張り、ようやく明かされたワンセブンの真相。
ブレインと同様の技術によって製造されたが故に“自我”を有したワンセブンは、人類抹殺に基づく環境保全という
創造主の思想に対し反発、封印されていたのを三郎少年に解放された…… という事実が判明しました。
何気に主人公ヒーローの秘密の解明をここまで引っ張るのって、近年の特撮とかでもあまり見かけない気が。
……で、結局「地球人類の抹消=自然豊かな地球こそ理想」というのも、一見理想論であるようで結局は
地球人類に住みやすい環境≠“地球そのもの”にとっての理想」であるかもしれない訳で、
結局は、ブレインもまた「人間の創造物」であるが故のエゴを越えられなかったんだな、と一視聴者として思ったり。

【ジョジョの奇妙な冒険】第24話…… という訳で第3部アニメ版は、これにて一区切りがつく事となりました。
承太郎とスージーQの電話越しの会話とか、アニメ独自の補完要素なども総じて良い味出してた印象ですね。
で、ジョセフはしっかり日本で浮気した訳で
後半戦は来年1月以降…… イギー&ンドゥールの登場を筆頭に、クオリティ高い作品を期待しております。

【テラフォーマーズ】、号泣して痛みを和らげるとは、ジョセフの手術ベースは柱の男だったのか……(違
で、結局変身せずに中国班を制圧する事に成功。でも小吉達の方は猛烈に嫌な予感がするのう。
 
 
■最近触れた作品

・はたらく魔王さま! 第0巻
今年発売された11巻で物語に大きな激動のあった本作ですが、今回はその直接の続きではなく
表題通りの第0巻…… 本編の前日談という形式の短編集となってます。
収録エピソードは全3話(うち1作が雑誌掲載の再録で、残りが書下ろし)で、
それぞれエンテ・イスラ時代の魔王軍結成前史、魔王軍侵攻中のエミリア一行の道中(まだオルバが良い人だった頃)、
そして地球に来た真奥と恵美の初の新年……という構成です。

兎にも角にも、今回のエピソードに触れてまず思ったのは、和ヶ原先生は物事の局面を多面的に見る事が出来る人なんだな、と。
魔王軍結成エピソードは何ていうか、向こう側の価値観ながらも軍のメンバーが非常に生き生きと和気藹々な雰囲気を見せていて
それらが本編開始時には殆ど死んだんだよなー、と物悲しくなりながらも、そうなったのは地球を侵攻したからで
その際に大勢人間が死亡し、恵美の方も家族や故郷を襲撃されて……と繋げていくと、色々考えてしまうなぁ、と。
そういう意味では、千穂が事実上、両サイドに掛け橋的な立ち位置で関わる人材として確立してる印象も強いですね。
12巻も近々刊行されるそうなので、紆余曲折を経て(戦闘・仕事共に)共闘できる間柄となった登場人物達が
果たして何に挑む事となるのか、アニメ化以前からの読者として大いに期待してます。
 
 
・シャーリー (作:森薫) 2巻
ネットでのコラでも妙に知名度上げてしまった感のある本作ですが、それ抜きにしても
一読者として凄く楽しむことのできた本作、10年越しの単行本が出版されたので購入。
数年おきに短編を雑誌を跨いで掲載するペースだったので、ここまで遅れてしまった様子……

何であれ、19世紀半ばのイギリスという舞台背景で、シャーリーとベネットの織り成す日常の風景は
本当に読んでて心に染み渡ります…… やっぱり森先生の作品、素敵だわぁ。
兎にも角にも13歳メイドのシャーリーがメッチャめんこいので、ネタとか先入観抜きで呼んでほしい作品です。
 
 
・GOD EATER アリサ・イン・アンダーワールド (作:竜崎ツカサ)
PXZにも参戦していた【ゴッドイーター】の、アリサの前日談を扱った公式小説とのことで、
相当昔に100円で買ったきり放置してたのを、思い立ったこともありこの度消化いたしました。
内容はゲーム本編に繋がるアリサの、一度は掛け替えのない仲間達に救われながらも
歪んだ野望によってそれを無残に引き裂かれるという、悲痛極まりない結末までを扱ったものですが、
個人的にはそちらよりも、本文中で開設される【ゴッドイーター】の世界観そのものの方が興味深かった印象です。

PXZプレイ中に話題にしたときは、あまり詳しくなかったので「多少の荒廃くらいなら現代でも通用する?」などと
口走ってしまいましたが、改めて世界観を参照すると、とてもじゃないですが現代に組み込むのは無理ってレベルですね(苦笑
むしろPXZ同様、【北斗の拳】とか【∀ガンダム】なんかと一緒に「超未来」とカテゴリとして見做した方が妥当そうです。
アラガミ…… 「食べる事で、対象の力を得て形状変質する」という設定は、確かにカービィとかトリコなんかと
少なからず似通ってそうな印象が。グルメ細胞って、オラクル細胞と何か因果関係あったりする?
 
 
>>29 名も無き蜀軍兵様

>ところで真来梓ちゃんが尻込みするほどの相手…ここでリンカーンお爺ちゃんとレイル・スプリッターが登場?
>いや、普通に考えたらデウス・エクス・マキナか?
よりにもよって『終焉』が来ましたが…… 全身像が本編に出てから二ヶ月足らずでのスピード参戦とはたまげたなぁ。

>全てを滅ぼすヒトマキナ・終焉はカイルスの全力で倒す事が出来たものの
>こんな化け物がまだ残り2体もいるという事実が…果たしてこれは原作でもそうなのでしょうか?
>そして本当の終焉はヒトマキナやアンチスパイラルではなくミケーネによって齎されるのか…?
次回イベントは、間違いなくミケーネとの決着が控えてるとみて間違いないでしょうが、
案外アンスパ&ヒトマキナ交えての混戦模様を経て、クレディオとの決着に繋がるのではないかな、と推測してます。
ラスボスの前哨戦として迎えるには十分な規模ですし、果たして物語がどのように収束してゆくのか。
三輪長官「ワシもおるぜよ」

>『図書館』で出会った竜馬とほむら。
>どうもゲッター線は円環の理を危険視してるようですね
危険視というよりも、むしろ「“円環の理”を敵に回す立場の方が、色々と利点があると判断した」というイメージですかね。
ゲッター線の本質が『進化する意思』なら、理由や手段はどうあれ「現状からの変化という“成長”」を選んだほむらに
協力的な立場をとっても違和感はないかな、と。単純にほむら肯定派の贔屓目も少なからずあるかもですが(汗

>そしてナイ神父から渡された『魔法少女禁止法』…
>さて、本当に『死ぬのはいずれか?』
続きは、ウェザー様が復帰してからお任せするとします(ぉ
【魔法少女禁止法】、告知されてた続刊が一向に発売されない現状ではありますが、
1巻だけでも十分面白いので、人は選びますけど個人的にはお勧めの作品です。

34 名前:名も無き蜀軍兵:2014/09/27(土) 22:28:23
youtubeの東映公式チャンネルにて2年前に配信された『世界忍者戦ジライヤ』が今週火曜から
再配信されました。ニンジャスレイヤー等の昨今の忍者作品にも引けを取らない
ぶっ飛んだ忍者感は見ていて気持ちがいいです。ニコニコのシャリバン・ダイレンジャー共々
継続視聴しようと思います。


>>33 無名の妖怪ハンター様
>【仮面ライダー鎧武】第46話……

>不毛の惑星へとインベス、ヘルヘイムの植物らを根こそぎ転移させ
>そこで舞と共に新たな世界を一から創造するという道を示すことに。
この紘汰の選択、ゲッター線やビムラーはどういった裁定を下すか
個人的に気になってます。

>そういや、確か中盤頃にレデュエ辺りが、屠った黒影トルーパーからドライバー回収してましたけど
>ひょっとして邪武の存在はそこら辺の伏線回収だったりする?と勘繰ってみたり。
邪武のダークネスアームズはマルスのゴールデンアームズや冠のシルバーアームズと形状が似てますし
それらのデータも採用して…とか? もしかしたら邪武との決着は冬の映画に回るかもしれませんね。

>……ところで、昨年のMOVIE大戦で、仁頭がキマイラの食糧問題をヘルヘイムの果実で解決してましたが
>植物が根こそぎ地球から消えちゃって大丈夫なんだろうか(汗
そこら辺は以前話題になった「ヘルヘイムの侵食を受け放置されたコロニーのブロック」が…
でもなんとかなりそうな気がします。


>とりあえずザックが無事でよかった(安堵
ザック!生きとったんかワレェ!!
ひとまず小説版か何かでどうして無事だったかを語って欲しいですね。


>よりにもよって『終焉』が来ましたが…… 全身像が本編に出てから二ヶ月足らずでのスピード参戦とはたまげたなぁ。
作者さん達も気前がいいですよね…ULTRAMANの執筆もあるのに…
この分だとCCでデウス・エクス・マキナの出番はあるんでしょうかね?


35 名前:無名の妖怪ハンター:2014/09/28(日) 23:16:05

講談社キャラクター文庫の新刊として、【小説 仮面ライダーウィザード】10月31日発売決定!!(歓喜
著者はTVシリーズでメイン脚本を務めたきだつよし氏。果たして外伝かリメイクか、今から楽しみ。
 
 
少し前に全クリした【プロジェクト クロスゾーン】、もし次作が有るのなら、このキャラに出てほしいって願望を纏めてみました。
いえ、続編の話題すら聞こえてこないって正当な意見は兎も角としてw

【バンナム枠】
●パックマン(パックマンシリーズ)
言わずと知れた旧ナムコからの顔役。某王国心の王様ポジみたいな重要キャラとして。
●リック・テイラー(スプラッターハウス)
ナムカプでアイテムだけ出てたけど、出来れば本人にも出てほしい…… 後日談設定が難しそうだけど。
●ミスト・レックス(スーパーロボット大戦K)
ネタ枠。とりあえず迷言だけ言ってればそれだけで良し。

【カプコン枠】
●明智左馬介秀満(鬼武者シリーズ)
PS2創世記を支えたヒット作の主人公。キャストは流石に『Soul』準拠の杉田氏で構わないので、割と本気で希望。
●ロックマン.EXE(ロックマンエグゼ)
ナムカプの『DASH』、PXZの『X』と来たら次は是非これを…… 2000年前後のコロコロ世代としては。
●ケビン・ストライカー(2010 ストリートファイター)
海外版設定を導入し、「未来世界で改造されたケンの偽名」という設定に。
歴史を改変して初代ストリートファイターの優勝者をケンにしようとする(『2010』に繋げようとする)敵を追って現代に。
●キャプテン・サワダ(ストリートファイター ザ・ムービー)
ガイルとコンビで参戦。バンザーイ。

【セガ枠】
●アルル・ナジャ(魔導物語/ぷよぷよシリーズ)
旧コンパイルから販売引き継ぎましたけど、ワンチャンあるかなぁ……
●金地蔵&銀地蔵(ずんずん教の野望)
敵勢力「ずんずん教」も出してくれるんなら絶対買う。
●せがた三四郎(宣伝CM)
……絶対有りえないだろうなぁ(汗
 
 
艦これ、9月26日のアップデートで「中部海域」が新規実装…… 6-1の難易度があんまりすぎて頭痛くなりましたが
引き下がるのも癪なので、修復剤を湯水のように投入してS勝利3回、クエスト完了しました。来月以降は1-4だけ消化する予定。
6-2は主力編成であっさり突破、後は酒匂をドロップしたいところですけど、4連続で翔鶴ってなんなん……
それから大型艦建造での入手枠としてようやく晴嵐……もとい、伊401が正式実装されましたね。
戦艦レシピとも微妙に被ってるらしいし、ビスマルク狙いの建造で出たりしないかな、なんて。

[nicovideo.jp:sm24555932]

出雲丸……もとい飛鷹、そしてヒャッハーさんの追加ボイスが来ました。
飛鷹、やっぱり良いキャラしてるなぁ…… マジお嬢様。ついつい史実関連の本も一冊買ってしまったり(笑

http://beatarai.blog90.fc2.com/blog-entry-3245.html
おぉう、永井豪先生によるグレンダイザーの現代風リメイク【グレンダイザーギガ】が連載開始されたのですね……
各登場人物の微妙な固有名詞の差異なども見られますけど、個人的には円盤獣がどんなになってるか期待。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24509119
【餓狼・SPECIAL】、ナリ氏が軌道に乗ったのか、これまでよりも早いペースで新作きました。
しかし、ダック・キング市長か…… 確かに人徳という点では適任なのかな、って気は少なからず。
MOW時点だと時系列上、舞の年齢は30代となってる訳ですが(自分のSSでもそっち準拠で登場)、
同じく格ゲーヒロインの重鎮である春麗も、生年月日的に近々50代に突入してしまう訳で……(滝汗
リー・ガスクウ、言われてみれば動画の時点で127歳だから、日清戦争時点で物心付いてても
可笑しくないお人なんですよね。にしても、台湾の日本統治時代を伏線回収の鍵とする手腕は凄い(汗
格ゲーキャラ最大の禁じ手「ハメ技」は、【北斗の拳】キャラとかにもいざという時にやらせてみても面白いかもw
次回、遂に「成長したあの兄弟」に出番が?

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm23808441
個人的に大好きなMMD作者様の作品で、珍しく本格的な艦娘VS深海棲艦を扱った内容ですけど
表情の動きとか、話のテンポとか好きすぎる…… 初雪のファンになります。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー鎧武】第47話(最終回)……
ヘルヘイムが去って7ヶ月が経過…… 未だ世界は混迷に包まれながらも、徐々に復興に向けて進んでいる現状。
呉島兄弟もまだぎこちないながら、ちょっとずつですが寄りを戻しつつある様子。
ニーサンの再就職は気がかりでしたが、復興関連の要職に就く事が出来たようで良かった良かった。
紘汰のネーチャンとも交流あるようですが、これはシャルモンのおっさんとの三角関係に発展するフラグか(ねーよ

そして、平和を取り戻しつつある世界に出現した新たな敵、仮面ライダー邪武。
前々から存在は雑誌などで告知されてましたが、その正体は…… 劇場版の敵、黄金の果実・コウガネ!!
かつて紘汰に倒されながらもしぶとく生き延び、数ヶ月かけて力を蓄えたコウガネは市民の少女に憑依して
仮面ライダー邪武へと変貌、自分の野望を挫いたアーマードライダーへの復讐を敢行する……!!
そういやイナゴ怪人生き残ってたなーと気になってましたが、まさか最終回で伏線回収とは驚きました(汗

既にライダー達のドライバーは全て戦いの中で失われた現状、黒影トルーパーも主任が回収できた分は
全て破棄されたとのことでしたが(設計図から作り直しても肝心のロックシードは調達不可)、
万が一の為に残されていた最後の一機を城之内が受け取り、邪武に挑むことに……
ここにきて始めて城之内が初瀬の死を知る事となりましたが、結果的に自身の裏切りが彼の悲劇に
繋がった事を自覚してるが故の戦いですね…… ここら辺はマジでグッと来ました。
結局邪武には力及ばなかったものの、まだ光実のドライバー&ロックシードは残っていた為
これにより、最終決戦にして久々の仮面ライダー龍玄、出陣!!
最終話限定で初期フォームを使用するとか、何処となくエルガイムっぽいなーと思ったり。

邪武をあと一歩まで追い詰めるも、憑依された少女を人質にされてしまった事で形勢は逆転。
ここで銃を下した辺り、ミッチも成長してダークサイドから抜ける事ができたんだな、と安堵。
――――そして、最期の最期まで諦めずに戦い抜いた光実の前に、イーノック降臨!!(違) トーリービーアー
人質の少女を解放した後は、紘汰「そんな装備で大丈夫か?」 光実「大丈夫だ、問題ない」とばかりに
(言われて始めて気付きましたが、ミッチも服装がルシフェルっぽいんですね…… 何という【エルシャダイ】wwww)
イナゴ怪人をあっさり粉砕、極アームズと龍玄のコンビネーションで邪武=コウガネを圧倒し、
最後は仮面ライダー伝統の宝刀「ライダーキック」でコウガネを完全に撃破!!

そしてエピローグ、紘汰はミッチに自身の無事を姉に報告する事だけを託して街から去り、
ミッチもこれにて完全に遺恨を吹っ切り、名実共に「町を守る仮面ライダー」となった訳ですな。
かつての…… 否、これからの仲間達が駆け寄ってきましたが、彼もまた「踊れる」のでしょうかね?
そして、かつて御神木が有った跡地には、再び新たな大樹が一夜にして出現。
戒斗の霊魂(?)も現状に満足したらしく、紘汰と舞は新たな世界を作るべく、ヘルヘイムを移住させた惑星へと戻り
荒廃した惑星が蒼く光り輝いた場面で終幕…… いや、素晴らしかった!!
 
 
総評…… 虚淵氏の作品に幾つか触れた身としては、この【仮面ライダー鎧武】の物語を一言で表すとしたら
より視聴者の腑に落ちる形で決着を着けた『まどマギ』」といった感覚ではあるかな、と感じました。
実質家出同然で“円環の理”となって人々の記憶から小説したまどかに対し、
紘汰の場合は家族も彼の境遇をある程度理解し、その意思を残された人々が受け継ぐ形で幕引きされてるので
そういう点でも視聴者視点からの納得の度合いは大きく違うかな、という認識ができました。
紘汰と光実の物語としての結実も、一視聴者として最後まで見届けると色々感慨深いです。

空想大戦で扱うとなると…… 最終話時点で(神様になった紘汰除き)変身できるアーマードライダーが
事実上ミッチだけになっちゃいましたし、他のライダーのドライバー調達どないしようかな……
ドライバー自体は修復できんくもないとして、ロックシードだけ紘汰に調達してもらうシナリオが妥当?
まぁそこら辺は案外今年のMOVIE大戦でもやるかもしんないですし、【鎧武】要素をSSで扱うのは
今年の12月以降を目途とした方がよさそうですね。何にせよキャラクターが強烈でしたし。
初瀬ちゃん…… 個人的にこの人は、城之内の胸の中に遺り続けて欲しいですし、個人的な本音としては
「登場人物の人生に影響を与えたキャラ」として、黄泉還りの適応対象外と解釈したいなぁ、と。

ところで、イナゴ怪人の名称は本当に公式でも「イナゴ怪人」だったっぽいのですが、
そういえば昨年のMOVIE大戦に出ていた武神鎧武の手下も「ウツボカズラ怪人」の命名……
武神鎧武が何者かは最後まで不明瞭でしたが、こちらも出自を辿ればコウガネに近い存在だったのでしょうか?

兎にも角にも、来週からは【仮面ライダードライブ】放送開始! G3やアクセル、あと蟹刑事に後輩が出来たよ!


【仮面ライダー】第29話…… 今週は「また会おうぜっ!」でも一部で有名なクラゲダール登場。
少年の名前「コウタ」とは随分タイムリーなw 大人になったらエルシャダイのコスプレして宇宙飛んでいきそう。
5000ボルトの電圧に耐えられる人間を暗殺用改造人間に仕立てる計画ですが、マサラタウンの人種なら100万ボルトにでも(ry

【普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。】第11話……
う〜ん、やっぱりこの作品好きだなぁ。「地元のローカルアイドル」という点をしっかり中核として描けているというか。
正直な感想、アイドル要素を扱ったアニメだと、アイマスやラブライブ、WUG辺りよりも一番感情移入して視聴できる気がします。
……観客やファン層の男臭さが妙にリアルというか何というか(滝汗) ここら辺、ラブライブは誤魔化してたしなぁ。
某総帥「みらいちゃんは私の母になってくれる女性だ!」

【フランチェスカ】第12話…… 噂には聞いてましたが、どうもこのアニメ2クール分まで放送するのですね(汗
邪神に憑依された土方を倒す為にフランチェスカの脳味噌が戻り、圧倒的な戦闘能力で一蹴、
直後は脅威を周囲に向けようとするも、“記憶が戻る前のフランちゃん”の干渉で再び脳みそは逃亡……
次週は、源義経が登場するっぽい…… 都市伝説ばっかであんま北海道ってイメージじゃないのですけど、う〜ん。

【美少女戦士セーラームーンCystal】第6話……
タキシード仮面、初っ端から某エガちゃんの如く半裸に黒タイツという格好ぶりで視聴者のハートをキャッチし、
TVニュースで堂々と少女淫行で指名手配!! 絶対この世界のネット界隈でコラにされてそうw
挙句の果てに、中学生の少女を自宅にお持ち帰り…… いや原作からしてそうですけど、変態呼ばわりも止む無しか。
作画が学園ハンサムだとか色々言いたい事はありますが、もうタキシード仮面こと地場衛の一挙一動だけでも
お腹いっぱいですので、今後も彼の奇行を楽しみに視聴継続しようと思ってます。

【さばげぶっ!】最終話、えぇ、最初から最後までブレずに突っ走った名作でしたww
最後の結末がレズENDってもう(良い意味で)酷いとしかw これが…… 『なかよし』……ッッ
キャラクター性のアレっぷりとテンポ良いシナリオのギャグが素晴らしかったし、機会があれば原作も読んでみたいとこ。

【テラフォーマーズ】、圧倒的な力量差を有するジョセフに対し、片腕を犠牲にしてまで彼の片目を奪う劉……
本国に見捨てられながらもなお戦い続けるその背景にあるのは、排気ガスによって陽の光も届かず、
水も汚染された環境に生れ落ちたが故に、何としてでも「陽の光の当たる世界」を奪おうとする意地。
ってか、この人やっぱり第1部の副艦長と知人の間柄だったのですね。
……「人類の文明・バグズ手術」を奪おうとするテラフォーマー、「陽の光や綺麗な水のある世界」を望む劉ら、
そして地球人類を救う為「テラフォーマー(のサンプル)」、ひいては「火星」そのものを奪おうとする燈ら……
今更ながら、この作品のテーマの根底には「奪う者」みたいな概念が有るのかな、と思ったり。
ジョセフの手術ベースは「再生能力」を有すると判明しましたが…… 単細胞生物辺りが元ネタ?
 
 
■最近触れた作品

・機動戦士ガンダム 第08MS小隊 (作:大河内一楼) 全3巻
同名タイトルのガンダムOVA作品のノベライズ作品、数年前に中古で買ったきりでしたが、この度読了。
OVAの方は未見ではあるのですが、こちらの小説はガチで面白かったです!!
正直、自分が今まで触れたガンダム系統の小説作品の中で、一番素直に「面白い」といえたかも。

内容は、大筋は事前に外部サイトなどで聞き及んでいましたので知識に入っていましたが、
実際に読んでみると、全体的に第08MS小隊のゲリラ戦、シローとアイナのラブロマンスを描きながらも
小説ではむしろ「戦争の悲劇と現実」にすこぶる力を入れていた印象も感じられました。
特に噂に聞き及んでいた、シローと懇意にしてくれた少女のキキが、村を襲撃した連邦軍の兵士達によって
凌辱されて自殺するという悲劇…… それまで、その経緯ゆえにジオンと戦争を行う事に正統性を抱いていたシローが
始めて「戦争に正義なぞ無い」という事実に直面する、シナリオを通して非常に大きな通過点に感じられました。
他にも独自要素として挿入された劇中劇『キャプテン・ジョー』の存在も、数多くの少年を喜ばせた戦争ドラマが
いつしか戦意高揚を目的とした勧善懲悪のプロパガンダに成り果ててしまったという事に、連邦兵もジオンも
唖然とするという流れは、小説ならではの結実とも思いました。

登場人物の中では、スパロボでも印象的だったノリス大佐やっぱいい人だわぁ。アイナのマジ親代わり。
アンソロのせいでアイナに薬盛られている印象しかないギニアス兄さん、小説においては
彼がアプサラス計画に執着するのは、没落したサハリン家の復興でも、ましてやジオニズムの理想でもなく
宇宙線に晒された際、目にした『光の輝き』を戦場の中で再現させること」という、
まさしく狂気以外の何者でも無い執着と解釈され、これまたガンダム作品の中でも異彩を放っている印象有りました。

【第08MS小隊】からは既に主要人物が新章序盤で出番を用意されてましたが……
小説独自の要素としてシローとアイナの子供の名前が判明してますし、いっそ空想大戦においても
各登場人物の生死・顛末などを小説版寄りの設定にしてはどうだろうか、と意見してみます。
(少なくとも子供の名前は、OVA版では確実に名づけないものでしょうし……)
 
 
・女騎士さん、ジャスコ行こうよ (作:伊藤ヒロ)
こちらは何度か(という割には頻繁に)話題に出した【魔法少女禁止法】の著者である伊藤ヒロ氏が
この度出版されたライトノベルの新作です。そろそろ【禁止法】の方も続刊を……

内容は、異世界においてほぼ完全に自業自得で国を滅ぼされた姫と女騎士が、
元より確立していた異世界通信の技術によって現代地球の田舎町へと漂着。
地元の高校生・燐一郎の家に拾われ、この田舎町には彼女らに限らず異界・地下勢力などを出自とする
亡国の者達が臨時政府として居を構えていることを知る……という序文ではあるのですが、
本筋は一言で言ってしまえば田舎町へのスーパーマーケット誘致をかけた闘争です。

現代地球のサブカル文化を謳歌しようとした姫が、町が舎過ぎるが故にTV局もネットもその他流通も
滞っている事実に絶望、そんな中で車で数十分かけて行ったスーパーマーケットのダイナマイトジョニー……
所謂「ジャスコ」(本小説では、実在の旧ジャスコ(現イオンモール)っぽいスーパーの総称として使用)の
魅力に心躍らせてしまい、スーパーを経営しているオーク達を半ば強引に傘下に引き入れ、
村の住民達の暮らしガン無視で誘致を強行、主君が平和な町を戦場に変えようとする事態を前に、
燐一郎と共に立ち向かう…… というのが後半戦のメインパートといった具合です。

兎にも角にも、この手のサブカル作品では珍しく「田舎町のリアル」を幻想抜きで描いており、
明らかに過疎化が進んでいる1000人未満の人口(それ故に人外の亡命政府も積極的に受け入れている)、
堆肥や排ガスで決して綺麗とは言えない空気、そして便利さと豊かさの象徴である大型スーパーの誘致に対して
主人公含めどっちつかずな立場を取る住民達……と、【魔法少女禁止法】でも手腕を発揮されてました著者による、
極めて現実的な感触が印象的な一冊でした。この方はきっと、ラノベ業界に大旋風を引き起こしてくれるでぇ。

アニメイトで購入したらSSペーパーが付属、実際に大型スーパーにアニメイトが店舗出してるのには吹きましたww
で、エピローグを読む限りはまだまだ続きそうな予感…… こっちも中々面白かったですけど、そろそろ【魔法少女(ry
 
 
>>34 名も無き蜀軍兵様

>youtubeの東映公式チャンネルにて2年前に配信された『世界忍者戦ジライヤ』が今週火曜から
>再配信されました。ニンジャスレイヤー等の昨今の忍者作品にも引けを取らない
>ぶっ飛んだ忍者感は見ていて気持ちがいいです。ニコニコのシャリバン・ダイレンジャー共々
>継続視聴しようと思います。
おぉ、配信再開教えて頂きありがとうございます!(感謝
前回の配信はYoutubeの不具合で途中中断せざるを得なかったので、今度こそ最後まで見届けたいところです。

>この紘汰の選択、ゲッター線やビムラーはどういった裁定を下すか個人的に気になってます。
自分の見解としては、少なくとも進化を完全に放棄したのではなく
地球には迷惑の掛からない新たな文化圏を築き、そこにヘルヘイムの試練を委ねる」感じではあったので
現状では様子見、って解釈が妥当じゃないでしょうか。
……むしろサガラ自体が気に入った紘汰にドシドシ便宜を計らったりと、竜馬に執着してるゲッター線っぽいし。

>邪武のダークネスアームズはマルスのゴールデンアームズや冠のシルバーアームズと形状が似てますし
>それらのデータも採用して…とか? もしかしたら邪武との決着は冬の映画に回るかもしれませんね。
採用どころかまんま「本人」だったとは、正直予想外デス(サドンダスの声で

>そこら辺は以前話題になった「ヘルヘイムの侵食を受け放置されたコロニーのブロック」が…
>でもなんとかなりそうな気がします。
う〜ん、でも紘汰が地球上の“全ての”ヘルヘイムを連れてっちゃった事が確定してますし……
そもそも果実が繁殖するプラントをどっかに放置しても不味いですし、
できれば何らかの代替え策を設定上用意しても良いんじゃなかろうか、とは少し思います。

>ザック!生きとったんかワレェ!!
>ひとまず小説版か何かでどうして無事だったかを語って欲しいですね。
まぁ、普通に戒斗が殺し損ねてただけじゃないかなー、と。
小説は【ウィザード】が10月発売決まったばかりだし、出るとしても来年中盤以降ですかね。
ペース的には、それまでに戦隊の新作ノベライズが発表される可能性もありますし……



36 名前:呉織あぎり ◆OZcRL0X5xE :2014/10/04(土) 00:03:50

新スレへの移行おめでとうございます。
そしてTPC一刻館支部隊員さん、スレ立てお疲れさまです。

どうも、またしてもご無沙汰してしまって申し訳ありません、呉織あぎりです。
SSの続きを投下する目途もついたので、こうしてご挨拶に伺ったのですが、
正直なところ任務の方がまだまだ予断を許さない状況で、
本格的に復帰できるかどうかはちょっと微妙な感じです(汗)。
(もちろん、なるべく早く完全復帰できる努力していくつもりではありますが……)

兎にも角にも、いまは『仮面ライダーという名の宿命(かめん)』の完結を
第一の目標として執筆活動を続けていきたいと考えているので、
なにとぞよろしくお願いいたします。

37 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2014/10/04(土) 00:06:03
【第27回】


るん「あっ、ごめんなさい……。もしかして邪魔でしたか?」

 突然現れた桐生に対してのるんの反応は、意外なまでに常識的である。

桐生「いや、俺の方こそいきなり話しかけて悪かった。
   若い娘が二人して自販機の前にたむろしてるのが見えたもんで、気になってな」

るん「それが、お金をこの下に落としちゃって」

桐生「はは、やっぱりそうだったか」

トオル「(るんちゃん、本来の目的を忘れてる……?)」

 500円玉の回収作業に取り組んでいたトオルは、
初対面の人間を前に早くも打ち解けた様子を見せる友人に対し、かような不安を感じ始めていた。

相手がどんな人物であっても壁を作らず同じ態度で接するがゆえに、
誰とでもすぐに親しくなれるのがるんの特性であり長所であることは、
幼馴染として長い時間を共に過ごしてきたトオルが一番よく知っている。
だがその代償というべきなのか、あまりにも注意力が散漫であるのは、いかに親友であろうとも看過しがたい部分だ。

 トオルとしては、“ジュースをおごってあげたい”という
るんの願いを叶えるためにこうして地面に這いつくばってまでいるのに、
肝心のるんが自分をほったらかして赤の他人と話し込んでいれば、さすがにやる気が削がれてしまう。

桐生「ところで、嬢ちゃん達はこの辺に住んでるのか」

 そんな気持ちを知ってか知らずか、
通りすがりの“ライダー”を名乗った男はトオルへもフランクな態度で話しかけてくる。

るん「ええ、そうですけど……」

桐生「だったら、この地区のどっかに喫煙所があるか知らないか?」

るん「喫煙所?」

桐生「いや、実は煙草を買ったはいいんだが、灰皿を持ってなかったのをついさっき思い出してな……」

 そう言って、煙草の吸殻を持ったままの右手をかざしてみせる桐生。

トオル「それならあっちの公園の中に、喫煙スペースがありますから……」

 彼の頼みごとを聞いたトオルは作業を中断して、彼に喫煙所の位置を示してやっていた。
枯れ枝のように細い指先が指したのは、一週間ほど前にトオルと名護啓介とが遭遇を果たしていた、曰くつきの場所でもある。

桐生「おっ、そうか……。忙しいとこにすまなかったな。アンタらもまぁ、頑張ってくれよ」

るん「あ、はいっ」

 バイクを手押ししつつ自動販売機の前から去っていく桐生に向けて、
るんはどこか気の抜けたような反応を返していた。

るん「私達って……、何を頑張ってたんだっけ?」

トオル「!?(やっぱり忘れてる……)」

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

Mバッタ『! バイクを停めろ、麻生』

麻生「……どうかしたのか?」

 桐生豪が二人の女子高生の前から一旦姿を消した頃、
彼と同じく大いなる何らかの力に導かれるようにして、葵ヶ丘高校がある地域へと足を踏み入れる者がいた。

 奇しくも桐生と同様、望月博士を始めとする望月家の人間とは浅からぬ縁を持つ、麻生勝である。

愛用のバイクに跨りあてどない旅路へと繰り出すつもりでいた麻生は、
現在の相棒であるミュータントバッタが送りつけてきたテレパシーを訝しみながらも、その指令に従う姿勢を見せていた。

Mバッタ『……貴様こそ何も感じないのか。
     これほどまでに強力な奴の思念が、いまだこの区域エリアに残留しているというのに』

麻生「なに……!」

 ミュータントバッタが言い放った“奴”という単語に、一等強い反応を示す麻生。
彼らにとってその代名詞が指し示す存在は、たった一つしかない。

麻生「まさか奴が……、ネオ生命体がこの近くにいるというのか……!?」

 かりそめのパートナーの言葉に危機感を覚えた彼は急いでバイクから降り、
感知能力を最大限にまで高めた状態で周辺の景色を見渡した。

しかし、ミュータントバッタが言うような強力な思念を感じ取ることはできなかった。
本当にこの近辺にネオ生命体が潜んでいるのだとしたら、
そのプロトタイプ=仮面ライダーZOとして改造された麻生勝の意識は、真っ先にこれを感じ取っていなければならない。

Mバッタ『慌てるな。キャッチできたのはあくまで残留思念……。
     奴の本体がこのエリアに存在しているわけではない』

麻生「どういうことだ?」

Mバッタ『大した意味はない。ネオ生命体がこの辺りに出現したことは確かだが、今はいないということだ』

麻生「なら、いま奴は何処にいるんだ」

Mバッタ『それはわからない』

 麻生の呈した疑問に、ミュータントバッタは淡々とした調子で答えていく。
一切の感情を出さないその声が、かつて師と仰いだ遺伝子科学者・望月博士とそっくり同じであるという事実は、
麻生にとっては何とも不気味に思えた。

麻生「わからない? ここまできて何故……」

Mバッタ『思い出してみろ麻生。
     以前我々が同じようにして奴の行方を探っていた時……、その場所では何が起きていた?』

 ミュータントバッタの思念波を用いた指摘を受けて麻生は、当時の出来事を思い返してみた。
それは、自身を旧BOARDなる組織の所属と語る『仮面ライダー』、ブレイドと出会った時のことでもある。

麻生「! 時空クレヴァス……。まさか……!」

 その先の思考を言語にしてアウトプットする必要は彼にはなかった。
元より話し相手のミュータントバッタは、テレパシー能力を駆使して麻生の考えを読み取り、
彼の脳内へダイレクトに返事をよこしてくるのだ。

Mバッタ『そのまさかだ。
     奴はこのエリアに発生した時空クレヴァスを利用して、別の世界へと移動したのだろう。
     ……恐らく、己の力をより完全なものへと“進化”させるために』

麻生「ネオ生命体は……、まだ完全体への妄念に取り憑かれているのか……」

 かつてより強大な力を求め、機械獣母艦フォッグ・マザーの残骸を吸収したものの、
反対に自分自身の意識を乗っ取られて消滅したというネオ生命体の哀れな過去を知っていた麻生は、
死してなお更なる力を求めて現世への復活を果たした彼の、まさしく底無しの強欲さに戦慄を禁じ得なかった。

Mバッタ『奴の欲望の力を侮るな。ネオ生命体とは望月の手によって
     深淵の魔王の遺伝子より産み落とされた、業深き存在なのだ』

麻生「(深淵の魔王……、『底無し淵の王アポリオンの遺伝子』か……)」

 語感からして禍々しい雰囲気を醸し出すそのキーワードをすでに、
麻生はミュータントバッタから幾度から聞かされていた。

 そもそも『深淵の魔王(アポリオン)の遺伝子』とは、この世に八種類あるといわれる魔王の遺伝子の一つである。

東和大学考古学部の堀口教授の研究によると、
それらははるか古代にソロモン王の手で封印されたものの、現代では八つすべてが行方不明であり、
その在処を知る者はいないのだという。

だがミュータントバッタ曰く、望月博士はある極秘ルートを通じて『深淵の王の遺伝子』を入手、
これに様々な品種改良を加えて完全生物・ネオ生命体を産み出そうとしたのである。

何故、麻生の意識が回復した際にその副産物として誕生したに過ぎないミュータントバッタが、
かくも裏事情に通じているのか、当然ながら疑問に思った麻生だったが、
当のバッタにいくら質問しても
「私は望月の意志を触媒として作られたのだから、あの男の記憶を継承していても何ら不思議はない」
などと曖昧な答えを返すばかりであったので、
結局麻生は彼の言うことを鵜呑みにはせず自らの足で真実を突き止めることを決心していた。

麻生「しかし、仮にネオ生命体が時空クレヴァスを通って異世界に向かったとしたら、
   それは今日から一週間以上前の出来事になるはずだ。
   そんな長い間、奴の思念の欠片がこの場所に残留できるものなのか……?」

Mバッタ『信じるか否かは貴様の勝手だが……、私が述べていることは全て事実だ。
     それが私という存在に課せられた役割だからな』

 ミュータントバッタは口調こそ普段と同じ抑揚に欠けたものであったが、
その発言内容には自分の話を“事実”として受け取ろうとしていない麻生に対する不満が滲み出ている。

麻生「……何もお前の言うことを疑ってるわけじゃないさ。
   だが、お前や俺にもまだ何か見落としている事実があるかもしれないだろう」

 意外にも人間くさい思考パターンを見せる相棒に苦笑しつつ麻生は、
姿をくらましたネオ生命体と彼が残したとされる思念波について更なる情報を得るべく、周囲の探索を開始した。

38 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2014/10/04(土) 00:06:50

○るん→桐生と会話するうちに、本来の目的を忘れてしまう。
○桐生豪→トオルから聞いた話をもとに、公園にある喫煙スペースへ向かう。
○トオル→るんや桐生の相手をしながらコインの回収作業を続ける。
○ミュータントバッタ→ネオ生命体の残留思念をキャッチし、麻生にこれを伝達する。
○麻生勝→Mバッタからの情報を頼りに、周辺区域の探索を開始。

39 名前:名も無き蜀軍兵:2014/10/04(土) 20:30:11
>>35 無名の妖怪ハンター様
>少し前に全クリした【プロジェクト クロスゾーン】、もし次作が有るのなら
個人的にはセガ枠にオリジナルフェイ・イェン(容姿は初代)、
バンナム枠にクレスが欲しいですね。

後、ミストさんはもう許してやって下さいよ…
何度も言うけど悪いのは脚本であって彼自身じゃないのに。

>できれば何らかの代替え策を設定上用意しても
そういえば仮面ライダーキバでファンガイアが人間から搾取するライフエナジーの
代替となるエネルギーの開発に着手してましたし、それを使うのもありですかね?

>前回の配信はYoutubeの不具合で途中中断せざるを得なかったので
そうでしたか。継続視聴頑張ってくださいね。


>>36-38 呉織あぎり様
ご無沙汰してますー

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
トオル達と桐生さんの交流、時空クレヴァスを通して何処かの異世界へ
向かったネオ生命体の思念を追う麻生…果たしてどう繋がる?
そしてネオ生命体はどこへ向かったのか?

次回も楽しみに待ってます。

40 名前:無名の妖怪ハンター:2014/10/05(日) 23:00:25

音沙汰無かった【魔法少女禁止法】2巻、今年の10月31日にようやく発売決定ッッ!!!!(号泣
兎にも角にも、無事未完で終わらなくて良かった……! メッチャ楽しみ。

http://www.moegame.com/sfx/archives/201410011425.html
【仮面ライダークウガ】、月刊ヒーローズ誌上でコミカライズ版が連載開始するとの告知が入ってきました。
脚本は井上敏樹氏とのことで、荒川氏が執筆した小説版とはどういう方向性の違いが出て来るかにも少し期待。
作画は【伴天連XX】の人とのことで、読者としてはその点については心配は要らないと思ってます。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第1話……
遂に始まりました新番組、第1話冒頭から敵勢力「ロイミュード」の進行によるカタストロフが発生。
原理は今のところ不明確ですが「自分達以外の時間を急激に遅くする」という減少(通称:どんより)を伴って
破壊活動をするなど、所謂時間能力者的な描写が有りますが、第2話以降で詳細なバックボーンが明かされていくのにも期待です。

で、殺人犯を追い詰めた際に不運にも「どんより」に遭遇、結果自身のミスが原因で
相棒を再起不能(公式の記述より)させてしまった過去を持つのが、本作の主人公・泊進ノ介。とーちゃん
事実上の島流しとして特状課に転属されられた身で、普段は平時から仕事もサボりっぱなしの性分だが
切っ掛けさえあればドライブが入り、キレ者の警察官へと覚醒する…… という、中々悪くない性格設定かも。
そしてベルトさんのエージェントこと、進ノ介の同僚・霧子ちゃんぐうかわ。ミニスカ!パンスト!
なんかすっげぇジャンプする辺り常人ではないと思われますが、果たして彼女の素性は。

ギミック的には、時間操作能力を有する敵勢力、自立活動して敵にアタックする小型変身アイテム、
そしてフォームチェンジの際に外したタイヤが敵にぶつかっていくなど、仮面ライダーとしては
【仮面ライダーカブト】を想起させる要素が多く散りばめられてる印象も感じましたね。
特色と謳われた「カーアクション」については第2話で存分に発揮されるとのことで、視聴者を惹きつけてくれることに期待。

そして、CMにて今年冬のMOVIE大戦も告知。
【鎧武】側のシナリオも、やはりTV版の後日談として展開する模様…… やっぱり紘汰はイーノックなのですね(汗
 
さて、【ドライブ】の世界で「どんより」が発生したのはおよそ半年前……
自分のイメージとしては、【鎧武】で沢芽市がインベスに占拠され、全世界が混乱に陥る事態が終結するまで
およそ一月も経過してないと思ってるので、時系列的に【鎧武】最終回と【ドライブ】第1話は
ほぼ同時期ぐらいという見識だったりするのですが、どうでしょ。


【仮面ライダー】第29話……
冒頭で三葉虫は1800万年前の生物と言及されてますけど、史実的にはあと一ケタ足りないのですがそれは。
仮面ライダーの主題歌が普通に子供達が歌ってるのは…… まぁ東映版蜘蛛男(要英訳)も
流行りのバンドにテーマ曲作られてましたし、ウルトラマンAに至っては歌詞で正体バレされるわ……

遂に始まった【ログ・ホライズン】第2シリーズ第1話…… うん、安定して面白かった!!(一応ネタバレ伏字)
シナリオは勿論半年前からの続きで、シロエ達と久々に会えたのは嬉しい限り。
ミノリに五十鈴といった女性陣も可愛い(笑) ロリ大学生のアカツキに日本全国のシャア総帥大歓喜
聞くところによれば一部スタッフと製作会社が第1シリーズから入れ替わったそうで、
そういやシロエとアカツキの慎重さも微妙に縮まって犯罪集が軽減お似合いになったような印象も。

で、第2シーズンからの要素として、現実世界の頃の回想シーンが挿入されるようになり、
何気に現実の直継がちょびっとだけリアルタッチに描かれてたのには笑いましたw
……EDにおけるシロエの“リアル”と、並び立つシロエとアカツキ。これらが暗示する今後の展開とは一体。
そういや『大災害』が起きた後、シロエ達がリアルでどうなってるのかって原作小説のサイドでも
でも未だ描写されてないっぽいですが…… ちょい不穏な予感が。


【普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。】最終話…… 素晴らしかった!感動した!! だが無意(ry
いやぁ、個人的に今季のニコニコ配信アニメでは正直、一番面白かったです…… 流川ガールズ最高!!
何ていうか、最初から最後まで「ろこどる」としての魅力を焦点に当てたシナリオ作りが好感持てたというか何というか、
総じてスタッフ側からも愛されて製作されたんだな、ってのが実感できた良作でした。
原作ストックが溜まったら、数年後くらいにまた第2期とかやってほしいなぁ、と。

【フランチェスカ】第13話、色々と判官贔屓されがちな源義経が、北海道に纏わる都市伝説要素として登場。
といっても実際の所、大陸渡ってジンギスカンになった説含め、信憑性が殆どない伝説の類っぽいですが。
義経=ジンギスカン説と言えば、三浦健太郎先生の漫画【王狼】でも扱われてたのが印象深いです。

【大鉄人17】第15・16話…… 15話は前後編の後半戦で、敵側の幹部だったキャプテン・ゴメスの退場回。
ブレインの造反を計るも、結局腹心のチーフキッドが「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」した事で頓挫、
戦艦ロボットに搭乗してワンセブンに挑むも敗北、キッドの手により自爆装置を起動されて落命する事に……
敵ながら悪役の魅力たっぷりでしたし、剣持隊長との大人なやり取りも見ごたえありました。退場惜しいなぁ。
そして続く16話では、やはり放送当時の子供達には受けなかったのか、コメディリリーフのガンテツさんや
アジア系マフィアな出立のブラックタイガーが新登場する等、ややヒーロー物っぽくテコ入れがなされた印象。
ただ新登場の面々は個人的にも中々好印象でしたし(ベクトルは両極端ですが)、個人的には今後も期待です。

【テラフォーマーズ】、火星宙域に現れし破壊神…… 中国の有人衛星兵器、九頭竜!!
……まさか本当に邪神を引っ張り出してくるとは(滝汗) 600年後の宇宙船がダライアスなのはSF的にある意味必然か。
間違いなく殲滅兵器としての装備を有してるでしょうし、クルーの面々にとって相当ヤバい事態なのではコレ。
テラフォーマーがこれを乗っ取るとかの行動に出てくれれば、色々とワンチャンの可能性も有りうるかもですが……
そしてジャンプ掲載の読切、こちらは燈達がMO手術を受けた直後に発生した事件を舞台とした内容で
テラフォーマーのクローンが拘束を離れて暴れだすという展開でしたが、人為的に造られたまっさらな状態で
既に人類に対して敵意を持つ辺り、TFの人間への殺意は遺伝子レベルでの“本能”ってやつなんでしょうかね。
あと女性陣の乳比べで最下位の加奈子ェ……
公式ガイドブックもこちらで月曜入荷のはずですし、確保次第感想書くかもです。
 
 
■最近触れた作品

艦これの影響で戦史物を読み始めて以来、ノンフィクション物が妙に面白いと思えるようになってきた気が……
現在、佐々淳行氏の【連合赤軍「あさま山荘」事件】、実際に日本で発生したテロ事件の貴重な実録NFとして読んでます。
 
 
・空母「飛鷹」海戦記 (著:志柿謙吉)
さて、艦これの方で飛鷹のボイス更新があった頃、その繋がりから本屋で購入してみた本書ですが、
今後の艦これ二次創作にも活かせるかと思い読んでみましたが、凄い良かった!!
著者の志柿氏は、大戦中に実際に海軍として「飛鷹」に副長として搭乗した経験がある方とのことで、
氏が遺した手記を息子さんが編集、21世紀になり書籍として刊行されたそうで、無事埋もれずに済んで良かったです(涙

内容は、どちらかというとWW2当時における志柿氏の自伝的側面も有したもので、
インドネシアのアンボン島におけるオランダ軍の撤収、地元原住民との交流などが記され、
題の「飛鷹」に志柿氏が転属するのは、本書の後半部分からとなっております。
やはり海戦に関わった当事者本人が執筆した事もあり、実際の飛行看板がどのようなものだったとか
他の艦船に関わる人物と氏がどう関係あったとか、色々興味深い記述なども多くて読み応えありましたね。

他サイトの感想を読んでみると、本書籍はマリアナ沖海戦における「敗戦」の一因に触れていることも珍しいとのことで、
出撃前に磁気コンパスの自差修正ができなかった事、艦隊行動中に衝突しかけるなどの訓練不足など
そういう点についても当事者の視点から暴露されており、貴重な記述ではありと思います。

もし艦これに飛鷹改二が実装された時に時報ボイスが追加されるのなら、本文でも縁が深く描写された
満潮や大鳳、あと(実装されるんなら)伊29との関わりを連想させる台詞が追加されたら嬉しいな、なんて。
子供と鬼ごっこや馬跳びに興じる飛鷹さんとか、SSのネタとして夢想してみたけど悪くないかな?
 
 
・ダイナマイト刑事 BURNING 2020 (作:おかず)
【プロジェクトクロスゾーン】にも参戦した、SEGAのゲーム【ダイナマイト刑事】の小説版です。
今年の5月頃に出版された作品でしたが、数ヶ月積んだままだったのを一念発起して読み終えました。

内容は原作ゲームシリーズの延長線上、現時点での最新作【EX】の十数年後という位置付けの作品で、
同作ラストでウルフ本郷との決着を着けたブルーノだったが、大統領夫人キャロラインの陰謀により
事件に関わった刑事たちは皆免職され、また疎遠だった家族とも縁を切られ、十年近く破戒的な人生を過ごしていた。
そんな彼だったが時を経た2020年、キャロラインの依頼により日本での対テロリストアドバイザーとして来日、
警視庁組織犯罪対策二課対外特殊係……通称「ガイトク」に出向した香港出身の刑事サトウ・レイジと共に、
2020年東京オリンピックを目の前にして未曽有の好景気に湧いた日本へのテロリズムを目論む勢力、
ひいてはそれらを利用しようとする黒幕キャロラインの放ったスパイに挑む…… というあらすじとなってます。

原作ゲームは未プレイですが、もう本当に面白い!! 作者が刑事ドラマとかを見漁った快もあってか
ゲームさながらの破天荒アクションは終盤になってからですが、それまでにも近未来を舞台にした
ポリスアクションとしてのシナリオもしっかり練られており、B級アクションのノリとしては非常に楽しめました。
兎にも角にも、美少女ばっかりのこのレーベルの小説で、ハゲ親父と青年刑事にときめくものがあれば是非、買いです。

PXZプレイした身としては、【ダイナマイト刑事】要素も本小説の後日談としてのイメージで扱えないかなぁ、と思ったり。
何気に本作に登場した総理大臣、創作作品でも珍しい「善玉の国家元首」なので、空想大戦の剣内閣の設定にも
上手く組み込んでみたいところではあります。後々続編が出たら涙目ですが。
で、総理大臣の孫娘であるキャロラインとは違い美少女の愛魅瑠ちゃん…… 可愛くて好きなんだけれども
初登場時の挿絵が某クソ提督製造機にデジャヴを感じてしまったのは気のせいでしょうかね(汗
 
 
>>36 呉織あぎり様

おお、お久しぶりです!!(涙) 数カ月ぶりにこちらに顔を出して頂きありがとうございます!

>どうも、またしてもご無沙汰してしまって申し訳ありません、呉織あぎりです。
>SSの続きを投下する目途もついたので、こうしてご挨拶に伺ったのですが、
>正直なところ任務の方がまだまだ予断を許さない状況で、
>本格的に復帰できるかどうかはちょっと微妙な感じです(汗)。
>(もちろん、なるべく早く完全復帰できる努力していくつもりではありますが……)
そうですか…… 自分もリアルじゃ決して暇ばっかじゃないですし、お気持ち察します。
もし暇などがありましたら、自分の執筆したSSについても感想などありましたら一言お待ちしております。

>兎にも角にも、いまは『仮面ライダーという名の宿命(かめん)』の完結を
>第一の目標として執筆活動を続けていきたいと考えているので、
>なにとぞよろしくお願いいたします。
了解しました。兎にも角にも、御自分のペースで頑張って下さいね。

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
う〜ん、前の投稿から感覚開いたこともあり、どんな展開だったか半分うろ覚えでした……(苦笑)
まぁそれは兎も角として、話の本筋としては麻生勝とMバッタが、ネオ生命体が時空クレヴァスを利用して
異世界へと移動した痕跡を察知。設定的に【HERO SAGA】の展開を踏襲されてるのが嬉しいですね。
果たしてネオ生命体は新天地でどういう活動をするのか、そしてSSで姿を見せるのはそちらでの動向か
はたまた新たな力を手にしての凱旋か…… 続きが楽しみです。

そして、旧編・新章にて重要なキーワードとして扱われた『蠅の魔王の遺伝子』に続く、
新たな『深淵の魔王の遺伝子』なる要素の存在が言及。ネオ生命体はどうもそれを基に創造されたとのことで……
ソロモン王と言ったら、そういや今年の初め頃に完結した【デビルマンG】でも扱われてたな、と連想しました。

喫煙描写と言えば、自分は非喫煙者ではありますが、祖父が遺した古本や興味本位で調べたWEB知識などで
そこらに纏わる雑学的なものは仕入れたので、こちらのSSでも今後に活かせたらいいな、とは思ってます。
 
 
>>39 名も無き蜀軍兵様

>個人的にはセガ枠にオリジナルフェイ・イェン(容姿は初代)、
>バンナム枠にクレスが欲しいですね。
テイルズ勢はナムカプとPXZ共に、発売当時における「シリーズの最年長主人公」から選出されたんでしたっけ。
(他作品のキャラが大体年長多いので、自然にクロスオーバーし易い面子にしたとか)
ロボ枠だったら、むしろコンパチヒーロー準拠で「パワードスーツ・ゲシュペンスト」のギリアムとかどうだろう、と思ったり。

>後、ミストさんはもう許してやって下さいよ…
>何度も言うけど悪いのは脚本であって彼自身じゃないのに。
これについての見識は、Twitterで述べたとおりということで…… 一応程々にはしますが。

>そういえば仮面ライダーキバでファンガイアが人間から搾取するライフエナジーの
>代替となるエネルギーの開発に着手してましたし、それを使うのもありですかね?
自分としては、九十九乱蔵とかそういう退魔系の(組織ではない)個人とコンタクトを取って
妖魔退治のついでに捕食を斡旋してもらうとか、そういうのも考えてたりしました。
個人的な希望、できれば一言二言で問題解決させずに“現在進行形”で命を繋いでるって方が
原作の仁頭(ひいては【ウィザード】という作品)らしくて良いんじゃないかな、とは思ってたりします。


41 名前:無名の妖怪ハンター:2014/10/12(日) 23:16:45

アニヲタWikiで、ウルトラシリーズに纏わる各項目、並びに各ページのコメント欄とかを流し読みしてたのですが
色々と考えさせられる側面や考察などが多く掲載されてまして、感銘受けさせてもらったな、と。

今月末発売の【小説 仮面ライダーウィザード】、Amazonの方で粗筋が公開されました。
ファントム残党と戦う晴人という触れ込みからして本編終了後の後日談なのは確実っぽいですけど
黒い仮面ライダーに変身する「もう一人の晴人」とは…… 現在連載中の【HERO SAGA】ウィザード編でも
まんまそんなネタを扱ってるのですけど(偶然)、そちらとはどう差別化されるのか期待してます。
  
 
艦これ、新規に改二実装されたのは、駆逐艦枠から初春!!
絵師の方の再登板が危ぶまれる噂もありましたが、無事にゲームに再び関われたようで心から安堵。
これで個人的には叢雲の新グラが来てくれれば…… いや他に改二実装すべき艦は有ると思いますが。
……という訳で、11月のプチイベント開催発表と同時に、「スリガオ海峡で喪失した悲劇の戦艦」のif改装追加が決定。
該当するのは扶桑姉妹…… 利根と筑摩みたいに姉妹同時って可能性も高そうですけど、やっぱり改装設計図が
必要になりそうなので、そこら辺だけが正直懸念ではあります。春イベントみたいに大放出してくれんかなー。

あと、各所で話題になってますけど、コミカライズの一作【Side:金剛】が休載状態のまま連載終了とは……
色々と良い部分が光るコミカライズだったのになぁ、かなりショック。
せめて他の作品(特に同編集部の水クロ)は着地点を見つけて無事完結を迎えてほしいとこですが。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24660838
二次創作で色々とガチレズ扱いされてた大井っち、公式でまさかのバイセクシャル確定。
北上様にご執心な一方、提督にもかなりヤンデレ気味な行為寄せてくるあたり、ちょっと怖いけど可愛いw
各種漫画でも取り扱われてた阿武隈と北上の一件、時報見る限りは向こうが一方的に気にしてるってだけなのですね。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1269021
家弓家正氏のご冥福をお祈りします…… Wikipediaによれば、ニンジャスレイヤーのドラマCDにも
ダイコク・ニンジャ役で出演されてたとのことで、時間を見つけて聞いてみます。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1273650
結構昔から言われてますけど、ポケモンの解説文って存外「黒い任天堂」な側面が垣間見えますよね……
確かヤドンの尻尾が食用にされる設定があったはずですけど、メノクラゲ食用とかタマタマがピジョンの餌だとか
探してみればそういう見解は思いのほか多い訳で……
ポケモンって実際、SSのシナリオ上で何かしらの存在に「食用」にされる描写って問題ないでしょうか?

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24650976
スパロボCC、遂にハーデス神の復活編へと突入。
バジュラ達の犠牲によって離脱に成功した自軍でしたが、ミケーネ勢は時を同じくして復活した
恐竜帝国(ネオゲ版)と共謀…… まさかの帝王ゴールには正直驚きましたが、そういや中の人が同じな訳で。
ニオンは石川賢先生の漫画版からのキャラクターでもありますが、小説版ネオゲを読んでいると
OVA視聴時と比べて、彼に対してもまた違った見方ができるな、と。
と言うか、何気にネオゲは自分の中でも結構思い入れ強い作品でもあるので……
 
 
■今週の作品、色々と

色々と賛否呼んでるらしい実写版ぬ〜べ〜、一応録画はしたので視聴してからレビューしようかと。

【仮面ライダードライブ】第2話……
はぁ…… 黒ストの霧子ちゃん可愛い、超可愛い。内田理央さんのファンになります。
絶対に笑わない以外にも、妙にシュールな大ジャンプが妙に定着した感ががが。
来週のエピソードで、彼女に纏わるバックボーンが扱われるみたいなので期待したいとこ。

搭乗マシンを駆りながらの変身は初代ライダーを連想させるなー、と思いつつ
思いの外アクション方面に力が入っていた印象を受けた第2話。
「止まった世界の中での戦い」という点は【カブト】を連想させますが、完全に隔絶空間だったあちらと違い
こちらは時間から切り離された民間人も、ライダーと怪人の戦いを視認して関わるなど
そういった点が「市井に認知されるライダー」としての側面に繋がってゆくのかな、とちょい期待したいです。
……相手を完全に拘束して、徹底的にギアをかけての必殺キックはえげつねーなー、と思いつつw

で、今回の敵ロイミュードは全108体存在するとのことで、今回から所謂幹部格の面子も姿を見せましたが
それよりも視聴者的に気になったのは、アイアンロイミュードが今わの際にドライブを指して言い放った
「仮面ライダー」と言う単語…… ロイミュードもそうですが、ヒーロー側の出自に関しても解明が待たれるところです。


【神撃のバハムート GENESIS】第1話…… ゲームの方は正直興味ありませんでしたが、
かの名作【伝説巨神イデオン】のユウキ・コスモが主人公と聞いて(違)、何となく惹かれて視聴してみました。
感想…… やっぱソシャゲーは稼いでいるだけあって作画凄いなー、と(汗
割とファンタジー世界観としては王道な気もしますし、宇宙を滅ぼしそうなアフロの主人公も
個人的は嫌いじゃ無かったので、2話以降にも期待。イデオンは何時出るのかな?
ヘルヘイムってキーワードを聞くと、やっぱり某ライダーの方を連想してしまうのは致し方なし。

【デンキ街の本屋さん】第1話…… イイ!こういう雰囲気の作品嫌いじゃ無い!先生ぐうかわ。
自分の地元だと、所謂アニメ・ゲーム専門店というと旭川のアニメイトくらいしかないですね……

【フランチェスカ】第14話…… 源義経のみならず、新撰組の面々も今際の際に在りし日のフランチェスカと
出会っていた事が判明。ぶっちゃけ彼女の素性って、単なるアンデッドではなく「北海道そのものの意思」とか
そんなキャラ付けなのではないかと勘繰ってしまうような伏線が……
ここ数話で急激にシリアス分が増したエロメガネ氏の安否、そして存在が示される「真の黒幕」とは一体。

【大鉄人17】第17・18話…… うん、一気に対象年齢層が下がった!(迫真
いやまぁ作戦が都市攻略から、無差別殺戮や三郎の新幹線(に偽装したロボット)ごと拉致といった
明かな「悪の組織」っぽい物に切り替わった件も含め、自分は正直嫌いではないですよ、ハイ。

【仮面ライダー】第31話、仮面ライダーがアリガバリに敗北を喫する光景を目にした五郎が
PSTDに陥るという事態を前に、ショックでしょげる隼人に対するおやっさんの一言、
たった一人の子供の願いも叶えてやれずに、やれ正義だの人類を守るだの、デカい口叩くな!
なんていうか、ヒーローはやっぱり視聴者の子供達にとって身近な存在であって然るべきだと思うのです。

【テラフォーマーズ】、中国軍の放った軌道上射撃により、劉が味方に討たれる末路を迎える事に……
果たして劉がジョセフに託した言葉の真意とは、そしてゴキすらも寄せ付けない九頭竜攻略の道は。
んで、中国軍のメンバーの一人…… どう考えても爆の関係者だよなぁ。
 
 
■最近触れた作品

・ザ・松田 超人最強伝説 (作:平松伸二) 2巻
今年初めに購入した【ザ・松田】最新作の続刊にして完結編、無事購入できました。
話の内容自体は「まだまだ戦いは続く!」なノリで締めてるので、ちょっとばかし寂しいなぁ、って気持ちも正直。

んで内容…… 細けぇこたぁいいんだよ、っつーか、むしろガチで細かい事考えずに突っ走ってる様がいっそ清々しいです(滝汗
アメリカに舞台を移しながら外道相手に暴れまわっていた松田さん、台風すらも男塾顔負けの力技で蹴散らした後は
帯にも書かれた“宇宙の外道”…… 正真正銘、エリア51に潜む宇宙人と対峙するというトンデモ展開に。
といっても宇宙人は別に悪い奴じゃ無く、敵対したのは宇宙人と地球人の遺伝子から造られた怪物でしたけどね。
流石にネタが飛躍しすぎかなーとも思いましたが、地球人に対して見下す態度を取る宇宙人相手に
小粋な機転をもってして鼻で笑い飛ばせる松田さんは大物やなー、と思わずには。

そして自身の捕獲を試みたアメリカ空軍すらも単身蹴散らし、ソッチ五輪にも寄り道した松田さんの行く先……
最終章ではやはりというか何というか、WEB上でも話題の絶えない現代日本の情勢に纏わる話題を取り扱う事に。
内容が内容なだけに、所謂「ネット右翼」的な視点に偏った読者が読んだら色々ギャーギャー言われるんじゃないかと
少し思いましたが、基本ウヨサヨどっちつかずな自分としては、どういう視点の物事や時事に対しても
常に平等なカウンター的な意見が用意されて然るべきだと思うので、個人的に2巻ラストの展開は十分有りな範疇かな、と。
……原発反対を謳いながら、圧し折った風車をブン回して、太陽光発電パネルをぶっ壊すというオチは
果たして現状のエネルギー政策に対する皮肉か、それとも作者がガチで細かいことを考えるのを放棄してるのか(驚愕

兎にも角にも、平松伸二先生お疲れ様でした。次回作も楽しみに待っております。
……またいつか、どこかで松田さんを復活させても読者的には全然OKなのですよ?(チラッ
とりあえずこれでシリーズがひと段落したという事で、空想大戦にも大手を振って松田さんを登場させられるな、と。
 
 
・キノの旅 the Beautiful World (作:時雨沢恵一) 18巻
さて、今年に入って盛大にハマり、一気に(当時の)最新刊まで読み進めてしまった本作。
初めてリアルタイムで刊行された最新刊を読む形になったので、色々な意味でワクワクしてました(笑
内容は相も変わらず、かつ数ヶ月ぶりに新作を読めたので非常に懐かしい想いも強かったですが、
やっぱり久々にキノ達に出会えたのは良かったなぁ、と。
(以下、一応伏字に)

一応ネタバレは避けますが、オリンピックや世界遺産認定等々、現実の社会風刺に繋がるエピソードは数多く、
特に個人的に印象的だったのが、人類が自分の想いのままの年代を一生享受できるようになれば、
結果的に一番望むであろう環境は何になるのか、というテーマを描いた「止まった国」、
キノ・フォト・シズの視点を経由し、数奇な運命の巡り会わせが残酷なラストに繋がる「復讐の国」でした。
チョコレートに纏わる短編2作は、今年のバレンタイン頃に併せて雑誌掲載されたものだそうで。

そして締めの「キノの旅の国」…… Bパートでキノとエルメスが幾らなんでも別人すぎやしないか、と思ってたら
こういうオチだったとは(滝汗) 事実も原作も有りきながら、タイアップと業界の柵で別物になってしまうのは世の性ですかね。
とりあえず映画版キノ(30)も個人的にはそこそこアリではありますが(笑


・小説 ウルトラマン (作:金城哲夫)
一年に一度の札幌巡りで、あちらのブックオフを覗いたところ、なんとまさかの本書発見!!(歓喜
Amazonでずっと値が張ってて手が出せまでんでしたが、この度幸運にも460円と言う安価で確保できました。
本書はウルトラシリーズ最初期の脚本を務めた故・金城哲夫氏による初代【ウルトラマン】のノベライズである表題作、
そして同氏による【円谷英二物語】、【ウルトラセブン】の一部エピソードの脚本を併録した体裁となっております。
初代のノベライズは元々児童小説ってこともあり、書籍の大半がセブンのシナリオが占めている感じですね。

ウルトラマンの小説の方は、漫画【ウルトラマン THE FIRST】の方にも一部設定が取り入れられたと聞き及んでましたが
実際に読んでみると、内容的には主人公ハヤタにスポットを当てて、一人の人間として色々と掘り下げている印象もあり
噂に聞く「科学特捜隊に入隊する為の過酷な訓練」の記述、ウルトラマンに変身している間の行方不明を
マスコミにリークされてバッシングの的になってしまったことに苦悩するなどの描写などは個人的に好印象。
ジェロニモンの出自が、地球侵略を目的とした宇宙人が持ち込んだ宇宙怪獣とされてましたが、
子供の頃に持ってた図鑑でジェロニモンが大宇宙出身とされてた一件の回答はこういうことだったのですね。

他、噂に聞いてはいましたが、初期稿で描写されながらも映像作品では実現しなかったという
ジェロニモンによるレッドキングとゴモラの復活、ゼットンがウルトラマンのカラータイマーを握り潰す描写、
そしてウルトラセブンの名前をキリヤマ隊長が名付ける場面など、そういう部分も目にする事ができたのが嬉しいです。
……議論の的となる「西の空に明けの明星」の台詞、シナリオ上では「一番星の出るころに西の空〜」となってた辺り、
やっぱり実際の撮影時までにゴッチャになってしまったのが実情何でしょうかね?
 
 
・連合赤軍「あさま山荘」事件 (作:佐々淳行)
1999年頃に出版された文庫(元本は1996年)で、1970年代当時に著者が関わっていたという
『あさま山荘事件』に纏わる実録記(出版時期的に回顧記?)的な一冊です。
事件当時は自分はまだ生まれても居ませんでしたが、両親は丁度テレビで一部始終を見ていた世代とのことで……

兎にも角にも、所謂赤軍派の引き起こしたテロリズムに対し、人質を奪還した上で実行犯を逮捕すべく
佐々氏を始めとする方々が四苦八苦しながらも、頭の固い上層部や組織の縦割り、部署間の軋轢、
更には極左系報道機関にマスコミ、報道陣、事件に際して駆け寄ってきた有象無象の民間人……と、
目に見える敵対勢力のみならず、内部対立による問題点などを警察側から描く側面が強い一冊です。

過酷な任務の中で殉職した人々の悲劇、軋轢だらけの組織関係の中で偶に顔を出す人情的なエピソード、
そして赤軍派を駆り立てたボルシェヴィキ思想とは一体何だったのか……と、総じて読み応えある一冊でした。
実際に事件に関わり、収束に導いた方々に敬意を表しつつ、今後ともこういうノンフィクションを扱った書籍で
評判良さげな物は積極的に触れたいところです。


42 名前:ゴジラジュニア@006600:2014/10/13(月) 23:13:28
アニメ雑誌「月刊OUT(アウト)」で企画されたウソ企画
http://sdosdo.blog3.fc2.com/blog-entry-166.html
以前無名の妖怪ハンター様が紹介されたΖFマジンガーXの仲間ですが、老衰のシャアw
Fラドン「なんだよ『Ζ化』ってwセイラシャアより先に往ったのかw」


■最近触れた作品
週刊ロビ
中の人の父が知人から借りてきたもので、実在のロボットからロボ映画など色々載っていましたが参戦作品では富野監督との対談で。
・地上で巨大ロボットの二足歩行にメリットはないため、宇宙を舞台にした
・MSが人型をしているのは宇宙という過酷な環境で人が本能的に安心感を覚えるのは人型のため
・ガンプラ発売以前にガンダムの人気を支えたのはロボットでも軍事論でもなく家族論と人間関係論

ダ・ヴィンチで進撃の巨人特集
テラフォーマーズの方で読者の間で囁かれつつ(多分)まだ明言されていなかったことがいろいろ明言されていました
Fラドン「超大型巨人VSテラフォーマー、『人間を追う得体のしれない裸は描きなれてる』ってw」
「勝った方が人類最大の敵になる」というやつですね。
・貴家先生が影響を受けた漫画は「刃牙」「ARMS」「ジョジョ」
・橘先生が影響を受けた漫画は「キン肉マン」「男塾」「北斗の拳」
・「じょうじ」の公式設定はやはり「ジョージの名を仲間が呼んでいたのを記憶したから」
・ただし実際は一話のネームの字を編集部が読み間違えたのが由来
Fラドン「ジョージの名前を聞いたのは最初の一体だけだと思うが、首取られたのに他のTFに伝えたのか?」

>>21>>24 無名の妖怪ハンター様
>関係ない話ですが、【山賊ダイアリー】第5巻によればザリガニの味は、エビと言われて食べても違和感ないレベルだそうで。
そういえば以前「ガザミスナイパーとミスティロブスターはカニレーザーとザリガーナの強化改造の試作体なのでは?」という話題がどこかで出たような…
Fラドン「こち亀でもそんな話があったな。阿寒湖で昔養殖場から逃げ出してマリモを脅かしてる外来ザリガニを売り出す動きがあるとかも聞いたことが」
原作でバルタン星人が食べられてに言及されたことはありませんが、知的生命体が知的生命体を食べるというのは
そのキャラ(ベジータとか三泥たちとか)かその状況の異常さを際立たせる演出の一環だと思っています。
> う〜ん、ウルトラシリーズだと怪獣が他の怪獣や人間をむしゃむしゃするのは良くあることだと思いますし、
> 多少えげつなくとも、好き嫌いの範疇の誤差じゃないかな、って思うのはあんまよろしくない傾向ですかね……?
前回のリアクションを「キャラ」としての演技と納得して頂いたようですが…実は完全に中の人の素だったりします(汗
素で三泥や地獄と同じだと、さすがに普通のキャラの描写がズレると懸念した次第です。
あと、公式とはいえマシュラの残骸から生えたマツタケを普通に食べるのは昔からどうかと思っています(何

>>27-28 無名の妖怪ハンター様
> リュウとケン、空中竜巻旋風脚で空を飛行する事が可能と言う衝撃の事実が判明したのには吹きました(滝汗
> この理屈で行けば、師範がオトコプターで空を飛んでも何の問題も無い訳ですね(笑
水平回転すれば空を飛べるのは、すごかがではムシアース系技術となっていましたね(違
Fラドン「ただビーファイター系は超次元昆虫伝説をスルーしてたりレッドルをテントウムシだと思ってたり長谷川先生もあまり詳しくなさそうな感じが…」

> ……この方は是非とも、特殊刑事課や変態仮面と共闘するに値する人材だと確認しました、ハイ。
こうして変態を挙げていっても変態仮面の戦闘スタイルにおける変態性は群を抜いていますよね…
Fラドン「少年誌であれに対抗できるようなのがそうそういてたまるかw」

> そして更なる悲劇…… 数ヶ月前バラバラに解体されたペギーを素材に用いたハリモグラのテラフォーマーが大挙して出現、
昔コロコロでやってたソニックの漫画でエッグマンのハリモグラロボがソニックに対抗してローリングハリモグラアタックやってた記憶が‥きっと関係ないですね

> 前にロードショーで見た実写劇場版でも、デスラーが異星人というよりは「個」を持たない存在である感じの描写でしたが
> それも小説版の原案を参考にしたのかな、とも思ったりしました。
その設定って当時から構想されていたのですね。
Fラドン「ヤマトシリーズは普通の続編があったり超未来の話があったりリメイクしたり時間軸的にどれに準拠したらいいのか…」

>>29 名も無き蜀軍兵様
> ここからフォーゼで語られた『仮面ライダーの都市伝説』に繋がっていくのでしょうか?
BLACK第一話で突然「仮面ライダー」と宣言した南光太郎もその都市伝説が由来なのでしょうね
Fラドン「そして元々都市伝説であったがゆえに3年ほど姿を隠しただけで非実在説が主流に…」
『仮面ライダーにはまだ一号と二号というやつもいたはずだ』『そんなものは(都市)伝説だ!』

>>30-33 無名の妖怪ハンター様
>新章/外伝 少年少女出立・異聞
>白い小動物の丸焼き
世界論の話題と「食人」とか言うから最近知った作品のせいで「システム」の言葉が出るまで灰色人が浮かんでしまいました(汗
Fラドン「このメンツでQBを最初に思いつかないとは中の人の認識はどういうことかと」
Fラドン「作中に登場しない作者って何位扱いなんだろう」
> 最初から最後まで大満足で楽しむことが出来ました。ドルフ・ラングレン最高!!
信ぴょう性は定かではありませんが、ドルフ・ラングレンはガイル少佐や元斗皇拳のファルコのモデルだと聞いたことがあります。

> ちなみに、今回は「再生液」なるショッカー製のアイテムが登場、服用することで改造人間から元の人間へと戻れるそうですが、
事前にこの展開は聞いていたので顔に隈取りを入れたぐらいの簡易的なものかと思っていたのですが、ゴリゴリに改造されていましたね…

>>36-38 呉織あぎり様
>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
ドラスはここからポケモン世界に渡ったのですね。
Fラドン「…千枚通しで500円玉を掻き出すって予想は外れたか(ぇ」
欲望の力…セルメダルを入れられたらどんな強力なヤミーが…と考えましたが何か反対に取り込んでしまいそうです(汗

>>39 名も無き蜀軍兵様
> そういえば仮面ライダーキバでファンガイアが人間から搾取するライフエナジーの
> 代替となるエネルギーの開発に着手してましたし、それを使うのもありですかね?
某所でキャッスルドランとデンライナーの光弾が合体したことやライダーシステムの共通性から
「代替エネルギー」=フリーエネルギーという説を聞いたことがあります。

> 冒頭で三葉虫は1800万年前の生物と言及されてますけど、史実的にはあと一ケタ足りないのですがそれは。
海棲爬虫類と陸棲獣類の中間の生物を200万年前と言っていたゴジラと比べれば順調に正確になっているかと
Fラドン「あれはわざとじゃないだろうか」

■ショッカー怪人の名前について、
「もっとすごかが」ではゴルゴム由来、「仮面ライダーなんでだろう」ではグロンギ由来と考察されているショッカー怪人ですが
実は2グループともあって「〜男」「〜女」など「モチーフ+接尾語」がゴルゴム派、
ザンブロンゾなどその他のよくわからない捩りが「グロンギ派」なのではないか‥という考えが浮かびましたが、
技術的に差が見だせないのでなさそうですね(汗

43 名前:名も無き蜀軍兵:2014/10/19(日) 11:12:56
ご無沙汰してます。生存報告を兼ねての書き込みです

返信のほうはまた後ほど

44 名前:無名の妖怪ハンター:2014/10/19(日) 23:28:41

SS執筆、とりあえず確実に前身している現状ではあります。

ニコニコ カドカワ祭りの特典として配信されていた、故・松田優作氏の主演映画【野獣死すべし】を視聴……
いや、なんつーか凄かったとしか。徹底的にバイオレンスと狂気に溢れた作風は確実に観る人を選ぶでしょうが、
松田氏が鬼気迫った狂人を演じきる様はマジで必見ですので、もしこのキャンペーンに触れる機会がありましたら
是非とも視聴をお勧めしてみたい作品です。

それから、今年公開された実写版【銀の匙】、レンタル店の更新ついでにBD借りて見てきました。
感想…… 個人的に今まで見てきた実写映画の中でも、かなり原作の雰囲気とかを良い感じに出した良作じゃないでしょうかと。
こういう実写作品で、屠畜の様子とか、経営破綻した牧場の家畜がどうなるかとか、そういうのをしっかり描いた点だけでも
実写にした価値は十二分にあったかと思います。
……視聴した切っ掛けは、自分の知人が映画のエキストラで出演してた(割と顔分かりやすい出番)という理由だったりしますが(笑

http://kantama.net/archives/14869902.html
来月11月に開催される秋イベント、中規模クラスの作戦規模との告知ですが、どのくらいを想定すればよいのかな?
で、今回も夏イベント同様に連合艦隊仕様…… まーたボーキが吹っ飛びそう。
まぁ大鳳は大型艦で引き当てたので、数ヶ月前に比べればまだマシですが…… 当面は弾薬かなぁ。
新規の艦娘も続々出るとのことで、そろそろ野分ちゃん来ないかなぁ。
そして扶桑姉様に続き、どうやら戦後生き残り組の潮も改二実装とのことで…… 早坂梢さんのボイス新録に期待。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24691553
スパロボCCの新イベント後半戦、ガラダブラを下したカイルス一行は、遂にオリュンポス&恐竜帝国の
幹部メンバーと激突する事に。ガリレイ長官VSチェンゲゲッターチーム、バット将軍VS鋼鉄ジーグチーム、
そしてニオンVSネオゲッターチームとダイナミック作品同士の組み合わせとなりましたが、
やはり原作漫画や小説版を知ってる身として、ニオンが敵役としてスポット当てられてるのが嬉しい限り。
とうとうミケーネ神にすら「悪魔」呼ばわりされてしまったマジンカイザー×2、敵にとっては悪魔でありながらも
人類にとっては「神」そのもの…… 何処となくゲッターエンペラーを思い出しますね。こっちは陽性ですけど。
そして、ハーデス神&帝王ゴールのCV内海コンビに苦戦するも、光子力・ゲッター線・銅鐸のパワーが共鳴した結果、
遂にZマジンガー“ゼウス神”降臨。う〜ん、やっぱりダイナミック作品は思い入れ強いだけあって感慨深いです。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第3話……
今回のエピソードにおいて、黒スト……もとい霧子ちゃんが、半年前の大事件の際にロイミュードに襲われたところを
進之介以前に存在していた「プロトドライブ」に助けられていた事が判明。それこそが彼女のライダーへの情景という訳で……
先任者はどうも霧子を助けた直後に戦死したかのような口ぶりでしたが、そこら辺は今後の展開に関わる要素なのかな。

今回の敵は、気に入った女性をデータ化して絵画と言う形で監禁するロイミュード2人組。
一先ず今回のエピソードで弟子の方を撃破、師匠の方も間違いなく霧子ちゃんを襲ったアレでしょうが
ひょっとしてここで大穴などんでん返しが…… まぁ【W】とは割と別路線の作品なので、そういうひねりは無いかも。
そして、遂に出現した敵側の仮面ライダー(少なくとも返信技術はドライブと同一?)の魔進チェイサー
雰囲気とか何処となく石ノ森プロのヒーローっぽさが滲み出てますが、果たしてその活躍やいかに。

あと、カジノっぽいドライブのフォームには吹きましたwwww 何処となくビーストの技にも似てるな、と思ったり。
今の所、過去作と比べて良くも悪くも「可も不可もない」というのが正直なとこなので、チェイサーが話をどう動かすかに期待。


はい、巷で悪評散々の実写版【地獄先生ぬ〜べ〜】第1話……
……うん、微妙!! 基本的に自分、原作とメディアミックスはある程度切り離して触れる性分なので
原作との相違云々はギャーギャー言わんのですが、これはそこら辺抜きにして、先を見たくなる程じゃなかったかなぁ、と……
実写映画版【銀の匙】の出来が良かっただけに猶更。普通に楽しめた方が居たら済みません(謝罪

【ガールフレンド(仮)】第1話…… 名前だけはよく耳にしてたソシャゲーのアニメ版ですが、中々面白い!
色々と前評判聞いていたクロエちゃん、あとただの中の人エレナ可愛い。
キャスト見たらすっごい豪華なオールスターで驚きましたが、バハといい課金ゲー原作は資金力が違うな…(驚嘆

【俺、ツインテールになります。】第1話…… うん、思いのほか面白い!!
主人公(これでも作中ではむしろ比較的常識人)を始め、ヒロイン、敵役共々変質的なメンツばっかですが
逆に露骨なエロはそこまで傾倒して無く(胸ガン見とかはありましたけど)、特撮ヒーローのパロディとしては
案外テンポとか悪くないんじゃないか、と。何気に変身後はすみぺさんなのですね。
……主人公のサポート役が内田真礼さんって、何処となく某非公認戦隊を思い出す気が。

【神撃のバハムート GENESIS】第2話…… いや面白い!面白いよコレ!!
主人公のアフロが中々小狡いながらも魅力的なキャラでスガ、アーミラが思いのほか可愛いキャラで見てて楽しいです。
BGMが楽団演奏の生撮り、ダンスシーンは実際に先生の方を招いて監修…… これが…… “課金力”……ッッ
ラストに出てきたケルベロスがエロ可愛いので彼女の本格登場にもちょい期待。イデオンは何時頃でるかな?(違)

【フランチェスカ】第15話…… 今回は、ふとした切っ掛けで生前の記憶を取り戻した屯田兵の一人が
夕張の家族の元へと変えるのを手伝う回ということで、中々雰囲気良かったんじゃないでしょうか。
……ってか、あの大仏顔はマスクだったのには驚きました(汗

【ログ・ホライズン】第2・3話、ススキノに向かった一行は、第1シーズンで戦ったデミデミを仲間にし
アキバの街を救う為の難関クエストに挑むことに…… 何度も大破撤退して戦略練る雰囲気が、何処となく艦これを思い出したり。
新キャラのてとら可愛い……と思ってWiki調べてみたら男かこの子!!(血涙)藤井ゆきよさんのファンになります。
レイネシア姫の護衛という名目で一人残されたアカツキ、彼女のパートも展開が気になるところですね。
某総帥「アカツキちゃん、私のビームサーベルはどうかね?(ボロン」
そしてアキバの街にも、新たなる異邦人が迫る……

【仮面ライダー】第32話…… 女性怪人でありながら、再生した際には男声になってたドクダリアン回ですが、
全体的に細かい部分が色々とツッコミどころ多かった今回w
毒の結晶の生成に、戦闘員ではなくわざわざ民間の女性を拉致して従事させたのは、
繊細な手先の器用さが必要だとのことで。……戦闘員、どんだけ不器用な連中揃いなんだよと(汗
毒ガスによる大規模テロは、よりにもよって20年以上後に現実になってしまうのは時代の皮肉か。
……決戦時に思いっきりライダーから中の人の目が覗いてんですが(滝汗 最期は火葬……う〜ん。
ってか、滝さんの仇名は「FBIの犬」で定着しちゃったのですね(汗

【大鉄人17】第19〜20話…… ワ、ワンセブンが喋った!?(ガビーン)  キェェェェェェアァァァァァァ(ry
おばあちゃんに会いたい少女を慰める為に、体内に席とテーブルを用意し、ロボターがケーキと飲み物を用意する…… 
超生産能力で食事も用意できるとか、どこの戦艦大和だよとw
体内で食べ物作るロボットと言ったら、個人的には【ハニ太郎です。】のマヨネーズロボを思い出します……
そして、初期の頃の非情さは何処へやら、橋の上で漫才やらかした挙句に池ポチャしてしまったチーフキッド、
来週遂に退場とのことで…… あと、今週分の【世界忍者戦ジライヤ】でもハスラー教授が出てましたね(違

【テラフォーマーズ】、ジョセフと劉の生死は不明確ながらも、前門のTFに後門の九頭竜と、相当ヤバい事態に……
それでもなお、引けない者の為に死闘に挑む燈。果たして光明はいずこに。
 
 
>>42 ゴジラジュニア様

>以前無名の妖怪ハンター様が紹介されたΖFマジンガーXの仲間ですが、老衰のシャアw
>Fラドン「なんだよ『Ζ化』ってwセイラシャアより先に往ったのかw」
これはwwwww 個人的には永野護デザインな兜甲児たちのマジンガイムが妙にツボに入りました。
オーガンダムは小説も連載されてたとか…… 流石に書籍収録は版権的に無理だろうなぁ(汗

>・ガンプラ発売以前にガンダムの人気を支えたのはロボットでも軍事論でもなく家族論と人間関係論
富野氏が執筆したガンダム関連の小説を幾つか読んだ身としては、結構納得できる理屈に思える気が。

>・「じょうじ」の公式設定はやはり「ジョージの名を仲間が呼んでいたのを記憶したから」
>・ただし実際は一話のネームの字を編集部が読み間違えたのが由来
>Fラドン「ジョージの名前を聞いたのは最初の一体だけだと思うが、首取られたのに他のTFに伝えたのか?」
先日発売された公式ガイドブックにもそういう旨だということが明記されてましたね。
同書籍によれば、ジョージがTFの首を刎ねた際にリサが名前を呼んだのが元っぽい記述だったので
多分あの時、入口の後ろ側にでも群が既に控えていたんじゃないかな、と。

>原作でバルタン星人が食べられてに言及されたことはありませんが、知的生命体が知的生命体を食べるというのは
>そのキャラ(ベジータとか三泥たちとか)かその状況の異常さを際立たせる演出の一環だと思っています。
肯定的なご意見、ありがとうございます(歓喜)
個人的な構想としては、今後とある場面で一か所「人食い」と受け取れる描写の執筆を考えてるので
ゴジラジュニア様のその見解も踏まえた上で演出していきたいと思っております。

三泥と地獄の描写…… 【ガクエン退屈男】ならいざ知らず、【真ゲッター異聞】では本来そこまで狂ったキャラじゃないのですが
本SS設定ではゲッター軍団に合流させる形になったので、彼らの立場が「あくまで自身らの目的のために動く△勢力」であることを
シナリオ中で示す為、こういう形でゲッター線増し増しな現状になってる解釈で描写した次第です。

>前回のリアクションを「キャラ」としての演技と納得して頂いたようですが…実は完全に中の人の素だったりします(汗
>素で三泥や地獄と同じだと、さすがに普通のキャラの描写がズレると懸念した次第です。
>あと、公式とはいえマシュラの残骸から生えたマツタケを普通に食べるのは昔からどうかと思っています(何
マシュラの一件は、自分も怪獣図鑑で話題を知ってからちょっとばかし気になってましたね……
あの世界の人は逞しいんでしょう(結論

>水平回転すれば空を飛べるのは、すごかがではムシアース系技術となっていましたね(違
>Fラドン「ただビーファイター系は超次元昆虫伝説をスルーしてたりレッドルをテントウムシだと思ってたり長谷川先生もあまり詳しくなさそうな感じが…」
正直、他にも細かいとこ突っついたら幾つかそういう部分ありましたし、多分長谷川先生は宇宙刑事以降のメタルヒーローは
そんな思い入れなかったんじゃないかな、と個人的には思ってたりします。
こう言っちゃなんですけど、すごかがで提示された案件の幾つかは個人的にもちょっとどうかなー、と思うものもあるので
(タイムレンジャーの西暦3000年=過去の地球ってのもそうですし、あとネジレジア混乱の件も自分はむしろ
 「オーレンジャー単体なら1999年、戦隊シリーズとして纏めるなら95年」だと考えてました)
空想大戦において東映特撮を扱う際に、すごかがの設定を全採用するのは考え物かな、と意見してみます。

>こうして変態を挙げていっても変態仮面の戦闘スタイルにおける変態性は群を抜いていますよね…
>Fラドン「少年誌であれに対抗できるようなのがそうそういてたまるかw」
パピヨンは…… 格好や言動はアレですけど、戦闘スタイルは割と普通ですよね。
戦闘スタイルのお下品っぷりなら、【超劇画 聖徳太子】の聖徳太子とか、石川賢先生の各種忍者漫画とか
青年誌系統の漫画であれば、割とタメはれそうな面々は少なくは無いと思います。
ルール上参戦は無理ですが、MUGEN仕様の阿部さんなら変態仮面とタイマン張れたのに……(何

>その設定って当時から構想されていたのですね。
>Fラドン「ヤマトシリーズは普通の続編があったり超未来の話があったりリメイクしたり時間軸的にどれに準拠したらいいのか…」
一応旧編でも登場人物は扱われてましたが…… 自分、そこまで思い入れ有るシリーズって訳でも無いので
扱いたい人に任せたいとは思っております。小説版準拠の後日談で良ければすぐにでも執筆しても良いですが(何

>世界論の話題と「食人」とか言うから最近知った作品のせいで「システム」の言葉が出るまで灰色人が浮かんでしまいました(汗
>Fラドン「このメンツでQBを最初に思いつかないとは中の人の認識はどういうことかと」
『灰色人』は検索したら日本語訳が出てきましたね…… 何となく連想した理由は自分にも理解できましたw
ウェルズ氏の【タイムマシン】は結構前に確保してるので、暇さえ見つければ読んでみたいかな、と。
竜馬がQBの死骸をボリボリ食うシーン、実を言うと大分前に読んだ某同人誌のネタをオマージュしたつもりではあったり。

>Fラドン「作中に登場しない作者って何位扱いなんだろう」
……? 自分のSSに纏わる話題でしょうか?

>事前にこの展開は聞いていたので顔に隈取りを入れたぐらいの簡易的なものかと思っていたのですが、ゴリゴリに改造されていましたね…
小説版じゃ70年代の時点でタブレット端末も実用化してる設定でしたが、単純な技術力じゃ特撮版の方が突飛な分、上な気も……

>某所でキャッスルドランとデンライナーの光弾が合体したことやライダーシステムの共通性から
>「代替エネルギー」=フリーエネルギーという説を聞いたことがあります。
今月末発売の小説版ウィザードで、キマイラの餌の問題に関して触れてくれてたら嬉しいんですけどね。

>海棲爬虫類と陸棲獣類の中間の生物を200万年前と言っていたゴジラと比べれば順調に正確になっているかと
>Fラドン「あれはわざとじゃないだろうか」
小説版ゴジラの書評だと、「著者はゴジラを最初から“史実上ありえない生物”として想定したのではないか」
もしくは「当時の生態系的にゴジラ=人類のイメージでは」と言う解釈をされてましたね。
……まぁ映画作られたの戦後間もないですし、そこら辺はテーマ的にも重要でないので仕方ないとは自分は思ってます。
特撮世界なら古生物が割と近代まで生き延びてる設定なんてザラですし。


45 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2014/10/26(日) 18:45:14
【第28回】


桐生「フゥ――……」

 女子高生二人組のもとを離れた桐生は喫煙場所へと無事に辿り着き、早速そこで一息ついていた。
公園の片隅に、申し訳程度に設置された喫煙者用のベンチに腰掛けながら煙草を吹かしていると、
しばらく吸っていなかったせいか煙がやけに目にしみる。

桐生「(ん?)」

 そうしてしばらくくつろいだ後、二本目の煙草に火を点けようと
義手の親指の部分に仕込まれたライター機能を使おうとした時である。
公園の入口の方角から人影が近づいてくるのが見えたので、
桐生はすぐさまライターの火を消し、メカニカルな外見の義手を皮手袋の中に隠しておいた。

桐生「おぉ、さっきの嬢ちゃんか」

 やって来たのはるんだった。

桐生「もう金は取り戻せたのか?」

るん「それがまだ……。トオルはがんばってくれたんですけど……」

 桐生の質問に、るんは少し困ったような表情を浮かべる。
彼女の話によると、トオルと呼ばれた少女は結局自力では落とした500円硬貨を取り戻すことはできなかったらしい。
だがそれでも諦め切れなかったトオルを見かねて、
連れの少女は木の枝などの使えそうな道具を探しにこの公園まで足を延ばしたのである。

桐生「ほう、そうか……」

 るんの話を聞きながら、いつの間にか桐生は彼女とともに手頃な木の棒を探し回っていた。
好奇心旺盛な小動物を思わせるこの金髪の女子高生を一人にしておくことに、何となく不安が感じられたのだ。

るん「あっ! 良さそうなの発見!」

桐生「ん、もう見つけたか」

 桐生が振り返ってみると、るんの手には指揮棒程度の長さの小枝が握られていた。
その先端部分は文字通りに枝分かれしており、確かに物を引っかけるのに適していそうに見える。

るん「はいっ、これなら絶対うまく行きますよ〜!」

 などと言いつつ、無邪気な笑みを浮かべて得物を振り回するん。

桐生「お、おい……、そんなことしてたら危ないだろ……」

るん「あっ」

 注意に入ったところを見計らったかのように絶妙なタイミングで
木の枝は持ち主の手から放れ、桐生目掛けて突っ込んでいった。

桐生「ぅおい!」

 いきなり自分の顔面に飛び込んできた鋭い枝の先端に、彼は思わず肝を冷やした。
とっさに動いて木の枝をキャッチできたからよかったものの、
あと一秒でも反応が遅れていたらただでは済まなかっただろう。

るん「!? ご、ごめんなさい! 大丈夫ですか!?」

桐生「あ、あぁ。俺なら無事だ、気にすんな……」

 などと言って、間一髪のところで受け止めた小枝を、
心底申し訳無さそうな表情を浮かべて何度も頭を下げてくるるんに手渡す桐生。
本人には悪気がまったく無かった手前、平静を装ってはいるが、
同時にこのどこかふわふわとした女子高生を野放しにしておくのは危険なのではないかと彼は感じ始めていた。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

トオル「(るんちゃん……遅いな)」
 “何か役に立ちそうな道具を探してくる”と、
るんがすぐ近くにある公園に向かってからすでに、五分以上が経過している。
一向に戻る気配のない幼なじみの身が、トオルには気がかりで仕方なかった。

トオル「やっぱり迎えに……」

るん「トオル〜!」

トオル「!」

 作業に集中するためにいったん脱いでいた紫のサマーセーターを着直してから、
自らも公園に歩を進めようとするトオルを呼び止めたのは、他ならぬるんの声だ。

 彼女の様子がやけに上機嫌なのは、その手に握られている細い木の枝を見ればおおよそ見当が着く。

桐生「よう、ずいぶん手こずってるみたいだな」

トオル「(あれ、さっきの人)」

 トオルに駆け寄っていくるんにワンテンポ遅れて、桐生豪もトオルに話しかけてきた。
ついさっき別れたばかりのこの男が再び目の前に現れた理由も何となく察しがつく。

るん「はいトオル。これがあれば絶対うまくいくよ!」

トオル「ありがとう。ほんとに探してきてくれたんだね」

 るんから差し出された戦利品を受け取りつつ、
トオルは彼女が無事に帰ってきたことに安堵していた。

るん「うん! 桐生さんも手伝ってくれたんだよ」

 そう言って、るんは同行してきた無精髭の男をトオルに紹介し始める。
どうやら二人は、ここへ来るまでに互いの名乗りを済ませていたらしい。

トオル「それはどうも……。ありがとうございます」

桐生「まあ、大したことはしていないがな」

トオル「あ、それと……」

 改めて簡単な挨拶を交わし、顔見知りの仲となった自称“通りすがりのライダー”に、
傍らのるんに聞かれないよう小声で話しかけていくトオル。

トオル「あの、もしかして……、るんちゃんが何かご迷惑を……?」

桐生「! ……いや、迷惑ってわけじゃないが、
   どうも一人にしておくと危なっかしい気がしてな、あの嬢ちゃんは……」

トオル「ええ、よくわかります、その気持ち……」

桐生「そうか……。トオルの嬢ちゃんもいろいろ苦労してるみたいだな……」

るん「?」

 自分のそそっかしさに関する話題で密かにトオルと桐生が意気投合しているとは露知らず、
るんはただふにゃりとした表情を浮かべて、二人の話す内容に興味を示しているのであった。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

麻生「(やはり、“奴”の手がかりになるようなものは残されていないか……)」

 一方こちらは、るん達が奮闘している自動販売機の付近までやって来た麻生勝。

 相棒たるミュータントバッタが感知したという、
“奴”ことネオ生命体の残留思念の正体を突き止めるべく
更なる手がかりを求めていたのだが、かんばしい成果は得られずにいた。

麻生「……これ以上ここで足踏みしていても仕方がないかもしれんな」

Mバッタ『では、奴の残留思念がキャッチされた理由をどう説明するつもりだ。
     我々が見落としていることがあるかもしれないと言ったのは貴様の方だぞ麻生』

麻生「……」

 どこか拗ねているようなミュータントバッタからの指摘、
というか嫌味を脳内に強制受信させられつつ、麻生はそれまでに入手した情報の整理を試みた。

まずはミュータントバッタが感じ取った“この付近一帯に残留していたネオ生命体の思念波”だが、
これは発言主の性格からいって事実と考えてもよいだろう。

しかし、同じようにネオ生命体の反応を感知する能力があるはずの麻生=仮面ライダーZOにはその残留思念を掴み取れなかった。
理由があるとすれば、現時点でネオ生命体の本体がここに存在していないからだと考えられるが、
それでは彼は、どこに姿を消してしまったのか。

ヒントとなるのは、ちょうど一週間前にこの周辺で頻発していたという報告がある時空クレヴァスだ。
この世に八つ存在するという魔王の遺伝子の一つ、
深淵の王アポリオンの遺伝子』を品種改造して創り出されたネオ生命体は、
今でも自分をより完全な生物へと進化させるための力を欲している。
まさしく底無しの淵のごとき負の欲望に囚われた哀れな実験生物は、
そんな力の在処を時空の裂け目の向こう側に見出したのかもしれない。

麻生「(! そうか、時空クレヴァスか……)

 そこまで考えを巡らせた時、麻生の脳内にある大胆な仮説が浮かび上がってきた。

Mバッタ『……論理が飛躍しすぎだ、麻生』

 パートナーの思考を読み取ったミュータントバッタも、その突飛な中身には動揺を隠せない様子である。

Mバッタ『一週間前に乱発していた時空クレヴァスを作ったのが
     あのネオ生命体などと……。貴様の思いつきには何の根拠もない』

麻生「(いや、根拠ならある)」

 ミュータントバッタの懐疑的な意見に、麻生は彼と同じテレパシーでもって反論する。
その“根拠”というのが、他ならぬミュータントバッタが感知したという、ネオ生命体の残留思念だ。

麻生「(ネオ生命体が時空クレヴァスを自在に開く能力を手に入れていたとしたら……、
    おそらく異世界で力を得たあとこの世界に戻ってくるはずだ。
    その時こちら側へ時空間を繋げるための目印として、奴は思念波をここに残していったんだ)」

Mバッタ『フン……、仮に貴様の言った通りだったとしよう。
     ならば、私には感じ取れた奴の残留思念波を、貴様がまるで感知できなかったことはどう説明する?』

麻生「(その理由……、むしろお前の方がよくわかっているんじゃないか)」

 テレパシーというのは便利なもので、口に出して伝えようとすると
どうしてもラグが生じてしまう自身の思いを、ダイレクトに相手に伝達することができる。
こうした超能力の使い手たるミュータントバッタもまた、
麻生の心の内にアクセスすることで瞬時にその意図を理解するに至った。

すなわち、望月博士の意志を触媒にして生まれたミュータントバッタには、
元々は普通の人間であった麻生よりも敏感に“想いの力”を察知する能力が秘められているのだと。

Mバッタ『なるほどな、そう考えると辻褄は合う……』

 納得したようなそぶりを見せるミュータントバッタ。
もっとも、彼は麻生の言い分を頭から信用しているわけではなかった。

Mバッタ『だがこれは、あくまで貴様の想像が事実だと仮定した場合の話だ。
     証拠となるものを見つけ出さない限り、貴様が言っていることは机上の空論でしかない』

麻生「その通りだ……。だから今後は、その証拠を固めていけばいい。
   まずはライダー同盟辺りに、時空転移の専門家を紹介してもらえるよう掛け合ってみるか……」

 これまでおぼろげにしか見えていなかった己の進むべき道が、少しずつではあるがはっきりとわかってきた。
決意も新たに動き出そうとするそんな麻生を待ち受けていたのは、予想だにしない光景であった。

46 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2014/10/26(日) 18:45:51

○桐生豪→喫煙スペースで一服していたが、るんのペースに巻き込まれる形で彼女を手伝うことに。
○るん→桐生を自分のペースに巻き込みながら、調達してきた小枝をトオルに渡す。
○トオル→るんの身を案じたり桐生に同情したりしつつ、コイン回収を再開する。
○麻生勝→ネオ生命体を追いかけるべく、次なる目標を時空クレヴァスの解析と定める。
○ミュータントバッタ→麻生の仮説に懐疑的な意見を示しながらも、おおむね同意する。

47 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2014/10/26(日) 18:46:44
【第29回】


麻生「ん、何だあれは……?」

 まさしく珍妙としかいいようのない場面が、麻生の目と鼻の先で繰り広げられていた。
制服姿の少女が二人して、自動販売機と地面との間の空間に木の棒を何度も突っ込んでおり、
その後方では無精髭を生やした男が、少女達の行動をどこか生温かい目で見守っているのだ。

Mバッタ『見てみろ、娘二人の方は葵ヶ丘校の制服を着ている。
     おおかたこの近所にでも住んでいるのだろう』

麻生「そうだろうな。だが一緒にいる男は何者なんだ? あの子達の知り合いには見えないが……」

Mバッタ『そもそもあの娘達は何をやっているのだ。
     自動販売機の下に木の枝を突き入れるなど、まったくもって理解不能だ』

麻生「ああ、それは多分、あそこに小銭か何かを落としてしまったんだろうな。ときどきあることさ」

 ネオ生命体の残留思念をも感じ取れる特異な能力の持ち主たるミュータントバッタも、
人間が起こす実に多種多様なアクションに対しては、まだまだ理解が浅いようだ。

それを知った麻生は一風変わった相棒のこれまた偏屈な思考に苦笑しながらも、
人間とはネオ生命体などといった得体の知れない改造生物以上に、
さまざまな可能性を秘めた存在であることを再認識させられていた。

Mバッタ『ならば、あの男が娘らに命じて、その何かを回収させているということか?』

麻生「!」

 ミュータントバッタの見解を聞いた瞬間、麻生の脳裏に嫌な予感が浮かび上がっていた。
言われてみると確かに、髭の男はずっと少女達の行為を監視しているように見えなくもない。

麻生「とにかく一度、あの男の話を聞いてみる必要があるな」

Mバッタ『放っておけ。我々には関係のないことだ……』

 男達のもとへ向かおうとする麻生を呼び止めたミュータントバッタであるが、
その行為はもはや無駄だと言い切れるものであった。
麻生勝という人間は、一度自分の心に決めたことならば、意地でも成し遂げようとする頑固者としての側面も持っているからだ。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

るん「トオル、もうちょっと右だよ。みぎみぎ」

トオル「んん……」

 一方こちらは、またしても見知らぬ男と遭遇するとは知らずに
自動販売機の下の隙間に落とした500円硬貨の回収に取り組んでいるトオルとるん。
手の代わりとしてはいまひとつ頼りない木の枝の先端の角度を、
目標物へ向けて微調整していくそのさまは、あたかもクレーンゲームに挑戦しているかのようだ。

桐生「……」

 少女達がコイン取りに熱中しているかたわらで、桐生豪は今後のことを考えていた。

 この方法でもうまくいかなかったとしたら、もう諦めるほかないのだろうか。
遊び半分とはいえここまで粘り強く取り組んでいるるん達を見捨てていくのは忍びないし、
それぞれ自己紹介も済ませている以上、桐生にとってももはや他人事ではない。

桐生「(……とはいえ、俺の『手』じゃ役に立ちそうもないしな)」

 皮手袋の下に隠された機械仕掛けの右腕に視線をやりながら、
桐生はその開発者である望月清吉の発言を思い返していた。

彼の話では、この義手には桐生が外付けした放電機能に加えて
ライター機能、千枚通し機能、携帯ラジオ機能などが追加されているのだが、
残念ながらいずれも現在の状況下ではまったく役に立たないものだ。

桐生「(いや、まてよ……)」

 千枚通し機能を無理やりにでも駆使すればあるいは……。
などという考えが一瞬桐生の脳裏によぎったが、さすがにそんな方法を実行に移すのはためらわれた。

まず、本来対象物を突き刺すために用いられる千枚通しは硬貨との相性がすこぶる悪い。
仮にそれが成功しても今度は、現在のメンバーの中で最も小柄なトオルでさえ掴み取ることがかなわなかった500円玉を、
桐生が素手であっさりと回収してしまったことが不自然に映ってしまう。

そして何より、女子高生達は自力で解決しようとしている物事を、
大人である桐生が知り合いから譲り受けただけのギミックを利用して介入するのはアンフェアであるように思われた。

 やはりこの場は、彼女らのやり方に任せておくべきだろう。

  ―― 桐生がかように結論づけた、まさにその時である。
つい先程るんが何の気なしに口にした、
『仮面ライダー』というキーワードに導かれしもう一人の男と彼が“再会”を果たすこととなったのは。


麻生「おい、ちょっといいか」

(三人)「!」

 いつの間にか桐生の背後に現れた麻生勝が顔を険しくしかめつつこちらに話しかけてきたので、
当の桐生はおろか、そばで作業していたトオルやるんまでも、声の主がいる方向へ振り向いた。

麻生「君はこの子達とはどういう間柄なんだ」

桐生「なに?」

 てっきり登場した第三者=麻生が自販機を利用したがっているのだと思い、
足元で屈み込んでいる少女らをどかせようとしていた桐生は、麻生の次なる発言にすっかり面食らってしまった。

桐生「間柄ね……。まぁ、ちょっとした知り合いってとこだな」

麻生「知り合い? 俺が見た第一印象ではそうは見えなかったが……」

桐生「まぁ、さっき会ったばかりだからな」

麻生「出会ったばかりの子供と知り合いになる必要がどこにある? 君の目的は何だ?」

桐生「目的って、あんたな……。だいたい、そっちこそ何なんだよ?
   警察じゃあるまいし、何の権限があって俺のことを……」

麻生「質問しているのは俺のほうだ。……それとも答えられない理由でもあるのか」

桐生「何だと?」

るん「あ、あの〜」

 見る見るうちに険悪なムードになっていく麻生と桐生の間に割って入るるん。
こういう事態にこそ、彼女の持つ天真爛漫さが効果を発揮するのだ。

るん「桐生さんは何も悪くないんです。私達の手伝いをしてくれてただけで……」

麻生「……?」

トオル「実は……」


麻生「なるほど、これを君が落としてしまったというわけか……」

 二人組の女子高生から詳しい事情を聞かされたうえで、
実際に自動販売機と地面の隙間に落下した小銭を確認した麻生勝は、
ようやくその場に居合わせた無精髭の男が無実だと確信するに至った。

るん「はい! それで、私とトオルがお金を取り戻そうとしてたら桐生さんが偶然通りかかって……。
   それからお友達になったんです、私達!」

トオル「(友達……)」

 遭遇してから十分も経っていないにもかかわらず、
硬貨の落とし主の中では、桐生の存在は早くも“知り合い”から“友達”へとランクアップしているようだ。
トオルにしてみればあまり好ましい状況とはいえないが、るんらしいといえばらしい行動パターンである。

麻生「そうだったのか。……疑ってすまなかった。
   傍から見たら、君達三人の関係性がよくわからなくてな……。とにかく申し訳ない」

 ばつの悪そうな表情で自らの行為を詫びる麻生。

桐生「まぁ気にするな。
   たしかに、いい大人が女子高生のケツをえんえん眺めてたら、普通は疑ってかかるべきだろうからな」

るん「え、おしり?」

トオル「っ!?」

 いきなり危なげな発言をする桐生を警戒するかのように、少女らはスカートの裾を押さえて防御の体勢を取った。

麻生「……」

 麻生に至っては前言撤回と言わんばかりのしかめっ面で桐生の方に向き直っている。

桐生「……いや、冗談だよ」

 さすがに雲行きが怪しくなってきたので、桐生は話題の進路を異なる方角へと誘導しようと試みた。

桐生「ところでものは相談だが……。
   麻生っていったか、あんたさえよければこの嬢ちゃんらを手助けしてやれないか?
   俺達三人もずっとこうしているわけにもいかんからな」

トオル「(いつの間にか大ごとになってきてる……)」

 トオルが500円玉の回収に手間取っているうちに、事態は妙な方向に転がる一方だ。
とはいえ、桐生が言っている通りいつまでもここで立ち往生していることはできないし、
麻生が加わってこの場が収まるのなら、それは願ってもいないことだ。

麻生「そうだな……」

 麻生もまた、桐生からの提案にまんざらでもない姿勢を見せる。
しかしそこへ、事の次第をテレパシーを通じて傍観していたミュータントバッタがストップをかけた。

Mバッタ『フン、馬鹿馬鹿しい。
     麻生、今の貴様にこんな所で油を売っている余裕は無いはずだ』

麻生「(いや、たしかにネオ生命体の行方を探るのも重要だが、
    奴がこのエリアに戻ってくる可能性もある。彼女達を残しておくのは危険だ。
    ……それに、この場に宏くんがいたら、迷わずにあの子達に手を差し伸べるだろう)」

Mバッタ『……』

 もとより『宏を護れ』という望月博士の意志を触媒として生まれたミュータントバッタである。
宏の名前を出されてしまうと、さしもの彼もおいそれとは反論できなくなるのだ。

麻生「……わかった。さっきの詫びも兼ねて、俺にも協力させてくれ」

桐生「そう畏まるなよ。短い付き合いになるだろうが、よろしく頼むぜ、麻生」

るん「わぁ、よかったねトオル! 四人で協力すればきっと何とかなるよ!」

トオル「う、うん……(ま、るんちゃんも嬉しそうだし、この際何でもいいか)」

 結果として、幼馴染の女子高生二人と見ず知らずの男二人という、珍妙な四人組がここに誕生したのであった。

48 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2014/10/26(日) 18:47:24

○麻生勝→桐生達と接触。珍妙な四人組の一員となる。
○Mバッタ→るん達の手助けをしようとする麻生にストップをかけようとする。
○るん→トオルと共に一触即発な雰囲気の麻生と桐生を和解させる。その後、麻生を仲間に加えてコイン回収を再開。
○トオル→るんと共に一触即発な雰囲気の麻生と桐生を和解させる。その後、麻生を仲間に加えてコイン回収を再開。
○桐生豪→麻生に協力を持ちかけ、珍妙な四人組の一員にする。

49 名前:無名の妖怪ハンター:2014/10/26(日) 23:36:53

艦これ、24日のアップデートで予想通り、待ちに待った扶桑姉様の改二実装!!カワイイヤッター!!!(歓喜
前もって姉妹共々レベル80に到達させた快もあって即改造できてご満悦。山城にも期待したい所です。
西村艦隊クエスト、やっぱ5-1なだけあって初っ端から大破とか、ボスマスで潜水艦出現とか
色々悩まされましたが、なんとか無事に潜水艦無しのボスと巡り合えてクエスト完了を掴み取りました。
……そして、同時に実装されました、明石旗艦時に行える「装備改修」。既存装備の底上げに加えて、
MAXになった装備は機種転換で上位装備に出来る模様…… 五連装酸素魚雷の量産も望みが出来たか。

http://kantama.net/archives/15599327.html
11月開始予定の秋イベント、前々から予想されてた秋月の他、海外の重巡洋艦が新規実装される模様……
順当なところとしてはドイツかイタリアの枢軸国系統ですけど、意表ついて連合国だったらちょっと嬉しいかも。

http://www.moegame.com/sfx/archives/201410231207.html
12月13日公開予定のMOVIE大戦、入場者特典は何と、【ドライブ】劇中でも言及されたプロトゼロの物語を描いた
撮り下ろし第0話収録のDVDとのことで…… う〜ん、当日入場しないと確保は厳しいかなぁ。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24741956
スパロボCC、ゼウス神の降臨とハーデス神&帝王ゴールとの決着、そしてフルギーロとの激突……
話の流れ的にガチ最終決戦目前っぽいし、こりゃクレディオとの完全決着と同時にサービス終了の流れ?
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第4話……
う〜ん、話の内容自体は王道っちゃ王道で悪くないんですけど、逆に言えば語れそうな側面が少ないというか。
いやまぁ、下手なツッコミどころが無いに越したことはないのですけどね。
一先ず、黒スト……もとい霧子ちゃん因縁のロイミュードは、相棒ディメンションキャブの復帰で機嫌よくなった
ドリームベガスの協力で777を出したドライブに倒されて、被害者も全員無時に解放と万々歳。
霧子ちゃんがデレてくれるのはまだまだ先みたいですが、ちょびっと笑ってくれたり、
地味に進之介と共通意識持ったりと、仲間内は良好……と思いきや、りんなさんが妙な動きをEDでしてましたが果たして。
魔進チェイサー…… 今の所、特筆すべき点のあるライバルキャラって印象でも無いので、今後に期待。


【実在性ミリオンアーサー】第1〜4話…… うん、カオス!!
同じスタッフが過去に製作した【戦国鍋】って番組に近い雰囲気らしいのですけど、
調べてみたら【ウルトラゾーン】も同じ系列だったのですね。いやぁ今後が楽しみですw
100万人のアーサー…… さしずめ「人間は皆アーサーなんだよ!」ってとこ?
第4話、幾らなんでも絵師さんをディスりすぎじゃないですかwwww

【Hi☆sCoool! セハガール】第1〜3話…… いやぁ、まさかgdgd妖精やてさぐれの後継が来てるとは(汗
セガハードの擬人化キャラ達が、毎週セガの歴代ゲームの中に入ってコント勉強を体験するという
ゲームネタが好きなら凄く楽しめる作品です。2話は本当にオールスターすぎた……w
ミリオンアーサーにも出演されてましたし、M・A・Oさんの演技の幅広いですね。

【神撃のバハムートGENESIS】第3話…… 今回はどちらかというとカイザルのメイン回。
某総帥が泣いて喜ぶ合法ロリゾンビのリタ、単発ゲストと思いきや生き延びてレギュラーになる模様で。
先週分から原作ゲームの登場人物もちょこちょこと出番増えて来てる模様なので、先が楽しみな作品です。

【俺、ツインテールになります。】第2話…… うん、意外と悪くない!
ダイミダラーがシリアスをパロディした作品なら、こちらは逆にパロディをシリアスに展開するというか何というか。
敵も敵で一件ギャグっぽくても、やってる事は存外えげつない訳で、主人公も(他登場人物に比べれば)
存外まともな人物とのことで、そう言う意味でも割とそこそこ正統派の「正義の味方」にも期待してみたい、というか。
とりあえずハカセ……じゃなくてトゥアールさんも痴女だけど可愛いと思います、ハイ。

【仮面ライダー】第33話…… 後発のアルマジロ怪人達にも通じる頑強属性持ちのアルマジロング登場。
折角ゾル大佐が立案した東京・大阪壊滅作戦を遂行すればいいのに、大首領がライダー抹殺を優先させるから……
そういえば、丁度このエピソードと前回の間が【レッツゴー仮面ライダー】でデンライナーが訪れた時間軸に相当してましたね。
……実際の映像じゃあ1号ライダーもブラック将軍も居ませんでしたが、いったい何処の1971年に行ったのかと(汗

【大鉄人17】第21・22話…… Youtubeコメント欄じゃそこそこ賛否(主に2年前配信時)あったようですけど
個人的にはガンテツさんのコメディリリーフっぷり、喋れるようになり愛嬌が出たワンセブンも悪くないなぁ、と。
そして、ガンテツさんの反撃を食らった挙句、「この番組は路線変更じゃボケー!」とばかりに
ブラックタイガーに蹴り殺されたチーフキッドと入れ替わるかのように、ブレインが新たに建造した「ワンエイト」が登場。
敵側の新レギュラーと思しき女性陣も登場し、再びコメディ色が薄れてきた感のある次週に続く!
なんかガンテツさんが松田鏡二とダブって見えるイメージ。

【テラフォーマーズ】、状況は絶望的に最悪ですが、ここにきてほぼ完全に燈がミッシェルちゃん好きって固まった感。
小吉艦長に何かメッチャ死亡フラグ立ってるんですが…… そして、劉は「燈を絶対生け捕りにせよ」という上の命令に
最初から背いた上で任務に就いていた事が判明。やはりミンミン艦長の存在が何らかの鍵を握ってるのか。
……劉がジョセフに燈の抹殺を「確たる理由」と共に託してたのなら、燈にとってのラスボスは彼か。
 
 
■最近触れた作品

・ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース 上巻
……さて、第1部以上のロングランとなった感のある「殺伐都市」編、いよいよクライマックス目前まで迫ってきました。
(以下、ネタバレ伏字)
全巻にて、自身らに纏わる因縁を断つべく、ザイバツの総本山へと乗り込んだフジキド=ニンジャスレイヤーに
ディディクティブ=ガンドー、ハッカーとしてWEB方面からザイバツに挑むナンシー、捕らわれのユカノ、
形は違えどザイバツの意向とは異なる目的で動き始めたダークニンジャ、シャドウウィーヴ、その他の面々、
ヘル・オン・アースに乗じて大惨事となったキョート市街で殺戮の限りを尽くすデスドレイン……等々、
第2部を通して登場してきたレギュラー陣総勢による、ニンジャスレイヤー勢、ダークニンジャ勢、ザイバツ勢、
一般人目線……等々、兎にも角にも様々な視点から物語を追っていく構成が、本当に凄いとしか言いよう無かったです。
いや、もうメッチャ熱い!特にガンドー=サン渋い!個人的にはこの人とシャドウウィーヴが一番、読者目線で感情移入し易いかなぁ、って気も。

忍殺後などによる大ブームが一先ず収まり、アニメ化も決まったという事で、まさしく奇抜なネタ抜きでの
「一サイバーパンク小説シリーズ」としての底力が試される段階に入ったとも言えますが(第2部完結自体は相当前っぽいですけど)、
果たして第2部クライマックスが読者にとって心躍る内容になるかどうか、来年1月刊行の第2部最終巻が非常に待ち遠しいです……
マジでシリーズ追い続けて良かったです、ハイ。

……しかし、まさかザイバツを統べる首領ロード・オブ・ザイバツの正体が、
まさかクローンヤクザの遺伝子提供元にして、総理大臣と護衛のニンジャを倒したという武勇伝と作中でも語られた
伝説的ヤクザ、ドゴジマ・ゼイモンその人だったとは。ゴジラジュニア様が知ったネタバレとはこの事だったのですね。
果たして「キョジツテンカンホー・ジツ」により、嘘と欺瞞で塗り固められたザイバツの歴史の真相とは……
次巻で全ての謎が解明される事に期待してます。

で、某デッドプール並みの何でもありなキャラクターになった感もあるザ・ヴァーティゴさんですが、
本巻にてTwitterで外伝小説として連載されてたらしい『ザ・ヴァーティゴVS地底科学世界』も収録されてました。
本編と比べて忍殺後も殆どなく、ヴァーティゴ=サンが戦友と共に平行世界で火星人と戦うという異色作でしたが
中々読みごたえがある内容で、本編とのリンクも少なからずあった辺り、必見です。

……『カラテノミコン』ってどんな内容収録してるかすげぇ気になるwww

 
 
・艦隊これくしょん-艦これ- 鶴翼の絆 (作:内田弘樹) 3巻
無事に発売されました本作、AL/MI作戦の夏イベントを扱う内容と事前には耳にしていましたが、
今回まさかの前後編。やはりボリューム上一冊に詰め込むことが叶わず、分冊にする形になったそうです。
(以下、ネタバレ伏字)
やはりと言うか何というか、史実上のミッドウェー海戦で悲劇的な最期を遂げた一航戦・二航戦の4人に
スポットを当てられているのですが、その中でもシナリオを大きく牽引する役割となったのは飛竜と蒼龍。
二航戦の2人に届けられた改二実装の報を受け、何故か自分だけ改二となることを渋る蒼龍の真意、
そして史実上の海戦に対する、その最期に至るまでの経緯の違い故、一人先走って敵の策に嵌りそうになる飛龍、
相方に憎悪される事を承知の上で味方を生き延びさせる道を模索する蒼龍……と、二人の対比が兎にも角にも印象的。
赤城さんが食いしんぼながら、きちんと先輩としてのシリアスモードもしっかり見せて安心しました。

……瑞鶴のジレンマ云々は1巻で解決知っちゃったゆえか(史実上のトラウマは「レイテ」に控えてそうな感ありますし)、
作中を通して「面倒な先輩方に対する相談役」みたいなポジションに固まったしまった気が(汗
まぁ2巻とかでも顕著ですけど、やっぱこの作品の艦娘って原作以上に「史実上の悲劇」をキャラクター性に
フィードバックしてますし、それ故に面倒臭いメンタル揃いになっちゃうのは仕方ないかも。
むしろそういう“ダークサイド”的な部分を臆することなく描写したってのが、本作と陽炎抜錨が評価高い一因だと思いますし。

他にも、4巻以降で活躍の機会が楽しみな舞風ら陽炎型駆逐艦ズ(磯風も出てきそう)、
1・2巻では斥候の出番のみだった潜水艦ズが、ようやく実戦で活躍しそうな兆しも有るので大いに楽しみです。
新入りの伊19が存外常識人ポジなのは笑いましたがw あぁ、ブラック鎮守府……

で、次巻戦う事になる深海棲艦、なーんか文章読む限りはレ級っぽい面子の描写もあるのですが。

 
 
・人間腸詰 (作:夢野久作)
去る事5年くらい前に読んだ【ドグラ・マグラ】の著者である、夢野久作氏が生前手掛けた短編集で、
随分前に中古で買ったものを最近触れてみました。
で、感想…… 【ドグラ・マグラ】もそうでしたが、この人の作品はホラーよりもむしろ別のジャンルではあるのかな、と。
読んでて恐怖を感じたりするのではなく、色々とサイケデリック的と言うか。狂気に翻弄される人々を描きつつ
何が真実で、何か幻覚なのか、読者にすら完全に明確にせず締める辺り、まさに「狂気」を真にテーマとしたのかな、と。
最期に収録されてる【押絵の奇蹟】だけ、他作品とは毛色が違う類の作品でしたが、他の作品が作品だったので
「いつ妄想オチに突入するのやら……」とヒヤヒヤしながら読んでました(汗
執筆時期がWW2突入前くらいなので、そういう意味でも当時の日本からして近隣諸国観みたいなものも
色々興味深いと思いました。【艦これ】周りの小ネタに使え……ないか(汗
 
 
>>45 呉織あぎり様

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)
う〜ん、たかが500円玉の回収が切っ掛けで、桐生と麻生が邂逅を果たす切っ掛けになるとはなんと奇遇なw
まぁ実際、オッサンが女子高生のケツをガン見してたら疑われるよなぁ(汗 |0M0) <オレモコッソリミテルンディス
時空クレヴァスが近辺で乱発されてたのなら、ここらでどっかから異世界系統のモンスターかなんかが
襲撃かまして来たりするのでしょうか、と予測を立ててみたり。
兎にも角にも、るん達は事態が動く前に500円玉を確保する事ができるのか……(着眼点が違う

>Mバッタ『……論理が飛躍しすぎだ、麻生』
> パートナーの思考を読み取ったミュータントバッタも、その突飛な中身には動揺を隠せない様子である。
てつを「全くだ」

50 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/02(日) 21:51:50

冬のMOVIE大戦【仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル】、内容の詳しい情報来たっぽいです。
ドライブ側は事前情報通り、“超怪盗”仮面ライダールパンを相手にする展開ですが、その正体に大きな秘密があるとか。
鎧武側は、紘汰達の惑星に“メガヘクス”なる機械生命体が出現、地球をも巻き込んだ宇宙規模の戦いに発展して
かつて傷つけあったアーマードライダー達が、手を取り合って侵略者を迎え撃つ…… という風らしいです。
話の流れ的には、メガヘクスこそが両ライダー合流後のラスボスなのでしょうかね?

艦これ、秋イベント『発動!渾作戦』が11月14日から二週間ほど開催予定とのことで。
他の方のコメントを参考にする限り、どうも史実では駆逐艦が活躍した海戦とのことなので、
響・夕立・時雨・綾波・初春の各改二を確保、雪風がレベル80台に突入してるウチ鎮守府は万全……と思いたいです。
史実上では大和型二隻も縁が有るそうですが…… まぁ流石に大和型でルート固定なんて鬼畜な真似は無いと
信じたいとこです。自分は既に二隻とも確保済みですが(ゲス顔
丁度11月14日が収益日とのことで、潮改二もその日に実装される可能性が高いでしょうか。
レベルは既に71まで上げましたけど、一応75くらいまで頑張った方が良いかな……?

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24759884
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24803382
スパロボCCの振り返りイベント、ゼオライマーを中心にダンガイオー・ガンダム00・ガンダムSEEDの比重が強い印象。
やっぱ木原マサキ良いキャラしてるわぁ…… 塞臥に対してクルーゼがシンパシー感じている様を見ると、色々と複雑な気持ちが。


■今週の作品、色々と

【仮面ライダー】第34話…… やったら警戒厳重な折口博士の研究所。ライダーの正体すら掴んでるとは何者だ(汗
対象を発狂死させる神経ガスという物騒な武器を持つガマギラーですが、正直あの程度の柵、脚立で越えりゃいいやん……
五郎が女性陣三人をカエルで驚かせて奪ったアイス×3を、おやっさんと滝まで頂くとは酷い男どもだwwww
……気絶させた戦闘員を草むらに連れ込み、いきなり服を脱ぎだした滝さんがホモッぽく見えた視聴者は
自分だけじゃないと思います、ハイ(笑
最終的には小型核爆弾を搭載したセスナを、ライダージャンプで木端微塵…… し、周辺への被害は!?(滝汗

【大鉄人17】第23・24話…… ワンエイト登場編、一先ずの決着回。
しっかしワンセブン、喋り始めた頃のたどたどしさが嘘のように、流暢に喋る様になったなぁ……
展開的にワンエイトが出てきた頃からそうなった印象有るし、やはり“弟”の存在がAIに大きな影響を与えたのか。
次回2話分は味方になったワンエイトの活躍とのことで、彼の正義側への回帰を最期まで見届けたいです。

【実在性ミリオンアーサー】第5話…… ブランデリゴス、民間人をも巻き込んだ暴挙を敢行したが故に
ロット王に粛清されて退場。鎧も着ずに指揮者みたいな服装してるから……
エンディング見る限りガリでオールアップで寂しいなぁ。次回予告は安定してるなーww
技ーサーの人可愛い。……って名前どっかで見たと思って調べたら、【フォーゼ】にジュン役で出てた人やん。

【神撃のバハムートGENESIS】第4話……
陳列されてる生魚を見て「美味しそう」と漏らすアーミラ、もしや彼女にはジャパニーズの血が(違う
正直アーミラに負けず有能なロリゾンビのリタのおかげで、ゾンビVS半魚人というB級映画でも見かけない地獄絵図に(汗
一難去ったと思いきや、アーミラとカイザルが謎の触手に攫われ、ファバロとリタが取り残される羽目に……
ここにきてパーティー交換という事態に陥りましたが、いやこの作品男キャラも女キャラも生き生きしてて良いなぁ。

【ログ・ホライズン】第4話…… 冒頭のアカツキとレイネシアのクリスマスコス可愛い、と和ませるも
物語自体はアカツキを中心に、女性陣の思い悩む葛藤を描く形に。しっかしアカツキちゃんホント大人びたなぁ。
西風の旅団のメンバーの娘が『通り魔』に襲撃されるという事態に陥ってしまい、ここからアキバの街がどう急変するか。
……OPでまんまアカツキの不穏なワンカットがありましたが、果たして。

【ガールフレンド(仮)】第3話…… 今回は過去話で、エレナと文緒のファーストコンタクトを中々良さげに扱ってました。
……エレナ、普通にクレイジーサイコレズに片足踏み出してんじゃねーかwww 原作は男性視点のゲームらしいですが……
しかし女性キャラみんな乳デカすぎィ!貧乳は人に非ずとでもいいたいのかよ、製作陣(汗

【キン肉マン】、アシュラマンの前に姿を見せたのは、まさかの裁きの神ジャスティス!!
しかもシルエットがどう見ても…… まさか、「美来斗利偉・拉麺男」と設定繋げてきたりする?

【テラフォーマーズ】……はい、思いっくそ小吉艦長に死亡フラグが立ってんですが、死ぬの!?この人死ぬのッッ!?
ゴッド・リー「待ってるぞー」

【霊媒師いずな】、千佳羅にとって因縁の相手である極悪霊能者、役権現戸隠厳山が登場。
手を結んでいる企業の悪事を告発しようとした社員を呪殺し、更に巧みな話術でいずなを騙して
主犯が千佳羅であるかのように思わせる…… いやこれは8割方、いずなの未熟に起因するような。
結局、『自分とは異なる正義』に理解を示ず、悪と決めつける偏狭さ故に、リンの忠言にも全く耳を貸さず
無実の人間を殺害する片棒を担いでしまった訳で。
正直、作者側としても現状、意図的に読者視点のいずなの株を下げてるのは間違いないですし、
彼女が千佳羅に理解を示すことで、彼女の人間的成長に繋がる展開になればいいなー、と……
ってか戸隠厳山の使った悪霊がトウビョウて…… 何かしらの伏線だったりする?
 
 
■最近触れた作品

・魔法少女禁止法 (作:伊藤ヒロ) 2巻
はい、一迅社文庫【アンチ・マジカル】を2011年(小説刊行の翌年)に知ってから2年半、
エンターブレインから【魔法少女禁止法】として新装版が出る事に狂喜乱舞してから1年、
今年の1月末に発売予定の筈が音沙汰無くて絶望してから9ヶ月……
待ちに待った!! 遂に【魔法少女禁止法】の続刊が来たぜヒャッハ――――!!!(歓喜)

……はい、テンション上がり過ぎて済みません(汗) でもそんくらい待ち望んでた一冊だったので。
エビテンで注文したので当日郵送、2時間くらいかけて一気に読破し、悶えました。マジで。
兎にも角にも「衝撃的」すぎるその内容、旧版なり新装版1巻なりを知って興味を持って頂けた方が居ましたら
是非とも購入して損のない作品だと断言します!(人は選ぶとは思いますが)
少なくとも、近年の変身ヒロイン…… 取り分け、プリキュアやリリカルなのはが好きな方なら絶対楽しめるかと(ゲス顔
(以下、ネタバレ伏字。正直読む予定があるのならば見ない方が良いです)
さて、第1巻において地球の均衡を保ってきたプリンセスが消失し、結果的に彼女が抑制していた魔法少女達が台頭、
1巻で新たな「スウィ〜ト☆ベリー」となった佐倉真壱の傘下に付いた魔法少女達……通称“深夜派(ナイトオウル)”が
暴力団や暴走族を深夜、手当たり次第に襲撃する様になり、連日マスコミに手配されるという事態に。
そして、それに対して真白正幸は、宇佐美奈々の指名手配解除を条件に、国家が秘密裏に手動するプロジェクトに参加、
魔法少女達を国の管理に収め、有事の際に協力する代わりにその活動を公に認可される…… 通称“昼間派(サタデーモーニング)”に
属する魔法少女が結成され、結果“第四世代”の魔法少女達は“深夜派”と“昼間派”の二派に分かれて勢力を築くことに。
当初から互いに敵視し合いながら、深夜派から昼間派からの鞍替え、それを良しとしない内部の睨みなどを経て、
かつての戦いで既に居なくなってしまった“魔法少女にとっての敵”を両勢力共に求めるようになってしまい、
最終的には魔法少女同士の殺し合いに発展してしまう…… というのが大まかなシナリオで、
それらを軸に、前巻で運命を大きく急転させられた登場人物達を、群像劇としての構成で描いてゆくスタイルとなってます。

いや、もう……半端ない!! 兎にも角にも、魔法少女を“正義のヒロイン”でも“等身大の人間”でもなく、
“魔法少女”という一個人が持つには強大すぎる“暴力”を手にし、その力に取り憑かれるティーンズ少女として
徹底的に生々しく描いているのが、もう凄まじいというか……
特に読者の印象に残るのが、“深夜派”の一人であるキュアホワイト……もといシャイニーキュート・ムーンライト、
本名、三日月灯子。元々人付き合いが苦手な性格だったのが、魔法少女への変身能力を手にしてしまったが故に
その力を使う事に対して執着、プリンセスの消失後、先輩として自身を導いてくれたベリー(佐倉)に対して
尊敬などの感情を越えた執着…… 有体に行ってしまえば、正真正銘のクレイジーサイコレズに成り果ててしまった娘です。
元より日常生活に相当な鬱憤を抱えてたが故に、佐倉の「魔法少女としての活動の為に日常生活を疎かにするな」という旨の
忠告も完全に曲解して受け止めてしまい、最終的には唯一の肉親であった祖母すらも衝動的に手にかけてしまう……と、
まさしくヒーローのマスク、もとい「“魔法少女”に脳を食い荒らされてしまった女」という救いのなさが、何というか……
この娘、3巻以降も出るとしたら、どういう立ち位置になるんだろう…… 少なくとも救いは既に消え去ってそう。

彼女以外の魔法少女もそう…… 昼間派はプリキュアの片割れを筆頭に、ぴちぴちピッチ、おジャ魔女どれみ、
コメットさん(3代目?)、ひみつのアッコちゃん(2代目……というか正体は“第一世代”)、
深夜派は先のムーンライトを筆頭に、リリカルなのは、魔法少女アイ、Fate、スクールデイズのスピンオフのあれ……と、
昼間派は「ニチアサ枠の女児向け変身ヒロイン」、深夜派が「大きなお友達向けの深夜アニメorエロゲー系統」と
作劇的にも思いっきりメタな区別が成された印象がります。それでいて双方とも一筋縄ではいかない……と。
ちなみに東京ミュウミュウが『昼間派』と『深夜派』を行ったり来たりしてるのは、各種Wikiの評価も読む限り、
やっぱり「大きなお友達」にかなりの支持があったのが由縁なのかな、と邪推したり。
で、某キュアピースみたいな印象の黄色い魔法少女が、シナリオ上で重要なファクターとなるのですが……
それは出来れば本編を読んでもらいたいな、と。

そして、“昼間派”ことサタデーモーニング機関を運営し、魔法少女を一つの組織に纏め上げようと目論んでいたのが
かつて鬼魔との最終決戦を前に逃亡したと言われる魔法少女・白衣の妖精りるけ119番が、再び転生した
「水城りるけ」だった訳ですけど…… 彼女が最終決戦を前に居なくなったという理由が、またエグい。
なんていうか…… 徹底的にエゲつない!!鬼魔の女王を滅ぼした後、地球・鬼魔界の双方が
破滅の危機に陥った際、プリンセスが再起するまでに抑える事が出来たのが、りるけの魔法……
「3回使えば命を落とし、既に2回使用済み」の魔法を彼女に行使させようとし、平和な日常に帰る事を望んでいた彼女に
仲間だった魔法少女達は「死ーね!死ーね!死ーね!死ーね!」と、敵の女王の夢とか希望とか言ったのと同じ口、
平和を守る為に振るったのと同じ手で囃し立て、りるけは自身の死を望む声の中で魔法を行使し死亡、
真相は都合よく隠蔽された…… という。伊藤先生、マジやりたい放題としか。いいぞもっとやれ。

他にも、読者としてかなりの衝撃を受けた、宇佐美奈々の素性、並びに佐倉が「魔法少女一人につき一つ」が
原則の筈である変身アイテムを、奈々の姉の遺品から借り受けて使用できたのか、その真相……
ここら辺は衝撃的ではありましたが、できれば1巻から直接読まれてほしいのが本音なのでここでは省きます。
むしろ、その直後に、魔法少女の物語としては壮絶に最悪な事態へと突入してしまったインパクトの方が……
正直、物語が今後どう転がろうと、半ば自業自得とはいえ彼女達に救いがないって事だけは確実なんだろうな、と。

……と、【ウォッチメン】終盤と【シビルウォー】を経て、既に終末時計12時すらぶっちぎってしまった本作。
エピローグ辺りの伏線から察するに、3巻以降は魔法少女モノでも時折扱われた「巨大ロボット」が遂に参戦、
第一・第二世代の魔法少女達も姿を見せるっぽいですが……
果たして、魔法少女サクラはこの物語の主人公となりるのか、それとも彼の役割は「ラスボス」か……
とりあえず、今度は一年以上待たされなきゃいいなぁ、とだけ(汗
 
 
正直、空想大戦の世界観に編入できるか否かは、完結してみないと分からない状態になった感ありますが……
自分の中では、空想大戦でも現在のプリキュアやセーラームーンの活躍の裏には
こんくらいのダーディな物語があったんじゃないか、と勝手に妄想してたり(滝汗
……いや、流石にここまでハードどころか無情極まりない世界観だとは思いたくないですけど、正直。
伊藤ヒロ先生はTwitterで「ハートキャッチプリキュアの外伝やりたい、主人公のおばあちゃんのプリキュア自体で」と
仰ってたので、本作で知名度上げて実現に近づけばいいなぁ、と一読者として切に思いました。

……この小説読むと、結局魔法少女のマスコットって「市井の少女を戦争の兵士に仕立て上げるマフィア」と
そう代わらない存在なのではないか、という認識が脳裏の深層意識に刷り込まれてしまった感も。
2巻終盤における「彼女」は、その果てに主人が辿った末路に対して、相当な後悔と罪の意識を抱いたからこそ
故郷を捨てて地球に留まる道を選んだのではないか、と思わずにいられらませんでした。

余談ですけど、某所の二次創作SS作品で「各種版権作品の女性キャラを軒並ハーレムにしたオリ主人公が
ヒーロー連合を率いて、実在の団体や国家、著名人を悪役に見立てて無双し、日本を立て直す」といった旨の
相当アレなやつを見た事ありましたが…… それが実現した所で、ただのクーデター紛いの独裁体制にしか
なりえないだろうと、本作における『昼間派』の惨状を読んで確信できましたよ、えぇ。
仮面ライダーやウルトラマンもそうですが、大衆の正義・個人の正義・悪を背負った仕事人とかジャンル問わず、
やっぱりヒーローが政治に介入して引っ掻き回してもロクな結果にはならないと再認識しました。(締め

 
 
・ガンダム・センチネル ALICEの懺悔 (作:高橋昌也)
さて、数年くらい前に中古で確保しながら、長いこと積んだままの本作、無事に読了叶いました。
ガンダム関連の話題にはよく耳にする本作、著者の高橋氏は【MS戦記】の著者としてご存知でしたので
個人的に割と期待大きめでしたが、実際読んでみると思いの外楽しむことが出来ました。
時系列的には【Ζ】と【ΖΖ】の間とのことで、それぞれの物語の中間期に位置するモビルスーツを
作中設定における技術の延長線上として解釈、ジオラマとして展開する……という企画だったようですが、
自分はムックの方は見ておらず小説オンリーでしたので、そこら辺はあまり頓着しなかったり。

ティターンズ敗北と言う事態に、連邦軍内をスペースノイド派が力を増す事態に危惧を抱いた士官達の
タカ派の極致といった面子が「ニューデスサイズ」なる反乱軍を編成し、月面都市と共謀して連邦政府に宣戦布告、
それに対し、少数精鋭と言えば聞こえはいいものの、実態は張子の虎とも言える「α任務部隊」の面々が
果敢に挑むも、その最中でリョウ・ルーツの乗機Sガンダムに搭載された「ALICE」に変化が起きる……といったシナリオで、
全編を通してほぼ完全に男ばっかな登場人物、新選組と新政府軍の衝突をモチーフとした展開等々、
TVシリーズのストーリーは然程絡まない、完全な「世界観を用いた外伝作品」という風になってて
劇的に面白かったという訳でも無いのですけど、一作品として中々読み応えある印象でした。

ニューデスサイズの面々も悪役ながら個々のキャラクターはそこそこ丁重に描けている印象で、
クレイが散り際に自分達の大義に基づいた決起が、結局ただの思い上がりに過ぎなかったことを悔いる場面は少しホロリと来たり。
おい、見習えよデラーズ・フリート。

Wikipedia読む限りは、出版元とサンライズの間で微妙にややこしい版権トラブルがあったとのことで、
スパロボでも一度だけ機体のみ扱われた事はあったそうですが本格参戦は一度も無し、
近年のゲームでも少々事情ありげな扱いされたり、色々と後を引いているっぽいですね……
他にも「リアル路線」を謳った事に対する疑問、関連スタッフが色々アレな発言をしたとかで
現在でも少なからず賛否が多い側面もあるみたいですが、そこら辺はガンダムシリーズの長い歴史の中で
初めての本格的な「長編外伝」として成立し、二次創作ながら結果的に準公式的な見解になってしまった事に対する
一種の弊害なのかなぁ、と思わんでも無かったり。
そういう意味では先入観関係なしに、一作品としてもうちっと正当な評価されたほしい気がします。

そういえば、SDガンダムでも結構な比率で世界観の重要なポジションに居るっぽい「スペリオルドラゴン」も
本作のSガンダムがモデル……と思って調べてみたら、実際はそういう訳でもないっぽいそうで。
とはいえ、「ALICE」が最終的に“菩薩”になったという解釈からして、妙なシンクロニシティが何処かにあったのかも。

空想大戦で絡めるとしたら…… ニューデスサイズは普通にロゴス勢力に編入が妥当かな、とも思いましたが
各人(特にクレイとオフショー)の最期を考えると再びコトを起こすとは考え辛い気もしますし、どうなるでしょうかね?
エイノー辺りは思想的にも地球教シンパの手引きで釈放、ロゴス勢力に参加しても可笑しくなさそうな気はしますけど。
 
 
・ドリフターズ (作:平野耕太) 4巻
およそ一年半ぶりに刊行されました第4巻、感想…… やっぱりヒラコー先生は鬼才だわ!
今回の収録分はサンジェルミ伯に手引きされての帝都クーデター刊行と、廃棄物勢力の乱入、
豊久と荒木飛呂彦土方の激突、そして多門丸、菅野直らが率いる別勢力の台頭までを扱っております。
……近場の書店で扱われなくなった(立ち読みできない)ため、今回の内容はかなり新鮮な気持ちで読めた次第です(汗

しっかし、やっぱり戦闘描写の雰囲気とかいいなぁ、平野先生の作品…… ダイナミックプロにも通ずる所が多いというか、
絵の迫力あり、シナリオの説得力ありで、徹底的に敵対勢力に対する殲滅戦を書ききる凄さは御見事としか。
3巻から続いてきた『鉄砲』伝来、今回で遂に始めて黒王の軍勢に対して発砲されることとなり、
その圧倒的な威力に、使用した兵士が「こんなにも簡単に殺せるのか……」と評する場面、
着々と信長の思い通りに事が進んでいるといったところでしょうか。

「島津は徳川を滅ぼした、何十年、何百年かけても絶対成し遂げた」と心から信じて言い切る豊久、
そしてその言葉通り、彼らの子孫に体制も誇りも奪われてしまった境遇の土方と激突する事態に。
ここらもそうですが、やっぱこの漫画の一番の見どころは「それぞれが生きた“時代”と“生きざま”の衝突」に
大きな醍醐味を感じる印象が有ります。特に同じ日本人ながらも、戦国末期でなりふり構わず生き抜いてきた豊久と
復讐に燃えながらも“士道”を重んじている土方、両者の対比も上手く描写で来ていたと思いました。
いや、どっかのゾンビと違って、こっちの土方歳三マジカッコイイ。そりゃ面白い漫画をジャンプで連載できる筈だ(違

そして、単行本2巻の加筆分で初登場し、久々の再登場を果たした、多聞丸こと山口多聞
グ=ビンネン通商ギルド連合の客員提督として、現実の航空母艦に相当する「鷹母」の艦隊を指揮するも、
ギルド連合と完全に相成れてはおらず、異世界にとってオーバーテクノロジーの塊である
史実における彼の乗艦「飛龍」の譲渡については頑なに拒んでいる現状……
「帝国海軍は俺達だけになってしまった」と語る多聞の姿にそこはかとなく哀愁を感じてしまったり。
う〜ん、やっぱり3巻発売から現在までに艦これが人気を博しましたし、彼と飛龍に対する見方が
大きく変わった読者も数多そうな気がします。

オルテ帝国の首都を抑えながらも、黒王の勢力が乱入したことにより無血開城とは行かなかったため
結局、各地に散らばった軍勢は手に収める事ができず、後々相手にする他無くなってしまった漂流者勢。
久しぶりに姿を見せたデストロイヤー菅野直、結局合流することとなったスキピオと共に
亜人達を率いて帝国軍に対抗する一大勢力を率いるまでになってるとは(滝汗
連載開始から数年、遂に漂流者達が合流するときが来るのでしょうか。そして廃棄物陣営にも、信長と因縁深いあの男が……

勿論、ヒラコーお得意のギャグ描写も抜かりなく、後世における信長の伝説(主に漫画とかゲームとか)を
サンジェルミ伯が語って狼狽する信長の姿には噴きましたww
そしてサンジェルミ伯麾下の精鋭部隊…… 史実の神聖隊の如く、まさかのホモ軍団とは恐れ入ります(滝汗
グレート「宇宙警備隊でも参考にしましょう、タロウ兄貴!」
毎度おなじみカバー裏企画…… 流石にスティーブ・ジョブズとマイコーは出せねえだろwwww
 
 
・洋介犬の恐怖毒本 脳に焼きつく怪異 (作:洋介犬)
「洋介犬」の名前で検索すれば多数ヒットすると思われますが、WEB掲載のホラー漫画家として
知る人ぞ知る作家さんの、過去出版されたコンビニコミックから再録・加筆した傑作選といった類です。
昔のやつは店頭でちょいと立ち読みしながら、結局買わなかった思い出があるなぁ、と……
著者様のサイトで既に在庫品薄と知り、自宅の近所にあるコンビニで数冊置かれてたこともあり、
この度思い切って500円ワンコインで購入した次第です。

はい、実際に作者様のブログやPixivなどで読んで頂ければ理解いただけますが(苦情は受け付けません)、
徹底的に後味悪い類の不条理かつ理不尽なホラー(偶に例外もありますが)で、基本救いないのですけど
読んでてゾクゾクさせられるというか、妙に病みつきになるというか……
昔チャンピオンで連載されてた【不安の種】に近い雰囲気のある、ショートショート系ホラーが嫌いじゃ無ければ
買って損の無い一冊だと思います。本書自体はAmazonでも売り切れ、プレミアに片足突っ込みつつありますが……
何気に、女性キャラの書き方が(ホラー時除き)割と可愛いのも個人的に評価のポイントかと(笑
近衛華子ちゃんならホラーに巻き込まれても付き合いたいです、ハイ。だがルリク、テメーは駄目だ


51 名前:名無し客:2014/11/02(日) 22:40:07
>>50 タカ派の極致といった面子が「ニューデスサイズ」なる反乱軍を編成し、月面都市と共謀して連邦政府に宣戦布告、
デュオ「ちょ、デスサイズじゃねえって、ディサイズだよそいつらは!」
由来はNew撰組Decidesとのこと。

52 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/02(日) 23:28:58
>>51 名無し客様

>デュオ「ちょ、デスサイズじゃねえって、ディサイズだよそいつらは!」
>由来は新撰組とのこと。
ウギャアキン肉マ―――ン!! 読み返したら確かに「ディサイズ」でした(滝汗
なまじ「デスサイズ」で先入観あったものだから、実際に読んでも微塵も気付かなかったという……
ご指摘して頂き感謝です。

53 名前:名も無き蜀軍兵:2014/11/02(日) 23:39:48
ご無沙汰してます。

>>40-41>>44>>49-50 無名の妖怪ハンター様
>テイルズ勢はナムカプとPXZ共に、発売当時における「シリーズの最年長主人公」から選出されたんでしたっけ。
確かナムカプはスタンとルーティでしたっけ?

>ロボ枠だったら、むしろコンパチヒーロー準拠で「パワードスーツ・ゲシュペンスト」のギリアムとか
並行世界を流離う彼だったらむしろピッタリでしょうね。
前作出演組からゼンガーの知り合いである事に驚かれるとかも。

>バジュラ達の犠牲によって離脱に成功した自軍
ようやく対話を果たせたのに…彼らは果たして無事なのでしょうか?

>とうとうミケーネ神にすら「悪魔」呼ばわりされてしまったマジンカイザー×2
ミケーネの神々も恐怖に慄く神殺しの悪魔達…
本流シリーズでもダブルマジンカイザーの競演が見たくなりました。

>12月13日公開予定のMOVIE大戦、入場者特典は何と、【ドライブ】劇中でも言及されたプロトゼロの物語を描いた
>撮り下ろし第0話収録のDVDとのことで…… う〜ん、当日入場しないと確保は厳しいかなぁ。
むむむ、これは気になりますね。何としてでも手に入れたいです。

>鎧武側は、紘汰達の惑星に“メガヘクス”なる機械生命体が出現、地球をも巻き込んだ宇宙規模の戦いに発展して
>かつて傷つけあったアーマードライダー達が、手を取り合って侵略者を迎え撃つ…… という風らしいです。
実は…
ロードバロンとの戦いで死んだと思われたプロフェッサー戦極が
サイボーグとなって復活を果たすそうです。ひょっとしたメガヘクスを作ったのも…
(伏字)

>【キン肉マン】、アシュラマンの前に姿を見せたのは、まさかの裁きの神ジャスティス!!
>しかもシルエットがどう見ても…… まさか、「美来斗利偉・拉麺男」と設定繋げてきたりする?
かつてモンゴルマンだった頃にジャスティスの再来と呼ばれたラーメンマン…
ツイッターのフォロワーさんとの論議で
『ドクターボンベが知識として完璧始祖の事を知っており、
 そこからジャスティスを模したモンゴルマンマスクを作ったのでは?』

という考察が出来ました。それとザ・ニンジャ…


四戦四敗四死亡という最悪の事態を乗り越えての初勝利おめでとう!!

>>42 ゴジラジュニア様
>BLACK第一話で突然「仮面ライダー」と宣言した南光太郎もその都市伝説が由来なのでしょうね
>Fラドン「そして元々都市伝説であったがゆえに3年ほど姿を隠しただけで非実在説が主流に…」
そしてクウガ達の活躍で再び仮面ライダーの都市伝説が話題になる…ですね
>某所でキャッスルドランとデンライナーの光弾が合体したことやライダーシステムの共通性から
>「代替エネルギー」=フリーエネルギーという説を聞いたことがあります。
ほぉ、デンライナーが運用されている未来で開発が成功したって事ですね。


>>45-48 呉織あぎり様
>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
何の因果か勝と桐生さん、トオルとるんの珍妙な四人組が揃ってしまいましたね。
さて…彼らは探し物を見つけられるか?
次回も楽しみに待ってます。

54 名前:新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト:2014/11/05(水) 23:08:57



     鹿児島県 某港・廃倉庫にて
 
 
青年「……これは、素晴らしい」
 
 
 まだ若い青年と思しき容貌の、黒いスーツを着込んだ男が、暗がりの中で感嘆の声を静かに漏らす。
 青年の顔付きは、簡潔に表現すれば容姿端麗、かつ10代前半と言っても十分通用しそうな若作り、
 俗な言い方をすれば「イケメン」といった類だ。
 ……だが、その一見温和そうな目つきの奥に潜む、濁った瞳の眼光までは、
 その筋の人間が見れば決して誤魔化すことはできないだろう。
 
 青年の背後には、若き少年と少女…… 2人共にブレザー、セーラー服を着用した姿で、
 見た目だけなら青年とは数歳も変わりそうにない、彼ら彼女らもまた、“何か”に対して嬉々するかのようなそぶりを見せていた。
 
  
 そして、青年らと対峙するかのように聳えたつのは巨大なカプセル状の培養槽
 透明な素材で造られた培養槽の中は、生体維持の効果を有する特殊溶液によって満たされ、
 絶えず圧縮カートリッジより栄養が送られ続けている相手は、パイプで繋がれた生命体……
 紛れもない一糸纏わぬ姿の“人間が、まるで寿司屋のカウンター席に鎮座された
 水槽を泳ぐ魚介類の如く、目を覚ます気配もなしに溶液に浸っていたのだ。
 
 およそ八個ほど用意されたカプセルの傍には、それらを運搬してきたと見られる男達……
 純白のビジネススーツを着込み、目元をミラーグラスで覆い隠した、代表格と思しき中年男性と、
 彼を護衛するかのように、上半身裸にドカンを履いた姿の、筋骨隆々な男が数名。
 ……ドカンの男達は、一卵性双生児の如くまるで同一人物にしか見えない容姿揃いなのが聊か不気味だ。
 
 ミラーグラスの中年男性は、ペン型の携帯用ヴェポライザーを咥え、口元から微かな副流煙を漏らしている。
 その微かな匂いを嗅げば、その独特の芳香から、男が嗜んでいるのが刻み煙草ではなく、
 この国の法では非合法とされている…… 所謂大麻カンナビス系統である事が分かるはずだ。

 白ずくめの男の前に、黒スーツの青年が進み寄ると、背後の少年から渡されたアタッシュケース数個を差し出し、
 それを確認した白ずくめの男は背後のガード達に合図を送る。
 すぐさま、クローン人間の様に瓜二つな容姿の男たちは、変な仕掛けが無いか用心しながら
 丁重にケースを開封、中に詰められた無数の札束が、偽物などではない事を確認する。
 
 
青年「……問題ないですかね、お支払いの方は」

エージェント「チェックが終わるまで、黙って待って頂こうか…… まだかかるか」

男達「もうちびっとで終わる、待ってろ」

 半裸の男達が、そう大阪弁と思しき方言で返事をしてからおよそ二分ほどで、ケースの中身は一通りチェックされたようだ。
 男達はケースを閉じると、それを抱えたまま自身らの上司たるエージェントの背後へと控える。
 
 
男達「……問題おまへん。偽札の反応は無し、全部正真正銘の日本銀行券一万円札や」

エージェント「OK、商談成立だ」
 
青年「……フフッ、ハハハハハッッ!!!!
 
 エージェントより正式に“商品”を取引できた事で感極まったか、男はその佇まいを大きく崩し、
 不気味な嘲笑をあげると、その顔を歓喜の愉悦で大きく歪ませるに至った。
 
 
青年「遂に…… 遂にこの日が来た!! ここまで来るのに10年も要したが……
    だが、これで取り戻せる…… 夢にまで見た、“理想の日本”の姿を!!
 
 不気味な顔付きで高らかに宣言する青年であったが、彼が狂喜乱舞する様を見て
 背後に控えていた若き少年少女達もすぐさま駆け寄り、歓喜の表情を浮かべて青年を祝福する。

少女「やったね、パパ! これで日本を蝕む××や△△の馬鹿野郎ども……
    あいつらの薄汚い血統を完膚なきまでにぶっ潰すことができる! 私も嬉しい!」

少年「もう、僕達が気狂い扱いされることなんてない、今度は奴らこそがが白日に暴かれる時だ!」

青年「あぁ、そうだ。今こそ我々が示すときだ…… “正義は勝つ”という事を、この国の大衆にな。
    さすれば彼らも、今の世で何をすべき、何を信じ、何を排除すべきか…… 理解してくれるだろうさ」
 
 
エージェント「(……チッ)」

 容姿端麗な美男美女達が、揃いも揃って可憐な見た目とは裏腹とも言える、
 偏見と極右思想に満ちた過激極まりないレイシズムを孕んだ発言を口走る様を見たエージェントは、
 そのあまりにも俗物極まりない勢力に、組織の資金繰りとはいえ技術の一端を託してしまった事に
 若干の後悔を覚えながら、舌打ちしながらも喫煙具ヴェポライザーを口に咥え、煙を吸い込む。

エージェント「フン、貴様らがこの国で何をやらかすつもりか、我が組織が知った事ではないがな……
        くれぐれも“我々”の名だけは出さないでもらおう…… それだけが現状提示する、最低条件だ」

 そう漏らすと、使者は喫煙具を放した口元から、大麻カンナビスの芳香を伴う煙を吐き出す。
 その香りを嗅ぎ取った青年は、使者に対してニタリと不気味な微笑みを送り、更に相手の心象を掴もうと目論んだ。

青年「フ…… 私達の悲願が叶ったら、今に往来でも“それ”をスパスパ楽しめるようになりますよ。
    大麻はこれからの我が国にとって、繊維・燃料を生み出す貴重な財源。規制なぞすぐ取っ払ってやります。
    私の作ったスペースケーキは、娘達にも好評で……」
 
 
 
 
 
 
 ―――――――その瞬間、暗闇に包まれた倉庫の中に、大きな音が鳴り響く。
 
 
エージェント「ムゥ!?

青年「な…… 馬鹿な、こんな僻地に警察の手が回る筈は……」
 
 
 音が響いた地点からは、恐らく倉庫の見張り番を担っていたと思われる“ドカンの男”の一人が、
 その頸をあらぬ方向に捻じ曲げた姿の死骸を晒し、そのまま埃舞う床へと投げ捨てられた。
 既に物言わぬ骸に次ぎ、姿を現したのは…… 他ならぬ、倉庫番に“死”を振りまいた存在であると
 その場に立っていた者達、全員が確信する事ができた。
 
 その男の姿、風袋…… 総じて一言で表現するに相応しい用語はただ一つ、“ヤクザ”。
 
 
 
 
        〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::.:.:/    >´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:
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     /.:.:.:.:.:.:.::..:.:.::._.:_::._.:_-──フ/ O  /         //ミ
   /.:.:.-ー─''':::::::::::く⌒\:::::::::::::〈__/        //  三
 /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 0.`>___ィ'777777777コニニ彡´.   三
  ̄.`゙゙゙゙゙´⌒` ̄ ̄.,r''7777ヽイ⌒ゝ//////////}       彡
            l!//////}   ヾ、'_'_'_'_'_'_'/
            ヾ、'_'_'≧´

ヤクザ「おのれ…… 誰に断わって、わしのシマで勝手さらしとるんじゃ
 
 
 
 
エージェント「……何者だ、貴様!!」

 突如、裏取引の現場に出現した乱入者に対し、青年傘下の若きテロリスト達は各自銃器を抜きはらい、
 またエージェントの傍に控えるクローン京たちも、神妙な表情を浮かべて臨戦態勢を構える。

ヤクザ「あぁん……?」
 
 まさしく、古風な“ヤクザ映画”のスクリーンから抜け出してきたような、昭和初期のチンピラめいた格好の男は
 ドスの効いた声色で周囲の連中に威嚇を駆けながらもその実、周囲の重火器には大した脅威を抱いていないのか
 平然と股間をボリボリを掻き、自身を取り囲む者達に視線を向ける。
 その挙動に一瞬毒気を抜かれたか、青年は焦りから平常心を取り戻すと、男に対して威圧的な声をあげる。
 
 
青年「……この街一帯の暴力団ムシケラは、一匹残らず駆逐されたはずだ。
    ライバルが消えた隙に、陣地を占めようって魂胆なら残念だったな。生憎、貴様らの野望はこの地で潰える事になる。
    何故なら、この街、いや、この国には我ら“ファミリー”が――――」

ヤクザ「知らんわ、んなもん! 最初に言った通り…… わしのシマで勝手さらすなと言っとんじゃ、ボケ!」

青年「ひっ!」
 
 男が言い放った強烈な恫喝に、青年は一瞬腰を抜かしかけるも、自身の“ファミリー”たる少年少女が
 周囲に控えている以上、虚勢を持ってしてギリギリ食い下がる。

青年「ぼ…… ボケだと、この我らが!? 貴様こそ誰だ、名を名乗れ!!」
 
 必至の形相で噛み付こうとする青年に対し、男はその顔に“満面の笑み”を浮かべると、ニヤリと嗤う。
 
 
 
 
       〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄.:.:ヽ____.:.:.:.:.:.:.:∧
      ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄.:.:.:.:.:∧
     /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} /
    .,-ゝ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
    {/´ .\____.:_.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
   ィ ヽ__ゝr''777777,ヽ_.:_,:_.:_.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./  /
<.:.:.:.:.:.:.:ヽl!////////,⌒l{777,ヾ、、_.:.:.:.:/ / ./
 _.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ、'_'_'_≧イ ̄∧'/////,ヾ、>/./ //ヽ
  >、__.:.:.:.:.: ̄.:.:ー'ヽ.__/__.ヾ、'.',',',','ノノ_彡ー‐'.:.:.:.:.:
 =彡イ|;;;`ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ==".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
  .ハ/7!::ヽ―ヽ_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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   | {|:::::::::ヽ._゚_ヾ;;;'::::::::,ィ ̄。 /::彡ィ/_.lミ=-
   | l|::::::::/ ̄ ̄;/〃`"====="::::::彡// }从
   ヽ|::::::: :   ,;/从    ..:  `ヽ::::ソ//∧!
    .|:/ ,ィ  ;《⌒      ´ ..:  }/ { './
    .{:  ヽ ヾ:ゝ''¨`    ヽ   ,' ノ//从
 ,<´:l,,  l ヾ==- .. ___,, 一'` ' ∧.イ.、
.:.:.:.:.:.:.:.:|ヽ,, 丶__¨二`ー==''|´   /;;;;;;;;!、.:\―‐.、
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将造「極道連合初代会長…… 岩鬼いわき将造しょうぞうじゃ!! 覚えとけチンピラども!!」
 
青年「なっ……」
 
  
 ヤクザ、もとい“岩鬼将造”と名乗った男を前に、青年はただ引き攣った顔を浮かべる他なかった。

 ……否、一見若年であるかのような顔付きには、よく見れば微かな縫合跡僅かな小ジワが見て取れ、
 恐らくは実年齢は、中年程の齢であろう将造よりも上…… 四、五十代くらいの男が、発達した美容整形技術や
 投薬によるサーチュイン遺伝子の強制活発化などを経て、強引に若作りしているのだろう。

 よくよく見れば、背後の容姿端麗な、アニメーションに出てきそうな少年少女達もそう……
 投薬とカラーリングで着色した虹の様にカラフルな頭髪、根本から顔の構造を弄った事を示す僅かな縫合跡、
 そして口こそ達者なくせに虚ろ気味な目……
 彼らがその実、青年(という齢ではないだろうが、便宜上こう呼び続ける)の“趣味趣向”にとって都合のよい
 “人形”として形作られたであろう事実を、例え微かな光が灯されるのみの暗い倉庫の中であろうと、
 将造の“片目”は確実に映しだし、真実の白日の下に曝け出していた。
 
 
将造「ここだけやない、わしのシマは…… 日本中、いや、世界中がわしのシマじゃあ!!!
    分かったら、そこの“お人形さん”とゼニ置いて、とっとと出ていけ。はよせんとインキン移すぞ」
 
青年「人形……!? フ、フフ、私がこれより成そうとする偉業は、お人形遊びでも何でもない……
    今を生き、そして後世の日本国民が望むべき未来を創造する、紛うことなき“正義の戦い”だ!」
 
 そう言って、青年は取引を終えたばかりのクローン培養槽のカプセルに、電源を入れ……
 内部の液体に浸っていたクローン人間の姿を、暗がりの倉庫の中で煌々と照らし出した。
 
 
将造「へぇ…… やっぱり“お人形さん”じゃわい。“現代政治家シリーズ”として売り出しでもすんのか?」

エージェント「(このチンピラが…… 曲がりなりにも、我らが組織の“商品”を侮辱しやがって……)」
 
 カプセルの内部を知っても、毅然として鼻で笑い飛ばした将造に対し、エージェントの男は内心腹を立てる。

  
 
 
 それはいいとして、培養槽の中に浸っていた者達は、まさにそうそうたる顔ぶれとしか言いようがなかった。
 
 何せ、まず筆頭に挙げられるのが、現在日本を支える数多の有力者を輩出してきた『男塾』の塾長にして
 現在も「日本の首領ドンん」としてその名を知らぬ者は居ないと言われる傑物…… 江田島平八
 更に続くカプセルには、現日本国総理大臣にして国民からの圧倒的な支持率を誇る剣桃太郎
 同じく過去に総理を務めた板垣重政、防衛大臣の大豪院邪鬼、警視総監の冴島十三

 ――――そして、かつて世界を蝕む強大な悪意より、幾度となく地球を救ってきたヒーロー達、
 仮面ライダー1号こと本郷猛、ウルトラマンことハヤタ・シン、アカレンジャーこと海城剛
 
 言うならばまさしく、ここ“日本”という国家の枠組みにおける最大級のオールスターと言って過言でない陣容であり、
 それらの人物達が、一糸纏わぬ全裸の姿でカプセルの中で、ただ黙々と眠り続けていたのだ。
 
 
 
 
将造「ケケッ、すげぇもん作りやがるわい。こんなんだったらワシもいっちょ、20人くらいに増やしてもらおうかのう。
    ……手前らは、“ネスツ”か? それとも“メンデル”の生き残りかなんかか?」

エージェント「……極東の弱小マフィア風情に、話すことなど何もありはしない」
 
 
 “ネスツ”に“メンデル”…… いずれも、所謂“複製クローン人間”の技術をもってして、禁忌に踏み出した勢力の名だ。

 クローンとは有り体に言ってしまえば、その名の語源である「挿し木」が意味する様に、
 まるで同じ性質の木々を増やすかのごとく、動物の血液や細胞……それこそ体毛一本からででも、
 採取した遺伝子を熟成培養する事により、細胞の持ち主と全く同じ生命体を創造する技術のことである。
 その対象には複雑な構造の哺乳類…… 人類も適合する事が理論上可能とされ、
 それこそやろうと思えばAオリジナルからBクローンのみならず、BクローンからCクローンCクローンからDクローンと無限に……

 一昔前ならいざ知らず、新西暦189年現在では決して不可能な技術ではないが、
 それでもなお倫理的な観点から公的にクローンとして人間を生み出すことは、決して世に憚って良い類ではない。
 ……が、それを躊躇せずに踏み越え、強力な力を有する“個人”をクローンとして量産し、
 それを純然たる“戦力”とし、“商品”に仕立て上げようとする勢力も、決して少なくは無いのが実情である。
 先に挙げた“ネスツ”はその代表格と言っても過言ではないだろう。
 
 培養カプセルの中で眠っている著名人達もそう…… 剣桃太郎や本郷猛らのオリジナル、
 彼らをストーキングでもして確保した髪の毛なり血痕なりを基に、造りだした複製人間に他ならなかった。
 そして、それらをオーダーした青年の目論見は言うまでもない…… 彼ら偽物を本物とすり替えて
 政治の表舞台に擁立し、日本という国家のシステムを掌握することであろうと、将造はすぐさま理解できた。
 
 尤も、これらの製造元であるエージェントの所属先が、一体何処であるかは流石の彼にも見当が付かなかった。
 やり口として可能性が高そうなのは“ネスツ”であるが、果たしてそうだという明確な確証は何とも言えない。
 実際問題、こんな場末の過激派連中にクローン技術を売りさばいて資金繰りするあたり、
 比較的新興の勢力である可能性も、将造は勘繰ったが……
 
 
 そうこうしている間に、青年はその顔色を悪くしながらも、再び立ち上がり将造へと向き直る。

青年「フッ、フフフ…… 好きなようにほざくがいいさ。どうせ、我らの悲願が結実すれば、
    貴様らの様な蛆虫など、この国からさっさと叩きだしてやる……」

将造「“悲願”。この人形どもを本物とすり替えて、国会議事堂でテロでもやらかそうってか?」

青年「テロだと……? 違う、クーデターだ!
    一週間後に控える国会にて、我々の雇った特殊部隊を突入させ、議員どもを全員拘束して
    “この”新たなる剣桃太郎を国のトップとし、今こそ新政府により素晴らしい日本を作り上げる……
    ……かの“二・二六事件”を、新西暦の今の世に成就させようというのだ!」

 そう言いながら、青年は自身の傍らに聳えたつ、剣桃太郎の偽物が眠るカプセルに擦り寄った。
 まるで、それらこそが卑屈な人生の中で思想を歪ませたしまった男にとって、最後の希望であるかのように。
 
 
青年「腐敗した日本政府の腰抜け官僚どもに、この国に訪れる筈の薔薇色の未来など用意できる筈もない。
    計画が成就した暁には、日本にのさばる不良外人のみならず、連邦軍も米軍も全員追放……
    自衛隊なんて腑抜けた名前の“軍”なぞ不要!強い日本、20世紀に名を轟かせた“日本軍”を復活させるのだ!」

将造「ケッ、ライダーやウルトラマンがそんな下らん“戯言”聞くもんかい」
 
 将造の尤もな指摘に対し、青年は鼻で笑うと、傍らのカプセル……
 “本郷猛”を始めとするヒーロー業界の重鎮のクローンを収めたそれに身を寄せると、愉悦を浮かべて嘲笑する。
 
青年「見て分からないか。既に本郷猛もハヤタ・シンも、私の手駒…… 否、“盟友”として揃えている!
    彼らが私の意見に賛同してくれれば、歴代のヒーロー達だってきっと私の理想を理解してくれるはずだ……」

少女「そんで、いずれはプリキュア全員と結婚するのが夢なんだよねー、パパ♪」

青年「フッ、夢などではないさ…… あれだけはクローンでは賄えない、“天然モノ”でなければ意味がないな。
    彼女達の瑞々しい身体を纏めて抱く事も、いずれ現実となる!
    何故それが叶うかって? 言うまでもない…… それは、我々こそが正義だからさ」

少年「正義っつーか、既に女の子たち洗脳する為の機材とかも用意してるしね。本人の意思ガン無視だけど」

青年「フッ、洗脳が解けたとしても、その間に育んだ俺と恋人たちの愛は何時しか本物になっていた、か……
    まさに、最高のヒーローに相応しい展開ではないか」
 
 
 青年は濁った眼で自問自答を述べると、懐から一丁の拳銃…… 否、何処で調達したかは知らないが、
 高精度のビームガン系統と思しき銃器を取り出すと、将造に照準を向ける。

青年「そう、それこそが私が…… いや、日本の全国民が望んでいる、超日本内閣構想!!
    今こそ新西暦189年の世に、私が数多のヒーロー、美少女ヒロインを要する“ヒーロー連合”の頂点に君臨し、
    近隣諸国にのさばる敵性国家どもを徹底的に駆逐し、理想郷ユートピア建設…… 大東亜共栄圏を実現するのだ!!」
 
 青年が歪んだ表情で、長々と物騒極まりない演説を続ける様を眺めていた将造は、
 一瞬「あぁなるほど」とでも納得するかのような仕草を見せると、再び青年の顔をまじまじと眺める。
 
 
将造「きさま…… 思い出したぜ。名前は覚えとらんが、確か随分前にインターネットの生放送を通じて
    政治活動の真似事しやがった何某だろ! そん時も今みたいな主張ばっかしやがってたな……
    わしもリアルタイムで拝見してたが、結局貴様に賛同したのは有象無象のネット右翼程度。
    アイドル事務所や回回教イスラームに悪口言いまくった結果、猛抗議を食らって山ほど借金背負ったと
    どっかで噂を目にしたがなぁ、実際どうなんじゃ」
 
 と、そこで青年の“娘”であろう少女が、心底からの憤怒の表情で将造を睨み付け、ズカズカと割り込んできた。
 
少女「何よ、アンタみたいな蛆虫野郎がパパの事を悪く言うなんて許さないわ!!
    あんたら人間の屑なヤクザなんか、私の空手チョップでボコボコにしてからコンクリートで固めて
    ハワイの火山の噴火口にドボン!してやるんだから!死ぬ前に後悔なさい!」

青年「クク…… 貴様ごときのヤクザ者にこの、容姿端麗にして品行方正、文武両道にして天真爛漫、
    地球を守る全てのヒーローの上に立つべき存在である、この私の理想が分かる筈もなかろう。
    例え数多くの大衆にテロリズムと蔑まれようとも、“正義”に敗北などありえぬ……
    日本軍による近隣諸国の諸悪どもの征伐こそ、我々が成す“正義の戦い”の幕開けなのだ!!ハハハハハ!!!
 
 
 既に将造の問いに、青年も少女も真っ当な返答すらせず、テロリストらはその顔を盛大に歪めて馬鹿笑いする。
 ……しかし。
 
 
将造「ケッ…… ケケケッ…… 本当に“可笑しい”話じゃあのう」

 彼の周囲の少年少女達がそれに釣られる前に、将造の方がいきなり笑い出した。
 ……それは青年らのような盛大な物ではなく、むしろ腹の底から抑えられないそれを必死で押さえ殺している、
 言わば、それこそ正真正銘の“嘲笑”そのものであった。
 
 
青年「な…… 何故笑う…… この私の輝かしい理想を!?」
 
 その態度に顔を引き攣らせた青年を前に、将造はもはや嘲笑を隠そうとすらせず、その顔を“歪ませ”る。
 
 
将造「理想……? 正義……? なぁに下らんゴタク立て並べてんじゃボケ。
    結局のところ、手前らは自分が気に入らない連中が目障りだから、持て余した“暴力”を持ってして
    ヒーロー気取りでカッコよく排除したい…… ただ、それだけのチンピラよ」

少年「と、父さんを愚弄するのか!? お前が何といおうと、正義は僕たちの手に……」

 将造の容赦の欠片も無い言葉の数々に、暫く黙りっぱなしだった“少年”が激昂し、突っかかる。
 
 
将造「雑魚共はそう言いはる! 昔もそんな連中が大勢おったそうじゃ。
    思想だの理想郷だの右だの左だの!、適当な建前言って外面ばっかし綺麗に言い繕いながら、
    結局はただ鬱憤溜まって、“国”相手にケンカしたかっただけじゃ!」
 
 将造の啖呵に、青年が苦虫を噛み潰したかのような表情で、憤怒の色を顔に浮かべる。

青年「……もはや、この世界は手遅れだ。貴様らの様な連中が余りにも世間を座席し過ぎたせいでな。
    平和主義などという戯言を捨て、目に見える外敵を駆逐する事こそが……!」

将造「あん……?」
 
 青年が、眉間に筋を立てて激昂しかけるも、そんな彼の様子を目の当たりにした将造は……
 彼を嘲笑するでもなく、一喝するでもなく、ただただ呆れたとしか形容のできない表情を浮かべた。
 
 
将造「……何勝手に勘違いしとんじゃ」

青年「は……?」
 
 熱が一瞬覚めたか、呆気にとられた青年を睨みつけた将造は、その顔に満面の笑み……
 形容するなら肉付きの良い草食動物を目の当たりにした肉食獣を彷彿とさせる獰猛な笑顔を浮かべ、
 それを目の当たりにして引き攣りかけた青年に対し、口元を大きく吊り上げる。

将造「“暴力はいけない”……? そんな戯言、ハナからワシは言った覚えなぞ無いわ。
    むしろ戦いたいだけ戦えばいいんじゃ! 貴様らの好きにすりゃあええ!
    日本だろうとアジアだろうとアメリカだろうと!好きなだけドンパチやれ!気分発散すりゃあいい!
    核だろうと細菌だろうと思う存分ぶっぱなすのが戦場ってもんじゃ!悪くねェ!!
 
 呆気にとられたままの面々を前に、壮絶なまでに物騒な大演説をかます将造であったが……
 ギャラリーの面々が反応に困った様子なのを視界に収めると、急にその“満面の笑み”を表情から消し、
 今まさに、日本転覆を狙わんとしたテロリスト共に対し、明確な“殺意”の籠った視線を投げつける。
 
 
将造「だがなぁ…… それでもなお、ワシのシマで勝手さらす連中を放ってはおけねぇ。
    てめえらみたいなクズ共が、日本シマウチを戦場に変えて何百何千人もの犠牲を出すなぞ、それだけはさせねぇ!
    命を張ってでもさせん…… 何故なら、それが日本国シマを預かる、首領ドンの務めだからじゃ!!

青年「く、クズ…… この、日本を救済する正義のヒーローたる俺達を、クズ、だと……?」

少女「ぱ、パパは間違ってなんかいない…… あんたみたいなヤクザの戯言なんか耳を貸すつもりはないわ!
    どうせ、服を一皮剥けば“貧相なモノ”しか揃えてないんでしょ…… パパのビッグマグナムは凄いんだから!」

将造「黙れエンピツ野郎
    だいたい、己を正当化しおるなら、何故にわざわざ総理やヒーローどもの偽者を用意する必要がある。
    言ってやろうか? 手前ら、本物の連中には絶対我が儘が通らないって分かってるだろ。
    だから、自分にとって都合のいい“人形”を揃えて、ママゴトの準備をする…… 違うか?ボケ」

青年「クッ…… ククッ…… ククククケケッ……」
 
 
 最早、青年はその顔貌を、原型すら留めないまでに引き攣らせてしまい、額には青い血管がピクピクと浮かび上がっていた。
 これ以上顔の筋肉に力を籠めれば、一瞬にして整形手術の縫合痕がはじけ飛んでしまうだろう。
 青年は緩慢な動きでビームガンの照準を再度、将造に構え直して引き金に指をかける。
 
 
青年「……“悪”めが。さっさと始末してやる。
    我らファミリーが日本救済のために執行する“正義”、その初陣の相手となる事を地獄で喜ぶがいい!」

少女「やっちゃえ、パパ! あんなクズ、本当に火葬にしちゃえ――――」
 
 
 ――――少女が言い終わる前に、青年はビームガンのトリガーを引き、一閃の光線を将造に撃ち放った。
 この武装も、エージェントが属する組織経由で密輸した代物…… 出力を上げれば、人間を蒸発させ、鉄板すらも溶断するブツだ。
 当然、目の前のチンピラは骨も残さず消滅…… そうなるはずだと、青年は脂汗を流しながらも確信していた。
 
 ……が。
 
 
将造「……こん程度か。質の悪いハジキ掴まされたんか?」

青年「なっ!?」
 
 
 青年は、目を疑った。

 間違いなく熱線は標的に直撃したはず…… にも拘らず、目の前には依然、岩鬼将造が凛として立っていたのだ。
 しかも、左腕の掌に熱線により生じたと思しき、蒸気をジュウジュウを立ち込めさせて。

エージェント「(馬鹿な…… 強化チタン合金すら溶断する代物を、素手で受け止めて無事なはずが……)」

将造「蒸発でもすんのかと思っとったが…… 期待外れじゃのう」
 
 信じがたい事ではあるが、熱線を素手で受け止めた将造の左手は、完全に黒焦げになりながらも
 依然平然と指を動かし…… 否、指が動いたのではない。ボロボロになった腕の表面が、粉々に崩れ落ちたのだ。
 
 そして―――― その中より現れた物は、炭化した白骨でも、焼け焦げた筋繊維でもなかった。
 
 
 
将造「ケケッ、手前ら――――――」
 
 鋼のアーム部位を纏った、武骨極まりない外装の機関銃……
 熱線を浴びても傷一つ付かずにいる、それこそが、将造が自らの身体に仕込んでいる武装だった。
 
青年「な、なんだ、貴様」
 
 顔面蒼白で立ち竦む青年に、素早く、かつ正確に機関銃の照準を向けた将造は、
 猛獣を彷彿とさせる血に飢えた笑顔を顔いっぱいに浮かべると、躊躇することなく―――
 
 
 
 
将造「なめんじゃ、ねえぞ〜〜〜〜ッッ!!!
 
 
 ―――――鉛の弾丸を、眼前の過激派とエージェントらに向けて、豪快にぶっ放した!!
 
 
 
男達「うぎゃああっ!!

青年「ひぃ…… ぎゃん!!
 
 
 将造の腕より掃射された弾丸の雨は、僅かな時間とはいえ呆けていたテロリスト達には十分な奇襲アンブッシュとして機能し、
 その場にいた人員のうち数名が避ける事もできず、殺戮―――― ただの肉塊ミンチへと成り果てた。

 ……そして、先ほどまで大口叩いていた青年も今この瞬間、高速回転する鉛玉で頭部をモロに撃ち抜かれていた。
 フィクション映画のように、頭部に穴だけ開けて原型残したまま倒れる…… なんてものでは済まない。
 その頭部を弾丸が貫通した衝撃により、脳髄はもとより頭蓋骨すらも粉々に砕けて絶命した青年の死体は、
 一言で表すなら「頭蓋骨より上部が全て消失した」といった有様の死に様を晒していた。

 頭部の上半分を失い、眼球だけが飛び出たその姿は、先ほどまで“正義”だのと豪語していた男とは思えない
 曲がりくねった四肢も相まって、まさしく動物実験のカエルといった具合の醜い骸であった。
 
 
エージェント「ひ、ひぃ……!! さ、サイボーグだとぉ…… は、早く殺せ!!」

男達「「「はっ…… ―――――タイガーバズーカじゃっ!!!」」」

 
 生き残った数名のドカンの男達は、その腕を構えると掌に“気”のエネルギーを収束させ、
 まるで猛獣の“虎”を思わせる形状に練ったそれを、掛け声と共に将造に向けて撃ち放った。
 
 一斉に襲い来る“虎”達に対し、将造は全く臆することなく口元を吊り上げて笑みを浮かべ……
 今度は膝からケースショットと思しきものを、敵戦闘員たちに照準を定めて発射!!
 発射された銀色の弾頭は、男達が「タイガーバズーカ」と称した気功の猛獣達が迫る前で飛散すると
 無数のチャフと見られる紙片を撒き散らし…… 瞬く間に将造を守る形で辺りに散布される。
 
 そして、それらを掻い潜ったタイガーバズーカの群は、瞬く間にその鮮明な姿を失い……
 瞬時に弱々しい煙の靄のようなものに変じ、将造により手であっさり振り払われてしまったのだ。
 
 
エージェント「(何ッ…… 対気功兵器だと! 一介のヤクザ風情が!?)」
 
 エージェントがそう思索を巡らせる間もなく、チャフの向こう側からドカンの男達の元へ届いたのは
 先ほどとは異なり、紅色にペイントされたケースショット……
 見事、破裂した中から溢れ出た無数の散弾により、戦闘員たちは一瞬にして粉々に吹き飛ばされてしまった。
 
 
 
少女「い…… 嫌あああああ!!!!」
 
 自分達が今や憂国の志士などではなく、ただ駆り立てられるだけの獲物に成り下がった事を理解した少女は
 絶叫と共にその場から駆け出し、倉庫から外へ逃げ出そうとするも……
 
 
       BANG!
 
 
少女「ぎゃああああ!!!
 
 銃声と共に脚を撃ち抜かれ、その場に崩れ落ちる少女。
 狙撃主は、出口付近の廃材の影に身を潜めていた男…… 敵とはいえ、まだ見た目若い少女に発砲した事に
 罪悪感を感じるでもなく、愉悦を感じるでもなく、ただ不敵な表情を浮かべるのみであった。
 
 そして、動けなくなった少女の前に、今度はモヒカン刈りのアバンギャルドな姿の男が
 廃材の影から飛びかかり、容赦なく彼女の顔面にアーミーナイフを突き立て、そのまま引き裂いた!!
 
少女「あ…… ぐっ、ぶっ
 
 ズタズタになった顔から血飛沫をあげて絶命した少女を、蜘蛛の巣を掃除するかのように払いのけると、
 男達は自動小銃アサルトライフルを構えて、将造を取り囲んでいた敵対勢力に向けて掃射する。
 
 
将造「三太郎! 拓三! 派手にぶっ放してやるぜェ!!

拓郎「やってやりましょう、若!!」

三太郎「ヒャッハ――――ッッ!! ……なんちて
 
 
 援軍の奇襲により、戦闘要員の男達は一気に足並み並みを崩されてしまっていた。
 テロリストの内、唯一生き残った青年は、無事な戦闘員たちを肉壁にするかのように隠れている
 エージェントの男へと足早に接触、汗を滝の様に流しながら彼の胸元を掴んだ。
 
 
少年「な、何とかするんだ、このままじゃ俺まで殺される!! 金は幾らでも払うぅ!!」

エージェント「わ、分かってるッ、糞が……」
 
 少年の言葉を聞かずとも、エージェントの男だって、得体のしれないヤクザなんぞに殺されるのは御免だ。
 すぐさま、短距離通信用―――――しかし、その通信傍受対策はスマートフォンを凌ぐ―――――
 小型トランシーバーを懐から取り出し、廃倉庫すぐ傍の港に停泊している筈の移動拠点……
 一般的な漁船に偽装した、数々の攻撃兵器を満載した小型武装船舶へと通信を繋げる。
 
 そして、数秒の接続音を挟み、船舶の通信室と通信を繋げた、が―――――
 
エージェント「……緊急事態だ。取引先の廃倉庫、今すぐそこを爆撃しろ!今すぐにだ!」

通信士『…………だ、ダメだ』
 
エージェント「!? こっちの命が懸ってんだぞ、さっさと……」

通信士『ぐぅ…… ごふっ
 
 憤るエージェントの叫びが届いたか否かは知らぬが、電波越しに繋がってる筈の通信室から聞こえてきたのは
 エージェントの同僚と思しき通信士の吐血めいた声、そして……
 
 
 
 
男の声『――――生憎だが、この船は既に戦力を失った

エージェント「……はぁ!?

男の声『事実だ。俺達の撤収後、この物騒な船は港に沈めさせてもらう』
 
 突如通信に現れた、見も知らぬ男の声が告げた内容に対し、エージェントは声を裏返らせて答えるより他なかった。
 平均程度の機動隊相手ならば、事実上の揚陸艦として制圧すら可能である彼らの旗艦が、こうもあっさりと……
 幾ら暴力団と言えども、ここまで手際よく自分達の戦力を無力化することなど出来る筈ないと判断するも、
 それならば一体、自分達が取引を進めている裏で、ここまで短時間で船舶を奇襲したのは何者か……
 
 エージェントは彼なりに、現在の状況からして“有りうる”可能性を脳裏で挙げ連ね…… 一つの可能性に突き当たった。
 
 
エージェント「まさか…… 手前ら、日本の軍隊じえいたいとでも言うのか!? マフィアと結託してでも俺達を潰そうってのか!?」

男の声『――――俺達は存在しない。以上だ』
 
 
 それっきり一方的に通信回線は途切れ、それから僅か数秒後に、廃倉庫の外……
 恐らく港の停泊場から、何やら大きな物体が爆発を起こしたかのような轟音が鳴り響く。
 
 ――――外に脱出すら出来る状況ではなかったが、エージェントは直接光景を見ずとも
 自分達の船が爆破処理され、一隻分のスクラップが港の底に沈んだという事実だけは、十分確信できた。
 エージェントは、もはや前後不覚に陥ったのか、蒼白な顔貌で狼狽する他無かった。
 
 
少年「畜生ッ…… 全員皆殺しにしやがれ!!
 
 テロリスト勢で唯一生き残った少年はそう言うと、懐から何らかのリモコンと思しき機械を取り出し、躊躇うことなくスイッチを押す。
 それと同時に、未だに爛々と電源を輝かせていた培養カプセルが、その機能を停止……
 展開したカプセルから培養液が外部へと排出され、一糸纏わぬ姿のクローン人間達がその意識を覚醒させた。
 
 
桃太郎クローン「ヴゥ…… ヴァ゛ァ゛ァ゛イ゛

板垣クローン「ゴァ゛ァ゛ァ゛…… ギャボォ゛!!

本郷クローン「ヴァ゛ァ゛ゥ゛ヂィ゛…… ゲィ゛…… ヴァ゛ァ゛ァ゛ンツ゛ゥ゛!!
 
 
 肉体は十分に培養されながらも、恐らくその意識をインプットする段階には至っていなかったか……
 クローン培養された政治家・ヒーロー達は、一人たりとも知性を有するような素振りを微塵も見せず、
 まるで狂犬病に感染した野良犬のように、オリジナルであれば絶対見せないような獰猛な顔で咆哮、
 眼前の岩鬼将造一味へと、唸り声をあげて飛びかかってきた!!
 
 オリジナルが有していた戦闘の技巧が有しておらずとも、その肉体は紛れもない鍛え上げられたそのものの複製。
 例えるならば、全長5メートル程の羆が群れを成して襲ってくるのに等しいと言えるだろうか。
 だが…… その様な状況に置かれながらも、将造らは恐れを見せず、怯えきっているエージェントらと対極的に
 むしろこの状況を楽しむかのように笑みを浮かべ、自身らの獲物を構え直すのであった。
 
将造「“オメガ”の連中、上手くやってくれたようじゃのう…… レッド・タイガーもようやるわ。
    さて…… こっちも十分に楽しめそうだぜ!!
 
 知性のないクローン達よりも、ずっと、ずぅっと獰猛な猛獣そのものな笑顔を口元に浮かべ、
 将造達は目の前の襲撃者…… それらを操る、背後のテロリスト共をその視線で射抜く。
 既に失禁してしまったエージェントは、震える唇で、辛うじて彼らに対して叫び声を出した。
 
 
エージェント「……なんなんだ、なんなんだアンタら!!

将造「さっき言ったろ……? 岩鬼将造だ、覚えとけ!!
    わしの目の黒いうちは、日本は好きにはさせねぇ!!」
  
 
 
 
  ◇    ◇    ◇    ◇
 
 
 
 
 
 『――――――×月○日の午前2時頃、鹿児島県△△市の港区にて火災が発生した模様。
  調べによれば、使用されていない廃倉庫が深夜、突如爆発を起こして一棟全焼したものの、
  幸い死者は確認されておらず、警察は早急に事故の原因を突き止めるべく―――――』
 
                                       (地元の防災無線より、抜粋)




55 名前:新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト:2014/11/05(水) 23:10:57
○岩鬼将造一派→鹿児島県某港で、国家に対するクーデターを企てていたテロリスト勢力を殲滅。
○オメガ→恐らく日本政府の命令により、将造達に協力。
●武装勢力→日本転覆を企んでいたテロリスト勢力と、それにクローン技術を売り渡していた武器商人。
         共に将造に潰されるが、うち武器商人の勢力については詳細不明……

【今回の新規登場】
○岩鬼将造(極道兵器)
関東有数の武闘派ヤクザ「岩鬼組」の現組長。自称「極道連合初代会長」。
かつて、その狂暴性ゆえに日本に留まれず、海外の戦場で傭兵としてゲリラ相手に殺戮の限りを尽くしていた。
性格は粗暴にして誇大妄想狂、敵に勝つ為ならばどれだけの被害をも恐れないが、己の正義をはっきりと語れる人物。
自身の身体をサイボーグに改造しており、体中にマシンガン、ミサイル等の破壊兵器を内蔵している。
内閣特務捜査官・赤尾虎彦を通して、事実上日本政府からの支援を受けている立場でもある。

○三太郎(極道兵器)
極道「岩鬼組」の構成員で、傭兵時代から行動を共にする岩鬼将造の片腕。モヒカン狩りが特徴。

○拓三(極道兵器)
極道「岩鬼組」の構成員で、傭兵時代から行動を共にする岩鬼将造の片腕。
爆破のプロで、ビルの爆破解体なども難なくこなす。

○小松(オメガ7)
日本政府麾下の超法規的特殊部隊「オメガ」に所属する隊員で、コードネームは「オメガ7」。
元自衛官だったが退役後に破産と多重債務を抱え込み、借金のカタとしてオメガに強制参加させられている。
数々の戦場を生き残った経験故の能力を有しており、新人隊員への教育指導などにもそれが垣間見えている。
チームメイトにはそれなりに面倒見の良い一面を見せるも、敵に対しては例え重傷者であっても
容赦なく嬲り殺しにする残忍さも持ち合わせている。世間の流行には基本的に疎い。
射撃は不得意で、オメガとしての活動時には近接戦闘や制圧を主任務とする前衛ポイントマンの役割。
 
 
記載し忘れましたが、>>54の投稿も自分です。

う〜ん、本当なら一本で終わらすはずが、色々手間がかかってきたのでキリの良い所で一旦切って投稿することに。
将造達が潰した相手(エージェントの所属先)は何なのかとか、そこら辺はまた次回の投稿分で示唆します故、済みません。
内容的には【極道兵器】の一篇をモチーフとした感じではありますが。正直色々ムチャした感ありありかも……
将造達が○なのに違和感あるという意見については、とりあえず「今回は」という事で納得して頂ければ。
小林源文先生の漫画【オメガ7】…… 手元にあった【オメガJ】を主な参考としましたが、大丈夫かなぁ。

あと、SSの題材にしておきながら何ですが、誤解受ける前にコメントしますと、
基本的に自分は政治思想云々の良し悪しについてネットで語るつもりはないですが、
右寄り左寄り中道問わず、どういう物事についても正と負、双方の側面が有ると思ってますし、
そしてそれぞれに対して平等なカウンター意見があって然りだと考えてます。前にも言いましたが。
その上で、思想の方向性問わず、偏狭かつ過激な物の言い方については基本的にノーサンキューな人種です。

皆様への返レス、最近読んだ作品感想などは次の機会に。

56 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/06(木) 23:58:07

潮、一先ずレベル75に到達。流石に改二可能レベルに80まで必要ないとは思いたいなぁ。
 
 
■今週の作品、色々と

【神撃のバハムートGENESIS】第5話…… 折り返しを前にしてこの盛り上がり、素晴らしい!!
ファバロとカイザルのバックボーンに、どうやら悪魔どもが関わってるかのような事が示されてきましたが……
何気に知略で敵の脳筋を翻弄してトンズラしたりとアクションが警戒で、毎週見てて飽きません。
しっかしリタがマジで有能だな…… ネクロマンサー能力は強力だわ、カイザルのおかんだわでキャラ立ちえごい。
某総帥「リタは私の母になってくれる女性だ……くれ!」

【俺、ツインテールになります。】第4話…… 稲田さんボイスのドラグギルディ、ただの変態です本当に(ry
で、ラスボスかと思いきや中ボスだったでござるの巻。変態でさえなければ十分王道な展開なんだけどなー(苦笑

【テラフォーマーズ】、み、ミッシェルちゃああああああん!!!!(血涙
このままアンカーみたいに中国軍に引っ張り上げられちゃうのだろうか…… アッカリーン救助はよ!
 
 
■最近触れた作品

・小説 仮面ライダーウィザード (作:きだつよし)
さて、購入した当日に一気に読み終わる事が出来ました、講談社キャラクター文庫新作。
昨年完結を迎えた【仮面ライダーウィザード】のノベライズですが、感想……
(以下、ネタバレ注意)
まず最初に言ってしまうと、本作は【仮面ライダーウィザード】のTVシリーズ本編、
並びに【鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦】からの延長線上となる後日談な訳ですが、
展開上、ほぼ完全に晴人×凛子が確定する流れになっちゃってます。
自分としては全然OKだったのですけど、そもそも晴人と凛子ちゃんはそういう間柄じゃないだろ派、
晴人×コヨミ派、晴人×仁頭派、晴人×店長派の人からすると、ちょっとばかし賛否は出ちゃうかもです。

物語の概要としては、“白い魔法使い”笛木奏が遺した魔導具の保管場所に、晴人と凛子が調査へ入ったと
ほぼ同時期から「もう一人の操真晴人」が出現、黒い仮面ライダーウィザードに変身して
他の魔法使い達から魔力を奪い始める……という粗筋ではあるのですが、全体を通して扱われてるのは、
TV本編でも若干消化不良気味だった彼の周りの人々との絆、そして凛子との一歩踏み込んだ関係でした。
晴人から魂が分割して生まれた「もう一人の晴人」の存在により、映像作品では割と理知的に活動していた
印象の強い晴人の、一人の人間としての生々しい葛藤がかなり強く描写され、そういう意味でも戦闘アクションよりも
全体的に晴人、並びに凛子の内面的な心情描写などに重きが置かれている印象を受けましたね。

後日談としては、MOVIE大戦のウィザードパートから然程目立った「小説初出の設定」等は無く、
全体を通して「“操真晴人の物語”への決着」といった感じの作劇となってます。
オーガ戦を経て晴人のアンダーワールドに安置されたホープの指輪でしたが、本作でも敵に利用された事で
結局は「賢者の石(コヨミ)は現存してはならない」という結論に到り、晴人の命を繋ぎ止めるのと引き換えに消滅、
それに伴い、エピローグで晴人と凛子が良い仲になったのを見届けて、コヨミの魂もようやく昇天する……という締めでした。
前作【フォーゼ】の小説同様、【ウィザード】を外伝作品含めて追いかけてきたファンなら楽しめるかな、と勧めてみます。

ちなみに、個人的に気になってた仁頭(というかキマイラ)の餌事情ですが……
「グールを一杯倒したから満腹」と言ってたし、やっぱりヘルヘイムの果実は紘汰に全部持ってかれちゃった様で(汗
あと、フォーゼとの共闘の時に出てきた「タイム」の指輪も作中で重要なファクターとして登場、
効果としては随分チートになりうるんじゃ?とも当時から思ってましたが、そこら辺についてのフォローもあったのが良かったです。
他にも、晴人がプレーンシュガーが好きになった経緯とかもありましたし。

 
 
・ひなビタ♪ Bitter Sweet Girls! (作:しまもと苺)
はい、若干マイナー気味ながらもコナミの音ゲーとコラボする形で確実に人気を博しつつある
【ひなビタ】、新作小説を買ってまいりました。
新作と言うか、公式サイトのフェイスブックをベースにして小説と言う形に再構成したっぽいそうで
そういう意味では、比較的「原作」とも言える作品かもしれません。
富士見書房の小説、レビュー見る限りやっぱ原作からのファンからは不評だったぽいですね……w
正直自分も読んでて、オリキャラの使い方に疑問抱いた点もありましたし。

兎にも角にも、こちらの小説は何気に町興し目当てのガールズバンド物語としては中々悪くないかと。
色々あって分裂・錆びれてしまった商店街の復興目的の集客策として、ローカルバンドを結成、
地道に頑張っていくというシナリオは割と好感持って読み進める事が出来ました。
ライブハウスでの演奏が気合入り過ぎて空回りするも、結果的にそれで自分達の目的を見つめ直して
スーパーでの宣伝ライブに改めて挑むことができる流れは、ろこドルとかと同じ匂いが少なからず。
公式サイト掲載のSSとかも、暇見つけて読み進めたいなぁ…… 何だかんだで雰囲気大好きです。

同梱CD、やっぱ『凛として咲く花の如く』は名曲だわぁ…… サビ後の間奏がカッコよすぎ。
ってか、めうは公式寄りだと割と天才肌なキャラ付けなのですね。前の小説だとまんま子供扱いでしたが、
個人的にはこっちの方が好きなキャラ付けかなぁ、と。クロスオーバーとかだと両さんと絡めたら楽しそう。
某総帥「めうめうは私の母に(ry」
 
 
>>53 名も無き蜀軍兵様

>確かナムカプはスタンとルーティでしたっけ?
ナムカプの頃は【ヴィスペリア】発売前だったから、実質そうっぽいですね。
実際のとこ、ナムカプもPXZも80〜90年代ゲームをシナリオに絡めるとなると、必然的に登場人物の
年齢層が高めになる印象有りますし、最年長のメンバーが選ばれるのも納得かな、って気も。

>ようやく対話を果たせたのに…彼らは果たして無事なのでしょうか?
CCの最新イベントではアンスパ&デウスとの決着をやってるそうですが…… そっちで安否確認ないでしょうかね。

>ミケーネの神々も恐怖に慄く神殺しの悪魔達…
>本流シリーズでもダブルマジンカイザーの競演が見たくなりました。
真面目な話、同名登場人物の被りがない以上はハードル極端に高くないと思うのですけど、う〜ん。

>実は…
ググってみたところ、どうも「ガチ」っぽいですね…… ただでは死なないお人だ(汗
名前の頭に「メカ」って付ければ良いもんじゃ(汗

57 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/09(日) 20:31:04
済みません、今更ながら>>54で思いっきりミスしてました(汗

> 突如、裏取引の現場に出現した乱入者に対し、青年傘下の若きテロリスト達は各自銃器を抜きはらい、
> またエージェントの傍に控えるクローン京たちも、神妙な表情を浮かべて臨戦態勢を構える。
敵対者が当初ネスツの予定だった名残りで、ここだけ修正漏れしてました。済みません……

58 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/13(木) 23:34:18

『新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ』、闘争の系統様で存外反響あって驚きました(滝汗
あと、本スレの方に投下されましたTPC一刻館支部隊員様のSS、まとめサイトの方に情報を反映させて頂きました。

艦これのアニメ、北海道でも放送するとのことで。録画せねば……
明日は潮改二実装、並びに秋イベントの開催。今度こそ最終面まで突破を目指したい所。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24869535
スパロボCC新イベント、原作の方もクライマックス目前ですが、遂にこちらもアンスパ&デウスが降臨。
これら二勢力さえ下せば版権系敵勢力は全滅、残るはクレディオのみとなる訳ですが、この先に待ち受ける結末とは。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第5話……
恒例の劇場版仕様OPで、今年のMOVIE大戦の内容を示唆する展開が結構出てきましたね。
既に告知のあったメカ戦極稜馬&デューク新フォーム、呉島主任の再変身、そして復活の戒斗
今年も色々と楽しませてもらえることを期待してます。第0話DVD欲しいし、当日休日取らんとなー…

何処となくボス&ムケ&ムチャっぽかった今回のロイミュード……もとい安田大サーカス。
彼らが食品輸送車を襲撃し続けてたのは、最初の悪事の際に密輸されていた爆薬を発見して
味を占めた事が原因で、それを行っていた社長は善人ぶって進ノ介に頭を下げていたという……
魔進チェイサーの「人間の本質は知恵を手に入れてから“悪”となった」という言い分を体現する事態になってしまった訳で。
当のチェイサーも、プロトゼロ・ドライブの技術をベースに造られていた事が判明し、ドライブのシフトカーとも互換性あり、
更には今回、専用の銀色シフトカーを与えられたことで、先の事情から精神的に動揺してしまったドライブを圧倒……
来週以降は特状課そのものに危険信号が出てしまう様で果たして進ノ介の再起やいかに。
ダークヒーロー的な立ち位置が定まってきたチェイサーの動向にも気になります。

そして、今回かなり怪しい動向を見せていたりんなさん。描写的にも明らかにドライブとロイミュードを普通に加速してましたが
これは距離が遠くて「どんより」の効果範疇外なのか、それとも彼女自身の素性に秘密が隠されているのか……
展開がやや重めになってきて、霧子ちゃんの黒ストだけが癒しな現状ですが、ドライブ初の「フォームチェンジ」タイプ・ワイルドに期待。


【神撃のバハムートGENESIS】第6話…… 某RXの如く「もう一人でいいんじゃないかな」レベルの
戦闘能力を誇るジャンヌさん、どっかの世界線での貧乳バレーボール部長とは違って良い人。
ようやくファバロとアーミラの素性をカイザルが知る事となるも、また色々と厄介な事態になりそうな予感。

【アカメが斬る!】第19話…… これまで原作に沿った展開で進み、セリューとの決着まで進めた訳ですが
同時にボリックがあっさり死亡する流れになった辺り、こっからアニメ版独自での完結ルートに進むっぽい?
原作もかなりクライマックス気味みたいですし、尺的にはまだ妥当かな、って気も。

【ログ・ホライズン】第6話…… 先週に続いてほぼ完全にアカツキ主役回。
現実世界のパートが、ゲーム内の描写とは人物の作画が全く異なるのは仕様なのですね。
一方、大災害はいまなお現在進行形で、プレイヤーキャラに中の人が引きずられていったり、
アイテムの“フレーバーテキスト”が現実に効果を発揮するようになってしまったり……
空間転移っぽい現象に巻き込まれて姿を消してしまったクラスティの安否は。

【仮面ライダー】第35話…… 今回おやっさん達が危険な目にあってのって、ほぼ100%一文字達のせいじゃあ……
仮面ライダーとほぼ同レベルの大ジャンプで天井にへばりつく辺り、やっぱり滝さん人間業じゃねぇ(滝汗

【大鉄人17】第25・26話、サタン回路を外されたワンエイトの仲間入り、そして悲しき最期……
ハーケンキラーの動きを封じた一瞬だけが兄弟が唯一共闘できた瞬間と言う、悲劇的な結末でしたが
せめて味方を裏切ったフリをして敵を欺いたワンエイトの姿が、矢崎少年の心に成長を齎したと信じたいとこです。
空想大戦では新章冒頭でちょこっとだけ出番ありましたが…… 好きなキャラですけど、自分には扱う自信ないなぁ。

【キン肉マン】…… ジャスティスマンの容姿、ラーメンマンと全く関係なかった!!(滝汗
アシュラマン一族の4本腕は、かつて祖先が倒した完璧超人の腕を奪った物だったという事実が発覚。
物語の根底に更に迫ってきましたが、果たして……

【テラフォーマーズ】、序盤の女性陣死亡ラッシュを目の当たりにしてきた読者としては
覚悟してたはずなんですが…… ミッシェルちゃん、死亡確認。
既に初めて会った時から、彼に対して強い感情を抱いていたという…… 正直ショックです(涙
……そして、かつて百合子を奪い、そして今回もまたミッシェルを殺した「邪悪」という名の敵に対し
遂に燈の「親から受け継いだ特性」が顔を出す。一瞬変貌した異形の顔、そして腕の鎌はどう見ても……
小吉艦長の回想見る限り、燈誕生のベースとなった遺伝子は「奈々緒と明明の女性二人」で間違いなさそう。
小吉「なるほど、そんな事より二母性マウスの話、しませんか?」
そして11月21日に新創設される集英社のラノベレーベルで、テラフォーマーズの外伝小説がまた出るとのことで。
 
 
■最近触れた作品

・艦隊これくしょん -艦これ- とある鎮守府の日常 2巻
コンプティーク誌にて連載されていた本小説、単行本の最終巻が発売されました。
【Side:金剛】周りのトラブルの波紋か、本作も単行本収録に満たない分で掲載がストップしてたようですが
無時書下ろし分を加えての出版にこぎつけたようで安心。
【一航戦、出ます!】も3巻が今月末出るそうなので、色々と安堵できました(汗
内容的には鎮守府創設時のエピソード、並びに出店を出しての民間人との交流話が個人的に良かったかなー、と。
個人的にこういう「一般との交流」的な話は、TRPGリプレイでもありましたが結構好きな部類なので。
一般人の子供相手にお姉ちゃんやれてる駆逐艦ズや、子供相手に優しい加賀さんが見れただけで良しかな。

個人的に期待大な【瑞の海、鳳の空】も今冬発売予定…… 具体的な発売日の告知が待ち遠しい所です。
 
 
・這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム 5巻
原作小説も完結を迎えた【這いよれ!ニャル子さん】のスピンアウト漫画、こちらも最終回です。
アニメ版や原作の話題も交えつつ、相も変わらずパロディネタてんこ盛りで安定して楽しめました。
版権作品のみならず、「がんばるぞい」「がんばれ(ハートマーク)」などのネットネタとかもあったのには吹くw
(まだ読んでませんが)原作の方で大方各登場人物のカップリングが確定した事もあり、
ニャル子の真尋に対する責め方が今まで以上の積極的になった感がアリアリと(汗
本作独自キャラのナッ子ちゃんも良い感じで可愛かったし、最初から最後まで楽しめるシリーズでした。
空想大戦のSSでも、機会あれば絡めたいなーとは思っております。今後想定してる札幌篇とかで……

クー子が見てたというアニメ『スクールハンサム アゴライブ』、どんなアニメなんだろ……
まぁ大体タイトルで想像は付きますが(汗
 
 
・ULTRAMAN 5巻
【鉄のラインバレル】もミウミウがメインカメラだけになったり、寺生まれのDさんがリア充になったり
サワタリ=サンがラインバレル=サンにアンブッシュ仕掛けたりとクライマックス真っ盛りの模様ですが、
こちらはまだまだ中盤足らずといったとこで、謎が謎を呼ぶ新章突入といった感じです。
単行本はフィギュア特装版もありましたが、特に欲しい訳じゃ無かったので今回は通常版を選択。

登場する宇宙人や生物兵器の類は、いずれも元ネタが簡単に推測できるのでファンとしても楽しいです。
アザド…… 初登場時にスタッフ思いっきりヌッ殺してたし、少なくとも善人ではないだろうなぁ。
今回立場だけ判明しましたが、いずれは7さんとの因縁の再戦とかもどっかで用意されそう。
後書きの設定資料で元々の種族は虚弱とありましたが、実際TVシリーズでも格闘戦弱かったですしね……
ピグモンの扱いがあんまりなのは、【ラインバレル】知ってるとまぁ納得できなくも無いのがちょっと。

そして新章では、進次郎の素性を知る謎の後輩、北斗星司が初登場。
更には、どう見てもウルトラマンAそのものな新型スーツを着込んでの暗躍……
敵か味方かは依然不明ですが、進次郎を「兄さん」と呼ぶ辺り、彼にもまた何らかの秘密がありそう。
ウルトラの父「不義の息子とかないわー」 キン肉マン「ほぅ……?」
ってか、この流れならジャックさんもいずれ変身しそうな気がしないでも…… 断定はできませんが。
 
 
・BLACK OUT (作:渡辺浩弐)
前にも紹介した【1999年のゲーム・キッズ】からなるシリーズ作品を手掛けた著者の作品で、
同小説を原案として製作されたドラマ作品を、原作者自身がノベライズしたものとなってます。

内容は、各種レビューを調べてみる限り、実写ドラマの方とは大きな違いは無いそうで。
そういう意味では、ドラマの方が渡辺先生のショートショートの作風を上手く長編として表現できた
良質な作品だったのだろうな、と少なからず実感できます。
原作でも提示されてる「発達した科学が人類に齎すものは幸福か、それとも倫理の壊れた世界か」的な
未来予測的ホラーは本作でも変わらず、1999年という(当時から見て)近未来の時代を舞台に、
多発するハイテク犯罪に対処すべく設立された警視庁・科学捜査部の華屋崇一、中園祥子らが、
発達した……してしまった科学技術によって引き起こされる数々の事件―――――
科学者としての求道の末に人としての倫理を踏み越えてしまったマッドサイエンティスト達が産み出した
「ハイテクノロジー」という名の脅威を追いかける内容となってます……が、やはり大団円的な結末など無く、
大抵のシナリオが、犯人がテクノロジーの産物を利用して数多くの人間を殺傷した挙句、
自らもその“ツケ”を払う形で命を散らす……という者が多く、前編を通して後味はよろしくないです。

自分は中古で新書判・文庫版の二冊を確保できたのですが、ドラマ放送終了直後に発売された前者と
数年後に刊行された後者では、結末の内容が大きく異なってましたね……
新書判はTVシリーズ全12編のうち10話分までを扱い、その一エピソードの番外編的な内容をラストに収録して
若干後味良さげな締めになってましたが、文庫版では11〜12話分のノベライズも新規執筆、
何というか…… 徹底的なバッドとはまた違う、何とも言えない“重さ”を有した結末を迎えております。
別所のレビューでも言われてましたが、原作【ゲーム・キッズ】の副題の「デジタルな神様」の如く
かつて文明を発達させる代わりに伝承的な(有体に言えば“非科学的な”)神様を手放した人類が、
科学技術を極めた末に、再び“神様”を欲して、テクノロジーをまるで宗教さながらに信望する……とも言うのか、
人類自身が発達させたハイテクノロジーに、人類自身が置いてきぼりにされてるのではないか」というテーマは
2014年の今から見ても、そこはかとないリアリティを感じさせるものではあります。
 
 
>談話室 呉織あぎり様

>■半オリジナルキャラクター案
おぉ、響鬼の各種小説版から着想を得る形で、設定を肉付けした形なのですね。
吹雪鬼はネット調べたら、二次創作とかだと女性変身者として割り当てられるケースも多めと聞きましたが
『明日への指針』の方と設定を繋げるとはお見事です。
もし本編で彼女らの出番が用意されるのであれば、その時は楽しみにSS読ませてもらいますね。


59 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/18(火) 00:00:28

FF8のHDリメイクってマジかー。初FFなんで興味はあるけど、ハード買う予算は捻出できないな……
こちらの地域でも雪が降り始め、そろそろ自転車が使えなくなってくる頃合いでちょっと憂鬱です(汗
 
 
■艦これ2014年秋イベント、開催3日で全海域突破!!

先日14日から開催された、秋イベント「渾作戦」…… 血の滲む激戦の末に全海域突破しました!!(歓喜
昨年冬のプチイベ依頼、久しぶりに全海域制覇が叶ったよ…… クリアした瞬間はマジで歓声あがりましたとも。
兎にも角にも、ありがとう大和型姉妹!!夏イベの頓挫後、大型艦建造で2隻連続で来てくれなかったら突破できんかった(汗
自分の着任後、初参加のイベントが昨年秋だと思うと色々感慨深いですね……
あの時は北上もまだ改二に育っていない状態で、E-3の羅針盤に徹底的に翻弄されながらも
何とか報酬の酸素魚雷だけ手に入れ、ドロップ枠の阿賀野を諦めざるを得なかったという苦い思い出もあります。
(阿賀野は結局その後、5-4で確保できました)

んでイベント報酬艦ですが、秋月もプリンツ・オイゲンも可愛くて最高!大破グラはどちらもバック重点(意味深)なのですねw
プリンツちゃんは絵師のくーろくろ氏もお腹周りを評価されてましたね…… 実際可愛いから致し方なし。
そして今回のドロップ枠である朝雲ですが…… E-4攻略中にS勝利でドロップできました。マジでか!
朝雲の担当声優はまだ未発表ですが、聞く限りではボイスが新規実装された間宮&伊良湖共々
堀江由衣さんではないかと言われてるようで。……能登さん、川澄さんに続いてまたビッグネームを(汗
そして全クリで野分ちゃんGETだぜヒャッハ――――!!!(狂乱 友達が着任したよ、やったね舞風ちゃん!
……さて、出撃したメンバーのキラ付けや装備を一通り整え直したら、次はE-2で初霜掘りのE-5ですね(滝汗
先の通り、朝霜掘りをショートカットできたのが救いではありますが。

そして、イベント開始と同時に実装された潮改二、メッチャ可愛くなってる!
胸も極端なデカパイにせず、改造前同様の「隠れ巨乳」路線で行ったのが個人的に好評価です。
早坂さん久々の新録ボイスも曙共々かなり良い感じ。この人も頑張って欲しいなぁ。
補給時の「これが…これが近代化改装」をネタにした新ボイスにはクスリとしましたwww
「修理の皆さん、お世話になります」…… 何をお世話になるのでしょうかねぇ(酷い発想
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第6話……
善人に見えた社長の本性、相次ぐ強敵の襲来という事態にすっかり打ちのめされてしまう進ノ介、
窮地の所を辛くも平成ライダー伝統の池ポチャでやり過ごし、逃亡に成功。
敵幹部から変身解除したら即死するレベルの猛毒を食らうも、これは救急車のシフトカー「マッドドクター」により
なんとか完治完了する事に。……その代り、治療は身体に相当な激痛を伴う類のものでしたが。
進ノ介「ああ!マッドドクター!もっとやさしく。そこはダメ!ダメッ!ダメッ!ダメッ!
     ああ!やさしくして、やさしく!服をぬがさないでッ!感じる。うあああ、ダメ、もうだめ〜ッ!」

三条氏の作品は【W】でもジョジョ多かったみたいですし、色々とジョルノっぽく見えるのも偶然ではないんだろうなぁ、と。

更には公安部の桐原警視、並びに彼に同行したりんなさんによって特状課が凍結されてしまう事態に……
が、密かにりんなさんからの指示を受けた黒スト……もとい霧子らにより、桐原は例の社長の親族であり、
フォントアール社の液体爆薬密輸を黙認して賄賂を受け取っていた張本人だった事が発覚。
進之介もかつて助けたドライバーにより、自身が救助されていた事で勇気づけられ、課長やりんなの後押しもあり
フォントアール社の工場に直接襲撃を計ったロイミュード掃討に直行。

迷いを越えた進之介によりタイプワイルドへとチェンジしたドライブは、魔進チェイサーやクラッシュ一味を圧倒。
そして現場に駆け付けたりんなさんに届けられたハンドル剣によって決着…… ってか、前話でドライブの戦いを
観測してましたけど、この人は霧子同様にベルトさんの協力者という素性だったのですね。もげろ
ドライブの詳細を特状課にも伝えない理由は、かつてのノーベルが発明した爆薬技術が、人類に発展を齎すと共に
多大な死者を伴う凄惨な戦争を齎した事を引き合いにしましたが…… ベルトさん(の元の人)の素性も気になるとこです。
あと片岡さんも中々コメディリリーフとして素敵。

エピローグにて、工場での大爆発が新聞に報じられ、これで桐原警視も社長も御用となることは確実でしょうが
当の報道を行った新聞社で、また波乱の火種が…… 次週に続く。


【仮面ライダー】第36話…… ショッカーエジプト支部が古代のピラミッド内部から発掘し、現代に蘇生させたという
歴大ショッカー怪人の中でも変わり種な“発掘怪人”というカテゴリに位置するエジプタス登場。
日本語を理解できても、自身が喋る事ができないため、エジプト語の研究科を攫って解析させようとするも
怪人の短期で2人も焼き殺されてしまう事に…… って、戦闘員は普通にフィーリングできてるやん。
「エジプタス」の名前が普通に呼ばれてる辺り、何気に古代エジプトの専門家界隈ではメジャーな存在なのですね。
空想科学読本関連のコラムで、「現代に失われたエジプト言語の発音を知ってるのに倒すなんて勿体ない
と仰ってたのが妙に印象に残ってたりしますw
炎を吐く強敵に対しては、サイクロンに騎乗して翻弄した後にライダーキック。ゾフィー隊長だったら頭焼かれてたな……
トトメス3世が日本に贈った時価十億の宝石の在処は北海道…… ゾル大佐は結局回収諦めたんだろか。

先週の【大鉄人17】第27・28話…… VSブレインコンコルドの単話、並びにネッシーロボとの初戦。
前回から顕著でしたが、ガンテツさんもまたシリアス側に溶け込んできた印象あり、中々良い味出してる印象です。
まぁ8億円に目がくらんで、恐竜の卵(実際は対ワンセブン用爆弾)を盗んだりと欲こいたりしてますが(汗
結果的にそれがブレイン党の作戦を遅らせ、来週もまた妙な活躍するそうだからまさに塞翁が馬というか。
コンコルドのような超音速旅客機が現在運用されてないのは、結局騒音やコストなどの問題点が
解決できなかったという事情もあるそうで…… あとニュージーランド沖でトロール船が引き上げた怪物の死体の話題も、
前に読んだ本で、実際はUMAじゃないって事がほぼ確定的になってると聞きましたし(一部欠損したサメだとか)、
“夢”は実現する前の方が楽しいのかなぁ、なんて思ったり。

【フランチェスカ】第20話…… ここにきて衝撃の展開、クラーク教授がまさかの黒幕
一番のコメディリリーフが、まさかの本性を隠し持っていたという…… いや記憶自体失ってたっぽいですが。
丁度リアルタイムで見てた【ウルトラマンネクサス】を思い出す展開です。

 
■最近触れた作品

・機械人形ナナミちゃん (作:木星在住) 1巻
ニコニコのニュースでも話題に挙がってたので御存知の方も少なくないとは思われますが、
はい、某出版社に持ち込んでネームを数話分製作するも、一方的に没にされてしまい、
連載を掲載してくれる所を探していたという逸話のある作品です。
Amazonで予約注文すると、最初に執筆した分のネームがPDFファイルで配信されるという特典があり、
WEB掲載分も一通り読みましたので、興味持ってそちらで購入してみました。

感想…… Amazonでも割と厳しい意見ある通り、確かに至らない部分も数多くあるとは思いますけど
自分としてはそこまで頓着する部分でも無かったですし、「人間とロボットの共生」というテーマに関しては、
ロボットが明確な自我を有し、自分自身の人権を唱えて人間と衝突するケースも散見された【鉄腕アトム】、
逆にロボット達が自分自身を徹頭徹尾「人間の為の存在」と認識し、周囲のダークな人間模様に
比重が置かれた【DOLL】(三原ミツカズ氏の漫画)などとはまた別方面からアプローチしてる印象もあるし、
「(廃棄処分の決まった)ロボットとして扱われる身になってしまった人間」という境遇の主人公が
果たしてどのような結末を迎えるのか、せめてそこまでの決着は付けてほしいなぁ、とは思います。
 
 
P.S
Amazonの中古で、【リーンの翼】原作小説完全版の3巻がかなり安価になってたのでポチリ。
まだ1巻も読めておらず、2巻は入手すらできてない現状ですが、朗利と金本と悪役として出すにあたり
有益な資料になればいいなぁ、とは思ってます。

60 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/23(日) 23:33:11

う〜ん、今月いっぱい自分ばっかレスしてる現状ですけど、空想大戦的にこれって大丈夫なのかな?
一応弁明すると、自分もきちんと仕事してる社会人の身の上ではありますが。
 
 
納谷六朗氏、高倉健氏…… 名優の方々のご冥福をお祈りします。
世間的に六朗さんの代表作は園長先生でしょうけど、自分的には【ギンガマン】のモークの印象も強いなぁ、と。

艦これ秋イベント「渾作戦」、昨年冬以来に久々の完全制覇を成し遂げた訳なのですが……
夏のAL/MI作戦のドロップ枠で取り漏らした早霜、E-2ボスドロップで無事確保致しました!!(歓喜
中々S勝利を獲得でき辛かった編成を変え、綾波改二を編入した途端に見つかるとは、
これが…… 幸運艦……ッッ!! 運:40のステータスは伊達じゃ無かったという訳ですか(驚愕)
さて、これでイベント海域への思い残しは無くなりましたし、頑張ってビスマルクに出会えるよう資材集めねば。

http://kantama.net/archives/17349909.html
まさかのイベント真っ最中にオンメンテで実装された山城改二に続き、
12月初旬に重巡の改二が実装されるとのことですが、告知内容からして古鷹が濃厚っぽいです。
うちは現状レベル26…… まぁもうじきレベル45のプリンツちゃんを優先しつつ地道に育てようかと。

http://kantama.net/archives/17264557.html
年末発売の陽炎抜錨4巻、内容は神通ら第十八駆逐隊に所属していた頃の陽炎を描いた
いわば「前日談」だそうで。遂に黒潮や霞も出るとのことで、個人的にメッチャ楽しみ。

http://kanmusu.blomaga.jp/articles/34192.html
大鯨ちゃんきゃわわ。やっぱこの娘、潜水艦達にとってはガチモンのおかんなんだろうなぁ。
ってか瑞鳳に「飛行看板要素が強い」は酷くないか、でち公よwwww

http://dengekionline.com/elem/000/000/951/951123/
来年1月23日より、【仮面ライダー剣】の後日談を描いたドラマCDが発売されるとのことで!(嬉
超全集の短編、【HERO SAGA】、講談社キャラクター文庫の小説と、何気に後日談に恵まれてる印象の【剣】ですが
当時の出演者の方々が再登板する本作は、果たしてどのような物語を用意してくれるのか期待がかかります。
単品のCDで3000円なら、ボリュームも相応の物を期待してみたいところですが。

http://idolmaster.jp/blog/?p=8551
シンデレラガールズのCDシリーズ、第6弾以降情報が聞こえてきませんでしたが、久々の新シリーズ発表!(歓喜
既にキャストが決まってた姫川友紀と鷺沢文香に加え、宮本フレデリカ、速水奏、そして市原仁奈のラインナップが発表。
同じくアニメPV登場組の桃華は次弾以降に温存された形ですけど、タイミング的にアニメの方で先にCV発表かもですね。
仁奈ちゃんのキャスト担当の久野美咲さん、何処かで名前聞いたと思ってたらログホラのセララ役の方でしたね。
某総帥「仁奈ちゃんは私の母になってくれる女性だ!」

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24962433
スパロボCC、デウスエキスマキナ&アンチスパイラルとの決着編……
これにて版権作品の敵勢力は全て消化した訳ですが、果たして“次”はどうなるか。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24782965
第14回MMD杯のPV…… ビームマンPは殿堂入りですか(滝汗

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24883981
一部で割と人気な大発行鎮守府の新作。陽炎抜錨辺りをベースにした独自解釈っぽいですけど
「牧場」をさらっと言ってのける世界観は嫌いじゃ無いかも。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第7話……
自分という者がありながら、暇さえあれば男に走る(意味深)進ノ介にご立腹の黒スト……もとい霧子ちゃん。
特別な時間(意味深)と称して、男友達と病室での二人っきりの甘い蜜月(違)に思いっきり嫉妬してる辺り
やっぱりこの娘もライダーLOVE勢なのですかね。是非とも第0話見て、そこんところを把握したいですが……

今回のロイミュードは直接人間に擬態せず、過去に違法建築のスクープを捏造扱いされて揉み消された
カメラマンの心の闇を煽ることで、自身の力へとフィードバックする変わり種。
そして進ノ介を取材していた同僚は、どうもそれを事前に知っていたような感じで…… 果たして真相やいかに。
魔進チェイサーの攻撃に晒された霧子ちゃん、流石にこんな早くから死亡退場しないとは信じたいとこですが。


【アカメが斬る!】第20話…… 原作でもラバックVSシュラ戦で両者が死亡する展開があったそうですが
アニメ版ではやはり尺的に余裕無い事もあってか、ワイルドハント周りの出番は丸ごとカットし、
今回のエピソードでラバック&シュラが退場する形となり、以降オリジナルで決着へ向かうっぽいです。
タツミが捕縛され、公開処刑の告知がされるという事態になりましたが…… 来週でエスデスと対面しそうな悪寒。

【大鉄人17】第29・30話…… ここ終盤に近づいて、ハスラー教授が微妙にギャグキャラっぽくなってきたぞw
ネッシーロボを操作する笛を奪い、見事ガンテツさんがユニット鹵獲したぞー!……とはならず、結局奪還されて破壊。
ハスラー教授が搭乗したピラミッド型の要塞、ここから最終話にかけて専用機として出番あるそうですね。
Uミサイルのボディに思いっきり黒十字軍のマークが描かれてるのは……組織壊滅後の在庫を拾ってきた?(違
ちなみに今回の少年役のテディー・ベルク氏、コメント欄見るにどうもマーベル重役の人のお子さんだそうで
(時期的に東映版ダーマの数年前ですし)タイガーマスクと出会った縁でプロレス関係の仕事をしてるそうで…… 人に歴史あり。

【テラフォーマーズ】、燈の遺伝子の提供元は、今週扉絵からして前回の推理でほぼ確定ですかね。
まさに某エクシードギルスの如く、カマキリの「鎌」とカイコガの「長い糸」を組み合わせたかのような
長射程斬撃により中国軍の兵士達を何一つ躊躇なく屠る燈だったが、再び植え付けられたマーカーにより
シュアラオによって捕縛…… されたかに見えた彼を救ったのは、一陣の雷撃。
九頭竜を撃墜し、燈を救ったそれを放ったのは、一体の首飾りをしたテラフォーマーの個体、
そしてその背後に立つ女性…… まさかまさか、読者間で既に死亡確定と思われてたHカップの娘!?
いや大穴で全くの新キャラという可能性も…… 兎にも角にも次週に期待。
 
 
■最近触れた作品

・テラフォーマーズ THE OUTHR MISSON I スカベンジャーズ (作:藤原健市)
今月20日に創刊のダッシュエックス文庫、その第一弾のラインナップとして販売されました
【テラフォーマーズ】外伝小説の第2弾、読んでまいりました。感想…… こちらも『月の記憶』に劣らず面白い!
前作が「テラフォーマーズの世界観で、U-NASAと無関係のどこかで“有りえたかもしれない”戦い」だとすれば、
こちらは「漫画本編からあぶれてしまったU-NASA所属のメンバー」に焦点を当てたという感じの内容で、
また違った意味での『外伝作品』としての方向性を模索してる感じで、個人的には高評価で読めました。
(以下ネタバレ伏字)
「ドブネズミ」に「イエネコ」という、かなり普遍的ながらも意外性のある手術ベースを有する主人公各の2人、
意外な形で本編の重要人物と接点を有するオリジナルの敵対者、そして今度はジャングルのみならず
ワシントンD.C.の地下鉄真っ只中に姿を現すテラフォーマー……と、緊迫感もシナリオ通して中々盛りだくさん。
主人公二人もきちんとキャラが立ってて、かつ本編ではあまり居なさそうなキャラクターで新鮮味を感じる事が出来ました。

クローン培養されたテラフォーマーの個体も、本能的に人間への憎悪を抱いているのはジャンプ読切でも示されてましたが
今回に至っては、テラフォーマーから敵視されなくなる「とあるM.O.手術」を施した人物により、
地球人の手でテラフォーマーにM.O.手術が施されてしまう」という相当厄介な事態に。
しかもそのTFが生み落した卵鞘からは、親の手術ベースをそのまま受け継いだ子供達が誕生するという
壮絶に絶望的な窮地に追い込まれてしまいましたが…… ここからの逆転劇は是非本編を読んでほしいです。
……いやまぁ、火星出発の前日談だというのなら、小吉達もバグズTFの存在を事前に察知してても
良かったんじゃないかというツッコミも少なからず…… いや、今回手術したのは“地球人”だから矛盾はないか。

何気に続編が出ても問題はなさそうな終わり方をしてるので、本編が完結したら後日談みたいな感じで
もう一冊くらい続いてくれても嬉しいなぁ、と思いました。
しかし『月の記憶』といいジャンプ読切といい今回といい、地球圏にテラフォーマーズ出没させ過ぎて正直大丈夫か(汗
……まさか、単行本第1巻ラストに主婦が遭遇したのってもしや。



・ウルトラマンゼアス2 超全集
Amazonで色々と調べてたら、偶々値段がかなり安くなってた事もあって購入に踏み切ってみました。
【1】の超全集は親戚から借りて読んでましたが、こちらも収録内容の充実っぷりは中々の物。
映画本編の副読資料としては十分有能ですし、なにより書籍独自の解説資料とかも結構ありました。
定番の解剖図鑑は勿論のこと、ゼアスの故郷とされているZ95星雲ピカリの星についての解説もあり、
「自然と高度な文明が融合した、宇宙で最も清潔な星」というのはまんまらしいというかw
カプセル怪獣との共闘は、ピカリの星においてはむしろ戦士として必要不可欠なことだそうで、
ここ辺り、ウルトラセブンとも何からの関係性を考えるのも面白いかな、なんて。隊長?なんのことです
 
 
P.S
まだ読み終えてはいませんが、【リーンの翼】完全版第3巻、安価で入手できました(1巻未読、2巻未所持なのに……)。
パラパラっと一部パートのみを読んでみたのみですが、原作じゃあんまり深く書かれてなかったロウリィ(朗利)の
過激思想の根源となるエピソードがかなり掘り下げられてて、SSで悪役として出すに至って有益な資料になりそうでした。
……近年の小説とはいえ、朗利の「ネット右翼」的な人格を形成するにあたった要員の一つとして
「2ちゃんねる」を堂々と名前そのまま出すとか、富野監督マジパネェ。2・4巻もいつかどこかで確保したいとこです。


61 名前:一般兵A:2014/11/25(火) 23:41:56
お久しぶりです。

11月は妖怪ハンター様以外の方があまり来ていない状態が続いていたようで、一応メンバーの
端くれとしては大変申し訳なく思っております。
リアルのほうで夏〜秋にかけてかなり立て込んでいましたが、時間がとれるようになったので、
とりあえず今後の予定を書いておきます。

12月中→リクスレのほうに「魔人と魔女のティータイム」の続きを投下
2015年1月〜3月→本スレのほうにまだ未投稿分のssを投下

あくまで予定ですので、ずれこむかもしれませんが頑張ります。

・・・・・・ブレイブプロジェクト編、登場予定作品のいくつかがアニメ化とか実写化したりして驚いています。


62 名前:無名の妖怪ハンター:2014/11/30(日) 22:45:28

SS執筆、構想は既に固まってるのですが筆が全然…… 頑張ります(涙)

スパロボCC、来年1月に新章突入かー。意外とユーザー数多くてサービス続行にGOサイン出たのでしょうかね?
参戦済み作品の原作を粗方消化した現状、新展開をするなら否が応でも新規参戦を導入する必要性に迫られますが、
果たしてクレディオに代わるという新たな敵勢力とは。……こっちからの新規参戦とかサプライズを期待したい気も。

映画【西遊記 はじまりのはじまり】、雪が降る前に自転車で映画館に行ける内にと思い、観に行ってまいりました。
感想…… うん、良い意味で香港映画らしい大味っぷりでした(笑) 最初から最後に至るまで容赦なく人は死ぬわ
妖怪たちはエグいわアクションは凄いわ、そして吹き替え声優陣が恐ろしいまでに豪華だわで、
ノリで楽しめる映画をご所望の方であれば、絶対観に行って損はない作品だと断言します。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第8話……
魔進チェイサー、霧子を目の前にして攻撃を逸らせてしまったり、ドライブ戦でも彼女を幻視して
追撃を躊躇する羽目になったりと、どう考えても「プロトゼロ・ドライブ」とは変身の技術のみならず
「装着者」についても決して浅くない関わりがあるとしか思えませんね。
ロイミュードが力を得る為に人間のパーソナリティを利用しているのであれば、彼もまた……
戦闘力では重宝されてるとはいえ、身内から「偏屈で使いづらいヤツ」と評されるのも止む無しか。

高杉記者が仮面ライダーを追い求めたのは、事件を追う最中に草加……じゃなくて九坂が
現場にロイミュードと共に行動している姿を目にし、彼の暴挙を止める事が真意。
最終的に九坂は改心し、逮捕される彼に再起を促される形の締めとなりました。
件の手抜き工事は…… まぁ特状課がハッキングで証拠掴んでるし事後に何とかなったと脳内解釈します。
ゾフィー「全く、捏造は良くないな!」 セブン「……」

で、男に走った相棒に嫉妬していた霧子ちゃんですが、彼女の意をようやく理解できた進ノ介により
ようやく病院で対面する事が叶いました。言っちゃ悪いけど「二人だけの時間」は流石にホモ臭いされても致し方なし……
私服霧子ちゃんのぐうかわに視聴者の関心が全部持ってかれてしまった感ありますが、新タイプ登場の次週に続く!


今月の児童誌付録としてDVDが封入された【仮面ライダードライブ】シークレットミッション、感想……
内容は12月公開のMOVIE大戦、並びにその初回入場特典の第0話と連動する内容とのことで、
グローバルフリーズ前夜に進ノ介が関わった犯罪者の人格を受け継いだロイミュード005が、
進ノ介、ひいては仮面ライダーへの復讐の為に、巷を賑わす大泥棒アルティメット・ルパンの偽者に扮して
シフトカー・ジャスティスハンターを人質にし、ドライブへ挑む……という粗筋です。
時間は本編より短めの15〜20分くらいですが、中々作品らしさが強く出てて楽しむことが出来ました。

で、児童誌本誌の方で劇場版のネタバレが幾つか。
MOVIE大戦のドライブ編における敵キャラ・仮面ライダールパン、その正体はやはりロイミュードとのことで、
「ナンバーZZZ」という、通常のナンバーから外れた特異な個体と推察できますけど、どういう設定なんだろう。
鎧武編は侵略者メガヘクス、並びに蘇った戦極稜馬が変身するドラゴンフルーツアームズが敵対者で、
龍玄の対戦相手として「メカ黒影」が映っているスチールが。メガヘクスと戦極、どちらが「雇い主」なのか。

最終パートに出てくる謎の敵、どう見てもメガヘクスが変化したっぽい見た目ですけど
ドライブ編のルパンはこちらに何らかの形で影響を与えたりするのでしょうかね?導入も気になるところです。
そして、毎年恒例の劇場版限定フォーム、鎧武はドライブを模したロックシード、ドライブは鎧武を模した
シフトカーで変身するようですが…… 済みません、鎧武側は兎も角、タイプフルーツはお世辞にもカッコよいとは(苦笑
いやまぁ動けばイメージ変わるかもですけど、ビジュアルはどう見てもFF10の「ようじんぼう」だよなぁw


【神撃のバハムートGENESIS】第7話、ファバロとカイザルの男の友情、アーミラ可愛い、リタ可愛い、と
メイン登場人物が総じてキャラ立ちしっかりしていたからこそできた印象のあるエピソードでした。
アザゼルの煽り耐性の無さに発端を発するヘッポコぶりは、見てて妙に好感持てるかも(笑
こっから最終話までにどれだけ転げ落ちてくれるか。

【アカメが斬る!】第21話、こっから原作連載分が最新話まで終了、ほぼ完全にアニメ独自路線に向かってるようですが、
タツミ奪還作戦の最中、敵側はブドー、味方側はマインが戦死、そしてスサノオも死亡がほぼ当確……
来週はアカメとクロメ、宿命の姉妹対決が決着迎えるようですが、果たして最終話までに何人生き残るか。
どうせ みんな いなくなる

【俺、ツインテールになります。】第7話、ダークグラスパーのキャラが色々と酷いww
んで、輪をかけて更に酷いのが、女性版ダイゴウジみたいな性格ながらガチの露出狂な生徒会長、
そしてもはや用語不可なレベルの痴女っぷりを曝け出すトゥアール。常識人何処行ったー……
次回予告、五十嵐裕美さんに何言わせてんじゃコラwww 別名義的にはお手の物かもですが

【ガールフレンド(仮)】第7話、小学生の頃から書き続けてきたSFアクション小説って、それなんて黒歴史……
う〜ん、小学生時代に図書委員の企画で、手製の漫画を製作する事になった際に自分一人で一冊執筆したアレ、
今も母校の蔵書に収められてたりすんだろか(滝汗

先週の【ログ・ホライズン】、という訳で今回でアカツキ主役回は決着。葛藤の末に自身を見つめ直し、
皆に支えて貰ったその先に手にした新たな“力”で、見事通り魔(の武器)を撃破と相成りました。
パジャマ姿で得意げになるアカツキちゃんきゃわわ。シャア「ふぅ……」

【仮面ライダー】第37・38話、トリカブト主導で行われた、毒ガスを吐く殺人植物による無差別殺人計画ですが、
先んじて立花レーシングクラブに贈られた花でおやっさんと女性陣が被害にあうも、
明らかに部屋中にガスが充満してたにも拘らず、全員無事…… えぇい、立花レーシングクラブの人間は化け物か!?
しかも、再生怪人達がガスをちょっと食らっただけで即死してしまう始末…… 人間すげー。
……コメントでも指摘されてましたが、倒された怪人を再生できるんならエジプタスを復活させて
宝石の在処を探索再開しても良かったんじゃないかと小一時間w
続く38話はエイキングを下すも、これにてゾル大佐が首の皮を残すとこ一枚という状況に追い込まれた訳で、
ショッカー幹部としての最期の出陣回である次週に続く。そろそろ本郷猛の復帰&死神博士の登場といった頃合いですかね?

【大鉄人17】第31・32話…… プロフェッサーK(違)の協力を得たブレイン党によって、最終兵器ゴールドネッシーが起動。
次週はブラックタイガー最後の闘いを始め、最終話まで一挙に3話公開…… ワクワクだけど、ちょっと寂しいなぁ。
三郎とワンセブン、あとガンテツさんの最期の戦いに期待。

【テラフォーマーズ】、九頭竜を狙撃して燈を救った人物、それは紛れもなく……
若き巨乳が帰ってきたッ! どこへ行っていたンだッHカップッッ!俺達は君を待っていたッッッ!
エヴァ・フロストの登場だ――――――――ッ!!
 まさかまさかの、エヴァちゃん生存確認!!!(歓喜)
キャラクターが容赦なく死亡する本作で、絶望的な状況からの生還を果たしたその秘密は、
結構な読者から予想されてた通りの“再生能力”…… プラナリアのMO手術。
手術を執刀したのはドイツのバーさまことジェシカ氏ですが、回想シーンで小説版『月の記憶』に登場した
彼女の義弟にして、病気に侵された恋人を救う為に「不死」の手術ベースを追い求めていたロニーの名が言及。
各国に先駆けていち早く「昆虫以外」によるMO手術を確立させた彼の執念が、こうしてエヴァを救った事に
繋がると思うと、色々と複雑ながらも感慨深いなぁ、と。

……冷静に考えれば、プラナリア能力で復活するんなら吹っ飛ばされた肉片の分、エヴァが増殖して無ければ
矛盾してる訳ですけど、そこら辺はドイツ側が成し遂げた特殊な手術の仕方云々で今後解説されるかも。
兎にも角にも、復活の際にアドルフの肉片を取り込んだことで、彼の「デンキウナギ」能力も付加された彼女の初陣、
こっからゴキ&中国軍に対する反乱の狼煙となるか。リーさんみたく瞬殺されたらどうしよう

【ダイノゲッター】最終話…… うん、ゲッターの戦いが結局虚無るのは外伝作品でも相変わらずなのか(汗
まぁでも「続きも考えてる」とのコメントもあったし、今後の評価次第ではまたワンチャン考えてもいいのかな。
世界観的には、どうもダイノゲッターの舞台となった惑星は元々大自然の惑星で、そこに人類の移民船団が
新天地として辿り着いて惑星の環境を開拓、その中で原始的な生物に過ぎなかった爬虫類に
“何者か”(サオトメに近しい存在?)が知性と武器を与えた…… というのが実情であるらしいですが、
そこら辺も含めて示唆で終わってしまってるのが惜しいので、真相解明のチャンスがあるなら期待したいのが本音。
 
 
■最近触れた作品

・艦隊これくしょん -艦これ- 島風 つむじ風の少女 (作:山崎かずま) 1巻
島風主役の艦これコミカライズ作品、無事購入できました。
限定版は先月出てましたけど、正直フィギュアは要らんなーと思ってたので通常版待ちという事で。

感想としては、個人的に割と期待してただけあって中々面白い!
主人公ポジの提督補佐と女性の司令官、何気に艦これのメディアミックスでは珍しく
明確な名前や前歴などが設定されてますが、他にも深海棲艦が関わっている世界観の解説や、
艦娘が人間の手で造られた存在(改造人間か人造かはまだ不明確ですが)と明言されてたりと
中々そういった部分の肉付けはしっかり手掛けてる感じで、個人的にそこが好印象だったりします。

で、実質的な主役の“暴れ馬”島風、並びに“優等生”朝潮のコンビも中々良い取り合わせで大好き。
互いにわだかまりみたいなものを抱えながらも、自分自身の境遇故に他者に素直になれない所を
認め合って和解する事が出来たりとか、そういう間柄みたいなところを丁重に書いてる感があるのが良かったです。
何気にぽいぽい改二がライバル兼重要なファクターとして出番があったのも個人的に嬉しかったり。

現状、めんこい駆逐艦ズの実戦経験は第2話の駆逐イ級相手、それ以外は演習中心という現状ですが、
そんな折に鎮守府近海に迫ってきたのは、まさかの“戦艦レ級”……
他ゲーで例えるのなら、FF8プレイ直後のマップでオメガウェポンとドロップするような状況とも言えますが
果たして島風と朝潮、そして赤井らはこの窮地にどう対処するか……

WEB掲載の最新話読みましたが、夕立と島風×朝潮の絡みいいなーww やっぱ駆逐艦ズ可愛い。
いつの間にか鎮守府内に迷い込んでいたレ級の真意やいかに。
 
 
・艦隊これくしょん-艦これ- 艦これRPGリプレイ 願いは海を越えて (著:明時士栄/冒険企画局) 2巻
今年の夏に1巻が発売され、存外面白かったTRPGリプレイの続刊、今回も凄く面白い!!
う〜ん何ていうか、下手にキャラを大勢出さず、メインキャラをきちんと絞った上で進行してるのが
シナリオの無駄をそぎ落とす結果になってるのかな、と思ったり(TRPGリプレイは大体そんな印象ですが)。

プレイヤーキャラの瑞鳳・熊野・金剛・木曾、いずれもプレイ中にいきわいわいとしている雰囲気が
読者の方にも伝わってきてる印象が強く、終始楽しみながら読み進める事ができました。
木曾に突如浮上した謎の中二病設定、金剛の口から飛び出すかなり胡散臭い英国式訓練の数々、
NPC鈴谷とブラック鎮守府提督の動向に大きく関わる事となる熊野と、いずれもキャラ立ちしてたなー、と。
特に熊野、中の人のブログとか見ても、メッチャ楽しみながらキャラクター演じられてたってのが分かります(笑
ってか、界隈で偶に話題にされる事もありすが、球磨って語尾除けば存外真面目なキャラでもあるのですね……
 
 
・魔女は月曜日に嘘をつく (作:太田紫織)
【櫻子さんの足下には死体が埋まっている】シリーズも漫画化決定とのことで、
着々とメジャーになりつつある著者の、新レーベルとして創設された朝日エアロ文庫から発売された新作です。
こちらも【櫻子さん〜】同様に北海道が舞台、ただし今作は著者が在住している札幌近辺と
江別市が舞台としてピックアップされているので、そういう意味でも結構新鮮だったり。

エリートなサラリーマンとして人生を歩んできた犬居克衛は、ある時身体を壊してしまった事を切っ掛けに
職も恋人も失ってしまい、傷心の果てに北海道の某所に存在するハーブ園「フクロウの丘」を人づてに紹介され、
そこの若き女主人・卯月杠葉の下で働く事となるも、偏屈で勤労意欲に欠ける彼女と時々衝突しながらも
互いに自分自身らの生きる目的を見出してゆく…… という風の作品で、地方の片隅の情景を描きつつも
登場人物達が、一見風変りながらもその実、非常に人間臭い生き方を模索していこうとする様は
読んでて中々ヒヤヒヤさせながらも共感できたなー、というか。良い意味で女性作家さんだからこその作風でしょうか。

【櫻子さん〜】に比べると人間ドラマ的な側面に比重が置かれている感も割と強いので、
ラノベよりもむしろ一般層的な作風が嫌いじゃないって読者さんにもお勧めし易い作品だと思いました。
もし売れ行きが好評であれば、続刊にも期待して良いのかな、と思ったり。
とりあえず杠葉さんが可愛い。表紙と人物紹介以外には挿絵の類はないのですけど
作中の一挙一動が中々読んでて、極端にウザくない程度の20歳女性らしいめんこさが出てるなー、と。
キャラの名前が名前なので、某へご女史のCVで脳内再生されてたのは内緒でw
 
 
・極!!男塾 (作:宮下あきら) 1巻
はい、一部では既にコアな人気を博しているらしい、男塾シリーズの最新作にして最終作を謳った本作。
【私立極道高校2011】の時よりも老けた男塾OB達が、塾長が送り付けた「赤神」で瞬時に再起したり、
敵の宇宙人が狙っている物が日本人のキンタマだったり、果ては【ボギー THE GREAT】までもが参戦したりと
男塾シリーズのみならず、宮下あきら先生の作品を追っている読者なら確実に琴線に触れるものがあります!
……塾長は兎も角、あの藤堂兵衛や民明丸までもが、初代男塾OBらがヨボヨボになってるのを尻目に健在な辺り
やっぱこの人らも既に人外の域だよなぁ(滝汗) 

最近の連載分だと【世紀末博狼伝サガ】からも参戦したみたいだし、この調子で男塾とも縁が深い
【天より高く】の要素も突っ込んでくれたら読者として嬉しいなぁ、なんて。
流石に【BAKUDAN】なんて贅沢は言わないので……
……大多数のコアなファン的には、「枢斬暗屯子」の登板が望まれてるのでしょうかね?(滝汗
 
 
>>61 一般兵A様

>お久しぶりです。
おぉ、お久しぶりです!!(歓喜) 執筆中のSSは中々執筆しあぐねてる現状ですけど、
何とか意欲を捻出できるよう頑張りますので、もう少しだけお待ちいただければ幸いです(汗

>12月中→リクスレのほうに「魔人と魔女のティータイム」の続きを投下
>2015年1月〜3月→本スレのほうにまだ未投稿分のssを投下
>あくまで予定ですので、ずれこむかもしれませんが頑張ります。
>・・・・・・ブレイブプロジェクト編、登場予定作品のいくつかがアニメ化とか実写化したりして驚いています。
無理せずに頑張って下さいね。何はともあれ、リアル生活の維持を最も大切にせねばいかん訳ですし。
ブレイブプロジェクト編の参戦メンバー…… 駄目だ、誰一人として未だに正解が分かりません(滝汗


63 名前:名も無き蜀軍兵:2014/12/02(火) 11:46:52
ども、ご無沙汰してますー

真・三國無双7エンパイアーズのエディットでまたアイマスキャラを作ってしまいました。
前作から手直ししてる所もあるので、見比べてみるのも面白いかもしれません
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24778284 その1
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24808554 その2
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24950467 その3

後、今の内に言っておきますが…

中 の 人 な ど い な い ! !

…ですからね?

そして今回からは東方キャラも紹介してます。
キャラ自体は前作から作ってはいましたが、こうして公開するのは初です。

[nicovideo.jp:sm24884771]
 (輝針城編)

これもGV−USB2のおかげです。

>>54-60>>62 無名の妖怪ハンター様
>新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト
岩鬼将造らの活躍によって、クローン技術を齎そうとした武装勢力は壊滅。
果たして奴らの背後には一体何があったのか?

>ググってみたところ、どうも「ガチ」っぽいですね……
>ただでは死なないお人だ(汗
しかもデュークはドラゴンエナジーアームズという新しい形態に変身できるそうで…
そしてまさかの変身システム交換による夢の新フォーム、鎧武ドライブアームズとドライブタイプフルーツが!!
普通にカッコイイドライブアームズと、オレンジ色の三度傘を被ったタイプフルーツがどんな感じに動くか期待です
(伏字)

>シンデレラガールズのCDシリーズ
そういえば、CVの無いアイドルが投票の対象となっている
「ボイス総選挙」なるイベントが開催されたようですね。

>スパロボCC、来年1月に新章突入かー。意外とユーザー数多くてサービス続行にGOサイン出たのでしょうかね?
>参戦済み作品の原作を粗方消化した現状、新展開をするなら否が応でも新規参戦を導入する必要性に迫られますが
おお、まさかの!!
新規参戦を導入するなら前スレで書いた

マクロスプラス(謎のVF−19のフラグ消化的な意味で)
マクロス7
フルメタ(ふもっふ・TSR・原作小説含む)
ガンダムUC(EP7まで完全網羅)
ファフナー(HAE含む)
HEROMAN
ダイ・ガード
ゴッドマーズ
デモンベイン
旧ガイキング
ガイキングLOD

に来て欲しいですね。

>>61 一般兵A様
ご無沙汰してますー

>12月中→リクスレのほうに「魔人と魔女のティータイム」の続きを投下
>2015年1月〜3月→本スレのほうにまだ未投稿分のssを投下
>あくまで予定ですので、ずれこむかもしれませんが頑張ります。
>・・・・・・ブレイブプロジェクト編、登場予定作品のいくつかがアニメ化とか実写化したりして驚いています。
無理せずに、ゆっくりと頑張ってくださいねー

64 名前: TPC一刻館支部隊員:2014/12/03(水) 23:47:43
ご無沙汰しております。
とりあえず近況報告を。
現在自前のPCがオシャカになってしまい、このカキコもネカフェからです。
ネカフェではそれ以外にもいろいろとやっているのでレス変もままなりませんorz
加えて新PCの購入も未定なので、現在本スレに投下中のSSも現在のように
かなりとびとびでの投下になっている状態です……
とりあえず今は本スレへの投下を最優先したいと思います。
それと、なんでしたら妖怪ハンター様のSSを割り込まれてもかまいませんので。

65 名前:無名の妖怪ハンター:2014/12/08(月) 00:04:34

12月12日の金曜、スパロボの新作発表が決定!!遂に第3次Z天獄篇が来るか?

艦これ、12月中のアップデートで特型駆逐艦と重巡姉妹の改二が実装されるとのことで。
有力候補は数多いですけど、特型駆逐艦に関しては、アニメ放送が間近に迫っていることに加えて
上坂すみれさんの新録ボイスが12日に追加実装、更に「特I型駆逐艦娘」…… これは、ひょっとして。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25067259
【餓狼・SPECIAL】最新話…… うん、天獅子先生の漫画やボンガロ程度しか触ってない自分としても
兎にも角にも「凄い」と唸らされる展開でした。天獅子漫画の延長線上と言われてしまえば違和感ないレベル。
「銃弾の代わりに気功が飛び交うブラックラグーン」というコメントが、まさに的確な評価だと感じましたね。
しっかし、兎にも角にも徹底的に「歴史の裏に潜む闇」に足を突っ込んでいくスタイルが素敵としか。
「六神道」、改めて紐解くと、相当物騒な存在とも解釈できるのですね。正直驚き。
満を喫して登場した秦崇雷(25歳)…… う〜ん、KOFで見かけたような覚えあるけど気のせいか(棒

ttps://www.youtube.com/watch?v=0dWE3f11k74
タイムレンジャーVSオカムレンジャー…… こういう企画も当時あったんですねwwww
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第09話……
新フォームのタイプ・テクニックに変身する為には、進ノ介が「COOL」な精神状態を保つ必要があるとの事ですが
当然ながら、意識的にそういう風になろうとしてもギャグにしかならない訳で。COOL!COOL!COOL!
結局敵を目の前にしながら変身できずに取り逃してしまい、現場の怪我人をマッドドクターで治療する事を優先。
怪我人「ああ!仮面ライダー!もっとやさしく。そこはダメ!ダメッ!ダメッ!ダメッ!」
霧子「あれっ、目にゴミが入った!」


今回の敵・ボルトロイミュードは街中から電気を盗み取り、それを家電製品に逆流させて火災事件を起こしてた訳ですが
どうも真の目的は別にある模様…… そこら辺は次週に期待みたい。
目撃者の少年をエロ同人みたいに電気でいたぶるという悪辣さを目にし、怒りの果てに冷静さに行き着いた進ノ介は
遂にタイプ・テクニックに変身成功し、プログラムを解除しながら後ろ向きで敵を正確に狙撃するというハイスペックを披露。
ボルトはちゃちゃっと撃破したものの、部下に託されたチップ(?)はハートの元に届き、曰くハートに向けてのラブレター……
う〜ん、ホモホモしい。来週のボルトロイミュードは、今週のボルトとハートがアッーした息子?(違
多少ホモネタは抑えたいとこなんですけど、流石に今週は想起させるネタが多すぎて突っ込まずには……(苦笑

第0話に先駆けて、ベルトさんのルーツが遂に明かされるっぽい次週に続く!


【仮面ライダー】第39話、ライダーにより悉く作戦を潰されたゾル大佐、自身が直接指揮を取っての最後の作戦。
黄金狼男、やっぱり幹部怪人のデザインとして逸品だと思います。普通にスッキリしててカッコイイし。
しっかし、被害者の遺体を処理しときながら、靴を平気で現場に残したりと、ショッカーの証拠隠滅は正直甘い気が。
また、序盤に酔っ払いがウルフビールスで変貌した狼男実験体、結局ライダーに倒されることなくフェードアウト……
作戦失敗の責で処分されたかもだけど、案外秘密裏に生き延びて細々とショッカー残党やってたりして。
ゲーム【正義の系譜】じゃ戦闘員扱いで出番あったのが、何気に自分の中で印象に残ってます。
……そして次週、死神博士の初登場に加え、本郷猛の復活!! メッチャ楽しみ!!

【大鉄人17】第33〜35話(最終回)…… 遂に終わってしまいました。
最終話三部作におけるビッグエンゼルを巡る攻防の中で、ブラックタイガーの壮絶な戦死、
ピンクジャガーの離反、そしてワンセブンの進撃を阻む「ブレインエリア」の存在……
これまでワンセブンに助けて貰っていたレッドマフラー隊の面々が、最終回にして機能停止に陥った
ワンセブンを助けるべく行動するなど、なんだかんだで第一話から地続きだからこそのドラマもありましたね。
最終的にはワンセブンがいざという時の為に増設していた「人間操縦用のコクピット」を用いる事で
三郎がワンセブンを起動し、有人操縦によるブレインへの特攻を図るも、激突直前に脱出させられ、
ワンセブンとブレインは運命を共にする事に…… ワンセブン、まさに「不滅のナンバー」でした。

いや、素晴らしかった!! 前回見逃したときはかなり後悔しましたが、今回こうして通しで視聴できて大満足。
序盤のシリアスな雰囲気、中盤からのコミカル路線、そして終盤のドラマの結実と、個人的にはいずれも大好物で、
ガンテツさんのコメディリリーフぶりから最終盤での大人への成長ぶり、喋るようになったワンセブン可愛い、
ハスラー教授が最初から最後まで面白いオッサンの悪役で楽しかったりと、総じて感激できました。
最終話の三郎を放り投げるロボターが微妙にシュールだったりと、細かい点ではツッコミどころもあったりしますが
そういう大味な点も含め、色んな意味で昭和特撮の底力が感じられた作品だったと思います。

空想大戦では、新章初めに敵味方共々、存在が明確に示されていましたが……
ワンセブンをシナリオで動かすのは自分の力量的には気が引けるので、どっかでブレインの出番でも用意しようかな。

【神撃のバハムートGENESIS】第8話……
津田さんの声で「ヘルヘイム」なんてキーワードが言われると、どうしても某ライダーを思い出すなぁ、と。
王様のスルーっぷりは正直笑ったwwww 敵の策略で見せられた幻影のママンに裏声で泣きついたりとか、
玄田さんの小物演技って珍しい気がするので新鮮でしたね。この人、明らかに闇堕ちしそうだよなぁ……
そして、アーミラは天使と悪魔の間に生まれた子供で、現在の姿は急成長させられたものであり
実年齢は5歳である事が判明しました。
まさに「見た目は大人、中身は子供」だった訳で…… 今やってるトッキュウジャーも似たような設定と聞き及んでますが。
で、念願の騎士の称号を得たカイザルとは別に、さっさとオサラバしたいフェバロはリタの陽動で脱出を図るも、
結局第1話と同じ「軽口」が原因で、アーミラのヘルヘイムへの道連れとなる事に。
物凄い勢いでジャンヌさんに危機が迫りつつありますが、こちらはカイザル&リタに任せて良いのかしら。

【アカメが斬る!】第22話、アカメVSクロメの因縁の姉妹対決は、姉に軍配が上がる事に…… アカメが刺す!
原作漫画とは別ルートで最終局面に突入した本作、来週は遂にショタ陛下が動くっぽいですが。

【フランチェスカ】第22話…… い、一気に主要登場人物の大半が殉職した!!(涙
クラーク教授は敵に操られてただけだったのね…… で、全ての黒幕がまだ控えているようですが、
果たしてフランチェスカとは一体何者なのか、全ての真相が明らかになりそうな最終話一歩手前に続く。

【テラフォーマーズ】、プラナリアのM.O.手術ベースであるエヴァが如何にして復活を果たし、
アドルフさんのデンキウナギ能力を有したかに説明が割かれた前半部分。
描写見る限り、どうも実際に人型にまで再生を果たしたのは心臓が接触していた胸の一部の肉片で、
そこから周囲に散らばった自分自身やアドルフの残骸を取り込むことによって再生を果たしたみたいですね。
プラナリアは切り離されても完全に再生する程の生命力で知られてますが、過去の事例によれば
脳が無い方の欠片から再生した個体も、分断前の記憶を保持していることが確認されているとのことで……
あと、エヴァが無事再生できた要因の一つ「胸の分厚い死亡で心臓が守られた」は分かってても笑いました(滝汗
良かった……ッ プラナリアのM.O.手術ベースを受けたのが加奈子ちゃんじゃなくて、本当に良かった……ッッ!

……そして、ミッシェルちゃん生きてたああああああ!!!(歓喜
微弱ながら体内の生命反応は活動しており、燈は急遽人工呼吸を行う事に。ジョセフ「ぐぬぬ」
九頭龍の中国軍サイドも一気に窮地に追い込まれた訳ですが、彼らの側もまだ完全には諦めていない模様、
バグズ手術の次なる可能性の担い手は「4人」。燈にミッシェル、そして今回のエヴァが含まれることことは確実でしょうが
果たして「4人目」は一体誰……?

あと、何気に読者質問コーナーのQ&Aが面白かったです。リーさん、一応「面白ェ…」の時の相手は倒してたんですね。
オフィサーの飲み会は、是非とも漫画の外伝として読んでみたい所…… 「BAKI」って300巻以上続いてんですか(汗

【HERO SAGA】ウィザード編第4話、正体不明のウィザードの前に現れたバースの装着者は、
まさかの鴻上会長……ではなく里中君で、会長は某ベルトさんの如く通信回線越しで喋ってるだけでした。
よりにもよって「時間外労働」を理由に退場した里中さんにバースドライバーを押し付けられた凛子ちゃん、
そして会長に、晴人の部屋で拾ったウィザードライバーで次作の指輪を使うよう促される瞬平……
まさかまさか、この二人も劇場版メイジもとい、次回の展開でライダーに変身したりするの!?
 
 
■最近触れた作品

・サイコスタッフ (作:水上悟志)
2007年頃に発表された漫画作品で、某サイトの紹介記事で無料公開されたのを知って読んでみましたが、
素晴らしかった!!感動した!! 正直、自分がこれまで読んだ全1巻完結の漫画の中では
【だいらんど】と並ぶ傑作かもしれません…… 凄く面白かったです!!

受験勉強を控えた高校生にして超能力者の主人公・柊光一と、
彼を宇宙戦争の兵士としてスカウトに来た異星人・桜木梅子の、軽いSFラブコメを導入として
ラストにかけてはかなり怒涛の展開へと雪崩込む訳ですが、そこに行き着くまでの流れがしっかりしてるというか、
特に、光一が生まれつき超能力を持ちながらも、一人の一般人としてのアイデンティティを抱くまでの過去回想が
色々とウルッと来ました…… あと梅子が可愛い。梅子が(大事な事なのでry
兎にも角にも、もし興味がありましたら是非一度ご賞味を。(以下、公式リンク)
http://www.zeppan.com/book/detail/63721
 
 
・僕のライディーン (作:芳崎せいむ)
同じく絶版マンガ図書館にて読むことが出来た本作も面白い!
【金魚屋古書店】作者の初期作品とのことですが、大分昔に古本屋で見かけながらも結局買わず、
ちょっと気になってたものを今回こうして読むことが出来て本当に良かったです。

内容…… 一言で表すのならば、所謂「ロボットと人間の恋愛」みたいなジャンルの漫画を、
美青年博士×美青年ロボット」という凄い取り合わせで描いた、要はBL系統の作品です(汗
ただ話自体は、あくまで主人を守るためのプログラムとして設定されたロボット……ライディーンの人格が、
次第にインプリンティングではない、自分自身の判断で主人公の博士を守ろうとするようになっていくなど
見所も結構ありますので、綺麗な物語が好きな方であれば敬遠せずに一度拝見してもらいたいとこです。

ところでライディーンの名前、やっぱり同名のロボットアニメが由縁なんでしょうかね?
そういや勇者も超者も、放送当時はかなり女性ファンが多かったそうですし……w
ttp://www.zeppan.com/book/detail/43231
 
 
>>63 名も無き蜀軍兵様

>岩鬼将造らの活躍によって、クローン技術を齎そうとした武装勢力は壊滅。
>果たして奴らの背後には一体何があったのか?
テロリスト勢力は壊滅しましたが、“商売相手”はいまだ健在ですので、
現在執筆中のSSで謎解きをする予定ではありますので、もう少しお待ちして頂ければ。
戦闘描写とか、もうちょっと原作らしく「派手」にできればよかったかな、とちょっと後悔してたり。

>おお、まさかの!!
>新規参戦を導入するなら前スレで書いた
>に来て欲しいですね。
現状、アンスパやヒトマキナ、ミケーネ神といったかなりのビッグネームを相手に勝ち進んできた訳ですし、
それらの次に控えている勢力としてイメージ負けしないとすれば……
個人的には【トップをねらえ!】、【伝説巨神イデオン】、【創聖のアクエリオン】辺りが可能性高いかな、と睨んでます。
単純に参戦作のラインナップから考えれば、実質的な前作or続編の間柄である【劇場版ナデシコ】、【クロスボーンガンダム】辺りは
鉄板と考えても良いかな、って気も。キチーネさんに期待
 
 
>>64 TPC一刻館支部隊員様

>ご無沙汰しております。
>とりあえず近況報告を。
>現在自前のPCがオシャカになってしまい、このカキコもネカフェからです。
>ネカフェではそれ以外にもいろいろとやっているのでレス変もままなりませんorz
>加えて新PCの購入も未定なので、現在本スレに投下中のSSも現在のように
>かなりとびとびでの投下になっている状態です……
>とりあえず今は本スレへの投下を最優先したいと思います。
そういう状況でしたか…… 兎にも角にも、決して無理はしないで下さいね。
本スレに投下された分のSSは、まとめサイトの方に逐次反映させて頂きますので。
また色々と状況が好転したら、新しく執筆したSSの感想も聞かせてほしいです。

>それと、なんでしたら妖怪ハンター様のSSを割り込まれてもかまいませんので。
う〜ん、とりあえず自分は早急に本スレに投下する予定のSSは無いので大丈夫です。
現状執筆してるSSも、最遊記編が一通り推敲終わってからの算段でありますし。


66 名前:無名の妖怪ハンター:2014/12/14(日) 23:28:54

……もう、何も怖くない!!遂に、遂にビスマルク建造成功!!! ありがとうレーベ(感涙
これで未所持の艦娘は、春〜夏のイベントで確保できなかった酒匂&磯風の二人だけとなりましたが……
6-2周回もあれはあれで結構資材かさむし、できれば早いとこドロップしたいなぁ。
そんでもって、古鷹もレベル65に到達したので改二に。大破絵、評判ですがやっぱりエロいのう。
そして12日より、時雨改二・那珂改二・龍驤・漣がX'mas限定のグラフィックに差し替わるサプライズが実施。
各所でも言われてますけど、龍驤改二と漣が可愛すぎてヤバいです。

それから、ニコニコ動画でプロディPによるMMD艦これシリーズ、一年ぶりに新作来ましたね……
いやぁ相変わらず酷いwww 自らを「上級者」と自覚できる視聴者以外は正直お勧めできませんが、
自分は腹抱えて視聴する事が出来たかな、と。


【ニトロ+ロワイヤル】のアーケードリメイク、長らく音沙汰無かったものが来年遂に稼働されるそうで。
思えばPC版の発売から現在に至るまで、鬼哭街の全年齢リメイクやら、Fate/Zeroのアニメ化やら
デモンベインのスパロボ参戦やら、ニトロプラスも色々と話題が絶えなかったなぁ、と……
昨年頃に賛否読んだ【君と彼女と彼女の恋。】とかも扱われたりして。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25109460
……遂に発表されました、【第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇】!!
参戦作品は【時獄篇】継続組に加え、第2次Zから復帰の【ザンボット3】【ダイターン3】【初代アクエリオン】【ガンダムX】【∀ガンダム】、
そして新規組として、【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】【装甲騎兵ボトムズ 孤影再び&幻影編】【トップをねらえ2!】
【フルメタル・パニック(原作小説版)】【翠星のガルガンティア】
らが参戦決定ッッ!!!
初代Z〜第2次Zのメンバーが何作か未登場に終わってしまった(特に初代ダンクーガ)のはちょい残念ですが、
布陣としてはシリーズ最終作に相応しい規模が揃ってますし、果たして混沌渦巻く多元世紀の戦乱が
どの様な決着を迎える事となるか楽しみです。フルメタ原作、どんな感じの扱いになるかなー。
【トップをねらえ!】、そろそろ無印から2まで通して視聴してみようかしら。小説版も確保してはいる訳だし。
 
http://www.moegame.com/sfx/archives/201412080840.html
国産【ゴジラ】が再来年2016年にむけてプロジェクト進行中…… マジで!?
ジェットジャガー&メガロ「俺達の時代か」

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25092956
スパロボCC、アンスパ&ヒトマキナを下した後に待ち受けていたのは、超螺旋宇宙と繋がってしまった
バイストン・ウェルにおいて、本来浄化される筈だった死者の魂が「認識の具現化」によって蘇り、
世界の理を我が物とすべく戦乱を巻き起こしているという恐ろしい状況。
コーウェン&スティンガーを筆頭に、Dr.ヘル(マジンカイザー版&真マジンガー版)並びにあしゅら男爵、
コドール一味、カロッゾ・ロナ、ジェリル・クチビ、ガラン、ジェリド・メサといった過去の強敵達が次々と復活し、
因縁深いカイルスのメンバーに復讐を図るという事態に……
しっかし異世界同士のダブルDr.ヘルとか、一体これなんて【真マジンガーZERO】だよと(汗) 展開的にはワクワクですが。
蘇ったのは敵のみならず、かつてバイストン・ウェルで戦死したガトーとノリスが援軍として現れるなどありましたが
後半戦で絶対増員あるなこりゃ。どんな敵が姿を見せるかちょっと楽しみ。

……動画見てて思いっきりデジャヴ感じましたが、これってまんま空想大戦でもやってる「黄泉還り」ですよね(滝汗
Zシリーズの設定盛り込むならば、旧編以前の「前大戦」にて多元世界の中でグレンラガンの展開も熟してる訳で、
後半の展開次第では、空想大戦における黄泉還りの原因に「超螺旋宇宙の影響」も付け加えても悪くないかな?
 
 
■仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル

上映当時に観に行ってまいりました。感想……(以下、ネタバレ伏字)
まずは『仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ』。本編終了後、ヘルヘイムの植物やインベス達を移住させた惑星を
地球同様の緑あふれる世界にまで成長させたイーノック……もとい紘太だったが、そこに突如、
侵略者の機械生命体メガヘクスが襲来、あっという間に惑星が機械化されてしまう事態に。
紘汰はメガヘクスに刃向うも、一度倒されてもすぐさま新たな個体を用意する相手には力及ばず、
記憶を読みとられてメガヘクスの地球侵攻を許してしまう事態に……

兎にも角にも凄い!TV本編のヘルヘイムもかくやというレベルでの大規模侵攻を図る侵略者メガヘクスを前に、
紘汰は空中で爆散してしまい、地球で現状唯一残っていたアーマードライダーのミッチ/龍玄も大苦戦……
捕らわれた舞が最後の力で咲かせたヘルヘイムの果実と、敵が複製したメカ黒影から分捕ったドライバーで
高虎も斬月に再び変身、メガヘクスにより蘇ったメカ戦極稜馬/仮面ライダーデュークをも激戦の末に下し、
その遺品であるゲネシスドライバーで斬月・真へと返信する下りはかなり熱かったです。
ミッチも自身の過去を償う為、敵に捕らわれた舞を単身救助する展開など、やっぱ鋼屋さん良い脚本だなぁ。
復活を果たしたそんな装備で大丈夫か紘汰も加わり、メガヘクスを遂に撃破……したのもつかの間、
同じ姿・能力を持ったメガヘクスが大挙して出現するという危機的状況に。

内容的には、実質全てをやりきったTVシリーズの、ほんの僅かなやり残しを片付けたって印象でした。
高虎と稜馬の決着、死力を尽くして舞を救った光実と、紘汰よりも呉島兄弟が主役っぽかった感じです。
 
 
続いて『仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状』。
かつて世間を震撼させた伝説の大泥棒、ゾルーク東條ことアルティメット・ルパンが、ベルトさんが今の姿になる前に
魂を移植する候補として製作しながらも結局断念した「サイバロイドZZZ」のボディを発見して融合、
ロイミュードとしての能力を得て大泥棒にカムバックするという事態を前に、進之介ら特状課が挑むも悉く翻弄されてしまい、
挙句ルパンは、ドライブの技術を盗んで自作した「仮面ライダールパン」へと変身し、“仮面ライダーの名”を
ドライブから奪う事を宣言し、激戦の末にドライブも破壊されてしまう……という、地球滅亡規模の鎧武編とは
また異なるベクトルでかなりの窮地を演出してくれた本作。
本編でも重要なキーワードになりそうな“仮面ライダー”の名前の重さを、見事描き切ってくれたと思いました。

ドライブ編の序盤から終盤にかけて、ルパンが「意外な人物」に化けていたトリックに関しても中々唸らされます。
仮面ライダールパンを下して「仮面ライダーの名」を見事取り戻すも、抜け殻になったサイバロイドZZZのボディを
メガヘクスの一個体が吸収、より強力な「ZZZメガヘクス」へと変貌してしまう事態に。

やはり「VS伝説の怪盗」というシチュエーションは刑事モノだと映えるなー、と。
ルパンのキャラも悪役ライダーには珍しく、随分と飄々としたキャラクター性で中々見てて楽しかったです。
ドライブ編にちょびっとだけ顔出しした仮面ライダーマッハも、TVシリーズでの本格登場に期待。
 
 
そして、鎧武&ドライブが合流する『MOVIE大戦フルスロットル』!!
猛威を振るうZZZメガヘクスを前に、遂に初対面を果たし、手を組んだ鎧武達とドライブ。
……沢芽市の設定上の地理は分かりませんが、映画の描写だと存外都内から近いのですね(汗
これに対してメガヘクスは稜馬に続き、戒斗/バロンをメカとして復元するも、当然ながら彼が
メガヘクスの思想に共鳴する筈もなく、あっさり反旗を翻して鎧武達と共闘することに。
……ってか、洗脳も何もしなかったのかと一瞬突っ込みましたが(滝汗
敵の召喚したロイミュード&インベスの複製軍団、メタルクウラの如く大量出現したZZZメガヘクスと激戦の末に、
ドライブと鎧武のお互いをモチーフとした新フォームのパワーも発揮し、最終的にはロイミュードの特性を取り込んだことで
皮肉にも弱点を有してしまったメガヘクス母星のコアを粉砕、見事侵略者を打倒する事が叶いました。

戦いが終わったと同時に、メガヘクスの複製怪人達は機能を停止してただの鉄屑に。それは戒斗も例外ではなく……
ラストはTV本編同様に二人だけで惑星に帰ろうとした紘汰と舞を、ミッチや高虎らが呼び止め、
お別れパーティーしようぜ、って所でエンドマーク。いやぁ本当に最初から最後まで楽しめました。
全2パートに比べてギャグの比率が多い気がしたのも、まぁ良い感じの清涼剤にはなったかな、って印象。
 
 
と、個人的にはかなりワクワクして楽しむ事の出来た今年のMOVIE大戦。
前もって話を聞いただけだと【鎧武】本編の設定から浮いてる印象も受けたメガヘクスでしたが
映画本編では「惑星全てを機械化する事でヘルヘイムの浸食から逃れた種族」と言及されて納得。
……スパ厨の身としては、やっぱり某ゾンダーとか某ELSを連想させられてしまう設定でしたが
鋼屋ジン氏もスパロボプレイしてた人ですし、案外意識してたんでしょうかね?(笑

空想大戦でクロスオーバーさせるとしたら…… 作中で明確にロイミュードらとも反目してた訳で、
そもそも思想的にDショッカーやETFとも協調とれるかは疑問だし、設定的な系統からしても
ゾンダーや機械化帝国みたいな設定上共通項の多い勢力とつるむ方向が似あってるかな、って気も。
終盤の怪人複製とかも、まんま第2次αでゾンダーがやってた他勢力のメカ複製を連想しましたし。
……やっぱり鋼屋ジンさん確信犯では(笑
 
 
そして、来年春にもスパヒロ大戦の新作【スーパーヒーロー大戦GP】が上映されるとのことで。
予告映像を見る限り「車」に焦点当てられるっぽいし、ターボレンジャー・カーレンジャー・ゴーオンジャーの活躍に期待?
仮面ライダー3号」…… 一体どのような立ち位置のキャラクターになるのか。


さて、劇場の初回入場特典として配布された【仮面ライダードライブ】第0話も、しっかりチェックして参りました。
内容は、文字通りの「グローバル・フリーズ」前夜。
人間だった頃のベルトさんを殺害したロイミュードが、人類に反旗を翻す12時間までの間を舞台に、
世間を騒がすテロリスト勢力の捜索に励む進ノ介と明が、ネット上に犯行声明を出した模倣犯と相対する中で
一人先走ったロイミュードのNo.005が当の犯人の姿や人格をコピー、現場に駆け付けたプロトドライブに倒されるも
まだ試作段階だったが故に完全に倒すことが叶わず、後の復活(児童誌付属DVD)に繋がる……というものでした。

そして、テロリストのアジト近辺から民間人の退避を指示していたのが、当時一般の婦警だった霧子ちゃんで、
進ノ介達とニアミスするも互いに注視することなく、直後のグローバル・フリーズで暴れまわるロイミュードの軍勢に対し、
プロトドライブが敢然と立ち向かい、その意思は後に進ノ介/ドライブへと受け継がれる……という締めでした。
しかしプロトドライブの声、流石にネタバレを考慮してかキャスト表記はありませんでしたが、
一体何チェイサー役をやっている何遠野さんなんだ……(棒

……って、進之介らが追っていたテロ組織の名前が「ネオシェード」て。
どう考えてもこれって【仮面ライダーG】に出てきたあれの後継とかそんなんですよね?(苦笑
まぁ改造人間の姿形も見かけませんでしたし、本当に末端構成員の「残党」なのかな、って脳内解釈。

 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第10話……
おぉう、2週完結と思ってたら、決着は来週に持ち越しなのですね。【鎧武】のパターン崩しが効いた訳ですか。
先週倒したはずのボルトの手口と思しき停電現象が再び発生、特状課はボルトが化けていた人間が
数ヶ月前に急逝した小説家であり、ボルトの犯行はその未完の遺作の内容に沿っていたものであると突き止めるも、
結局作品の後半部がこの世に存在しないが故にどん詰まり、更にはロイミュードの幹部勢から言わせれば
ボルトは既にこの世には居ないとのこと…… 果たしてどういうカラクリなのか。

そして、魔進チェイサー並びにハートのキャラ掘り下げが進んだ今回。
チェイサー、第0話の内容とかも考えるに、確実に前進は「あの戦士」と見て間違いないでしょうね……
ハートは敵ながら、人類とはまた違った価値観の下「ロイミュードは友達」と認識、ドライブに攻撃を仕掛け、
その決死の攻撃に対し、進之介もまた自身の身を犠牲にする覚悟で相打ちをねらうも……!?
馬場ふみかさん演じる女性型ロイミュード、メディック初登場に期待したい次週に続く!!


【仮面ライダー】第40話、番組放送も4クール目に突入して、遂に本郷猛復活ッッ!!
プロフェッサーKこと天本英世氏の演じる死神博士も新幹部として登場、合流を果たしたダブルライダーと、
見所たっぷりなエピソードでしたが、来週は引き続き九州ロケだそうで。
ヒマラヤの雪男を改造したスノーマン…… 何という貴重なUMAを素材にしたもんだ(汗

【兄弟拳バイクロッサー】第1・2話……
さて、かつて配信された【マシンマン】の後番組にして、ショッカー壊滅後の地獄大使の姿と噂される
ドクターQが登場する本作、Youtubeで配信が始まったので視聴してみました。
犯罪組織デスターの目的は、子供の鳴き声や恐怖の声などを聞くとダイヤモンドを吐き出す像、
魔人ゴーラを利用して宝石を山ほど手に入れる事であり、そのために白昼堂々戦闘員たちを駆りだして
近場の適当な子供達をムチで痛めつけて、その鳴き声をテープに収録…… 何だコレ(汗
子供を苛める余生を選んだ死神博士に対し、子供の泣き声でダイヤを集める地獄大使、
う〜ん、なんという悪の組織の天下り(違 主人公ヒーロー2人組も中々良いキャラしてて個人的には高評価。
ってか、主題歌歌ってるのって、うっかり八兵衛の人なのか…… マジかよ(滝汗
空想大戦では…… Dショッカーに編入後、ウヴァさん辺りとつるませて子供虐めで稼ぎに精を出すとか連想したり。

【神撃のバハムートGENESIS】第8話…… 玄田さん、大友さん、飯塚さんと、すっごい大御所のオンパレードだなぁ(滝汗
展開的には色々薬盛られた小物王によってジャンヌが捕えられ、リタにちょっと危険なフラグが立ち、
古代龍と遭遇したファバロ・カイザルは、アーミラを引き連れて彼女の目指していた地へと降り立つも、
バハムートによる世界の破滅を回避するには、アーミラの死しか選択肢はないとのことで……
最初は何だかんだで彼女を見捨てる気満々だったファバロが、逆に案ずるようになってきたのは感慨深いなぁ、と。
いつイデオンが出てくるのか楽しみな次週に続く(出ない

【アカメが斬る!】第23話…… 遂に発動した最強の帝具・シコウテイザー
……どう見てもスーパーロボットです本当に(ry 原作漫画じゃ絶対こんなの出ないだろうなぁ(苦笑
大臣に乗せられ、自身の守るべき民や国の惨状に目を背ける道を選んだ皇帝の暴挙を止めるべく
タツミ・ウェイブの共同戦線でシコウテイザーを破るも、その巨体に潰されそうになった人々を守るため、
満身創痍の身体でそれを食い止め、タツミ死亡。 あぁ、仮面ライダー龍騎と同じ運命を辿るとは……
主人公死亡という壮絶な展開を迎えながらも、もはや皇帝・大臣共に反乱軍に御用となる事は
確実と見做しても良いでしょうが、次週はアカメとエスデスの血戦が待ち受けている模様。
原作に先駆けて、全てを終わらせる最終回に続く。

【俺、ツインテールになります。】第9話…… うん、すっごく作画のクオリティが下がった!!(滝汗
先週はまだ気にならないレベルだったけど、今週はなんかまぁ…… 明らかに崩れちゃってる以外にも
静止画がやたら多かったり、服装がカットごとに冬服になったり夏服になったり、人物の腕や脚が無くなったりと、
予算が無くなって、作画班が相当切羽詰ってんだろうなぁってのが視聴してて痛感させられました……
いや、マジで渡辺さんの楽曲提供が勿体ないレベルになってるぞ、と。正直、話が全然頭に入ってこなかったし、
総集編でも挟んで良かったと思うけどなぁ……

【フランチェスカ】第23話、最終回一歩手前になって、遂に「フランチェスカ」の正体判明。
彼女のルーツは、遥か古の北海道における超古代文明…… アイヌやオホーツク人よりも遡る、
恐らくは「現生人類とは別種の人間」の、王族の姫として生誕した存在だったことが言及されました。
代々、現代における北海道を異界より守護する役目を担ってきた一族の出ではあったが、
生まれながらに持った力が、逆に大地を焦土にしかねないまでに強大極まりない物であったため、
リミッターとしての意味合いで、胸のハートを「7つの負の感情」に分割して封印する処理を受けていた模様。

その後、アンデッドとしての処置を受けて、名実共に「北海道のガーディアン」となったフランチェスカは、
度々寝たり起きたりを繰り返しながら、歴史の影で遭難者を助けたり、異界からの亀裂を修復する等しており
その中で生前の新選組や義経、稲造&クラークとも面識を持っていたようですが……
どうも現状の彼女は、クラークが予見した「北海道に災いを齎す“何者か”」によって、負の感情を媒介に
操られている状態だそうで。その黒幕がちょこっとだけ登場しましたが、顔は映らず…… 一体誰だろ。
全ての決着に期待をかけたい次週、最終回!!

【テラフォーマーズ】、バグズ手術の「次世代」を担う最後の一人は、大方の予想通り蛭間一郎。
「奇跡の子」ミッシェル、「デザインベビー」燈、「プラナリアの生命力」エヴァと並び、これら4人の存在は
人類が更なる高みに上るための、いわば「不老不死への道標」……
そして、重傷を負いながらも生存していたジョセフ&劉さんが、小吉と合流。
どうもエヴァが重要な「何か」に気付いた様な締めでしたが、こっから展開がどう動くか。
 
  
■最近触れた作品

・艦隊これくしょん-艦これ- 一航戦、出ます! (作:鷹見一幸) 3巻(完結)
さて、陽炎抜錨や鶴翼の絆に先駆けて完結を迎える事になった本シリーズ、最終巻を無事読み終えました。
1巻の時点では、他小説に比べてやや微妙かなー、とも思う部分も少なくは無かったのが本音でしたが
2巻辺りから徐々に評価できる部分もチラホラ、最終3巻にて戦記モノとしては中々の出来に仕上がってて
結果的には艦これのメディアミックスを担う一翼としては悪くない作品になったと思います。

序盤、赤城と加賀が大破で戦闘不能&意識不明に陥った水雷戦隊が、過去に見捨てられた拠点に立てこもり
深海棲艦に対する籠城戦を敢行する下りとか、自分としては中々良さげでハラハラさせて頂きました。
何気に、史実上で戦闘の機会が無かったという境遇を持つ酒匂が、結構活躍の機会を与えられてたのも
個人的にGJな展開かな、と。
提督の人物像に関しても、ほぼPCの分身以上の描写じゃ無かった1巻に比べ、格段に一個人の人間として
深く掘り下げられており、そういう意味でも読者からの不満とかが総じて改善されてて安心できました。
兎にも角にも、艦これが好きな方なら十分楽しめるかな、と。少なくとも3巻までは読んでから評価してほしいです。
未だ詳細の不明な小説新作【瑞の海、鳳の空】も期待して待っております。

実際のゲームじゃ、現状ほぼ完全に「幻の装備」になってしまってる震電改も出てきましたが……
正式実装まだー?

67 名前:無名の妖怪ハンター:2014/12/21(日) 23:37:11

最近某Wikiでその存在を知った【熱血メルヘン 怪傑アンパンマン】、読んでみたいなぁ……
調べてみたら祖母の実家がある町の図書館に置いてあるっぽいので、機会見つけて寄ってみようかな。
スーパーマンが悪役という話題から、【大日本帝国スーパーマン】を連想してしまうという邪な発想の自分って……

う〜ん、ここ最近空想大戦の人の出入りが少なくて寂しい…… SS投下でもできれば可燃剤になるかなー。
闘争の系統の方でも【仮面ライダーウィザード】の稲森真由をピックアップするSSが書かれてたので、
こちらでも短編的な内容でちょびっと扱えないかな、と構想中。

http://ebcomic.com/clear/fcc/viewer/viewer.html?id=1378
スパロボCC、クレディオとの決着も一段落して、現状は平和な一時……という訳にはいかない模様。
散発的に出現する残党兵やテロリスト勢力を相手にしながらも、カイルスに参加していた各メンバーの
ささやかなクリスマスパーティー、その中で描かれるカップルの動向などが、もう末永く爆発しろとかwww
北辰「呼ばれた気がして」
何気に生き延びたレイ周りの絡みが非常に良い感じで充実してる印象有って素敵。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第11話……
初っ端から「ブレン、お前…… 俺の事が好きなんだろ?」とかぬかすハートに
そのはかとないホモの香りを感じつつも、事件の真相解明は進ノ介の奮闘により好転。
鍵となったのは、以外にも番外編『シークレット・ミッション』の方に登場した犯罪者・西堀光也で、
彼をコピーしたロイミュードNo.005はドライブに粉砕されたものの、本人は生きて刑務所に収監されており
ボルトが擬態した作家と面識を持ち、なおかつ未完小説の結末を生前に聞かされていた彼から
その内容を聞きだすことで遂にボルトが狙っていたポイントを特定する事に成功。

ボルトの遺したバックアッププログラムこと「ボルトゴースト」も無時撃破する事に成功した訳ですが、
このままでは一般人が大勢死ぬという進ノ介の言葉に動揺するそぶりを見せたチェイサー、
仲間に制裁されて見せたロイミュードとしての姿…… それは、「ロイミュードNo.000」ことプロト0
……うん、最早その前身がほぼ完全に確定した感もありますが、彼が現在に至るまでの経緯、
そういったものの謎解きも今後の展開に期待したい感がありますね。

そして、都心の大停電の裏で、密かに企てられていた「もう一つの企み」の成功により復活を果たした、
ロイミュードの新幹部格、メディック。演じる馬場ふみかさんも綺麗で、妖艶なキャラクター性に期待。
8話に続き霧子ちゃんのタイププライベート(命名:レドル氏)が拝めて満足ですが、
来週は遂に仮面ライダーマッハが本格的に物語へと関わってくる模様……
【仮面ライダーウィザード】よりケット・シー復活(違)の次週に続く!!

あと、今週の内容でMOVIE大戦における対ルパンの話題が明言されましたが、
タイプテクニックが映画の中にも登場した事を考えると、MOVIE大戦ドライブ編の時系列は
ボルトが一度倒されてからゴーストが起動する前の、第9話と第10話の間くらいってとこなのかな?
……大泥棒を退治したと思ったら、間髪入れずに東京大停電のテロ相手とは、特状課も大変なお仕事だ(汗


【仮面ライダー】第41話、前回から引き続き桜島を舞台に、火山怪人ゴースターVSダブルライダーの対決。
これが噂に聞く「桜島一号」か…… 【正義の系譜】でも2週目以降はこちら準拠の1号を使えましたっけ。
ゴースターが指揮した桜島のマグマ直通作戦は、まさかの人力によるトンネル掘削という
流石にツッコミどころしかない代物だったりしますが(汗) 【空想科学大戦】のコラムに書いてあったけど
このやり方でライダーの邪魔が入れなければ、計算上では2000年代時点でまだトンネル完成してなかったとか……
「……再生モグラングは何処へ消えた?」「ベントされた」「いつ戻る」「戻らない!」
という訳で本郷猛の顔出しも一旦終了。本格復帰のエピソードを心待ちにしたいです。

【アカメが斬る!】第24話(最終話)、OWATTE SHIMATTA...
という訳で、原作とは別ルートの最終章に突入し、アカメを含む4名を残して全員死亡という
見事なまでに「そして誰もいなくなった」を地で行く結末を迎える事となった本作。
新しい国造りには希望の兆しが見えましたが、名有りキャラは等しく自身の仲間達を喪うこととなり、
国家を動かす立場となった3名は兎も角、アカメは承知の上で反乱軍の暗部を一手に背負う任を受けて
人知れず荒野で戦い続ける…… という、ハッピーとは言い難いですが、これはこれで好きなEDかな、と。
何気に原作で無残な死を遂げたモブが、生存してる姿が描かれたのはちょっと嬉しかったかな。

原作読者からは多少賛否あったっぽいですけど、自分はドライなのでアニメ版の結末に関しても
結構腑に落ちる展開だった、というのが本音だったり……
空想大戦のSSで後日談設定として扱う際には、基本原典作品をベースにして話を組みたいという
方針も持って入るのですが、【アカメが斬る!】に関しては最終話の締め方が異様なまでに自分好みだったので
当分原作漫画が終わる気配が無ければ、こっちの後日談設定を想定して扱ってもみたいという本音も。
……少なくとも一個人としては、主要な登場人物は敵味方共に「黄泉還り」の対象には一切したくないのですが。

【フランチェスカ】第24話(最終話)、数多くの仲間を犠牲としながらも、闇色のフランチェスカから分離した
視聴者のよく知るフランチェスカが、土方の決死の犠牲により生まれた隙を付いて、遂に闇色に勝利。
そして、異次元ゲートから溢れ出るエネルギーの噴流を止めるべく、異次元の内部からゲートを閉じて
皆に別れを告げるフランチェスカ…… そしてその際に、彼女が放ったエネルギーによって、
消滅したアンデッド勢がゆでたまご先生の漫画の如く復活。一先ずは日常に戻る一行だったが、
結局フランチェスカを利用しようとした黒幕は何者だったのか分からず仕舞い。
一同はフランチェスカが健在である事を信じ、彼女を探す旅に出た場面で終幕…… 「おわり?」

黒幕の正体が最後まで不明だったのは兎も角、内容的にはこれはこれで一通り決着は付いた訳で
これでエンドマークとしても悪くはないかもしれませんけど、逆に言えば視聴者の反響次第では
第2期も考えてたりする?なんて勘繰ってしまったり。
個人的には大団円の決着編が作られるのなら、できれば見たいなー、というのも本音ではありますが。
何はともあれ、ご当地アニメながらも楽しませて頂きました。スタッフの皆様お疲れ様!

【神撃のバハムートGENESIS】第10話…… あ、アザゼルさーん!!(号泣
初登場時の大物ぶりは何処へ行ったか、もはや道中で轢かれてしまうまでに落ちぶれる羽目に。
ジャンヌの闇堕ちという展開も経た先に待ち受けていた衝撃の展開は、アーミラの素性に纏わる真相……
彼女は天使と悪魔のハーフでは無く、天使ニコールから分離させられた「半身」を悪魔化させた存在、という
今までの彼女の親との思い出は全てが虚構に過ぎなったという、絶望的な展開。
ってことは、その思い出をアーミラらに語ったラヴァレイも、マルチネの変身だったりするのかな。
機転を巡らせたファバロも、不意打ちに失敗して悪魔化…… 果たして決着は!?

【テラフォーマーズ】、ミッシェルちゃんの蘇生を試みるも、その中途に中国班の残党が襲撃。
得物を奪われてのハンデ戦にもつれ込まれた燈でしたが、果たして勝敗の行方は。
 
  
■最近触れた作品

・トップをねらえ! (作:飯野文彦) 全2巻
はい、既にスパロボでもお馴染みなGAINAXのロボットアニメ、その小説版です。
OVA発売当時に今は亡きケイブンシャから刊行されたもので、数年前に1巻を近所の古本屋にて発見、
2巻をAmazonの中古が安くなった頃合いを図って購入して揃えたまま、暫くもの間積みっぱなしでしたが
スパロボ最新作に【トップをねらえ2!】が参戦を果たし、かつ初代トップとの競演を果たすと知って
やはりこれはトップ2を知る前に予習せねばな、ということで一念発起して一気に読み終えた次第です。

う〜ん、やっぱり期待通り面白い!! 読んでるだけで、作品の情景が脳裏に浮かんでくるというか。
OVAの方は本格的には見てないのですけど、こちらの小説に関しては細かいSF設定などの解釈も
読者が分かり易く受け取れるように挿入する形で構成されてて、比較的読み手の配慮がなってると思いました。
登場人物のバックボーン、人間関係等々もかなり深く掘り下げられて、感情移入がしやすくかったですし、
この機会に読むことが出来て本当に良かったです。
……何気に、モブ女性陣の猥談が、凄まじく生々しい極なのには本気で吹いてしまいましたがww

さて、空想大戦での【トップをねらえ!】シリーズでの扱い、前々からかなり悩んでた訳ですが……
αシリーズじゃ、ノリコ達の時間の流れの差とかそういうのは(兼合い上しゃあなしですが)無視されてましたが、
こうして本編の片鱗に触れてみると、正直二次創作とは言え作品を世界観に組み込むうえで扱うのであれば、
できればそこら辺は無視したくない、って本音が正直湧き上がるんですよね……
ってか、もし時間軸をOVA6巻のカルネアデス計画完遂後とすると、公式設定の年表を踏まえたら
直後に「人類同士の数百年に亘る戦乱」へと突入してしまう訳で、できればそういうのは前日談に回したい……

色々考えましたが、マジで【トップをねらえ2!】の後日談(ヤングエースの漫画版とか中々良かった)=空想大戦現代と
考えた方が一番無難なのかも、というのが自分の見解になりつつありますが、出来れば他の方からも
そこら辺に纏わる意見を聞いてみたいです。
 
 
・駆逐艦「野分」物語 (作:佐藤清夫)
先月艦これの方でも実装が記憶に新しい「野分」ですが、その元ネタとなった史実上の艦船に搭乗して
航海長を務めていた佐藤氏によるノンフィクションの海戦記、無事に読み終える事が出来ました。
氏が乗員していた頃の実録記に加え、転勤後の最期などについても米国側のも含めた各種資料を参照して
様々な視点から記録を詳細に纏めた内容となってるのですが、史実上の生存者が殆どいなかったが故にか
かなり多面的な資料収集をされたようで、日本海軍側と交戦していたスプルーアンスやハルゼーといった
アメリカ側の司令部の情勢・陣容などについてもかなり詳しく描写されており、WW2における海戦の一側面を
偏らない視点で知るには悪くない書籍であるかな、とも個人的には思います。
舞風の最期に纏わる著者の見解など、実際に戦争に関わった人からの視点として興味深い意見も
知る事ができ、色々と貴重な一冊でした。


68 名前:無名の妖怪ハンター:2014/12/24(水) 00:20:48
68.jpg - 0x0(141KB)[削除]
某総帥「サンタさんへ。さざなみちゃんみたいな、かわいいおかあさんがほしいです」
サンタさん「あんま調子に乗らないで下さいね、33歳児♪」


……何か色々とごめんなさい(滝汗
兎にも角にも、2014年度のX'masイラストも無事書き上げられました次第です。
例年は白目のデフォルメキャラばっかでしたが、今回ちょっとだけ頑張って
キャラクターの頭身上げて書いてみましたが、どうかな……?

兎にも角にも、年末までにはSS新作が投下できるよう、リアル仕事と平行して執筆頑張ってます。


69 名前:名無し客:2014/12/26(金) 08:11:06
>>67
>闘争の系統の方でも【仮面ライダーウィザード】の稲森真由をピックアップするSSが書かれてたので、
>こちらでも短編的な内容でちょびっと扱えないかな、と構想中。
稲森真由主役のSSは是非読みたいですね。
タックルは東映の公式見解では「仮面ライダー」ではありませんし、
ファムやなでしこは劇場版限定のゲストキャラだから、
彼女こそが「TV放送でレギュラーだった初の女仮面ライダー」ですし、
復讐キャラにありがちなツン要素もなしで性格もいい子。
無名の妖怪ハンター様、応援しております。

70 名前:新章/新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト:2014/12/30(火) 00:01:11



     北米某所
 
 
 
赤尾「そうか…… “例の件”は無事片づけたのか、鼎」
 
 
 果てしなく続く、草木も生えぬ崩壊した荒野。
 そこに接する道路沿いの駐車場にて、一人の日本人が携帯端末を用いて通話を行っている。
 男の周囲では、ガードマンと思しき屈強な体躯の黒服たちが、武装した上で周辺への警戒をしており
 彼がただの一般人などではなく、相応の立場を担っている類の人材である事は一目瞭然であろう。
 
 男の名は赤尾虎彦…… 日本国・内閣特務捜査官に属し、
 その筋に精通している人間からは、“レッド・タイガー”の異名でも知られる存在でもある。
 そして、日本…… 否、世界の裏社会でもここ数年でその頭角を示した、“狂犬マッド・ドッグ”または“極道兵器ヤクザ・ウェポン”と呼ばれる史上最凶のヤクザ、
 岩鬼組組長にして“自称”極道連合初代会長の岩鬼将造を、日本政府が有するあらゆる力を行使して
 全面的にバックアップする立場を務める人物としても、闇社会においては広く知られる人物だ。
 
 赤尾が携帯端末を通し、傍受対策完備の衛星回線で連絡を取っている相手……
 “”と呼ばれた人物は、故国たる日本で起きた事件、そしてその解決後に発見された
 幾つかの物証に纏わる話題などを、手際よく赤尾へと通達する。
 
 
鼎「現場の痕跡やマスコミ関連はこちらで一通り処理したわ。
  “オメガ”も“極道兵器”も、よくもまぁ後先考えずに暴れてくれたものだから大変だったけど……」

赤尾「ご苦労だった。件の“テロリスト”、並びに“売人”の素性については分かったか」

鼎「まずテロリスト。こちらは読み通り、ヒーロー気取りのネット右翼崩れに過ぎなかったわ。
  司法解剖の結果、純然たる人間は主犯格…… ネットの生放送で散々世間を騒がせた“あの男”だけ。
  例の“売人”から買い取った人造人間に、自分の娘や息子だのといった“設定”をインプットして
  自身を信じて疑わない、従順な都合のよい“キャラクター”に仕上げて、願望充足に浸っていた訳ね。
  人造人間や武器類の購入資金、あと“あの男”の整形費用などは、現状の調査記録からして
  地元の暴力団やサラ金をヒーロー気取りで襲撃、その都度強盗することで賄っていたみたい」

赤尾「……で、その“家族”という設定の人造人間は、将造が戦ったという二人以外には?」

鼎「主犯格の住んでたアパートの自室を捜索した結果、また別の“娘”が一人見つかったわ。
  残念ながら、検挙した時には既に“痴呆”同然になってたけど……
  主人にもしもの事があったら、連動して“口封じ”されるよう、大脳に毒薬が埋め込まれてたみたい。
  ……尋問して口を割らせる算段ではあったけど、これじゃあもう無理ね」

赤尾「“ファミリー”だとほざいていたらしいが、所詮は都合のよい“人形”に過ぎなかった訳か」

鼎「家宅捜索で見つかった大学ノートやパソコンのテキストに、色々と“奴”の妄想が書き連ねられてたわ。
  インターネット上に、自分自身と同じ名前の主人公が、仮面ライダーやらプリキュアやらを引き連れて
  近隣諸国を悪役に見立てて一方的に征伐するとか、そんな下らないショートショートなんか連載してたみたいね。
  他にも、『抹殺国賊リスト』と称して著名な政治家やら芸能人やらを列挙してたり、
  諸外国のテロリストや宗教団体を日本に誘致して、それを暴れさせてから自分達が征伐する演出、
  その上で、ウルトラの国や銀河連邦警察と同盟関係を結ぶなどと…… 所詮、“妄想”で終わらせていればね」

赤尾「……」

鼎「ノートが手元にあるから表題だけ抜粋してみるわ。『目指せ!プリキュア全員ハーレム化』、
  他にも『ヒロインの彼氏を排除する9つの方法』、『変身ヒロイン達と過ごす、夜の四十八手』、えーと、それから……」
 
 流石の赤尾も、主犯格が書き遺した“妄想ノート”の下劣極まりない内容に、頭が痛くなる感覚を覚えた。
 
 
赤尾「もういい。狂人の妄想などを聞く趣味は無い。然るべき部門に回せ。
    生き残った人造人間の処分はそちらに任せる。……それよりも、“売人”について分かった事は?」

鼎「まだ断言はし辛いけど、“ネスツ”などとはまた違った技術の産物と見て良さそうね。
  比較的損傷の少なかった遺体…… 幾つかの武闘大会に出場記録のある格闘家、“溝口誠”のクローン
  解剖した結果、人工培養された細胞に加えて、機械部品による補強の割合がかなり多かったみたい」

赤尾「身体の大半を人工臓器に入れ替えての肉体強化、もしくは従順化…… か?」

鼎「いずれにせよ、こちらとしても“敵”の見当がつかない以上、即断は禁物ね。
  民間も含めた各種研究機関に資料を送り、過去の事例と技術系統に共通するものが無いか
  照らし合わせる方向で、捜索は続ける流れにはもっていけそう」

赤尾「……地下勢力の再興か、それとも全くの“新興勢力”か。いずれにせよ、状況証拠が足りんな。
    帰国次第、進展があれば逐次連絡を頼む。場合によっては岩鬼への協力要請も構わん」

鼎「了解」
 
 そう言うと同時に通信回線は向こう側より切られ、赤尾は端末を胸ポケットに仕舞うと、
 不毛の大地が広がる荒野の先…… 広場に設置された、巨大なモニュメントへと視線を向ける。
 
 モニュメントとして建てられた石碑に刻まれた英文は、それが“かつての大戦”の一節……
 ジオン公国軍の残党勢力デラーズ・フリートが“星の屑作戦”と称し、地球圏の穀倉地域に甚大な被害を与えるべく
 スペースコロニーを巨大な質量兵器として地球に着弾させるというテロリズムにより、その尊い命を奪われた
 数多の咎無き一般市民達の鎮魂の想いを籠めた、慰霊碑である事が記されていた。
 
 その石碑のすぐ傍で、石碑をただただ見つめながら、寂しそうな表情を浮かべる一人の男の姿があった。
 東洋系だろうか…… 荒野とは言え、北アメリカ大陸という地にはまるでそぐわないような、
 漆黒の僧衣に三度笠、錫杖といった、まさしく仏教の僧といった出で立ちをしており、
 その30代半ばと思しき、精悍かつ整った顔立ちの男は、石碑にその名を刻まれたテロの犠牲者達が
 彼らの信ずる神の下へと辿り着けるよう黙祷を捧げると同時に、新西暦189年の現在もなお、
 地球内外問わず、かつてのデラーズ・フリートのような非道な外道共が、現世より駆逐されもせず、裁かれもせず……

 まるで、死後の裁きで地獄の業火に投げ込まれるまでの“猶予”の間、徹底的にこの世を地獄に変えんとばかりに
 自身らの信ずる“狂気”の義により、世界に破滅と混沌を齎し続けているという現実に、憂いを抱いているかのようであった。
 
赤尾「……」
 
 赤尾は単身僧衣の男の下へと近寄り、声をかける。

 
赤尾「清春…… 雲空…… 否、今の貴様には外道坊の通り名が相応しいところか。
    目撃証言がばっかり途絶えていたが、まさか海外に渡航していたとはな」

外道坊「……何者だ」

 赤尾は、僧衣の男―――もとい外道坊の言葉に応えるよりも前に、懐から拳銃……
 イタリアのピエトロ・ベレッタ社が生産・販売している「ベレッタM92」と呼ばれるタイプの得物を取りだすと、
 無言でそれを自身の眼前、外道坊の立っている方向に向け…… 躊躇わず引き金を引く。
 
外道坊「貴様――――――!!
 
 
 撃鉄の音が響くのとほぼ同時に、赤尾の喉元には鋭い刃……
 外道坊の持っていた錫杖、もとい仕込み刀が、肌にあと数mmといった所まで突き付けられていた。
 が、それでもなお赤尾は全く動じた様子を見せず、ただ冷淡に外道坊を見下ろすばかりである。
 
 外道坊の背後には、これまたアメリカ合衆国の荒野には似つかわしくない風貌の人物……
 和装に身を包み、札を手にした怪しげな風袋の東洋人であり、恐らくは神仏・精霊等の類を利用して
 戦闘に用いるタイプの霊能力者、その死骸が眉間から脳漿を垂れ流しながら転がっていた。
 
 
赤尾「私も君も、このような稼業をやってる身だ。隙あらば命を奪わんとする勢力はごまんといる。
    特に…… 君の様な仕事人を快く思わない、若輩のヒーロー崩れなどな」

外道坊「……貴様は」
 
 ただ上目遣いで睨み返す外道坊を見て、赤尾の口元が僅かながら笑みと思しき物を含む。
 
赤尾「ふふ…… 悪くない目だ。私の名は赤尾虎彦。内閣特務捜査官!!
    外道坊、貴様に地獄を見せ…… 否、地獄に連れ戻しに来た男だ!!
 
 そう言い、赤尾は懐に拳銃をしまうと、代わりに一枚の書簡を取りだし、それを外道坊の前に開ける。
 そこに綴られていた内容、そして名前と印鑑を付記した人物の名を見た外道坊は、さしもの彼も
 僅かながらその平静な表情に歪みを見せ、赤尾の顔を睨め付けた。

赤尾「書面の通りだ。貴様にかけられていた、大量殺人容疑に対する指名手配…… 昨日を持って、全て取り下げとなった。
    体面上は、貴様の両親を殺した“例”の知事と本部長、並びにお前のモンタージュを作った警察連中、
    それらがお前を抹殺する為にでっち上げた冤罪として片づけている。
    根回しをしてくれた冴島十三警視総監、板垣重政元総理…… そして、江田島平八に感謝するんだな」

外道坊「――――!」
 
 外道坊は無言で錫杖に手を掛けると…… 先ほども赤尾の首筋に向けた仕込み刀を抜き払い、
 目の前に掲げられていた書簡を、居合の要領によって切り裂く。
 ただの紙屑と化した書簡を、赤尾はさも感慨もなさげに丸めてポケットに押し込むと、再び外道坊へと向き合う。
 
赤尾「貴様がどう思おうと勝手だが、それで罪の帳消しが覆る事は無い。
    書簡の予備なら日本に用意しているのは勿論、望むのならば何枚でもカラーコピーしても構わん」

外道坊「……赤尾虎彦。拙僧の目には、お主から濁った闇色のオーラが滲み出ているのが見える。
     しかし、お前は自分自身でそれを理解し、全てを呑み込んだ上で、その信念を通すというのか」

赤尾「どうとでも言え。必要あらば、今後お前が何人殺そうが、日本政府が全力を持って後始末をしてやる。
    何人死のうが…… 例え私がその内の一人だとしても、国とその民が滅びる未来を回避できるのなら
    外道だろうと何だろうと、喜んで進んでやる。
    ……いずれにせよ、貴様は結局、再び日本へと舞い戻る結果になっただろうしな」

外道坊「……?」
 
 赤尾が最後に述べた言葉に、外道坊は少なからぬ疑念を抱いた。
  
赤尾「旧ジオン軍残党、デラーズ・フリート…… 今は主要な残党が、Dショッカー地下帝国軍に編入された訳だが、
    連中が再びコトを起こそうとしている。それも、今度は“日本”でだ」

外道坊「なに……!」

 驚愕の表情を隠せぬ外道坊に対し、赤尾は顔色を殆ど変えずに話を続ける。

赤尾「事実だ。既に九州地方の各地で、そうと思われる不審者の目撃情報が頻発している。
    外道坊、お前がこの地に佇んでいた理由は何だ?ただ観光目的などでは決してあるまい。
    ……この“慰霊碑”に刻まれた、罪なきアメリカの人々の怨嗟の声を静める為ではないのか?
    俺には聞こえんがな。お前の耳には、どんな声が届いている?」

外道坊「赤尾、お主は…… 国家の手先としての立場を除いた上で、何を望んでいる」

赤尾「先も言った通りだ。私はただ、国を滅ぼさんとするテロリストや化け物を排除できる逸材があるのならば
    その可能性を少しでも、積みとられる事のないようにしたいだけに過ぎん。
    外道坊、お前としてもどうせ連中を討つならば、準備は早い方が良いだろう」
 
 そう言うと、赤尾は外道坊の手元に、やや小さな長方形の物体……
 日本国旅券と篆書体で記された、外道坊、もとい彼の本名名義で発行されたパスポートだ。
 言うまでもなく、指名手配の身で国外脱出した彼にとって、日本に帰国するには絶好のキーアイテムである。
 
 
赤尾「少なくとも私個人としては、外道坊。君に対して悪い感情は抱いていない。
    界隈のヒーロー“もどき”が騒ぎ立てるような、間違った手段では何も解決できないだとか、
    法に基づく正義で裁かねばならぬとか…… そのような“良薬”では、例え事件を解決できても
    外道に相応の報いを与えられぬ事も、遺族の心を救う事すら出来ぬ事も、私は知っている。
    世界を蝕む“悪意”に立ち向かえるのは、そのような戯言の理論武装などではない。
    例え己の手をドス黒い血に染めても、取り返しのつかぬ腫瘍を根絶するための“劇薬”……
    それが私個人の見解だが、君はどう思っている?」
 
外道坊「……」

赤尾「正直に言おう。我々は国家を守るためにも、お前のような人間は“必要”と考えているのだ。
    だから、結果的には外道坊、お前を利用する事にもなるだろう。
    その代わり、稼業を活動する上で必要な便宜は、こちらからも最大限図らせてもらいたい。
    ……何処に行こうが茨の一本道、修羅の世界。ならば、我々と手を組んだとて同じ道だろう」

 外道坊は決意を固めたかのような表情を浮かべると、ただ無言のまま、手渡された自分名義のパスポートを懐に入れた。
 
 
 
 
  ◇    ◇    ◇    ◇
 
 
 
 
 
     東京都内 火川神社
 
 
 
 炎が焚かれる護摩壇の前で、無言のまま印を結ぶ、巫女服の少女が一人。
 外見はおよそ10代後半程度か…… 黒髪のロングヘアーを肩に流し、凛とした雰囲気を醸し出す、彼女こそ、
 火星を守護星とするセーラー戦士、“セーラーマーズ”として過去、前世の因果を共にした宿命の仲間達と共に
 幾多の邪悪な勢力を迎え撃った一人…… 名は火野レイ
 
レイ「………」
 
 
 ―――――ふと一瞬、護摩の炎の揺らめきの中に、燃焼する酸素の陰影が産み出した偶然か否か、
 悪魔の形相をした“顔”らしき物を、レイが垣間見ると同時に、燃え盛っていた炎は突如鎮火…… 消え去ってしまう。


レイ「――――火が! これは…… “あの時”と同じ」
 
 今、自分の目の前で起きた事象と同様のことが、過去にも有り得た事を、レイは一瞬の既視感デジャヴと共に思い出す。
 かつてのそれは、遥かな未来よりいでし異邦人、ブラック・ムーン一族の予兆であった筈だが、
 今回のものは、それとは確実に異なる。自身の感覚を信じ切るのなら、それは自身が戦った数多の邪悪よりも、遥かに……
 
 レイは、一瞬が垣間見た予兆が何であるかも理解できぬまま、ただ漠然としたイマジネーションの肖像を
 自分の脳裏で無意識に、一つの言葉として形容する。
 
レイ「(幻想に、浸食する…… 地獄よりの使者。これは、一体)」
 
 
 
 
  ◇    ◇    ◇    ◇
 
 
 
 
      某海洋上 秘密の島
 
 
 地球上に広がる、遥かな大海洋…… 数々の大陸に隔てられてる形で分断され、
 太平洋、大西洋、インド洋などと地理上で称される、惑星が育む自然環境を支える蒼き海。
 それらの洋上に浮かぶ、星の数ほどの無人島…… 何らかの国家が領土として有しているものも多いが、
 中には人間の全く立ち入らない、正真正銘文字通りの“無人島”もこの世界においては数多く存在しており、
 それらは人類が未だ知らない未知の生命種が生態系を育んでいるだとか、何からの勢力が秘密基地を築いているとか、
 あるいは現生人類発祥以前の知的生命が遺した文明の名残りが隠されているとか……
 俗にいう“宝島”の伝説よりも遥かに荒唐無稽な、都市伝説めいた噂話が、尾ひれはひれを付けつつ世界中で語られている。
 
 人類が宇宙や異世界にまで進出の手を広げてから既に数十世紀以上もの時が流れた、新西暦189年。
 旧西暦20〜21世紀の時代に山ほど執筆されたSF小説が軒並、その当時から見た『源氏物語』レベルの
 古典と成り果ててしまったこの時代に、何故未だに文明社会から完全に隔絶され、地理学においても
 未確認とされている未開の島が、これほどまでに残されているのか……
 一説では、「前大戦」で一度地球が滅亡寸前に陥ってから再び現在の姿を取り戻すまでの過程で
 副産物的にそういう島が生まれたとか、元々文明のサーチはそこまで万能な物ではなかったとか
 色々とトンデモ説染みた議論が、閉鎖的なコミュニティで日夜繰り広げられているらしいが、
 少なくともこの物語においては、そのような世界観の謎など些細な事だ。
 
 そして、だだっ広い海洋の何処か外れに浮かぶ、誰も知らない筈の“秘密の島”……
 人間が未だ立ち入った事が無い筈のその土地に、何故かパン工場らしき建物が存在していた。
 文章だけで表現するならば、自然が満ち溢れた楽園には似つかわしくないかのような文明の創造物……
 だがしかし、そのパン工場に限ってはむしろ、周囲の自然や動植物の風景と妙に調和を保っているかのような
 雰囲気を醸し出しており、煙突から連日吐き出される煙すら、どういう訳か美しく見えてしまうようだ。
 むしろ、周囲の木々もその煙を喜んでいるかに思えた。
 
 
 そのような地理的に不便などというレベルでは済まないパン工場の入り口付近に今日、
 一人の黒スーツに身を包んだ、髭面の厳つい顔付きの齢を食った男性が訪れており、
 彼を迎えたのはパン工場の経営者であると思しき、初老の人物だ。
 工場長の顔付きは、これまたアンパンそっくりな温和なもので、
 彼の作るパンの心が創造者に乗り移ったのか、それとも彼の魂がパンに分け与えられるのか……
 ともあれ、見た目からして工場長が、心からパンを愛して作り続けている事が目に見えるかのようだった。

 工場長は男が手渡した紙幣数枚を受け取ると、工場の中から業務用カートに積まれたコンテナ……
 焼きたてホヤホヤの美味しいアンパンが多数詰まれたそれを、男に手渡す。

富樫「いつもありがとうな、ジャムさん」

ジャム「なぁに、問題無いさ。こっちこそ、いつもこんなに注文してくれて感謝の一言だよ。
     こんな辺鄙なとこまでわざわざ足を運んでくれて、本当に申し訳ない」

富樫「なんつーか、塾長がどうしても、ここのパンしか喉に通らないとか我が儘ぬかすもんでな……
    あの口が率先してバクバク食らいつく数少ない洋食、出向いて買う価値は十分あるだろうさ。
    俺も何個か食わせて貰ったが、塾長の気持ちも十分理解できる味だったぜ」

ジャム「そういう感想を頂けると、パン職人冥利に尽きるよ」
 
 
 そうやって和気藹々と談笑を交わしている男達を、我々は知っている。
 黒いスーツのコワモテ男は、かつて男塾塾生として数多の死線を潜り抜けた末に生還を果たし、
 現在は「日本の首領」江田島平八の秘書を務める人物…… 富樫源次
 そして工場長は、かつてクロカワの罠によってパン工場を焼き討ちにされる目に遭いながらも
 命からがら生き延び、秘密の孤島に工場を再建した、かのジャムおじさんであった。
 
 いまや殺人未遂の濡れ衣を着せられてしまったアンパンマンは、彼を支援する民間人達の手により
 拘置所から脱獄した後、犯罪者の汚名を被りながらも、彼なりに「救いを求める人々」の為に活動し続けており、
 そんな彼をジャムおじさんらは全力で支援するため、協力者のキリギリ博士らと共に
 『アンパン作戦第一号』に基づくプロジェクトによって、現在もアンパンマンのバックアップに尽力している。

 無論、日本国内においてもアンパンマンの正当性を理解する者は、『アンパンマン友の会』の人々のみならず
 立場を問わず数多く存在しており、この富樫源次…… そして、江田島平八もその一人であった。
 
 
富樫「事実を言ったまでだぜ…… なんにせよ、アンパンマンのバックアップは俺達も何とかしたいが、
    何分、ロゴス系統のメディアが煩いのなんの。色々とあらぬ疑いをかけられた連中の潔白は
    塾長たちが色々手を回して証明する流れに持ってきてんだが、アンパンマンはまだ結構長引くかもな……
    なにせ、ヒーロー名乗ってる奴らの中にも、特に若い連中が上辺だけの噂で誤解してる有様だ」

ジャム「君達にも立場や守りたいものがあるのは重々承知している。決して無理はするんじゃないよ。
     ……それよりも、君は今日、私に聞きたい事があるのではないかね?」

富樫「あぁ、そうだ。ジャムさん……」
 
 ―――――と、ここまで富樫が口にした所で、突如乱入者が姿を見せる。
 
 
那珂「艦隊のアイドルぅ、那珂ちゃんでぇ―――っす!! 始めまして――――!!♪
    第四水雷戦隊で駆逐艦の子たちと一緒に、富樫さんを護衛してきました―――――!!
    ジャムおじさーん、可愛ィ私のことも覚えて下さいね―――? キャハッ♪


ジャム「わっ!?」

富樫「げっ!」
 
 急に富樫のジャムの間に割り込んできた少女…… 見た目はせいぜい10代後半といった頃合いで、
 制服と思しきコスチュームに、白いフリルの付いたスカートにブラウスを着こんだ出で立ちの、
 言ってしまえば、TVの歌番組などで良く見かけるような、所謂「アイドル」染みた姿に身を固めている。
 尤も、背中にマウントした高角砲――――旧日本海軍の兵装をダウンサイジングしたような――――や、
 太腿部に装着した魚雷系統の兵装を見れば、彼女がカタギの人間でない事は一目瞭然である。
 
 
富樫「おいコラ那珂、ジャムのおじさんが驚くじゃねぇか!せめて話し中に割り込むんじゃねぇ!
    ……あぁ、済まんジャムさん。この娘は“那珂”…… 艦娘やってる娘っ子だ。
    流石に怪獣だの怪物だの、そういう連中が跳梁跋扈してる現状じゃあ、海の上なんか
    簡単には渡れねぇんでな。こうして依頼して、ここに来るまでのルートを護衛してくれてたんだ。
    あぁ、ちなみにこんなナリで、水雷戦隊の旗艦だったりするぜ」

那珂「こんなナリって、ひーどーいー!!(プンスカ) 那珂ちゃんだって立派に給金貰ってる公務員なんだよー!?
    という訳で、改めましてこんにちはー、ジャムおじさん!第四水雷戦隊の旗艦を務める、
    “軽巡洋艦”の艦娘にして、艦隊のアイドル那珂ちゃんでぇ―――っす!よろしくぅ!♪
    早速ですけど、私もアンパンマンを応援する熱狂的ファンの一人になって大丈夫ですかぁー?♪」
 
 言うなり、那珂は富樫を押しのけてジャムおじさんの腕を掴むと、強引に握手を求める。
 
 
ジャム「あ、あぁ…… いや、こんな若い娘が押しかけてくるなんて、私もあんま経験なかったものでな。
     まぁ、アンパンマンの事を信じてくれるのならば、それに越したことはないさ」

那珂「ありがと――――!! もしどこかでアンパンマン見かけたら、私からも声かけてみますね――――!!
    ということで、ジャムおじさんも私のファンになってくれてありがと――――!!!
    パンみたいな顔のおじさん、那珂ちゃんもだぁ―――――っい好き――――――!!!」
 
 と、那珂はジャムおじさんに熱烈なハグを敢行しようと引き寄せるも…… 流石にそこらで富樫にストップをかけられた。
 
 
富樫「……流石にアイドルのスキンシップにしちゃやりすぎだ、パパラッチでもされたらどーすんだっつーの。
    水雷戦隊の旗艦だってんなら、せめてもうちっと羽目外さんようにはしとけ」

那珂「ぶぅー、富樫さんのケチ――――」
 
 膨れる那珂の姿を見ながらも、まぁ年頃の少女ではあるし、と富樫は内心納得する。
 一応解説すると、彼女が率いていた水雷戦隊の駆逐艦は、秘密の島に停泊した船……
 富樫の乗ってきたそれの近辺で、警戒すべき影が姿を見せないか警戒をしている筈だ。
 ついでに言うと、駆逐艦の娘らは彼女のこうした一面は重々承知…… というかいつもこんな感じだ。
 とはいえ、それでいて水雷戦隊の旗艦として決めるべきところはしっかり決めるのだから、
 平時とのオンオフを即座に切り替えられる人間性という点では、やはり褒めるべきなのであろう。
 
 
富樫「まぁ…… 済まんな、ジャムさん」

ジャム「いや、別に悪くないさ。私もその子…… 那珂ちゃんのファンって事で構わんよ」

那珂「本当!? わーいわーい!! 提督にも自慢しちゃおーっと!!♪」

富樫「……ちったぁ黙れッ!!(怒)」
 
 やはり先の評価は取り消すべきだろうか、と富樫は一瞬思い直した。
 とはいえ、今はそんな下らない事が主題ではない。
 先ほど那珂によって中断させられた重要事項を再開すべく、気を取り直して富樫は口を開いた。
 
 
富樫「で、さっきも言った案件なんだがな…… 最近ここの工場で50代くらいの中年男性が、
    住み込みでパン作りを手伝っていたとか、風の噂で耳にしたんだが…… 本当か?」

 富樫の問いに、ジャムおじさんは蒼い空を見上げると、少々残念そうな表情を浮かべる。
 
 
ジャム「彼か…… 良い働き者だったのだが、ふた月ほど前に突然止めてしまったよ。
     理由は聞く事が出来なかったが…… あの顔色で察しはつく。どうも色々と思い詰めていたようだ。
     彼もまた、色々な事を引きずって、ここまで辿り着いたのだろう。
     言い方は悪いが、自分自身の生き方に諦めみたいなものを感じているような…… そういう顔だった」

 そう言いつつ、ジャムは懐から木製のパイプを取りだして着火、煙を燻らせて渋い顔をした。

富樫「行き先は。言ってなかったか?」

ジャム「日本…… 北海道に行くとしか言わなかった。果たして今も無事でいるのだろうか、私も心配だ」

那珂「北海道?寒そうー。クマに襲われてなきゃいいなぁ、その人」
 
 若干心配そうに覗き込んできた那珂の姿を見て、富樫は彼女の評価をやはり高くすることにした。
 
 
富樫「ありがとう、ジャムさん。何時になるかは分からんが、アンパンマンの潔白は俺達が証明して見せる。
    それまで、どうか身体に気を付けて頑張ってくれ。これは塾長からの伝言でもある」

ジャム「ふむ…… あの御人ならば、そこは『わしが男塾塾長、江田島平八である!』で締めそうなものだが」

富樫「はは、違えねえ」

那珂「ジャムおじさんのパン、私も帰ったら水雷戦隊の皆でいただきますねー♪ 食べたら、感想手紙に書きます!」

富樫「……塾長の好意だってのは忘れるなよ、あくまで“お裾分け”だからな」

那珂「ハァ――――イッ♪

 そうやって談笑した後、富樫は那珂率いる水雷戦隊の護衛のもと、秘密の島を後にするのだった。
 
 
 
 
  ◇    ◇    ◇    ◇
 
 
 
 
 
      北米 某施設内
 
 
 赤尾らが外道坊を確保した慰霊碑より、幾許か遠い距離を隔てた地点に存在する米軍拠点の一つ……
 その施設内にて、赤尾虎彦は米海軍大佐ゲリー・ストライダム、通称キャプテン・ストライダム
 外道坊の足取りを追う為の捜索に協力を示してくれた事に対する感謝の意をこめ、握手を交わしていた。

赤尾「ご協力ありがとうございます、Mr.ストライダム」
 
 赤尾はやはり職業柄か、通訳なしでも簡単な英語イングリッシュくらいは流暢に喋る事はできるようだ。

ストライダム「なに、日本と米国は犯罪人引渡し条約を締結している。気にする事は無いさ。
        ……失礼、既に手配は取り下げられていたか。失敬」
 
 ストライダムはややばつが悪そうな顔色を浮かべるも、それを察したか、
 外道坊は三度笠を外して露わになった素顔で、俯き加減に言葉をかける。

外道坊「……構わぬ。拙僧が人を斬った罪は、いずれ地獄に堕ちる前に裁かれて然るべきもの。
     行くも地獄、落ちるも地獄の外道…… 拙僧も、これまで斬ってきた外道達と所詮は同類よ」

ストライダム「……いや、悪かった。むしろお前は、我々合衆国館ステイツの“裏切り者”を討伐した功労者……
        個人的には、大統領そっちのけで感謝の意を述べたいところだ。
        正直“アイツ”も、この仏教徒ブディストくらい罪悪感持っていれば、まだ可愛げがあるのだが」

赤尾「“アイツ”…… 後ろに居る、その男の事ですか?」

ストライダム「ッッ!?
 
 
 慌てて背後に振り向いたストライダム。だが…… そこには彼の恐れる人物どころか、誰の気配すらない。
 自身がジョークでからかわれた事を悟った彼は、脂汗を流しながらも平静を保つよう努め、
 懐から葉巻を取りだして火をつけると、赤尾に凄みを聞かせた顔で睨み付けた。
 対する赤尾は、整然とした態度を崩さずにストライダムの目線を臆することなく受け止める。
 
 
赤尾「……失礼。私の身間違えであったようです」

ストライダム「……まぁ構わん。聞くが、Mr.レッド・タイガーはすぐにでも日本へと帰国するのか?」

赤尾「えぇ。現状こちらでやるべきことは済ませましたので。むしろ現状の情勢を考えるならば一刻も早く戻るべきでしょう」

ストライダム「そうか…… 不躾で済まない、君達に一つ頼みたい事があるのだが、良いかな?」

赤尾「依頼……? 一体何を」

 ストライダムからの突然の提案に、赤尾は一瞬眉を顰めるも、すぐさま普段の態度に戻り応対をする。
 赤尾の反応が拒絶ではない事を理解したストライダムは、彼を施設の通路へと誘導すると、
 とある一室…… 英語で“食堂”を意味する単語が書かれたドアを開いた。
 
 その先に居たのは――――――
 
 
シェラ「……ふぅ。やっぱり、一仕事した後の食事は美味しいわね。味付けはちょっと濃いけど」
 
 
 本来なら屈強な兵士が座る事を想定した椅子とテーブルを占拠し、ただひたすら皿にデカデカと盛られた
 大量の骨付き肉やらポテトやらサラダやら、それらをあっという間にペロリと平らげていたのは
 筋骨隆々なマッチョマンでも、肥満体の暴食魔でもない…… 本当に、顕著な姿をした一人の少女であった。
 
 一見すると本当に小柄な体躯…… 齢の頃も、見た目だけならせいぜい10代前半、ギリギリ後半かもといったところで、
 回転寿司の如く、盛大に積まれた皿の脇には、恐らく料理同様に彼女が食い散らかしたのであろうと思われる
 携帯口糧レーションやらコンビーフやらツナやらの開封されたブリキ缶が、数十個以上も辺りに転がっていた。
 
 本当に腹が減っていたのか、食事に何一つ躊躇することなくガツガツと喰いつく少女の傍らには
 普段装備しているのではないかと伺わせる大鎌といった得物・防具がハンガーにかけられ、
 それらには明らかについ昨日付着したとも思えない生々しい血痕がこびり付いて居るのが聊か不気味だ。
 ……赤尾は、彼女が「一仕事終えて戻ってきた」ばかりなのだと、これらの状況証拠より十分推測できた。
 
 そして、それら中世ヨーロッパ臭が漂う装備のラインナップからして、彼女は恐らく……
 否、間違いなくアメリカ国民ではなく、時空クレヴァスを隔てた異界からの来訪者であるのだろう。

ストライダム「……Mr.レッド・タイガー。あのガール、シェラ・ザードを日本の滞在施設へ、外道坊と共に連れ帰ってくれないか?
        時空クレヴァス由縁のモンスターや、隣町の暴徒鎮圧で色々と助けて貰ってはのだが、
        何せあの食い意地…… 正直、このまま居座られたら、明日には食糧が底を付きそうな勢いなのでな。ハハ」

シェラ「大佐さーん、お代りまだー?」
 
 そう言ったストライダムの顔色には、シェラ・ザードと呼ばれた少女の胃袋に対する焦りと落胆が明らかに滲み出ていた。




71 名前:新章/新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト:2014/12/30(火) 00:12:37
○赤尾虎彦→北米に足を運び、国外に逃亡していた外道坊と接触を図る。
○鼎→日本におけるテロリスト騒乱の後始末に携わり、引き続き捜索をしている模様。
○外道坊→コロニー落としの慰霊碑の前で赤尾と遭遇。彼の言葉を受け、日本へと帰国する。
○火野レイ→護摩壇の炎に凶兆を垣間見る。
○富樫源次、ジャムおじさん→江田島平八の依頼で絶品のパンの売買をした他、富樫はまた別の要件をジャムに尋ねる。
○那珂→第四水雷戦隊を率いて、富樫を護衛していた。ジャムおじさんのファンになった模様。
○ゲリー・ストライダム→日本政府の外道坊捜索に協力した見返りとして、シェラを赤尾に押し付ける。
○シェラ・ザード→地球に漂着していた模様。ストライダムの世話になっていたが、その食い意地から持て余された様子。

【今回の新規登場】
○赤尾虎彦(極道兵器)
日本国・内閣特務捜査官。レッド・タイガーの異名を持つ男。
デス・ドロップ・マフィアや倉脇重介との死闘で重傷を負った岩鬼将造をサイボーグに改造させた張本人で、
日本政府の全権力を持って、国家の敵に立ち向かう将造ら岩鬼組をバックアップする仲介人としての
立場も務めている。彼自身も只者ではなく、拳銃でマフィアのヘリコプターを撃墜する程の腕前を有する。

○鼎二尉(アカツキ電光戦記/エヌアイン完全世界)
日本国・陸上幕僚監部二部に所属する女性諜報員。白兵戦では投げ技の戦闘スタイルを用いる。
大戦末期に失われた機密「電光機関」の回収を命ぜられた任務の中で、秘密結社ゲゼルシャフトの支配者である
ムラクモと対峙する事になり、後に上司である千家三佐へと転生した彼とも再び激突している。
一度はムラクモにより自衛隊から左遷させられるも、内閣情報調査室の意向を受けて動く事となり、
ムラクモとヴァルキュリアを撃破した後は、未だ日本の警察・軍に深く根を張っている人調審を撲滅すべく
内調直属部隊に編成された。

○外道坊(外道坊/外道坊VSマーダーライセンス牙)
正義のために仏の道を捨て、自らを「外道」と呼ぶ破戒僧。僧号は雲空、本名は清春。
生まれつき、人の前世やオーラ、霊体を見る異能を有しており、全国を行脚しながら
殺された者の無念の声を聴き、悪事を働く「業人」を抹殺する「スピリチュアル・マーダー」。
他者の前世を見る事により、その人物が背負う業と、それによって辿る運命を知る事も可能で
その中で「悪人となる運命」を背負ったものを見極め、始末の対象とする。
使用武器は刀を仕込んだ錫杖、刃を仕込んだ網代笠。

○火野レイ/セーラーマーズ(美少女戦士セーラームーン)
火星を守護星に持つ、炎と情熱のセーラー戦士。私立T.A女学院に通う女子高生で、
普段は祖父が宮司を務める火川神社にて巫女の手伝いをしている。生まれつき強い霊感を有する。
性格的には常に凛とした佇まいのクールビューティーで、両親に纏わる過去なども由来して
当初は仲間達ともある程度一線を引いていたが、次第に打ち解けて友人関係を築いていった。
炎に由来した祈祷や占いを得意としており、セーラーマーズに変身後も主に火炎を武器とする他、
札を用いた伝来の退魔術、二羽の鴉「フォボス」「デイモス」を使役した攻撃なども得意としている。
テレビ番組は基本的に好んでいないが、幼少期に『カルピスこども劇場』と『デビルマン』は視ていたらしい。

○富樫源次(魁!!男塾/その他宮下あきら作品)
江田島平八の秘書。男塾OB。 CV:山口健
男塾OBのまとめ役兼切り込み隊長で、ドスを使ったケンカ殺法の使い手。
拳法の類は会得していないが凄まじい根性を持ち、桃が『男塾のカオ』と評する程。
驚邏大四凶殺と七牙冥界闘にて二度死にかけるが、王大人の手によって死の淵より蘇る。
生理的に年寄りと子供が苦手。

○ジャムおじさん(熱血メルヘン 怪傑アンパンマン)
安くて美味しい絶品のパンを作る事に定評のある初老のパン職人。パンを心の底から愛しており、
美味しくなるように願いながら作り続けた結果、彼自身もパンの様な顔になったと評されるほど。
アンパン製作中に遊びで作ったパンの人形「アンパンマン」に命が宿って以降は、彼をサポートする立場となり
例え彼がどれほど傷つこうが、パン屑の一欠片でさえ残っていればそこから完全に復活させることが可能。
悪徳富豪クロカワによりパン工場を焼き討ちされた後は辛くも生き延び、キリギリ博士と共に日本から脱出、
誰も知らない秘密の島で工場を再建し、アンパンマンを全力で支援する道を選んだ。
アニメ【それいけ!アンパンマン】のジャムおじさんとは別人。

○軽巡洋艦 那珂(艦隊これくしょん-艦これ-)
大日本帝国海軍、川内型軽巡洋艦3番艦「那珂」をモデルとした艦娘。 CV:佐倉綾音
川内型の末妹。第四水雷戦隊の旗艦を務めた史実などに由縁してか「艦隊のアイドル」を自称しており、
現実・サブカル問わずアイドルに纏わる台詞などを口走り、出撃や遠征をお仕事、交戦をロケに見立てる等、
平時から明るく元気に溢れた少女。練度を挙げて二段階改装をすることで、よりアイドルらしいコスチュームに身を包む。
二段階改造済み。

○ゲリー・ストライダム大佐(グラップラー刃牙)
壮年のアメリカ海軍大佐で、通称キャプテン・ストライダム。 CV:中村秀利
ベトナム戦争中に勇次郎と対峙した事が切っ掛けに彼の友人兼監視役となり、勇次郎が動く度に
そのフォローをし、ヘリコプターや車などの手配をするという間柄である。
彼自身も勇次郎とは程遠いといえ、並の格闘家なら相手にもならないレベルの力量を有する武人。
コロラド州の岩塩層から発掘された原始人ピクルと意気投合し、彼を日本へと連れていったことも。

○シェラ・ザード(死神を食べた少女)
ムンドノーヴォ大陸・ユーズ王国のとある農村出身の少女。生来邪険にされて飢える日々を送っていたが、
解放軍による略奪で村を滅ぼされた際、兵士に憑りついた「死神」を食べたことで力を得、解放軍への復讐と
美味い食事にありつく事、そして「三つ目の願い」を叶えるために王国軍に参加した。最終階級は少佐。
自身が食った死神が落とした鎌をそのまま得物とし、戦場では敵兵士を容赦なく切裂いて屠る。
激戦の末に反乱軍に追い詰められて傘下の軍勢は壊滅するも、今わの際に再び「死神」を食らった事で
更なる人外の力を得、最終的には大陸の宗教革命に乗じて星教会に所属、かつての反乱軍であった
新生王国の勇者たちと血族を滅ぼし、念願を遂げた後はキュロス要塞で部下達と共に作物を育てる日々を過ごしている。
実年齢は40代をとうに過ぎているが、死神を2つも喰らった影響か、外見上は16歳の少女を保っている。
 
 
という訳で、ようやく年明けまでにはSSを仕上げる事が叶いました……(汗
色々と自分の好きなキャラを好き放題ぶっこみつつ、今後の伏線を幾つか用意してみた訳ですが、
どれだけの人が各キャラの原作を知ってるのかちょい不安があったり……
あと、何気に女性陣を除いた平均年齢が高いのはいつものことです。

赤尾と鼎二尉、内閣特務捜査官と内調直属部隊のどちらが偉いのか、ちょい判断しかねたので
苦肉の策で、とりあえず二人に個人的な面識があるみたいな個人解釈でタメ口を使わせることに。
そして、遂に畏れ多くも出してしまった「ジャムおじさん」ですが、一応言っとくと現在も放送中のアニメではなく、
70年代に発表された絵本【熱血メルヘン 怪傑アンパンマン】準拠での設定を下地にしたつもりではあります。
ですので、アニメのジャムおじさんは妖精という設定らしいですが、こちらは純粋な日本人ではあります。
【怪傑アンパンマン】は以下リンクが噛み砕きながらも詳しいので、バックボーンを知りたい方はご覧ください。
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30770.html

那珂ちゃん…… 当初は登場予定無かったですが、富樫を秘密の島にわざわざ渡航させるのなら
海上護衛も入れたら世界観を深く描いてるっぽい雰囲気が出そうという安直な理由で出番を加筆。
キャラが上手く掴めてなかったら、指摘して頂けると幸いです。
で、【死神を食べた少女】よりシェラ閣下。自分が大好きな作品だったのでSS登場は正直念願でした。
実を言うと、事前に『小説家になろう』の方で著者様に二次創作クロスオーバーへの登場を許可して頂いてます。

>>69様への返レス、最近触れた作品の感想諸々などは次の機会に。
キャラクターの口調や行動などに違和感あるとの指摘があれば、その都度対応しますのでよろしくお願いします。

72 名前:名も無き蜀軍兵:2014/12/31(水) 04:50:18
ご無沙汰しております。
ただ今リアルが非常に忙しいので、返信は来年1月頃に行う予定です。

という事で妖怪ハンター様をはじめ多くの皆様、今年一年お世話になりました。
来年もまた宜しくお願いいたします

73 名前:新章/魔人と魔女のティータイム・ssテスト:2014/12/31(水) 10:19:59
ユーゼフ「(まさか、またこれを食べられるとはね……)」

彼の目の前にあるのは、渦巻き模様が特徴のラズベリーケーキ。
――愛しのトゥルビヨン。
かって一人の菓子職人が、最愛の魔女に愛を告げるために作ったケーキ。
マジョ・トゥルビヨンの心が悲しみで覆われたことによりレシピの喪われたこのケーキは、
数年前に彼女の心を救った五人の魔女見習いによって蘇り、今こうしてユーゼフの前にある。

スポンジをフォークで裂き、口に運ぶと広がるのは甘酸っぱいラズベリーの味。
記憶の彼方にあったその懐かしい味に、ユーゼフは顔をほころばせる。

ユーゼフ「とてもおいしかったよ、トゥルビョン」

トゥルビヨン「ふふ、ありがとうユーゼフ。そういってもらえると嬉しいわ」

柔らかい笑みを浮かべたユーゼフに、トゥルビヨンもまた笑みを浮かべ答える。

ユーゼフ「どうだい、旅の調子は? 君が人間界にいたころとは変わりすぎていて驚くことも多いとは思うけど」

トゥルビヨン「魔女界を出るときにある程度説明は受けたのだけど、確かに最初は戸惑うことも多かったわ。
今は多少慣れたけれど……」

トゥルビヨンが人間界で暮らしていた頃は、まだ魔術などが信じられており、科学もあまり発達していなかったのだが、
彼女が眠っている間に、人間は科学を発展させ、宇宙に進出し、他星の人々との交流を成し遂げるまでになっていた。
その進みすぎた技術に、当初は困惑していたトゥルビヨン(とババ)であったが、旅を続けるうちに徐々に馴染んではきている。

ユーゼフ「確かに技術のほうは、かなり進んだよ。しかし、残念なことに人間はそれほど進化はしていない。良くも悪くも、ね」

トゥルビヨン「……ええ、そうね」

トゥルビヨンの美貌に、翳い影が差す。
かって、トゥルビヨンと家族の運命に影響を与えた異端審判。
表向きは『ある宗教の教えに背く者への弾圧』、裏では『人ならざる者を狩る』ためにおこなわれたそれは、
多くの人と人ならざる者の命を奪い、絆を断ってきた。
そして、今まさにそうした思想を表に強く出している宗教こそが――かの『地球教』である。

ユーゼフ「トゥルビヨン。彼らが君に手を出すことはないと思うが、気をつけたほうがいい。
     彼らにとって、君や君の同胞は利用する価値のあるものだからね」

トゥルビヨン「わかっているわ。魔法はあまり使用していないし、魔女界との連絡も最低限にしているから」

ユーゼフ「なら心配はないね。……まったく馬鹿げているよ、地球中心主義なんて。この星の人類は、他星からの来訪者や
     君達魔女のような異種族と血を交わらせて進化をしてきた。地球人類以外の者の排斥なんて、進化を止めてしまうことにほかならないというのに」

かって『始まりの人』と呼ばれその身を星や生き物に同化させた来訪者達、そして『魔女』や『妖怪』、精霊といった人ならざりし者たちが
地球人類と血を交わらせることにより、人類は進化を遂げ、その結果エスパーやニュータイプ、魔術師のような特殊な力をもつ者も生まれたのである。
地球教の主張は、地球の繁栄どころか滅亡を招きかねないというのが、そうした人類の歩みを見てきたユーゼフの見解である。

ユーゼフ「(だからこそ、最近ゲッター線の使者がやたらとこの世界に干渉しようとしているのかもしれないな……。彼らにしてみれば、進化を止めかねない流れは
     断ち切りたいだろうし)」

いずれおとずれる災いのために、戦いのための進化を続けるゲッター線にとって、進化を止めるというのは死に等しい。
ゆえに、この『始まりと終わりの世界』で起こりかねない最悪の事態を防ぐために、彼らなりに動いているのだろう。
……それがこの世界にとっては、幸運か不運かは別として。


74 名前:新章/魔人と魔女のティータイム・ssテスト:2014/12/31(水) 10:24:15
△ユーゼフ→愛しのトゥルビヨンを堪能し、地球教やゲッター線について考える
○マジョ・トゥルビヨン→技術の進歩に驚きつつ、かって自分と家族の影響を与えた異端審判の思想がまだあることに憂いを感じる。


75 名前:一般兵A:2014/12/31(水) 10:29:00
ものすごくギリギリになりましたが、今年最後の投下となりました。
年末に身内の不幸があったせいで、思ってたところまで書けなかったのが無念。
なので、年明けに後半部分を投下して本スレ投下時に合体させる形式にしようかと
思います。

無名の妖怪ハンター様、名も無き蜀軍兵様、TPC一刻館支部隊員様、呉織あぎり様
ならびに多くの皆様、2014年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

76 名前:無名の妖怪ハンター:2014/12/31(水) 23:20:19

エリート兵こと、中村秀利氏のご冥福をお祈りします…… 60歳没って、うちの父親と1歳くらいしか違わないんだよなぁ。

シンデレラガールズの人気投票、鉄板予想とされていた塩見周子を下して、橘ありすが1位の座を獲得、
キャストは元AKBの佐藤亜美菜さんとのことですが、【AKB0048】で割と良い演技されてた印象もありますし
Wikipediaみたら他にも幾つか声優として活動されてたそうなので、個人的には結構期待しつつ楽しみにしてます。

艦これ、曙ちゃんの年末仕様可愛いのう。シャア「曙ちゃんの養子になりたい」
そして西村艦隊最後の一人、山雲が正式実装。正月開けのアップデートまで序盤海域でも遭遇できるとのことで
無事に1-5で確保する事が叶いました。足柄さん改二は1月中にはなんとかなりそう。
さて、艦これアニメはこちらの放送局でも扱うとのことで、先行上映も評判良さげなので期待してます。

http://gate-anime.com/
【ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】が2015年度にアニメ化予定とのことで……!!
原作小説も面白かったのでアニメのクオリティにも期待をかけたいですが、果たして。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1378608
東日本大震災の影響で発売中止となった【絶体絶命都市】ですが、この度ゲームメーカーのグランゼーラが
アイレムから版権を正式に買い取り、既存シリーズの再販及び、長らく開発中止になっていた
最新作【絶体絶命都市4】を2015年秋に情報公開できるよう準備を進めるとのことで。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1381684
来年のスーパー戦隊新作が、公式に【手裏剣戦隊ニンニンジャー】に決定。
内容的にかなりカクレンのデジャヴを感じますが、久々に戦隊にも目を通してみようかなぁ。

http://beatarai.blog90.fc2.com/blog-entry-3312.html
ヒーローズ連載の漫画版【クウガ】、2話にして五代雄介登場とのことですが……
ビジュアル的にはどう見ても五代よりも仁頭攻介だよなぁ、う〜ん(汗

http://www.moegame.com/sfx/archives/201412271638.html
2015年春公開の【スーパーヒーロー大戦GP】、歴代ライダーのオリジナルキャスト発表……
てつを、巧、ダディ、侑斗が出るとか、メッチャ楽しみじゃないですかー!!!
……タイトル的にも、てつをはほぼ間違いなくライドロン要員と考えて良いかな、とも思いますが、
出来れば今回はライダーバトル要素薄めで、共闘路線強めにしてほしいなぁ、と切望。

http://ncode.syosetu.com/n9815ck/
七沢またり様の新作小説【火輪を抱いた少女】、連載開始致しましたのでご報告を。
感想…… うん、今回も面白い!! 作風の方向性やキャラクターのアクの強さなどは共通ながらも
主人公のキャラの方向性が過去2作とはまた別ベクトルに向かってる印象もあり、中々楽しみ。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第12話……
MOVIE大戦で顔出しを果たした仮面ライダーマッハ、TV本編にも堂々登場。
その正体は霧子ちゃんの弟である誌島剛、次回予告を見る限りはどうも、仮面ライダーマッハとしての
訓練を中途ですっぽかして日本に帰国した模様…… 凄まじいまでの奇人・変人っぷりを見せながらも
来週ではドライブと対立する展開があるみたいですが、果たして物語にどう関わってくるか期待。

復活を果たしたケット・シー……もとい今週のロイミュードの手口は、一般人の犯罪者に
重加速を発生させる機能を持ったリングを配布して、犯罪を誘発するというやり口。
……しかし、重加速による大災害が発生した世界観で、陳情に耳を貸さず笑い飛ばす
警察上層部はどんだけ無能なんだよ、と。大体そんなもんなのかもしれませんが……
現さんのコメディリリーフっぷりが見てて楽しい。ってか重加速とはいえ、屋上から着地して無傷か!!(驚愕

そして先週初登場を果たし、今回から本格的に活動を開始したロイミュードの女幹部メディック。可愛い。
霧子ちゃんが黒ストなら、彼女は腋ってことですかね(最低な視点)今後も女性キャスト陣の出番に要チェック。


【仮面ライダー】第42話、一文字が追いかけた轢き逃げ犯に目を着けた死神博士は、彼を捕獲してハエ男に改造。
……本郷猛はその優秀さに目を付けられて改造された訳ですが、単なる小悪党のチンピラを改造対象に
選ぶってのはどういう基準なんだろうか?案外怪人を倒され過ぎて目ぼしい人材が不足してたりして。
「ハエゼクター」は自分もちょっと笑いましたwww 30年後のZECTに繋がるショッカーの技術がここに(違

【兄弟拳バイクロッサー】第5・6話…… うん、やっぱり面白い!
ケン&ギンの兄弟ダブルヒーローという構成もさながら、必殺技発動時に毎回挿入される
「弟がバイクに騎乗するまでに敵が邪魔しようとし、その時間を兄が稼ぐ」という構成も中々凝ってるなー、と。
低予算なのは間違いない訳で、その分、別の所で個性を出そうとする姿勢が見えて好感持てました。
しっかしプロフェッサーKもそうだけど、時折外出する時の姿がまんま普通のオッサンなのはw
ってか悪のボスとしては普段のコスプレよりもこっちの方が風格ある気が……
6話の敵の「うぉっまぶしっ!」連発戦法、台湾版北斗の拳を連想した視聴者は自分だけだろうか?

【世界忍者戦ジライヤ】第27・28話…… という訳で本作の再配信も、自分が未視聴だった後半戦に突入。
連勝まっしぐらの闘破を試す為に磁雷矢スーツを奪ったバトルケニア戸隠流の兄弟子との戦いを経て
遂に明かされた闘破の素性。それはレイ同様にパコと共に地球を訪れた異星人の末裔というもので、
親の仇を下した今、遂にパコに纏わる存在の解明にも期待がかかるところですが。

【神撃のバハムートGENESIS】第11・12話(最終話)……
本作も年末年始を目前に完結、まさに衝撃の展開の連続でした。
闇堕ちジャンヌを相手に、悪魔化の解毒剤を飲ませるべく奮闘するリタ&バッカス。
ハンサの妨害(だいたいあってる)に手間取りながらも、最終的には瀕死のミカエルが命を賭す形で
ジャンヌの悪魔化を解く事に成功。天使たちは普通に良い人だったのね。

そして、遂に発覚した全ての黒幕…… ラヴァレイ、マルチネなどの偽りの仮面を用いて
人間・天使・悪魔全てを騙しぬいてきた男、賞金首ジルドレ。
ベルゼビュートも復活させた破滅の使者・伝説巨神イデオンバハムートに一撃で粉砕されるという
正直アホな最期を遂げた後、世界が破滅する様を見届けようと目論みましたが、
最終的には悪魔化が既に解けていたユウキ・コスモファバロと、片腕を犠牲にしたカイザルにより
一介の賞金首として倒される末路を迎える事に。
最終的には天使・悪魔勢の共闘により動きを止めたバハムートにファバロが止めを刺し、
最後の一瞬アーミラを心を通わせ…… 「最後の一撃は、切ない」のコメントが的を得ていた印象。

ラストは片足を喪いながらも、生きてるかもしれないアーミラを探す旅に出たファバロを
騎士になったカイザルが見送る場面で締め。いやー本当に素晴らしいアニメでした!!
登場人物達のキャラクターは存分に立ってたし、1話からラストまでやり取りとかテーマとか、そういうのが
全部伏線になって繋がってたんだなー、と思わられる最終話は、作画の凄さも含めて圧巻としか。
SSでも扱ってみたいな、という気持ちもすくなからずあるのですけど、アニメ版のシナリオって
原作ゲーム版の世界観などとはどういう感じの関係だったりするのでしょうかね?

【テラフォーマーズ】、燈VSジェット、武術同士の戦いは互角ながらも、僅かな僅差でジェットの脚を切断。
しかし、現実でも決して良いとは言えないアジア情勢、26世紀の世界観では大分前の劉の回想でもありましたが
恐ろしいまでにスラムが荒れ果てた世紀末状態になってしまってる模様。
ジェットらが現状の価値観を育んだのも、それらの環境あってこそというバックボーンがあるのでしょうが、
果たして燈に起死回生の手はあるのか、そしてバーキ相手にエヴァは抗えるのか……
あと、付録ポスターで小林幸子さんのM.Oがあったのには笑いましたwwww
裏表紙では故人組の集合イラストがありましたが、シーラの手術ベースはカエル系統って事なのかな。

【HERO SAGA】ウィザード編第5話、里中さんから押し付けられたバースドライバーによって
凛子ちゃんがバースに変身するという作品を跨いだ変身が実現。何気に個人的に嬉しいサプライズ。
そして正体不明のウィザードを前に、遂に瞬平が「レインボー」の指輪をドライバーに翳して発動……
直後、瞬平が辿り着いたのは時が流れた未来。彼は「ポセイドン・プロジェクト」なる計画に基づいて招集される事に。
……まさかMOVIE大戦MEGAMAXの仮面ライダーポセイドン誕生に繋がる事となるとは、果たしてどのような
着地点となるのか気になるところです。まぁ流石に夢オチは3回もやらんと思ってますが。
 
 
■最近触れた作品

・艦隊これくしょん-艦これ- 陽炎、抜錨します! 4巻特装版
さて、艦これメディアミックスの中で(アンソロ系を除けば)先陣を切って単行本が発売され、
読者を盛り上げてくれた本作も、シリーズ開始から一年経過して遂に4巻目突入。
(以下、念のためネタバレ伏字)
今回の内容は1巻よりも前の時系列、陽炎が呉鎮守府に在籍していた時代を舞台としてますが、
うん、今回も面白い! 相も変わらず他駆逐艦どもを可愛い可愛いぬかす天性のたらしな陽炎、
事あるごとにそんな彼女を心配し、過労で倒れた際には病室に鍵までかけるぬいぬい、
そして今回初登場となった黒潮と霞、そして神通さん、龍驤がメッチャ良いキャラクターしてて楽しめました!

霞、艦これプレイ初期から妙に気に行ってた娘ですが、今回マジで自分の理想通りのキャラ描写がされてて
本気でほっこりしました。騎馬戦で曙に喧嘩売られた直後の「ぶっ殺せー!」は至高の名言としかwww
……ってか、本作の駆逐艦は明確に「命短し乙女」的なシビアさが纏わりついてる訳で、
だからこそいつ死ぬか分からないで、全身全霊をもって楽しめる事を楽しもうとする姿勢が垣間見える訳ですが
まさか駆逐艦総出での「殴り合い・海」と言わんがばかりの展開には正直笑いましたw
一般人からも駆逐艦はそういうもんだと見做されてるというのが何というか…… 何この男塾(滝汗

黒潮も陽炎たちの良い戦友兼ルームメイトといった立ち位置で、中々好感持ちやすかったです。
……陽炎が持ち込んだ禁制品の「エロ雑誌」が、黒潮経由で駆逐艦のコミュニティで回し読みされ、
挙句は軽空母や戦艦勢にまで出回ってしまうというのは何というか、生々しいというかwww
最近読んだ【トップをねらえ!】小説版でも、そういう女子界隈の猥談回とか下品な言い回しとか
そういうものがあったのを覚えていたので、色んな意味でクスリとしましたね。

神通さん…… うん、マジモンの鬼教官だわこれ!!色んな意味で頭の螺子がぶっ飛んでるというか(滝汗
ともあれ、そこら辺の強烈なキャラクターは実際に読んでもらって確認してほしいです、マジで。
彼女以外の軽巡も数名出番ありましたが、みんな良き先輩的な扱いされてて嬉しかったり。
名前だけ言及された那珂は「駆逐轟沈させられたら空母だろうが戦艦だろうが一生恨む」だそうで。
那珂ちゃんのファンになります。

そして龍驤、今回は全編通して日向&伊勢共々「頼れる先輩」的なポジションを確立してた訳で
彼女が好きなプレイヤーとしてメチャ嬉しかった訳ですが…… 最後の最後で「名誉駆逐艦」はwwwww
いや普通に良いシーンではあるけど、正直独特なシルエットの事があるので色々と邪推を(笑
 
 
兎にも角にも、本作の駆逐艦はとにかく血気が強いというか、ステゴロ上等なんだろうなー、とw
節分の際に樹上に上った球磨を引きずり下ろす為にチェーンソーまで持ち出すのはどうだろうか(滝汗
殴り合い・海でも白露型が回し蹴りしたそうだけど誰だろか、そんなアグレッシブな娘……
なんにせよ、相変わらずのノリで駆逐艦娘達が暴れまわる内容で、最後まで楽しめながら読むことが出来ました。

しかし、2巻辺りから少しずつですが示唆され始めてる、陽炎が「艦娘になる前」の素顔……
明らかに「まともに働くことすらできず、食うに困って艦娘になる道を選んだ」としか思えない描写が
そこかしこで明示されてる訳ですが(鍵開けや銀蝿がお手の物って時点で……)、
そこら辺は物語の主題ではないといえ、個人的にはどうあっても興味惹かれてやまないなぁ、と。
皐月はどうなんだろ…… 作中の発言見た限りでは陽炎ほど切羽詰まった事情ではなさそうですが。

あと、特装版付属の小冊子、3巻に比べるとしっかり【陽炎、抜錨します!】の味を出してて良かったです。
各名場面のイラスト化は勿論のことですが、まさか公式4コマや艦々日和の作者が寄稿してるのは
嬉しい誤算だったなー、と。いずれも各作者様の味がしっかり出ててご満悦。

次回5巻は、3巻からの続きで第十四駆逐隊がキス島へと進撃するそうで。
現状、曙・叢雲・霞と、艦これに実装されてるツン駆逐艦を3人も攻略してる現状ですし、
今後は満潮とか絡んでこないだろうか、とちょい楽しみにしてたり。

 
 
・艦隊これくしょん-艦これ- 止まり木の鎮守府 (作:ヒロイチ) 1巻
こちらは鈴熊主役という事で、一部で評判高めなコミカライズの単行本第1巻。
副題にもされている「止まり木の鎮守府」という題が、まさに的を得ているというべきか……
一件、戦闘の起きない鎮守府のほのぼのに見えながらもその実、明らかにシリアス気味な示唆がされており、
北上の事を思いだしたのを切っ掛けに鎮守府を転籍した阿武隈、熊野に対してNGワードとされている
「三隈」と「最上」の話題…… ニコニコ大百科の掲示板とかでも少なからず考察がなされてますが、
果たして2巻以降、どのようなどんでん返しを読者に見せてくるのか期待がかかります。
まぁそんな深いテーマは抜きにして、公式メディアミックスで織りなす鈴熊を楽しめる作品としても読めますけどね(笑

……何気に、おまけ漫画のメインが【島風 つむじ風の少女】同様にまるゆで、しかも話の内容からして
両作が繋がってるかのような印象も受けますが…… 単なる作者同士のお遊びの範疇?
 
 
>>69 名無し客様

おぉ、わざわざお越し頂きありがとうございます!!

>稲森真由主役のSSは是非読みたいですね。
>タックルは東映の公式見解では「仮面ライダー」ではありませんし、
>ファムやなでしこは劇場版限定のゲストキャラだから、
>彼女こそが「TV放送でレギュラーだった初の女仮面ライダー」ですし、
>復讐キャラにありがちなツン要素もなしで性格もいい子。
主役と言っても中編規模のメインじゃなく、現状書いてるSSが>>70-71でやってるような、
一つの物語を主軸としつつ、別々の登場人物達の視点から世界観を描いていくやり方のオムニバス形式なのですが、
こっから【最遊記編】にタスキを繋げる過程として、【妖を狩る者達】の挿し話で真由を出してみたい、という構想ですね。
呉織あぎり様のSSもちょっとミックスするような感じで、何らかの敵対勢力とぶつけて「都市伝説『仮面ライダー』」的な
彼女の戦いを一側面でも描いてみたいな、という。

TVシリーズは1話から最終話までしっかり追いかけましたし、後日談の小説版でも色々とイメージを掴むことが出来たので、
上手く執筆に持ち込めれば良いのですが、う〜ん。

>無名の妖怪ハンター様、応援しております。
ありがとうございます(感謝)。もし無事執筆出来たら、感想の方も頂けたら正直嬉しいです。
現状、あんまマイナー寄りのラインナップを扱ってるのは自覚してるので、多少なりとも
近年のメジャーなタイトルも交えてみたいな、と苦慮してる身の上ではあります(汗
 
 
>>72 名も無き蜀軍兵様

>ご無沙汰しております。
>ただ今リアルが非常に忙しいので、返信は来年1月頃に行う予定です。
>という事で妖怪ハンター様をはじめ多くの皆様、今年一年お世話になりました。
>来年もまた宜しくお願いいたします
了解しました。いつも作品に対する感想返しや話題提供など、空想大戦を盛り上げて頂きありがとうございます。
2015年も余裕があれば、今後ともよろしくお願いしますね。
 
 
>>73 一般兵A様

おぉ、お久しぶりです!!

>新章/魔人と魔女のティータイム・ssテスト
久々の続きで中々ワクワクしながら読むことが出来ましたが、まさか自分のSSで明示した設定も
幾つか扱われてたのには、正直ドキマギしながらも凄く感激してしまった次第です(滝汗

【ゲッターロボサーガ】のゲッター軍団、善悪問わず多種多様な作品の勢力が入り乱れるクロスオーバー的世界観において、
決して多くはない「善悪双方の要素を完全に有している勢力」に成りえる設定を根幹に持ってることもあり、
幾つかのSSで這い寄る混沌的な暗躍をさせていたのですが、こんな感じで他の方のSSにおいて
その存在を言及かつ、細かい部分を補足される形で肉付けして頂けると、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
一般兵A様、ありがとうございます!!

SSの続きにおいて、世界観がまたどのように語られるのかちょっと楽しみです。

>いずれおとずれる災いのために、戦いのための進化を続けるゲッター線にとって、進化を止めるというのは死に等しい。
>ゆえに、この『始まりと終わりの世界』で起こりかねない最悪の事態を防ぐために、彼らなりに動いているのだろう。
>……それがこの世界にとっては、幸運か不運かは別として。
では、今後の展開においても、大なり小なり物語の端々でゲッター関連の勢力をちょこちょこ動かすことで
色々と世界観に潜む“闇”を煽っていけるよう、色々スパイスを効かせてみるとします(邪悪な笑み

>無名の妖怪ハンター様、名も無き蜀軍兵様、TPC一刻館支部隊員様、呉織あぎり様
>ならびに多くの皆様、2014年は大変お世話になりました。
>来年もよろしくお願いいたします。
こちらこそ、来年はもっとより良い作品を投下できるよう、精進させて頂きます。
今年も色々とありがとうございました。
 
 
P.S
できれば今年中に最遊記編の推敲まで進めたかったのですが、テンションの持続などの問題もあって
その「前哨戦」的な部分で執筆が滞ったのが残念でしたね……
ただ、確実に構想通りのシナリオは描けてるので、後一回ほど現状の【閑話休題】の続きを投下したら
数年ぶりに最遊記勢の出番に着手したいと思っております。兎にも角にも頑張らねば。

で、その続きに想定していた【銀魂編リメイク】なのですが……
ジャンプ読まれてる方なら分かる通り、何か展開的に【銀魂】原作がガチで最終章っぽい雰囲気がありまして、
加えて自分自身が途中から展開を追ってなく飛び飛びだったこと、ラストでどんな展開になるのかという危惧もあり、
最悪、【銀魂】勢の出番をオミットして、純粋に「秋葉原ゾンビ編」という方向性に使用かという案も
割と本気で検討してたり…… どうすれば良いでしょう(悩

兎にも角にも、皆様本当に2014年度は色々とお世話になりました。
何だかんだで数年間続けてきた【新西暦189年】編も無事完結、細かい設定整理を目的にした短編も
思い通りに書くことが叶ったので、そういう意味では色々と先に進むことができたかな、という自覚もしてます。
来年はもっと先に進むことが出来るよう、自分の人生の“先”なども見据えて構想立てて行きたいですね。
2015年度もよろしくお願いします。

77 名前:無名の妖怪ハンター:2014/12/31(水) 23:22:59
一言書こうとして忘れてた事項があったので、最後に追記を。
一般兵A様の亡くなられた身内の方のご冥福を、心よりお祈りします。

78 名前:TPC一刻館支部隊員:2015/01/01(木) 00:01:48
あけましておめでとうございます!<(・−・)

新PC購入し、ぎりぎりになりましたがどうにか2014年内に「新章/悪より出でて善へ至る者 part2」投下を完了しました!

長期放置で迷惑をかけたスレ住民の皆様、こんな自分を応援いただきありがとうございました。
リアルの事情でかなり書き込む頻度が下がりそうですが、2015年もどうぞよろしくお願いします!

一般兵A様も大変だったようで…身内の方のご冥福をお祈りさせていただきます。


コメ返・視聴作品の感想についてはまた後日に。

79 名前:ティアラロイド ◆EeTIARA9jE :2015/01/01(木) 00:07:09
超クロスオーバー空想大戦の皆様

闘争の系統のティアラロイドでございます。
謹んで新年のお祝辞を申し上げます
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

80 名前:ゴジラジュニア:2015/01/01(木) 23:25:21
超クロスオーバー空想大戦の皆様、>>79 ティアラロイド様、闘争の系統の皆様
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

>>44 無名の妖怪ハンター様
> 富野氏が執筆したガンダム関連の小説を幾つか読んだ身としては、結構納得できる理屈に思える気が。
メカは勿論ミリタリー色が濃いガンダム作品も富野作品より「センチネル」や「0083」のようなミッシングリンクものに多い感がありますよね。

> (タイムレンジャーの西暦3000年=過去の地球ってのもそうですし、あとネジレジア混乱の件も自分はむしろ
>  「オーレンジャー単体なら1999年、戦隊シリーズとして纏めるなら95年」だと考えてました)
ネジレジア混乱…うまく調整すれば「アギト(2001)の3年前がクウガ(2000)」問題を解決できるのではないかと検討したこともありました。
Fラドン「結局オーレンジャー以後の戦隊が順番に並んでいるなら何年で折り返してもうまく合わないんだったな」

> 戦闘スタイルのお下品っぷりなら、【超劇画 聖徳太子】の聖徳太子とか、石川賢先生の各種忍者漫画とか
> 青年誌系統の漫画であれば、割とタメはれそうな面々は少なくは無いと思います。
Fラドン「ハッそうだアホーガン!確かアホーガンが股間のモノで攻撃してた!」

>>45 呉織あぎり様
>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)
Fラドン「桐生w余計なこと言うなw」
千枚通しはやはり無理でしたか…(汗

>>49-50 無名の妖怪ハンター様
>(ネタバレ伏字)
そうなんですよ…ロードには徹底して情報統制が敷かれていたのですがそちらは全く触れられていなかったので気軽に検索してみたら…
Fラドン「口止めされているのはロード関連だけらしいからそっちに触れたら正解を言ってるようなもんだしな」


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%B3
によればネクロノミコン=「ギリシャ語のΝεκρ??(Nekros 死体) - ν?μο?(nomos 掟) - εικ?ν(eikon 表象) の合成語で「死者の掟の表象あるいは絵」」
らしいのでカラテノミコン=「カラテの掟の表象あるいは絵」になるでしょうか。
Fラドン「だからどんなんだそれw」

> そういえば、SDガンダムでも結構な比率で世界観の重要なポジションに居るっぽい「スペリオルドラゴン」も
> 本作のSガンダムがモデル……と思って調べてみたら、実際はそういう訳でもないっぽいそうで。
某所で「スペリオルとプラスはSDの常連なのにFAZZはなぜ少ないのかと言われていました」
Fラドン「空想大戦のスペリオルドラゴンは時空編で何か知ってるっぽいことが言われて今まで出て来ていないんだっけか」

>>53>>63 名も無き蜀軍兵様
> かつてモンゴルマンだった頃にジャスティスの再来と呼ばれたラーメンマン…
> ツイッターのフォロワーさんとの論議で
> 『ドクターボンベが知識として完璧始祖の事を知っており、
>  そこからジャスティスを模したモンゴルマンマスクを作ったのでは?』
シルエットに合わせるためだけのオーバーボディとは新しすぎましたよねw
Fラドン「オーバーボディっていうかマスクなんだが、あんなの予想できるかw」

>>54-60>>62 無名の妖怪ハンター様
>新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト
技術の割になんだか小物っぽい悪の組織が蜂起の前に『てめえら…世の中…なめんじゃねえぞ〜〜!!』の一言に潰滅。しかし技術提供元は割れず…
首領が「イケメン」と設定されてるのに途中から脳内イメージが何故かカオス(ガンダムファイト7th)になって困った困ったw
Fラドン「よりによって最高にやばいのが来ちゃったな…将造も意外と正論言ってると思ったら途中からやっぱり理屈が狂ってるし」
海座の時とかああいう筋が通ってるのに根本的に狂気な感じでしたよね。
…マーティー・ストゥー…知らないキャラだと思って検索してみたらああ成程。
なんか昔ダークヒーローを描くつもりが電波受信者にしか見えなくなって中断してしまったSSのオリキャラを思い出してしばし悶絶
>>59 無名の妖怪ハンター様
> トトメス3世が日本に贈った時価十億の宝石の在処は北海道…… ゾル大佐は結局回収諦めたんだろか。
「蝦夷民族に献上」と言っているので当時の北海道には相当高度な文明があったようですね。そういえば東北にはスーパー1の火の車が
Fラドン「あれは古代中国から飛んできたものだ」

>>61>>72-75 一般兵A様
『始まりの人』…確か空想大戦における地球教は密かに女禍を崇拝しているという設定がありましたね…

亡くなられた身内の方のご冥福をお祈り致します。

>>64>>78 TPC一刻館支部隊員様
> リアルの事情でかなり書き込む頻度が下がりそうですが、2015年もどうぞよろしくお願いします!
無理をなさらず、リアルに支障が出ないようよろしくお願い致します。

>>65>>66 無名の妖怪ハンター様
> 【仮面ライダー】第39話、ライダーにより悉く作戦を潰されたゾル大佐、自身が直接指揮を取っての最後の作戦。
> しっかし、被害者の遺体を処理しときながら、靴を平気で現場に残したりと、ショッカーの証拠隠滅は正直甘い気が。
一応回収してはいるんですけどね…見るからに子供用とわかるのを。
> また、序盤に酔っ払いがウルフビールスで変貌した狼男実験体、結局ライダーに倒されることなくフェードアウト……
ウルフビールスは黄金狼男の体内で生成された設定みたいでしたし、黄金狼男が倒された時に元に戻ったのでは
Fラドン「今までだとキノコモルグがそうだったか?」

>ところでライディーンの名前、やっぱり同名のロボットアニメが由縁なんでしょうかね?
…むしろ、その発言で初めて無関係の題材だとわかりました(汗
Fラドン「そこを読むまで脳内イメージが凄まじくシュールなことに」

> http://www.moegame.com/sfx/archives/201412080840.html
> 国産【ゴジラ】が再来年2016年にむけてプロジェクト進行中…… マジで!?
福竜丸の記憶も新しい頃に作られた初代。今日本で復活するゴジラとは果たしてどんな作品になるのでしょう…

> ……動画見てて思いっきりデジャヴ感じましたが、これってまんま空想大戦でもやってる「黄泉還り」ですよね(滝汗
> Zシリーズの設定盛り込むならば、旧編以前の「前大戦」にて多元世界の中でグレンラガンの展開も熟してる訳で、
> 後半の展開次第では、空想大戦における黄泉還りの原因に「超螺旋宇宙の影響」も付け加えても悪くないかな?
黄泉還りについては今までもいろいろ引用して説明が試みられてきましたが、まさかスパロボ原作でそのものが出るとは…

>>68 無名の妖怪ハンター様
Fラドン「おいシャアw母親に『かわいい』を求めるのかw」

>>70-71 無名の妖怪ハンター様
なんかもう、中の人が「自分の成れの果てを見ているようで正視できない」とか言い出しました(汗
ア ン パ ン マ ン 参 戦 ! ? と驚きましたが、【怪傑アンパンマン】という作品のジャムおじさんだったのですね。
アンパンマンの原型になった作品では内戦地にパンを配りに行って射殺されたという話は新聞で読んだことがありますが、こんな話も…
しかもこの話が舞台化されてバイキンマンが生まれたということも初めて知りました。


81 名前:名も無き蜀軍兵:2015/01/02(金) 18:43:30
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

>>65-68>>70-71>>76-77 無名の妖怪ハンター様
>こういう企画も当時あったんですね
ごっつええ感じの「ゴレンジャイ」同様に、東映に許可を取って製作した物と思います。

>個人的には【トップをねらえ!】、【伝説巨神イデオン】、【創聖のアクエリオン】辺りが可能性高いかな
うーん、イデオンが来るとバッドエンド不可避な匂いがプンプンするので
個人的には∀とGXに来て欲しいですね。前者はカイルスの戦いが過去=黒歴史になった未来世界の住人って感じで。

>……遂に発表されました、【第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇】!!
思春期少年トリオ、キラキラコンビ、Wダンクーガが登場しないのは
ちょっち残念ですが、無敵トリオ復活とWアクエリオン結成および
レーバテインが動いてるところを見れたので満足しました。

今回登場しなかった面子の伏線(特にグラヴィオン関連)をZ1みたく
SPDにして公開してくれると嬉しいです。

>スパロボCC、アンスパ&ヒトマキナを下した後に待ち受けていたのは、超螺旋宇宙と繋がってしまった
>バイストン・ウェルにおいて、本来浄化される筈だった死者の魂が「認識の具現化」によって蘇り、
>世界の理を我が物とすべく戦乱を巻き起こしているという恐ろしい状況。
これがスパロボCC版スパイラルネメシス…って奴でしょうか?

>新章/新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト
色々と伏線が満載で、気になる内容でしたね。
そして【怪傑アンパンマン】…こんな作品があったとは正直驚きです。

>【世界忍者戦ジライヤ】第27・28話……
自分も第1話から見続けていますが、今回の一件で闘破が著しい成長を遂げましたね。
最初の頃は何かと慢心も多かった彼の今後の活躍に期待です。


>……何か色々とごめんなさい(滝汗
毎度の如くリサリサ先生が養豚場の豚を見るような冷たい目で赤い彗星を見つめていますが、全く問題ありません!

  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::/二:::ヽ、       ノ:i:/::::::::::{_
 ::::::::::/::::::::::::::::::::::/:::::::::/:::/. .: : : :`ヽ::i     // /:::::::;ト- 二ニ
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  ノ:::::::::::::::;::':::::::::::::::::::/ `7テ宀''¨       /テく.ヽ リ、   ヽ リ
 :::::::::::::::/:::::::::::::::::::; '               トヒtツ_ヽ/       }
 ::::::::::;::'::::::::::::::::::::/                 ', `゙ i        /
 ::::::/::::::::::::::::::/            ,. .--- :;ァ  !
 :::::::::::::::::::::::::/: :               (:/::::/  ;
 ::::::::::::::::::::/: : : .                 `ヽ'     ,'  …………
 :::::::::::::::/::l: : : : .           _,,. -- 、_   ./
 :::::::::/  ::::'; : : : ..           ,.. -- 、/ l  /
 :::;. '    :::::ヽ: : : .       ¨´     ヾ /
 ´       : :::::\: : .        ニ=- .,,.ィ /
         : ::::丶: : .             /
           : ::::::丶、: : . .        /
            : :::::::::丶: : : : .  __,ノ
              : :::::::::`¨::/ ̄


              /゙> / / ,.  l |
              / ./ "´    ノ
     三ミヽ、     ‐- ¨ミ> 、
      __.>三ニ::::、_ ,. -‐:: .、`丶 丶、
    /::::::::::::三ニ ̄ フ::::::/:::i    ) )
   /::::::::::::::::ヽ    /:::::::/:::::リ  ニ´イ
  --‐:::::::‐-、::::`¨: ̄:::::::::::::::::/         (・・・そんなふざけた事をしている暇があったら
 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:;:イ_‐==_- 、 今年の大河ドラマのナレーションの練習でもしていなさい)
 "´ ̄  `T T ¨  ̄´彡' / )ヽ   `_))
       レi  }      /   ノ  } ¨  ̄
     r'´ 人  ヽ   〈  ./ ,ノ
    ノ  (   /    ノ   /
    (\  i   >   i´   i


…こちらこそごめんなさいです(汗
ちなみに今年の大河ドラマは、池田秀一氏がナレーションを担当します。


>>73-75 一般兵A様
ご無沙汰してます。身内の方のご冥福をお祈りします…

>新章/魔人と魔女のティータイム・ssテスト
ゲッター線もゲッター線なりに頑張ってるって感じですかね。
次回も楽しみに待ってます。

>かって『始まりの人』と呼ばれその身を星や生き物に同化させた来訪者達、そして『魔女』や『妖怪』、精霊といった人ならざりし者たちが
>地球人類と血を交わらせることにより、人類は進化を遂げ、その結果エスパーやニュータイプ、魔術師のような特殊な力をもつ者も生まれたのである。
そう考えると、博麗の巫女の血筋やイノベイターもそんな感じに発祥していった力なのかもしれませんね。

>>78 TPC一刻館支部隊員様
ご無沙汰してます。

>新PC購入し、ぎりぎりになりましたがどうにか2014年内に「新章/悪より出でて善へ至る者 part2」投下を完了しました!
お疲れ様でしたー。今年も宜しくお願いしますね。

>>79 ティアラロイド様
明けましておめでとうございます。
こちらこそ宜しくお願いします。

>>80 ゴジラジュニア様
>シルエットに合わせるためだけのオーバーボディとは新しすぎましたよねw
あれは予想外でしたね・・・。

82 名前:無名の妖怪ハンター:2015/01/08(木) 00:05:01

遅れながら皆様、新年あけましておめでとうございます。
ここしばらく顔を見せていない執筆陣の方も色々忙しいのだろうと思ってますが、
もし機会がありましたら生存報告だけでも聞きたい、という気持ちも正直……

艦これ、新年初めのおみくじ替わりで回した大型艦建造(潜水艦レシピ、何となく)の結果は陸奥。
……とりあえず「良し」の吉兆だと都合よく解釈させて頂きます(強引
そして明石・大淀・夕立改二の正月限定グラが可愛い。藤川さんのイラストやっぱ良いなぁ。

http://akankore.doorblog.jp/archives/42101261.html
2月発売予定の艦これノベライズ【瑞の海、鳳の空】、まさかのラブコメ路線…… だと……!?
ぶっちゃけ瑞鳳とケッコンカッコカリしたプレイヤーとしてはかなり期待だったり。
名誉駆逐艦の龍驤はどういう役割で内容に絡んでくるのか気になるところです。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25253126
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25253915
スパロボCCの新展開、どうも新規参戦作品の投入とかそういう類のものではなく、
現状の参戦作品で物語や設定などをリセットし、一から別世界観の物語として描く「新章」だそうで。
予告見る限り、ラインバレルが原作の展開に忠実、世界の窮地に際して真ゲッターが封印、死地に挑む兜甲児……と、
何か64やDを彷彿とさせる絶望的な状況からのスタートになりそうな印象有りますが、果たして。

http://columbia.jp/idolmaster/imasnews/141229.html
シンデレラガールズCD第7弾の試聴来ました。鷺沢ちゃんの曲はやっぱり良いのう。
ユッキの曲調は色々と想像どうして笑った(滝汗) 仁奈ちゃんは思い出エピソードもニコ動で見ましたが、
かなりのマッチなキャスティングでちょっと嬉しかったり。CD発売は来月4日……楽しみ。
某総帥「仁奈ちゃんは私の母になってくれる女性だ……くれ!」
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダー】第43話、えぇ、コメントでヨロイ元帥ネタがあると思ったらやっぱりあったよ(汗
アマゾン奥地出身の改造人間プラノドン。翼竜プテラノドンが素体とのことですが、どうも化石じゃなく
生け捕りしたものを用いたとか…… 雪男といい、貴重なUMAを惜しげもなく潰すのはどうなんだショッカー(汗
どう見ても洗脳じゃなくて脅迫の手口でロケット工学の博士を暗殺しようとし、一文字に冤罪を着せようという目論見でしたが
FBIのバックをちらつかせて国家権力で塗り潰すというのはどうなんだろうwwww 【ドライブ】でもこんな展開やらんかな?
来週の怪人はカビビンガ…… うぉ、自分のSSで扱った奴だ。

【世界忍者戦ジライヤ】第29・30話……
この年頃にありがちな増長で「どうも、クソガキさん……」な有様になった学。
結果、妖魔一族の差し金で馬風破まで迷惑を被る羽目になったけど、無事成長できたようで何より。後のジュウレンジャー
……で、30話では後の仙人バーザまでもが登場(違)。話的には物悲しい結末だったのですけど。

【兄弟拳バイクロッサー】第7・8話……
ダイオキシンの数百倍の猛毒を有する自然草が自生する世界観って、東映特撮は昔から本当に魔境やでぇ。
続く8話は子供達からお菓子を奪って泣かせるという非常に回りくどい作戦をデスターが敢行。
小さい頃からお菓子に目が無い女子…… 絶対将来的にブクブクだろうなぁ(汗 後の三村かな子である

【ガールフレンド(仮)】第12話(最終回)、内容的には原作ゲームプレイ済みの人向けっぽかったですけど
個人的には思ってたよりも一クール楽しめた作品だったかな、という心象ではあったりします。
何気に最終回配信が年末と被っていたということで、年末年始をエピソードに絡めたのもちょい良かったですね。
ニコニコ大百科とかを参照すると、原作はどちらかというと「バトルゲーム」的な内容だとかなんとか……w
今後考えてるSSで星輝子を出す際に、モブギャラリーとして望月エレナと姫島木乃子あたりをちょこっと出してみようかな……?

【俺、ツインテールになります】最終話、うん、最後の最後で池田秀一さんゲストとが豪華すぎるわと(汗
そりゃあ資金不足で作画も崩れるわ…… まぁラストの展開は悪くなかった心象ですし、
展開的にも原作の流れには準じてるそうなので、第2期があればキャストはあんま豪華でなくていいから
作画レベルはもうちっと落とさないでほしいなぁ、とだけ。
 
 
■最近触れた作品

・熱血メルヘン 怪傑アンパンマン (作:やなせたかし)
さて、既にSSでもその設定を扱ってみた本作ですが、ネットで近場の図書館などを当たってみた所
旭川の中央図書館から借り出すことが叶ったため、一通り読んだ上でSSに要素を入れた次第です。
いや、諦めずに頑張ってみるもんだ…… 読めて良かった(感涙

詳しい内容は>>71に張ったURL先を参照してもらうとして、本作が発表されたのは1970年代、
言わば「アンパンマンという作品の評価が決して高くなかった頃」という時代背景がある訳ですが、
そういう視点から本作を見てみると、アンパンマンの執筆動機ともなったとされる、
やなせ先生の「ヒーローの在り方」という考え方が、幾つか浮き上がってくる印象もあるのですね。
正義とは何か、悪とは何か。そしてそれら二面性を持つ「人間」の描き方や、そう言ったヒーロー像などの
メディアミックス化における偶像化や原作無視…… 等々、今でも間違いなく通用するテーマが多いです。
本書自体は2013年発売のやなせたかし大全の付属本という形で再販されたものみたいですが、
是非とも小学校高学年以上も想定して、本作の単独再販もフレーベル館に考えてもらいたいなぁ、と。

作品自体は第1部完で終わってるのがちょっと残念ですが、「アンパンマン」というヒーローを主軸に
その根源的なテーマを真摯に扱ってる名作ですので、正直是非とも多くの方に読んでもらいたい作品であるかと。
70年代に発売された単行本は絶版かつプレミアですが、2014年には豪華本の特典として復刊したようで、
書籍自体は3万くらいと手が出しづらいですが、市の図書館とかだと扱ってるところも少なくはないみたいですし、
もし近場の図書館などで置かれてましたら、どうか一読お勧めしてみたい名作です。

ところで、色々調べてたら単行本発売後に【アンパンマン感傷す】なる番外編的な作品も発表されてたそうで、
こちらではジャムおじさんらが移住した島が水爆実験の被害にあったという話を聞き正直驚きましたが、
アンパンマン達が日本を離れた理由の違い、そもそもミルカは【怪傑〜】でジャムおじさんらに同行してたなど
どちらかというとパラレル的な作品と見做してよさそうですね…… 安心しました(汗
 
 
・ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 外伝四 白銀の晶姫編
2011年頃から読み初めてた身としては、アニメ化の報に心躍る想いな訳ですが
この告知に併せるかのように発売された外伝最終巻、いやー楽しませてもらいました!
外伝3巻が個人的にちょい微妙だったので危惧してましたが、今回の内容はまさにハラハラさせられたというか、
『門』が閉じてしまったが故にいよいよ自衛隊の燃料など物資云々が厳しくなってきた状況で、再び『門』を開き
地球に開通させるべく四苦八苦する中、それを邪魔せんとする各種勢力の台頭という事態に発展、
従来のシリーズ以上に、自衛隊がかなり窮地に追い込まれてしまうという状況に陥ってしまう訳ですが、
まさしくこれは第1巻辺りでも話題に上がっていた、【戦国自衛隊】終盤の状況と重なってしまった訳で。
とはいえ、最終的には一度は破壊された『門』を、あっと驚く手段(表紙イラストがまんまネタバレですが……)によって
再建するなど、“逆転”への布石といった感じでちゃんと読者に魅せてくれるのでそこら辺は十分安心できました。

……深いネタバレは伏せますが、今回事態を先導した帝国側の黒幕は目論見こそ退けられたものの
再起して逆襲を図ってくる可能性は明確に示唆されている訳で、やはりこれで完全に完結というわけではなく、
本編と外伝の結末が無事重なった今、文庫の方でも色々言われてた「次章」への布石になり得るでしょうかね。
なんだかんだで(原作小説読者として)旬は過ぎたにしても小説シリーズはまだまだ十分面白い範疇ですし、
今年のアニメ化、そして小説の新章突入でどこまで読者を惹きつけてくれるかに期待をかけたいところです。

そういやアニメ版はまだ簡単なPVしか公開されてませんが、キャストは誰が誰になるでしょうかね?
自分は漫画や小説読む際に、特定のイメージCVとかはあんま考えないタチなのですが、
ここ近年ミリ系作品に皆勤してる印象の渕上舞さんとか出たらちょっと笑うかも。
 
 
>>78 TPC一刻館支部隊員様

>あけましておめでとうございます!<(・−・)
>新PC購入し、ぎりぎりになりましたがどうにか2014年内に「新章/悪より出でて善へ至る者 part2」投下を完了しました!
>長期放置で迷惑をかけたスレ住民の皆様、こんな自分を応援いただきありがとうございました。
>リアルの事情でかなり書き込む頻度が下がりそうですが、2015年もどうぞよろしくお願いします!
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね。
本スレに投下されたSSの方、まとめサイトの方に無事反映させましたので良ければご確認ください。
 
 
>>79 ティアラロイド様

>闘争の系統のティアラロイドでございます。
>謹んで新年のお祝辞を申し上げます
>旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
>本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
>皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
そちらの方にも挨拶させて頂きました。本年度も良い関係を築けるよう、どうかよろしくお願いします。


>>80 ゴジラジュニア様

>メカは勿論ミリタリー色が濃いガンダム作品も富野作品より「センチネル」や「0083」のようなミッシングリンクものに多い感がありますよね。
色々小説とか漫画とかに触れてみても、やっぱりそういう傾向はあるのかな、という印象ですね。
リアルタイム世代じゃないんで深くは言及できないのですが、初代ガンダムのブーム時に
「行間を楽しむ遊び」として発展していったMSVや、『ガンダム・センチュリー』などのSF世界観補填などの要素が
周りまわってスピンオフの外伝という形に発展した……みたいな。

>Fラドン「ハッそうだアホーガン!確かアホーガンが股間のモノで攻撃してた!」
噂には聞きますね…… ニコニコにも最終回だけ動画上がってましたが、あれはwwww

>によればネクロノミコン=「ギリシャ語のΝεκρ??(Nekros 死体) - ν?μο?(nomos 掟) - εικ?ν(eikon 表象) の合成語で「死者の掟の表象あるいは絵」」
>らしいのでカラテノミコン=「カラテの掟の表象あるいは絵」になるでしょうか。
>Fラドン「だからどんなんだそれw」
……割と違和感ない単語に思えてしまった自分は、ニンジャスレイヤーの世界観にすっかり慣れ過ぎてしまったのでしょうか(汗

>某所で「スペリオルとプラスはSDの常連なのにFAZZはなぜ少ないのかと言われていました」
>Fラドン「空想大戦のスペリオルドラゴンは時空編で何か知ってるっぽいことが言われて今まで出て来ていないんだっけか」
当時の執筆者様がここを去って久しい現状、伏線を消化するとしたら原作に詳しい新規の執筆者が参加して
担当してくれることを祈るばかりですが…… むむむ。

>技術の割になんだか小物っぽい悪の組織が蜂起の前に『てめえら…世の中…なめんじゃねえぞ〜〜!!』の一言に潰滅。しかし技術提供元は割れず…
>首領が「イケメン」と設定されてるのに途中から脳内イメージが何故かカオス(ガンダムファイト7th)になって困った困ったw
まぁ自分も色々と皮肉を込めて「整形イケメン」と書いた訳ですし。
“素顔”は大体そんなんかなー、と手持ちの【ガンダムファイト7th】を読み返して納得してみました(笑

>Fラドン「よりによって最高にやばいのが来ちゃったな…将造も意外と正論言ってると思ったら途中からやっぱり理屈が狂ってるし」
>海座の時とかああいう筋が通ってるのに根本的に狂気な感じでしたよね。
ここら辺、原作の将造「らしさ」を上手く描けられるか正直懸念でしたが、そう言って頂けてちょっと安心しました。
性分が性分なだけに他作品のキャラとはシナリオ上の出番を念頭に置いとかないと簡単に絡められそうにないのが
少しネックですが、またどっかで出番を与えられたらいいですね。

>…マーティー・ストゥー…知らないキャラだと思って検索してみたらああ成程。
最初は単純に「メ○○ー・○ー」の題にしようかとも思いましたが、あんまりまんますぎても何なので
「ちょっと検索すればすぐ分かる用語」という意味合いもあり、男性形の表記にしたという事情もあったりします。

>なんか昔ダークヒーローを描くつもりが電波受信者にしか見えなくなって中断してしまったSSのオリキャラを思い出してしばし悶絶
オリジナル主人公を考案するのは誰しも通る道ですが、その過程でそういう感じになってしまうのは
(自分も含めて)決して珍しい話ではないかな、と思います。むしろそれが軌道修正されずに晒されてしまったものが
ネットの海にはごまんと漂っている訳で……

>「蝦夷民族に献上」と言っているので当時の北海道には相当高度な文明があったようですね。
……最近ニコニコでも配信されてた【フランチェスカ】がまんまそういう設定だったので、ちょっと笑いました(汗

>ウルフビールスは黄金狼男の体内で生成された設定みたいでしたし、黄金狼男が倒された時に元に戻ったのでは
>Fラドン「今までだとキノコモルグがそうだったか?」
なるほど……そういう解釈もアリですか。
ゾル大佐の今後の出番は予定無いのですけど、ウルフビールスだけDショッカーが持ち込んだとかで
SSの導入の一つとして出してみようかと考案中ではあります。

>…むしろ、その発言で初めて無関係の題材だとわかりました(汗
>Fラドン「そこを読むまで脳内イメージが凄まじくシュールなことに」
自分も昔店頭で見つけた際、実際に数ページ読み進めてようやく無関係の作品だと気付いた次第です(汗

>福竜丸の記憶も新しい頃に作られた初代。今日本で復活するゴジラとは果たしてどんな作品になるのでしょう…
昨年の映画がかなりクオリティ高かっただけに、国産の方も負けじと頑張ってくれると信じたいところです。

>黄泉還りについては今までもいろいろ引用して説明が試みられてきましたが、まさかスパロボ原作でそのものが出るとは…
再生怪人ネタって言っちゃえばそれまでですけど、複数の版権作品に跨ってそういう展開がなされるのは
(とりわけリアル系作品も含めると)かなり珍しい部類という印象もあったので、割とワクワクできましたね。
……折角扱われたんだし、空想大戦でもそこら辺ちょっと示唆できる材料になるかな、と構想を。

>Fラドン「おいシャアw母親に『かわいい』を求めるのかw」
自分の中のシャアは、柊誠亜氏やKX-6氏のアンソロのイメージで固定されてます故に……(断言
……SSに出す際にはちゃんと原作準拠にします(汗

>なんかもう、中の人が「自分の成れの果てを見ているようで正視できない」とか言い出しました(汗
いやぁ、スイマセーン(ビリー兄貴の声で
闘争の系統様でもコメントした通り、所謂「そういう類」の二次創作作品を意識した内容なわけですが、
正直かなり露骨にやり過ぎてしまったかな、という危惧もちょっとばかし……

>ア ン パ ン マ ン 参 戦 ! ? と驚きましたが、【怪傑アンパンマン】という作品のジャムおじさんだったのですね。
>アンパンマンの原型になった作品では内戦地にパンを配りに行って射殺されたという話は新聞で読んだことがありますが、こんな話も…
>しかもこの話が舞台化されてバイキンマンが生まれたということも初めて知りました。
アニメ化どころか、アンパンマンとジャムおじさん以外の主要キャラクターがまだ誕生して無い頃の作品として
読み返してみると、色々と考えさせられる部分も少なくなったですね……
本作のアンパンマンは、文字通り「愛と勇気しか仲間と言えるものが無い」という苦境で頑張ってた訳で。
時代が時代とはいえ、そんじょそこらのヒーローを題材にした露悪的作品よりも、遥かにハードな内容だったと思います。
一番最初の【十二の真珠】バージョンはまだ未読なのですが、自分の中ではそこで命を落とした初代アンパンマンが
アンパンの人形に魂を転生させたのが「怪傑アンパンマン」なのかな、と勝手に妄想してたり。

後書きを読むと、やなせ先生が「ヒーローと敵の戦いの後、省みられない街や人の被害」が気になった事が
アンパンマン誕生の動機の一つであったとされてましたし、正直今後のSSでアンパンマンを出すかどうかは未定ですが
そういう被害を受けた人々の描写とか、そういうのは出来る限り手を抜かずに描いていきたいと改めて考えさせられました。
……正直、自分はアンパンマンを越えるヒーローは描けそうにないです。
 
 
>>81 名も無き蜀軍兵様

>うーん、イデオンが来るとバッドエンド不可避な匂いがプンプンするので
>個人的には∀とGXに来て欲しいですね。前者はカイルスの戦いが過去=黒歴史になった未来世界の住人って感じで。
残念ながら新規参戦は無かったっぽですね…… シナリオそのものの仕切り直しみたいで。
でもこれはこれで、旧章で再現されなかった部分(ラインバレルの原作漫画の近況とか)などの
ハードな展開を中心にした路線で行くのかな、と個人的にはちょい期待してたりします。

>今回登場しなかった面子の伏線(特にグラヴィオン関連)をZ1みたく
>SPDにして公開してくれると嬉しいです。
う〜ん、連獄篇がそれを担ってる訳ですし、流石にそれは手間的にも難しいんじゃないかと……
多分第3次αのオルファン関連みたく、直接名前を出さずに顛末が示唆されるのが関の山じゃないですかね、と
少々夢のない見解ではありますが。

>色々と伏線が満載で、気になる内容でしたね。
>そして【怪傑アンパンマン】…こんな作品があったとは正直驚きです。
兎にも角にも、張った伏線はちゃんと回収できるように心がけたいところです。
【怪傑アンパンマン】、おっきいとこの図書館であれば近年の復刻版を扱ってる場合もあるようなので
もし手に取る機会があったら是非読んでみることお勧めします。

>毎度の如くリサリサ先生が養豚場の豚を見るような冷たい目で赤い彗星を見つめていますが、全く問題ありません!
シャア「だから未だに嫁さんも貰えん」 比瑪「当たり前ですそんな人―――ッッ!!」(ver第2次αアンソロ)


83 名前:無名の妖怪ハンター:2015/01/12(月) 00:07:38

艦これ、1月9日のアップデートで吹雪改二実装…… イラスト可愛いけど、パンチラは何処行ったー?
吹雪「バカかお前は!! 大破程度で見えるパンツに、パンツの誇りなどない!!」

https://twitter.com/pamyu_yu/status/552825725326077952
現在マーヴルで展開中のクロスオーバー【スパイダーバース】の一幕らしいですが、遂にレオパルドンが降臨……ッッ!!
スパイダーマンJも参戦してるようですけど、池上版はやっぱ作風的に厳しいでしょうかね?

http://www.nicovideo.jp/mylist/8192125
で、凄い今更ながら2008年頃に話題になったという【イタリアンスパイダーマン】、この機会に全部通して視聴。
いやー凄い作品だ…… 全然スパイダーマンじゃないけど1960年代のイタリア映画を意識した作風とのことで
色々な意味でわざとらしいB級映画っぷりがたまらんですwww 色々とインスピレーション受けました。
スパイダーバースには権利が何処にあるか分からんから参戦できなかったけど、登場自体は検討されてたとか……(汗

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25303370
遂に開始されたスパロボCC新章、これまでの設定をリセットした「全く別の世界線」が舞台で、
動画見る限りでは、最初から全部の作品が一つの世界に纏まっている設定の模様です。
……甲児やDr.ヘルなどが最初から二人存在してるのは「そういうもの」として受け入れた方が良い?
バーム・ボアザン・キャンベル連合軍の地球制圧、それに呼応してインベーダー、恐竜帝国、ドレイク軍などが侵攻を開始し、
特にDr.ヘル勢力&ガラン軍は光子力研究所を制圧し、エネルギーを手中に収めてしまうという事態に。
早瀬浩一はデウス共々行方不明、バトルチームは逸れてコンバイン不可、ゼロも消息不明という危機的状況で、
文字通り「人類に逃げ場なし」な訳ですが、そんな中での加藤機関と黒の騎士団の合流は何かの起点となるか。
……このままの流れで行けば、イズナ&ミウミウ死亡も再現されるのかなぁ。
やるならやるでクロスオーバーも絡めて徹底的に悲劇を演出してほしいものですが。
 
 
■今週の作品、色々と

遂に始まりました、【艦隊これくしょん-艦これ-】第1話……
いやもう、各地で色々話題になりながらも概ね好評な様子で、個人的にも嬉しい次第ですが、
まず凄いのは声優さんの演じ分け。佐倉綾音さんが一人八役と凄く頑張ってたのにまず驚きました。
ゲーム中でも複数の艦娘を担当されてた訳ですが、こうして映像作品において複数の役柄を担当し、
しかもそれぞれでしっかり演技が区別されてる辺り、まさに役者さんとしての底力を垣間見たというか。
これでギャラが一人演じたのと変わらんと思うと、世知辛いなぁとは正直思いますが……
他にも東山奈央さんが一人5役、洲崎綾が一人5役と、佐倉さんよりも1話では台詞数抑えられてる印象ですが
かなり頑張ってた印象。やっぱ声優さん凄いわ。
あと、タニベユミさん(ゲームの方じゃ漢字表記)も夕立役で無事出演。
アニメ作品へのアテレコは今回初?と思われますが、しっかりゲーム当時の印象で好演されてて安堵しました。

シナリオの方は、実戦経験ゼロの状態で鎮守府に着任し、決戦部隊の一員にされてしまった吹雪が
初の実戦での失態に一度は自身をなくしかけるも、提督(存在はするが姿は映らず)の後押しで勇気づけられ
赤城の護衛艦を務めることを目指すと宣言……したところで第1話は終了。
何気にゲームの方で実装された改二が「対空特化」になってることも、上手く繋げてきたなぁ、と。
吹雪の同室ポジになる夕立と睦月も、今後どのような役回りになるか楽しみですね。
今回ちょっとだけ出てきた如月が轟沈して、2代目如月のストーカーになるんですねわかります(違

そして戦闘シーン、何気に雰囲気とか演出とか、しっかり「見れる」物に仕上げてくれて大満足。
艤装は出撃に際して、自動的に艦娘に装着されるシステムが備わってるのですね。
個人的には総じて楽しめる内容に仕上がってた印象なので、2話以降にも期待をかけたいです。
シャア「夕立ちゃんのぬいぐるみになりたい……」

【仮面ライダードライブ】第13話……
仮面ライダーマッハ登場編の後半戦。う〜ん、なんだかんだで悪いキャラじゃないなぁ、詩島剛。
ベルトさんの師匠の声は、【大鉄人17】のハスラー教授などを演じた大月ウルフ氏……マジか(汗
いや、先々週の「大物ゲスト出演!」の報を聞いて一瞬想像したけれど、まさかドンピシャリだったとは……
今回は声だけの出演だったけど、機会があれば是非とも俳優さんとしての出番も見たいなー、なんて。
仮面ライダーマッハの攻撃モチーフ、まさか標識属性というのは中々意表突かれて面白かったですね。
「魔獣注意」での召喚攻撃は色々とビジュアル的に凄いなー、とww

最終的には今回の件で一応の共闘関係は結び、進ノ介をアニキ♂呼ばわりするようになった剛。
とはいえ、来週では再び互いの心情に由来する対立が見られるそうで。和解にはまだ時間がかかるっぽい?
そしてロイミュード陣営。腋担当……もといメディックは大きな動きを見せていないものの、
遂に次回、チェイサーの正体が明らかになる模様。
映画の特典DVDを見た身としては大体想像は付くのですが、具体的な経緯なども含めて真相解明が楽しみ。

……CMを見て「しんちゃんオレンジアームズ」と思った視聴者は自分だけじゃ無いはず(汗


【仮面ライダー】第44話、今回の対戦相手は自分のSSでも取り扱ってみたカビビンガ。
放送当時の児童誌で、一文字から「一番弱い怪人」と酷評されたとか…… 酷いな!(滝汗
いや確かにオイルであっさり弱体化したりしましたけど、アクションは割と頑張ってたのに……
白兵戦の武器を奪われたり、怪人の溶解液を防ぐ盾にされたりと、ショッカー戦闘員ってマジSTGのアイテムコンテナ。
今更ながら思い至りましたが、詩島剛って2号ライダーのオマージュ要素強めだったりするのですかね。

【世界忍者戦ジライヤ】第31・32話……
化忍パルチスと紅トカゲ再登場の第31話、そして復活を遂げた音忍・宇破の第32話と、
これまで登場した世界忍者の復活に比重が置かれた感のある今週のエピソード。
武田信玄の愛刀という文化遺産に対し、方や金目当て、方やマニア気質で強盗を企む忍者共、正直碌な人居ないなぁ……
今回斬られたパルチスは後々復活するそうで、また宇破もバラバラ死体から妖魔一族に蘇生されたということだし、
磁光真空剣で切られた敵が消滅するのって、要はTV画面上の「演出」以上のものではないのかな?

【兄弟拳バイクロッサー】第09・10話、レンタルビデオのサービスを利用し、サブリミナル効果を利用して
子供達に悪夢を見せ、鳴き声を採取するという、相も変わらず回りくどいやり方で宝石集めするデスター。
放送時期は80年代中盤頃の筈ですが、確かこの頃ってビデオデッキが一般に出回り始めた頃で、
価格も十数万とかそのくらいのレベルだったと聞いた様な……
DVD/BDプレイヤーが大分手の届く価格になった現代の感覚から考えると、自分は幼少期に家にあった
ビデオデッキは幾らくらいしたんだろうか、と小一時間。
……幹部格のメンバーに分け前一切なしは酷いな!(汗) あんだけ宝石持ってんなら部下に分けてやっても良いだろうに、
ちょっとは後年のドルネロを見習えよと。
 
 
■最近触れた作品

・るるいえがすらいと (著:内山靖二郎&アーカム・メンバーズ)
TRPGのシリーズとしてはかなり巻を重ねた感のある本作、最新刊を無事読み終わりました。
本作の内容は、新作ソースブック『クトゥルフ・バイ・ガスライト』の内容をベースに、いつもの21世紀日本から離れて
19世紀のロンドン」を舞台とした物語が展開、その一方で現代編も同時進行する形式となり、
最終的には両シナリオの物語が交差することとなる…… という流れを展開されております。
今回のシナリオは、昨年発売された書籍の期間限定オーディオドラマ【るるいえぐれーとぶりてん】からも
色々とネタを拾ってるとのことですが…… 4500円なんて出せない為、当然ながら聞き洩らしてます(涙
Youtubeで試聴版のみ公式でアップされてる模様ですが…… むむむ。

19世紀ロンドン編は、ソースブックによれば当時活躍していた実在の小説家などは勿論、
シャーロック・ホームズ、ドラキュラ伯爵、フランケンシュタインの怪物、火星人……などなど
当時発表されて人気を博した小説の登場人物も扱う事ができるそうですが(火星人はデモベ小説にも出てましたね)、
有名どころのホームズは先述のドラマCDで出したとのことで、今回は同小説の脇役キャラや
ウェルズ小説のSFギミックなどを物語の中心的な機転とし、クトゥルフ神話の敵対者と対峙する、という展開でした。
今回の事件の黒幕にしてラスボス格…… クトゥルフ神話TRPGリプレイとして、満をもって登場したというべき大物です。
「タイムマシン」という禁断の技術が人類に齎される事に失敗した黒幕が、当時のアメリカ政変に関わり
結果的に、現実にも齎された「禁断の技術」に繋がってしまうという…… やっぱり雰囲気好きです、このシリーズ。

19世紀ロンドンの探索者は、現代編の探索者の先祖という設定で、見た目と中の人だけ共通して
ステータスなどは完全新規(むしろ使い捨て?)で決められた独自のものではあるのですが、
色仕掛けステが高いはずのさやかちゃんが、ダイス外しまくって全然男たらせなかったのは何というか…(汗


84 名前:一般兵A:2015/01/17(土) 23:22:06
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年度はあまりこちらにうかがうことができなかったので、今年はできる限り
投下しようと思っております。

>>無名の妖怪ハンター様
>新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト
ヤクザ怖い。以上。
……嘘です、もうちょっと続きます。
今回は「岩鬼会長万歳!」といいたくなるほど、テロリストに対していらっときました。
自分のエゴをエゴと思わないやつほど恐ろしいものはないなぁと。
赤尾みたいになにかを守るためなら外道な手段をも使うっていうキャラは嫌いではないです。
そして外道坊も参戦ですか。
平松先生作品は結構好きなので、彼の活躍が気になります。
艦娘とジャムおじさん(怪傑アンパンマン)の競演が見られるのは、空想大戦だけ!


>久々の続きで中々ワクワクしながら読むことが出来ましたが、まさか自分のSSで明示した設定も
>幾つか扱われてたのには、正直ドキマギしながらも凄く感激してしまった次第です(滝汗
久しぶりだったので、手探りで書いた感が強くなりましたがそう言って頂けて嬉しいです。


>【ゲッターロボサーガ】のゲッター軍団、善悪問わず多種多様な作品の勢力が入り乱れるクロスオーバー的世界観において、
>決して多くはない「善悪双方の要素を完全に有している勢力」に成りえる設定を根幹に持ってることもあり、
>幾つかのSSで這い寄る混沌的な暗躍をさせていたのですが、こんな感じで他の方のSSにおいて
>その存在を言及かつ、細かい部分を補足される形で肉付けして頂けると、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
>一般兵A様、ありがとうございます!!
ゲッター軍団の話は、妖怪ハンター様のssに彼らがよく出没しているのでちょっと触れてみました。
最初は地球教メインでやるはずだったのに、気がついたらゲッター線が前に出ていたという。これもケン=イシカワ御大の導きでしょうか。
空想大戦の地球人の進化については、本当に「どうしてこうなった」感がある気が。
鎧武の話と絡めると、DJサガラ(=ヘルヘイムの意思)が紘太に肩入れしてたのは、
実は「地球人類のカオスすぎる進化を止めることを惜しんでいたから」って理由も追加できるなと思ったり。

>SSの続きにおいて、世界観がまたどのように語られるのかちょっと楽しみです。
2014年の冬にやってたUBWと、冬コミでゲットしたFate/apocrypha、最近発売されたFate/strange Fakeのせいで
ものすごく型月とか魔術系の話をやりたいので多分そんな話になるかと。
もしかしたら、美空市にいる魔女見習いたちの話にも触れるかもしれませんが。

>では、今後の展開においても、大なり小なり物語の端々でゲッター関連の勢力をちょこちょこ動かすことで
>色々と世界観に潜む“闇”を煽っていけるよう、色々スパイスを効かせてみるとします(邪悪な笑み
お、お手柔らかにお願いします(震え声)

>>TPC一刻館支部隊員様
>新PC購入し、ぎりぎりになりましたがどうにか2014年内に「新章/悪より出でて善へ至る者 part2」投下を完了しました!
>長期放置で迷惑をかけたスレ住民の皆様、こんな自分を応援いただきありがとうございました。
>リアルの事情でかなり書き込む頻度が下がりそうですが、2015年もどうぞよろしくお願いします!
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
私も頑張ってssを本スレに投下するつもりです。

>>ティアラロイド様
>闘争の系統のティアラロイドでございます。
>謹んで新年のお祝辞を申し上げます
>旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
>本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
>皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
丁寧なご挨拶をありがとうございます。
こちらこそ、本年もよろしくお願いします。

>>ゴジラジュニア様
>『始まりの人』…確か空想大戦における地球教は密かに女禍を崇拝しているという設定がありましたね…
その設定は知りませんでした(汗)
となると、太公望や仙人たちは「神殺しの大罪人」、妲己は「神の身体を奪った簒奪者」という認識になるわけですね。
ssでそういった事情も書けるといいのですが。

>>名も無き蜀軍兵様
>ゲッター線もゲッター線なりに頑張ってるって感じですかね。
>次回も楽しみに待ってます。
ゲッター線は「正義?悪?んなことにこだわってる暇があるなら進化しろ、でなければ死ぬぞ」ってスタンスなので、
頑張られると大惨事になる可能性が大なんですよね。

>そう考えると、博麗の巫女の血筋やイノベイターもそんな感じに発祥していった力なのかもしれませんね。
私の考えだとそうなりますね。ファンタジーからSFまで対応できる空想大戦の地球人類の進化のカオスさときたら……。
そりゃ安心院さんも患っちゃうわけですよ。世界線がこんがらがってるんだもの。


あと、皆様、私の身内の死去に対してお悔やみの言葉をありがとうございます。
この場を借りて、お礼を言わせていただきます。


85 名前:名も無き蜀軍兵:2015/01/18(日) 16:06:39
先週、MOVIE大戦フルスロットルを見てきたので
掻い摘んで気になったところを…
最後の最後でバイラルコアに意識を移していたルパン。
これってもしかしたら後々本編か夏映画で再登場のフラグでしょうか?

次にメガヘクス打倒後に機能停止したメカ戒斗…。
周囲にいた下級インベス・下級ロイミュードのコピー共々
連邦軍・TPC・Dショッカーの何れかの組織が回収してそうですね。
何せヘルヘイムの脅威を乗り越えた文明の技術ですし…。

そして沢芽市の今後…。いずれまた訪れるであろう新たな脅威に備えて
ドライバーを増産、紘汰の協力も得てロックシードの備蓄も…。

PS.メガヘクスの本質はスフィアやフェストゥムに近い…って事でいいんでしょうかね?



>>82-83 無名の妖怪ハンター様

>【世界忍者戦ジライヤ】第29・30話……
闘破が精神的に成長した皺寄せが学に来ちゃったって感じでしたね。
夢オチだったとはいえ、フクロウ男爵をはじめとした強豪世界忍者達の激突は
現実でも見てみたかったです。

>【世界忍者戦ジライヤ】第31・32話……
重度の刀剣マニアな紅トカゲでしたが、信虎が自らの物にならないと分かったら
「この世に未練はないから磁光真空剣で斬ってくれ」と懇願…
変に潔かったですよね。32話は夏の水着回という事で、ケイ、レイ、夢破の
くのいちトリオが大活躍!! 当時のファンはかなり興奮したんじゃないかと思います。

>でもこれはこれで、旧章で再現されなかった部分(ラインバレルの原作漫画の近況とか)などの
>ハードな展開を中心にした路線で行くのかな、と個人的にはちょい期待してたりします。
実はニコニコ大百科の掲示板によると『絶望の世界自体が偽り』という新事実が…
一体全体どうなっちゃうのやら…

>う〜ん、連獄篇がそれを担ってる訳ですし、流石にそれは手間的にも難しいんじゃないかと……
あ、言い方が悪かったですかね。
オリジナルオンリーの番外編である連獄篇の対になる形で版権オンリーの番外編を
SPDでやってくれないかなぁ…と。

>……CMを見て「しんちゃんオレンジアームズ」と思った視聴者は
西宇和みかんのCMですね。以前何処かのメロンのイメージキャラクターに
斬月(貴虎兄さん)が使われてた記憶が…。

>>84 一般兵A様
今年も宜しくお願いします。
>ファンタジーからSFまで対応できる空想大戦の地球人類の進化のカオスさときたら……。
それだけ可能性に満ち溢れてるって事ですね。
そりゃカリ・ユガ様が現れるわけですよ…。


86 名前:無名の妖怪ハンター:2015/01/18(日) 23:18:19

艦これ、2月上旬に冬イベントが今年も開催されるとのことで。礼号作戦来るー?
そして次回のアップデートにて那智、今冬中に初霜のそれぞれ改二が実装される模様。
初霜は「絶対改二来る!」みたいな意見を数多く聞いてたのでレベル75まで底上げしてましたが
那智は現状レベル33。まぁ地道に頑張っていきたいかな、と。
何気に初霜は地味に好きだったので、追加ボイス等も含めて楽しみ。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm22506918
という訳で紹介、初霜(並びに初春型姉妹)の史実上における戦歴を扱った動画です。
何ていうか……うん。正真正銘の武勲艦であり、撃沈された僚艦の人員を救助したにも拘わらず、
後年になって色々と変なレッテル張られてしまうという(個人的に吉田氏はそこまで批難したくはないですが)、
色々と酷い目に合った艦ではあるのですが、時雨も改二実装で史実の武勲に見合った性能になった訳だし、
初霜も相応の待遇を用意してくれること(あと出来れば追加ボイス)を運営に期待したいです。マジで。
 
http://animatorexpo.com/gridman/
【電光超人グリッドマン】、日本アニメ(ーター)見本市の企画として続編が短編アニメとして発表!
内容…… 十年以上前に読んだ『ウルトラマンAGE』の記事で、放送終了後に雑誌記事で展開されたという
続編展開【魔王の逆襲】の紹介を読んだことがあるのですが、まさかラストに当のグリッドマンシグマが出てくるとは……
ここでこうしてピックアップされたんだし、【魔王の逆襲】もムックか何かの併録でいいから書籍収録せんかな、と。
……ラストの武史の声、誰かと思ったら山ちゃんか。まぁ発案者が庵野さんらしいですし。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1408219
大塚周夫氏が85歳で死去…… ご冥福を。天獄篇にマロリー卿のボイスは流石に無いよな……
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第14話……
女優に対するロイミュードのストーカー事件を経て、遂に判明した魔進チェイサーの正体。
やはり彼こそが、第0話において仮面ライダープロトドライブとして、ベルトさんと共にロイミュードと戦った張本人で、
そしてどうも「最初から対ロイミュード戦を想定して造り出された、特殊なロイミュードの個体」っぽい……
現時点では上記の範疇以上の描写はないですが、恐らくは戦いの中で傷つき倒されたプロトゼロをハートらが回収、
記憶を封じた上で自身らの幹部として迎え入れた…… といったところでしょうか。

今回、剛がチェイサーに対して露骨に見せた嫌悪の描写から、かれもまたロイミュードを憎む
相応の理由がありそうな気配ですが…… 来週あたりで明かされるかちょっと期待したいですね。
……何気に霧子ちゃんが私服来てる割合増えたような印象有るけど、やっぱりスタッフもこっちが良いと睨んだのか。


【蒼穹のファフナー EXODUS】第1話…… 自分が無印を始めてみたのが中学の頃。懐かしい想い出だなぁ。
冒頭のハワイにおける人類軍VSフェストゥム戦、劇場上映版を見た人曰く結構なシーンが
地上波放送の尺に合せて削られてるそうで、そこら辺は映像ソフトで見てくれ、ってことなんでしょうね。
割と早期に映像ソフトも出るそうなので、レンタルの機会があれば見てみようかな、と。
スパロボUXプレイしてた身としては、人類軍にもまともな人が居た事にちょっぷり安堵しましたが
結局全土への爆撃が強行されてしまう事態に…… 唯一の生き残りが今後のキーパーソンになりそうな印象。

で、ナレーションが明らかに総司が死んでるとしか思えない前提な口調なのが怖い……
無印〜劇場版までのメンバーが教員になったり、報道番組の司会者務めたりと、
各々が成長した姿を見せているのが印象的でしたが、そんな中で喫茶店を営む一騎は「余命3年」。
そんな最中に竜宮島へ接触を計った人類軍の輸送艇、乗員には先のハワイ戦の指揮官ナレイン将軍と、
その時生き延びた少女…… なんか美羽ちゃんとクロッシングっぽい繋がり方してた印象でしたが、
兎にも角にも遂に幕が開かれた【蒼穹のファフナー】完結編。果たして待ち受ける結末とは……
ミストさん「さて、宴会の準備でもするか……」

時系列的には、TV本編から数えて結構な年月が経過しているくらいではあるんですよね……
個人的にはスパロボみたいに日本健在という設定でもいいけど、【EXODUS】を現代として扱うならば、
ガミラスやらゼントラーディやらジオンやらの侵攻により地球全土が戦乱に陥った時代(所謂前大戦)に併せて
フェストゥムの出現があったとして、その際に日本も核やらで甚大な被害を被り(新西暦189年時点では復興したことにして)
文化・種を保存する目的でアーカディアンプロジェクトが成され、その後も長きにわたる戦乱の時代によって
日本本土とは音信不通が続いた…… みたいな流れが自然かなぁ、と少し思いました。

【アイドルマスター シンデレラガールズ】第1話、これが…… “武内P……ッッ
いや、何でしょうこのキャラの立ちまくってるプロデューサーwwww 何か凄い人気出てるのも分かるし、
ここまで渋い声してて中の人が17歳の大型新人というのにも度肝を抜かれました(滝汗
へごちん卯月めんこい、道玄坂登しぶりん可愛いとかアイドル周りにも感想は一杯あるのですが、
正直インパクト等では武内Pが全部掻っ攫ってしまったというかなんというか、
果たしてこのお方が他のアイドル達とどの様に絡んでいくのか、兎にも角にも其処に期待がかかります。
……何気に、劇場なりアイドルの台詞なりで示唆されてた「プロデューサー」の人物像に
完全に合致してるんですよね、この人。まさに奇跡の化学反応としか。

で、ポスターで765プロやジュピター、新幹少女など、世界観的には歴代のアイマスを踏襲してる訳ですけど
前のアニメ版みたいに、どっかでちょびっとだけでも共演っぽい展開とかないかなー、と少し期待してたり(ワクワク
……SSで扱うならば是非とも武内Pにしたいし、デレマス勢の空想大戦登場はアニメ終了後にしよう、うん。
とりあえずそれまでには、せめて最遊記編の推敲を終らせたいなぁ。

http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4585109
坂崎ふれでぃ氏による、アニメ・漫画etcにおけるアイマスPの集合絵…… 殆どの面子が堅気に見えない(滝汗

【ジョジョの奇妙な冒険】第26話…… 遂に第2期が開始されました、第3部アニメ版。
初っ端から犠牲者たちに連れられてジョースター一行最後のメンバー、イギー登場。
まさかここまで完璧な犬っぷりを演じてくれるとは、福圓さんすげぇ…… やっぱ声優さんはプロやでぇ。
世間的にはストパンかキュアマジックリンなんでしょうけど、個人的には芹ちゃんのイメージ。
第5部に出てきた写真を撮るシーンがさりげなく挿入されたりと、後々のシリーズも知ってる身としてはちょっと嬉しいです。
ンドゥール戦では初っ端から花京院が戦闘続行不可という状況に陥りましたが、
確かイギーをどう活用したんだっけな…… ジョジョ読んだのも随分前だし忘れちゃったなぁ。

【艦隊これくしょん -艦これ-】第2話…… 吹雪可愛い、超可愛い……ふぅ。
という訳で、吹雪の猛特訓回にして、彼女のジャージ姿ありブルマあり生足あり腋あり入浴ありと
全体的にサービスカットが多めな印象ではありましたが、そこらのアニメみたいに露骨に下品なカットとかは入れず、
健康的な色気重点で視聴者にアピールしてるのが個人的に好印象かな、と。
とりあえず川内三姉妹の鬼教官っぷりには笑いましたwww まぁ三人とも姉妹が同じく特訓してたのに
気付かずハードスケジュールになってしまってた事情ですが。
【陽炎、抜錨します!】の神通なら絶対済ました顔で今回くらいの特訓を平時行いそうな印象

他の見どころとしては、足柄が合コンで失敗した発言あったり、赤城が特大大盛りカレーを爆食したり
宿題忘れて問い詰められた夕立が可愛いとか、そこら辺ですかね。
……大井っちの北上に対するガチレズっぷりがたまらんwwww この人はもうこの路線で確定か(汗
次週は吹雪の実戦汚名返上っぽい雰囲気もあるので期待。最終回までに彼女と夕立のどっちか、
もしくは双方が改二になる展開あるのかな、と少し楽しみにしてます。……睦月改二なんてサプライズは流石に無いかな。

【仮面ライダー】第45話…… 埋め込んだ生物の脳機能を飛躍的に向上させ、身体機能も強化するという
マイクロ人工知能を見て、五郎が「ショッカーが狙うよ」と即刻予見する様に「ゴルゴムの仕業だ」と似た匂いを。
今週の怪人ナメクジラ、ショッカーの指揮する破壊活動を推敲する為、自身に足りない知能を補うために
人工知能を狙ったとのことですが、公式で馬鹿扱いされてる怪人ってのも珍しいな、と。
実際に人工知能を埋め込んだ所で、強さはほぼ他の怪人と変わらず…… デフォルトだったらどんだけ弱かったんだろう。

【世界忍者戦ジライヤ】第33・34話…… 久々に再登場を果たした雷忍ワイルド、
どうも磁雷矢との決着を着けたいという願望に加え、母国に帰る渡航費が底を付いていたという理由で
あからさまに怪しい芸能事務所でタレント業務に務めていた模様。……世知辛いのう。
生物の細胞を一瞬にして死滅させる超振動破壊砲…… ネオゲで敷島博士がそんなの作ってたような。
そして、遂に登場を果たした磁雷矢陣営の最強ウェポン・磁雷神
前に読んだ書籍によれば「聖徳太子がパコ防衛用に製作した」設定とありましたが、
【超劇画 聖徳太子】にてマッパで野原走り回ったり、閻魔大王と男汁のぶっかけ合いしてたお方が
作ったロボットだと思うと、色々と頼りがいありそうですね(違
 
 
■最近触れた作品

・クトゥルフ神話TRPGリプレイ 御津門学園ゲーム部の冒涜的な活動 (作:内山靖二郎)
こちらは、先の【るるいえがすらいと】とほぼ同時にファミ通文庫のレーベルから発売された
クトゥルフ神話TRPGのリプレイ本で、るるいえシリーズと同様に内山氏がKP&著者を務めた作品です。
こちらの参加者は築地俊彦氏、田口仙年堂氏、井上堅二氏と、同文庫でラノベ連載を持ってる作家の方々で、
特に築地氏は【陽炎、抜錨します!】の作者様という事で、個人的にちょい楽しみに読むことが出来ました。

で、タイトルにもなってる通り、るるいえシリーズの舞台背景の一つでもある「御津門学園」が
本作でも舞台となってる訳なのですが、特に既存キャラとの繋がりなどはなく独立した内容です。
表題通り、紆余曲折を経て「ゲーム部」に集った3人の高校生(うち2人は兄妹)が主役格で、
部長(留年生)が過去に友人と共に開発に携わり、社会現象を巻き起こすまでに大ヒットを飛ばすも
後に考え方の違いで袂を分かって依頼、更新が停止されたままのモバイルゲーム『飢神』が
何故か再び更新再開され(シナリオは全て部長の担当だった)、それに伴いゲームを遊んだプレイヤー達の
奇怪な行方不明事件が頻発する……という発端で展開されるシナリオで、個人的には中々読み応えありました。

築地氏はTRPGの経験豊富という事で、やはり色々とシナリオの展開を牽引するような活動も目立ちましたね。
特に終盤、事件の黒幕に大して『飢神』の由来を明かすシーンとか、流石ベテラン作家さんだな、と。
良くも悪くも色んな意味での泥臭さとかが【陽炎、抜錨します!】を彷彿とさせてちょっとクスリとしました。


・ダンジョン飯 (作:九井諒子) 1巻
既に各所でも話題になってるようですが、かなり面白い漫画です!!
【ニンジャスレイヤー】とかもそうですが、エンブレはこういう逸材を拾ってくるスキルに長けてるよなー、と。

舞台は所謂剣と魔法のファンタジー世界(間違っても川越市とかじゃない)、地下迷宮のダンジョンに挑んだ
冒険者パーティーがドラゴンの襲撃に逢ってしまい、うち主人公の妹が丸呑みにされる事態に。
消化されるまで準備を整える余裕はなく、ダンジョンへ挑む料金と装備の質を両立させる手段として、
ダンジョンに生息するモンスターを食料にして自給自足する」という一計を建てる事に。
こうして、迷宮の中で巡り合った魔物食の研究家と合流し、一同はダンジョンを攻略しつつ
襲い来るモンスターをどう調理するか四苦八苦する……という、何気に面白い作品だったりします。
正直、個人的には最近の【トリコ】よか料理漫画として楽しめるなぁ、と本音を。

ファンタジー世界を穿った味方するという点では、同社の【まおゆう】にも微妙に通じるかもしれませんが、
ゲームなどでもお馴染みのモチーフであるモンスターを相手に、「如何にして美味しく料理するか」という
別の意味での戦いを挑むという、中々ユニークさに溢れる、それでいて読んでて飽きない作品です。
作中世界でも乾燥させたスライムが食料として認識されてたりとか、人食い植物の果実でタルトを作ったりとか、
大型の得物を調理する為にトラップを利用するとか、まさに「ダンジョン」という環境を最大限活かしてるとしか。
特に、一件どう見ても食べられそうにない無機物な「動く鎧」が、実はその正体が……という、
作者様の発想力に感嘆を打つ他ない設定等も見どころとして挙げたいですね。
月刊誌連載という事で、2巻発売は早くても今年の年末くらいでしょうかね…… 待ち遠しいなぁ。

「モンスターを食う」という話題で、FF8を思いだした読者は自分以外にどんだけいるのでしょうかね……?
SSでFF8世界観を扱う機会あったら、倒したモンスターの調理法とか、食用としての活用とか
そういう題材にも踏み込んでいけたら、色々楽しめそうかなー、と少し思いました。
参考までに、FF7のモンスターは「エネルギー汚染で変異した動物」、FF10は「実体化した死霊」なので
とても食用に出来る設定とは思えず…… 『たべる』コマンドがある作品を見ると、FF8は「宇宙生物由来」、
FF9は「霧の影響で出現した魔物」なので、多少は大丈夫なのかなー、と……

 
 
・ドラマCD 仮面ライダー剣 -切り札の行方-
アニメイトにて他の店舗より数日早く発売されました本作、無事試聴が叶いましたので感想を(以下ネタバレ伏字)。
内容はまぁ、オンドゥル語教習素材CDもといなんてことない「十年後のライダー達の姿」といった印象で、
特に再び戦いが起こるでも無い、時を経てそれぞれの生き方に身を置いているケンジャキ達が
ふとしたことでかつての仲間達を思い返し、再び顔を合わせて思い出に浸る……的な内容なので、
所謂、劇場版的なバトル物を望んでたら結構肩透かしを食らうかもしれませんが、自分はハナから
クウガの最終回的な後日談と踏んではいたので、思ってたよりも楽しむことが出来て何よりです。

舞台は「TV本編から10年後」と丁度現実の時間経過と同様で、クウガの小説版みたいな感じで
物語の登場人物も、リアルタイムと同じ「時を過ごしてきた」んだな、と考えるとちょっと感慨深かったり。
特に、登場人物の一人が「中学生の頃にブレイドとギャレンに助けられた」と述懐するシーンは
自分も丁度同じくらいの年代なので、ちょびっとばかし胸にくる物もありました。
あと、相変わらず出演者はオンドゥル星人だなー、と(苦笑

とりあえず、登場人物の十年後における現況を簡潔に挙げるとこんな感じです。

・ケンジャキ……『たそがれ』でも描かれてたように、世界各地の災害現場などに訪れて、被害者を人知れず
        救助する等している。その存在は都市伝説ながらも認識されており、ダディの下にも情報が入っていた。

・ムッコロ……ハカランダで働いている(ただし、本人も不老故に「そろそろ居られなくなる」とは考えている)。
       料理の腕はかなり上がっており、また口調なども十年前と比べてかなり丸くなってる印象。
       「真崎剣一」のPNで顔出しNGのカメラマンとしても活動しており、ダディが落ちた崖やドンドコ山など
       自分達の縁のある場所の写真なども幾つか撮影している模様。
       また、女子大生になった元ゾディアーツの天音ちゃんに対する態度も相変わらずっぽい。

・ムッキー……立派な社会人になり、イベント企画などに纏わる仕事に就いている。
       望美とはまだ結婚していないようだが、仲は良好な模様。

・ダディャーナザァーン……対未確認生命体を想定した研究機関の主任として勤務。
             部下からは「糞真面目で融通が利かず、冗談でも言おうものなら天変地異が起きる」などと評されてるが
             それでも現役当時に比べれば、軽い冗談も言えるくらいは丸くなった印象。
             本人曰く「味音痴ではなく味のストライクゾーンが広いだけ」だとか。
             某高校の教員?人違いです

・ヒロシサン……ダディの同僚。対未確認生命体用のサーチャーシステム強化の為に海外を飛び回ってる。

・ブタロー……仮面ライダー達の物語を扱ったノンフィクションでデビューし、現在は作家として大成。
        牛乳のCMにも出演し、「牛乳王子」なる仇名で呼ばれている。
        (ちなみに登場人物の発言からして、かつて「仮面ライダー」が戦っていた事は一般にも周知になってる模様)

「人々を襲う未知の生物、事件は途絶えていない」というダディの発言は、【剣】以後の平成ライダーの物語も
世界観に含んでいる事の示唆なのかなー、と勝手に解釈してみたり。
TVシリーズ最終話からきっかり10年後ならば丁度【ドライブ】の現況ですが、ダディ達も対処を研究してたりするのかな?

何故か復活したアンデッドと戦う場面もありますが…… まぁ流石にここは「夢」というオチ。
ブルースペイダーの修理の為に街工場の世話になり、「答えは聞いてない」とか言いだすおやっさんの世話になったケンジャキは
ムッコロに電話をかけるも、色々言いたい事があったにもかかわらず、たった一言だけの通話になってしまい……
何だかんだ言って、ケンジャキを始めライダー達がお互いに及ぼした影響は小さいものでは無かった、という話でした。

後日談的には、こっから【たそがれ】にも【小説 仮面ライダー剣】にも繋がりうる感じの印象を受けましたが、
こんな綺麗な終わり方した二十年後くらいに、地球温暖化でヒャッハーな世紀末へ突入すると思うと、
世の中の無常を否が応でも感じてしまうかなぁ、と。

 
 
・復讐法廷 (著:ヘンリー・デンカー)
既にニュースサイトとかで名前を聞いてる人も居るかもしれませんが、来月7日に田村正和氏と竹内結子氏の
共演でドラマ化される小説作品の原作本で、前評判を聞いて中々興味惹かれる題材だと思い、
Amazonで中古の書籍を注文してみた次第です。
感想…… 法廷云々ににわか未満の認識しかない(それも原作の舞台は1982年代アメリカ)自分が言うよりも
タイトルで色々検索して頂ければ、かなり理解度のあるレビューを沢山拝むことができるのでやや割愛しますが、
あらすじを見れば分かる通り、本作は「法廷小説」であって、所謂「法廷ミステリー」ではありません。

言うならば、被告が復讐殺人を犯すに至った「法の矛盾」を、判事や検事によって今事件と結びつけることを
頑なに邪魔されながらも、法の裏の裏をかいて陪審員に「真実を知った上での判決」を望もうとするのが大筋となってます。
法廷小説云々に加えて、主人公の弁護士の他にも、陪審員として選ばれた人物のうち2人にもスポットが当てられてまして、
事件に対して興味を持ってなかった彼らが、やがて法の正義とは何なのか、裁かれるべきは何なのか、という議論に
足を踏み入れていく様など、ある種の群像劇とも言える人間ドラマが中々良い味出してる印象でした。
舞台となってる時代と場所がだけに、アメリカ社会に確実に存在しうる「白人・黒人の人種的偏見」という点も
かなり物語を進める上で比重が高かったのも、少なからず引き込まれた要素かなー、と。
少なくとも、2010年代の今読んでも色褪せない、むしろ今の日本だからこそ読むべき内容では、と感じました。

今度放送するスペシャルドラマ、現在の日本が陪審員制度を採用した「今」だからこその実写化とも言える訳ですが、
舞台を日本に移し、原作におけるテーマ性等がどこまで扱う事が出来るのかだけがちょっと気がかりだったり。
何にせよ、小説ラストの「あの結末」さえ地上波でやってくれさえすれば、途中の過程に改変加えようとも
一視聴者としては拍手喝采で迎えても良いのというのが本音ですが…… 果たして。
 
 
 
一般兵A様、並びに蜀軍兵様へのレス返しは次の機会に。ちょっと今日はもうPC閉じたいので……

87 名前:無名の妖怪ハンター:2015/01/22(木) 00:39:22

(言えない…… 当時、大ムスカを発案したのが自分だなんて、とても言えない……)
 
 
艦これ、初霜は80に到達したので一先ず育成ストップ(慢心)、那智は現状56……
必要レベルが65くらいなら、来週中には改二にまで到達できるかな。

ttps://www.youtube.com/watch?v=kpf97MwN4gM
十数年以上の小学生時代、祖父母の実家で見た覚えがあったコメディなんですが、
「ハラキリ痛いよー」のフレーズだけを頼りにググった末に詳細調べたら、Youtubeにあったよ!!(爆
いやぁ、死ぬほど懐かしかった、面白かった!! という事でちょいと紹介してみます。
電波少年の企画のやつで、確か放送当時は「アメリカ人向けの笑いのツボになってます」とテロップありましたっけ。
 
 
■今週の作品、色々と

【蒼穹のファフナー EXODUS】第2話…… という訳で、人類軍の輸送艇と邂逅する事となったアルヴィスの面々。
人類との戦いを繰り返した結果か、やったら見た目がマッシヴかつキモくなったスフィンクス型を相手に奮闘する
アルヴィス側のファフナー。忍者とニトクリスの鏡でも学習したか、分身能力という随分厄介な技を見せた敵に
翻弄されかかるも、人類軍側のファフナーが加勢したことで無事殲滅成功、事なきを得ました。
「いやぁ、新型フェストゥムは強敵でしたね」
……ってーか今更ながら、ファフナーって所謂「リアル系」ロボットのカテゴリ内でも、群を抜いてサイズが大きいのですね。
各種一般機が30m台後半くらいで、一騎のマークザインが50mとゲッターとかとほぼ頭を並べるくらいだし。

ザインとニヒトは封印されている模様。ってかニヒト、劇場版だと核ミサイルに晒されたんだっけ。
真矢がすっかりオッサン臭い20代に…… まぁ残念美人臭がして嫌いじゃありませんが(汗
クロッシングしてた幼女二人が顔を初対面させたり、人類軍側のファフナーパイロット達には
どうも一騎由縁の技術が導入されているっぽい…… 来週が次回予告からして不穏です、うごごご。

【アイドルマスター シンデレラガールズ】第2話…… 今回はしまむーら3人娘の同期アイドル顔合わせ回。
346プロ、150人以上のアイドルを抱えるという原作設定上、当然といえば当然な訳ですが、
広大な施設の敷地を有する等、765は勿論のこと961プロすら明らかに凌駕する超大手だったのですね(滝汗
これが…… “課金城”……ッッ
上条さんと千枝にまさかのアニメでキャスト決定というサプライズ、トレーナーさんがCV藤村歩さん、
運営の手先ちひろ出現と色々見所多めでしたが、まさか部長がポルナレフランド創設者だったとは……(全然違
杏に蘭子、アナスタシアと、個人的にかなり好きなアイドル達も重要なポジションで扱われそうな気配しますし、
来週で物語がどう進展してゆくかかなり期待したいです。
……美嘉、ラジオ番組通して聴いてるが故に、中の人のイメージが脳裏に侵食しかねない(汗

 
■最近触れた作品

最近……というか、年末年始に注文した同人誌の紹介でも。

・鈴谷&熊野合同アンソロジー Pure (サークル:ショコラミント)
公式コミカライズでもフィーチャーされ、何気に艦これの百合カプでは妙に人気博してる感がある
鈴谷×熊野の同人アンソロジーで、個人的にファンの作家さんである唯野影吉さんが参加されてる事もあって
注文した訳ですが、何気に期待以上の仕上がりになってて注文した甲斐がありました。

影吉さんは某冬服アンソロでも鈴熊神と言われただけあってか、豪華装丁の表紙担当に加えて
アンソロの一発目&トリを担当されるという大抜擢だったりしますが、やっぱりこの人の漫画は雰囲気好きだわぁ……
静けさの中に、何処となく影がある表情とか雰囲気とか、そういうものを描くのが凄い上手くて良いんですよね。
フィクションを好む鈴谷と、実用書を好む熊野という独自のキャラ付けがされている内容なのですが
(氏の漫画は基本、作品ごとに設定バラバラですけど)、そこら辺に対してもシナリオの背景と繋がりが
ちゃんと裏付けされていて、読んでて不思議な感覚に浸る事が出来ます。
「艦娘は先が短い。いつ死ぬか分からないから」という見解、氏がTwitterでも話題に何度か挙げられてました
陽炎抜錨の雰囲気も思いだすなぁ、と読んでてちょっと思いました。

他の掲載作だと、ニコニコ静画でも画像を掲載されてました(現在は削除されてますが)糸麦くん氏、
【東方儚月抄】でも知られる秋★枝氏も作品を寄稿されてて、いずれも小粒ながら良い作品揃いで満足。
何ていうか、こういう「たまに無性に読み返したくなる」アンソロって手元にあると安心だなぁ、と。
 
 
・秘書艦殿のわりと暇な一日 (サークル:ジュラルミンラブ)
Pixivでそこそこ知名度持ってる『俺と叢雲』シリーズの作者様の同人誌で、実質的なシリーズ3巻目です。
提督と叢雲のイチャコラ中心だった前2巻と比べて、他の艦娘同士の短編が数作扱われてる構成なのですが、
個人的には中でも、潜水艦娘4人が任務中にこっそり銀蝿(作戦海域で密漁)した海産物で
一息つく内容の話が一番印象に残って好きだったなー、という印象です。
こういう、インターミッション的な幕間に【孤独のグルメ】的な食卓風景が挿入されると、何かこう…… イイ!
 
 
・抜錨よもやま物語 (サークル:お姉ちゃんと呼ばれ隊)
公式小説の一作【陽炎、抜錨します!】を題材としたアンソロジーという、二次創作ならぬ三次創作的な一冊ですが、
他にも陽抜題材の同人誌が出てたり、公式小説で唯一特装版がリリースされてたりと、やはり各種メディアミックスの中でも
一番始めに単行本として形になり、かつ人気を博した事から割と特別な立ち位置にいる印象です、陽炎抜錨。
収録作はいずれも原作を知ってればニヤリと出来る内容で楽しめましたが、個人的に面白かったのがzxu氏の作品。
作中でも明言されてませんが、読者間では噂されている「曙がグレる原因となった任務失敗で沈んだ僚艦2隻は
前任の漣&朧だったのでは?」という説を基に話を膨らませた感じの話で、ラインナップの中で唯一戦闘モノとなってます。
いやぁ、台詞とか雰囲気とか、陽炎抜錨原作の「泥臭さ」が前面に出されてて良いです、ホント。
自分のSSで艦娘の戦闘描写は今んとこ書いてませんが、扱う機会があったらzxu氏の短編みたいな感じで
良さげな雰囲気とか出せたら良いなぁ、と考えております。
 
 
>>84 一般兵A様

>明けましておめでとうございます。
>今年もよろしくお願いします。
>昨年度はあまりこちらにうかがうことができなかったので、今年はできる限り
>投下しようと思っております。
ご無事のようで何よりです。こちらこそ変わらぬお付き合いをお願いしますね。
こちらも顔だけは頻繁に出しながら、SSが中々進みあぐねてる現状なのが歯がゆいですが
ちょっとずつは確実に書き進めてますので、頑張ってここに届けられるよう一歩でも前進したいです。
一般兵A様のSS、続き楽しみに待ってます。

>ヤクザ怖い。以上。
>……嘘です、もうちょっと続きます。
>今回は「岩鬼会長万歳!」といいたくなるほど、テロリストに対していらっときました。
>自分のエゴをエゴと思わないやつほど恐ろしいものはないなぁと。
>赤尾みたいになにかを守るためなら外道な手段をも使うっていうキャラは嫌いではないです。
当該エピソードの敵に対する心象は、ぶっちゃけイメージソースにした要素が要素なだけあって、
自分としても読んで「そういう感想」を抱いてほしいな、と思いながら書き進めてたので、
こういったコメントを頂けると、正直執筆者として嬉しかったりします(邪悪な笑み
まぁぶっちゃけ、「そっちでは好き放題暴れまわろうと、“こっちの世界観”じゃあんたらの道理は通用せんよ」というのが個人的な裏テーマだったり。

【極道兵器】は石川賢フリークの自分としては、いつか何処かで出したいな、と切望してた作品でしたので
今回ようやく世界観に組み込むことが出来て感無量です。
他キャラクターとの絡ませやすさ的に、今後は将造よりも赤尾の出番の方が多少増えるかな、って見通しだったり。

>そして外道坊も参戦ですか。
>平松先生作品は結構好きなので、彼の活躍が気になります。
>艦娘とジャムおじさん(怪傑アンパンマン)の競演が見られるのは、空想大戦だけ!
もうここは、自分の好きな作品を、破綻しない程度に詰め込めるだけ詰め込んだって感じかもしれません(苦笑
【怪傑アンパンマン】登場パート、執筆直前に現物をようやく読むことができたばかりだった事もあり
かなり即興で執筆した部分だったりしますが、思いのほか評判良くてちょっと安堵しました。
……で、そこに更に思い付きで書き加えたのが那珂ちゃん登場パートというテキトーさな訳ですが(滝汗

外道坊は今回合流させましたが、彼の本格的な活躍はもうちょっと先を想定してます。
……平松伸二作品といえば、やはり名物の「いん細の人」も出したいという欲望がかなり強かったり。

>久しぶりだったので、手探りで書いた感が強くなりましたがそう言って頂けて嬉しいです。
正直言うと、自分は他の方が執筆するような、内面的な情緒などがあんま得意ではないので
そういう部分のキャラ付けなどを上手く拾ってるSSとか読むと、心底羨ましいなぁ、と感じてしまいます。
自分、生来そういうのを読みとるのが不得意なので、SS執筆時にはそういう部分を適度にぼかしつつ
別の側面から補っていければいいなぁ、と。

>ゲッター軍団の話は、妖怪ハンター様のssに彼らがよく出没しているのでちょっと触れてみました。
>最初は地球教メインでやるはずだったのに、気がついたらゲッター線が前に出ていたという。これもケン=イシカワ御大の導きでしょうか。
>空想大戦の地球人の進化については、本当に「どうしてこうなった」感がある気が。
>鎧武の話と絡めると、DJサガラ(=ヘルヘイムの意思)が紘太に肩入れしてたのは、
>実は「地球人類のカオスすぎる進化を止めることを惜しんでいたから」って理由も追加できるなと思ったり。
なるほど…… ひょっとして、一般兵A様のSSで【鎧武】要素も多少なりとも盛り込まれたりしますか?
もしそうだったら少なからず楽しみにしたいです。

ゲッター線関連は、正直原作でも風呂敷が広げられたまま終わっちゃった側面もあるので、
色々と派生作品の描写や独自解釈などを思い返しながら、「彼らがどういう立場の存在なのか」だけでも
雰囲気だけでも読み手に伝わるようにと思いながら、SS書きましたが……
一般兵A様がそこら辺を上手く噛み砕いて言及されてくれたので、今後の励みになりそうです。

>2014年の冬にやってたUBWと、冬コミでゲットしたFate/apocrypha、最近発売されたFate/strange Fakeのせいで
>ものすごく型月とか魔術系の話をやりたいので多分そんな話になるかと。
>もしかしたら、美空市にいる魔女見習いたちの話にも触れるかもしれませんが。
ひょっとしたら次回投稿予定のSSでも、自分の方でまた別の「魔法使い」を扱う事になるかも……

>お、お手柔らかにお願いします(震え声)
考案中のネタとして、最遊記編のSSを推敲するにあたって、本来なら元の世界に変えれた三蔵たちを
ゲッター勢力があえて「路線変更」させて地球に送り込んだ、みたいに修正しようかな、なんて案も。
形はどうあれ、必ずにも「善側の勢力では無い」という側面を、あんま不快にならない程度に前面に押してみたいです。
 
 
>>85  名も無き蜀軍兵

>最後の最後でバイラルコアに意識を移していたルパン。
>これってもしかしたら後々本編か夏映画で再登場のフラグでしょうか?
う〜ん、どうでしょう?案外映像作品ではそのままフェードアウトしたりして。

>次にメガヘクス打倒後に機能停止したメカ戒斗…。
>周囲にいた下級インベス・下級ロイミュードのコピー共々
>連邦軍・TPC・Dショッカーの何れかの組織が回収してそうですね。
>何せヘルヘイムの脅威を乗り越えた文明の技術ですし…。
考案中のネタとして、Dショッカーが確保したメガヘクスのサンプルをベースに、
組織傘下の「とある人物」を改造、ショッカー製の劣化メガヘクスにして戦線投入する、なんて案もありますが
何分今後の参戦作品の見通しが変動するかもしれないので、ちょっと実現するかは未定です。

>そして沢芽市の今後…。いずれまた訪れるであろう新たな脅威に備えて
>ドライバーを増産、紘汰の協力も得てロックシードの備蓄も…。
>メガヘクスの本質はスフィアやフェストゥムに近い…って事でいいんでしょうかね?
メガヘクスは元々人類みたいな知的生命体だったのが、機械化を経てああなった訳ですから
最初から「そういう存在」のフェストゥムよりも、スフィアの方がより近いんじゃないかな、と。
龍玄・斬月以外のドライバーに関しては、劇場版の物語を下地にするのであれば
そういう方向に持っていければ鳳蓮や城之内も再び戦線に赴けるかな、とは自分も思います。

ヘルヘイムの果実といえば仁頭もですが…… 自分の構想上、果実を代用食にするのは諦めさせて
ちょっと他の人物と絡ませてそこら辺の今後を補完したいと考えております。上手くいければ、近々執筆できるかも……

>あ、言い方が悪かったですかね。
>オリジナルオンリーの番外編である連獄篇の対になる形で版権オンリーの番外編を
>SPDでやってくれないかなぁ…と。
う〜ん、それに対して意見仰ったのですが……
正直、それだけの余裕があるのだったら、Zシリーズ外伝よりも完全新作に回してくれた方がずっと嬉しいですし。


88 名前:無名の妖怪ハンター:2015/01/25(日) 23:26:19

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/09yotei/09yotei.html
【艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!】の単行本5巻、3月30日と意外と早く刊行される模様。
一時期、特装版の値段が3・4巻より高額で、まさかまさかのドラマCD!?とも期待してたのですが、
単なる公式サイトの誤記だったみたいですね、残念(汗

http://kantama.net/archives/21231504.html
そして1月23日のアップデートで初霜と那智の改二が実装。ふつくしい……(社長の声で
初霜は当日でレベル80だったので即改造できましたが、那智はレベル63だったのでもうちっとですね。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25409755
こちらは那智&初霜の新録ボイスに加え、各種艦娘の節分限定母港ボイスまとめです。鬼怒は居ないのか……
初霜の台詞の一つに、史実上の艦が風評被害被った一件について言及してるものがあるのも印象的です。
 
 
■今週の作品、色々と

【艦隊これくしょん -艦これ-】第3話、睦月、如月32歳シリーズルートに繋がるでござるの巻。
……と、ジョークは置いといて、巷で凄まじく物議を醸し出してる印象を受けた今エピソードですが、
自分としては賛否両論はまぁ理解できるにしても、「そこまで叩かれる内容か……?」というのが率直な見解です。
以下、作品のレビューから少なからず脱線してる上に、色々と辛口気味な言い方になってしまってますので
あまりそういう話題を目にしたくない閲覧者に配慮して伏字表記とします。ご了承ください。
確かに、キャラクターに愛着を有するプレイヤーが星の数ほどいるゲームを原作としている以上、
艦娘が轟沈する展開を導入した結果、それに対して否定的な見解を抱く視聴者が出るのは仕方ないでしょうが、
少なくとも「キャラロスト」の展開は原作の時点で有り得たものですし、現状メディアミックスで軒並避けられてたとしても
逆に言えば「別にアニメでやって悪いのか?」という見解が、真っ先に自身の中で浮上してしまいました。
自分は最初からこういう展開は「あり得る」と覚悟した上で視聴してましたし、如月も好きなキャラであるので
実際に視聴して少なからずショックではありましたが、言っちゃ悪いですけど「それ以上の感想は感じなかった」のが本音で、
正直、各種SNSや掲示板で騒がれてる様な、製作側への過剰な悪口などは微塵も有り得ないです。
怒られる事を覚悟の上で言いますが、艦娘の轟沈という要素は「避けないでほしかった」という願望も内心抱いていたもので……
経緯云々は兎も角、「轟沈を作中で描くこと」自体は決して否定すべきことではないと評価したいです。

むしろ、SNS界隈などで、取ってつけたような「俺設定」「『艦これ』という作品の有るべき理念」だのを持ちだして
アニメ制作スタッフや、田中謙介氏に対して異常なまでにヘイトを吐くような人達に対して
心底ウンザリしてしまったというのが、今回の騒動で自分が一番感じてしまった感想です……
特に自分もここのリクスレで何度か話題を持ち出す際にURL先などを引き合いに出してた某氏が、
上述したような製作陣への悪口、睦月型を捨て駒扱いしてるだとか、登場してないキャラへのヘイト目的で記事作るだとか、
自分の中で勝手に思い描いていた「艦これのこうあるべき理念」みたいな自己満足を基に、言っちゃ悪いですが常軌を疑うレベルで
罵詈雑言を吐く姿を見て、前々から正直距離を置こうと思ってはいましたが、今回の一件で心底幻滅させられてしまったり……
氏が批難してた某漫画のアニメ版、今度機会がある時に視聴し直して、自分なりに再評価してみようと思います。

自分も普段よろしいこと書いてるとは思ってませんけど、それでも「普段アニメやゲームなどを深く考察するポーズ見せて、
評論家気取っているユーザーの一皮剥いた本性
」に、本気で引いてしまう気持ちを拭い去る事ができませんでした。
原作絵師の草太さんも仰ってましたが、基本「ウチはウチ、あっちはあっち」のスタンスですし。
そもそも、何故に主人公の吹雪、それに長門らがバッシングされたり、作中で明確なキャラ付けすらされてない
アニメ提督が叩かれなきゃならんのよ、としか。正直見てて嫌気がさすレベルとしか。

兎にも角にも、今回の内容で「艦娘が轟沈しうるシナリオ」の路線であることが確定した訳で
自分はそれを念頭に置いた上で、アニメ版を自分なりに楽しむスタンスでいこうと考えてます。
無論、「個々のユーザーにお気に入りのキャラクターが居るゲーム原作で、こういう展開を描いたこと」は
また別問題の議論点でしょうが、それに関しても「視聴者個人個人の好き好み」の範疇を出ない訳ですし。

結論から言っちゃうと、自分は3話視聴して「何でみんなこんなアホみたいに騒いでるの?」というのが
口悪いですが、率直極まりない心の底からの見解です。もうちっと作品の良い所に目を向けていこうぜ、
安易なスタッフ叩きなんてファッキューだろうと。長文雑文失礼しました。
 
 
自分のSSで艦これのキャラを扱っていく中で、流石に現在進行形で轟沈されるつもりはありませんが、
“先任”の艦娘が戦死した経緯があるとか、直接明示しない戦場で戦死者が出た描写とか、
そういうのは公式メディアミックスでもやってますし、SSの背景要素として盛り込んでいけたらな、と。

 
 
【仮面ライダードライブ】第15話……
七尾リラをストーカーしていた個体とはまた別に、彼女を守るかのように立ち回るもう一体のロイミュード。
その正体は彼女がかつて付き合っていたが、一年前に消息不明になった占い師……ではなく、
彼女を想ったが故に別れ話を切り出した恋人を衝動的に殺害し、その忌まわしい記憶もろとも心の闇を奪われて
成長の糧とすべく暗躍していた「リラの姿をした」ロイミュード。まぁ綺麗な話では終わらないのが世の常で。

そして、ようやく自分自身の記憶を取り戻しかけたと思いきや、メディックによってブレンの時よりも
かなり強固な洗脳を施されてしまったプロトゼロことチェイサー。洗脳解除は当分先の話になりそうね……
剛がロイミュードを敵視する理由も、物語背景のグローバルフリーズなども前提として考えれば
正直分からなくもないんですよね。伏線的に、姉弟の両親が死んだのにも関わってるかもしれませんし。
久しぶりにドライブの新タイプが拝めそうな次週に続く!


【仮面ライダー】第46話…… 今回のドンドコ山スキー場ロケは、藤岡氏の復帰に併せて
レギュラーの離れる佐々木氏への慰労も兼ねたものだそうで。
それは兎も角として、雪上のスノーモービル戦は噂に聞いてましたが、平気で走行中の機体に飛び乗ったりと
アクションの捨身っぷりが凄いです(滝汗) 迫力はあるけど、幾らなんでも役者さんの心配してあげても……
スペースのエースは「嫌なカード」なのか…… (0M0)<ナズェダッ!?

【世界忍者戦ジライヤ】第35・36話…… 遂に出現磁雷矢最強の味方、その名も「磁雷神」。
当初こそ埴輪の如く直立不動の木偶の坊でしたが、磁雷矢が乗り込んだことで始めて動き出し、妖魔巨獣を粉砕。
流石、女を抱えて真っ裸で走り回ったり、閻魔大王と男汁ぶっかけ合いした人の作ったロボだ……(違)
そして36話では、後年ロボットの中に入って裏方やりそうな世界忍者の怪盗デビルキャッツ出現。
「全ての宝石は天が俺に与えたもの」とか、どっかのデスター首領みたいなことをぬかしてましたが、
逆に闘破がそれを反面教師として成長する糧にされてしまいました。ってか慢心早すぎィ!

【兄弟拳バイクロッサー】第13・14話…… デスターを見限った魔神ゴーラは石ころしか吐かなくなり、
ゴミ捨て場に放棄される羽目になるが、そこからバイクロッサーを倒すことでドクターQを見返そうと画策。
最終的には自爆して魂のみで宇宙に還るという形で物語から姿を消しましたが、
その頃デスター本部には、また何やら新たな敵ボス・ゴーラゾンガーが姿を見せる事に……
水野兄弟の母親も物語から姿を消すようだし、そろそろ路線変更の頃合いみたいね。

【テラフォーマーズ】、燈VSジェットの決着は、『膝丸』に仕込まれていた燈の防衛システムによって
燈への攻撃が鈍ることとなり、見事燈がジェットを屠って逆転勝利を収める事に。
残るはドルジバーキ…… って、エヴァはどうなった!?
 
 
■最近触れた作品

・ゴールデンカムイ (作:野田サトル) 1巻
【テラフォーマーズ】同様、週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画作品で、この度単行本が発売されました。
実を言うと自分、この作品は連載追っておらず、某レビューサイト様での評判を聞き及んで興味を持ち
この度1巻を買ってみた訳なのですが、感想としてはメッチャ面白い!!
舞台は明治時代後期、日露戦争を生き延びた経緯を持つ元軍人・杉元が、亡き友人の遺した頼みを叶えるために
一攫千金を狙って北海道に渡った先で、アイヌの遺した埋蔵金の存在――――そのアイヌ達を殺した張本人が
脱走した死刑囚に在処を示す地図を刺青として彫った――――という事を知り、偶然出会ったアイヌの少女アシㇼパと共に、
杉元は埋蔵金を、アシㇼパは殺された父親の仇を求め、手がかりを追うべく旅を続ける……という内容です。
謎解きあり、明治という時代背景故の時代ネタあり、アイヌ風俗のトリビアあり、と時代物冒険活劇としては
中々楽しめる作品になってますので、是非とも今後のヤングジャンプを支える作品の一つになってほしいところです。
某総帥「アシㇼパは私の母になってくれる女性だ……くれ!」

クロスオーバー的には、【仮面ライダー】のエジプタス回で結局おざなりにされた北海道の秘宝も
埋蔵金の中に隠れてたりするんじゃないかなー、なんて勝手な妄想が。
 
 
・タイム・マシン (作:H・G・ウェルズ)
こちらは【宇宙戦争】でもお馴染みのウェルズ氏が手掛けた古典SFで、先日読了した【るるいえがすらいと】にて
時代背景の要素としてタイムマシンの設定が重要なキーアイテムとなってたこともあり、昔買ってた本書を
読み進めてた次第です。表題作以外にも短編が数作収録されてますが、一先ずは【タイムマシン】のみ読了……
内容は、時間移動者である主人公が、現代文明の延長線上にある未来がいかに素晴らしいものであるかを拝むために
開発したタイムマシンで80万年後という途方もない遥かな時代へと飛ぶも、そこで彼が目にした光景は、
知力・体力共に退化したエロイと、光を恐れる夜行性の地下種族モーロックに人類の子孫が分岐し、
かつては奴隷扱いされていた人々の子孫であるモーロックが、逆に退化しきったエロイを現代の畜産の如く
食用に繁殖させていた……という原始的極まりない世界であり、更に未来に行った主人公は、
そのエロイとモーロックの先に待ち受ける地球滅亡の黄昏を目にする、という結構破滅的な印象のある作品でした。
前にゴジラジュニア様が話題に出してた『灰色人』も、元々は本作の一エピソードだったとのことで。

Wikipediaによれば、社会主義に傾倒していたウェルズ氏が、資本主義を皮肉って書いた内容であるらしいですが、
作中に提示された内容から考えてると、所謂環境汚染や人類間戦争による破滅の未来などではなく、
人類の科学が地球をより住みよい環境に造り替え、その先に待ち受けている衰退」という
(当時の感覚からではありますが)現在普遍的に転がっているディストピア系未来を舞台にした作品とは
また違った視点での戦慄、みたいなものを醸し出しているのかな、と。

空想大戦のSSを執筆する上で、個人的に抱いている見解なのですが……
ドミニア様は当時、所謂破滅的な未来を描いた作品を「絶望の未来」みたいなカテゴリに纏めた訳ですが、
自分としてはちょっとこう…… 物語現代と比較的近しい舞台の作品に関しては兎も角、
【北斗の拳】や【∀ガンダム】、【風の谷のナウシカ】みたいな…… そういう超未来的な舞台の作品については
「避けるべき未来」ではなく、「来るべき未来」として認識してみたい、という気持ちもするのですね。
無論、ヒーロー達が頑張って現代を守り、少しでもより良い未来に近づけようという姿勢を否定するつもりはないですけど、
それでも、百年、千年、一万年……遥かな時の経過による文明の衰退・滅亡、それに呼応する形の破局については
むしろ「自然の摂理として避けられないもの」なのではないかと、自分の中で認識してるのです。
幾ら人類文明が現実世界より快方に向かったとしても、それでも地球そのものの寿命(自然環境とか関係なしに)は
いずれ訪れる訳ですし……

異論は認めますが、それでも「未来の衰退・破局」と「絶望の未来」を完全に同一視したくないというのは、自分だけでしょうか?


89 名前:無名の妖怪ハンター:2015/01/29(木) 23:09:59

http://kantama.net/archives/21596702.html
2月開催の冬イベントで、伊401&まるゆ以来久々の「潜水艦娘」が実装決定。公式Twitter曰く「伊号ではない」とのことで。
雑誌インタビューで新たな海外艦の登場も匂わされてたそうですし、それも併せて考えるならばドイツ海軍のUボート系統……
日本に譲渡された経緯を持つ「呂501」、もしくは史実上でビスマルクと縁のある「U-556」辺りを鉄板と見ても良いかな?
どうせ みんな オリョールゆき
そして、併せて実装されるのが雲龍型の正規空母である模様。設計図用の勲章もイベントで貰えればいいなぁ。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25445526
この前のアップデートで追加された「鎮守府カウンターバー」で特定の酒が追加される艦娘一覧とのことで、
駆逐艦勢では叢雲、如月、初春、早霜が該当。陽炎抜錨だと、駆逐艦は戦場で早死にし易いから
せめて精一杯楽しめるように飲酒年齢が引き下げられてる設定があったのを思いだしました。
まぁあの叢雲は最低でも二十歳は越えてそうな印象でしたが……
夕張がウイスキーなのはやっぱり連続ドラマでもお馴染みの余市的なイメージなんでしょうか(汗
 
 
■今週の作品、色々と

【蒼穹のファフナー EXODUS】第3話…… 人類軍のパイロット、ジョナサンらが有しているとされる一騎因子とは、
やはり無印で一度、一騎が人類軍に連れ去られた際に採取されたデータから開発されたもので、
搭乗者のファフナーに対する適性を向上させる代わりに、寿命を大幅に縮めてしまうというデメリット付き……
「でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない」
マークニヒト、接触した機材すら同化してしまうって、マジで真ゲッターみたいになってんじゃないですか。
最早明らかに人類が手にするには過ぎた力としか思えなくなってるザインとニヒト、このまま封印しときたいとこですが
OPの映像見る限り、遅かれ早かれ再び戦闘に駆りだされる事態は来るわけで…… ぐぎぎ。
人類軍が一枚岩でなければ、フェストゥムも一枚岩ではなく、宇宙から飛来した新たなミールへの対抗策として
エメリーが乙姫に接触したことで、島に新たなコアが複数出現。いずれの物もファフナーに組み込む素体としては
機体の能力を格段に向上させるとのことですが、どう考えても操縦者に対するデメリットが高そうだよねこれ……
ファフナーにチート気味なステータス上昇が付加されても、叩かれるどころか、より一層の不安しか込み上げてこないのは
やはりこの作品のカラーなんだろうなぁ、と。

【アイドルマスター シンデレラガールズ】第3話…… 素晴らしかった!!感動した!!
運命を覆せずに色々物議を醸し出してしまった艦これとは対照的に、こちらはあからさまな失敗フラグを演出しながら
どっこい大成功に導いたという、何から何まで対照的という…… これもある種のシンクロニシティなのでしょうか。
兎にも角にも、美嘉のLIVEは実際のライブ音源を使ったとのことで、兎にも角にも視聴者側としても盛り上がれました。
あと部長さんと一緒にライブ見ていた太っちょのお偉いさん、絶対薄い本界隈で抜擢されそうな気が(待て

【ジョジョの奇妙な冒険】第27話…… 今回はオインゴ&ボインゴ兄弟のエピソードでしたが、
原作でも終始ギャグオンリーだったエピソードが、アニメになって更に面白くなって笑えたなぁ、と(爆
まさかのキャラソンまで用意されたのには驚きましたww 再登場時にはホルホルが加わったりして。

【HERO SAGA】ウィザード編第6話、指輪の効力によって20年後の未来に跳ばされた瞬平。
そこで出会った鴻上会長から、彼がこれまで用いていたウィザードライバーはオリジナルのブツではなく、
晴人のものを模して鴻上ファウンデーションが製作したコピー品だったことが判明。
……劣化とは言え、ウィザードライバーを量産できる技術力、やっぱり只者じゃないわ、あの企業。
全ては瞬平を「ポセイドンプロジェクト」なる計画に引き合わせる為の策略だったそうで、
その矢先に更に20年後の時代から、かつて現代にも出現した仮面ライダーポセイドンが襲来……
輪島さんが作ったポセイドンの3つのメダル、オオカミウオと間違えて「オオカミ」を作ったとのことですが
これが果たして今後の展開に影響を及ぼすのか否か。

【銀魂】…… 近藤勲、惨死。将軍暗殺に続き、まさか作中最大のコメディリリーフである彼までもが
史実通りの無惨な最期を遂げてしまうとは。もはや年内には確実に最終話を拝めそうな勢いで有りますが、
果たして志を共にしながらも散り散りになった真選組の行方、そして銀時以外の万事屋は情勢にどう動くか。
……うん、色々考えましたが、登場人物周りの情勢の変動がかなり激しいので、秋葉原ゾンビ編の展開で
銀魂勢の出番は省く方針でリメイク進めようと考えてます。当時から呼んでくれた人には申し訳ないですが……

【テラフォーマーズ】…… VSジェット戦で傷ついた燈が連戦の格好になってしまい、不利に思われたVSバーキ、
八重子のシマスカンクのM.Oにより悶絶させるのではという読者予想もありましたが……
まさか、それで勝負を決めてしまうとは驚きました(滝汗) 説明されて改めてスカンクの恐ろしさが分かった次第です。
液体だけでなく「身」までバーキにぶっかけてしまう薄い本絶対出るでこれ
かくして先週でジェット死亡、今週でバーキがオオカミの丸焼きと成り果てた訳ですが、
まだまだ九頭龍陣営、そしてゴキブリどもと脅威は未だ残っている訳で。果たして次なる脅威は。
 
 
■最近触れた作品

・海上護衛戦 (作:大井篤)
さて、艦これブームに便乗し、昨年の5月ごろに復刊した本作ではありますが、買ったはいいものの
他にも読みたい物がいっぱいあったが故に積みっぱなしで半年間放置、先日意を決してようやく読み終えた次第です(汗

内容は、光人社の文庫でも扱われているようなノンフィクション戦記……“戦記”と言っていいものかどうか疑問ですが、
太平洋戦争当時、海軍の海上護衛総司令部参謀を務めていた故・大井篤氏が記した著書で、
初出は1953年と中々に古いものだそうで。当時からしてみれば戦後から十年も経ってない訳で……
各種感想などでも「血湧き肉踊らざる戦記」と評されてますがまさにその通り、島国国家である日本が
近代国家としてやっていくには海外からの資源輸送が必須で、そもそも対米戦争すらその為に起こした筈なのに、
当の海軍が資源輸送のシーレーン防衛に対する意識を怠ったが故に、輸送船、貨物船、護衛艦などなどを次々と沈められ、
それでも大井氏含む人達が何とか駆けまわって護衛戦に心血注ぐも、結局「連合艦隊の栄光と伝統」の建前で
シーレーンを防衛する為に艦を動かす燃料すら海の底へと道連れにされてしまい、結局日本海も米軍に侵攻されて
終戦を迎える……という、最初から最後まで徹底した「負け戦」を描き切った実録記であります。

自分自身は平成の世に生まれ育った身で、当時の情勢云々も自分なりに資料やネットなどを参照して
知識を漁っている訳ですが、そんな自分でも、兎にも角にも大井氏が気の毒に思いました……
特に、既に多数の題材でも扱われている戦艦大和以下の水上特攻作戦、その自殺行為を完遂する為に
シーレーン防衛の為の艦を動かす燃料すら、当初の予定の半分以上を横取りされてしまうという……
大井氏の「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎」というお言葉、心中お察しします。

創作活動をする上で何かしらインスピレーション無いかと思って読みはじめた本作ですが、
想像以上に当時、そして今後の日本に対しても考えさせられる内容でした。
自分が積んでいる本の中には、故・辺見じゅん氏の著作【男たちの大和】など、本書で酷評されてた
水上特攻作戦に纏わるノンフィクションも混じっている訳ですが、本作で語られた内容も踏まえつつ、
かつ先入観も持たないで、自分なりに史実に向き合ってみたいと思います。
 
 
・艦隊これくしょん‐艦これ‐艦これRPGぼっちリプレイ 空はあんなに青いのに
こちらは、前にも紹介したTRPGリプレイ【願いは海を越えて】同様、艦これRPGを扱った作品なのですが
前作と異なり、今回は漫画家の幸宮チノ氏による、同RPGの「一人用プレイルール」に則って進行する
文字通りの「ぼっちリプレイ」といった具合になってます。
その為、GMとプレイヤーのやり取りも含めて文章化される事が殆どな他のリプレイ本と異なり、
本作は用意されたシナリオに沿って進行した上で、ダイスロールやアドリブなどによって変動する部分を
後からチノ氏が小説形式で書き下ろしてシナリオ補完する、という流れになってるっぽいですね。

内容自体はチノ氏が操作する扶桑・山城・満潮に加え、NPCの時雨・最上らを加えた西村艦隊中心のシナリオで
割とオーソドックスながらも王道で楽しめましたが、気付いた点としては艦これRPGのルールって、
ゲームの展開上で轟沈した艦娘も、一応「他の健在な艦娘に引き揚げてもらった」という理屈で
一応生存させることも可能なのですね(陽炎抜錨なら再起不能で解体&引退ってとこ?)。
ブラウザゲームとはまた違ったTRPGとしてのルールですが、SSの方でも参考に出来ないかな、と。


90 名前:井坂 深紅郎:2015/01/31(土) 06:17:43
え〜と、さしあたっては空想大戦にご参加の執筆陣の皆様&閲覧の皆様、あけましておめでとうございます、
本年度も当井坂医院・空想大戦出張所をよろしくお願いいたします・・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・


大変なご無沙汰申し訳ありませんでした〜〜<m(__)m>(土下座)

まさに半年近くも音沙汰できずにご迷惑をおかけしております井坂医院・空想大戦出張所です、

いや、ホント子育てって大変ですね・・・寝て・仕事して・子供の面倒見て、休みの日にたまった疲れで爆睡、
の生活が半年続いてましたOTZ、

当の本人は現在9か月、元気に部屋中を這いずり回ってますが一度寝てくれると何とか時間を作れるようになってきました、
今は一階で妻が面倒を見てくれてはいますが・・・それでも泣き声が聞こえてくれば必ず様子を見に行ってしまう、

本当に子供を持って横山先生の三国志での劉備のセリフ
「この子を私の目の届かない所に〜」
の意味を実感しています、子の鳴き声を聞けばどうしても気を取られる・・・

それを差し引いてもずいぶんご無沙汰をしてしまいました、改めてお詫びを
ここのことは見ていたのですがずいぶんとお返事が立ってしまいました、

すべてにとはいきませんが、時間の許す限り皆様に・・・


>無名の妖怪ハンター様
あけましておめでとうございます、遅ればせながら本年もよろしくお願いいたします、
加えて無事のリクスレPART8への移行&闘争の系統様への橋渡し、お疲れ様です、

それと>おお、ありがとうございます(感謝
>もし良ければ、空想大戦のリクスレの方でもSSへのご意見ご感想などを寄せてくれれば色々と励みになります。

やだなぁ、ちゃんと遅ればせながら参上いたしておりますよ、通り過ぎるわけにはまいりません。

さらには”絶対隔離線の向こう”へまでの出張お疲れ様でした、あの世界も順調に育ってゆくと・・・いいのかな??(汗


PART7のラストは・・・まぁもう散々言われたおりますし、お気を付けくださいとだけ、
しかしあの劇中劇のあのシーンを除けば結構好きな内容だったり・・・AA含めて焼きなおしてくれないかな〜チラッチラ
 
ただ早速の新規テンプレなのですが・・・
>>10
>C(各作品の聖なる光の神々(物質界に関与する神限定))
>●ゼウスマン=ビッグ・ザ・武道=超人閻魔【キン肉マン】
”ビッグ”のほうではなくて”ストロング”では・・・???


>D(闇の邪神や魔王)
> ●死の神デス ●破壊神サルーイン ●闇の女王シェラハ【ロマンシング・サガ】

> ●破壊神ネレイド【テイルズオブエターニア】
  (略)

>G(その他の神)
>≪マルディアスの神々≫【ロマンシング・サガ】
> ○光の神エロール=ハオラーン ○豊穣の女神ニーサ ○海の神ウコム ○森の神シリル
> ○銀の月の神エリス ○愛の女神アムト ○戦士の神ミルザ ●死の神デス
> ●破壊神サルーイン ●闇の女王シェラハ

> ≪エターニアの神々≫【テイルズオブエターニア】
> ○創造神セイファート ●破壊神ネレイド
・・・ここ、盛大にかぶってますね・・・・・・

正直、せっかくランク分けしていただいて心苦しいのですが、この辺は究極強さ談義にも通じてしまう可能性もあるので
もう少しふんわりと分けてしまったほうがいいかも・・・
実際↓

>○鬼哭霊気=天使長ルシファー ○大天使ミカエル=大日輪だいにちりん行仁ぎょうじん【ゴッドサイダー】
の下に彼らの造物主である
>●超高次元の魔神【ゴッドサイダー】
が来ていたり

表裏六柱の邪神様の上に配下のはずの「ン・マ」様がいたりとしていますし・・・
重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが、気になってしまいまして、

>>30 新章/外伝 少年少女出立・異聞
イメージとしては仮面ライダーWの”地球の本棚”の宇宙・異世界同梱済みの完全版、といったところでしょうか?
クォヴレーやディケイドなんかも、たまに立ち寄ったりしちゃってるのか・・・と妄想、

>竜馬「無論だ。似たような世界を俺達の“軍団”も幾つか捕捉してきたが、殆どが崩壊の結末を辿っている。
>    ある世界は、世界の管理者が「一部の者」にのみ愛を注ぎ込んだ結果、本来手にする事のない力まで
>    ごく一部の存在に行き渡り、著しくバランスを欠いてしまった。結局、崩壊まっしぐらさ、あそこは……
のちに書かれてますがその世界は・・・”スー”さんの世界線かなぁ・・・もしくは”銀”

>    別のケースだと、同じく世界の概念がよりにもよってテロリストの類に愛を注ぎ、それがさも「正義」としてまかり通ったり、
>    一個人の歪んだ思想が世界の中心として周ってしまい、その世界の“正義”に値する連中が揃いも揃って
>    それの賛同者に成り下がった世界もな…… これらも、俺が知る限りは滅亡まっしぐらのディストピアに過ぎねぇぜ」
”イーヴィルドクター”の世界線???

いやはや、世界観といい、キャラ同士の会話といい、確かに危険なラインも踏んでる感がありますが、大変楽しかったですよ。

【テラフォーマーズ】、
リュウ将軍のなぞらえといい、九頭竜のネーミングといい・・・
中国政府のバックには「湾岸地域を中心にホテル経営で財を成した政財界の黒幕”魏 劉満”」
とか「ラハブ自らが手術を行った謎のテラフォーマー”ルーフィス=工藤”」とかがいるんじゃぁ・・・(妄想)


>>60
>う〜ん、今月いっぱい自分ばっかレスしてる現状ですけど、空想大戦的にこれって大丈夫なのかな?
>一応弁明すると、自分もきちんと仕事してる社会人の身の上ではありますが。
重ね重ね、返す言葉もございません・・・

>>66
>後半の展開次第では、空想大戦における黄泉還りの原因に「超螺旋宇宙の影響」も付け加えても悪くないかな?
・・・あるとおもいます!!

>>67
>色々考えましたが、マジで【トップをねらえ2!】の後日談(ヤングエースの漫画版とか中々良かった)=空想大戦現代と
>考えた方が一番無難なのかも、というのが自分の見解になりつつありますが、出来れば他の方からも
>そこら辺に纏わる意見を聞いてみたいです。
じゃあ旧作の二人は「謎の力(クォヴレー辺り?)で彼女たちの時代に遡行している途中でこの時代に行きついた」とかですか?
α3での共闘とかがなかったことになってしまうのは悲しいですが・・・

>>68
もう、レウルーラ娘とか作って侍らせてるんじゃないだろうな、ロリ総帥

>>83
>まず凄いのは声優さんの演じ分け。佐倉綾音さんが一人八役と凄く頑張ってたのにまず驚きました。
>ゲーム中でも複数の艦娘を担当されてた訳ですが、こうして映像作品において複数の役柄を担当し、
>しかもそれぞれでしっかり演技が区別されてる辺り、まさに役者さんとしての底力を垣間見たというか。
個人的に敬愛してやまない声優の一人山田氏もおひとりで”ほぼ同じなのに他人”というキャラ8役を演じてらっしゃいましたけどね
ほんとすごいですよね、同じ声のはずなのですが

>>88
>【艦隊これくしょん -艦これ-】第3話、睦月、如月32歳シリーズルートに繋がるでござるの巻。
これに関しましては私も同意見ですね、少なくとも”戦い”を描いた作品である以上、味方の戦死者という描写は避けられないところでもありますし
無論、私もかわいいキャラクターや思い入れのあるキャラクターが死んでゆくのは悲しくつらいところですが、
”そのキャラクター”は作り出した人物のものです、確かにだからと言ってどうにでも好きにしていいというわけではありませんし、
逆に我々はそういうキャラクターを(ある程度のルールにのっとって)好きに書かせているわけですが
それでも”こう”と示されればそれを受け入れるべきでしょう、それが嫌なら見なければいいのです、
そしてそれこそ広告の裏にでも、渋にでも自分の作品を書き連ねればいいでしょうに・・・

「生む苦しみを知らないものに他人の生み出したものを批判する権利ありません」

>異論は認めますが、それでも「未来の衰退・破局」と「絶望の未来」を完全に同一視したくないというのは、自分だけでしょうか?
これも一考の価値がある考え方だと思いますね、
薄い本で恐縮ですが私の好きな作品で「あずまんが×漂流教室」モノがありましてね・・・
詳細は避けますがその中で”地球”は言います、
「もし、この滅びの未来を見て地球環境を良くしよう、地球を守ろうと思ったかもしれないが
  そんなことは一切”必要ない”
 なぜなら僕は自らの子供たちである君らが無事に育ち、宇宙へと旅立ってくれるのであればそれだけで十分だ
  こんな体などいくら食いつぶしてくれても構わないから」(本が見つからなかったのでうろ覚えですが)

 その未来が真に絶望かどうかは、まさに神のみぞ知る・・・なのかもしれませんね



>>54
>>70 名前:新章/新章/外伝 【閑話休題】某マーティー・ストゥーに捧ぐ・SSテスト
汚物は消毒、後味すっきり、大きなゴミを燃やし尽くすには大きな火が必要だと思います。

ただ、美形の少年、少女を連れた狂気の人物って、第一に再生されたのがムダヅモのヒトラー様だった私・・・


最後に前スレの920  新章/外伝 “終わる”物語、“続く”物語:
それぞれの“終わり”と、“続き”の物語、こちらも大変面白かったのですが。不満が一つだけ・・・

>インド洋の大海原を単身横断する、名も無き貨物船――――
・・・・・・これは”イーシャ号”ですよね?!
”名前は出ていないけどイーシャ号でいいんですよね”(ニヤリ)


>TPC一刻館支部隊員様
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。
そしてTPC一刻館支部隊員様、スレ立てお疲れさまです。

>>78
>長期放置で迷惑をかけたスレ住民の皆様、こんな自分を応援いただきありがとうございました。
>リアルの事情でかなり書き込む頻度が下がりそうですが、2015年もどうぞよろしくお願いします!
こちらこそずいぶんなご無沙汰しております、まさかこんなにも自分の時間というものが削られるとは
「親のありがたさ」、というものがなってみて本当に初めてわかりました。


> 呉織あぎり様

>>36
>正直なところ任務の方がまだまだ予断を許さない状況で、
>本格的に復帰できるかどうかはちょっと微妙な感じです(汗)。
>(もちろん、なるべく早く完全復帰できる努力していくつもりではありますが……)
おおう、おつかれさまです
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。
私もにたような状況ですが、お互い無理をせずに頑張りましょうね・・・

>>37 新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)
>『底無し淵の王アポリオンの遺伝子』
アポリオン キターーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/ーーーッ!!
懐かしくも私も心にとめていたネタが来て心躍っております、
ということはドラスはここからポケモンワールドに行ったのですかね??
・・・最近は「眠りにつくときに周囲の生物の命を吸って殺す」”赤い”鳥とかが(=Y)いますし・・・
そんなの取り込んでこられた日には・・・(T_T)


>>45
>>47 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
まったく、一般人女性でも自販機を持ち上げて軽々と下に落ちたコインを回収できるというのに(@オーズ)
ライダー二人が雁首並べて情けない・・・(笑)
・・・・・・もうミュータントバッタを自販機の下にねじ込んだらいいんじゃないのかな??

>名も無き蜀軍兵様
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします、ご挨拶が遅れ申し訳ありません。

>>39
>後、ミストさんはもう許してやって下さいよ…
>何度も言うけど悪いのは脚本であって彼自身じゃないのに。
私は、スーパーロボット大戦K好きですよ、あの・・・
『機械、生物、悪魔が合体したかのような中ボス』が(ミストさんは???)

>>85
スフィアやゾンダーメタルの進化系統樹のどこかに入ってはいそうですよね・・・


>ティアラロイド様
>>79
>闘争の系統のティアラロイドでございます。
>謹んで新年のお祝辞を申し上げます
>旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
>本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
>皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
昨年は大変お世話になりました、こちらこそどうぞこれからもよろしくお願いいたします、
シグフェルを中心としたオリジナル編を中心に闘争の系統様の作品も楽しく拝見させていただいております、
またいずれ。

>ゴジラジュニア様
あけましておめでとうございます、ご無沙汰しておりましたが今年もよろしくお願いいたします、

>>80
>によればネクロノミコン=「ギリシャ語のΝεκρ??(Nekros 死体) - ν?μο?(nomos 掟) - εικ?ν(eikon 表象) の合成語で「死者の掟の表象あるいは絵」」
>らしいのでカラテノミコン=「カラテの掟の表象あるいは絵」になるでしょうか。
某ゲームには「オバケノミコン」なるものも出てきましたが・・・???


>一般兵A様
 こちらこそ遅ればせながらあけましておめでとうございます、
命が生まれる一方で失われる命もある、結構身内でも切実な状態がありまして、心中お察し申し上げます。

>>61
>11月は妖怪ハンター様以外の方があまり来ていない状態が続いていたようで、一応メンバーの
>端くれとしては大変申し訳なく思っております。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・・・・・・・

>>75
無名の妖怪ハンター様、名も無き蜀軍兵様、TPC一刻館支部隊員様、呉織あぎり様
ならびに多くの皆様、2014年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
(T_T)/~~~!!・・・(無言で旗を振ってみる)


新章/魔人と魔女のティータイム・ssテスト
異なる種の交わりは不幸も生むがまた大いなる発展も生む・・・
ニュータイプ、コーディネーター、オルフェノク、ワーム、ファンガイア、
ELS、ゼントランディ、バッフクラン、ガミラス、妖怪、異能力者・・・・・・
そして未だ見ぬ多くの隣人たち、彼らと手を取り合い人類が向かい、行きつく先は?
短くも多くを考えさせられる一遍、楽しませていただきました。


>>14:名無し客様

あけましておめでとうございます。
本来であれば常駐している我々が忠告すべき苦言を代わりに呈していただく形となり誠に申し訳ありません、
そしてあえてお言葉をいただいた事、本当にありがとうございます、
ご忠告の内容はすべての執筆にかかわるものに言える事でありますので、私自身もしっかりを受け止めさせていただきます、

うう、ますます息子から目が離せません、今日も朝から仕事なのですが・・・寝れるときにSSの構想練りつつ寝ます、
皆様また近いうちに〜〜〜(-_-)/~~~

91 名前:名も無き蜀軍兵:2015/02/01(日) 18:16:36
三国無双7エンパで東方風神録のキャラを作ってみました。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25467303

今までの動画はこちらに。
ttp://www.nicovideo.jp/mylist/33597819

>>86-89 無名の妖怪ハンター様

>う〜ん、どうでしょう?案外映像作品ではそのままフェードアウトしたりして
でも何か勿体無い気がするんですよね…
フェードアウトするには惜しいキャラだと思ってますので。

>正直、それだけの余裕があるのだったら
>Zシリーズ外伝よりも完全新作に回してくれた方が
でも第2次OG発売後に番外編のOGDPが発表された例がありますし
望みを捨てたくは無いんですよね…。

>【世界忍者戦ジライヤ】第35・36話……
>ってか慢心早すぎィ!
一度成長して図に乗り失敗しちゃうのも闘破の魅力の一つだと自分は思ってます。
今回もその失敗を糧にして立ち直る事が出来ましたし。

>【アイドルマスター シンデレラガールズ】第3話……
本作のプロデューサーこと「武内P」がかなり魅力的な人物のようですね。
強面フェイスだけど人格者な彼、二次創作でも色々ネタにされてるようです。
「アイドル達が歌う陰で迫り来る悪と戦ってる」とか…

>>90 ウェザー様
ご無沙汰してます。
育児の方お疲れ様です。

>『機械、生物、悪魔が合体したかのような中ボス』
イディクス3幹部は敵ながらに変な魅力がありましたよね。
実は・・・
イスペイル フランケンシュタインの怪物
ヴェリニー ケットシー(だったかな?)
ガズム   ドラキュラ

が裏モチーフになってるって話をききました。

後何度も何度も書いてますが、ミストさんは脚本が悪かったに過ぎないので
OG参戦の折には汚名返上して欲しいところです。

92 名前:無名の妖怪ハンター:2015/02/03(火) 00:02:14

家族との付き合いで、日曜に劇場で【深夜食堂】と【JOKER GAME】を観て参りました。
どちらも全く別ベクトルの作品ながら共に面白くて大満足!大きなインスピレーション受けた次第です。いやぁ劇場はいいものだ。

【神撃のバハムートGENESIS】にて妙に人気出てたリタ、エピローグでどうなったか説明無かったですが
どうもグラブルとのコラボとして出演、そちらの世界に飛ばされながらも一先ず健在である事が判明した模様。
何気に汎用性高そうなキャラクターだし、SSでも出番ちょいとばかし用意できんかな、と。

http://kantama.net/archives/21656068.html
艦これ2015年冬イベント、どうも新潜水艦と新正規空母に加え、新艦種「練習巡洋艦」が登場とのこと!
どのような効果持ちのカテゴリか気になるところですが、可愛い娘だったらいいなぁ。
潜水艦娘は「海外生まれ日本育ち」である事が確定、運用し続ける事で何かあるとのことなので
恐らくは「Uボート⇒呂号(設計図必須?)」が確定的になった印象ですが、果たしてビジュアルとCVはどうなるか。
アンソロで総統閣下が「Uボートのおっぱいぷるんぷるーん!」とかぬかすネタがあった覚えが……
イベント「トラック泊地強襲」は2月6日実施…… 資材も練度もうちは万全なので特に不安要素はないですが、
新艦娘以外にも、取り漏らした磯風と酒匂ドロップできないかなぁ、と(6-2周回はキツい……)。

http://kantama.net/archives/21860330.html
そして同日アップデートで実装予定のバレンタイン限定グラ…… 叢雲来たあああああああ!!!!
彼女を初期艦に選んでゲーム始めた身としてメッチャ期待です! ワクワク。
他の駆逐艦娘にも限定グラがあるような文言ですが、潮改二・クリスマス漣・年末曙と来たら残るは“彼女”か。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm23778444
先にも紹介した初霜の動画と同じ製作者による、商船改装空母の飛鷹・隼鷹に纏わる紹介動画です。
飛鷹に乗ってた方の著作は前にも読みましたが、こうしてみると色々数奇な運命辿ってるんだなぁ、と……
武勲には恵まれずとも、志柿氏の著作によればギスギスしがちな大型艦(加賀とかメッチャ酷かったとか)ながらも
最後まで非常に和気藹々とされていたそうで。飛鷹はトイレの災難に縁がある……と、メモメモ

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm21621868
で、こちらは給糧艦「間宮」の紹介。やっぱり何時の時代も、前線の兵士達の士気を支えるのは
満足な食糧を用意できる「補給」に他ならず、日本海軍の敗北はそれを軽視したのも一因なわけで……
より詳細なスペック云々は、坂崎ふれでぃ氏の静画がかなり綿密に詳しく紹介されてますのでそちらがお勧めです。
αナンバーズなどに正義側陣営に、そういう「補給専門部隊」みたいなチームって特に定まってませんでしたっけ?
(アンソロでボスボロットやロボットJrが補給物資の輸送を担当する話もありましたし、そんな感じ?)
 
 
■今週の作品、色々と

【艦隊これくしょん-艦これ-】第4話、「アカン、睦月が順調に如月32歳シリーズのルートに進んどる……」と
心配せざるをえない冒頭部分でしたが、最終的には吹雪と睦月が抱き合い幸せなキスをして
無事に立ち直ることが出来て何より。兎にも角にも、如月の死が無駄に終わらなくて良かったです。
シャア「睦月ちゃん、次は私が慰めてあげよう。さぁベッドの中においで」
今週のメインは金剛型4姉妹。東山さんも一人4役凄いなぁ…… 4コマさながらのテンションな金剛デースもそうだけど、
大井っちに負けず劣らずなクレイジーサイコレズ比叡、一応頭脳担当ながら明らかにズレてる霧島、
姉妹らがこうなのでやっぱりおかしい榛名……と、兎に角4人ともフリーダム過ぎてもう(滝汗
とはいえ、戦闘ではしっかり先輩としての面目躍如で良かったです。金剛がブッキーを抱っこした瞬間は
思わず「キマシ!」と漏らしちゃいましたがww これが…… “女の子同士で抱き合うアニメ”……ッッ!
島風はやっぱり問題児キャラなんだなぁ、と…… はよ天津風や長波呼んでやれ!(切実
あと、ちょっとだけ出てきた手袋投げる陽炎が可愛かったです、惜しむらくは台詞なかった事ですが……
次週はサブタイからして加賀&五航戦らがメインの模様。鶴翼の絆じゃかなり良い具合に描かれてましたが、アニメではどうなるか。

【仮面ライダードライブ】第16話……
今回の敵対勢力は、女性を声で魅了して洗脳し、結婚詐欺事件を起こしていたボイスロイミュード。
重加速併用なしの能力行使で特状課の網を逃れていたものの、霧子が耳栓していたことで効果半減、
正体を暴かれる事となりましたが、どうも次週はりんなさん周りの背景について関わってくる模様……
しっかし、霧子が「理想のタイプ」として思い描いたのが、ありえないほどにメッチャ笑顔のチェイサーて(汗
そんな彼女も流石に非戦闘要員では心許ないとのことで、彼女専用の白兵戦武装が用意される事に。
曰く、対ロイミュード用の特殊弾丸と、某バーローを彷彿とさせるキック力増強シューズ。あと可愛い(前から

ドライブの新装備「タイプデッドヒート」、強化態となったブレンさえを圧倒する程のパワーを誇る模様ですが、
その反面あまりにもパワー制御が難しく、自分自身で変身解除できない暴れ馬である模様……
一方ロイミュード陣営も幹部勢によるブレンいぢめが活発化、今後の内部抗争の予兆か否か。
遂にハーレー博士こと大月ウルフ氏が御出演を果たす次週に続く!!

あと、映画【スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号】、仮面ライダー3号こと黒井響一郎役で及川光博氏、
ブラック将軍役として高田延彦氏が出演するとのことで。高田総統はセイザーXの映画にも出てましたっけ。


【仮面ライダー】第47話…… 今週の敵は冷凍怪人トドギラー。トドというよりはセイウチな見た目です。
滝を氷漬けにし、一文字をも洞穴の中に閉じ込めるという快挙を成し遂げましたが、
一文字が滝に幸せなハグ♂をしたことで解凍されてしまう羽目に。
ライダーと死神博士が人質を取り合ってましたが、本放送でも再放送でも時事ネタと被ってしまうのはまさに東映の七不思議。

【世界忍者戦ジライヤ】第37・38話…… 遂に物語も終盤戦に突入、
新たなる敵として2300年以上封印されていた宇宙忍デモスト、そしてかつて毒斎と手を組んでいた
女忍者・妖忍クモ御前が登場する事に。曽我町子さんキター!終盤戦に向けてのテコ入れか、
毒斎も「これからは本気出す」とばかりに更なるパワーを発揮するようになり、ビームなり爆撃なりしてくるように。
しかし毎回思うけど、山路家はまがりにも忍者ならせめて窓の戸締りはしっかりすべきじゃ…… 毎回盗聴されてるし。
聖徳太子が磁雷神を建造したことについて「それより数百年後に大仏が建造されたんだし、何もおかしくはない」とぬかすのは
流石に飛躍しすぎでは…… って事はあれか、大仏も動くんだろうか(汗)

【兄弟拳バイクロッサー】第15・16話…… 前回のエピソードで魔神ゴーラが宇宙に還り、
それと入れ替わりにデスターへ来訪、首領の座に付いたのが、ゴーラと出自を同じくする魔神ゴーラゾンガー。
ゴーラからドクターQの評判を聞かされていたゴーラゾンガーは、組織の方針を「世界征服」へと切り替え、
その為にまず世界の未来を支える子供達を苛める事に…… うん、結局今までとやってる事が変わらないというwww
16話では女幹部2人がそれぞれ、人間を赤ん坊化させる銃&老人化させる銃を作戦に用いましたが、
デスター壊滅後に人員は黒の組織にでも再就職したんだろうか、と一瞬思ったり。

【アイドルマスター シンデレラガールズ】第4話…… 今回は各アイドルの紹介が主といった内容で
卯月&凛&未央、美波&アーニャのユニット結成が決まった以外はシナリオ面での進展はなかったですが、
みくにゃんや美波、杏が可愛かったのでよし、と。次回予告、熊本弁が公式用語になったんですがそれはw

【銀魂】、あぁなんだ、近藤さんの斬首は「夢オチ」で、刑の執行はまだ5日後だったのね……
今回の一件で恐らくは銀時が同じく処刑対象となり、ヅラに近藤・松平共々助け出される流れになるのかなぁ、と。
 
 
■最近触れた作品

・ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース 下巻
さて…… 2012年からずっと追いかけてきましたが、遂に第2部「キョート殺伐都市」編も完結。
内容は第2部に関わってきた数々の陣営が総動員される、まさに章の締めに相応しい総決算でした。
(以下、ネタバレ伏せ字)
数奇な運命で共闘する道を歩んだフジキド陣営、遂に世界の浄化に手を染めようとするザイバツ・シャドーギルドと
その中から分裂していくダークニンジャ陣営やシャドウウィーヴ、経営方針の失敗で風前の灯火なオムラ・インダストリ、
そして混乱に乗じてオムラを襲撃するイッキ・ウチコワシ、破壊衝動のままに暴れまわるデスドレイン一味、
破滅の渦中にあるキョートを生き抜くために駆ける一般人達、そして実質最終決戦を高みの見物なサヴァイヴァー・ドージョー……
書籍シリーズを最初期から追ってる身としては、兎にも角にも感慨深いとしか、うん。
これまでの伏線をすべて回収して、広げられた風呂敷を畳んだ上でエンディングへと突入した時は
本当に色々と溜飲が落ちた気持ちです。

「キョジツテンカンホー・ジツ」が産み出していたザイバツの偽りの歴史と、組織に対する忠誠心……
それらの表現か、作中の文章表現がかなり難解な箇所も多かったですけど、まぁそこはフィーリングで。
最終決戦への流れは正直かなり引き込まれてしまった次第で、あんだけ分厚い一冊を読み切るのに
まさか数時間で済むとは思わなかったよ…… それだけ面白かったという証明でもありますが。
登場人物達がみんな、それぞれの正義と信念を抱き、各人にできる戦い方を精一杯していく様など
本当に一SFパンク小説としてもクオリティ高かったです。マジで。
……ロード、当初こそ大物ぶってましたけど、結局はニンジャを統べる「器」じゃあなかった訳なのですね。

さて、次巻からは第3部「不滅のニンジャソウル」編へと突入、かつてのソウカイヤ残党からなる「アマクダリ・セクト」が
次なる敵対勢力とのことですが…… 他にもカツ・ワンソーと同化した(?)ダークニンジャとその一派、
今回は物語に大きく関与しなかったイッキ・ウチコワシとサヴァイヴァー・ドージョーと、まだまだ勢力が跳梁跋扈している現状、
果たして第3部の物語へとどのように関わっていくのか注目です。
……ちょいとネタバレを拝見してみた所、デスドレインやアズールもまだまだシナリオには絡んでくるそうで、
この小説シリーズの終局まで付き合っていきたいところです。

 
 
>>90 ウェザー様

>え〜と、さしあたっては空想大戦にご参加の執筆陣の皆様&閲覧の皆様、あけましておめでとうございます、
>本年度も当井坂医院・空想大戦出張所をよろしくお願いいたします・・・
お久しぶりです、ウェザー様!! お忙しい中、暇を縫って来てくださってありがとうございます(平服
そちらも色々と私生活を頑張ってらしてるようで、これからも暇が出来たらで良いのでSS覗いていってください。

>やだなぁ、ちゃんと遅ればせながら参上いたしておりますよ、通り過ぎるわけにはまいりません。
いえいえ、こちらこそどうも応援ありがとうございます。

>PART7のラストは・・・まぁもう散々言われたおりますし、お気を付けくださいとだけ、
>しかしあの劇中劇のあのシーンを除けば結構好きな内容だったり・・・AA含めて焼きなおしてくれないかな〜チラッチラ
おぉ、そうでしたか(汗) じゃあ折角なので、秋葉原ゾンビ編のプロローグとしてでも焼直してみようかなぁ、と。
……劇中劇のシーン、とりあえず露骨なウホッは控えて「軽めのBL」程度ならギリ大丈夫ですかね?

>”ビッグ”のほうではなくて”ストロング”では・・・???
>・・・ここ、盛大にかぶってますね・・・・・・
あぁ…… ご指摘ありがとうございます。ここらは完全に自分の見落としですね(汗
他に個人的に気になっていた部分含め、管理の方々に依頼出して修正完了しました。

>正直、せっかくランク分けしていただいて心苦しいのですが、この辺は究極強さ談義にも通じてしまう可能性もあるので
>もう少しふんわりと分けてしまったほうがいいかも・・・
>(中略)
>表裏六柱の邪神様の上に配下のはずの「ン・マ」様がいたりとしていますし・・・
>重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが、気になってしまいまして、
う〜ん、ここら辺は自分も迷った部分ではあるのですが、旧編時代に存在していたリストに対して
ドミニア様が大幅加筆した際のコメントだと「あくまで性質の分類で、パワーバランスは考慮の対象外」みたいな事を
談話室で仰ってたので、一先ずはそれを前提として並べてみた感じではあります。
超高次元の魔神は正直迷ったのですが、明らかに性質が邪悪そのものでしたから
「善悪を超越した存在」とは言えないのではないかと考え、あのような配置になった訳ですが、
実際問題ペルフェクティオも似たようなポジション(?)でしたし、こら辺どうしようかという懸念も……

ウェザー様も仰ってるとおり、各種作品の登場人物を雑多に書き連ねるのは止めて、
それぞれのランクの「代表格」的なキャラ数名程度に留めたほうが無難なのかなぁ、という気もしないでも。
そこら辺、皆様からの意見も聞いて判断してみたいところです。

>イメージとしては仮面ライダーWの”地球の本棚”の宇宙・異世界同梱済みの完全版、といったところでしょうか?
>クォヴレーやディケイドなんかも、たまに立ち寄ったりしちゃってるのか・・・と妄想、
大体そのような感じですかね。場景的には、昔読んだ漫画で紹介されてた件の【バベルの図書館】と、
クトゥルフ神話のセラエノ辺りをイメージのベースとして、その性質は“地球の本棚”の完全版という感じで……
自分のイメージでは、図書館事態は概念そのものの空間で、収納されている情報を「利用者に適したデータベース」の
形態として引きだす事のできるシステムになっており、望むのならばインターネットや原始の粘土板、
果ては美人のネーチャンのガイド説明などとして触れる事も出来る…… みたいな脳内設定だったり。

>のちに書かれてますがその世界は・・・
……ここら辺についてはまぁ、あえて明言を避けさせて頂きます(滝汗 実際「だいたいあってる」のですが

>いやはや、世界観といい、キャラ同士の会話といい、確かに危険なラインも踏んでる感がありますが、大変楽しかったですよ。
ありがとうございます。何かここ最近、SSの内容が色々な意味でリングアウトギリギリな感が無くもないですが、
少なくとも前向きな創作活動に繋げていくことが出来るよう、今後とも精進していこうかと。
当該SSは執筆に結構時間かかった代物ですが、それでも書き上げた今としては色々と思い入れ強かったり。

>じゃあ旧作の二人は「謎の力(クォヴレー辺り?)で彼女たちの時代に遡行している途中でこの時代に行きついた」とかですか?
>α3での共闘とかがなかったことになってしまうのは悲しいですが・・・
う〜ん、一応【トップ2!】ラストでノリコとカズミは地球に無事帰還果たしたみたいですし、その延長線上でいけないかなぁ、と。
αシリーズの共闘云々については、Zシリーズだとまた「過去の文明からの来訪者」という解釈になってますし
スパロボも世界観繋がらないシリーズが多数製作されてる以上、何かしら設定の取捨選択は必要ではないかと……
(例えば【鋼鉄ジーグ】と【鋼鉄神ジーグ】のどちらかを現代扱いにすれば、片方の共闘は確実に扱えないでしょうし)
何にせよ、最遊記編の執筆に取り掛かるまでにそこら辺、もうちょっと考えたいなぁ、と。

>もう、レウルーラ娘とか作って侍らせてるんじゃないだろうな、ロリ総帥
そういやナナイの中の人も、アニメ版第1話でナレーション担当してましたが……

>これに関しましては私も同意見ですね、少なくとも”戦い”を描いた作品である以上、味方の戦死者という描写は避けられないところでもありますし
>無論、私もかわいいキャラクターや思い入れのあるキャラクターが死んでゆくのは悲しくつらいところですが、
>”そのキャラクター”は作り出した人物のものです、確かにだからと言ってどうにでも好きにしていいというわけではありませんし、
>逆に我々はそういうキャラクターを(ある程度のルールにのっとって)好きに書かせているわけですが
>それでも”こう”と示されればそれを受け入れるべきでしょう、それが嫌なら見なければいいのです、
>そしてそれこそ広告の裏にでも、渋にでも自分の作品を書き連ねればいいでしょうに・・・
如月戦死に至るまでの流れとか、それを経た上での4話だとか、そこら辺に関して細々と批評してる方もいるようで、
別にそれ自体は各人の見解として何とも言うつもりはないですが……
正直、自分は「そこまで脳髄をフル回転しながら視聴したくはないなぁ」というのが本音なんですよね。
あくまで自分個人の視聴スタイルに過ぎないのですけど、細かい粗に突っ込んで毒吐くよりも、
むしろ「良い部分」にこそ着目して呑み込んでいった方が、作品を楽しむという事なんじゃないかなぁ……と思わずには。
少なくとも、自分は現状アニメ版の展開は先にも述べた通り、少なくとも「否」に値するとは思えないです。

>「生む苦しみを知らないものに他人の生み出したものを批判する権利ありません」
個人的にもその見解に賛成させて頂きます。二次創作とはいえSS書いてると凄く実感できるのですが、
頭の中で思い描いた展開を書こうとしても、いざキーボードに立ち向かうと全然モチベーションが出せなく、
結局執筆までに理想通りの文章とはならずに推敲を重ねざるを得なくなったり……と。
特に商業作品だと、製作にあたって多数の人間が関わってくる訳ですし、そこら辺の苦労も理解せずに
「もっと別の展開にしやがれ」みたいなコメントする人には、正直賛同しかねるというのが本音です。

感想サイトとか見て回ってると、「この同人の方が優れてる、原作よりもこっちが正史にすべきだ」みたいな意見を
臆面もなく言うような人を見かけますけど、100%視聴者視点に立って解釈する二次創作と、元の原作を並べて評価するのは
(それも自作の物を「より理想的」と評するのは)笑止千万以外の何物でも無い…… という持論ではあります。
無論、二次創作もそれはそれで、「原作とは区別した上で」面白い作品は面白いのですけどね。

>これも一考の価値がある考え方だと思いますね、
>薄い本で恐縮ですが私の好きな作品で「あずまんが×漂流教室」モノがありましてね・・・
>(中略)
>その未来が真に絶望かどうかは、まさに神のみぞ知る・・・なのかもしれませんね
ふむ…… 興味深い見解だと思います。後々少なからず参考にするやもしれません。
自分の中だと所謂“地球意思”の内、人類を滅ぼそうとしたり、逆に人類に温情与えたりするのは
いずれもあくまで自然のシステムの一側面でしか無く、本当の意味で“地球意思そのもの”と言えるのは
「人類も自然も何とも思っていない、ただ“地球”という岩塊そのものの自律活動システム」的なものではないかと
想像してたりもするのですが…… 版権作品でそういう風に描かれたテーマってやっぱ少ないのかなぁ。

>汚物は消毒、後味すっきり、大きなゴミを燃やし尽くすには大きな火が必要だと思います。
>ただ、美形の少年、少女を連れた狂気の人物って、第一に再生されたのがムダヅモのヒトラー様だった私・・・
う〜ん、やっぱりあの言動と人間性じゃあ、到底「イケメン」で脳内再生は無理なんでしょうかね(滝汗

>それぞれの“終わり”と、“続き”の物語、こちらも大変面白かったのですが。不満が一つだけ・・・
>>インド洋の大海原を単身横断する、名も無き貨物船――――
>・・・・・・これは”イーシャ号”ですよね?!
>”名前は出ていないけどイーシャ号でいいんですよね”(ニヤリ)
……済みません、全然そういうの想定せずに「どっかの密輸船」のイメージで書いてました(謝罪
まぁ現状の描写でイーシャ号と解釈するに問題なければ、そちら側のSSで後付でそう解釈されても
自分としては構わないかな、と。

SSとはいえば【新西暦189年】のラストで、そちらの依頼通りの展開を書きましたが、特に問題なかったでしょうか?
あと【外伝 少女の約束】辺りも、今後のSSで艦これ要素を扱っていく上での指針として書いてみたので
こっちも機会があれば読んでみてほしいです(強制はしません)。

>ということはドラスはここからポケモンワールドに行ったのですかね??
>・・・最近は「眠りにつくときに周囲の生物の命を吸って殺す」”赤い”鳥とかが(=Y)いますし・・・
>そんなの取り込んでこられた日には・・・(T_T)
個人的に構想中のネタで、地球側に時空クレヴァス経由で流れてきたポケモンが、何らかのキャラクターの手元に確保され
その能力を活用する為にも飼育方法を模索中…… みたいなネタ案も考えてたり。
 
 
>>91 名も無き蜀軍兵様

>本作のプロデューサーこと「武内P」がかなり魅力的な人物のようですね。
>強面フェイスだけど人格者な彼、二次創作でも色々ネタにされてるようです。
>「アイドル達が歌う陰で迫り来る悪と戦ってる」とか…
まぁ実際のとこ、4話時点でどういう人物なのかまだ判断材料が足りなさそうな気もするのが本音ですけど
できればアイドル達の良いサポートできる人物としての路線を最終話まで貫いてほしいな、とだけ。

>後何度も何度も書いてますが、ミストさんは脚本が悪かったに過ぎないので
>OG参戦の折には汚名返上して欲しいところです。
正直、そうなったらそうなったで「こんなの僕らのミストさんじゃないやい」な意見も来るんじゃないかなー、って懸念も……
そこら辺、両極端なプレイヤーの希望に添えられるかどうかが、OGシリーズで【K】を扱った際の課題ではあるのかな、と。
少なくともOGDPで伏線張られた【J】、並びに【W】を先に扱ってからでしょうし、OG参戦はまだまだ6年くらい先だとは思いますが。


93 名前:無名の妖怪ハンター:2015/02/11(水) 00:07:55

ドラマ版【復讐法廷】…… 良かった!! 凄く良かった!! 素晴らしかった!!
正直始まる前はかなり不安もあったけど、いざ見たら2時間ドラマの枠に、しっかりと原作でも描かれてたテーマを詰めこんで、
かつ現代日本を舞台にした上でのアレンジが良い具合に入って、一つの作品として素晴らしい完成度を誇ってました!
結末に関しても、現代日本を舞台にする範疇で、最低限視聴者が納得できるものを用意してくれて満足。
兎にも角にも、故ヘンリー・デンカー氏の名作を昇華してくれた、脚本家の竹山洋氏を始めとする、スタッフや出演者の方々に深く感謝を。
まぁ欲を言うなら、ラストはもうちっと希望あっても良かったかなーと。原作小説ラストで弁護士の結婚を祝福してた場面が
凄い好きだったので、できれば一言なりとも挟んでほしかったかな、というのは原作読者の欲目なのでしょうかね。

艦これ2015年冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」、苦労しながらも何とかE-4まで難易度:甲でクリアが叶いました。
烈風(六〇一空)、試製51cm連装砲、そしてU-511に香取といった新艦娘を迎えた訳ですが、
E-5甲にチャレンジしてみて一言…… うん、無理!!(断言)
難易度:乙を周回してちゃっちゃと磯風と朝霜を迎え入れてから、天城を迎え入れようかと思ってます、ハイ。

E-3のボス敵・軽巡棲鬼は完全に那珂ちゃんの深海棲艦Verですね…… 何気に見た目が可愛くてツボです。
そして新潜水艦ことブラック企業・(株)オリョール運送期待の新入社員のU-511。
ドイツ艦という事で伊号らとはまた違った見た目で、改造でスク水の呂500になるようですが、
フミカネ氏曰く「U-511時代の服を破損して代わりがなかったからああなった」とか。このお方も上級者だ(汗
総統閣下「信じて送り出した無口っ娘のU-511が泳ぐLOになるなんて……」
シャア「ゴーヤとユーちゃんとで一緒に創聖合体(意味深)したい……」(中の人ネタ)
そして練習巡洋艦の香取さん。各所で「薄い本不可避」とか言われてるのはまぁしゃあなしか。


■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第17話……
内容を要約すると「ブレン、ヤンホモに目覚める」「色恋不信に定評の三条脚本」「ミスタァーシンノスゥケェー!!」といった感じだった今回。
まさかブレンがここにきて面白キャラへと覚醒するとは……(滝汗 ダディ校長やウヴァさんの系譜を継ぐことが出来るか否か。
そして特撮ファンにお馴染みの名優、大月ウルフ氏が遂に出演!80代とのことですがご健勝そうで何よりです。
やっぱ【大鉄人17】配信を追ってた身として、氏のハイテンションな怪演を見る事が出来て感無量。
……うん、キャラの濃ゆすぎる面々のおかげで、折角の新フォームのインパクトが薄れてしまってるのがアレですけど(汗

映画【スーパーヒーロー大戦GP】、あらすじを読む限りはどうも、2011年の【レッツゴー仮面ライダー】を
最初から歴史改変された世界の視点から描く」といった感じになるっぽいですね……
かつて1号・2号を倒したはずの3号がショッカーに仇名す存在となり、ドライブ/進ノ介もショッカー側という
色々な意味で展開を予測し辛いですが、果たして……


【艦隊これくしょん -艦これ-】第5話…… 吹雪の赤城に対する啓蒙っぷりがすげぇ。まんじゅうみたいな顔になっとるぞ(汗
夕立の「ちょっとキモイっぽい」に草不可避wwww この娘やっぱりええキャラしてるなぁ、と。
来るべき決戦に向けて艦隊を再編成、吹雪・金剛・加賀・瑞鶴・北上・大井という、原作ゲームでも人気上位陣かつ
戦力としてはガチ極まりない艦隊を構成した訳ですが、人間関係に凄い難儀する羽目に…… まぁこの面子じゃなぁ。

【仮面ライダー】第48話…… 吸血怪人ヒルゲリラ、トカゲロン同様に怪人よりもむしろ「怪物」然としたデザインが中々よさげです。
止めはライダーキックで池に落っことして、ライダーの体内機関を用いた放電攻撃。ストロンガーのアイデンティティが……w
FBIの犬⇒若造⇒蛆虫と、どんどんランクが下がってしまってる滝さんの明日はどっちだ。活躍はしてるんですが……

【蒼穹のファフナーEXODUS】第4・5話…… 4話は2期新登場組の後輩たちにスポットが当てられた回ですが、
コミカルなシーンを所々に挟みつつも、かなり重苦しさが漂うエピソードでした……
「赤紙」が届けられた子供達と親をどちらもしっかり描き、それぞれの新規登場人物達のバックボーンを
掘り下げた訳ですが、どう考えても後々の死亡退場フラグに繋がりそうで怖いです。
で、5話ではそれが更にあからさまなフラグに。頼むから生殺しは止めてくれー(涙

【仮面ライダーW】第1・2話…… さて、平成ライダーの中でも高い評判を得てると噂されながら、
本放送時に見て無かった本作、東映公式Youtubeにて配信が開始されたので見てみましたが……
これが…… “尻彦さん”か…… あの引き締まったケツが日曜朝に放送されてたとは驚きました(汗
全裸にベルトの紳士スタイルを見て、【聖マッスル】の全裸にスカーフスタイルを連想したのは自分だけじゃ無い筈
……いや、普通に翔太郎&フィリップのコンビによる探偵モノの作風など、中々従来作とは違った雰囲気で
楽しめるドラマではあったので、そこら辺もきちんと期待して毎週追っていこうと考えておりますので。

【ジョジョの奇妙な冒険】第28話…… イギー、話が進むごとにどんどん整形されてるじゃねーですかwww
そして今回の敵は今はやりの刀剣男子……じゃなくて、原作でも何気に強敵だったアヌビス神。
テラフォーマーズを連想したコメントも多くて、色々と時代を感じるなぁ、と。

【テラフォーマーズ】、敵を撃退した燈達に突如襲い掛かったのは、白目をむいたテラフォーマーの軍勢。
それらは凱将軍が自身のM.O手術「新種のアリタケ」によって操られたもの……て、死骸に寄生して操る菌類能力といったら
昨年くらいに自分がSSで扱った悪役まんまなんですがそれは(滝汗 何という偶然。
そして、地球において、中国首脳が劉達を急遽呼び戻さねばならない程の“何か”が起きた模様……
人類間の大戦勃発か、テラフォーマーの繁殖か。予想は色々できますが、いずれにせよ正体が待たれるところです。
 
 
■最近触れた作品

・羆嵐 (作:吉村昭)
昨今では【ユリ熊嵐】なるアニメが話題を呼んでいると聞き及んでますが、どう考えても当該作が
意識したであろうことは間違いないのが、この小説作品【羆嵐】でしょうね……
一昨年か昨年に古本屋で見つけたものですが、この機会に一気に消化しました。

言うまでもなく、こちら北海道で起きた日本最大の獣害事件として悪妙高い『三毛別羆事件』をベースに、
(Wikipedia参照する限り)実名人物の名前だけ変えながらも、事件の背景や流れなどについては
ほぼ完全にノンフィクションで描き切った作品とのことで、「羆」という猛獣が当時の人々にとって
どれだけの恐怖を齎したかという恐ろしさ、それに相対しようとする人々のリアルな狼狽っぷり、
そして軍隊まで出動する事態になりながらも、老獪な猟師により意外なまでにあっさり討ち取られる羆……と、
単なる実録記としてだけでなく、読み物としても非常に唸らされるものとなってます。

前に小説【シャウトゥーン】を読んだこともあって、その流れで本作の存在を知った訳ですけど、
やはり「創作は幾ら面白くても所詮創作、リアリティは“史実”に到底叶わない」と感嘆させられた次第です。
(特に、最近WW2関連の史実書籍を色々読んだこともあって猶更)
羆が「抵抗する妊婦の腹を裂いて胎児を貪った」くだりの文言、相当エグい訳ですけど
今後執筆予定のSSで「人食い」を少なからず扱おうと思ってる身として、参考に出来ないか検討中。
 
 
・艦隊これくしょん-艦これ- 瑞の海、鳳の空 (作:むらさきゆきや)
さて、【一航戦、出ます!】に代わる形で角川スニーカー文庫より発売された、艦これの新ノベライズ作品。
タイトル通り、艦娘の中でも所謂「提督LOVE勢」の一角としても認知されてる印象ある瑞鳳をメインにした
新任提督と瑞鳳のラブコメ路線……という事ではありますが、あくまで私見で申し訳ないのですけど
個人的にはあんまし好みの内容じゃないかな…… いや、見所はちょこちょことあったのですけど。

作中設定的には、Pixivにおけるdeco氏の漫画に近い印象も受けたかな、という感じで
舞台は近未来&艦娘は史実上の艦船の転生体という設定に基づいた上での世界観ですけど
他小説とかに比べてあんま史実上の艦隊戦闘みたいな印象は重視されてないというか、
どちらかといえば【一航戦、出ます!】と同じく、「プレイヤー目線からのゲームシステム」を
そのまま世界観に落とし込んだ感じなので、そこら辺でちょい賛否分かれそうではありました。
自分としてはちょい微妙でしたけど、主人公のキャラ付け自体は悪いものえもなし、むしろ主軸に添えられてる
ラブコメ部分は意外と読める内容でしたので(龍驤がほぼ脇役、加賀がメインキャラだったのが意外でしたが)、
陽炎抜錨の泥臭さ、鶴翼の絆のギリギリ感が肌に合わなかったって人は、試しに読んでみても良いかもです。
 
 
・THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 031〜035
さて、かなり久々に発売された気がするシンデレラマスター最新作、買ってまいりました。
感想…… 鷺沢文香ちゃん可愛い、超可愛い。 個人的に始めてみてから凄い気にいってたキャラなので
こうしてボイスが付いたことは正直感無量だったり…… M・A・Oさんがマジで好演されてくれました。
畜生ユッキは相変わらず、フレちゃんと奏可愛い、仁奈ちゃんめんこいと、他の面子も良い仕上がりになってて大満足。
シャア「仁奈ちゃんは私の母になってくれる女性だ!」
是非とも現在放送中のアニメにも出番用意されたら嬉しいなぁ、と。……てか、ぴにゃこら太を「緑色の不細工」てwwww


94 名前:呉織あぎり(変わり身):2015/02/14(土) 12:30:50

空想大戦の皆さま、昨年はたいへんお世話になりました。
今年もなにとぞよろしくお願いいたします。


どうもご無沙汰しております、呉織あぎりです。
本スレにおいてSS執筆者の末席を汚している身分でありながら、
年末年始のご挨拶にうかがうことすらできず、
スレ常駐メンバーの方々やご覧になっている皆さまにはたいへん申し訳なく思っております……(汗)

相も変わらず任務のほうが少々立て込んでおりまして、
返レス等の本格的な復帰はまだ先になるかと思われます。
そこで今回は、変わり身を使ったSS投稿という形で、
生存&近況報告をさせていただこうと考えている次第です。

前置きが長くなってしまいましたが、
一日でも早く復帰できるよう努めてまいりますので、
今日のところはひとますこれにて……。

95 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/02/14(土) 12:32:45
【第30回】


 麻生勝は他の三名が考えていた以上に目覚ましい働きを見せた。
集まっていた面子の中でもっとも小柄なトオルでさえ苦戦していた500円硬貨の回収というミッションを、
いとも簡単にやってのけたのだ。

これは彼が、かつては臨床遺伝子工学の権威・望月博士のもとで、
助手として実験に明け暮れていたことに起因する。

当時、試験管の中でネオ生命体の細胞を培養する際に発揮された繊細な手先の器用さは、
実験が行われなくなって久しい現在となっても、麻生の中で息づいているのだ。

るん「麻生さん、桐生さん、ありがとうございます! おかげで助かりました!」

 そして今。

 戦利品を手にしたるんは、
トオルと残る二人の協力者を伴って先ほどの公園に舞い戻っていた。
城戸真司と名乗ったジャーナリストからのインタビューをやり遂げたトオルに、
ジュースをおごってあげるという、果たすべき目的があるからだ。

麻生「いや……、大したことはしていないが……」

桐生「そう謙遜するな」

 公園の片隅に設置されたベンチに横一列になって腰かけていた四人だったが、
ホットの缶コーヒーを飲み干した桐生がいち早く立ち上がる。

桐生「お前が大したことないんだったら、
   ただ横に付いてただけの俺は役立たずってレベルじゃなくなるだろうが」

 冗談交じりにそう吐き捨てつつ、
中身のなくなったコーヒー缶をやや離れた地点にあるくずかごに投げ入れる桐生。

トオル「いえ、そんなことは……っ、ないかと」

 桐生が披露した自虐ネタをフォローするかのようにトオルも立ち上がって、
飲み終えたジュースの缶をくずかごにスローインした。
身長の低さもあいまって一見、非力な印象を与えるトオルだが、
いざという時は金属バットをも振り回すだけあって、その力はなかなかの侮りがたさだ。

桐生「おっ、ナイスイン……! 今のは素人の動きじゃなかったな、トオルの嬢ちゃん」

トオル「ええ、まぁ」

 自身の横着さを暗に指摘され、トオルはなんとも微妙な笑みを浮かべる。

麻生「すっかりご馳走になったよ。るん君、ありがとう」

 桐生とトオルが奇妙な形で意気投合している頃、
それに遅れて缶コーヒーを空にした麻生が腰を上げた。
彼と桐生が飲んでいたドリンクは、“協力してくれたお礼”という名目でるんがおごってくれたものである。

るん「いえいえ〜。桐生さんが声をかけたり、麻生さんがお金を取り出してくれなかったら私たち、
   ずっとあそこで立ち往生してたかもですし……。ほんのお礼の気持ちです!」

 『メロンエナジー』なる謎フレーバーの炭酸飲料に口を付けてから、
るんは相変わらずの屈託ない笑顔で返答する。

桐生「そうか。だったらありがたくご馳走になっておくかな」

るん「はいっ!」

 元気のよい返事をしたあと、
他の三人からワンテンポ遅れてジュースを飲み終えたるんがベンチから立ち上がる。
彼女が空き缶を投棄したことを以て、この奇妙な四人組もいよいよ解散の運びとなった。


るん「じゃあ桐生さん、麻生さん。私達そろそろ帰りますね」

トオル「……お世話になりました」

桐生「おう、気を付けてな」

麻生「先週にはこの近辺で時空クレヴァスが異常発生していたそうだ。
   そこから異世界のモンスターが出現した報告もあるから、くれぐれも注意してくれ」

トオル「はい、なるべく早く帰るようにします」

 真面目くさった顔で警戒を促す麻生に、同じく生真面目な態度で返事するトオル。

仲間うちでいる時は他のメンバーをひっかき回すことも多い彼女だが、
時と場合によってはこうした素直なやり取りも可能なのだ。

るん「大丈夫ですよ〜。そういう時にはきっと『仮面ライダー』が助けに来てくれますから」

(麻生・桐生)「!?」

 るんがその単語を口走った瞬間、居合わせた二人の間に少なからず衝撃が走る。
男達にとって『仮面ライダー』とは、それほどに重要な意味を持つ言葉だった。

トオル「る、るんちゃん!? いきなり何言い出すの!」

るん「へ? だって、トオルは本物の仮面ライダーに会ったことがあるんでしょ」

 屈託のない笑顔で、都市伝説にも謳われる正体不明の戦士と自身の親友との遭遇譚を披露し始める金髪の少女。
当事者たるトオルにしてみればたまったものではないが、
裏表のない性格のるんにその行為の何が問題なのかを説き伏せるのは至難の業だ。

トオル「も、もうライダーの話はいいから……」

るん「?」

 結局、るんはトオルが何故焦っているのかを察することもなく、
彼女に促されるまま慌ただしく公園を後にするのであった。


麻生「……行ったか。面白い子達だったな」

 二人の女子高生の背中を見送ってから、麻生勝が感慨深げに呟いた。

桐生「ああ、まったくだ。……しかし『仮面ライダー』か……。
   あの嬢ちゃんら、本当にそんな奴らがいると信じてるのかねぇ」

麻生「さあな……」

 『仮面ライダー』と呼称される戦士を目撃した、
という趣旨の都市伝説には、非常に多くのバリエーションが存在している。
よって、トオルが遭遇したという『仮面ライダー』も、
あるいは全く関係の戦士だったという可能性もじゅうぶんに考えられるのだ。

麻生「だが……、トオル君の前に現れたのが何者であろうと、
   そいつはきっと“仮面ライダー”であるはずだ。
   あの子の小さな祈りを見逃さなかったんだからな」

桐生「その口振りじゃあ、お前もライダーの存在を信じてるみたいだな」

麻生「いや、信じているんじゃない。……知っているのさ」

 そう言って、麻生はおもむろにベンチから腰を上げた。

Mバッタ『……、……、…………』

 公園の入口付近に身を潜めているミュータントバッタが、
しきりにテレパシーを送ってきている。もう行かなければならないと。

麻生「“仮面ライダー”は今この瞬間も、どこかで人類の自由のために戦い続けている……とな」

桐生「フッ……」

 臆面もなく言ってのける麻生を見て、唇の端から笑みを漏らす桐生。
―― こいつは“わかっている”人間だ。

麻生「俺の言っていることが滑稽に聞こえるか」

桐生「そんなんじゃねえよ。むしろその逆だ」

麻生「どういうことだ?」

桐生「……俺も知ってるってことさ。“仮面ライダー”の存在をな」

麻生「……!」

 麻生の表情がわずかにほころんだ。少なくとも桐生にはそう見えていた。

麻生「君とは初めて会ったような気がしないな、桐生。……不思議な感覚だ」

桐生「そいつは妙だな。俺はお前の顔を今日初めて見たんだが?」

麻生「!? ……そうか。確かにその通りだな……」

 実はこの時点で麻生には、ある程度の予測がついていた。
目の前にいる桐生豪こそが、かつて遭遇した“旧BOARDの仮面ライダー”ブレイドの正体ではないかと。
そして桐生もまた、こちらと同じような結論に達しているのではないかと。

 初めは向こうにこの考えを打ち明けて真相を確かめようとした麻生であったが、すぐに思い留まった。
もし彼が本当に仮面ライダーブレイドであるならば、再び出会う機会が必ず訪れるだろう。

 真実は、その時に突き止めればいい。

かように思い至った麻生は、あくまでひとりの友人として桐生にひとまずの別れを告げることにした。

96 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/02/14(土) 12:33:41

○るん→皆の分の飲み物をおごる。帰り際、桐生と麻生にトオルが『仮面ライダー』を目撃したと口を滑らせる。
○麻生勝→500円玉の回収に成功。るん達と休憩したあと、桐生と“仮面ライダー”の話で意気投合する。
○桐生豪→るん達と休憩したあと、トオルと話す。麻生の仮面ライダー観を聞き、彼を“わかっている”人間と判断する。
○トオル→るん達と休憩したあと、桐生と話す。帰り際、るんに『仮面ライダー』を目撃したと言い触らされ焦りの色を見せる。
○ミュータントバッタ→麻生にテレパシーを送る。

97 名前:名も無き蜀軍兵:2015/02/15(日) 21:21:09
東映特撮ニコニコオフィシャルで配信されていたシャリバンとダイレンジャーが
終了し、次にシャイダーとオーレンジャーが配信される事になりました。
オーレンジャーはリアルタイムに見た事があるので、サザンオールスターズの
「勝手にシンドバッド」をBGMに樹里が大活躍する「最後の水着」の配信が
今から楽しみです


>>92-93 無名の妖怪ハンター様
>【世界忍者戦ジライヤ】第37・38話…… 
今は亡き蘇我町子女史の雄姿、今見ても素晴らしいですね。

>窓の戸締りはしっかりすべきじゃ…… 毎回盗聴されてるし
むしろ戸締りはちゃんとしてるんだけど、カラス天狗のピッキング能力が凄いだけだったり・・・?
後、本物の忍者(中の人的な意味で)である哲山先生に気配を察知させないのも
地味に凄いと思うのです。

>正直、そうなったらそうなったで
むむむ(何がむむむだ)、汚名返上してもしなくても叩かれる可能性…
仰るとおり、今は統夜やカルヴィナさんの事を心配すべきかも知れませんね。
カティア達はどうなるのか、原作で出来なかった伏線消化は果たされるのか…


>>94-96 呉織あぎり様
ご無沙汰しておりますー
お早い復帰を心待ちにしております。

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
意気投合した麻生と桐生さん。2人はこれからどうなる?
次回も楽しみに待ってます。
> 『メロンエナジー』なる謎フレーバーの炭酸飲料
あっ、何か沢芽市の飲料メーカーが作ってそうな名前ですね

98 名前:無名の妖怪ハンター:2015/02/18(水) 00:21:43

小説家になろうで連載していた【火輪を抱いた少女】が完結、そして書籍化決定!!
七沢またりさんの作品は毎回安定して面白いので好きです。ちゃんと纏まった尺の中で物語の決着つけられますし。
今度は文庫書籍レーベルからの出版だそうですが、どこだろう? まだ具体的なところは全然決まって無さそうですが、
折角主人公が「おっぱいぷるんぷるーん!」な訳だし、挿絵の人は期待できる人をお願いしたいかな、と。

最近、とある切っ掛けで「痛いコピペ」周りの話題を検索する機会があったのですが、
その際に2010年代前半期にかけて壮絶極まりない問題行動を起こしたSS執筆者の名前を知る事となり、
過去に自分がリクスレで紹介した事のあるライダーSSもその人物の作だったと知って正直ショックorz
所詮二次創作、されど二次創作ではある訳ですが、「人間としてのルール」は破っちゃいけない訳で……

艦これ2015年冬イベント…… 地獄のE-5乙、執念と周回で突破じゃオラァァ!!!!(血涙
E-5甲は何度か挑んで「こりゃ自分には無理だ」と判断、早々と切り上げさせて頂きました。
昨年の夏イベントで取り逃がした磯風も無事ドロップできたので、何とか日曜の内にゲージ粉砕成功……
甲型勲章は正直要らないです、ハイ。後々改装に必要とかだったら、また入手のチャンスはあるだろうと思いますし。
兎にも角にも、最終海域突破で正規空母・天城を確保。ドロップ枠の朝霜もE-5道中で迎え入れられたので
後は10万以上浪費した資源を回復させつつ、6-2の酒匂を入手すべく準備整えようかと。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1447534
スーパーマリオシリーズの時系列考証…… 何気に興味深い内容だなぁ、と。
新章SSにおけるマリオの登場時は、とりあえず時系列のラスト、ワリオにマリオランドを乗っ取られた後とでも
考えて別に問題は無いでしょうかね? コロコロの漫画だと基本発売順の時系列だったりしますが。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1449678
【スーパーヒーロー大戦GP】、どうやら劇場公開に併せて配信されるネットムービーに
3号に続く新たなライダー「仮面ライダー4号」が登場するとのことで。丈二「あ…? あ…?」
ニュースの解説見る限り、ネットムービーの時系列は劇場版の後日談、ドライブら仮面ライダー勢が
ショッカーが歪めた歴史を修正するため戦う…… ということは、スパヒロGPの内容単体では
改変された世界観自体は元に戻らず、ネットムービーが実質的な解決編って事なんでしょうか。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25588349
第14回MMD杯、なーんか悪質な工作で色々大荒れみたいですけど、その裏で細々と頑張ってる作品に
むしろ良作が集まっている印象です。ということで自分は【鉄道員】モチーフのこれを推します。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第18話……
今回と次週は追田警部補の主役回ということで、5年前に彼と先輩刑事が解決する事のできなかった
犯罪の手口と同様の手段で悪事を繰り返すロイミュードが出現。……イメージはやっぱり【職業・殺し屋】辺りからの発想?
「ジャッジ」を名乗るロイミュードの正体は、やはり追田さんの先輩である橘さん。(0M0)<呼んだか?
本人とロイミュードがどのような関連性なのか、そして本当の「ジャッジ」とは一体… 仏壇に飾られた写真が伏線なのかな、と。


【仮面ライダー】第49話…… アフリカを旅していた藤岡弘探検隊(違)、怪人イソギンチャックと遭遇。
アフリカ産のイソギンチャク怪人という随分アバウトな出自ですが、個人的には【仮面ライダーをつくった男たち】で
廃棄処分の着ぐるみが燃やされてる場面が妙に印象に残ってたり。
遂に本郷猛と一文字隼人が並び立ちましたが、もうじき一文字も主役の座から離れるのかと思うと一抹の寂しさが。

【艦隊これくしょん -艦これ-】第6話…… という訳で、今回は戦闘無しの最初から最後まで日常回。
Pixivなどでも良く見かける印象の二次創作詰め込みは少なからず賛否でるかなぁ、って危惧もありましたが
個人的には普通に終始楽しむ事の出来たエピソードでした。1話くらいはこんなのがあってもね。
シャア「第六駆逐隊と5Pしたい」

【蒼穹のファフナー EXODUS】第6話…… 芹ちゃんが性的すぎて可愛いと思ったのもつかの間、
フェストゥムの干渉により美羽ちゃんが急成長させられてしまうという不穏しか感じない展開に加え、
スパロボUXでも多大なヘイトを食らったヘスターが登場、明らかにスレインさんを切り捨てる前提の作戦を
展開するという安定の糞ババアぶりを発揮……と、それに飽きたらず、一騎と総司がザインとニヒトに搭乗。
最強の機体復活と主人公が親友と共闘する待望の展開の筈なのに、既に心境はお通夜なのが本作のカラーな訳で、
果たして分割2クールの前半戦で何名生き残るか……

【ジョジョの奇妙な冒険】第29話…… 強敵アヌビス神との激突、後半戦。
う〜ん、やっぱりジョジョのアニメはスタッフ愛が感じられて素晴らしいなぁ。下手な改変や設定追加をして
顰蹙を買うアニメが多い中、こうして「原作補完」を滞りなくやってくれるのは本当に素晴らしいの一言です。
承太郎に倒されるまでメッチャ強敵だったのに、イギーのせいで最後の最後で一気にギャグな末路を迎えてしまった
ノリスケ神ことアヌビス神。ナイル川に沈む形でリタイアしたけど、後日談的なSSでの復活は容易そうね。
次週はグンバツ美女ことマライア登場。ババアの脅威とトイレの災難がジョセフとアブを襲う!!

【世界忍者戦ジライヤ】第41・42話…… だから、仮にも現代の忍者なら傍受対策はしっかりしろよと(汗
刀剣に纏わるトラブルに定評のある安定の紅トカゲ、とりあえず今回のエピソードでようやく自重する事を覚えたらしく
パコ争奪前に纏わる戦いからは手を引いたっぽいですけど…… 果たしてマニア病は完治したのかなー?
42話は何気に良い雰囲気のエピソード。こういう視聴者の胸を打つシナリオは嫌いじゃ無いです。

【テラフォーマーズ】、最悪の事態発生……テラフォーマーズ、地球襲来。
かつて火星に到着後放置されたバグズ1号を修理したハゲゴキを始めとする一派が、既に地球へ到達していた事が判明。
どうも日本の遊園地らしき地域周辺に拠点を構えてるっぽいですけど…… 何か惨劇の予感が。 
舞台が地球といえば、ひょっとして小説版『スカベンジャーズ』の面々の出番?と一瞬思いましたが果たして。
んで、実写版の製作発表とのことで。2010年版【十三人の刺客】を務めた三池崇史氏が監督とのことですが
アクション部分は兎も角、キャストは流石に外人さん集めないと原作読者は納得しないんじゃなかろうか。
 
 
■最近触れた作品

・サムライスピリッツ (作:内藤泰弘)
さて、知る人ぞ知ると思われる内藤氏のサムスピ漫画、昨年に新装版が発売された事を最近知って
中古で安価だったものを読んでみた訳ですが…… うん、すっごいなーと(滝汗
サムスピの中でもかなり最初期に執筆された作品とのことですが、原作のシナリオなどそっちのけ、
一にも二にも「覇王丸の物語」に終始しているとの評も納得の内容でした。

兎にも角にも残虐描写の容赦のなさが凄まじいというか、敵のやり口が完全に「外道」のそれな点は
多少賛否分かれるかもですけど、兎にも角にも覇王丸の描かれ方がカッコイイ!!!
以下リンクで画像付の紹介が閲覧できますが、兎にも角にも「魅せる」漫画になってるというか、
もし興味があれば新装版を是非ご覧あれ、といった感じです。まぁ、打ち切りなのが玉に瑕ですが(汗
http://www5b.biglobe.ne.jp/~hitokiri/hihou_html/hihou_09.htm

あと、作中では田沼意次が悪役として登場してる訳ですが……
個人的には【剣客商売】のイメージが強いので、あんまりヒールって印象でも無いんだよなぁ、このお方。
 
 
・CANNAN (作:杉原智則) 全2巻
数年前に中古で購入していた、2009年放送のアニメ作品のノベライズを消化……
放送当時ドミニア様が話題に挙げてたので名前だけ気になってた作品ですが、いざ読んでみると実際面白かったです。
原作も原作で中々クオリティ高かったと噂に聞き及んでますが、こちらも登場人物の心情やらアクションなど
文章媒体という地の利を活かした上での綿密な描写がなされ、中々読み応え合った次第です。
個人的には完全に一般人視点の御法川さんが一番感情移入し易かったかなぁ、と。

で、この作品は元々【428 〜封鎖された渋谷で〜】というゲーム作品からのスピンオフとのことですが、
Wikipediaを参照すると、御法川は元々【3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!】に登場したゲストキャラで、
更に【忌火起草】にも出演、【ガチトラ! 〜暴れん坊教師 in High School〜】では縁者が登場……と
スパイク・チュンソフトが関わった各種作品の世界観を繋げる立ち位置になってる感じなのですね。
また世界観的には【街 〜運命の交差点〜】の後日談的な要素もあるとのことで。
……金八先生が頑張ってる裏で、国際テロリストによる陰謀が画策されている世界観というのも色々と凄いなぁ、と。
 
 
>>94 呉織あぎり(変わり身)様

>どうもご無沙汰しております、呉織あぎりです。
>本スレにおいてSS執筆者の末席を汚している身分でありながら、
>年末年始のご挨拶にうかがうことすらできず、
>スレ常駐メンバーの方々やご覧になっている皆さまにはたいへん申し訳なく思っております……(汗)
おお、お久しぶりです!!(嬉) 多忙なようではありますが、ご健勝みたいで安心しました。

>相も変わらず任務のほうが少々立て込んでおりまして、
>返レス等の本格的な復帰はまだ先になるかと思われます。
>そこで今回は、変わり身を使ったSS投稿という形で、
>生存&近況報告をさせていただこうと考えている次第です。
う〜ん、リアル仕事が最優先でしょうし、無理はせずとも大丈夫だとは思いますが、
何だったらコメントをSSに対する質疑応答、あと他執筆者のSSに対する感想に絞るってのも一つの選択肢かもです。
流石に今から全部追ってくのは流石に厳しそうな気もしますし……

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
桐生×麻生、二人の仮面ライダーの邂逅は、一先ず互いの正体に少なからず勘付きながらも
両者共に口に出すことなくその場は終わるという結果に…… 再び相見える機会はあるのでしょうか。
そして『メロンエナジー』なる炭酸飲料…… 沢芽市の復興支援か、もしくはマッドサイエンティストの資金源か。
まぁ流石に原材料に怪しげな果実は使って無いとは信じたいですが(滝汗
中身は「主任の“お汁”(意味深)100%」という可能性が微粒子レベルで…… ある訳無いか。
 
 
>>97 名も無き蜀軍兵様

>東映特撮ニコニコオフィシャルで配信されていたシャリバンとダイレンジャーが
>終了し、次にシャイダーとオーレンジャーが配信される事になりました。
>オーレンジャーはリアルタイムに見た事があるので、サザンオールスターズの
>「勝手にシンドバッド」をBGMに樹里が大活躍する「最後の水着」の配信が
>今から楽しみです
自分が保育園に通ってた頃の作品だ……懐かしい。個人的に結構思い入れ深いですし、
近所のレンタル店でもDVD見かけなかった記憶があるので、この機会に視聴してみようかな、と。

>むむむ(何がむむむだ)、汚名返上してもしなくても叩かれる可能性…
>仰るとおり、今は統夜やカルヴィナさんの事を心配すべきかも知れませんね。
>カティア達はどうなるのか、原作で出来なかった伏線消化は果たされるのか…
Jは直接プレイして無いので深くは語れませんけど、統夜とカルヴィナのどっち基準でのシナリオで
話が進行するのかな、という点も個人的に気になったり。


99 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/02/21(土) 13:36:40
【第31回】


 <首都圏 山中 東南東方面>


轟鬼「鋭鬼さん、蛮鬼さん!」

 トータスアンデッドの撃破に成功し一息ついていた鋭鬼と蛮鬼のもとに、轟鬼が駆け寄ってきた。

鋭鬼「おう、轟鬼か。そっちも片付いたんだな?」

轟鬼「ハイ! 號號将さんが手助けしてくれたおかげっす!」

 騒々しくやって来た轟鬼とは対照的に、
悠然とした歩みで鋭鬼・蛮鬼らに近付いてくる號號将頑駄無。

號號将「他の者達は……」

蛮鬼「裁鬼さんと威吹鬼さんを除いた各員は、それぞれ対象の敵を倒しています。
   おそらく、じきにこちらへ合流できるかと」

鋭鬼「しかしあの化けモンどもは一体何だったんだ? FREEDOMの連中とも違うみてぇだが」

 蛮鬼と號號将とが状況確認を完了するのを待って、
鋭鬼は先程から疑問に感じていたことを打ち明けてみた。

轟鬼「もしかしたら、また別の組織から引っ張り出してきた奴らなのかも知れないっすね……。
   Dショッカーってのは、過去に滅ぼされたいろんな悪の組織による一大連合みたいっすから」

號號将「うむ、敵の力はまだまだ未知数だというわけか……」

 此度の事件にも多かれ少なかれ関わっているであろう、
鉄仮面の錬金術士を脳裏に思い起こしつつ、號號将が溜息をつく。

そんな重苦しい雰囲気を打破するきっかけとなったのは、
対ジェリーフィッシュアンデッドとの戦闘を終えたばかりの斗機丸零参・時防流 覇利丸の加入だった。

覇利丸「……あの怪物どものことなら斗機丸が多少は知ってるみたいだyo」

蛮鬼「!? 本当ですか、斗機丸さん!」

斗機丸「ああ……。俺は別任務で奴らの同族と戦っている」

 鉄機武者のもたらした情報によって、
蛮鬼達はようやくFREEDOMの怪人が転送してきた四体の怪人がアンデッドと呼ばれているのを知る結果となった。

轟鬼「アンデッっすか? その割には俺達、普通に倒せちゃいましたけど……」

覇利丸「アンデットじゃなくてUNDEADアンデッドNE……。スペルが間違ってるyo」

斗機丸「それはDショッカーの手で造り出された複製怪人だからだろうな……。以前に出てきた連中もそうだった」

 ディバイン・ショッカーの悪魔の科学によって
改造実験体トライアルシリーズという形で再び現世に舞い戻ってきた、
かの不死生物は、中東の産油国アブラーダの紛争地帯にも出現したと、
日本政府の特務機関V.S.の記録にも残されている。

Dショッカーは何らかの形でアンデッドに関するデータを入手しており、
これを元手に量産化しているのではないかと斗機丸は予想していた。

蛮鬼「(そういえば、今回出現したクグツはオロチ種の魔化魍を産み出す能力を持っていた。
    斗機丸さんの話と無関係だとは考えにくいな……)」

號號将「(生きとし生けるものに対する冒涜とも呼べる禁忌の技術……。なるほどあの男が興味を抱くはずだ)」

 斗機丸による解説を聞き、若き鬼戦士と老武者頑駄無が沈痛な表情を浮かべる。

鋭鬼「轟鬼が“スベル”のはどうでもいいけどよ、
   とりあえず今は裁鬼さんと威吹鬼の様子を確認すんのが先なんじゃねぇか?」

蛮鬼「そうですね。FREEDOMの二人がまた増援を呼び出す可能性もゼロではありませんし……」

覇利丸「爆炎頑駄無とブライトの奴もまだ合流してないしNE」

轟鬼「だったら早いとこ裁鬼さんと威吹鬼さんを助けに行きましょう!
   この近くには石割さんと撃鱗将さんも待機してますし、危険っす!」

 蛮鬼と覇利丸の発言に続くようにして、轟鬼が烈雷と烈斬を手に早くも走り出そうとする。
本来は裁鬼のサポーターである石割を、自らの過失で負傷させてしまったと感じていた轟鬼は、
彼らの安全を確保するためにも一刻も早く裁鬼達に加勢したがっていた。

しかし、鋭鬼はそんな彼を背中越しに呼び止める。

鋭鬼「おい待てよ轟鬼。お前一人が急いだとこでどうにもならねぇだろが」

轟鬼「し、しかし……」

蛮鬼「大丈夫ですよ、轟鬼さん」

 どうにも納得いかない様子のギター使いを、さらに蛮鬼が説得しにかかる。

蛮鬼「あの人達は必ず勝ってくれます。……僕らがそうしたように」

 裁鬼と威吹鬼。
いずれも魔化魍との戦いにおいて幾度となく修羅場を乗り越えてきた歴戦の勇士だ。
たとえ相手が未知の怪人であろうと、決して後れを取ったりはしない。

そう信じることが何より大事なのだ。

 他ならぬ裁鬼の弟子であった鬼の言葉で、轟鬼も無事落ち着きを取り戻すことがかなった。

轟鬼「……そうっすね。俺一人が焦って駆け付けたところでどうにかなるわけじゃないし、
   あのお二人なら絶対に勝ち抜いてくれるはずです!」

覇利丸「とはいうけどNE……」

 時防衆の僧兵の表情はいまだに懐疑的だ。

覇利丸「この戦いももう随分と長引いてるし、そろそろ決着付けないといろんな意味でヤバいんじゃないの?
    特に裁鬼のおっさんなんて出撃しっ放しだしNE」

 援軍として現れた二人の将頑駄無を除外すれば最年長であるがゆえ、
裁鬼は体力的にほかのメンバーにどうしても差を付けられてしまう。
にもかかわらず今回の任務において、彼は初期段階から最前線で戦い続けてきた。
メンタル面はともかく、フィジカル面ではすでに限界に達しているのは想像に難くない。

鋭鬼「だから心配要らねえんだって……。追い詰められてからが本番だからな、あの人は」

斗機丸「だが戦闘が終わるまで彼ら二人をこのまま放置するのも危険だ。
    せめて何かあったときに対応できるよう、近くで待機くらいはしておくべきじゃないか?」

 斗機丸の出したこの意見がもっとも現実的に思われた。

號號将「……では万が一の事態に備えて、わしらも裁鬼殿と威吹鬼殿の戦いを見届けるとするかのう。
    おそらくほかの連中も先にそっちへ向かっておるはずだ」

 上手く場をまとめた號號将の発言に従う形で、
鋭鬼達は慎重に、しかし確実に最後の戦いの場へと歩を進めていった。

100 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/02/21(土) 13:37:32

○仮面ライダー轟鬼、仮面ライダー鋭鬼、號號将頑駄無、仮面ライダー蛮鬼、時防流 覇利丸、斗機丸零参
 →裁鬼・威吹鬼のもとへと合流を開始する。

101 名前:無名の妖怪ハンター:2015/02/23(月) 00:04:18

SS執筆、かなり難航してますが頑張ってる真っ最中です…… 区切りよくなったら短めでも一旦投稿するかもしれません。

http://www.kotaku.jp/2014/08/the-10-dark-gritty-rules-of-dystopian-science-fiction.html
ディストピア系の世界観って、何ていうか色々と妙に惹かれるというか、参考にしたい気持ちも強いんですよね。
SSを執筆する中で世界観を描写する際にも、平和な日常や戦乱吹き荒れる戦場が平行して存在する中で、
少なからずそういうものも現在進行形でありふれているとか、そういう風に挿入出来たらな、と。
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダードライブ】第19話……
やはり橘さんがジャッジロイミュードに自身の意識をコピーさせたのは、5年前の真犯人ジャッジを炙り出し、
冤罪の被害を被った人物の家族の無念を晴らす為。
犯罪加害者の親族に対する不当な差別なども扱うなど、ニチアサながらしっかりドラマを頑張ってくれてると思いました。
無論、ジャッジロイミュードは橘さんの感情を利用しているだけに過ぎず、本物のジャッジを始末した後は
自身がその後釜になって進化を続けようと目論むヒール。
過去ライダーに出てきたバッタヤミー、キグナス・ゾディアーツ辺りとはテーマ・怪人の性質共に共通していますし、
SSでこれらを「偽りの正義」繋がりでチーム組ませ、ヒーローに論破させる展開も面白いかな、と。


【艦隊これくしょん -艦これ-】第7話…… 今回は実質的な第5艦隊の初陣回。
先々週から引き続き加賀&五航戦周りの人間関係にスポットが当てられた回で、事故で加賀が離脱しながらも
翔鶴型姉妹らが何とか舵を取ってヲ級と相対する…… という内容でした。
何だかんだで艦隊ウチの人間関係みたいなものについては上手くバランス取って描けてるの思うのです、自分の主観。
大井のガチレズ扱いは多少賛否でそうですけど、個人的には割と普通に受け止められてるなぁ、と。
しかし今回討ち漏らした隻眼のヲ級、絶対後々再登場してきますよね…… 番組後半に期待。
アイキャッチのしばふ氏書下ろしの加賀さんが可愛い。次週はようやく大和登場…… うちの艦隊でもお世話になってます。
個人的に【鶴翼の絆】2巻の病んだ大和さんが割と好きだったりするのですけど、あんま需要無いのかなぁ。

【ジョジョの奇妙な冒険】第30話…… ボケ老人ジョセフ、受難の巻。
パステト神のスタンド攻撃で磁力体質になってしまい、腐女子にぶん殴られ、ババアに見初められ、
エレベーターで醜態晒し、挙句アブドゥル共々トイレの災難に…… うん、カーズやワムウが見たら何と言うだろうか(滝汗
次週はVSマライア後半戦とのことで、アブとの濃厚なホモ♂回に期待。

【仮面ライダー】第50話…… ニコニコの公式配信ももう一年経過かぁ。もう一年頑張って付き合っていきたいです。
一文字単独回ラストの敵は、【ちびまる子ちゃん】にも登場した事で知られるカメストーン。
主人公が視力の喪失を克服して敵に立ち向かうというのは、丁度今週の【ジライヤ】とも被るテーマなので妙なデジャヴが。
……流石に視力の無い状態でバイク乗るのは人撥ねかねないと思うんですが(滝汗

【超力戦隊オーレンジャー】第1話…… 遂にニコニコ公式で配信始まりましたッッ!!(歓喜
第1話を見るのは保育園通ってた時以来ですが、ハッキリ言ってOP以外全然覚えて無かったですね(滝汗
しっかし、改めてみると凄まじくハードな冒頭だったのですね…… ギャグ要素皆無の侵略者進撃で
主人公達が生身では戦闘員にすら敵わず、変身したオーレッドが到着して初めて反撃の狼煙が上がる……という
かなり硬派バリバリな初回ですが、流石に視聴者受けや時勢もあって割と早くから路線変更するようで。
何だかんだで自分のヒーロー好きの原点の一つでもあるので、早くも来週に期待。

【テラフォーマーズ】、10年前に地球到達を果たしたTF勢の現在位置は北海道…… 地元か!!(滝汗
アメリカが核ミサイルのスイッチに指を伸ばし、一郎も敵がこれ以上拡散する前に決着を着けるべく
燈達を地球に呼び戻す算段ではありますが、果たして。
 
 
■最近触れた作品

・はたらく魔王さま! (作:和ヶ原聡司) 12巻
さて、外伝的な第0巻を挟みつつ、およそ9ヶ月ぶりに刊行されました待望のシリーズ最新刊。
内容は終局に向かいつつある物語の収束と伏線回収……と言えば聞こえは良いかもしれませんが、
簡潔に言ってしまえば「恵美・ライラの間に存在する壮大な溝」が全編通してのテーマとなってます。
(以下、ネタバレ伏字)
言うまでもありませんが、幼い頃に勝手に自分の前から姿を消し、世界の裏で暗躍し続けてた母親に対して
恵美は怒りすらも通り越した「拒絶」で応対し、また真奥も、ライラがエンテ・イスラを守るためだとは言え
自分達を釈迦の掌で動かそうとしている考えを察知し、恵美同様に彼女に対して拒絶の意を示す……という冒頭を発端に、
全体を通して「真奥と恵美が自分達の“今後”についての整理を付ける前準備」になってる感もありました。
他に目を向けると、地味に高校3年生に進級を目前とした千穂の将来整理、ドコデモ時代の同僚に連れられて
オープンキャンパスを見学する恵美、そしてデリバリーサービスを導入したマグロナルド……と、
総じて各々の生き方に対する「未来」を見据えたような描写も多かったのが印象的でしたね。

あとはやっぱり、人間関係の進展が12巻の一番の見どころでしょうか。
色々と蟠りは多いながらも、少なからずライラの方を持つ形で意見するガブリエルに対して、
意図せずとも恵美の境遇をも言及して彼らを非難した真奥に対し、心の拠り所とする場面は
1巻から通して原作を読んでた立場として、少なからずジーンとさせられました……
シナリオはまだ準備段階を継続してる現状ながらも、人間関係周りは確実に進展している訳で。
……えぇ、ちーちゃんの恋の行方が前途多難すぎて気の毒ではありますが(苦笑
いやでも、恵美が本当に可愛いというか、再序盤からツンを貫き通し続けてきた上での
ここのきてデレ開放ですから、読者に対しても会心の一撃としか言いようが(汗

先述の真奥がガブリエルに対して言い放った啖呵…… 要約すると、
世界を救える力を持つ者は、例え今の平穏な日常を犠牲にしてまで、他の人々の期待に応えばならない義務があるのか。
 人よりも強ければどんな仕打ちをしても構わないのか。全てが終わった後、元の生活に戻る保証を担ってくれるのか
という、言うならば昨今のヒーロー系統の作品についても十分当てはまるテーマであると思いました。
特に、昨年読んだ【魔法少女禁止法】とかも、それを他でも無い正義のヒーロー自身が見失って
同じ境遇の仲間に「責任」を押し付けた結果、後年にその問題が噴出する結果になった類ですし、
そういう意味でもこの【はたらく魔王さま!】で提示されたこのテーマは、ここ空想大戦でSSを書くにあたっても
決して軽視すべきものではないと痛感いたしました。

 
 
・艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (作:内田弘樹) 4巻
自分の中で艦これメディアミックスでは陽炎抜錨と双璧を成している印象のある本作、
3巻のAL/MI作戦前半戦に続き、4巻にて怒涛の後半戦が展開される事に……
(以下、一応ネタバレ伏字)
表紙から察せられる通り、第4巻の実質的な主役格を務めるのは長門と舞風、そして飛龍。
昨年度に数多くのプレイヤーを苦しめた地獄の夏イベント「AL/MI作戦」をベースに、
AL作戦並びにMI作戦、そしてそれらを陽動とした深海棲艦の本土襲撃に対して
各々の戦いに就いた艦娘達が血みどろの決戦に挑む……という、まさしく艦娘の“魂”というか、
陽炎抜錨を読んだ時と同じ「熱さ」を感じられる一冊になってました。

勝機すら危ういギリギリの攻防の中で、各々の出来る事を尽くして深海棲艦に挑む艦娘達の姿を描けるのは
やはり架空戦記を数々手掛けてきた著者の腕前としか。
「最強の戦艦」を誇りをかけて戦艦棲姫に挑む長門、敵攻撃網を撹拌すべく艦載機の指揮に挑む舞風、
よりにもよって本土強襲部隊に混じっている戦艦レ級に単身立ち向かう陸奥、駆逐隊の意地を見せる吹雪、
ずっと「一人ぼっちの戦い」を強いられて来たが故に機動部隊との共闘に燃えるイムヤ、
蒼龍が託した想いを受けて遂に迷いを振り切った飛龍、そして彼女らを支える瑞鶴……と、
兎にも角にも、全員が全員MVPと言っても過言でない戦いっぷりで素晴らしかったです。
艦これのノベライズは、本当に一ライトノベルとしてもクオリティ高い作品が揃ってるんですよね……(感嘆

4巻ラストを飾った舞風のパートも、MI作戦を支えた彼女にとって最高のサプライズといった感じで素晴らしかったです。
この娘は個人的にもメッチャ好きなので、どっかでまた鶴翼の絆とは別のアプローチで彼女を扱ってみたいなぁ……という欲望も。
浜風が提案した「レーダーピケット艦戦術」、調べてみたらWW2後期に米軍が用いていたやり方なのですね。
かつての敵の戦い方を躊躇なく模倣できる辺り、彼女らも「過去」を乗り越えられたのかな、と読んでて思ったり。

初めての前後編も無事に終了、続く5巻はやはり秋イベントかな……? 案外すっ飛ばしてトラック泊地の方に行ったりして。
聞けばドラゴンマガジン誌でも番外編を幾つか掲載してるとのことで、そちらの単行本収録も期待したいところです。

 
 
・MAIL (作:山崎峰水) 全3巻
現在も連載中の【黒鷺死体宅配便】の作画を担当されてる山崎氏の手掛けた単独作品で、
元々は1999年から連載開始した作品とのことですが、単行本化したのは実写映画の公開に併せた
2004年になってからだそうで…… 下手したらお蔵入りする危険性あったのでしょうか(汗

内容は、現代の世において人々を苦しめる不浄霊の事件に対し、心霊現象専門の探偵・秋葉零児が
霊銃「迦具土」を用いて解決してゆく……という一話完結スタイルの短編集といった感じのもので、
一応分類としてはホラー漫画で、“霊”の描写も結構おどろおどろしいものが多かったりはしますが
話の筋立てで依頼人が殺されるということは基本的になく、毎回秋葉が霊を除霊して終了……という流れなので
どちらかといえばゴーストハンター的な、割と勧善懲悪気味な雰囲気が強い作品でもあったりします。
自分は嫌いじゃないですけど、所謂後味の悪い系をご所望の読者だとちょっと肩透かしくらうかも。

秋葉は前述の【黒鷺〜】の方にも、同作の主人公に少なからず関わる立場のゲストとして登場してるとのことで
色々とクロスオーバー的にも利便性高そうなキャラだし、SSでも【闇狩り師】の面子とかと共闘させるとかで
出番割りふってみたいな、と思ってます。
 
 
>>99 呉織あぎり様

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)
麻生と桐生が主任汁(意味深)を飲み交わしている一方、戦いを終えた連合軍のメンバーは無事合流。
トライアルの技術によるアンデッドの複製を、かつてのクグツによる魔化魍製造と連想させる場面もありましたが
これは今後の伏線とも成りえるのでしょうか?
続いて裁鬼&威吹鬼の下へと合流…… ヤバい、戦局どうなってたか読者目線ですっかり忘れてる(滝汗

102 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/02/28(土) 13:04:43
【第32回】


ウツボガメス「クウェェェェッ!」

ガニコウモル「ギェ――――ッ!」

 犯罪組織FREEDOMの残党を素体とするゲルショッカーの合成怪人ウツボガメスとガニコウモル。

十数名のゲルショッカー戦闘員と四体のアンデッドトライアルをこしらえ、
さらに相手が魔化魍との戦闘を終えて疲弊したところを襲撃するという万全の態勢で、
猛士の鬼と天宮の武者頑駄無軍団に挑んだ彼らであったが、
ここまで念を入れたにもかかわらず、いまや全滅寸前までに追い詰められている。

これは、怪人達の予測を遥かに越えた状況であった。

裁鬼「ぐうっ!」

威吹鬼「はあっ!」

 対する裁鬼は、手足を甲羅の内部に格納して回転体当たりを仕掛ける
ウツボガメスを音撃弦・閻魔の斬撃で弾き飛ばし、
威吹鬼は近接戦闘用の鬼闘術・旋風刃で、
空中から左腕の鋏で斬りつけるガニコウモルをしりぞけていた。

その動きのキレと力強さは、
連戦によって疲労が蓄積しているとはまるで感じさせないものがあった。

ウツボガメス「チイッ! くたばり損ないがなかなか粘るじゃねえか!」

裁鬼「ふっ……当然だ」

 忌々しげに吐き捨てる怪人とは対照的に、不敵な台詞を口にする裁鬼。

威吹鬼「お前達が野望のために動くように……、僕達も譲れないもののために戦っている!」

ガニコウモル「ぬう……。どこまでも、戯れ言を……! ギェ――ッ!」

 一呼吸の間を置いたのち、
威吹鬼とガニコウモル、裁鬼とウツボガメスの四者は再び組み合い始めた。


爆炎「斧雷丸、戦況はどうなっている」

斧雷丸「両勢力とも、今のところは拮抗しています。
    ただ、このまま持久戦に持ち込まれると厄介ですね……。
    主導権を敵に奪われる可能性があります」

爆炎「……」

 一足先にアルマジロアンデッドを討伐し終えた
爆炎頑駄無と斧雷丸は、小高い丘の上で彼らの戦いを見守っていた。

爆炎「援護したいところだが……敵味方の距離が近すぎるか」

 双爆星銃ツインバスターガンを構えて援護の体勢に入る爆炎頑駄無であったが、
その引き鉄が実際に引かれることはなかった。

というのも、先程彼らが戦っていたアルマジロアンデッドとは異なり、
猛士の鬼戦士とゲルショッカーの怪人は格闘戦を繰り広げていたからだ。

弾幕射撃を得意とするがゆえに、
必然的に距離を開けての戦闘を強いられるアルマジロアンデッドの場合であれば、
タイミングを合わせて狙撃するのもさほど難しくはない。

だが今回においては敵も味方も複数入り乱れている状況なので、
不用意に攻撃すれば付近の仲間を巻き込んでしまうおそれがあった。

 さらにいえば爆炎頑駄無は本来、後方支援を行うために造り出された砲撃戦特化型の鉄機武者。
近接戦用の武装もないわけではないが、現在のような混戦に介入することはそもそも想定されていないのである。

斧雷丸「俺が行きます……。電撃斬斧刀のホーミング弾なら、敵だけを狙撃することができますから」

 支援行動に入るべきかを決めかねている爆炎に代わって、裏頑駄無流の武者が装備を手に取り進み出た。

爆炎「……それが得策だろうな」

 たしかに斧雷丸は、面での砲撃を基本戦術とする爆炎とは対照的に、
ピンポイントを標的とする精密かつ高速の射撃テクニックを習熟している。
こうしたシチュエーションでの援護役としては適切であろう。

だが結論からいえば、彼もまたゲルショッカーの怪人をスナイプすることはできなかった。

撃鱗将「撃つでないぞ、斧雷丸」

(斧雷丸・爆炎)「!?」

 いつの間にかすぐ近くまで来ていた撃鱗将頑駄無に声をかけられ、
二人の武者は思わずその方向へ振り向いた。

裁鬼らのほうに意識を集中していたとはいえ、
撃鱗将が気配をまったく感じさせずに自分達のすぐそばまで近付いてきたことと、
攻撃をしないように勧告を受けたこととが、彼らに二重の驚きをもたらしたのだ。

撃鱗将「余計な手出しは無用だ……! よいな二人とも」

斧雷丸「し、しかし……」

爆炎「撃鱗将様、僭越ながらそのお言葉には従えません」

 すでに引退した身とはいえ、今なお頑駄無流、
ひいては裏頑駄無流にも絶大な影響力を持っている老武者の発言に戸惑う斧雷丸であったが、
その一方で爆炎はあくまでも冷静に反論してきた。

これは、彼が頑駄無流や裏頑駄無流ではなく、
鉄機将 飛閃テッキショウ ヒセンをトップとする鉄機武者軍団に所属しているゆえに、
流派の異なる人物とは一定の距離を置いて接することができたためだ。

撃鱗将「ほう、何故だ」

爆炎「単純な理屈です。現在戦況は二体二の拮抗状態にありますが、
   こちらから援護攻撃を加えればより確実に敵を倒すことができる……。
   そして、斧雷丸にはそれを成し遂げるだけの技量が備わっています」

斧雷丸「……」

 撃鱗将が口を開くのを待ちつつも、
斧雷丸は許可が下りればいつでも発砲できるよう、一進一退の攻防を演じている鬼と怪人に視線をやった。

撃鱗将「なるほど、そのとおりだ……。
    が、もう一つ大事な要素を忘れておるのではないか」

爆炎「? 何でしょうか」

撃鱗将「それは己の鉄機心得に……武者魂に問うてみよ」

爆炎「……おっしゃっていることの意味が解りかねます」

 あたかも禅問答のような元頑駄無流師範とのやり取りに、爆炎は辟易していた。

そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、
モールアンデッドとの戦闘で負傷したため撃鱗将に一時保護されていた石割だった。

石割「あ、あの……。撃鱗将さんがおっしゃりたいのは、
   お二人にも裁鬼さんと威吹鬼さんの力を信じてほしいってことなんじゃないでしょうか?」

斧雷丸「彼らの力を信じる?」

 撃鱗将頑駄無に負けず劣らず抽象的な猛士メンバーの発言を斧雷丸が鸚鵡返しする。

石割「ええ。僕は皆さんと違って戦う力が無いから、
   裁鬼さんが戦ってるのを見てることしかできないんですけど……、
   それでも裁鬼さんはこう言い聞かせてくれるんです。
   “お前がそばにいて見守ってくれるだけで力になるんだ”って」

 石割は組織内における『飛車』というポジションに置かれている。
『角』すなわち鬼の現地サポーターとして、身の回りの世話をする役職だ。

 しかし、彼の担当している裁鬼は現在でも響鬼や威吹鬼と並んで最前線で活動している音撃戦士の一人。

オロチ現象が静まってなお激しさを増す魔化魍との抗争の中、
この若者は自分が本当に裁鬼の役に立てているのか不安に苛まれることが何度もあった。
そんな事情を察したベテラン戦士が彼を勇気づけるために使っていた決まり文句こそ、
今の石割の台詞の中で引用されていた言葉なのである。

爆炎「見守ることが力になる、か……」

斧雷丸「(俺にとっては……コージがそうだったな)」

 納得した様子の爆炎の傍ら、
斧雷丸は天馬ペガサスの国=現代日本で初めてできた親友の顔を思い起こしていた。

コージは病弱で儚げな印象を与える少年だが、
その一方でひとり孤独な戦いを繰り返していたかつての斧雷丸を誰よりも理解し、
さらにはもともと敵対していた叛多亜武者の烈號レツゴーとさえ友好を結ぶような、強く優しい心の持ち主である。

彼の想いの力があったからこそ、
以前は仲間など必要としていなかった裏頑駄無流の無頼漢は、
あの叛多亜軍団との壮絶な死闘を乗り越えられたのだ。

斧雷丸「(コージが信じていてくれるのが、俺にとって何よりも救いだった……。
     きっと裁鬼殿も石割殿がそばにいることで同じように感じているのだろう)」

 そう考えていたとき、斧雷丸は誰に指示されるでもなく自然に、電撃斬斧刀を構える腕を下ろしていた。

斧雷丸「爆炎隊長……」

爆炎「ああ、俺達も信じてみるとしよう。猛士の鬼の……、力と魂をな」

石割「はいっ! ありがとうございます!」

撃鱗将「武者魂に曇りあり……!
    共に戦う者達を信じ切れぬようでは、真の武者頑駄無には到底なれぬぞ」

 ここへ来てようやく一つにまとまり出した武者・猛士連合軍のメンバーに、撃鱗将は辛口の評価を下す。

(爆炎・斧雷丸)「……おっしゃるとおり、まだまだ修行不足です」

 効率性を重視するあまり、
武者魂を曇らせてしまった二人の武者が慌てた調子で弁明する。
魔刃頑駄無や叛多亜武者との激戦を経た猛者であろうと、
将頑駄無を名乗った男の前ではヒヨっ子同然の扱いになるようだ。

103 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/02/28(土) 13:05:26

●ウツボガメス、ガニコウモル→裁鬼、威吹鬼と戦闘中。
○仮面ライダー裁鬼、仮面ライダー威吹鬼→ウツボガメス、ガニコウモルと戦闘中。
○爆炎頑駄無、斧雷丸→裁鬼と威吹鬼を援護しようとするが、撃鱗将に止められる。
○撃鱗将頑駄無→手出しをしようとする爆炎と斧雷丸に武者魂の曇りを指摘する。
○石割→撃鱗将の禅問答めいた発言をフォロー。

104 名前:無名の妖怪ハンター:2015/03/01(日) 23:34:33

艦これ、2月23日アップデートに際して、特定海域で入手できる「菱餅」を集めるクエストが実装。
他のプレイヤーの人達も何処が効率いいか色々議論交わしあってるようで、自分は3‐3を航戦×1と空母×5編成でガン回し、
25日までにちゃっちゃと10個揃えて見張員を貰いました…… あー疲れた。
でもその過程で天城がレベル50に到達しましたし、連れてった翔鶴と瑞鶴も良いレベリングになったので結果オーライです。
他のプレイヤーの人にアドバイスするなら、1-5ボスは確率極低、3-5北方棲姫は道中大破率が結構高めなので
対空装備と烈風が揃ってるなら3-3周回の方が、精神的な効率は悪くないんじゃないかな、と。
そして次の改二は摩耶…… 現状レベル18止まりだし、地道に育てていこうかと。

ttps://www.youtube.com/watch?v=j2AIWKGBOSM
第3次スパロボZ天獄篇、PV第2弾来ましたね。時獄篇の直後に「星間連合サイデリアル」が地球に侵攻、
新地球皇国を名乗り世界を牛耳る敵を相手に、スーパーロボット軍団が立ち上がる……というあらすじのようで、
雰囲気だけ見るとスパロボ64とかを思わせる感じの冒頭なのかな、と思いました。
……う〜ん、ちょっと手厳しいけど従来作と比べてワクワクをあんま感じない、というのが本音かなぁ。
発売後の評判で持ち直してほしいですが…… 多分、発売後の4〜5月中には携帯機シリーズの新作も
発表されるんじゃないかと睨んでますので、個人的にそっちに琴線が触れるラインナップを望みたいです。

http://kantama.net/archives/23305414.html
鎮守府カウンターバー、ラインナップに新しく「ワイン」と「ジュース」が追加されました。
駆逐艦勢は兎も角として、ビッグ7と天龍ちゃんェ…… 夕張のワインはやっぱり産地的なイメージでしょうか。
今後のアプデで、皐月に「缶ビール」とかあれば小説読者として嬉しいなぁ、とも思うのですけど。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1470306
【仮面ライダー4号】の声を担当されるのは、ドライブ主題歌も務めてる松岡充氏とのことで。マダオ「エターナル!!」
 
 
■今週の作品、色々と

【仮面ライダーウィザード】第20話……
ウィザードや鎧武だと作品の性質上無かった、所謂「改心怪人との交流エピソード」だった今回。
しっかし、今年に入ってからのエピソードで、究ちゃんが度々偽者と入れ替わってたというのは凄い後付だなー、と(汗
何話か前のエピソードとは異なり、名実共に悪側から離れたロイミュードでしたが(声優さんに危害加えかけてたけど)
それ故にメディックに粛清されてしまう結末に……う〜んぐう畜。

チェイサーが出来なくなった「死神」代行を気取るも、進ノ介から「お前は悪魔だ」と言われて憤慨し、
更に傷付けられてしまった事でそれまでの済ました余裕を崩したメディック。怪人体も遂に見せましたが、
来週がどうもチェイサーに殺人容疑がかけられるエピソードとのことで、その周辺で暗躍するそうですけど
ひょっとして彼女、幹部格で最初の退場者になったりする?
思いっきりブレンから恨まれてるのもそうですが、現状の洗脳チェイサーは「ロイミュードを守る」立場にいる訳ですし、
そもそも自身らを「優越種」と見做す一方、裏切り者のみならず一般ロイミュードさえも明らかに見下す態度を取り、
平然と専用ガードベントにするなど、同胞を大事にするハートの信条とも完全に相反する訳で……
なーんか、ドライブよりも味方側から裏切られる最期迎えそうなフラグが乱立してる印象ですけど、果たして。

今回、本物の究ちゃんを判断する為に、限定アニメグッズをシフトカーの機能で複製して餌に用いてましたが
これって普通に違法コピーの類なんじゃ…… 仕方なかったとはいえ警察がこんなことして良いんでしょーか(汗
エンケン「お前らのオリジナルじゃ、ねぇよなぁ……」(CMネタ)

【スーパーヒーロー大戦GP】予告に出てきた「ライダーロボ」……う〜ん(滝汗


【艦隊これくしょん-艦これ-】第8話…… という訳で大和さん登場、並びに艦娘達の水着回。
ゲームで大和を迎え入れる前に【鶴翼の絆】読んだ身として、ちょびっと憂鬱混じった大和のキャラが
個人的に悪いもんではなかったかなー、と。ってか、北上は大井より控えめなイメージだったんだけどなぁ……
そして長門……完全にながもんです、本当に(ry 自分は割と笑ったけど、ちょっと原作とキャライメージが
乖離しすぎてる印象は否めないですし、少なからず賛否もあって然りかなぁ、と。
そして次回…… 遂に夕立改二が実装!? 少なくとも金剛がそうなるのは前情報からして確実ですが……

【仮面ライダー】第51話…… ユニコルンの化石から採取した粉末血液を、被検体の血液と入れ替える事で
誕生した怪人ユニコルノス。キノコモルグの時といい、ショッカーって直接的なサイボーグ技術を主としながらも
こういう生体化学的な手段で人間を怪物に変異させるやり方にも結構傾倒している印象です。
サブタイ通りのダブルライダーキックが炸裂しましたが、逆に2号ライダー単独のライダーキックは
今週の空振り分が番組ラストだそうで…… 不憫(汗

【蒼穹のファフナー EXODUS】第7話…… ゆ、弓子さあああああああああん!!!(血涙
よりにもよってアバンで圧死するという驚愕の展開、しかし次のカットでは美羽を抱えて健在な姿が……
正直、ミョルニアや甲洋とも違い、「ただの複製」っぽいのが救い薄いというか。具体的な詳細も知りたいですが。
そしてサブタイトル通り「新次元戦闘」となった竜宮島防衛線。徹底的に敗北寸前まで追い詰められた絶望的状況で
突如として全員のファフナーがザイン化。武器の瞬間転移&同化など序の口、機体もろとも空間転移に
全損した機体を全身ズタズタの操縦者ごと修復と、マジで漫画版ゼオライマーを彷彿とさせる戦力を発揮。

……何ていうか、ニコニコのコメントで「クレカ支払いで豪遊している」と例えられてたのが、実に的を得ているというか。
急激な課金によるパワーアップは、後払いによる破産という落とし穴が待ち受けている訳で、
ここまで不安要素しかないパワーアップを描いてくれる辺り、やはり冲方氏の腕前は流石だなぁ、と。
【テッカマンブレード】のブラスター化と実質的に同じようなもんですよね……
最終的に全視聴者の僅かな期待を裏切って遂に起動したマークザイン&マークニヒト。
その飛翔は希望への道標か、それとも死出の旅立ちか。

【ジョジョの奇妙な冒険】第31話…… 色々とオヤジ共の絵面が凄い、対マライア後半戦。
磁力に翻弄されながらも、最終的にはマグネットコーティングでフルアーマー化した(違)ジョセフとアブドゥルにより
マライアをプレスして決着。次週は遂にジョジョ3部屈指の変態野郎出現ですが、果たしてどんな挙動が拝めるか。

【超力戦隊オーレンジャー】第2話…… はい、リアルタイムで視聴してた身でうろ覚えではありましたが
何かそこかしこのシーンが少なからず記憶の奥底に焼き付いていて、すっごく懐かしいです(滝汗
子供心にはあんま理解できてなかった部分もありますが、なんかもう絶望的なまでにハードな展開です。
空想歴史読本でも突っ込まれてましたが、6億年前のパンゲア大陸とはまた随分スケール大きいなぁ、と。
アニメや特撮の歴史を纏めた年表を紐解いても、これ以前となると地球創造レベルな訳だし……
で、宇宙創造以前から身体を鍛え続けているマッチョガイも宇宙には居る訳で

【世界忍者戦ジライヤ】第45・46話…… 紙忍折破、想い人と共に散る。
最終的には磁雷神によって魂を救済されましたが、それでも儚い結末を迎えてしまったなぁ……と。
コメント欄見ると、「紙忍頭領は完全に倒されず逃げ延びたのでは?」と解釈した声も多くてちょっと驚き。
実際、パルチスも斬られて消滅する演出されながらも普通に生き延びてましたし、
空想大戦のSSで、半身をサイボーグにしながらも健在の紙忍頭領が、一族を率いて他勢力と結託、
傭兵的な立場でテロ活動に従事する、みたいな出番を用意してみようかな、という案も。

【ゴールデンカムイ】、土方歳三に脱獄王に羆嵐…… まさに「スーパー北海道大戦」に縺れ込んできた印象もある本作。
この調子で大泉洋がモデルに登場人物が出てきたりして(無い

【HERO SAGA】、20年後の時代に再び襲来を果たした仮面ライダーポセイドン、バース部隊も一蹴され、
唯一対抗しうる「仮面ライダーアクア」を召喚すべく、瞬平の持つ時間移動の指輪に期待をかける鴻上会長。
……しかし、バース部隊の人員が無残な死を迎えたにも拘わらず、嬉々するかのような態度を取る会長に
正直人間味の薄さ……というか明らかな欠如を感じてしまったのですが、【オーズ】でもこんなキャラなんでしょうか?
 
 
>>102 呉織あぎり様

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)
久々に裁鬼&威吹鬼VSゲルショッカー怪人(FREEDOM構成員)の場面に視点が移り、
撃鱗将に諭された武者頑駄無勢は、音撃戦士を信じて彼らに決着を託す事に……
こういう細かい心理の機微などは自分苦手な方なので、そこら辺を丁寧に扱えてる方のSS見ると
自分もちょっとでもそういうのを補填すべく頑張らねば、と思わずにはいられませんね。

……しかし、斧雷丸達に全く気付かれることなく、すぐ傍まで接近していた撃鱗将の下りで、
ピクルや光ちゃんすら気配を感じられなかったアルバート博士を思いだして少し笑ってしまいました(汗

105 名前:名も無き蜀軍兵:2015/03/02(月) 18:20:02
>>99-100>>102-103 呉織あぎり様
>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
久しぶりに連合軍側に動きがありましたね。
さて、ここからどうなる? 次回も楽しみに待ってます。

>>98>>101>>104 無名の妖怪ハンター様
>統夜とカルヴィナのどっち基準でのシナリオで
うむ、確かにそこも気になりますね。

>【超力戦隊オーレンジャー】第1話……
次の第2話も含めて、他の戦隊だったら終盤以降でもおかしくない
バラノイアの大侵攻…というか皇帝一家があまりにも楽しそうで
「…あんたら感情がないんじゃ?」とふと思ってしまうほどでした。

>第3次スパロボZ天獄篇、PV第2弾来ましたね。
>時獄篇の直後に「星間連合サイデリアル」が地球に侵攻
個人的にサイデリアルの規模は秘密結社クラスだと思っていたので
これには驚かされました。地球勢力圏の75%を制圧…
残りの25%は連邦正規軍や未参戦組が頑張ったおかげで無事…と思うべきですかね。

>多分、発売後の4〜5月中には携帯機シリーズの新作も
>発表されるんじゃないかと睨んでますので
Zシリーズ完結後の携帯機新作…ラグランジェ、ヴヴヴ、マジェプリ、クロスアンジュを
はじめとして最近作も魅力的なものばかりなので、これらからの参戦にも期待ですね。

後、第二弾PVの補足説明がスパログに記載されています。
ttp://blog.spalog.jp/?eid=863673

どうやらエヴァQはシナリオ再現無し…のようです。

>アニメグッズをシフトカーの機能で複製して餌に用いてましたが
>これって普通に違法コピーの類なんじゃ……
>仕方なかったとはいえ警察がこんなことして良いんでしょーか(汗

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      ,イ「ト、  ,!,!         ゙! )二」゙  ,!i Y
     / iトヾヽ_/ィ"___.     ヽ.t  _/,!  i
    r;  !\ヽi._jl/゙_ブ,フヽヾーtー:、__ ,トf-≦-=、_,L
    ∧l   \゙7'゙ .j!/ / /\jr=ニ:ー-゙┴、 ゙ミ三ヽi]l「/l
   ./ i !   \.// /./  ./   \ ┌‐ヽミ≦‐十'"!
  /  i゙i     /  ̄ ̄ ̄       i .l ッー-、\_ミ「彡゙ー=r.、
 ノ   ヾ、  /            i! ! \_ ̄i i l r‐へ__\ー-、
/      ゙''y'              l .i  、 l  !.j .l l 「,> ゙t.,>‐fi

※友情出演 ギレン・ザビ閣下

106 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/03/07(土) 03:29:26
【第33回】


ガニコウモル「加勢するでもなくただ傍観しているだけとは……。
       君達のお仲間とやらも随分と薄情な連中じゃないか」

 戦いの行方を見守るだけに留まっている連合軍のメンバーを一瞥して、
彼らが攻撃してくるのではないかと警戒していたガニコウモルが挑発的な笑みを浮かべた。

長らくFREEDOMという巨大な犯罪組織に身を置き、
己の利益のためには他人を蹴落とすことも厭わずに生きてきたこの怪人には理解できなかったのだ。
石割や武者頑駄無達が、どんな想いで威吹鬼や裁鬼の後ろ姿を見つめているのかを。

威吹鬼「それでいいんだ……。誰かが近くにいて見守ってさえいてくれれば、僕達はそれだけで戦える!」

 そう言っている間に威吹鬼は、ガニコウモルが振り下ろしてきた鋏を手刀で受け止めつつ
開いたもう片方の手に音撃管・烈風を握り締め、力いっぱいにトリガーを引いた。

ガニコウモル「ギェ――ッ!?」

 鬼の霊力が込められた圧縮空気弾が無防備な腹に直撃し、怪人がよろめく。

風の音撃戦士はここへ来てついに訪れた好機を逸しなかった。
手早く装備武器を烈風から音撃棒・山背風(やませ)へと持ち替え、
音撃打の要領で小刻みなビートをガニコウモルに浴びせていく。

ガニコウモル「ギェ――ッ!」

ウツボガメス「チイッ、あの馬鹿が! 簡単にペースを乱されやがって!」

 パートナーの失態に、思わずもう一体のゲルショッカー怪人が毒づく。
互いを思いやっている武者・猛士連合軍のメンバーとは対照的に、
彼らはどのような状況においても個人プレイを押し通してきた。
その傲慢さに対しての莫大なツケがいま、命の危険という形で返ってきたのである。

ウツボガメス「クウェェェェェッ!」

裁鬼「!」

 敵との距離を測り直し、再び殺人スモッグでの攻撃をしかけるウツボガメス。
だがそんな相手の動向を察知した裁鬼は、落ち着き払った動作で鬼幻術・鬼火を発動した。
地獄の業火にも似た霊的エネルギーの炎に包まれた殺人スモッグはたちまち引火し、
他ならぬウツボガメスの周囲で、何度も小さな爆発を引き起こした。

ウツボガメス「ク、クウェェェェェッ!?」

裁鬼「……どうやらペースが乱れているのはあいつだけじゃないらしいな」

ウツボガメス「なめやがって……!」

 徐々にではあるが、戦局をリードし始めた鬼を目の当たりにして、
ウツボガメスは憎々しげな表情を浮かべて彼らの背後にいるほかの連合軍の者達をちらと見やる。
にわかには信じがたいが、連中が出現してから対戦相手の士気が異様に上昇しているのは事実だ。
その事実こそが、FREEDOMの残党の男を素体とするゲルショッカーの合成改造人間にとっては甚だ気に入らなかった。

 「仲間の存在が力となる」。

世の中にこれほど欺瞞に満ちた言葉がほかにあろうか。
仲間など、“互いに利害の一致している者”
あるいは“己の目的のため一時的に利用している手駒”を耳に心地よい表現に置き換えたにすぎない。

 まったくもって偽善者のたわ言だ。

この世を支配しているのはしょせん原始時代から何ら変わることのない、弱肉強食の理である。
生き残るためには、何を置いても自分自身が力を手にしなければならないのだ。
誰にも頼ることなく自分のためだけの戦いを続けてきたからこそ、
所属組織が事実上の壊滅を迎えてもしぶとく生き延びることができたし、
Dショッカーという後ろ盾を得て改造人間の肉体という更なる力をも手に入れられた。

そんなウツボガメスにとって、仲間から力を与えられているなどというふざけた理屈を並べ立てながら、
自分を圧倒するほどの力を秘めている猛士の音撃戦士の存在が、何より許せなかった。

ウツボガメス「(畜生が……! 誰かが見てるだけで力を手に入れられりゃ苦労するか!)」

 内心で吐き捨てながら、特に何かアクションを起こすでもなく、
本当に事態を静観しているだけの爆炎ら連合軍のメンバーに視線を向ける。

ウツボガメス「!」

 まさにその瞬間であった。
ウツボガメスの狡猾にして残虐な頭脳の内に、あるアイディアが浮かび上がってきたのは。

ウツボガメス「(ククッ……。そうだ、何も馬鹿正直にこいつの相手をしてやる必要はねえ。
        殺りやすい奴からやりゃぁいいんだ……!)」

 この窮地を脱し、なおかつ敵の戦意を大幅に下げることができるであろう
大胆な策略を思いついたウツボガメスは、再び四肢と頭を甲羅の中に収納してからのスピン攻撃を仕掛けた。
ただし、ここでの目的は裁鬼にダメージを与えることではない。
彼の注意をウツボガメスの方に引きつけておくところにある。

ウツボガメス「クウェェェェェェッ!」

裁鬼「……!」

 そして思惑通り、裁鬼は高速で突っ込んでくるウツボガメスをかわすため、その挙動に注意を向けている。

 反撃のチャンスが巡ってきた。

ウツボガメス「今だ、クウェェェェェェッ!」

裁鬼「なにっ!?」

 裁鬼が気付いたとき、怪人はすでに自らの計略を実行に移していた。
高速回転を保ったまま、甲羅の内部に引っ込めていた首を本体と分離させ、
戦闘の行方を見守るほかの連合軍メンバーのいる方角へとけしかけたのだ。

裁鬼「狙いは石割達か!」

 ウツボガメスの首を鬼幻術・鬼火で撃ち落とそうとする裁鬼であったが、
そうはさせじとウツボガメス本体がスピンを中断し裁鬼に組みついてくる。

裁鬼「まだそんな隠し玉を持っていたとはな……」

ウツボガメス「クウェェェェェッ! 切り札ってのは、最後まで取っておくものらしいからな!」

 本体からの妨害を受けてもがいている裁鬼を嘲笑いながら、
分離した頭部はまさしく飛頭蛮のように空中を浮遊し、待機中の石割や武者頑駄無達に接近していった。

ウツボガメス「(さあ、誰がどう動く? ……もっとも、今更どう足掻こうと貴様らの負けだがなぁ!)」

 悪辣なる怪人の目論見は、まさしくそこにあった。
いくら戦闘に加わらなくとも、自分達が攻撃のターゲットにされれば、何らかのアクションを起こさざるをえない。
迎撃するか、その場から退避するか。
ウツボガメスにすれば、どちらの対応を採ろうとも構わなかった。
猛士の鬼戦士どもが言うところの仲間が危険に晒されれば、その段階で裁鬼や威吹鬼の主張は崩壊する。
「仲間の存在を受け入れたところで、真に圧倒的な力の前では何の足しにもならない」ということを証明できるのだ。

ウツボガメス「まずは猛士のヒョロガキから潰してやるか。
       ……せいぜいてめえの無力さと無能さを存分に噛み締めな、鬼さんよォ!」

裁鬼「くっ……!」

 憎悪の対象たる緋色の鬼が行動を阻害されているのを横目で確認したのち、
ウツボガメスは勝ち誇った表情を浮かべて殺人スモッグ放出の準備に入った。

107 名前:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト:2015/03/07(土) 03:30:17

●ガニコウモル→威吹鬼と戦闘中。
○仮面ライダー威吹鬼→ガニコウモルと戦闘中。
●ウツボガメス→裁鬼と戦闘中。
○仮面ライダー裁鬼→ウツボガメスと戦闘中。

108 名前:無名の妖怪ハンター:2015/03/08(日) 17:28:35
済みませんが、先に一言だけ……
諸事情あって、ネット上で自分に対して個人攻撃がなされるという事態に陥ってしまい、
ちょっとの間だけですがネットから遠ざかる事になりそうです……
SS執筆や作品感想などについては継続しようと思ってますので、済みません。

以下、このまま放置するのも嫌なので、とりあえず書き溜めた作品感想などをアップします。
あぎり様への感想、今日のドライブの感想などは後日改めてします。迷惑かけてごめんなさい……


■今週の作品、色々と

【艦隊これくしょん -艦これ-】第9話…… ぽいぽい改二可愛い、吹雪可愛い、蒼龍が喋った、と良い所も
決して少なくはなかったのですが、やはり提督の描き方に一抹の違和感を感じてしまった今回。
姿が描かれないとか影だけとか台詞が無いとか、そういう作劇上の扱いとか関係なしに、
本当にアニメの提督が「何を考えているのか」視聴者目線で全然掴めなくなってるというか、
一部で囁かれてる「実は敵のスパイなんじゃね?」みたいな声も(流石にそんな展開は無いでしょうけど)
現状の敵側有利っぷりとか見て、正直そう疑われても仕方ないとしか……
アニメ版は総合的に見て、自分の中では世間で言うほど悪くない作品だと思ってるのですが、
そこら辺だけはやっぱり気になってしまったなぁ、というのが本音です。
とりあえずぽいぽい改二可愛かった(二回目)ので、吹雪改二もビジュアル的に期待したいところです。
……う〜ん、一人取り残されてる睦月にもワンチャン無いかなぁ。アニメ終了に併せてとかで。

しかし、練度が上がったら身体が光り輝くとか、ボーキや燃料食べるだとか、アニメ版設定の艦娘って
言い方アレですけど本当に「人外」として描かれてる感がアリアリなのですね。
空想大戦に既出の艦娘描写は、どちらかってーと陽炎抜錨とTRPGがベースのつもりなので
アニメ版の描写をSSへフィードバックするつもりはあんまないかな……と。

【蒼穹のファフナーEXODUS】第8話…… 一騎と総士の決死行を支える人々、そしてその悲痛ながらも
前向きな心情に比重が置かれたエピソードですが、一にも二にも悲壮感が強すぎる展開だなぁ、と……
剣司と咲良、ほぼ『大人』側の立場になっちゃってるのが色々と感慨深いです。
で、妙にエロスを感じる芹ちゃんによって名付けられた『織姫』ちゃん。彼女の得意技はキックですか(違
……って、エメリー逝ったあああ!? 流石にここでまだ退場はないと思うのですが……

【仮面ライダーW】第9・10話…… 公式配信で追っかけてますが、メッチャ面白いですねコレ!!
スイーツ・ドーパントのエピソードはここ最近でも特に良く、亜希子の株がダダ上がり、
尻彦さんの素敵なヒップが再び拝めたり、園崎パパンがマジムスカ大佐だったりと色々とクオリティ高ぇ!!(笑
会話やシナリオのテンポも視聴者を飽きさせない構図になってて、毎週毎週が見逃せません。
日曜のドライブ&初代と併せて、21日公開のスパヒロ大戦GP楽しむ用意は万全だぜぇ。

【世界忍者戦ジライヤ】第47・48話…… 学会曰く「聖徳太子が巨大ロボを作るなんて有り得ん」て、まぁそうだよなぁ(汗
遂にパコの正体と出自が完全に判明する事となった今回。元々はデモストや闘破の先祖共々、
暗黒星から地球侵略の為に派遣された存在だったが、不時着した際に地球の人々に助けられたことで
彼らに味方する道を選び、聖徳太子が建造した磁雷神に永き間間眠っていたとのことで……
聖徳太子(超劇画ver)「磁雷神とパコを利用して蘇我一族に復讐してやるわ!」
シナリオの展開上仕方ないとはいえ、3人纏めて横一閃されたパルチス・銀鮫・悪魔猫が哀れ。
……気付けば本作も来週で配信ラスト、前回の時は見る事の出来なかった結末を是非とも拝みたいです。

【テラフォーマーズ】、北海道に対する米軍の爆撃は、予め察知していたテラフォーマーに迎撃され全滅。
……うん、地元民としては悪役ながら「よくやった」と褒めて遣わします(笑
で、ラストでまさかまさかの衝撃…… 第1部ラストの一幕が、まさかこうやって本編へと繋がる事になるとは。
16年間地球に潜伏してきたテラフォーマー達、どれだけ卵をばら蒔いたのか気になるところですが……
 
 
■最近触れた作品

・櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (作:太田紫織)
一昨年夏にシリーズの存在を知り、書店で追いかけ続けた本作も遂に7巻目突入。
姿を見せない殺人鬼・花房の影に少なからず怯えながらも、平穏な日常を過ごそうと努力する正太郎が
自分自身を狙った陰湿な嫌がらせ、知人の亡くなった父親が別荘に隠していた秘密に纏わる謎に巻き込まれる展開
(あと初めて百合子が主役の短編)が収録されてますが、一にも二にも他者の心理を操って犯罪に及ばせる
花房の手口を知ってしまったが故に、身近な人間に対する疑心暗鬼を僅かながら覚えてしまうも、
悲しいすれ違いなどを経て「自分が思ってるより、世の中は角ばって、歪な形をしている」ことを悟り、
それでもなお親しい人たちを信じ、付き合う道を選ぶ……というのが、この一冊通してのテーマだといえます。
旭川が舞台とのことで、2月に行われた旭川雪祭りも物語の舞台となり(『特撮ヒーローとのコラボ』と明言してるので
間違いなく今年2015年)、地元民としては色々と感慨深いものを感じてしまいましたね。

そしてこの度、本作がアニメ化に向けて企画進行中とのことで! いやー地元民として非常に嬉しい。
……知名度が上がったら上がったで、櫻子さんの薄い本が同人ショップにアホほど陳列されるんだろうなぁと思うと
原作ファンとしてちょい憂鬱だったりしますが(汗 【はたらく魔王さま!】でも似たような思いしましたし…orz
 
 
・異世界食堂 (作:犬塚惇平) 1巻
こちらは小説家になろうで連載されていた作品の書籍化で、ヒーロー文庫から出版されたものです。
(ちなみにヒーロー文庫なのでWEB掲載版も削除されず閲覧可能です)
内容は【深夜食堂】の異世界モノって感じでしょうかね…… 某県某所に存在する飲食店「ねこや」を舞台に、
そこに繋がった異世界の扉(ここら辺の設定はちゃんと用意されてますが割愛)から来訪する客人を相手に
店主が料理を振る舞う…… 言っちゃえばただそれだけの連作集なのですが、客が食事する際の描写が
かなり丁寧というか、読者側にも空腹感を味わわせるに足りるものというのがかなり印象的です(汗
所謂「動き」を読み手側が想像する必要のある食事描写を、文章だけでしっかりと受け取り易くしている点は
個人的に結構評価したいというのが本音ですね。まぁ連載の方はややマンネリ気味だったり……
 
 
>>105 名も無き蜀軍兵様

>Zシリーズ完結後の携帯機新作…ラグランジェ、ヴヴヴ、マジェプリ、クロスアンジュを
>はじめとして最近作も魅力的なものばかりなので、これらからの参戦にも期待ですね。
自分が直接通して視たのはマジェプリだけですが、個人的に割と好きな内容でしたし、
同時期のガガガが天獄篇参戦という事なので、今後のシリーズに期待したい気持ちもあったり。

サプライズ的には90年代・00年代の新規参戦枠は何があるかな、とも少し思索を巡らせてみましたが、
タマキの声の人が主演やったゼノグラとか…… 流石に賛否出るかなぁ。

>どうやらエヴァQはシナリオ再現無し…のようです。
まぁ流石に消化すべきイベントが決して少なくないですし、新規参戦のガルガンティアもシナリオに絡む訳で
ヱヴァQの展開にまで手を出す余裕があるかというと……


109 名前:新章/妖を狩る者達 −Part2,魔法使い達の挽歌−・SSテスト:2015/04/01(水) 23:31:16



     都内某所 廃倉庫
 
 
 
                           i! ___/
                        , |!---- ァミ    ∩∩∩
   _                      / {!__/_  ヽ  ∩/i i i i |
 rf 、\                   //Y:i:W:ii:iヽ !  !,|γ⌒E
 夊>丶ヽ___ ______     |ト、i:i:i辷7i:i:i/i|/}_ |/弋ェェノi! /)
r─(_)// {i:i:i//////////////`ヽ. x ,‐||i:i:\iーi:/i:i:i:i}!」∧レ⌒ー一1 /
  ̄ `ヽ├《///////////////// //∧i:i:i:i:i}:i{!:i:i:i:i:i/´/, ,1////////
      {√  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\///f ////i ー‐个ー一% ///|//////|'
                \/| !////,i!,\:ィ 、:f7¨´////!======{
                       `Y、///|!r‐i辷冖|////// |i:i:i:i:i|||i:i:ト、
                      ∨/|!|: :r─ァ´////// |i:ix≦'≧} }}
                      /\|!i: :i://////「 ̄_ }//////|彡
                        {i:i:i:i||: : }=====ニニfi///|//////!
                     八i:i:i:||: : |!i:i:i:i:i:i:i:i:i::|i///|/////∧
                      「i:i||: : |!i:i:i:i:i:i:i:i:i::||∧/!//////,i}
                     ハi:||: : :≧===彡'1!/∧!///////
                      ≧ュ: : }}i:i:i:i:i:i:i:i||//人_/////
                       Y|: : :\:iー=彳////≧=彡
                        イi__ -=ミ /≧彡//ムイ\_
                        //「`Y¨フ冖ミー-ェェf´ }回} /_》
                       ///{_ /,////}二コ |! }レ《/∧_

ウィザード「ハァッ!!
 
 
 古来より“草木も眠る丑三つ時”と称される深夜の時間帯……
 業績の悪化した企業が手放し、無人になって久しい、無駄に広さだけはある資材倉庫の暗がりの中、
 ショットガンと古代の海賊刀カットラスを組み合わせたような形状の得物をひたすらに振るう人影。

 黒い外套を思わせる衣を翻し、紅色に輝く宝石のような仮面を被った戦士……
 かつて、“ファントム”と呼ばれる人外の存在と戦った“魔法使い”にして、巷の都市伝説で囁かれる
 “仮面ライダー”の一角を担う、人呼んで仮面ライダーウィザード
 
 彼は今、得物…… ウィザーソードガンを片手に構えつつ、僅かな星明りが射すばかりの
 暗闇に包まれた廃屋ダンジョンを駆け、“”を相手に攻防を繰り広げていた。

怪物A「ギィイッ!!

怪物B「ジャァァッ!!

 ウィザードが相対していたのは二体の怪物…… その外見やフォルムこそ人間に近いものであったが、
 異常に隆起した筋肉に、限界までに見開かれた双眸、そして“牙”と見紛うまでに伸びた鋭い犬歯……
 衣服など一糸纏わず、その溢れ出る獣性に従い、隙あらば標的の首筋を狙う、知性の無い異形の怪物。
 その姿は、まるで中世ヨーロッパの伝承に登場する怪物、吸血鬼を彷彿とさせるものであった。

 鋭い爪による徒手空拳の連撃を、剣先で難なくいなし、軽くステップを踏んで距離を取ったウィザードは、
 目の前の化け物共――――先に報告を受けていた“地下勢力”の戦闘要員――――を、仮面越しにねめつける。
 
 
ウィザード「(ヴェドゴニアの量産型…… やはり、ここ一帯での猟奇事件を引き起こした犯人はイノヴェルチ
        随分前に壊滅したとは聞いていたが…… 少なくとも、幹部格は“黄泉還った”とみて間違いないか?)」

 ウィザードは、今現在刃を交えている怪物どもが、既に壊滅して久しい筈の勢力……
 かつて、自身が掃討したはずの敵と同じ、“人外”によって運営される秘密結社“イノヴェルチ”が
 戦力として造り出した、人造兵士の類だと察知した。
 
 人の心をギリギリの所で残したまま、吸血鬼特有の不死性と破壊力を自在に操る事のできる、
 人間側のみならず、吸血鬼にすら天敵成り得る吸血兵器…… ヴェドゴニア。
 そのデータを基に、イノヴェルチに属する幹部格の吸血鬼、ナハツェーラーが人為的に造り出したとされる量産型が、
 純粋に誕生した個体と比べてどれだけの差があるかはウィザードには 判別できなかったが、
 それでもなお、獰猛さを剥き出しにした敵に対し油断するつもりは毛頭ない。 

怪物=量産型ヴェドゴニア「シャアアアッッ!!

ウィザード「(まずは、距離を取って……) これで!!」
 
 量産型ヴェドゴニアの猛攻を剣先であしらうと、ウィザードは指に嵌めた“雷撃サンダー”の指輪をドライバーに翳し、
 放電攻撃の波状攻撃によって敵を牽制、一瞬敵が怯んだ隙をついて“拘束バインド”の魔法を発動する。
 次の瞬間、量産型ヴェドゴニアらの周囲を包み込むかのように巨大な魔方陣が発現すると同時に
 そこから無数の魔力を帯びた鎖が伸び、2体の敵の四肢を縛り付ける格好で拘束した。

 間髪入れず、ウィザードは“蹴撃キックストライク”の指輪を発動させ、速攻でヴェドゴニアを片付けようとするが……
 
 
量産型ヴェドゴニア「ギィッッ!!

ウィザード「……何だとっ!?」
 
 敵はいとも簡単に、魔力の鎖を力技で引き千切ると、必殺技を発動させようとしてたウィザードに
 腕を振りかぶって一撃をお見舞いし、体勢を崩した隙にもう一撃を食らわせる。
 ウィザードは急遽迎撃の構えを取ろうとするも、攻撃の際に手元より滑り落ちてしまった“蹴撃キックストライク”の指輪に
 気を取られてしまい、ヴェドゴニア2体の連続攻撃に晒される羽目になってしまった。
 
ウィザード「うぉ……っ、しまった」

量産型ヴェドゴニア「キェァァァアア!!
 
 ヴェドゴニアが無防備に晒されたウィザードの腹部に手を伸ばし、力の源たるドライバーを
 強引に引きはがそうとした…… まさにその時。
 
 
 
 
声「―――――そこまでだ、悪党どもめ!!
 
量産型ヴェドゴニア「!?
 
 突如、男のものと思われる低い声が、倉庫の暗がりの中に盛大に響いた。
 何者か分からぬ、得体のしれぬ存在がまだ潜んでいるという事実に、敵戦闘員共が気を取られた、その僅かな一瞬の隙……
 四方八方より、何処から現れたのか無数のワイヤーロープが縦横無尽に辺りを飛び交うと、
 瞬く間にヴェドゴニア2体の股を潜り、腕を縛り、足に絡みつき、そんでもって更に縛られ……
 数秒もしない程の瞬く間に、ヴェドゴニアどもはワイヤーロープによって雁字搦めにされてしまった。

 人間の基準で考えるならば、一般的な炭素鋼製のワイヤーロープは到底自力で千切ることなど出来ぬ代物であるが、
 吸血鬼のパワーを自在に操るヴェドゴニアならば紙縒こより同然…… 先ほどウィザードが放ったような、
 強力な魔力を帯びた“拘束バインド”の魔法よりも遥かに簡単に破られてしまう筈だった。
 しかし、今この瞬間、ヴェドゴニア達はただ単純に縛り付けられていたのではない。
 手首足首の縛り方、絶妙に動きを脱力させる四肢の固定法、特定の筋繊維に程よく不可がかかるよう調整された力加減……と、
 その拘束の仕方は、一件無秩序な拮抗縛りに見えてその実、何から何まで捕縛対象が如何なる強靭な力の持ち主であろうと
 生物学的観点からしても徹底的に脱力させてしまう、まさに神業の拘束術。
 事実、ヴェドゴニア達は自身らを縛るワイヤーロープを破るどころか、滲み出る快楽に抗えず、
 もがく意欲すら出しあぐねてしまっているようだ。
 
 そして、このような高等戦術をこんな僅かな時間の中でやってのけるトリックスターは、
 世界広しと言えどもウィザード…… もとい、操真晴人が知る限りは決して多くはなかった。
 中でも、このような“変態”染みたやり方を、全く恥じる事のない戦士など……
 
 
ウィザード「……サンキュ、色丞さん!
 
 
                          l/ヽ
                        ,ィ////ヽ\
                      イ//////////ヽ,、
                     //////////////'//l
                       ゝ///,, ̄ ̄ ̄,,`ヽ//ハ
                   ////    aiko   ヽ//
                     ´ l        //゙゙ヽ'l/
                        l l´ ̄ヾ i,   '//、 l'l
      _               l l ´\,ヽi  l'l/_ ィ l l
   /l´ /    (\          、、 ヽ`ヽli、l_,l;i´_/ , /
  l 〈l `\    l  l         、、 7'l,/  'l\ /ハ
  〈` 、 _`ヽ  `ヽ''  ヽ          \、_/'' ,,  ヽ_//l/lヽ
  l_ ` 、 `ヽ  ゙  l     _ ,ィ、 _,l\  /:i:;゙' /, ,l/、
  ヽ`_,´_‐  \    l  / lヽ/` />,,l,-; ` ー ' '/ , 'l/\
       ` ヽ      ', /  ,' ll,- l ´/ ; /,; ,ィ l  /  , l;   \
          、    \ ,ヽ '/ _;、/`/ l /,゙l   /   , ヽ:;:; _\
          ',      \ l'  ,  /ー ' / -;' -―'―/" 三,,  ヽ
          /',      \ / ,   '"´/ ''''' /    'シ   ';
         / . ', ゙     \ /  /_ -―‐ ':;/           /'l
        ' ''/ ' ', ヽ      ヽ /"    ―ニ    ,      ,'
       /       ',  ヽ     ´/        ニ,,, /      /
        l ;; /  、  ヽ           _ -‐三彡    /'/
         l     , ヽ   ヽ /    ー―‐=   三ニ= /_ /
       ヽ _ '"  ,, ヽ`  `        _   _ -― /
            ̄   l\   __  ‐  ̄ -  ̄三/   /
                l i `ー;-―  ̄、 ーニ二ニ    /
                     l l、  l     //、 _/ ,,ィ''"
                  l l  ゙̄i`ー―''ヾ     ´/
                l '  ',          /
                  l `   lー‐    l ̄ニ'' ヽ
 
 
 ――――――“変態仮面”。
 女性のパンティを頭に被り、数多の“変態”染みた数々の技巧をもってして敢然と悪に立ち向かう、
 “正義”と“変態”の両方の魂を兼ね備えたヒーロー…… 彼ぐらいしか。
 
 
変態仮面「礼は後でいい…… 仮面ライダーウィザード、今がチャンスだ!!」

ウィザード「応!!」
 
 変態仮面の合図に併せるかのように、暗闇の中から今度は、ワイヤーロープに固く縛り付けられた物体……
 恐らくは倉庫の中から持ち出してきたのだろう、巨大な木材、もとい丸太がウィザードの下へと飛んできた。
 ウィザードはそれを見据えると“筋肉増量エキサイト”の指輪を使用、見る見るうちにその姿を筋骨隆々の体躯に変貌させ、
 急速接近してきた大きさ5メートルぐらいはあろう丸太をやすやすとキャッチ、それを抱える形で構えた。
 
 そして今度は、また別のワイヤーに縛られた丸太を、まるでブランコにでも乗るような感覚で
 サーフィンのような格好で引き連れてきた変態仮面が、倉庫の中空に躍り出る。
 所詮“振り子”でしかない丸太であったが、変態仮面の手による絶妙なロープの縛り方や、
 搭乗者たる彼の絶妙な力加減の具合により、まるで縦横無尽の起動で動き回っているようにも見えた。
 
 
変態仮面「ウィザード、丸太は持ったか!?
 
                        , -EC、
                   _// 辷7 ,',
                      { || \ / i|
                      圦_} {__ 'ノ
        ___        _/  \、__/ニ\
     /ニ=-  ≫-=≦〔 {{=-   -=ニニ二}}\_
.   /二ニ=-  /{!二ニニ=- ≧x -=ニ二x≦二二≧x== ミ
   /〉二ニ=- / |二ニニ=-  W -=ニ二Y二ニ=-  Vニ=-\
.  / ー ─==ァ=- |二ニニ=-  《 -=ニ二,ソ二ニニ=-  Vニ=- } 、
.  Y≧== ‐ 〈ニニ廴二ニニ=-  {{≫ - ≪}}二ニニ=-    }≫─┘《i
  /ニニ=-     ̄| 「 ̄  ̄ ̄ ̄ | |  |  | r‐─=ニ二二/{___ }
. /ニニ=-    -=ニ! !        | |  |  i│      〉〉二ニ=- Y
/二二ニ=-   -=ニ| |       | |  |  | |        //ニ=-  -=ヘ
二ニニ=-  -|ニ二乂、__  ,  イ|⌒i⌒〉〉、    //ニニ=-   -=ニヘ
二ニ=-  -=ニ八二二|「 ̄ ̄    i ! , //  \__//ニニ=-   -=ニ∧
ニ=-  -=ニ/  ヽニニ||      // / { i      ̄〉ニニ!ニ=-   -=ニニ∧
-   -=/     Vニ》、_ ,  イ/ {  乂、   //ニニ=人=-   -=ニニ∧
  -=ニノ       }ニZ    {{   i  //\___//ニ=/   ヽ=-   -=ニ二}
  -=/         /ニ∧、____}}   } { {  ¨7ニr彡      〉=-  -=ニ二7
. -=/          {ニニニ≧ 冖 彡─┴‐夊__/ニニ〉     /=-   -=ニニ/
 
 
ウィザード「無論だ、挟み撃ちにする!!」

変態仮面「行くぞッ!! 変態秘奥義・地獄のお彼岸華スペシャル!!
 
 
 魔法で増強した肉体により易々と丸太を振り回すウィザードと、ワイヤーロープの慣性を自在に制御する変態仮面。
 彼らは拘束されたヴェドゴニア2体にそれぞれ狙いを付けると、ウィザードは力一杯丸太を投槍の如く投げつけ、
 変態仮面は丸太を大きく振りかぶらせて、その軌道の向きを標的に向けてから一気に敵に突撃させた!
 
量産型ヴェドゴニアA&B「「ギェアアァァッッ!!!
 
 ウィザードと変態仮面の放った丸太の一撃は、共にそれぞれが狙った量産型ヴェドゴニアの胸元を完全に粉砕。
 強靭な肋骨もろとも心の臓を潰し、肉体を再生させる間もなく絶命させるに至った。
 生命活動を停止した怪物の骸は即座に色褪せ…… 塵となって消え失せる。
 
ウィザード「ふぅい…… これで終わり、という訳では無さそうだな」

変態仮面「ああ。私もこの肌に纏わりつくような、邪悪な気配を無視する事はできぬ……
       隠れているのは分かっているぞ、出てこい!!

 変態仮面が一喝したのとほぼ同時に、無人だった筈の倉庫の照明灯が、突如点灯。
 スポットライトめいた光に照らされた倉庫の段上に、階下に降り立ったウィザードと変態仮面を見下ろす形で
 二人の人影が聳えたっている姿を、ウィザード……晴人らは目にした。

 それと同時に、屋内一帯にエレキギターの金属的な不協和音が鳴り響き、続いてそれに併せた歌声が聞こえてくる。
 声色に耳を澄ませてみれば、そのデスボイス染みた歌唱を二人の人物がツインボーカルでセッションしているようであった。
 
 
 
   『切り刻め、切り刻め、太古の悪が呼んでいる

   『捧げるんだ、お前の神に、血まみれの生贄を
 
 
 
ウィザード「曲だと……? なんだ、昔何処かで耳にしたような……」

 ジャーマンメタルの旋律と共に紡がれる英詩は、日本人の晴人らは意味こそ即座に理解できなかったものの
 その曲調や歌詞の響に、かつて日常のいずこかで聞いたような仄かな感覚を憶えた。
 晴人はそれが何であったかを思いだすのに少なからず手間取ったが、彼よりも先に変態仮面が心当たりを見つけたようだ。
 暗がりを揺らすメタルの不協和音が大気を振動させ、彼の股間を締め付けるブーメランパンツをも揺らすことで
 その刺激が変態仮面の前身の感覚をより鋭敏にさせ、更に記憶をもより鮮明に引きだすことが可能になったのである。

変態仮面「TEPESの『魔女の鉄槌』…… 数十年前に一世を風靡したロックバンドの代表作か。
       ならば疑う余地はない。あそこに居る、少なくとも片割れは…… イノヴェルチの幹部の一人!!」
 
 
 
   『魔女を吊るせ、魔女を吊るせ、お前の隣に魔女がいる

   『串刺しにしろ、腹をかっ捌け、聖なる父の名の許に
 
 
 
 逆光に照らされたシルエットが目の慣れに伴い、徐々に姿を視認できるようになり……
 そこに立っていたのは片や、黒い革製のボンテージ衣装に身を包み、豪奢な金髪を揺らした美麗な男、
 方や、青白く腐敗した肌に骸骨を剥き出しにした素肌、ズタボロになった衣服をパンクロッカーの如く纏ったゾンビ。
 
 見た目相反する二人の影は、互いに対になるかのような構図でエレキギターを構え、アンプを掻き鳴らしながら
 それぞれの前に丁重にも用意されたスタンドマイクに歌唱をぶつけ、ヘヴィメタルのセッションを奏でていた。
 その姿を見る人が見れば、両者共に神業の如きギタープレイを披露していることが理解できる筈だ。
 ……なにせ、彼らのその技術は“人間だった頃”から得意とする天性の魔性に他ならないのだから。
 
 
 
   『永遠の命、久遠のパワー、太古の神の墓標を暴け

   『おまえは血に飢えた十字軍、悪魔の使徒を狩り立てろ
 
 
 
ウィザード「――――ジグムント・ウピエル!! ザベル・ザロック!!」

 ウィザードは眼前の男達の名前を叫びつつ、ウィザーソードガンの銃口を向けると躊躇することなく発砲、
 銀の弾丸が男達の胸元へ正確に軌道を描くが……

ザベル「ヒャヒャァッ……ル・マルタァ!

 それが心臓に届くまでもなく、ザベル・ザロックなるゾンビの背後に、突如巨大なスピーカーが……
 否、スピーカーのような外見をした一つ目の怪物が出現し、スピーカーの音量ボリュームを上げる仕草を取ると
 それに併せてザベルが骨が剥き出しになった指で、手元のエレキギターを鳴らし……
 凄まじいまでの大音量となったアンプ音が発せられると同時に、それによって生じた衝撃波が大気をも揺らし、
 物理的な破壊力を伴った音波となって襲い来る弾丸を一蹴、粉微塵に消し去ってしまう。
 
 そして、音波の衝撃は弾丸を撃ち落とすのみならず、その先に控えていたウィザードと変態仮面にも襲い掛かり、
 彼らはすんでのところでギリギリ回避するも、その背後に積まれていた木材は衝撃によって粉々に粉砕されてしまい
 降りかかる瓦礫をよけながらも、再び段上に陣取った敵二人を睨み付ける。

 人外の犯罪集団イノヴェルチの幹部格を務める、残忍極まりない吸血鬼ジグムント・ウピエル
 かつて帝王オゾムに魂を売ってダークストーカーとなり、オゾムが滅びた後も数々の勢力を渡り歩いて
 破壊と殺戮の限りを尽くすゾンビのザベル・ザロック
 いずれも、ウィザードが“その手の筋”から配布された手配書に記されたそのものの人相をしており、
 また、その生前の知名度や、凄惨極まりない残虐事件を引き起こした悪名から、否が応でも印象には強く残っていた。
 
 
ウィザード「イノヴェルチの大幹部に、ギターを持った殺人ゾンビ…… いずれもブラックリストで見た顔だ。
       ここ一帯で“怪物騒ぎ”を起こしていたのはお前達だな」

ザベル「ケケッ…… だったらどうした、あぁン!? 俺達の仕事に何かクレームでもあるってのかァ……?」

ウピエル「“量産型兵士”の実験は、こいつらの横槍さえなけりゃ特段問題無かったはずだぜ。
      俺的には、モニターの一環で遠足中のガキどもを襲った時とか好きだったが…… ウ〜ン。
      バスを横転させて、泣き喚くガキ共を生きたまま解体バラしたとこなんか、すげぇ興奮したぜ?」

ザベル「あれは悪くなかったなァ、思わず俺も飛び入り参加しちまったぜ……
     両手両足潰して芋虫みてェになったガキが呻いてたのなんか、これまでの中でも最高だったなァ、ハハハッ!!」
 
 
 ……ここ数日の間、近辺の市街において残虐極まりない連続殺人事件が横行していた。
 ある時は人気のない夜道で、ある時はアパートの一室に押し入り、ある時は走行中の車両を強襲し…… 
 いずれのケースでも被害者は、人間業とは思えぬ驚異的な力で全身をバラバラに引き千切られ、
 もはや死骸といえないような血だまりといった惨状が現場に残されていたのだ。
 警察は、手口からして犯人が“人間でない”事はほぼ確実視し、捜査の末に犯人の足取りを掴むも取り逃してしまい、
 ただ唯一、それらの捜査と平行して事件を追っていた晴人、並びに彼と協力していた狂介が
 攻防の末に殺戮の実行犯……量産型ヴェドゴニアを追い詰める事に成功した訳だが。
 
 それら異形の殺戮者を「モニター」と称して街に駆りだし、罪もない市民を無差別に襲撃させ
 生きたまま四肢を切り刻む、腹を掻っ捌いて臓物を引きずりだすなどの猟奇殺人を引き起こしていた張本人たる
 ザベル・ザロック並びにジグムント・ウピエル…… 彼らは自分達の所業を悪びれるそぶりさえ微塵も見せず、
 むしろ凄惨な光景を酒の肴に楽しんだかのような口ぶりで、ウィザードらを嘲笑うかのように語り始めたのだ。
 
 命を奪われた被害者の凄惨な遺体、その前で泣き崩れる遺族の姿を目にしていた晴人……ウィザードらは
 異形のゾンビと吸血鬼を前に、その怒りを抑える事はできなかった。
 
 
変態仮面「外道めがっ!! 貴様ら異形を逃すつもりはない…… 覚悟!!」

ウィザード「あぁ。貴様らが属する組織イノヴェルチと、それに繋がる勢力図…… 地獄に堕ちる前に吐いてもらうがな」
 
 変態仮面はその双眸に明らかな殺意の色を浮かべ、その手に革製の丈夫な鞭を引き絞る。
 同時にウィザードも得物を構え直すと、魔力を帯びた銀の弾丸を再装填した。

ザベル「ヒャハハハッ、異形なら手前も負けちゃあいねぇぜ変態野郎。
     それに其処の“仮面ライダー”も、よぉく見りゃあ俺達と『同類』と違うのか?オイ……」

ウィザード「否定はしない…… だが、俺がお前たちの敵である事にも変わりはない!!
       これまで悪行の限りを尽くしてきたようだが、ここで終幕フィナーレだ……」

ウピエル「生憎だが、俺達はまだまだやらんきゃァならねェ事が多すぎるんでなァ…… ここで道草食ってる暇はないのよ。
      “量産型兵士”も十分データは取れた…… 倒されこそしたが、その分は改善点として報告させてもらうぜ」

ウィザード「……逃がすかっ!」
 
 ウピエルらが手早く屋内から立ち去ろうとしたのをウィザードは見逃さなかった。
 すかさず“雷撃サンダー”の指輪を行使し、強力な稲妻をもってして化け物どもを焼き尽くさんと魔法を放つ。が――――
 
 
 
 
女性「させないッ!!

ウィザード「何!?」
 
 放たれた“雷撃サンダー”の魔法がウピエルらに直撃する寸前、突如として一人の女性が立ち塞がる。

 ―――女は紅い革製のビザールに身を包み、衣装の系統としてはウピエルやザベルと並べても違和感のない、
 ロックバンドのメンバーが着用してそうな印象、といった雰囲気であった。
 黒髪のロングヘアに隠れた顔立ちは、一般の感覚で言えば十分、むしろ相当な美人に類される容姿の持ち主ではあるが、
 その生者の温もりを微塵も感じさせない青白い肌に、それとは裏腹にドス黒い真紅の光を宿した双眸……
 彼女もまた、ウピエルら同様の「人外」…… それも、吸血鬼ウピエルの眷属たる存在あることは容易に察知できた。
 
 それは兎も角として、吸血鬼の女性……むしろ外見だけなら“少女”と形容したほうが正確であろう彼女は、
 ウピエルらを庇う形で雷撃の直撃を受けてしまい、全身に酷い火傷を負いながらも膝をつくだけで踏み止まる。
 恐らくは彼女も何の考えも無しにその身を晒したのではなく、最低限致命傷を避けられるようにしたのだろうが
 それでもなお、彼女が致命傷一歩手前のダメージを承知の上で負ったことは間違いない。

 青白い肌を電熱で焦がし、肉の焼ける嫌な臭いを嗅ぎながらもウィザードと変態仮面は、
 その少女がウピエルやザベル同様、ブラックリストに掲載されていた顔である事を即座に理解する。
 
 
ウィザード「間違いない…… あの女は“ストリクス”。ジグムント・ウピエルの眷属か!」
 
 “ストリクス”…… 厳密に言うと、この名は『吸血鬼になった』彼女を指して命名された一種のレジストコードで、
 本名は「白柳弥沙子」といい、元々人間に過ぎなかった彼女がウピエルによって人外へと成り果てた存在だ。

 人間だった頃の彼女は結構な家柄のお嬢様であったらしいが、それ故に相当な鬱憤を溜めこんでいたらしく、
 心酔していたウピエルによって人間を捨てた後は、今に至るまでの自身のメンタリティを形成した原因たる
 実家の肉親達を憎悪のままに殺戮、最終的にはウピエル共々、当時“ヴェドゴニア”だった青年・伊藤惣太により
 誅殺された…… と、ウィザードらは事前に提供された資料で知りえていた。
 明確な死亡データが確認されていないザベル・ザロックは兎も角、少なくともウピエルや弥沙子を始めとするイノヴェルチ関係者は
 恐らく世間を騒がす“黄泉還り”の影響で復活を果たしたクチと見て、まず間違いはないだろう。
 
 
弥沙子「ウ、ウピエル様…… ご無事で……」

ウピエル「――――誰がわざわざ助けに来いって言った? この糞アマがッ!!
 
 ウピエルは、今し方自分達を命を賭して助けた、半死半生の女性の前髪を鷲掴みにすると
 そのまま力任せに持ち上げ、その際に髪の数本がブチブチと音を立てて抜け落ちる。
 肌に酷い火傷を負いながらも、ただ只管主人のことを案じ、怯えた表情を浮かべる眷属の姿も
 ウピエルにとってはイライラに火を付ける切っ掛けにしかならなかったのか……
 髪を掴んでいる方と別の片手で弥沙子を殴りつけると、そのまま地面に叩きつけた。

弥沙子「あぐうっ! お、お許し下さい! どうか……」
 
 全身に広がる火傷の痛みよりも、更に身体の芯にまで響くかのようなウピエルの暴力―――――
 弥沙子は、地獄のような突き刺す激痛の中に、明らかな愉悦と快楽を感じていた。

ウピエル「……こんな状況で“感じて”るのか? 手前の変態癖は全く変んねぇなぁ。
      どうだ? 俺だけでなく、敵の連中にもその薄汚ェ痴態を見せてやったらどうだ、アァ!?」

弥沙子「い、嫌…… どうかそれだけは…… ウピエル様にだけだったら、私の全てでも見せます、
     ですからお慈悲を…… あぁ…… ハァ」
 
 
 
ザベル「―――――ガタガタうるせぇ、この雌豚ビッチが!!

弥沙子「ぐぅっ!!」

ウピエル「!? ……おぃゾンビ、客分の癖して何勝手に俺の下僕に手ぇ出してる?」

 ウピエルと弥沙子の織り成すSM的風景に腹立たしさを感じたのか、ザベルは地面に平伏す弥沙子を
 容赦なく蹴り飛ばすと、その顔をコンクリートの地面に踏みつける。
 突然の味方からの横槍に腹立たしさを感じたか、ウピエルはぐったりした弥沙子を尻目に、
 当面の敵であるウィザードらが眼中に無いかのような剣幕でザベルに詰め寄るも、
 当の本人は何の感慨もなく、胸倉を掴みかかったウピエルの手を振り払い、彼の怒りをあしらう態度を取る。
 
 
ザベル「文句言うのは後にしやがれェ…… 道草食ってる暇がねぇってぬかしたのは手前だぜ?
     下らねぇSMやって奴らに首持ってかれるのは勝手だがなァ、俺に迷惑かけんじゃねェ……って話だ」

ウピエル「ちっ…… 行くぞ!」

弥沙子「あがっ…… ウピエル様」
 
 ウピエルが苦虫を噛み潰した表情を浮かべながらも、足下に転がる弥沙子の髪を掴んで強引に引っ張るのを
 確認したザベルは、背後にスピーカーを模した姿のまま鎮座していた彼の相棒、ル・マルタに合図をする。
 それと同時にル・マルタは形状を崩し、その大きな口を開いてザベル、ウピエル、そして弥沙子を一瞬の内に呑み込むと
 すぐさまバスケットボール大のサイズへと縮小…… 最初から何も無かったかのように、忽然と消失した。
 
 
変態仮面「待て……!! くそ、逃がしてしまった」
 
 変態仮面はル・マルタの形状変化を目視すると同時に、すぐさま手元のループをワイヤーの如く張り巡らせ
 ザベルらがつい数秒前まで立っていた地点に跳び移るも…… 到着した頃には既に敵は逃げ果せてしまっていた。

ウィザード「だが、事件の背後にイノヴェルチ…… 連中を始めとする“連合軍”が居る事は確実になった。
       ザベル・ザロックが客分になってるだけじゃ済まないな。吸血鬼の運営する組織同士が秘密裏に結託、
       大規模な破壊活動を起こそうと目論んでるという…… あのリークも、真実味を増してきた。
       早いとこ、凛子ちゃんや木崎さんに報告しとかないと、色々面倒なことになりかねない」

変態仮面「警察の特殊部隊か…… 私にも“とあるツテ”で心当たりがある。
       正直気乗りしないというのが本音だが…… 頭を下げて、助力を頼む必要がありそうだ。
       ウィザード、間違っても一人だけで突っ走り、命を散らすことだけは無いようにな。
       誰かの“希望”として戦い続けたお前が、身近な人間に寄りかかって駄目な道理はない」
 
 変態仮面の言葉に、ウィザード……晴人は頷くと、胸に手を当てて自分自身のアンダーワールド――――
 かつて彼の地に鎮魂し、今は自身の命と引き換えに永遠に喪われた“希望ホープ”の指輪へと想いを馳せた。

ウィザード「あぁ、勿論だ…… コヨミから託されたこの命、そう簡単に燃え尽きさせてたまるか」

 既に敵を取り逃してしまった、仮面の戦士二人…… 残滓の欠片すらない暗闇に取り残されながらも、
 そう遠くない未来に“来るべき事態”が待ち受けていることを、その肌に感じ取るのだった。




110 名前:新章/妖を狩る者達 −Part2,魔法使い達の挽歌−・SSテスト:2015/04/01(水) 23:39:30
○仮面ライダーウィザード&変態仮面→都内の某廃倉庫にて、イノヴェルチの戦闘員を掃討、組織の幹部格と相見える。
●ザベル・ザロック&ジグムント・ウピエル→量産型ヴェドゴニアを下したウィザードと変態仮面の前に出現。
 ザベルとイノヴェルチのみならず、複数の吸血鬼勢力が水面下で共謀し始めている模様……

【今回の新規登場】
○操真晴人/仮面ライダーウィザード(仮面ライダーウィザード)
笛木奏が日食を利用してファントムを生み出すべく敢行したサバトに巻き込まれるも、絶望に抗った末に
生き延びて「魔法使い」となった青年。ウィザードリングによって様々な魔法を行使する力を持ち、
仮面ライダーウィザードへと変身して異形の存在ファントムや、それらを背後から操る黒幕・笛木奏を打ち破った。
普段は一見お調子者を装っているが、その実態は至って真面目な青年であり、その過酷な人生から
自身の過去は基本的にあまり語りたがらず、加えて本心もあまり見せない。それ故に親しい人物の危機には
感情的になって冷静さを欠きがちだったが、戦いを経て身近な人々に背を預けるようになった。

○色丞狂介/変態仮面(究極!!変態仮面)
警視庁捜査一課の刑事。25歳。
同じく刑事であった父親ゆずりの正義感を持つ好青年であり、高校時代には拳法部に所属。
同職の四季春夏とは結婚しており、長男の色丞狂太郎が誕生している。
女性用パンティを被ることでSM嬢の母譲りの変態の血が覚醒し、変態仮面へと変身する。
変身時においては、通常の人間が30%程度しか発揮できない潜在能力を100%発揮することができ、
父親譲りの正義の血に則り、悪に怯むことなく外道に立ち向かう。
「地獄のジェット・トレイン」「空中亀甲縛り」等、決め技は相手に精神的ダメージを与えるものが多い。

●ザベル・ザロック(ヴァンパイアシリーズ)
残忍さと狂気を帯びたゾンビ。オーストラリア出身。
生前は「メタルの神」と称されるほど、絶大的な人気と崇拝的な支持を集めたロック歌手だったが、
ファイナルライブにおいて100人のファンの血を抜き取って殺害し、自らも自殺。20年後、闇の帝王オゾムの手によって
闇の洗礼を受けゾンビとして復活、破壊と殺戮を繰り返す。更なる力を手に入れてオゾムへの下剋上を狙っており、
オゾムの没後はその力を吸収したジェダ・ドーマに標的を向け、その魔力を奪って「Q極ハイパーザベル」になろうと目論んだ。
狡猾で残忍な性格だが、ひたすら元気で弾けている。同じくアンデッドであるチャイニーズゴーストのレイレイに惚れており、
一方的なラブコールを送っている。

●ル・マルタ(ヴァンパイアシリーズ)
ザベルと常に行動している魔界の超獣。
冥王オゾムがザベルにつけたお目付け役だが、実はザベルの監視を目的としていた。
尤も、仕事を抜きにすればザベルとは馬が合うようで、オゾム消滅後もザベルと行動を共にしている。
人間界と魔界を行き来する能力を持ち、ザベルを飲み込んで空間移動も可能。
様々な形に変身することが可能で、ザベルが使用しているギターもル・マルタの体の一部である。

●ジグムント・ウピエル(吸血殲鬼ヴェドゴニア)
秘密結社「イノヴェルチ」に属する吸血鬼の一人で、「ヴァンパイア三銃士」と呼ばれる内の一人。
人間だった頃はメタルロックバンド「TEPES」のリードギタリスト兼ボーカリストを務めていた経緯があり、
表向き行方知れずとなった現在においても彼の携わった楽曲はその筋で評価されている。
その本質は殺戮に美学を求めるサディストに他ならず、残虐な趣味趣向を演出するために
敵対者の周辺人物に手を伸ばす事も厭わないが、その対象となった白柳弥沙子/ストリクスに対しては
単なる玩具以外の感情を、歪みながらも少なからず抱いていたことが示唆されている。
主な獲物は、ギターと一体化したステアーAUGの改造狙撃銃「SCREAMING-BANSHEE」。

●ストリクス/白柳弥沙子(吸血殲鬼ヴェドゴニア)
かつてのヴェドゴニア/伊藤惣太の同級生にして親友だった少女。密かに惣太を慕っていたが、
良家のお嬢様という生まれ故に親から抑圧される人生を送っており、それ故に相当な鬱憤を抱えていた。
ジャーマンメタルの熱狂的なファンでもあり、それを切っ掛けに誘き出されたライブハウスにて
吸血鬼ウピエルにより惣太を利用する目的により吸血鬼化、彼の忠実な下僕にして嗜虐の対象となる。
力を得た後はそれまで抑圧されていた憎悪や欲望を開放するかのごとく、周囲の人物へと牙を剥き
その過程で家族をも殺害、最終的にはウピエル共々惣太の前に立ちはだかった。

●量産型ヴェドゴニア(吸血殲鬼ヴェドゴニア・漫画版)
秘密結社「イノヴェルチ」に属する吸血鬼ナハツェーラーが、かつてサンプルとして捕獲した
伊藤惣太/ヴェドゴニアのデータを基に製造まで漕ぎ着けた、量産型の吸血鬼兵士。
なお、原作における「ヴェドゴニア」自体はあくまで吸血鬼になりつつある過渡期の人間の状態に過ぎず、
より厳密に解釈するならば、“ロード・ヴァンパイア”リァノーンにより吸血された眷属たる惣太の
戦闘能力を模したコピーであると推察される。


111 名前:名も無き蜀軍兵:2015/04/02(木) 19:33:31
ご無沙汰しております。生存報告です
妖怪ハンター様への返信およびSS感想はまた後日に・・・

112 名前:無名の妖怪ハンター:2015/04/14(火) 00:15:53

えーと、取り急ぎ生存報告だけ……皆様、お久しぶりです。
正直、思わぬ災難に見舞われて色々慌ただしくなったりもしましたが、気分とか環境周りとか大分落ち着き、
今後は時間の使い方とかネット利用などについても、これまで以上に気を配っていきたいと思っております。
無論、今まで通りとはいかない事柄もあるのが少々歯がゆい訳で……

SS執筆については現在も遅筆気味ではありますが、何とか次の作品公開できるよう頑張ってます。
ただ、ここ数日に触れた番組配信・書籍作品などの感想については、正直気乗りがし辛いという事もあり
暫くの間は控えようかな、と考えております。兎にも角にも、長らく連絡が途絶えて済みませんでした。
当分は主にSSの投下を目指すつもりですが、他の方が書いたSSの感想&自分の作品に対するコメントなどについては、
その都度返信させて頂きますので、どうかSSの続きについてはもう暫くお待ちください。

色々と精神的な面も不安定になり気味だったのですが、空いた時間で溜まりに溜まってた小説類の消化に着手、
これまでずっと積み続けてた良作にも巡り合う事が出来(その逆も然りですが)、それなりに励まされてます。
一にも二にも、見た事のない作品を探し、それに触れる事は自分大好きですので、いずれSSの方にも
フィードバックすることができたらな、と。

http://www.famitsu.com/news/201504/13076330.html
第3次スパロボZ天獄篇も発売されて結構経ちましたが、程なくして【プロジェクト クロスゾーン】続編というタイムリーな報告が。
第一報見る限り、新規参戦キャラクター、ナムカプからの復活参戦組、そして前作からの続投組もタッグ相手の入れ替えなどが
あるようで、自分としては是非とも「意外な」サプライズ的なチョイスにも期待したいところです。
PV見る限り、やはり零児と小牟は登場確定……ってか演出的にかなりメインキャラっぽい雰囲気なのですが、期待していい?
正直、PSVitaの【艦これ改】も購入考えてるのですけど、お金の使い方とか早い段階で筋道立てた方が良さそうですね……
 
 
最後に、結局書きそびれてた、あぎり様のSSに対する感想だけ。

>>106 呉織あぎり様

>新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
正直、色々と捻くれ気味な目線で世界観を描いてしまう自分としては、あぎり様が執筆するような
正真正銘「ヒーローの勇士」を見せられると、眩しすぎて直視できない部分もあったりします……(汗
怪人勢は偽善者の戯言、弱肉強食の理と否定的な見解を見せてますが、例え世界がそうだとしても
罪なき人々、掛け替えのない仲間を守るために戦う「正義の味方」は、決して否定されるべきでは無いと断言したいです。
兎にも角にも、戦略的には一見裁鬼たちが窮地に追い込まれてる様にも見えますけど、逆転の一手は。


113 名前:ゴジラジュニア:2015/05/04(月) 10:48:37
今更ですが、古代ローマには現代のコンクリート以上に長持ちする、イタリアの火山灰と砂を使ったローマン・コンクリートというのがあったそうですね。
Fラドン「ゆでは引き出しそのものは本当に多いからな…」

今まで何となくニーズへグ=サンを老人だと思っていましたが、もしかしてあれ老人語ではなく極道語なんでしょうか(今更


>>81 名も無き蜀軍兵様
>あれは予想外でしたね・・・。
最初アシュラマンの前にシルエットで登場した時は「闘将!!の方のラーメンマンか、まさかモンゴル・タイガー!?」と疑ったものです(笑


>>82-83>>86 無名の妖怪ハンター様
>“素顔”は大体そんなんかなー、と手持ちの【ガンダムファイト7th】を読み返して納得してみました(笑
カオスもここまで俗なことは言ってないんですが、どうも私の中で「大きなこと言い過ぎて小物っぽい人」の代表になってるようです(ぉ

>・ダンジョン飯 (作:九井諒子) 1巻
>「ダンジョンに生息するモンスターを食料にして自給自足する」という一計を建てる事に。
そう言われるとボンボンでやってた大貝獣物語IIのギャグ漫画で食料が尽きてモンスターを食うネタを思い出しますw
Fラドン「次の号の別の話でもモンスターの一家が勇者を恐れるページのハシラに『前回モンスター食べてたし怖がられるのも無理はない』と(党是日話完結で繋がりはない)ネタを引っ張られてて吹いた」

>・ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース 下巻
Fラドン「アコライト=サンがいいこと言ったので、今後なんでもブッダのせいにする人にはこれを起こす方向で行こうかと思うttp://blogs.yahoo.co.jp/nandemoplamo/61909555.html」
いやいやいやいや。

Fラドン「しかしロードがショーグン・オーヴァーロードの直系ってのは本当だったんだな。キョートでそんな良い家柄の出身がなんで鉄砲玉に?」
家が没落しヤクザアサシンに→ヨロシサンになんかされて死の淵をさまよう→ディセンション→キョジツテンカンホーでキョートを家柄重視に書き換えロード・オブ・ザイバツになる
って感じだったんでしょうか。

>【仮面ライダー】第47話…… 今週の敵は冷凍怪人トドギラー。トドというよりはセイウチな見た目です。
昔ウェブフーの怪獣怪人モチーフ大百科で「トド怪人はセイウチと混同される事が多いばかりか仮面ライダーシリーズのは牙の生え方もなんかおかしい。石ノ森御大はトドもセイウチもよくわかっていなかったのでは…」との疑惑がささやかれていたのを思い出しましたw

>>84 一般兵A様
> その設定は知りませんでした(汗)
> となると、太公望や仙人たちは「神殺しの大罪人」、妲己は「神の身体を奪った簒奪者」という認識になるわけですね。
> ssでそういった事情も書けるといいのですが。
リクスレ2の537で
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/111/1117189697.html
> ●歴史の道標 女禍(仙界伝 封神演義)
>  地球を自らの故郷に似せようと思いのままに歴史を操ってきた異星人。
>  その存在をロゴスの中で知っているのは唯一人、地球教のド・ヴィリエ大主教のみ。
>  異星人を排斥してきたロゴスの影の黒幕がその異星人だったとは、
>  何とも皮肉な話である…。
となっているので一般の信者は知らないようですね。
Fラドン「というか、今ちょっと探してみたら未だ本編にもまとめサイトにも反映されてない設定っぽいな」
リクスレ2の224まではサイボーグ009の神々だったのがそこで変更されて以後設定に触れられていないようですね。それ以前からどちらにするか二案があったようですが…
http://charaneta.just-size.net/bbs/test/read.cgi/ikkokuRH/1080433232/319
新章に入ってから地球教の首脳部が出てきたのはステラ達が脱走する直前が最後のようですね
Fラドン「まだ誰も触れていないからストーリーに不都合なら変えてもよさそうな設定だな」

>>90 井坂 深紅郎様
>あけましておめでとうございます、ご無沙汰しておりましたが今年もよろしくお願いいたします、
こちらこそご無沙汰しておりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
>某ゲームには「オバケノミコン」なるものも出てきましたが・・・???
http://twilog.org/diehardtales/date-130514
カラテノミコンについて調べてみたら翻訳チームがQ&Aで
「「カラテノミコン」の装丁はニンジャの皮」と発言されていた模様。
Fラドン「一気におぞましいものに変貌したような…」

>もう、レウルーラ娘とか作って侍らせてるんじゃないだろうな、ロリ総帥
Fラドン「1〜2昔前なら逆にSDガンダム艦隊伝とかの方向でやりそうなんだがな」
「天と地と」の映画に合わせて武田信玄と上杉謙信の魂が憑依したり…ですね。


>>94-96>>99-100,102-103,106-107 呉織あぎり様
お互いの正体に気付く桐生と麻生。点が段々繋がってきましたね

>>99-100,102-103,106-107
互いへの信頼を力に怪人を押す武者・猛士連合軍に、ウツボガメスは先に石割を叩く作戦に出ますが…
他者を巻き込んでは信条の上で敗北となる鬼、どうなる?

114 名前:無名の妖怪ハンター:2015/05/17(日) 23:58:21

長らくお待たせしましたが、皆様お久しぶりです。色んな人に励まされ、大分立ち直りました。
SS執筆はまだ滞ってる真っ最中ですが、何とか頑張って完成まで漕ぎ着けますのでもう少しお待ちください。
毎週更新に戻すのはまだ厳しいですけど、気になったニュースの紹介などはちょくちょく着手できれば、と……
 
 
http://rakusyasa.blog41.fc2.com/blog-entry-16568.html
【プロジェクトクロスゾーン2】、続報来ました。
気になる参戦キャラクターの新情報ですが、無印から継続登場のリュウ&ケン、ジェミニ&サクラに加え、
【逆転裁判】の成歩堂龍一&綾里真宵、【ベア・ナックル】のアクセル・ストーン、【サモンナイト3】のアティが各ソロユニット、
そして【ゴッドイーター2】のシエル&ナナがペアユニットとして登場する事が告知されました。
何気にバンナム枠の作品で、スパロボ関連以外では初の旧バンプレスト枠なサモンナイト、かなり予想外と受け止めてる人も多いようで。
【ゴッドイーター】は前作が無印バースト後辺りの時系列ながら、そっから数年後が舞台の【2】から参戦となりましたが
ソーマ&アリサは継続するのでしょうかね? 少なからずリストラ作品があってもおかしくはないでしょうし……
【逆転裁判】はMVC3にも出てたしまぁ。時系列的に1〜3か、それとも5以降想定なのかちょっと気になるところ。
「俺にも参戦のチャンスはありますよね、猿渡さん!」

http://www.moegame.com/sfx/archives/201505121623.html
まさかの今月18日に単行本化が決定した、椎名高志氏による漫画版【ウルトラマンネクサス】。
てれびくん連載という事で、映像作品の重苦しい雰囲気までは流石にオミットしてますが、
その分防衛チームの立ち位置など、第1話で読者に対し分かり易く纏めてるのが好印象。
最終話の下書きは作者が過去に公開したものを見た事がありますが、今回の書下ろし分で「その先」まで
執筆されるのでしたらメッチャ楽しみだったりします。

http://mueyama.blog15.fc2.com/blog-entry-2553.html
こちらは2001年頃に刊行された児童誌掲載の【仮面ライダークウガ】短編漫画。
著者はゾイドなども手掛けた上山道郎氏、東映から提供されたTV未放映エピソードを原案に
コミカライズとして纏めた内容ですが、実を言うと掲載時の物理書籍、まだ無事に保管してたり…(笑
当の雑誌には他にも、【HERO SAGA】ムックで設定拾われたG2システムが登場する話とかあったので
こちらも機会があれば再び陽の目見ないかなぁ……と。

http://www.moegame.com/sfx/archives/201505151337.html
ハリケンに続き、【特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER】が今年10月に発売決定ッッ!!
講談社キャラクター文庫の方でも、同OV準拠の後日談とか執筆されるのかな、とちょっと期待してたり。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm26214089
毎年恒例のクソゲーオブザイヤーinエロゲー版、2014年度の動画来ましたが今年も色々と酷いなー、と……
流石に主人公が感情移入余地無しの人格破綻者、他サブキャラが総じてミストさんに例えられるレベルは
幾らなんでもプレイしてて辛かろうと。何故に皆そこまでしてクソゲーを隅々まで解き明かす情熱があるのでしょうか(汗

http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/55248700.html
【北斗の拳】もどきの漫画各種……w これらを一同に集めてクロスオーバーしたら面白いかも、とも思ったりしましたが
肝心の単行本が揃いも揃ってプレミア&超マイナーというのが最大のネックですね(汗
多分需要的にもパクリ的にも電子書籍などでも復刊は望み薄な作品群だろうし……
 
 
■最近触れた作品

紹介する他にも【Fate/Zero】【下妻物語】他色々、兎に角溜めこんでた色んな書籍や新刊を消化してきましたが
全部一から紹介し直すのも億劫なので、とりあえず印象に残った幾つかをピックアップする形で。
時間ある時にでも、またこちらの枠で紹介するかもしれません。
……読み終えて思い入れ少ない作品を売却しつつ、また中古で興味持った作品を新たに買い続けているという矛盾(汗
 
 
・クトゥルー・オペラ 邪神降臨 新装版 (著:風見潤)
80年代初期に発表された和製クトゥルフ小説の一作で、前にもウェザー様が一度話題に挙げられてた作品です。
当時ソノラマ文庫から刊行されて以来、長らく絶版のまま結構なプレミアになってた模様ですが、
今年3月頃に単行本全4巻分を一冊に纏めた新装版が刊行、およそ30年ぶりに陽の目を見た形みたいですね。
色々と傷心だった頃、書店に寄った際に偶々発見して即購入し、少なからず慰めされた次第です。
3月から5月にかけては、他にもフェニルドラッガーさんの同人小説アンソロジー第4弾や、
2年前に買ったまま積みっぱなしだった【邪神帝国】新装版とかも併せて消化したのですが、
個人的にイチオシだったのはやっぱりこの作品かなぁ、って気も。

内容…… 要約すると、様々な意味で「80年代の少年SF」って雰囲気の作品でした。
地球を我が物にしようと目論む邪神達の復活に対し、7組の双子達が超能力と超科学、そして知恵と勇気を武器に
敢然と立ち向かうという勧善懲悪的な内容、70〜80年代くらいからみた“世紀末”という時代、
そして最終的に“神”の領域に立つ事となった主人公達…… 等と、(時代が時代なので当然といえますが)
色々と当時の懐かしい空気が伝わってくるような感覚もありましたね。
純粋に「クトゥルフ神話」として読んだ人には賛否あったっぽいですが、神話モチーフのSF怪獣戦記として見れば
古典的ながらも王道をしっかり地で行った作品なので、80年代SFが嫌いじゃ無いって人には勧められるかもです。
 
 
・銀河旋風ブライガー (作:山本優)
こちらも80年代に刊行された作品で、スパロボでもお馴染み同名アニメのスピンオフ小説です。
TVシリーズで脚本を務めた山本氏による後日談で、大アトゥーム計画の発動から人類滅亡だけは回避したものの
動乱の気配が消えない地球圏から離れ、外宇宙に飛び立ったコズモレンジャーJ9の活躍を描く……というものです。
実を言うと自分、ブライガーのアニメは未見(さらに言うとスパロボもJ9参戦作は未プレイ)だったりするのですけど
それでもSFアクション活劇としては中々の出来、登場人物のカッコよさについては少なくとも保障できます。

小説媒体でロボットアクションはあんま馴染まないと判断されたか、ゴーショーグンよろしくロボット要素はオミットされており、
ブライガーはTVシリーズでの激戦が祟って序盤中頃で寿命を迎えて宇宙葬、代わりにJ9が新たに確保した宇宙船に
「ブライガー」の名と狼の紋章が受け継がれる……という流れになってて、これはこれで、という印象。
機会があるかどうか分からんですが、もしコズモレンジャーJ9をSSでちょっとでも出す機会があれば
宇宙船ブライガーを、ロボットのブライガーの母船的な運用とかどうかな……とも思いました。
 
 
・艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! (著:築地俊彦) 5巻
読者からの評価も上々な【艦これ】ノベライズの一作、後書きによれば全7巻完結とのことで……
ちょっと寂しいのも本音ですが、好きな作品だからこそダラダラ続かずに盛り上がってるところで締めてほしいですし、
是非とも読者が納得できる大団円を用意してくれると信じて待つ事とします。

さて、今回も最高に面白かった陽炎抜錨、第5巻ゲストは幌筵泊地所属の阿武隈・木曾・まるゆでした。
阿武隈…… なんつーか、ゲームやってた当時からは全く思いつかないようなキャラ付けされたのにはぶったまげました(滝汗
いや、こんなすげぇイケメンなお方が野水さんのロリ演技で喋るのかと思うと妙に不思議な感覚が…w
でもキャラ的にはマジカッコよく、特に木曾とのやり取りは雰囲気とかも凄く良い感じで見入りました。
駆逐艦娘を死地に送りだす立場を担う「軽巡洋艦娘」の姿、SSでも上手く描く機会があれば良いなぁ、と。
4巻が本編の前日談で、5巻自体は3巻から直接続く内容であったのですが、登場人物の関連性等は4巻から
直結してるものも多く、そういう意味では4巻は番外編などではなく、まさしく「4巻」であるべきだったんだな、と。

あきつ丸同様、“陸の艦娘”であるまるゆ。何気に今作初の「艦娘になる前の家族関係」がはっきりした登場人物となった訳で、
そうなると2巻からずっと示唆され続けてる「艦娘になる前の陽炎」についても、次巻以降でピックアップされるのかな、とちょっと期待。
第十四駆逐隊の解散、潮の改二フラグ……と、次巻以降に向けてと思われるフラグは終わり際に幾つか用意されたので
果たして本小説で陽炎たちがどのような運命を辿る事となるか、是非とも楽しみです。
 
 
・八十日間世界一周 (作:ジュール・ヴェルヌ)
1872年に発表されたフランスの古典小説で、主人公のフィリアス・フォッグがクラブの会員たちとの賭けで
80日間での世界一周に挑む事となり、執事のパスパルトゥーと共に様々な混乱に巻き込まれながらも旅を続ける……
というものなのですが、随分昔に買っていたものをこの度読了する事が叶いました。
舞台は作品が執筆された1872年の後期ビクトリア朝時代……時代背景で言えば、インドが大英帝国の植民地で、
日本が開国から間もない文明開化前夜、アメリカが西部開拓の匂いを多分に残していたりと、
現代に時代劇的な感覚で書かれた作品とはまた異なる、当時のまさに“現代”という雰囲気が感じられ、
異国情緒とか奇想天外さとかそういう“旅”の雰囲気とかも非常に楽しむ事の出来た快作です。
いや、本当にこういう感じの作品が結構好きなんですよね、自分。またこんな感じの作品で面白いの見つかればいいなぁ。
 
 
・フランケンシュタイン (作・メアリー・シェリー)
多分、ゲゲゲの鬼太郎なり東宝の映画なり、日本人なら誰しも名前だけで即座に連想できるであろう
超メジャーな西洋妖怪「フランケンシュタイン」。その原典小説を数年前に中古で確保してた訳で(ry
で、皆様もご存知なとおり、フランケン云々は怪物を製作したスイス人大学生の姓名であって、
何時の間にやら無名の怪物の呼称として定着した……というのが実情なわけですが、
小説の解説で「怪物は製作者フランケンシュタインの現身。故に彼がフランケンと呼ばれるのも道理である」
という解釈が成されていて、ある意味的を得ているのかなぁ、とも思いました。

さて、この“原作小説版”フランケンシュタインですが、後世の作品で描かれるような「知性低め」なイメージは皆無、
むしろ生後僅か数ヶ月で人間の言語や生態・感情などを独自に理解し、創造主の前で自身の苦悩と恨みつらみを
語彙たっぷりに吐露する等、むしろメッチャ知性高いんじゃないかと思わずにはいられない描写なんですね。
この人造人間を発端に同類の怪物が多数生まれた……なんてのは【仮面ライダーキバ】や【エンバーミング】等の解釈ですが
調べたらどうもジョン・ドゥ=初代フランケンシュタインの怪物という設定だそうで。なるほどなるほど……
 
 
■アニメ・特撮感想

こちらも一周ずつ拾うのは流石に厳しいので、一先ず作品ごとに纏めて感想を……

【仮面ライダードライブ】、ドライブとの激戦の末にメディックの洗脳から逃れたチェイスことロイミュード000。
紆余曲折の末に善側へと回帰、「仮面ライダーチェイサー」として頼もしい味方になりましたが
その反面、剛が鬱屈した感情をホモのブレンに目を付けられ、001に洗脳されて悪堕ちする事態に……
国家防衛局長官・真影として表の顔を持つロイミュード001、更に「記憶操作」という厄介な能力を有しており
これによって国家のロイミュードに対する姿勢を鈍らせていた事が判明。
ドライブの正体が特状課のみならず世間一般に公表されるという新展開への突入、
三輪長官ポジを想起させる仁良捜査一課課長の登場等々、毎週毎週が見逃せなくなってきた本作。

……【仮面ライダー3号】も当然観に行ったのですが、以来ゲンさんの事を「実はショッカーのスパイ」という裏設定で
勝手に脳内字幕を付けちゃう癖が(滝汗
(以下、最新話ネタバレ)
チェイスが「やめろ、ジョッカー!!ぶっとばすぞー!!」時の記憶を取り戻した事で、
彼の洗脳直前の視点…… すなわち、001の正体を進ノ介と霧子が知った訳ですが
予告とか見る限り、やはり「記憶操作」の能力が凄まじい勢いで猛威を振るいそうな悪寒が。
果たして進ノ介の父親を殺した真犯人は本当に001なのか、激動が予感される次週に続く。


【超力戦隊オーレンジャー】、序盤はシリアス一辺倒でしたが、話が進むごとに割とバリエーション豊かな
シナリオになってきた印象。コメディ有り、ハード展開有り、家族愛有り…… とは言っても自分が最初に見たのは
リアルタイムの保育園児の頃ですし、ぶっちゃけ完全に記憶からは忘却してるのでほぼ初見同然ですね(汗
それでも次回のバラピノキラーの話は、何故か赤ちゃんピノキオを投棄する場面だけ妙に記憶に残ってたりします。
……グラビトンヘッドが出る度に「エジプタス!」のコメントが出るのに不覚にも笑ってしまいますが、
これでキングピラミッダーが出て来たら皆どんな反応するのかちょっと楽しみ。
そういや変身忍者嵐でも西洋妖怪編でエジプタスが(違

【仮面ライダー】、放送も遂に二年目に突入、一文字と死神博士がレギュラーから離れた代わりに
遂に主役へ本格復帰を果たした藤岡隊長……もとい本郷猛、そして第3のショッカー大幹部・地獄大使の登場。
……東映Youtubeで見てた作品が作品なだけに、ドクターQやイタチ男を思いだすなぁ、とw
何気にコメント欄で当時のうんちく話などがかなり充実してて、併せて読むと色々な見方が出来て楽しいですね。
後のテラフォーマーである(違)ゴキブリ男、水爆実験から還ってきた改造人間ミミズ男、
作戦の原理の不可解さとは裏腹に凶悪な殺人兵器を有するフクロウ男、そして暴れ馬のナマズギラーと、
怪人についても中々個性的なメンツが出揃って来て、また一年間楽しませてもらえそうです。

【仮面ライダーW】、悪女と事件が舞い込む街、風都を舞台に繰り広げられるWとドーパントの激闘。
視聴者のアイドル尻彦さんが安定の悪女筆頭冴子に粛清され、入れ替わるように将来のショチョーの夫が登場。
翔太朗が保毛尾田保毛男……もとい電波塔の道化師になるわ、リコちゃんがライダー相手に暴れまわるわ、
デカイエローとハリケンブルーの人がゲストで出演するわ、浪花の美少女仮面に腹筋ぶっ壊されるわと
兎にも角にもバラエティ豊かなエピソードが楽しめてる訳ですが、そんな中でも一際目立つのが変態医師こと井坂先生。
照井の家族を皆殺しにした残虐な殺人犯ですが、冴子相手に裏の診察(意味深)、若菜姫を肉人形にして自由自在、
まるで「生派なのでゴムは付けません」とでも言いたげな「直挿し」発言、リリィにお茶の間フリーズな透明触診、
そして某ツナギの男よろしく食事中に上着をはだける……等々、凄まじいまでに公衆猥褻罪の塊じゃないですかこの人(核爆
故・檀臣幸氏の怪演が光るこの名ヒール、退場までどんな伝説を見せつけてくれるのか期待。

放送当時も言われてた気がしますが、ガイアメモリで変身するドーパント、クロスオーバーで組み込む題材としては
色々と汎用性高そうだなー、と。マスカレイドとか要所要所で戦闘員ポジで導入させられそうですし。

【兄弟拳バイクロッサー】(完結)、マシンマンの後続に位置する作品だった訳ですが、こっちも凄く面白かった!!
ラスボスの人間体が時代を2000年は錯誤してそうな古代ローマスタイル、ヒロインを人質に取った現場が山小屋、
倒された時の断末魔が「さらばだ!」などと妙にシュールな笑いもありましたが、全体を通して「日常を守るヒーロー」っぽさが
しっかり一貫してた印象もあり、何だかんだでマシンマン共々自分は好きな作品でしたね。
Wikipediaで調べたら、銀次郎役の土家歩氏が26歳の若さで交通事故死されてた事を知って衝撃。この場を借りて御冥福を……

【世界忍者戦ジライヤ】(完結)、こっちも再配信では無事完走、闘争の系統様でも話題に挙げる事の多い気がする本作ですが
こちらも良い意味で「80年代」のパワーが楽しめる作品でしたね。善側と悪側の忍者の抗争を経て、
最終的に磁光真空剣無しでもラスボスを討ち取るまでに成長できた闘破など、見所が最初から最後まで満載でした。
自分は本格的にSSで扱う余力はなさそうですけど、紙忍一族の暗躍とかちょこちょこ示唆程度でもできないかな、なんて。

【変身忍者嵐】、そしてジライヤと入れ替わりで再配信されました本作。西洋妖怪編の前半だけが見れなかったので
それも目当てで追っかけ直してますが、ニコニコ動画で配信中の【仮面ライダー】を通して観てる事もあってか
同作との類似点がかなり目立つ印象が強い、というのが2週目からの率直な見解ですね。
勿論、大野剣友会が本領発揮する時代劇系特撮ヒーローとしての面白さは保証されてますので、
早く未見分の視聴が楽しみです。

【ジョジョの奇妙な冒険】、変態アレッシー、復活のホル・ホース&ボインゴ、そして格ゲーを世紀末に陥れた
脅威のひこう&こおりタイプ“凶鳥”ペットショップといった強敵らを退けて、遂にDIOの館に到着した一行。
テレンス・J・ダービー、原作では一行6人とスタンドで直接対決した覚えがありますが(それゲーム版や)、
アニメではとてもファコミン時代とは思えないオーバーテクノロジーなTVゲームで承太郎たちと勝負する事に。
……SPW財団の存在が原因で、現実世界以上に技術革新でもあったんだろうかと勝手に脳内解釈。
そして最後のクスリどころが終了し、DIO最後の刺客ヴァニラ・アイスによってブ男戦死……
ポルナレフ悲壮の戦い、アニメではどのように描いてくれるか期待大です。

【ニンジャスレイヤー】、まさかのFLASHアニメ形式に唖然としましたが、作品に秘められたスピリッツはまさに忍殺そのもの。
小説・アニメの表現媒体の違う故に多少物足りなさを感じる部分もあるものの、個人的にはこっから原作に興味持ってくれる人も
少なからず出てくれればいいなぁ、と。あと、生放送のザ・TVショウが一昔前の深夜番組っぽくて個人的に大好きです(笑

【ガンスリンガー ストラトス】、ニコ動のコメントだと割と厳しめな意見も少なくないですが、自分はまだ「見れる」感じの本作。
第7話にてタイムキーパーの本質が、イマジンとゼーレとイデを足して3で割った感じの存在である事が判明した訳ですが、
果たしてそっからの打開策はあるのか、後半戦突入で割と話が動き始めてきた感あるので楽しみです。
世界観は「絶対管理社会」と「世紀末後の荒廃世界」の二つで、原作ゲームだとそれぞれ1P、2Pという扱いだそうですが……
個人的な感想、空想大戦“現代”に組み込むならフロンティアSの方が向いてるかも、と原作設定を調べて思ったり。

【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】、“例の紐”で随分知名度上がった感のある本作ですが、
少なくとも主人公の人間性が視聴者目線で共感しやすいのであんまイライラせず見れるのは悪くないな、と。
仲間パーティーはあと男性が一人加入するみたいですし、こちらも1クール後半戦が楽しみですね。

【艦隊これくしょん -艦これ-】(完結)…… うん、流石に終盤の展開は擁護無理!!(直球
序盤に関しては自分は割と許容できただけに、結末に向けての展開が流石に雑すぎて何だかなぁ、と。
思いっきり視聴者の評価もズッこけてる現状ですが、そんな中容赦なく発表された第2期製作の報。
……少なくとも第1期のスタッフ続投だったら良作にはならないと確信してる訳ですがそれは。
正直、漫画や小説の分野でメディアミックスが概ね良作出してるだけに、アニメは本当に勿体なかったとしか……

【蒼穹のファフナー EXODUS】(第1期完結)…… 兎にも角にも、第2期に向けての恐怖を置き土産に一旦終了した本作。
零央は身体に穴が開き、彗は重量感増し増し、美三香は結晶体発生、芹は触れた物が瞬時に結晶化……と、
まさに力の代償が重たすぎる現状。一騎ら先輩組も正直第2期で死ぬんじゃないかというレベルで不安ですし、
人類同士の思惑、絶望を携えて島を襲撃するフェストゥム…… 果たして待っているのは絶望か僅かな希望か。
 
 
>>111 名も無き蜀軍兵様

>ご無沙汰しております。生存報告です
>妖怪ハンター様への返信およびSS感想はまた後日に・・・
そちらもご無事なようで何よりです。SS感想、(催促はしませんが)楽しみに待ってますね。
 
 
>>113 ゴジラジュニア様

>最初アシュラマンの前にシルエットで登場した時は「闘将!!の方のラーメンマンか、まさかモンゴル・タイガー!?」と疑ったものです(笑
えぇ、自分もそうでした(汗

>そう言われるとボンボンでやってた大貝獣物語IIのギャグ漫画で食料が尽きてモンスターを食うネタを思い出しますw
>Fラドン「次の号の別の話でもモンスターの一家が勇者を恐れるページのハシラに『前回モンスター食べてたし怖がられるのも無理はない』と
>(党是日話完結で繋がりはない)ネタを引っ張られてて吹いた」
【トリコ】とか【サバイバル】とか通して読んでた事もあって、敵対者を倒して「食べる」という展開の漫画は
読んでても正直違和感は全く感じないですね。それ以前にもFF8の「たべる」コマンドとか……
まぁ、モンスター個々にキャラ付けされてる様な作品でそういうネタはブラックなのかもしれませんけど(汗

>Fラドン「アコライト=サンがいいこと言ったので、今後なんでもブッダのせいにする人にはこれを起こす方向で行こうかと思う」
>いやいやいやいや。
ジ・アニメージ…… 名前だけ聞いたことありますが、見た目的には悪くないかな、って気も。

>Fラドン「というか、今ちょっと探してみたら未だ本編にもまとめサイトにも反映されてない設定っぽいな」
>リクスレ2の224まではサイボーグ009の神々だったのがそこで変更されて以後設定に触れられていないようですね。それ以前からどちらにするか二案があったようですが…
>新章に入ってから地球教の首脳部が出てきたのはステラ達が脱走する直前が最後のようですね
>Fラドン「まだ誰も触れていないからストーリーに不都合なら変えてもよさそうな設定だな」
自分はロゴスや地球教についてはSSであまり掘り下げる構想はないので、
そこら辺については実際に扱う予定のある人に丸投げしてもいいかな、とは考えております。

>Fラドン「1〜2昔前なら逆にSDガンダム艦隊伝とかの方向でやりそうなんだがな」
>「天と地と」の映画に合わせて武田信玄と上杉謙信の魂が憑依したり…ですね。
書店で近年の復刊版とか良く見かけますけど、SDガンダムも宇宙世紀とかアナザーとか跳梁跋扈してた裏で
しっかりとガンダムシリーズの人気を支えてきた、紛れもない「ガンダムサーガ」の一柱なんだろうな、とも
ここ数年で色々と作品の歴史などを知り、切に思っております。
スパロボUXで三国伝が参戦したのも記憶に新しいですけど、またSD系列から参戦枠とかやってほしいですね。
間隔的にも、今年中には携帯機シリーズの新作が発表されるんじゃないかと睨んでますが……

115 名前:無名の妖怪ハンター:2015/05/20(水) 09:47:12

http://otakomu.jp/archives/259900.html
予想してた通り、この時期辺りにくると思ってましたがスパロボ携帯機シリーズの新作来ました!!
ラインナップは以下の通りとのことで(新規参戦は★)。

・真マジンガー 衝撃!Z編
・マジンカイザーSKL
・聖戦士ダンバイン
・New Story of Aura Battler DUNBINE
★巨神ゴーグ
★機甲界ガリアン
★SDガンダム外伝
・機動戦士ガンダムUC
・劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
★機動戦士ガンダムAGE
・絶対無敵ライジンオー
・機動戦艦ナデシコ
・勇者王ガオガイガー
・劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜
・劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜
★マクロス30

うん、何ていうか、すごい…… おっさんホイホイです……
UXからの続投組に加え、第3次Zにも出てきた【ガンダムUC】、シリーズに久々復帰の【ガオガイガー】と【ナデシコ】、
初の2D作品参戦【ライジンオー】、そして新規参戦として、80年代ロボットアニメから【巨神ゴーグ】と【機甲界ガリアン】、
まさかのゲーム作品【マクロス30】、そしてガンダムシリーズから【ガンダムAGE】、
そしてUXの三国伝に続く【SDガンダム外伝】の参戦が決定ッッ!!
ちなみにAGEは3部構成のうちキオ編がメインとのことで。OVAダンバインはCOMPACT3以来のシナリオ再現あるかなぁ…?

まぁ自分平成生まれな訳ですが、それでも見知らぬ作品と出会える楽しみがある訳で、
果たして今回もどのようなシナリオが展開されるのか。UXレベルの完成度に期待をかけたいところです。


116 名前:無名の妖怪ハンター:2015/05/20(水) 16:09:22
>>115で書き忘れましたが、スパロボ3DS新作のタイトルは【スーパーロボット大戦BX】。
UX以降は英字2つがデフォルトになるのですね。果たして今回はゲーム中でどのような意味を持たされるのか期待。

117 名前:無名の妖怪ハンター:2015/05/29(金) 23:45:35

休日に街を巡り、古本屋などに立ち寄って書籍を物色するのが最近好きです。
ブックオフみたいな系列店でも掘り出し物はありますが、そういうのとはまた違う小さい古書店とかにも
ネット販売だと数千数万くらいするような書籍が、結構な安価で転がってたりするので侮れません。
物によっては戦前出版された、戦史関連の書籍みたいなものもあったりするので……
特に最近、ノンフィクション書籍とか古典寄りの近代小説とかが好きになってきましたし、そういう意味でも惹かれる部分があるというか。

SS執筆…… 正直、筆が一向に進んで無くて心苦しいのですが、本当にここ数ヶ月もの間
人の出入りが少なくなってしまってるので、少しでも活気づけられるよう、ちょっとでも前進していきたいです。
 
 
 
最近知りましたが【鉄のラインバレル】の原作、先月のチャンピオンREDで完結迎えてたのですね……
どんな結末になったのか全然まだ把握できてませんが、最終巻は8月発売とのことで。
また数年後くらいにスパロボ参戦の話題舞い込んだら嬉しいかも。

それから、東方Projectの新作でまさかの秘封倶楽部絡みの新キャラが登場してたのですね……
ニコニコでも粗方ストーリー紹介などが挙がっている模様ですけど、クロスオーバー等の題材では
結構重宝されそうな印象も受けました。茨歌仙か鈴奈庵にも出演したりしないかな。
 
スパロボBX、WEBラジオで告知された情報によれば「【OVA版ダンバイン】はいるだけ参戦で、サーバインは隠しユニット
【SDガンダム】の人間キャラ(騎士アムロ等)は、同じ世界に同一人物が重複してしまうため出さない
ガンタンクやネモは出ないが他のガンダム(アルガス騎士団)は出る
【マクロス30】枠はオリジナルキャラと機体のみで、歴代マクロスからは(クレジットのある)【F】のみ」……とのことです。
ガリアンの版権交渉は存外すんなり進んだとのことで…… マクロスFと30に扱いについては
スパロボWにおける種とアストレイのような関係になるんじゃないかと各地で予想されてますが、どうなるでしょう。
 
 
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-32240.html
【仮面ライダードライブ】、児童誌バレで今後の展開&劇場版の一部開示が。(以下ネタバレ注意)
タイプトライドロン…… まぁ確かに発想としてはアリだとは思いますけど、一瞬ドライブだと判別できませんでした(汗
まぁ過去フォームでも全然原型留めてませんでしたし、個人的には割と「アリ」なデザインというのが本音。
マッハの復帰と共に最終パワーアップにしゃれ込みそうですけど、画像見る限りブレンの退場も近かったりするのかな。
そして劇場版の敵は、20年後の未来から襲来した「仮面ライダーダークドライブ」。
40年後のアクア、50年後のNEW電王に続く未来属性のライダーですね(こっちの方が時代は近めですが)。


http://news.nicovideo.jp/watch/nw1608642
今年の仮面ライダー新作、【仮面ライダーゴースト】で商標登録されてることが明らかに。
名前的に、寺生まれのTさん的な悪霊退治ライダーになるのかちょっと期待。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1606999
ドラマ版【デスノート】…… どう見ても数年前の映画とクオリティが雲泥の差になりそう(汗

http://www.moegame.com/sfx/archives/201505281636.html
【アウターマン】…… 中々斬新かつ惹かれてしまう設定で、個人的に興味深い新作情報です。
ってか、歴代特撮番組からのOBが多数参加する時点で、是非とも地元で上映するなら見てみたいものですが。
 
 
■最近触れた作品

・鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン
OVとして発表されました【仮面ライダー鎧武】外伝作品、一月遅れながらようやく拝見できました。
内容はいずれもTVシリーズ本編の挿話という形式で、斬月編は高虎ニーサン、並びにユグドラシル暗部周りについて
映像作品であんま改修されなかった部分の補完的な内容も兼ねた外伝、そしてバロン編はギャグ寄りの展開も挟みながらも
戒斗とそっくりさんの邂逅を経て、地上波じゃ流石に流せそうになかった凄惨な過去について触れる等
いずれにしても地上波の制約でやり辛かった事を、今回回収したって印象が強かったです。
シナリオ面も中々面白かったですが、アクション面でもバロンVSタイラントの騎乗戦など地上波じゃ少なくなりつつある
「バイクアクション」もかなりギリギリの線で魅せてくれてて、そういう意味でも【鎧武】が好きな方なら視聴して損はないかと。

鎧武外伝、どうもデューク編&ナックル編の製作も決まったとのことで、そちらも色々と期待してみたいですね。
講談社キャラクター文庫から鎧武の小説版が発表されるのと、どっちが先になるか……
 
 
・マクロス30 銀河を繋ぐ歌声 (作:小太刀右京)
スパロボBX参戦決定ということで、古本屋に陳列されてたものをこの度購入、読了した次第です。
原作ゲーム自体は未プレイで(PS3持ってないし)、実質小説で初めて本作の内容に触れた訳ではありますが、
Amazonのレビューによれば、やはり小説媒体にする都合上削られたエピソードとかも存在するようで。
スパロボBXでそこら辺の再現もされたら嬉しいかな、と少し思ってます。

内容についてはマクロスシリーズのクロスオーバー作品で、開拓途上の惑星「ウロボロス」を舞台に
時空を越えて次々を出現する伝説のパイロット&歌姫、そしてそれらを一本の線で繋ぐ謎、そして陰謀を秘めた
星に眠るプロトカルチャーの遺跡を巡る戦いが開始される……と、大雑把に表現するとこんな感じでしょうか。
パイロットの主人公&ダブルヒロインという構図ながらも、他作品と比べて(といってもあんままともに視聴して無いですが)
恋愛関係絡みの三角関係って印象は殆どない……というか、普通に主人公視点だと「守るべき対象」もしくは「仲間」
以上ではない印象も受けました。これってゲームの方でもそういう感じなのでしょうかね?
(個人的にはその分スラスラ読み易くて嫌いじゃ無いですが)
あと、アルトのキャラがスパロボUXプレイしてた時とまた違った感じで妙に新鮮でしたが、
小太刀さんの手掛けた【マクロスF】小説版でも大体こんな感じで、それを引き継いだ形ではあるのですね。

それから、本作ラスボスの最終目的は一言で表すならば「歴史改変」な訳ですが、それを成就したとしても
世界観の裏設定的には、結局また【オーガス】の戦乱に繋がりかねないと思うと少なからず無情を感じたり。
スパロボBXだと設定的にAGE辺りと強く絡みそうな設定に見えたので、そこら辺にちょっと期待してます。
 
 
・絶対無敵ライジンオー 僕たち地球防衛組 (作:園田英樹) 全3巻
同じくスパロボBXプレイに向けて消化した小説で、こちらはもう4、5年ほど積みっぱなしでした……(汗
内容は事前に聞いていた通りTVシリーズの番外編的なもので、新作アニメの企画構成でスランプになっていた
『脚本家』篠田俊太郎が、ふと立ち寄った深夜の校舎でエルd……謎の光に遭遇。
気が付くと、元の世界とは異なる世界に『小学校教師』篠田俊太郎として存在していた彼は、
地球防衛組の子供達の活躍を見届ける事となり、自身が製作したかった作品に光明が射すが、
やがて子供達を狙う黒い陰謀が立ち込めてゆき、篠田は自分自身が『この世界』に呼ばれた意義を果たすため、
そして曲がりにも彼らの『先生』になった身として立ち上がる…… という大筋です。

冒頭に「この物語を、夢をいつか叶えたいと思ってる人達に捧げます」とある通り、どちらかといえば高年層ファン向けの作品で、
アニメ制作に纏わるメタフィクション的な視点、社会の声を最大限に悪用して地球防衛組を狙い撃ちにする敵の作戦……と、
各種サイトの感想でも割と賛否分かれてた印象ですが(自分はアニメ未見なので何とも言い難いですが)、
反面、小説全体を通して提示されるテーマ…… 取り分け「子供達の“夢”」という根幹部分がかなり濃く描かれてまして、
個人的にはむしろそこら辺にもグッとする部分が少なからずあった次第です。
いや、こんな面白い作品を数年積んでたのは勿体なかったかもですね…… この機会に読めて良かった。
『脚本家』篠田俊太郎が、ライジンオー世界の『教師』篠田俊太郎に魂が憑依する形になったという要素も、
後々の展開に対する伏線的な意味合いが強く打ち出され、最後に明らかになる結末は少しシンミリしてしまったり。

ちなみに本小説は、上述した本筋のメインストーリー以外にも、放送当時前後に雑誌・ムックなどに掲載された
園田氏による外伝小説などの再録もされており、そちらは割とコミカル要素強めで楽しむ事が出来ました。
(OVA第2作『陽昇城からくり夢日記』も、地球防衛組が学芸会で演じた劇の脚本という形で収録されてます)
数年前にAmazonで調べた時は中古価格が大分高騰してましたが、2015年5月時点では大分中古相当の価格に
落ち着いたみたいですし、もし古本屋の店頭などでも見かける機会がありましたらお勧めしてみます。
……スパロボBXで小説版の要素を想起させるネタとかあったら嬉しいなぁ、と。
 
 
・ΑΩ 超空想科学怪奇譚 (作:小林泰三)
昨年発売した雑誌に収録された短編【マウンテンピーナッツ】の存在を知り、単行本収録が何時になるか分かりませんが
いつか読むことを想定して、身構える為にも話題の中で比較されてた本作に手を付けてみました。
感想…… 一言で言うならば「小林先生の“いつもの”作風で独自解釈したウルトラマン」とでも言うべき内容で、
地球とは異なるプラズマそのものを基調とする知的生命、地球の生物に寄生して悍ましい変化を遂げる侵略者、
設定そのものが狂気の沙汰とも言える「人間モドキ」の惨たらしさや悲哀、そしてそれらが日本に引き起こした
カタストロフの中で侵略者や主人公らを『神』と崇める新興宗教……等々、明らかに容赦のないグロテスク描写などが
確実に読み手を選びかねないとは思いますけど、それでもその根底に横たわるハードSFの世界はかなり魅せられる物も多く、
ウルトラマン“亜種”的な小説作品としては、もし機会があれば読んで損のない作品だと皆様に勧めてみたいです。

【マウンテンピーナッツ】、書籍収録は何時になるだろうか……? 山本弘氏の多々良島モチーフの短編共々
アンソロジー形式で予定はされてるらしいですけど、それでも掲載誌の出版ペース考えると大分先の話になりそうでちょっと心配。
 
 
・女騎士さん、ジャスコ行こうよ (作:伊藤ヒロ) 3巻
【魔法少女禁止法】も手掛けた伊藤ヒロ氏によるライトノベルシリーズ第3巻、こちらも無事読了。
2巻まではアニメイト購入特典として番外編チックなSSペーパーが付属してきましたが、
3巻からは単なるイラストカードになってしまってちょびっと残念。勿論「内容」は満足の一言でしたが。
シナリオは全巻ラストで提示された主人公の祖母と、ジャスコ(っぽい)店舗経営の社長さんのオーク・ジョニーが
結婚を前提に交際し始めた事を発端に、クラスのマドンナ・水神ハイドォラの政略結婚騒動、
そして女騎士クラウゼラがTVの紹介で惹かれた「ホタルによる地方興し」が役所で人員募集してた件などが絡み合い
騒動に発展してしまう……という、ラノベ的な題材ながらも、相も変わらず田舎のシビアな現実を容赦なく描き切ってます。
伊藤ヒロ氏、結構人生経験で色々な事柄に関わってたそうですし、そこら辺の引き出しの上手さは
やはり作品の評価にも直結する部分があるんだろうな、と。

で、ややネタバレになってしまいますが、3巻ラストで判明した主人公の祖母の素性について……
うん、何ていうか、正直この作品は良い意味で「文章媒体」だったからこその面白さなんだろうな、と今更ながら実感しました。
地の文が主人公の一人称形式である典型的ラノベながら、所謂鈍感主人公や変態揃いの男子的な描写を
明らかに戯画的に演出していたところから推察すべきでしたが、見事に著者の叙述トリックに驚かされた次第です(汗
2巻帯でコミカライズ決定が告知されてますけど、そこら辺の描写はどうするのか少し気になってたり。
堂々とイラストで描けば明らかにネタバレですし、直接姿を映さない手法にするか、それとも原作ガン無視で改変するのか……
 
 
・ルンガ沖夜戦 (作:半藤一利)
艦これ経由で興味持ち、色々と買い漁った史実関連の書籍の一冊で、この度読了。
太平洋戦争を通して日本海軍が完勝した『最後の』海戦と言われるルンガ沖夜戦を取り扱ったノンフィクションで、
実際の海戦は僅か十数分で決着が付いたものであったらしく、書籍の内容も交戦に至るまでの経緯や背景など
そういったものに強く焦点が当てられている印象を受けました。
本書籍の巻末でも少なからず触れていますが、ルンガ沖夜戦の後は、華々しく活躍できた水雷戦隊の駆逐艦も
輸送任務一択に従事されるようになり、潜水艦という見えない敵に脅かされる事になってしまった……という
世の無常を感じるとともに、この書籍の内容は事実上、時代の流れにおける日本の水雷戦隊最後の輝きとも
言えるのかな、とも読んでて思いました。

尤も、前にも紹介した【海上護衛戦】でも言われてた通り、物資や資源の切羽詰った輸送事情等に対して
無理解な上層部のせいで、大鑑巨砲主義の理想に殉じた結果、散々な結果を出してしまったと思うと……
正直、そこら辺を詳しく語るボキャブラリーが自分に無いのが口惜しいですけど、結局歴史上の物事は
一元的に語れるものでも無く、様々な視点から様々な立場の見解を知り、その上でようやく纏められるものなのかもしれません。
兎にも角にも、本作を読んだ経験は【艦これ】勢をSSで扱う下地にしてみたいところです。長波とか好きなんで出せるかなー。
 
 
 
 
アニメ・特撮・連載漫画などの感想については、また次の機会に。

118 名前:名も無き蜀軍兵:2015/05/30(土) 14:47:43
ご無沙汰しております

>>106-107 呉織あぎり様
>:新章/仮面ライダーという名の宿命(かめん)・SSテスト
さて、ウツボガメスらが狙いを切り替えてきたぞ・・・?
どう攻めていくか、次回も楽しみに待ってます。


>>108-110>>112>>114-117 無名の妖怪ハンター様
>新章/妖を狩る者達 −Part2,魔法使い達の挽歌−・SSテスト
吸血鬼達の謎の企み、それに立ち向かうは「指輪の魔法使い」と「変態仮面」!
この異色過ぎるコンビの活躍、さてさてどうなるか?
次回も楽しみに待ってます。

>程なくして【プロジェクト クロスゾーン】続編というタイムリーな報告が
>気になる参戦キャラクターの新情報ですが
サモンナイトシリーズから来たのは確かに予想外でしたね。
アティ先生のCVは5から設定されましたが、果たしてレックスや生徒達は登場するのか
敵はイスラとオルドレイクのどちらになるのか・・・。スパロボOG枠に誰が来るか楽しみですね
今回こそバーチャロンと戦国BASARAには来て欲しいものですが・・・。

>最近知りましたが【鉄のラインバレル】の原作、先月のチャンピオンREDで完結
ちょいと立ち読みしたんですが「あの結末」は衝撃的でした。
4度目のスパロボ参戦においてどう解釈がなされるか非常に気になってます。


>三輪長官ポジを想起させる仁良捜査一課課長の登場
主人公サイドに一々ケチをつけてくる点で言えば確かにそうですね、
でもカラフルコマーシャルのホログラフ映像に二度も騙されたり
進ノ介の謹慎解除のために特状課総出で繰り広げた一芝居に引っかかったりと
ギャグ要素も多く見られるのが・・・。ちなみに中の人は無茶苦茶いい人だそうですが
そのせいか視聴者からのヘイトも一極化しているそうで・・・。

>スパロボBX、WEBラジオで告知された情報によれば
アルガス騎士団も登場しますか・・・となると

・高い回避力がウリで、いざとなれば龍の盾で援護防御も出来る剣士ゼータ
・攻撃と(あるのであれば)回復の法術で幅広く戦える法術士ニュー
・ゼータとは逆に防御力と一撃の破壊力がウリの闘士ダブルゼータ
・騎士団長という立場から、高い指揮官技能に期待が持てる騎士アレックス

・・・って感じのスペックになるんですかね?

119 名前:名無し客:2015/06/04(木) 15:43:11
今さらロストヒーローズ2をやっていて、ハザードキューブまで進みました
ティガに「渾身」「瀕死時反復行動」「瀕死時攻撃力20%アップ」を装備させてヒートハッグを使うと火力が異常ですね。ボス戦の主力です
レオは斬撃技にハンドスライサーが欲しかった…。でもヒーロー技にエネルギー光球じゃなくてシューティングビームだったのはスタッフGJ
3が出るならジョーニアスも出演させて欲しいですね。なにかとはぶかれがちな作品だし(アニメだから?)

120 名前:無名の妖怪ハンター:2015/06/06(土) 23:31:41

http://www.moegame.com/sfx/archives/201506021221.html
小泉博さんのご冥福をお祈りします…… 【マタンゴ】はDVDで視聴しましたが、正直凄いインパクトを受けた作品でした。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm26372139
およそ半年ぶりの【餓狼・SPECIAL】、時間をかけただけあって今回もかなりクオリティ高いMUGEN動画に仕上がってます!
観客の声援パワーを吸収して攻撃力UP…… 普通にジャンプ漫画辺りの王道展開だなぁ、と思ったりもしましたが
もしボンボン餓狼のテリーだったらどんなパワーアップを果たしただろうかと、少なからず考えたり。
そしてロードがクソ長いと評される風雲黙示録のゲームを笑顔で楽しめる子供だったチョンシュウも成長、
最早ドラゴンボールレベルでの凄まじいパワーを発揮するレベルに…… 技的には聖帝ですが。
ローレンスの出番でボンガロネタがコメントで噴出したのに笑ったのは自分だけじゃ無い筈ですw

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4880282.html
俗に言う「カルト教団・新興宗教」の画像を纏めた特集とのことですが、中々興味深い話題が見れた気が。
「世界人類が平和でありますように」のアレって、所々でよく見かけましたが、そういう物だったのですね……
ウチの神棚にも、親戚から貰ったっていうやつが一個置いてあったりしますが。
 
 
■最近触れた作品

・インカ帝国探検記 ある文化の滅亡の歴史 (著:増田義郎)
さて、個人的に最近妙にハマっているノンフィクション系の書籍、個人的にかなり大ヒットだった一冊です。
Wikipedia見る限りでは、著者の増田氏による(訳書除いた)最初の作品であるとのことですが、
氏はラテンアメリカ開拓研究の第一人者にして、「大航海時代」の和名を命名した方だそうで……凄い。

内容は、フランシスコ・ピサロ率いるコンキスタドーレスによる南アメリカ探検の末のインカ帝国発見、
白人到来に至るまでのインカ帝国の(執筆当時で解明されてる範疇の)皇帝推移に纏わる歴史、
そして両者が遭遇してからのスペイン人によるインカ帝国の侵略、皇帝の派閥争いによる内乱、
ピサロらの策略による皇帝の処刑、長年に亘るインディオ達の反乱、征服者間での対立……等々、
著者が1950年代後半頃に実際にペルーに赴き、その他膨大な資料を基に執筆した一冊とのことで、
二度ほどの再販を経て少なからず改稿も(大きなものではないみたいですが)されてるそうです。

やはりというか、この書籍で一番に評価すべき点は、本を読んでて伝わってくる登場人物の息遣いですね。
まずピサロ。インカ帝国の文化を破壊した侵略者としてのイメージが恐らくは一般的でしょうし、
本書においてもそれは否定されるどころか普通に容赦なく書かれてるのですが、それとはまた別に
利益と出世を求めて度重なる苦難を乗り越えて新大陸を探索し、インカ帝国の征服に際しても
色々な内側の問題に悩まされながらも、権謀術数や帝国の仕組みなどを巧みに利用して狡猾にコトを進めようとする……など、
こう評するのも何ですが、一人の人間としての分別の良さなどについてもフィーチャーされてる印象が大きいです。

そういう人物評の掘り下げについてはインカ帝国の側も同様、当時の皇帝アタワルパやそれ以前の皇帝達、
征服後の情勢に関わった人々についても多分に割かれてまして、読んでて当時生きた人々の息遣いとか、
そういう情景が読者の脳裏に浮かんでくるかのような、それだけのパワーがあった一冊でした。
水木しげる氏の【劇画 ヒットラー】にも似たような印象を受けましたが、どちらかに極端に肩入れするでも無く
ただ研究で判明した史実を淡々と描き、そのドラマに関わった人々を真摯に描写しようという姿勢などなど
これから「ノンフィクション」の分野に手を出してみたいという方には、個人的にお勧めしてみたい一冊です。

……フィクション作品でペルーといえば、やっぱり【キン肉マン】のベンキマンを思いだしてしまうなぁ、と。
猿の地上絵は本当は排便をしている古代人の絵で、消えたしまった部分には便器も描かれてたんでしたっけ(違
 
 
・ファミコンロッキー (作:あさいもとゆき) 全2巻。
偶々調べ物をしてたら偶然にも絶版マンガ図書館での無料公開を知り、この度読んでみました。
ニコニコでもMADが作られた【スパルタンX】のウソ裏技などの元ネタと聞いてたので前々から興味はあったのですが
実際に読んでみたところ…… うん、色んな意味でトンデモな漫画だなぁ、と(汗
少年漫画らしい熱さは十分伝わってくるのですが、作中に出てくるレトロゲームの(作中独自の)裏技が
明らかにファミコンの容量で可能なレベルじゃないよなぁ、というツッコミは昨今よく聞きますけど、
それ以外にもキーやレバーの連打とか、絶対リアルじゃ反応受け付けないだろうなぁ、という気も(苦笑
実際、作者側も漫画を盛り上げる都合上仕方なかったとはいえ、読者を騙す様な形になったのは
内心抵抗を感じてたとか…… 時代が時代なだけに許された漫画、ってことなのでしょうかね。
http://www.zeppan.com/book/detail/47191
 
 
・スリーフェアリーズ リトルストーンハート Vol.2 (サークル:くらっしゅハウス)
【三月精】でもお馴染み比良坂真琴氏による東方同人誌の最新作、今回も面白い!!
深秘録を下地にした新シリーズなだけあって、こころとこいしの出番が中々割り振られているのが微笑ましいというか、
しっかしこうしてみると、本当に比良坂氏の書く東方キャラはやけにペドいな…… 可愛いけど。
某総帥「5人のうち一人でもいいから母にしたい……」
幻想郷編のSSも頑張って完結に繋げたいとこではありますが、果たして何時になるか…… 済みません。
 
 
・潮ダイアリー (サークル:オトウフ/マテリアル)
Pixivなどで連載されていた艦これ二次創作を同人誌に纏めた物で、第七駆逐隊の4人をメインキャラに
艦娘達の鎮守府での生活を365日綴った内容、となってます。
連載当時から好きな作品でしたが、こうして物理書籍として纏めて読めるのはやっぱり嬉しいですね。
基本PC凝視するよりも、紙の本見ている方が色々と目の負担とかも少ないですし。
兎にも角にも第七駆逐隊可愛い。彼女らが好きな読者なら絶対楽しめる一冊だと豪語できます。
陽炎抜錨でも縁があった阿武隈や霞に出番が割かれてるのも、同小説のファンとしては嬉しかったり。
 
 
■アニメ・特撮感想

【仮面ライダードライブ】第32話……
ハート達も頻繁に使っていた花見場所、あれって一種のメタフィールド的なアレだったんですかね。
それはそうと放送第3クール真っ盛りな本作、各登場人物の状況なども一気に動きだし、話が急転してきた印象です。
まず仁良課長が真影に「君はもう用済みだ」と、まるでゲイが同性の恋人を捨てるかのごとく(我ながら酷い例え)
切り捨てられてしまい、結果彼が特状課に今までの非礼を詫び、真影に纏わる情報提供をする事態に。
現状だとまだ「利害の一致」の域を出て無い印象ですし、次回以降での同行で作中での立ち位置が分かってきそうですね。

そして、遂に恐怖を乗り越えた進ノ介&ベルトさん、真影ことフリーズ・ロイミュードの記憶操作能力も
親子の愛情を奪うまでには至らず、タイプフォーミュラになったドライブの火力で吹き飛ばされる……が、
その「屈辱」を糧にフリーズはハイパーモード……もとい「超進化態」へと変貌!!
氷柱でドライブの腹部を串刺しにし、進ノ介が死亡してしまう事態に…… 進ノ介「超進化態には勝てなかったよ…」
来週からトライドロンがドライブに代わって新主人公を務める次週に続く!!(大嘘

ところで、進ノ介や究ちゃんに情報提供をした「ミスターX」が一体何者か気になるところですが…… 自分は、
「フリーズを上手く利用して下剋上、自身が超進化態になるヒントを掴む捨て石にしようとしたホモのブレンの策略」
ではないかと予想してますが果たして真相は。もう放送明日だ……


【仮面ライダー】第62〜64話…… ハリネズミとヤマアラシを混同したかのような印象の怪人ハリネズラス登場。
作中でも5人ほど直接殺害するという、後年のジャラジなどを連想させる凶悪な怪人である訳ですが
肝心のバイオテロ計画は肝心の輸送機がエンジン不良で房総半島に墜落するという事態に。後のKONOZAMAである
……殺人ビールスの詰まった箱、思いっきり爆砕されてパンデミックになったと思うんですが大丈夫でしょうか(汗
64話登場のセミミンガ、個人的には【正義の系譜】でアギトの初陣だった事もあってかなり印象強いです。
自分のSSで出番用意したのも、そういった理由でのチョイスだったり……

【超力戦隊オーレンジャー】、第14話では家庭サポート用途のアンドロイド販売を隠れ蓑に、ロボットによる
国政掌握を目論むという凄い回りくどい作戦を目論んだバラピノキラー登場。
と言っても、丁度2年くらい前のメタルヒーローだと割と日常な世界観だったりしますが。
井上脚本が壮絶な15話を経て、16話は偶発的に200年後の未来から召喚された少年をメインとしたエピソード。
未来世界で侵略の頓挫が確定してる事に気付きもせずタイムスリップ技術を我が物として
まだ未熟な原始時代への侵略を目論んだ訳ですが…… 守護獣・ダイ族・古代炎神「オウ相手してやるよ」

【変身忍者嵐】、第20話にて最後の化身忍者カワウソとの戦いを経て、遂にシリーズ後半期・西洋妖怪編へと突入。
正直、自分こっから当時のYoutubeの不具合で視聴が叶わなかったので再放送は嬉しいです。
血車魔神斎が協定を結び、海外から呼び寄せた悪魔道人率いる「西洋妖怪軍団」が日本に襲来、
第21話にて吸血鬼ドラキュラ、続く第22話ではエジプトのミイラ男が登場することに。
……透明化能力とか、明らかにH・G・ウェルズの透明人間がモチーフに混ざってるツッコミどころはさておき、
嵐達の衣装がカラフルな忍者装束から割とリアルな物になり、謎の戦士「月の輪」が出現。
一応、前回の配信で正体などは知ってるのですが、改めて未見分を楽しみにしていきたいと思ってます。
……鬼太郎とかもそうですけど、「西洋」妖怪と謳いながら、明らかにエジプトとか東南アジア辺りの
出典にしか見えない連中が混じってたりするの、製作側はあんまそういうの気にしないんですかね(汗

【仮面ライダーW】、自分の息子と照井のカップリングを推す腐母シュラウドの介入もあり、
フィリップが照井に浮気しかけるも(違)、最終的には両者の絆を確かめ合った
翔太郎とフィリップが一つ♂になった最強形態CJXが登場。……済みません、こんな発想しか出来んくて(汗
続く第36話にて遂に怪物・井坂深紅郎、倒れる。初登場時に比べての照井の変化が兎にも角にも印象的でしたが
兎にも角にもこれで冴子は後ろ盾を全て喪い、ミュージアム側は若菜が遂に組織の中核を担わされる事となり、
次回はあの「財団X」初登場…… 終盤に向けて各勢力の構図が激変してきましたが、果たして。

【ジョジョの奇妙な冒険】第45話、遂に超有名な「あ、ありのまま(ry」を始め、ネット上でも頻繁に見かける
名言のオンパレードといった感じでしたが、階段を駆けあがろうとしているポルナレフのシーン……
これ、原作のネタバレ知ってると凄まじくシュールな絵面が連想されてしまうのですがそれは。
ついでに言うと、承太郎達が棺桶の部屋に辿り着くまでに、DIOは【OVER HEAVEN】のラスト16ページを執筆中だった訳で。
で、ウィルソン・フィリップス上院議員も登場!上院議員に不可能なことなど無いッ!!

【テラフォーマーズ】、慶次×アミリア、カップリング成立!! 西&リジー「あ……? あ……?」
長らく装備してた防具ユニットを着脱してのタイトルマッチとなりましたが、慶次は正直死ぬビジョンが微塵も見えなくて
安心感があるなぁ、と。……そう言った矢先に死んだらどうしよう(汗

【新仮面ライダーSPIRITS】、まさかまさかの設定のみで終わった怪人ジェットコンドル登場!!
本作ではアメリカ空軍に撃墜されて来日前に死亡した設定が採用されてるっぽいですが、
正直現在のシナリオ状況でどこまで活躍できるか気がかり……
 
 
>>118 名も無き蜀軍兵様

>吸血鬼達の謎の企み、それに立ち向かうは「指輪の魔法使い」と「変態仮面」!
>この異色過ぎるコンビの活躍、さてさてどうなるか?
>次回も楽しみに待ってます。
感想ありがとうございます。ウィザード&変態仮面VS吸血鬼という組み合わせは、実を言うと中の人的な元ネタで選抜してます(笑
ウィザードについては、>>56でもレビューした小説版の設定を踏まえてますので、もし機会があれば一読どうぞ。

そして【吸血殲鬼ヴェドゴニア】よりイノヴェルチ勢…… 2011年頃に一度談義した際、弥沙子の吸血鬼化ルート採用について
ドミニア様は反対されてたのですが、他にSSで作品を扱おうという執筆者も長らく居ませんでしたし、
悪役陣営に個性のある名有りキャラを増やしたかったという目論見もあって、この際思い切って採用に踏み切らせてもらいました。
怒られるかもしれないですが、できればドミニア様からもSSに対する感想聞けたらなぁ、という本音もちょっとばかし……

>今回こそバーチャロンと戦国BASARAには来て欲しいものですが・・・。
正直、バーチャロンは等身大にしてまで参戦させるのは少し違うんじゃないかなぁ、という気もしないでも。
セガ枠だったら是非ともレトロゲーから【ずんずん教の野望】を所望したいのが本音ですけどダメかなぁ。

>ちょいと立ち読みしたんですが「あの結末」は衝撃的でした。
>4度目のスパロボ参戦においてどう解釈がなされるか非常に気になってます。
ネットで調べても最終回の詳しい話題にあんまり巡り合えないのですが、具体的にはどんな結末だったのでしょう?
もし分かる範疇でも良いので、各登場人物の行く末などについても聞きたいのですが……

>アルガス騎士団も登場しますか・・・となると
>・高い回避力がウリで、いざとなれば龍の盾で援護防御も出来る剣士ゼータ
>・攻撃と(あるのであれば)回復の法術で幅広く戦える法術士ニュー
>・ゼータとは逆に防御力と一撃の破壊力がウリの闘士ダブルゼータ
>・騎士団長という立場から、高い指揮官技能に期待が持てる騎士アレックス
>・・・って感じのスペックになるんですかね?
SDガンダムについては疎いので正直難しいのですが、少なくとも全員揃って「SSサイズ」は確定でしょうし
前作の三国伝勢と似たような感覚で上手く運用できるユニットになればいいなぁ、とは思いますね。

BXと言えば、【マクロス30】の脚本を務めた小太刀右京氏がTwitterでメッチャ喜んでたそうで……そりゃなぁw
丁度【巨神ゴーグ】の小説版も確保できたので、プレイまでに読んで前準備したいところです。
 
 
>>119 名無し客様

>3が出るならジョーニアスも出演させて欲しいですね。なにかとはぶかれがちな作品だし(アニメだから?)
う〜ん、アニメだからってのもそうですが、対象プレイヤーにとって「馴染みの薄さ」がクロスオーバー出演への
優先順位を大きく下げてる感は否めないかも…… 比較的近年DVDになったばかりで、レンタル媒体も出揃って無いようですし。

121 名前:無名の妖怪ハンター:2015/06/12(金) 23:58:58

■最近触れた作品

・巨神ゴーグ (作:塚本裕美子) 全2巻
スパロボBXプレイに向けて新規参戦作【巨神ゴーグ】のノベライズ版、Amazonの中古販売で確保する事ができました。
無事読了したので感想…… うん、面白い!! 王道の少年向け冒険小説っぽさの強い臭いがするというか
読んでて先の展開が気になるワクワク感があって、読んでて十年くらい若返ったような感覚も覚えました。
原作視聴者が防御力云々いってる印象有りましたが、小説読んでみると実際にガチで堅牢極まりないですねゴーグ……
全編通して全く傷つかない鉄壁のまさしく“巨神”ですが、スパロボでどんな再現されるのか期待したいとこです。
内容は概ねTVシリーズに沿ってるみたいですが、各種ファンサイトなどを読んで比較してみた所、細かい部分で
幾つか相違もあるみたいですね(ロイの顛末はアニメでは精神崩壊、小説では志半ばで心不全)。

アニメではスパロボBXのデモでも出てきた改造戦車砲を(ほぼ使い捨てで)使っていたみたいですが、
小説においてラプル・ガーディアンのパルスランチャーを奪って使用してたのも、アニメでやってたのでしょうかね?
ゲーム的には、シナリオの再現中途で敵ユニットを撃墜したら、鹵獲する形で武装追加されるとか
そんな感じの各市要素とかがあれば面白いかも、と思ったり。

「超古代に地球へ関与した異星人」という設定的には、オリュンポスの機械神やプロトカルチャーなどと
クロスオーバーが用意される可能性も在りそうな気がしてきました。
後は…… マノンの外見的特徴(緑色の体毛の持ち主)からして、オウストラル星の異星人が三重連太陽系にルーツを持つとか
そんな感じで設定レベルでのクロスオーバーがあったらちょっと面白そうかも。なんにせよ8月のBX発売が楽しみです。
 
 
・はたらく魔王さま! (作:和ヶ原聡司) 13巻
4ヶ月に一度の楽しみになってる感もある【はたらく魔王さま!】最新刊、
帰り道で自転車が横転して掠り傷したりとややトラブルもありましたが、無事に一日で読了できました(汗
(以下、ネタバレ伏字。結構13巻の核心を容赦なく書いてます)
12巻でその一端が言及された「異世界エンテ・イスラの危機」の詳細、それに対してライラが真奥と恵美に臨む役割、
等々エンテ・イスラから帰還してから焦らされてきた謎の大部分が(全部じゃないですが)解明された今回。
……ですが、それらを舞台背景として展開される12巻の本筋はむしろ、女性陣の想いの行く末といったものです。

バイトの同僚が仕事を止めた事で「いつまでも今のままの日常が続くとは限らない」という現実に直面し、
また恵美が真奥に対する壁を少しずつ越えつつあるという現状を、望んでいたはずなのに一人の女性として
胸の痛みを抑えられなくなってしまい、理想と恋心の狭間で苦悩する千穂。
ライラに対する縺れに縺れきった複雑な感情故に、内外の感情で悪戦苦闘を余儀なくされながらも
最終的に面と向かって相対することとなった恵美。
そして、異世界云々や素性なども全て知り呑み込んだ上で、想い人に自分の気持ちを全てぶつけた梨香……と、
言うならば女性陣の抱えてきた人間関係云々の問題に、彼女達が面と向かって相対する“覚悟”を決めた、
という風情が強い流れになってきましたね。
何ていうか…… うん。このライトノベルって、本当に登場人物各人の内面描写の機微とか、それに対する覚悟とか
そういうのが非常にしっかりと、骨組みからして数年の積み重ねの上で書けてるんですよね。本当に素晴らしいです。

で、遂に明らかになった、日本におけるライラの現職…… 文字通りの“白衣の天使”。
尤も、苦労しての資格所得に就職、世界中駆け巡っての情報収集等々が祟って、住居としているマンションの部屋が
見事なまでの汚部屋になってるという…… まぁ読んでる途中から勘付きはしましたが(汗
身内の残念っぷりを知人の前で防露されてしまう娘と父親がさぞかし辛いだろうなぁ、とw
 
 
さて、こっからがエンテ・イスラが直面している危機的状況についでですが…… 大雑把に要約すると、
セフィラを産み出す「セフィロトの樹」は、元来地球やエンテ・イスラなどの「酸素で呼吸する脊椎動物が繁栄し、
類人猿が生まれた惑星
」を察知して惑星の衛星に寄生し、生存競争の中で覇権を握った種を
『文明を持つ人類』として育て上げる為に、選定を終えると十のセフィラを惑星へと送り、最後の子を産み落すと同時に
生物学的意図を持って衛星から離れ、宇宙に旅立つ……というシステムみたいです。
セフィラ達の役目は、人類に危機が訪れた際、致命的な種の絶滅を回避する為に人類を助けることであり、
それぞれが担う役割をもって人類の成長を手助けし、決して人類の守護者や干渉者一辺倒ではないが、
人類が自らの手で回避できないレベルの種族的危機が訪れた際、それを防ぐべく立ち上がる存在……だそうです。
ゲッター線&ぐっさん「どうせならもっと積極的に進化に関わっていこうぜー」

しかし、エンテ・イスラ側のセフィロトとセフィラは、現状では天界によって本来の役目を凍結された状態で
その「奇跡の力」のみが天使たちの起こす奇跡とされてしまったが故に、人類の文明進歩が地球に比べて
大幅に遅れてしまい、更にその結果、人類が“聖法気”を発見してしまった事で法術系統の技術が栄えてしまい、
結果的に遠くない未来、凄まじい勢いで消費された聖法気が壊滅的に枯渇してしまうだろうとの問題が浮上。
さらには、“奇跡”を介在して利用する天使達には、本来セフィラが担うはずだった人類を守護すると役目は務まらない……
むしろ務める気は無いだろうという、将来的な災厄に対する危機。
聖法気の減少に伴い、人類の出生率は年々減少を辿っており、現状のまま人類が更なる発展をしてしまえば
完全な枯渇に伴う文明の喪失という事態を迎えてしまうため、そうなる前にセフィラを開放する事で
最低でも最悪の事態だけは避けるよう方向転換する…… それこそがライラの目的という訳でした。
尤も、まだ完全に判明して無い部分も少なくはなく、そもそも天界の“首謀者”を討つために真奥と恵美を帰還させ、
結果的に百年以上に亘って彼らは地球には再度訪れられなくなる…… というのが、現状の面々(特に千穂)にとって
大きな当面の悩ましい事項で有る訳で。

で、当のセフィラを拘束している天界の首謀者“イグノラ”…… 彼女こそがルシフェルの母親であり、
古の大魔王サタン(真奥じゃない方)はそれに反発して挑み敗北、その発案を結果的に受け継いだのが
現状のライラ並びにガブリエルという…… 現状判明しているのはこんなとこですかね。
細かい部分は説明からあえて省いたりしてますが、そこら辺は原作を読んで頂ければ……(力尽きた

兎にも角にも、次々と明らかになる世界の秘密と危機、それに引きずられる形で否が応でも変化していく人間関係と、
数年間追ってる身として非常に先が気になる展開がてんこ盛りなので、また次巻が楽しみです。
完結には確実に近づいている現状、できればアニメ2期も期待したい気持ちはあるのですけど、音沙汰ないなぁ……

 
 
・恋愛パッション (サークル:armomo)
昨年アニメ化した【ひめゴト】の原作者・佃煮のりお氏による、デレマスの日野茜メインの同人誌で、
2013年頃に刊行された4冊分の内容を一冊に収録したまとめ本の体裁とのことです。
……実を言うと、自分当時買おうかどうか相当迷って結局先送りしてしまった経緯もあるので
まとめ本の販売を知って即・注文に踏み切ってしまった次第です(汗
当時はまだ、茜ちゃんに声も付いてない頃だったなぁ、と思うと……(しみじみ

内容は全年齢向けの薄い本ではありますが、作者様の画風故に茜ちゃんが兎に角めんこく、
かつおっぱいが非常に柔らかそうに描かれてるのが特徴ではありますかね(直球
話の本筋であるPとのイチャラブも中々ギリギリ…… 某【ToLOVEる】までギリギリではない気もしますが
割とR-15ギリっぽい部分もあったりしますけど、日野茜というキャラの魅力という点ではかなり限界まで
全力投球されてるというか、作者様がどれだけ茜ちゃんが好きなんだろうなー、ってのが読んでてよく分かるほどに(笑
一応言っときますけど、男の娘設定じゃ無いのでご安心を……

佃煮のりお氏は公式アンソロにも一本か二本、漫画を寄稿してた覚えがありますので
もしそちらを読んだことがあって気に行った読者の方なら、この機会にポチっても損はないかもしれません。
アニメ第2期、先輩アイドル組にもっとピックアップされたらいいなぁ、と。
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第33話……
シリーズ恒例のライダー最強フォーム登場回、今年もドライブの「タイプトライドロン」が初披露となりました。
各所じゃ色々言われてるっぽいですが、自分は結構カッコイイと思ってます。面影はほぼ無いですが。
コズミックステイツや極アームズ等と同様、シフトカー各種全盛りによる超火力を発揮するなど動きも悪くないですが
欲を言うならばラスト辺りでもいいのでライダーキック技を披露してくれたら嬉しいなあ、なんて気持ちも。
ってか、進ノ介とベルトさんの意識が一つ(意味深)になったのって、一時的なものではなくて今後のデフォルト?

長らく敵に回っていた剛ですが、実情は「洗脳は効いておらず寝返ったフリをしていた」というもの。
……なんつーか、フリーズの記憶操作能力って存外ポンコツだったのですね。そりゃ屈辱だわ(汗
重要なデータ……「蛮野博士の人格データ」をブレンから奪うチャンスを得る為に機を伺っていた訳ですが、
結果的に進ノ介がフリーズに殺された際には相当なショックを受けていた模様……
そんな彼の意を察して許してくれた霧子ちゃん、マジぐう聖。だーりおさんやっぱり美人さんで素敵です。
で、ここ最近調子に乗っていたブレンでしたが、剛の突然の反逆で凄い醜態晒したのには少し安心しましたw
ちなみにミスターXの正体は剛。やはりフリーズの裏をかく芸当はホモには無理だったか(酷

そして、先週あたりからそんな感じのフラグ立ってましたが、やはりというか中盤での早期退場となった真影こと001。
彼もまた、進ノ介の父親を殺した真犯人では無かった模様…… 来週で全ての謎が解明されるとのことですが、
この局面で意外性を出すとなると、やはりロイミュード達に殺害を命じた蛮野博士の策略とか、そんなだったりする?
ともあれ、仁良課長も(賛否は出てるっぽいですが)一応味方になってくれたみたいで一安心、
001の後ろ盾を失ったブレンの扱いが凄い不穏ですが、兎にも角にも放送折り返し真っ盛りな本作、
劇場版公開も控えている訳ですし、是非とも最後まで盛り上がってほしい所です。


【変身忍者嵐】第23・24話、西洋妖怪編に突入してからミステリードラマっぽさも追加されて中々面白い本作。
ゾル大佐……じゃなくて狼男と、全身バラバラ分離と百面相を駆使する怪人フランケンが出てきた訳ですが
フランケンシュタインの原点は19世紀の小説、【嵐】の舞台は江戸時代…… うん、深く考えないでおきます(汗
パーツバラバラでフランケンが歩いてくるシーン、ぬ〜べ〜にもこんな感じの悪霊が居たなぁ、と連想。
こちらのフランケンは結構頭が切れる(物理的な意味だけじゃなく)方でしたが、他作品のフランケン系怪人は
隊長ブランクやらブランケンやら大方脳筋キャラ…… オリジナルの人造人間が嘆くぞ(汗

【仮面ライダー】第65話…… 怪人カブトロング登場回にして、五郎退場の花道だった本エピソード。
既に子供達のヒーローとして周知の存在となってる仮面ライダーを利用し、ライダーと一緒に昆虫採集できると
宣伝して子供を集め、ショッカースクールの生徒に洗脳する作戦を敢行しましたが、【嵐】でも似たような
エピソード在りましたね…… 宿敵の人気にあやかる辺り、悪の矜持が既に影も形も無いのがまだ(滝汗
何気に漫画版だと、ゲスト少年の兄が改造された設定で、最期は再手術で人間に戻れた展開だったのが印象強いです。
そして次週は、藤岡氏の“失踪”で急遽TVシリーズに先行登場する羽目になったカミキリキッド回。スタッフの苦難は続く……


122 名前:無名の妖怪ハンター:2015/06/22(月) 00:10:16

PS4でのFF7フルリメイクが決まったそうですね。中学時代に友達から借りてプレイした思い出が今でも鮮烈です。
最新技術で描かれたイケメンのクラウドが、女装してコルネオと一夜を共にしたり、ティファのパンツを盗んだり、
カッコイイ決めポーズを取ったりすると思うとw というか大半のプレイヤーはそこら辺期待ですよね、絶対……

【PROJECT X ZONE 2】、ソロユニットとして前作から続投のワルキューレ&うらら、そしてナムカプ以来のフェリシア登場とのことで。
彼女らだけで登場キャラが終わる筈もなし、更なる隠し玉に意外なキャラを期待したいとこですが……

ttps://www.youtube.com/watch?v=EuUV_vy2K5w&hd=1
WEB放送番組『スパロボチャンネル』第1回、並びにver1.5弾と称したPV第1弾のアップデートバージョンが公開されました。
それにてある程度判明した【スーパーロボット大戦BX】の情報で目ぼしい物を並べてみますと、

・【聖戦士ダンバイン】、今回18年ぶりにチャムの新録有り、それに併せて他のAB系パイロットの掛け合いも用意。
 PV見る限りマーベルは新録、ニーも登場確定、あとバ……さんやト……さんもチャムとの掛け合い有り (≒自軍で運用可能)
 とのこと。ト……さんのCVについては今のところ未言及。
 あと、ゴラオン(エレ&エイブ)とレプラカーン(ジェリル)も登場確定。原作シナリオの再現はほぼ確実と見て良さそう。

・【勇者王ガオガイガー】、超龍神&撃龍神の登場確定。後者は声付き作品だと初ですね。
 ディバイディングドライバーが武装扱い、UXのアットラク=ナチャみたいな特殊効果系のMAP兵器だったりする?
 凱のゴルディオンハンマーによる止めの決め台詞「光になれぇぇっ!」は、各参戦作の大ボスに対するバリエーションが
 幾つか用意されてる模様。
 ちなみに檜山氏曰く、正統派ヒーローもいいけど、役者としてはキバみたいなぶっ飛んだキャラの方が演じてて楽しいとのこと。

・【マクロス30】からアイシャ、【機動戦士ガンダムAGE】からキャプテン・アッシュ登場確定(この二人はファミ通でも告知ありました)。

・【機甲界ガリアン】からハイ・シャルタット登場。乗機は専用ウィンガル。ガリアンに一刀両断フィニッシュ技あり。

・【巨神ゴーグ】、声が赤い彗星なロッド・バルボアが戦闘ヘリのパイロットとして登場。これでスーパーロボット軍団と渡り合えと……(汗
 ちなみにダイナソア搭乗の一般兵は島田兵。

・【絶対無敵ライジンオー】、バクリュウオーは常時ドラゴン形態、戦闘時のアニメーションでバクリュウオーに変形する仕様?
 パイロットはマリアと島田兵勉。

・【劇場版機動戦士ガンダム00】からELS、【劇場版マクロスF】からバジュラ戦艦が出てたので、これら2作はいるだけ参戦って訳でもなさそう。

・【SDガンダム外伝】、ナイトガンダムの三種の神器装備が技として実装。

・レベルアップキャンペーン、気力170到達の特典は、FCゲーム【第2次スーパーロボット大戦】の3DS移植版。
 欲を言えば初代みたくHDリメイクとかだったら嬉しかったですけど、流石にそれは贅沢というものですかね。
 とりあえずBXの攻略情報が出揃うまでプレイしてみるのも悪くないかな?

・スパロボBX以外の話題だと、スパロボCCに続く、新作スマホアプリが開発中との告知がありました。
 しかも開発がセガゲームス…… これって、バーチャロン関連とのクロスオーバーは確実視して全然OK!?
 携帯機シリーズがUX以降ボイス付きになっちゃった現状、L以前で担ってた「ボイス無しの利点」という側面は
 今後はこちら側が引き継ぐと思っても良いのでしょうか。

7月24日のスパロボチャンネル第2回にて、新作スマホアプリ含め続報の詳細が告知されるとのことで、
その頃には恐らくオリジナル主人公も発表されるでしょうから、続報にも期待をかけたいところです。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1647580
そんでもって【LIVE A LIVE】もWii Uでのバーチャルコンソール配信が決定したとのことで。是非とも3DS向けの配信もどうか……

http://gashapon.jp/choutoushi/
【ウルトラマン超闘士激伝 新章】、ほぼ週一での連載ペースで進行してますが中々面白いです。
やはり自分の世代というか、平成期以降のシリーズの要素が積極的に入り込んでるのが結構嬉しいなぁ、とw
モブに平成ウルトラセブンの怪獣(?)らしき姿が映ったのも、無印のマニアックさを引き継いでて満足。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1651532
先代ジャイアン、イバルダ大王、ドライ・ベラノス…… たてかべ和也氏のご冥福をお祈りします。
 
 
■最近触れた作品

・慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (作:木村盛武)
【シャトゥーン ヒグマの森】、【羆嵐】と読み進め、いつか読みたいと思ってた【慟哭の谷 The Devil's Valley】でしたが、
この度書店にて文庫化されてたものを発見、即購入しました。

本作は、丁度今年で事件発生から100年を迎える事になる、羆による史上最大の獣害事件として有名な
「三毛別羆事件」についての詳細なドキュメントを取り扱った書籍で、それに付随して木村氏が関わった物含む
戦前・戦後通して発生した羆の獣害事件などについても紹介されております。
【羆嵐】は本作でも扱った事件を基にドラマ仕立てのストーリーに纏めた感じの小説作品ではありましたが、
そちらが三国志でいう『演技』とすれば、こちらはまさしく事件の証言などを追って構成した『正史』といったところでしょうか。
戦前の千島列島におけるヒグマ事情、平成期以降にもなってカムチャッカで発生した写真家の食害事件など、
貴重な話題も読むことが出来ますので、先述の作品2作を読んだことがあるという方で、もし本作に触れた事が無ければ
是非ともお勧めしたい一冊です。

……曲がりなりにも『シャトゥーン』読んだ身としては、一部誇張されている側面を踏まえたとしても、
怪獣でも怪人でも無い、ただの「ヒグマ」を大自然の猛威として、ヒーローに対する強敵として登場させるとか
そんなSSは…… あんま需要無いですかね(苦笑
 
 
・旭川第七師団 (著:示村貞夫)
街の老舗の古本屋で偶々見つけた書籍なのですが、丁度【ゴールデンカムイ】でも第7師団が敵として出てた事もあり
何となく参考資料としても読めるかなと期待して購入。後でネットの中古価格調べたら超プレミアで驚きました…(汗
(自分が見つけたのは1972年の私家版、要は自費出版されたもので、10年後くらい後に刊行された一般流通版は
 1万足らずでしたが…… それでも十分プレミアだし、何かの機会に文庫化されてほしい気も正直)

感想…… 何ていうか、買う前の想定以上に史実のノンフィクション物として“読める”作品で大満足する事が出来ました。
蝦夷(後の北海道)への入植以来、江戸時代の頃より付きまとってきたロシア勢力の南下という危惧に呼応する形で
発展を続けてきた北鎮部隊の経緯を追った内容で、1960〜70年代当時に残されていた資料や証言などを目一杯駆使し、
明治初期からWW2終戦に亘る師団の歴史を追跡した、かなり資料的価値としても読み応えのある一冊なんじゃないかと。
(流石に自分は専門家じゃ無いので、各種部隊評などのリストは割と慣性で読み進めたりしましたが……)
【ゴールデンカムイ】でも題材にされた日露戦争や奉天開戦に纏わる凄惨な戦記、以降も満州派遣にノモンハン事件、
そしてWW2における南方・北方の孤島における玉砕、戦後における南樺太や千島での占領に纏わる壮絶な記述……等々、
悲壮な話題も決して少なくはないですが、それでも北海道に産まれ住んだ一人として、この機会にこの書籍を手にする事が出来て
本当に良かったと思います。
何気に、ガダルカナル島に纏わるエピソードで、『ルンガ沖夜戦』の書籍でも扱われてた田中頼三氏や、
谷風・浦風・浜風・陽炎といった駆逐艦の名前も挙がって、ちょびっとデジャヴっぽい感覚に捉われたりも。
 
 
・地上最強の男 竜 episode 0/新・地上最強の男 竜 R-01 (著:風忍)
過去スレでも何度か話題に出しました漫画【地上最強の男 竜】、それの新作として2002年頃に『HGドラゴン』誌にて掲載された
読切作品2作(各前後編)、長らく書籍未収録でしたが、今年6月に本編共々電子書籍での販売が実現したので読んでみました。
(ちなみに本編は最初期の単行本ベースとのことで、双葉社版の書下ろし分は無さそう…… 確保してて良かったw)

『episode 0』はタイトル通り本編の前日談として執筆された内容で、代々「竜」を殺す役目を担ってきた一族に生まれながらも
その宿命に嫌気がさし、今まで葬ってきた赤ん坊達に報いる為仏門に入った道教が、ある日邂逅することとなった少年を
他ならぬ「竜」と悟るも、殺すことを拒み力を「カラテ」に転化できるよう修業を付けたが、宿命の因果は二人に襲い掛かり……
といったもので、前日談とはいうものの、竜が仮面を被る経緯からして本編とはかなり相違が多い内容で、
どちらかといえば「本編の一エピソードを題材としたリメイク作」と見た方が良いかもしれません。
っつーか、こっちの道教普通に良い人過ぎて、偽イエスにいいように使われるようなお方とは到底思えないですし……

『R-01』は根底からして過去作と繋がらない独立した作品で、『Gからの警告』でも見られた作者の作風というか、
変な方向に間違ったスピリチュアルが炸裂した内容が満載…… ぶっちゃけ、内容を隅から隅まで理解するのは
常任には厳しいので、風忍先生の画風と話のノリに焦点を絞って読んだ方が良いかもしれません(汗

とまぁ、【地上最強の男 竜】を曲がりなりにも読んだ身としては、概ね満足する事ができました。
『episode 0』、本編の前日談というよりも、本編で一旦地球がリセットされた後、また「次のループ」における宇宙での
転生した竜と道教の物語と解釈して、SSにでも盛り込んでみようかな……と構想思いついたり。
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第34話……
3クール目突入からずっと引っ張って来ましたが、遂に進ノ介の父親を殺した真犯人が発覚しました。
その犯人とは…… 仁良光秀捜査一課課長。泊英介とは同期ながらも警察内で注目される存在であった
彼に強い嫉妬を抱き、更に癒着を知られてもなお情けをかけられた事でそれが遂に爆発。
銀行強盗による立てこもり事件の際、衝動的に英介を射殺してしまい、それを目撃していた真影=001に
その事実を隠蔽する代わりに自身の手駒となれ、と持ちかけられたのが全ての真相でした。
……誰に教唆されたでもなく、自分自身の勝手な嫉妬が原因て。さらに言えば真影に対しても
正体を知らずに従ってた訳では無く、何から何まで知った上で自分の保身の為に動いていたとか、
先週までは改心したかに見えましたが、その実態が小物どころかガチのド外道とは驚きました。
ってか「ロイミュードの融合進化体になる」予想が普通に当たって自分も驚愕してたり……

で、先週から剛の裏切りに狼狽して蛮野博士AIを奪われたり、今週も超重加速に巻き込まれて醜態を晒したりと
真影の「屈辱」に対し、ヤンホモ的な意味も含めて「嫉妬」を募らせていったブレン。
「だが私は狼狽えない!!」←どう見てもメッチャ狼狽えてます本当に(ry
ドライブに破れた仁良を救いだし、お月様しか見ていないビルの屋上で激しいハグ! 朗報:ブレンはゲイ確定
メディックと進ノ介に心奪われたハートを捨て、今まさに日本全国の視聴者が内心興奮したホモカップル成立の貴重な瞬間……
とか冗談はひとまず置いといて、小物二人の「屈辱」が互いに利害の一致を得た今、遂にブレンが超進化態へと変貌。
一週休みを挟んでの再来週にて、一気に特状課が大ピンチに追い込まれる状況に陥ってましたが、
仁良は兎も角ブレンの退場フラグまっしぐらな現状、剛の完全復帰も期待したい次回に続く。

そういや、全部で108体存在するロイミュードの内、トップナンバーたる001=フリーズは作中で重要なポジションを担った訳ですが、
逆にラストナンバーの「ロイミュードNo.108」も何かしら意味のある立ち位置になったりするのかな、と少し気になったり。

そして劇場版【サプライズ・フューチャー】の情報も公開…… ベルトさんの悪堕ち(?)により、破滅へと向かう事となってしまった未来が
物語上の多くなファクターとして機能する模様で、かなりハード色が強めなシナリオを期待できそうです。
何でも久々に次作ライダーのゲスト登場があるとの風の噂も聞きましたので、そういう意味でも一ヶ月後が楽しみ。


【仮面ライダー】第66話…… 藤岡氏不在ということもあって、ライダーが終始変身したままでの登場となった今回。
1号ライダーの声は故・市川治氏が担当。個人的には【変身忍者嵐】で月の輪と嵐(後期)のボイス担当という印象も強かったり。
第1クール終盤といいスパヒロ大戦といい、改造人間の声帯は動作不調で頻繁に声変わりでも起こすんでしょうかね……(汗
そして敵怪人は、本来劇場版登場の予定が、スケジュールの遅れ故にTVシリーズに“先行登場”と相成ったカミキリキッド。
今話を経ても藤岡氏が戻らず撮影は停滞、遂に本来幹部怪人として出る筈だった“あの怪人”登板の次週(もう今週ですが…)に続く。

【ジョジョの奇妙な冒険】第47話…… 第3部ラスボス・DIOとの激突、中盤戦に突入。
さりげなく序盤からDIOと承太郎が空中浮遊してたのにはシュールな笑いが出てしまいましたがw
SSでまた承太郎を出す機会があったら、ケンシロウ共々空を飛べる枠にしよう(割と本気
「これでジョースターの血統も途切れる訳になるのだな」、残念ながらジジイが浮気したので承太郎殺っても……
「ときのがくぼう」を装備してザ・ワールドの制止した時間に「入門」してきた承太郎、遂にDIOに致命的な大ダメージを与えるも
予め想定していた「逃走経路」によってジジイの血を吸う事で完全復活。全ての決着がつく次週に続く!

【変身忍者嵐】第25〜28話…… 「忍者大秘巻」なる書物を巡り、西洋妖怪エジプts……もといスフィンクス登場。
共同で作戦に動員されたのは毒蜘蛛タランチュラ。名前だけ聞くと実在の節足動物を思いだす人も多そうですけど
「タランチュラ」は元々伝承上の存在で、それが実在の生物の名前にされたという経緯だそうで。


123 名前:名無し客:2015/06/25(木) 21:15:40
超時空要塞マクロス
超時空要塞マクロスU

124 名前:新章/【閑話休題】静かなる前哨戦:2015/06/27(土) 23:49:34


     京都府 某寺
 
 
 寺の敷地に無数に並べられた、死者を弔う墓前の数々……
 墓碑の形は、恐らく日本人が最もイメージし易い三段墓を始め、五輪塔に板碑、塔婆等々、
 所謂「デザイン墓」とも呼ばれる、故人の個性を反映したかのようなものまで取りそろえられており、
 いずれも石碑に故人の名前を刻み込み、今は亡き者達への慰霊碑として立ち聳えている。
 
 そして、とある墓碑の前に、曼珠沙華の花束を携えた一人の青年が訪れていた。
 お盆休みから大きく時期を外した、人の喧騒一つ聞こえてこない静まり返った霊園の中、青年は花を供えると、
 線香を焚き、故人へとその想いを馳せるかのような表情を浮かべ、墓前へと祈る。

 ……いつしか、別の精悍な顔立ちの男が霊園に姿を見せ、青年の傍へと寄り添っていた。
 
拓也「かつてワールドグランプリ創成期の四天王とも称され、その勇猛さから英雄とまで呼ばれるも、
    病魔により若くして急逝した伝説の格闘家。これがその墓標、か……」

 精悍な顔立ちの男…… かつて父とガリアの復讐を果たす為に侵略者・鉄十字団との果てしない戦いに身を投じ、
 地球の為に戦い抜いた正義の戦士・スパイダーマンこと山城拓也
 彼の存在に気付いた青年…… 今は制服を脱いではいるが、MDPO傘下の超宇宙防衛機構Mydoに所属する
 正隊員にして、その正体はZ95星雲・ピカリの国から地球の環境を守るために派遣された戦士、ウルトラマンゼアスこと朝日勝人
 勝人は、すぐ背後に迫っていた拓也の存在に気付くと、沈痛な表情を顔に浮かべて俯いてしまう。
 
 
勝人「かつて、僕が強敵相手に手も足も出ず、思いっきり心を圧し折られてしまった事があって……
    その折に、この人の試合に出会い、そこから打開する切っ掛けを見つけられたんです。
    ……あの時、あの人の蹴りを目にしなければ、僕は再び『ウルトラマン』で在ろうとはしなかった筈です」
 
 墓前には勝人が供えたものの他、また別人によるものと思われる献花も見ることが出来た。
 ……彼以外にも、この地に眠る人物によって道を教えられた者は、決して少なくはないという証だろう。
 
勝人「この花、多分“あの人”が供えたやつです。いつも、同じ品種のものばかりだから分かるんですよ。
    毎年、命日になると墓参りに来て…… 何度かここで鉢合わた時に、話をしてくれた事もあります。
    あの人も、彼の背中を追って強くなろうと一生懸命、心を体を鍛えて……
    なのに、一対一で闘う前に死に分かれてしまったこと、それだけが今でも心残りだって」

拓也「口ぶりからして、そいつもまた、格闘家の道を志した人間なのか?」

 山城拓也は、懐から小さな線香を一本取りだすと火を付け、勝人が先ほど供えた“それ”に付けたす形で立てる。
 
勝人「えぇ…… この前たまたま見た中継で、試合に出てるのを見ました。まだまだ現役ですよ」

拓也「そうか。生きている内に出会う仏滅は、なるべく避けられるに越した事はないだろうが、
    数奇な人生、そういう訳にもいかんだろう。ましてや俺達の稼業では猶更な」

勝人「……勿論ちゃんと分かってます。だからこそせめて、侵略者や怪獣の横暴によって
    理不尽な最期を迎える人を、一人でも減らすために戦わなくちゃいけない」

拓也「そうだな…… 俺もお前と同じ、そんな戦いに身を投じた者達を数多く見てきた」
 
 そう言うと拓也は、晴天の蒼い空を見上げ、厚い雲を隔てた境界線の先……
 遠い宇宙の彼方、自分が今立つこの地とは異なる“世界バース”で闘い続けている、無限の戦友へと想いを馳せた。
 
 
拓也「俺達だけじゃないさ…… 身近な人間を喪い、周囲から理解されずに叩かれたりしながらも、それでもなお、
    苦しんでいる人達に一番の理解を示すことが出来る“親愛なる隣人”として、自分の力の及ぶ範囲で
    守るべき者の為に力を奮える者達が、星の数ほどの世界線に大勢いる。彼らに背を押されて、俺は今、こうしてここに居るんだ
    お前もだ勝人。誰だって、決して一人だけで悪と戦ってる訳じゃ無い。俺も、みんなに教えられたよ」

勝人「うん…… うん。そうですね」
 
 勝人は目元に滲んでいた涙を拭うと墓前より離れ、山城拓也と共に霊園の本堂、整然とした砂の庭園へと足を運んでいた。
 彼らは息を吐くかのように、無意識の内に廊下に座ると、暫し瞑想めいた心理に想いを馳せ、気持ちを切り替える。
 
 
勝人「とっても綺麗で、そして静かな所です…… こんなに音のない場所は、宇宙広しといえども決して少ない。
    ここで眠ってる“あの人”の為にも、僕達は諦めずに戦わなきゃならないんだ……」

拓也「……幸い、俺達にはまだ時間が数えるのも嫌になるほどある。
    これからの戦い、もし俺達が無事に生き残れたらならば、今まで散って行った我らが戦友達――――
    ヒーローみんなの墓標を、この地球の一番綺麗なところに立てたいものだな」

勝人「ヒーローって言っても、僕らと繋がりある人達は、大体が男所帯ばっかじゃないですか……
    もし僕だったら、どうせだったら素敵な女の子とでも一緒に入りたいですよ」
 
 そう言うと勝人は振り向き、山城拓也に笑顔を返す。
 奇しくもそれは、今日拓也と出会ってから、初めて彼に向けて見せた笑顔でもあった。
 
 
 
 
勝人「ところで山城さんは、確か暫く海外に滞在してたと聞いてますが……」

拓也「あぁ、イタリア方面に台頭してきた、Dショッカーの息がかかったマフィア勢力を暫く相手に戦っていた。
    敵の幹部が蛇を繰り出して来たり、薬で巨大化した時は焦ったが…… 無事に壊滅させてきたぞ」
 
 拓也はイタリア戦での手土産なのか、現地製の短機関銃らしき火器と、怪しげな薬品の収められた小瓶を取りだす。
 しげしげとそれを眺めた勝人は、微妙に胡乱な表情を浮かべざるを得なかった……




125 名前:新章/【閑話休題】静かなる前哨戦・SSテスト:2015/06/27(土) 23:52:01
○朝日勝人→かつて縁のあった「とある格闘家」の墓前に足を運び、墓参りしていた所に拓也と邂逅する。
○山城拓也→墓参りしていた勝人に顔を見せに来る。彼もまた、様々な地で独自の戦いを続けていた模様。

【今回の新規登場】
○山城拓也/スパイダーマン(スパイダーマン・東映版)
スパイダーマンに変身する二輪レーサーの青年。高名な科学者であった父を鉄十字団に殺害され、
自身も重症を負ったところをスパイダー星人ガリアにスパイダーエキスを注入されて生き長らえ、
スパイダーマンとしての超能力を会得。殺された父とガリアの復讐、そして地球を守る為に鉄十字団の刺客と戦った。
強化服を纏ってスパイダーマンになった際には、蜘蛛の糸で生成したネットやストリングスを駆使して白兵戦に臨む他、
有事にはスーパーマシン「スパイダーマシンGP-7」、巨大ロボット・レオパルドンに変形可能な宇宙戦艦「マーベラー」を駆る。
「地獄からの使者」「鉄十字キラー」などの異名を持ち、敵と相対した際には独特の口上を述べる事が多い。


正直時間をかけたにも関わらず、メッチャ短めな内容での投稿になって申し訳ありません。
本当ならまた別の短編を後半に繋げる形式での投稿を考えてたのですが、あまりにも執筆が思うように進まず
一先ず数ヶ月未投稿という事態だけは形だけでも避ける為、一先ずここで切って投下とします。
済みませんが、一先ずリバヒリ作ということでどうか……
兎にも角にも【スパイダーバース】、日本語訳の刊行を切に楽しみにしてます。
 
 
>>123 名無し客様

>超時空要塞マクロス
>超時空要塞マクロスU
……どういったご用件でしょうか?
参戦希望という意図でしたら、【II】は一応コミカライズ版を手元に確保はしてあるのですけど
自分マクロスはそこまで思い入れあるシリーズでも無いので、SSで本格的に扱うのはちょっと難しいです……

126 名前:無名の妖怪ハンター:2015/07/01(水) 23:51:34

やっぱり古本屋は思いもよらない掘り出し物が見つかる事が多くて楽しいです。【戦艦武蔵の最期】が見つかるとは(嬉
しかし、やっぱりここ最近人の入りが本当に無くなったなぁ……と常々。頑張ってSS執筆して盛り返したいところですが、
あぎり様やウェザー様、その他最近顔を出されてない皆様のご健勝を祈りたいところです。

それと、早川書房の『S-Fマガジン』にて連載された、各作家によるウルトラシリーズ題材の中編小説が
【多々良島ふたたび ウルトラ怪獣アンソロジー】として、一冊の書籍に纏まり7月23日発売決定とのことです!
もっと先だろうと覚悟してただけに、割と早く話が舞い込んできて嬉しい限り。
特撮ファン界隈に良くも悪くも小さくはない反響を齎した短篇『マウンテンピーナッツ』、読んでみたいところですが果たして。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1659408
朗報:任天堂の【ファイヤーエムブレム】が公認でホモカップル可能との情報が!(爆
某雷巡「今すぐゲスト参戦しに行きましょう!(グイグイ」 某グレート「地球のゲームは最高ですね、タロウ兄貴!」

http://blog.esuteru.com/archives/8229929.html
【サイボーグクロちゃん】、全話収録の新装版が今年の年末頃から全6巻で刊行決定ッッ!!
旧コミックスはラスト2巻がえらいプレミア化してて手ぇ出せなかったんですよね…… 買わねば。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1661850
ヤマグチノボル氏の死去で絶筆となった【ゼロの使い魔】、生前に遺されていた最終話までのプロットを基に
続刊が再開されるとの告知が。執筆者は誰が担当されるのでしょうかね?

http://www.examu.co.jp/nitroplus_blasterz/index.html
絶賛稼働中の【ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-】、公式サイトを覗いてみたところ
Ntoro+の各種ゲームのみならず、【白貌の伝道師】よりアシリア、【楽園追放】よりアンジェラ、【PSYCHO-PASS】より常森朱、
【翠星のガルガンティア】よりエイミーと、所属の脚本家の著作&関わったアニメ作品等からも選出されてるのですね……
鎧武とかガンスト辺りは版権的に難しそうですけど、今後のアップデートで【クイーンズゲイト】のアリスとか
【魔法少女まどか☆マギカ】とか、そこら辺ならまだワンチャンあるかな?

http://www.moegame.com/sfx/archives/201507011335.html
【特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER】、続報が届いてまいりました。
出演者情報ですが、前にマッチョになった事が話題になった【響鬼】の明日夢こと栩原楽人氏、
そして過去の戦隊でも何度かゲスト出演されてる秦瑞穂氏が「ネオデカイエロー」として出演とのことで。
そしてシナリオについては…… まさかまさかのボスが悪堕ちという衝撃的極まりない冒頭から開始される模様で、
署長代理となったテツ、そしてファイヤースクワッドで活躍中のバンら、かつてのデカレンジャーが異常事態を前に再結集……
という流れが連想させられますが。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1670773
日本では9月12日公開の映画【ピクセル】が、凄いB級っぽくて面白そうですwwww

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm26575549
レドルさんの新作、今度はニンジャスレイヤーネタでやってきましたwwww
 
 
■最近触れた作品

・ゲート外伝+ 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり <特地迷宮攻略編> (作:柳内たくみ)
さて、遂に7月のアニメ放送が間近に迫った本シリーズですが、オンエア直前のこの時期に新刊が刊行されることに。
収録内容は概ね二部構成+短編一本で、本編における2巻と3巻の中間くらいを舞台にした「特地迷宮攻略編」、
本編開始前のピニャ殿下ら騎士団の結成を取り扱った前日談「帝国の薔薇騎士団 グレイ・コ・アルド編」、
そして栗林さん主役の『門』突入前後を描いた短編、といった構成になっております。

迷宮攻略編は、七沢またり氏の作品にも微妙に似た香りが仄かにするダンジョン攻略&対ゾンビものといった風情で
個人的にそこそこヒットでした。シナリオ的には炎龍退治後のヤオの心情補完といった側面も強かったです。
ゾンビといえば、少し前に遊んだ事のある某同人ゾンビゲーがやったら怖かったのでそこら辺も脳裏に過ぎりましたが
小説における「生ける屍」は…… 正直、見た目グロイよりもよっぽどタチが悪い敵ではあるなぁ、と。
帝国の薔薇騎士団編も前日談としては良作。本編と異なり、現代日本からの流入要素が全くないため
割と真っ当な中世ファンタジーっぽさを発揮してて、結構新鮮な気持ちで読むことができました。

栗林さん主役の短編でも断片的に触れてますけど、ファーストコンタクト時の大規模な殺戮時に
相当数の罪もない民間人が虐殺された件…… 自衛隊の面々が横槍などにも苦労しながらも上手く立ち回ったおかげで
大事には至りませんでしたが、よく遺族の報復による泥沼の自体が防げたよなぁ、とは少し思いますね。
なんでもまた外伝シリーズから続く第2部も続刊の話があると前に見かけましたが、ここから新たな敵勢力を出すとなると
特地側の勢力、利権狙いの諸外国以外にも、初遭遇時の殺戮の被害者の遺族中心で構成された
市民団体を前身としたテロリスト勢力なんてのも出てきたら話盛り上がるかも…… と読んでて感じたり。

SSの小ネタですが、岩鬼将造みたいな片足ヒールに突っ込んでるヤクザ勢力とか、そこら辺の事情などに目を付けて
都市に対して大規模な破壊活動を行った侵略者がヒーローに掃討された際に、地上に取り残された一般戦闘員などを
ヒーローの手が及ぶ前に拉致し、更に襲撃時の被害状況などから遺族を割りだす。
そして、岩鬼組が運営する会員制の定食店にて一ヶ月に一度、店の地下深くに設置された特別サービス室に足を運んだ
VIP会員……もとい遺族たちに向けて、組員が予め拘束した「侵略勢力の一般兵士達」へのセルフサービス拷問ショーが
人知れず開催される…… なんて、ブラックなネタの執筆意欲をそそられてしまったり。
(暴力団と繋がりのある政府や警察の一部高官はこれを知っているが、この稼業によって遺族たちによる報復テロや
 他種族の排斥活動などを最小限に抑える事ができると判断、あえて見逃している、という風に)
……間違っても正義のヒーローとは相慣れないネタではありますが、まぁ将造とかはハナから「そう言う側の人」ですし。

大分脱線してしまいましたが、今月開始の【ゲート】アニメ版、楽しみにしております。
 
 
・艦隊これくしょん -艦これ- 島風 つむじ風の少女 (作:山崎かずま) 2巻
艦これコミカライズの一作、およそ7〜8ヶ月ぶりの続刊が出たので購入。
一泊地を単独で潰した「未確認深海棲艦」の情報が錯綜する中、索敵任務中に噂の深海棲艦……
ゲームでも強敵として名高い「戦艦レ級」が朝潮を拉致するというハプニングが発生。
何としても奪還すべく、艦隊による決死の索敵・奇襲が敢行される、というのが2巻収録分の要諦ですが、
1巻で文字通り「暴れ馬」だった島風が、エピソードを重ねてしっかりと他人と協調性を取れるキャラに
なっていってるのが印象深いなぁ、と…… 本作の島風、本当に可愛くて好き。

あと2巻一番の注目ポインツが「朝潮とレ級の邂逅」。鎮守府近辺に潜り込んでいたレ級を、
一般人の少女と誤認した朝潮が小傷を手当てしたのが切っ掛けで、彼女を「仲間」と解釈したのか、
拉致した朝潮に妙に友好的な態度を取ったレ級でしたが、結局は敵同士で分かれてしまう事に……
朝潮に拒絶された際にレ級が浮かべた悲しげな表情、朝潮自身もそれが正しかったのか疑念を抱いており、
彼女らの関係性がどういう行く末を辿るのか、是非とも3巻以降の展開が気になります。
……おまけ漫画で「朝潮型駆逐艦・龍驤」のネタを公式でやってしまったのには噴出しましたがwwww

さて、本作の提督ポジションである青崎すみれ中将、1巻時点でも「島風」について何かしら思い入れがあるような
素振りを見せてましたが…… 世界観が果たして現代世界の延長線上なのか違うのか、
また本作の「艦娘」がどういう設定なのか現状示唆程度に留まってる為(1巻読む限りだと一種の人造人間or改造人間?)、
読者の予想に委ねられてしまう部分が多いのですけど、そこら辺も確実に伏線として機能するのではと期待したいですね。
……某所で「青崎中将は元・島風の艦娘で、引退後に叩き上げで提督になったのでは?」というトンデモな予想も見かけましたが
個人的には大穴でこれを支持してみたい気持ちも少しばかし。
 
 
・魔女は月曜日に嘘をつく (作:太田紫織) 2巻
【櫻子さん〜】のアニメ化も告知された太田氏ですが、こちらのシリーズについても無事続刊が来ました。
旭川の書店で無事サイン本もGETできた次第ですが、内容も1巻からしっかり話が前に進んでる印象有って好感触。
ハロウィンの仮装大会に纏わる高校生ズの淡い恋模様の行く末(?)らしき物語、痴呆の進んでしまった老婦人と
その周囲で巻き起こる遺産騒動……等々、「魔女」こと杠葉さんの嘘を見抜くスキルが本当に凄いなぁ、と(笑
2巻にて犬居と杠葉、両者にとっての「悪い部分」が明確に浮き彫りになってしまい、それが原因で齟齬を起こしてしまった訳ですが
エピローグにて犬居がそれを乗り越えた上で前に進もうという姿勢を見せてきたので、現状「成長しても親鳥に餌を貰い続けてる雛」
という揶揄が必ずしも外れてはいない杠葉さんも、3巻以降で何らかの人間的な進展が見られるのかなぁ、とちょっと期待です。
某特撮の主題歌だと「君のままで変わればいい」なんてフレーズもあったりしますが、果たしてこの小説の人物達は
どうなるのだろうか……と、何気に感情移入の度合いが強くなりつつある一読者として楽しみ。
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第35話……
かくして、先週ラストにて「あなたと合体したい…」の流れでウホッ♂な超進化を遂げて、日本全国のお茶の間に
フリーズを齎した悪のゲイ・カップル、ブレンと仁良。ホモ・パワーによって怨敵メディックを這いつくばらせた後は、
これまでのロイミュード事件の内、容疑者が特状課メンバーに少なからず関連のあった事件を意図的に歪曲し
更にチェイサーが過去に敵幹部だったという事実を公表。更には仁良が進ノ介をもぬけの殻になった教習所へと誘い込み、
彼が自身を人質に籠城していると嘘八百をマスコミにリークし、正当防衛の体で合法的に始末しようという……
ゲンさん「“正体”がバレなくて良かった……」
挙句、事件の真相を知る唯一の目撃者である少女にもブレンの毒を注入され、何から何まで大ピンチの現状、
果たして3人のライダー達がどう事態を打破するのか、来週の急転に期待したいです。

公式サイトによれば、来週の内容以降が、夏の劇場版『サプライズ・フューチャー』のテーマとどんどん「擦れ合う」とのことで……
何から何まで予測し辛い状況、どんな謎が隠されているのか楽しみ。


【仮面ライダー】第67・68話…… 藤岡氏失踪のため一般怪人扱いになったギリザメス回と、
ようやく氏の復帰で撮影できた死神博士=イカデビルとのケッチャコ回。
ギリザメス回は終始ライダーが変身時のままでしたが、その分FBIの犬滝さんの出番が多かったり
ライダーアクションにも力が入ってたりと、トラブルを埋め合わせする為の工夫はされていた感ありましたね。
そして死神博士との決着回、シチュエーションは中々好きなんですけど、やはり突貫撮影という事情もあってか
幹部怪人なのにトレーナーどもに上から目線でシゴかれるイカデビル、トレーニングだけして消息不明の再生怪人と
今見ると少々ツッコミどころが散見されたり…… おやっさんにはイカデビルの正体伝えて無かった設定なんですかね?
「世界がショッカーの物になれば、スピードレースなど……」済みません、今年開催されちゃったんですが(汗

【ガンスリンガーストラトス】最終話…… ニコニコ動画のコメントだと結構厳しい声も少なからず聞こえましたが
自分としては割と「視れる」範疇の作品だった、という見解ですね。何だかんだで嫌いじゃ無かったです。
とりあえず結末に関しては「正史」は言うまでもなくTV版準拠の管理区平和ENDであって、WEB版のフロンティアS破滅示唆ENDは
早いが話「フロS側の徹が自身の正義(という名のエゴ)を貫き通しても、待ってるのは破滅しかない」という
スタッフ側からの返答だったんじゃないかな、とは見てて思いましたね。

【ジョジョの奇妙な冒険】最終話…… 良かった!! 素晴らしかったっ!! 感動した!!
いや、原作を読んだのはもう数年くらい昔に遡りますか…… それでもなお色褪せない、むしろアニメという媒体になって
スタッフやキャストの方々の全力投球もあり、益々輝きを増して魅力的な作品として仕上がったようにも思えました。
特に承太郎ととDIOの最終決戦周りとか、本当に視聴者を心躍らせてくれるというか…… マジで神がかってました。
最終決戦後、承太郎&ジョセフは第4部並びに第6部、ポルナレフは第5部の物語に続く戦いへ身を投じる事となるのでしょうが、
その結果、最終的に生き残ってしまうのがジョセフただ一人何だな、と思うと……
ポルナレフの霊魂をSPW財団勢のメカスーツに移植し「メカポルナレフ」として復活とか…… ダメかな

第3部ラストといえば、小説『JORGE JOESTER』の方で第1部ラストから世代を越えて繋がる
「(ある意味)強引極まりないハッピーエンド」が凄い印象に残ってたりしますね(汗
個人的にはSS執筆の際には、あのENDを前提とするつもりでジョジョの扱いも検討してみたい気持ちが強かったり……

【テラフォーマーズ】、ニ、ニーナ――――ッッ!!(血涙 いや、本当に女性陣に容赦ない作品だわコレ……
暫く味方側の死人でなかったから少し不意打ちだったよ……

【HERO SAGA】ウィザード編最新話、冒頭に登場した「黒いウィザード」の正体が遂に発覚、その正体は……
何を隠そう、未来の奈良瞬平。彼が創り出した「時を越えるリング」が発端となって今回の騒動に繋がり、
最終的に20年後の未来が滅んでしまう事が当確してしまったため、その歴史を変える為に過去に跳んだ
黒いウィザード/瞬平が指輪を処分しようとしていた……というのが真相。
しかし滅びの歴史は未だ変えられず、ウィザード/晴人曰くループを5回繰り返して現在に至るとのことですが
今回のループでようやく瞬平が自らの意思で「魔法使い」に変身する事を決断した為、ようやく変化が出てきたとのこと。
最終的に黒ウィザードの「ちちんぷいぷい」を受け、ウィザードがMOVIE大戦大合戦に出てきた最強形態、
インフィニティードラゴンゴールド」に変身……!! とりあえず夢オチにはならんでほしいなぁ、とだけ(汗


127 名前:無名の妖怪ハンター:2015/07/07(火) 21:18:36

ttps://www.youtube.com/watch?v=Sxa4lasJJXs
【PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD】、第1弾PVが来ました。
雑誌記事を信じるなら、今回の主人公は予告PVでも示唆されてた通り「零児&小牟」で確定、
更に森羅種族の博士が新キャラとしてPTに加わるなど、やはりプレイヤーが想像してた以上に
ナムカプ決着編」としての赴きになりそうな気配がプンプンしますね…… メッチャ楽しみ。
数量限定生産版の特典としては、参戦作品の原作ゲーム&アニメで使用された楽曲が本編でも使用できる
『オリジナルゲームサウンドエディション』に加え、第3次スパロボZ時獄篇の初代スパロボHDリメイクよろしく
【ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 with 小牟】がDLできるとのこと…… ヤバい、今から凄くワクワクしてます(笑

http://www.moegame.com/sfx/archives/201507022002.html
11月発売の【鎧武外伝 仮面ライダーデューク/ナックル】、内容に纏わる告知が来たっぽいです。
デューク編は物語本編の挿話で、死んだはずの前任責任者がカルト集団「黒の菩提樹」を率いて登場、
ナックル編は本編終了後、戒斗死亡から一年後(MOVIE大戦の数ヶ月後くらい?)、チームバロンを抜けて
単身渡米したザックが、ペコの姉から「ネオ・バロン」なるチンピラ集団にペコが行動を共にしてしまってると伝えられ……
というものみたいです。前者は「ザクロロックシード」が登場とのことですが、ナックル編でも新ライダーは出てくるかな?
多分、発売する頃には今年の新作ライダーも放送開始してるでしょうけど…… ドライブは果してどんな決着迎えるのか。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1679802
栗林みな実さん、一児の母親であったことをカミングアウトしたみたいで。今後とも公私ともに頑張って下さいね。
  
 
■最近触れた作品

・艦隊これくしょん -艦これ- 瑞の海、鳳の空 (作:むらさきゆきや) 2巻
さて、今年初め頃に1巻が出ました艦これ小説シリーズ、続く2巻ですが、感想……
うん、想像以上に面白かった!! 正直1巻が微妙だったので身構えていた節もあったのですが、
2巻以降は著者様が作風の得意不得意、または一作品としての方向性を見据えた上でシナリオ構築したのか、
今回はかなりクオリティ高いノベライズとして仕上がってた印象もありました。

兎にも角にも、瑞鳳の通い妻力高すぎでしょ…… 可愛い、兎に角可愛い(断言
提督好みの玉子焼きを何としてでも作るべく、料理の上手そうな艦娘を訪ねて奔走する一幕もあるのですが
間宮はレベルが違いすぎて断念、磯風は論外、比叡は腕は決して悪くないものの調味料センスに難あり……と、
最終的には鳳翔さんに師事してようやく完成と相成りました。やっぱこの人のおかん力は段違いやでぇ。
あと何気に三日月が一緒になってましたけど、調べたら史実でも瑞鳳と縁のある娘なのですね。

瑞鳳共々ピックアップされた感のある五月雨可愛い、龍驤も1巻に比べて出番増し、加賀さんも立派なサブヒロイン枠と
艦娘側についても盛りだくさんでしたが、他にも戦闘パートが提督・艦娘の視点両方から描写されてたり、
提督周りの内面(1巻で殉職した戦友とか、軍人しての立ち位置とか)も丁寧に描かれてることもあってか
総じて読者がストーリーに入り込み易い構成になってた感も強く、そういう意味でも2巻で向上した要素が目立ちます。
何ていうか…… 【一航戦、出ます!】もその傾向ありましたが、艦これ小説は「2巻以降で評価を決めるべし」
みたいな感じのジンクスがピッタシな印象が強い気も。

で、冒頭から工業地帯の市街地に空襲を仕掛け、民間人を虐殺した艦載機の仕掛け人……
2巻エピローグにて、深海棲艦の中でも知名度の高い「北方棲姫」であることが明確に示唆されましたが、
後書きで全3巻完結が明言されたってことは、最終巻は彼女との決着がメインという形になるのでしょうかね。
前任者の女性提督、死んだ戦友と仇敵の戦艦ル級、そして提督と瑞鳳の恋の行方など、
見逃せない伏線が散りばめられた本作ですが、是非とも着地点を間違えずに完結してくれることを願うばかりです。
 
 
・寺沢武一ヒーローズ (作:寺沢武一)
【コブラ】や【ゴクウ】等でお馴染みの寺沢氏が手掛けた、各作品から厳選したエピソード収録の傑作選ではありますが、
購入に至った一番の動機は、やはり一般流通の書籍では今回が初収録となる短編作品【シグマ45】ですね。
元は氏が【コブラ】以前に執筆した一般には未発表の短編作品で、2007年頃に出たコブラ完全版の購入特典として
小冊子が配布された経緯がありますが、実質的な書籍収録という意味では今回が初となるっぽいです。
で、【シグマ45】感想…… 確かに何から何まで「プロトタイプ・コブラ」といった具合の作品でした。
登場人物・クリーチャー等のデザイン、主人公の片腕に義手状の銃器……と、本作の執筆を経て
コブラの連載へと繋がっていったんだろうな、と読んでて理解できた次第です。

本作の敵役は、将来的に地球が水没する事を見据えて、全人類を水棲生物へと遺伝子レベルで生体改造しようと目論む
マッドサイエンティストでしたが…… 何ていうか、2013年頃の某ロボットアニメを思いっきり先取りしてますね(汗
何ていうか、こういう「将来的な地球環境の変動に備え、人類を純然たる『動物』に造り替えようとする」類の悪役って、
所謂オロチ一族とか、マウンテンピーナッツとか、そんな感じの地球環境保護を建前に人類を滅ぼそうとするヒール勢力とかと
関連性等を作って上手く纏め、一つの敵対勢力として用意できれば世界観を広げる種になるんじゃないかな、と思ったり。
 
 
・テコンダー朴 (原作:白正男、作画:山戸大輔)
……う〜ん、この作品をここで紹介していいものか正直迷いましたが、折角読んだ作品ですし紹介。
様々なメディアで韓流文化が人気を博する21世紀の日本、韓国から単身来日したテコンドー使いの青年・朴星日が
韓国屋台料理の屋台や、朝鮮■落を襲撃する邪悪で卑怯な日本人野郎チョッパリをテコンドーの奥義で叩きのめしながらも
父親の仇である日本人格闘家・覇皇を討つべく、格闘技トーナメントへの出場権を得て試合に臨む、というものですが……

……まぁ詳細はググって頂ければすぐ分かりますが、本作は事実上の純然たるギャグ漫画以上の何物でも無いですね(滝汗
そもそも本作の主人公・星日からして、口を開けば一言目には韓国賛美、二言目には反日なんたらといった具合なのですが、
作中で紹介される韓国起源の云々が完全にトンデモ本レベルの出鱈目…… 早いが話「民明書房」的なギャグの域で、
主人公の言動なども明らかに露悪的な反日描写……と、他にも色々あるのですが流石に危険なので割愛(汗
所謂「ネット右翼」的な読者に対する迎合とか、そう言うの抜きにしても完膚なきまで「政治ギャグ漫画」以外の何物でも無く、
分かり易く例えれば、逆【ムダヅモ無き改革】とでも評すべき作品という見解で概ね間違いないかと。

一応、作画の山戸氏が「格闘シーンには力を入れた」と仰ってるとおり、そこら辺の描写は個人的にも一バトル漫画として
「読める」物だとは思いましたし、また政治ギャグ云々は兎も角としても貴重な「テコンドー」題材の和製漫画ではありますし、
ギャグをギャグとして理解できる人にのみお勧めできる一冊かな、ってとこですね。
右だろうと左だろうと中道だろうと、そこら辺を読み流せずにカッカする人は最初から読まない方が良いぞ、と。
少なくとも、自分はこの作品は結構嫌いじゃ無いです。勿論、あくまで“ギャグ漫画”のカテゴリーとしてですが(ここ重要

ちなみにこの漫画、2007年頃にネット右翼迎合誌に掲載されてた作品とのことなのですが、当該雑誌が3号で休刊、
およそ8年ほど闇に葬られてたものが、今年になって大幅書下ろしを加えて単行本化されたそうです。
(ぶっちゃけ、単行本の7割以上が書籍化に際しての書下ろしになってます。それ故時事ネタも近年のが多数……)
本作を過去レビューしたじゃまお氏(BLACK徒然草の管理人様)も、まさか本作が再び陽の目を見るとは思ってもなかったでしょうね(汗

まぁ実際問題、SNK系列の格ゲーとかで真っ当なテコンドー使いの韓国人キャラはカッファンさん始め多数存在しますし、
創作意欲的にも本作は、文字通り「格闘シーンの参考」以上の参考には成らんかな、と(苦笑
ぶっちゃけルール上問題無ければマジック・ダンカーやニック・コマンドーとかを出してみたい気も……
 
 
・小説 ファイナルファンタジーVII外伝 タークス〜ザ・キッズ・アー・オールライト〜 (作:野島一成)
FF7ACをようやく全編通して視聴できたこともあって、大分前に買ったままだった本作をようやっと消化できました。
内容はFF7というよりはACの外伝といったとこで、小説の舞台となる時系列は大体が映像作品よりも少し前くらい、
エピローグにてACラストと並び立つ……といった感じですね。深いネタバレについてはあえて避けますけど、
本作の主人公並びにヒロインは小説独自のキャラであり、ゲーム本編のキャラも出番はあるのですが
クラウドやティファはほぼ……どころか完全に脇役、タイトル通りタークスの面々とルーファウスがメッチャ出番割り当てられてます。
帯にも書いてある通り、「皆に愛される」神羅カンパニーの再建を目指すタークスらと、
本作主人公らスラムの面々が集って始めた探偵企業が、意外な接点から交差する形になり、
やがて7番街プレートの爆破前夜に姿を消した主人公の母親の消息に繋がる……というのが大体の粗筋です。
戦闘要素はちょっとばかしありますが、FF7ACであったような派手な人間離れなアクションは控えめな印象で、
そもそも小説主人公らが完全な「一般人」である以上、むしろスラムの掃き溜めを生き延びてきたドブネズミさながらの
泥臭い逃走劇や噛み付きあいみたいな、そんなのにタークスらが付きあう、って部分も強めかもしれません。
あと、地味にコルネオが生存していた事にちょっと驚き。作中で屋敷に放火されたりしたけど自業自得。

SSでFF7要素を扱う参考に使えるだろうか、と思って読みはじめた作品ではあったのですが、
構想を立てていくうちに、そもそもFF関連を絡める余裕は今後出てくるかという疑念が湧いてしまったという矛盾。
……で、同氏の執筆したFF小説で、原作プレイヤーから物議を醸し出したと噂に聞く「FFX-2.5」も中古で確保済みですが、
とりあえず多少の暗めな要素は身構えた上で、かつての一プレイヤーとして作品に触れてみたいと思ってます。
 
 
・ザ・クロウ 飛翔伝説 (作:ジェームズ・オバー)
1994年に故ブランドン・リー主演で劇場映画にもなったアメコミ作品の原作とのことで、古本屋で見かけた物を購入。
麻薬でラリった5人組のギャングにより、恋人を目の前で強姦された上に惨殺されて婚約指輪を奪われ、
自身も命を奪われた主人公エリックが、死の国のカラスと契約した事により現世に復活。
不死身の身体に、殺人ピエロチックな白塗りメイクと黒衣を纏い、恋人と自分自身の無念を晴らす為に
5人の無法者に復讐を敢行する……という、所謂「復讐劇」の系統に連なる作品の一つです。

アメコミといえば、本作以前にも【WATCHMEN】や【バットマン/パニッシャー】等を読んできましたが、
やっぱりモノローグの誌的な雰囲気が非常に「イイ!」ってのが初っ端からの感想です。
主人公の独白、シナリオの段階を追って断片的に挿入される回想…… どれも雰囲気が作風にマッチし、
物語の進行を盛り上げてくれるのに一躍買ってます。ホント、こういう作風には本当に憧れるんだよなぁ……
犯罪と退廃が横行する街という舞台背景、ダークな空気の作品を描く上では非常に強い演出を出してくれますし、
自分の執筆するSSでも、そういうのを上手く演出して話を盛り上げられたらいいなぁ……と常々。

本作でも描かれていた、極悪非道の悪党に対する容赦ない「制裁」、SSでブラックエンジェルズ系統とか
そういうヒーローを動かす際にも、読み手を震えさせられるレベルのものを用意できれば言うことないんですがね。
個人的には権力者とかギャングみたいな連中よりも、一般市民や社会的弱者の皮を被ってる悪党相手に
仕置きを行う処刑人の方が好きかな、ってのは個人の趣味趣向の問題ですが。
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第36話……
3クール目全編に亘り続けられた、泊英介警部補殉職に纏わる一連の事件も遂に完全決着と相成りました。
進ノ介の全てを奪うべく陰湿な策謀を繰り広げた仁良とブレンでしたが、最後の最後で蛮野博士AIが
ゆかりちゃんを解毒した事で番狂わせになってしまい、全ての真実が白日に晒される結果に。
あんな切羽詰った状況下で徹底的に挑発されながらも、進ノ介が理性保てて行動できたのは
やはり散々仁良やブレンに散々な目に合わされて忍耐力がついたからだろうなぁ、と……

最終的に仁良は逮捕された訳ですが、大半の視聴者の予想を覆し、意外にも無事生還を果たしたブレン。
仁良をヤり捨て3大ライダーの必殺技を食らって爆散するも、バイラルコアだけで涙ながらに逃亡し、
言うまでもなくメディックにキツい仕返しをされる羽目に…… 合掌。
まぁ某ウヴァさんよろしく、終盤くらいでまた怪人態に復活はすんじゃないかとは思いますけどね。
今回の一件で「能見」としての地位も全部失ったしまった現状、最早ギャグ要員しか役目が無さそうですが、果たして。

公式サイトによれば、001〜009までのナンバーはロイミュードの幹部格に相当するとのことで……
ってことは退場済みの005(偽西堀)と007(ソード)も、一応幹部クラスの実力者だったって訳なのですね。
ロイミュードも未登場分が残り40名以上といったとこですが、最終章突入で一気に退場が目されるとこですし、
腋……もといメディック周りの思惑がピックアップされそうな次週に続く!馬場ふみかさんエロいのう。


【仮面ライダー】第69話…… 夏の暑さに相応しいギラーコオロギ登場回。こっから暫く、甲殻類系統の怪人が続くそうで。
兎にも角にも、ショッカーにとって戦闘員が「捨て駒程度の価値すらない消耗品扱い」だという事実がよく理解できる回でした。
昔見かけた某特撮作品の二次創作小説に、悪の組織に同情的に、ヒーローを恣意的に悪役扱いしたものがありましたが
実際問題、悪の組織なんてこんな超ブラック企業体質だよなぁ、と常々。
しかし、セミミンガに実装されてた高精度の音波命中率は、どうしてギラーコオロギは持ち合わせていなかったのかと(汗

【変身忍者嵐】第31・32話…… アフリカ出身の西洋妖怪ドーテム登場ですが、西洋とは一体……うごごご。
31話に出演された松島トモ子氏は、後年にアフリカでライオンやヒョウに噛まれた経験があるお方というイメージ。
そしてゲスト出演者は少林寺拳法師範・ファイティング原田に、高見山関!!
西洋妖怪編突入もそうですが、兎にも角にもテコ入れに力を尽くして人気を取るべく頑張ってたってのが
今見ても伝わってくるなぁ……と。

【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】第12話…… まさかまさかのロブスター=サン!?
いやぁ、物理書籍には収録されず、特典小冊子に書下ろし続編と纏めての掲載となったエピソードだったから
今回こうして扱われたのは正直驚きましたww 内容はいつも通りナンシー=サンの猥褻重点でしたが(苦笑

【ドリフターズ】、遂に菅野直と山口多門に接触の兆しが…… 「飛龍」の中には余った燃料が残されてるだろうし
再び彼が大空で暴れまわる日が来るのか。あとエルフの握手会ネタはやっぱヒラコー先生フリーダムだなぁとw


128 名前:無名の妖怪ハンター:2015/07/12(日) 21:27:14

まさかスパロボCCで【キャプテン・アース】が新規参戦を果たすとは……!

http://www.moegame.com/sfx/archives/201507101749.html
【鎧武外伝 仮面ライダーデューク/ナックル】、各ライダーの新アームズ情報が公開。
デュークは兎も角、後日談設定のナックルにジンバー形態が用意されるとは…… どのような展開での再変身に繋がるのか期待。
 
 
■最近触れた作品

・ULTRAMAN (原作:清水栄一、作画:下口智裕) 6巻
およそ半年ぶりに刊行されました、【ラインバレル】タッグによるウルトラ漫画の最新刊。
5巻にて初登場したウルトラマンA=北斗星司でしたが、6巻にてまだ素性の全貌が解明された訳では無いですが
過去に異星人絡みの事故で両親を喪い、自身も重傷を負うも助命され、異星技術による義手・義足を
 装着して生活している身。ウルトラマンスーツ運用の活動資金は、小悪党を恐喝して奪っていた

……といった事が判明。ウルトラマンスーツは外見・武装共にまんまエースな訳ですが、
他にもスーツの開発者がまんまヤプールだったり、見た目ベロクロンな異星人を撃退したりと
本当にこの作品、初代マンから地続きにも拘わらず、【セブン】以降のオマージュ色が非常に強くて素晴らしいです。
そして、どこぞのミウミウの如く悪い方向に増長まっさかりの星司に対し、某森次さんよろしく諸星さんの
本物の暴力を教えてやろう」が発動しボッコボコ…… 流石の事態に止めに入った進次郎に対し、
諸星さんが某師匠のごとく「聞けぇ!わしは、この星の者ではない」と、まさかの“異星人”発言……
果たしてその瞳にファクターアイ(違)を輝かせた諸星さんの正体とは、そしてヤプールと星団評議会の因縁とは、
次巻以降の波乱、そして更なる謎の解明に期待です。

あと、何気にエドが好感持てるキャラクターである事が判明してほっこりしました(笑 少なくともこの人は敵側じゃ無さそうね……
 
 
・生ポアニキ (作:アサウラ)
【ベン・トー】や【黄色い花の紅】などの著者であるアサウラ氏が昨年頃に刊行したラノベです。
人付き合いの不得意を拗らせて人間不信に陥り、家族にも見捨てられ一人引きこもっていた主人公・ユースケが
カウンセラーの勧めで、近年新たに設けられた『恋愛生活保護』を申請、自分好みの女子の来訪に心ときめくも
実際に来訪してきたのは筋肉モリモリマッチョマンを外見・内面共に地で行くタフガイ(無論♂)の「アニキ」であり、
更に隣に保護制度により隣に越してきた美少女・鳳来寺ユリも彼の好みとはタイプとしては真逆も真逆。
しかし、何だかんだで筋肉パワーで引っ張ってくれるアニキと、人間的にはとっても良い娘なユリとの関わりを経て
ユースケも少しずつ自分自身に向き合って前に進むこと選ぶ……という、主人公ユースケの成長譚にして、
また、ヒロインポジをアニキに譲り、実質“もう一人の主人公”を勤め上げたユリの物語という側面も持っております。
そもそもアサウラ氏が【ベン・トー】以前に手掛けた作品って、いずれも女性主人公視点なんですよね。
そういう意味ではむしろ氏の本領発揮なのかな、とも。

いや、本当にアニキのハイテンションなキャラが素晴らしい。あまりに漢過ぎず、むしろ“変人”の枠ですが
人間的には決して悪い人物ではなく、むしろ「筋肉は差別しない」をモットーに、ユースケやユリの健康管理や
バイト先の世話などを焼いてくれる等、マジ良妻。
そして文字通りダメ人間だったユースケが、アニキやユリとの生活の中で前に進む事を選び、
ユリの過去をネタに強姦しようと目論む外道相手に、決して諦めずに「立ち上がり続ける」シーンはかなり痺れました。
長い人生、何度だって負けたり倒れたりなんて決して珍しくないですが、何度だって立ち上がり、幾らでも再挑戦すればいい……
そういう、人として大事なことを教わった気分になれました。いや、本当にここ最近、小説や漫画を読んでて心動かされることが多いこと。

この作品、後書きによれば続刊も可能性あるみたいですが、アサウラ氏は現状ダッシュエックス文庫でシリーズ始めてますし
こっちの方はどうなるんでしょうかね……? 1巻で綺麗に解決してはいるので、これはこれで良いんですけどね。
クロスオーバーで扱うんなら…… まず確実に【超兄貴】勢との共闘はやりたいとこですが(笑
 
 
・艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル (作:深山靖宙) 2巻
同じくコンプ系統の艦これコミカライズが、片や連載中とで打ち切り、片や死産という凄惨な結果になった中、
何とか無事に連載再開に漕ぎつく事ができた唯一の漫画作品、一年越しにようやく続刊が店頭に並びました……(安堵

1巻ラストのヲ級エリートとの激突は、天龍との壮絶な白兵戦、並びに六駆が敢行した決死の支援もあり、
血みどろの戦いの末に撃破成功…… 怪物然とした形相のヲ級が、今わの際に安らかな表情を浮かべたのは何というか。
そして、一時の日常を挟み、第六駆逐隊が繰り出されるは「海軍大演習」における、金剛型戦艦4隻相手という
ほぼ無理ゲーと言っても過言ではないカード。予行演習にて見せつけられた圧倒的なその火力を前に、
六駆のブレーンポジな響は思い悩むも、夜の港で邂逅した霧島より、「強くなりなさい」と激励とも取れる言葉を受けることに……
これって、やはり現状ゲームでも改二実装されてる響と暁のパワーアップイベントが、漫画3巻分でも用意される伏線なんでしょうかね?
演習中にパワーアップは期待できないかもしれませんが、間違いなく3巻収録分全てが演習に費やされるとも思えませんし、
勝敗は兎も角演習後に深海棲艦襲来、響と暁の二段階改装、なんて流れなのかな。

あと、何気に間宮さんとか、夕雲型ズや第七駆逐隊とか、そこら辺の面々もサブキャラとして良い味出してたな、と。
特に長波が凛々しい!可愛い! 潮と曙の人間関係も、陽炎抜錨とはまた違ったものでしたがこういうのも悪くないです。
 
 
・結婚頌歌 艦娘ケッコン合同誌 (サークル:unlockerfield)
こちらは先月頃に刊行されました同人アンソロジーで、所謂「ケッコンカッコカリ」を扱った作品集となっております。
収録作品はそれぞれ短編の漫画と小説が半々、といったことで、それぞれケッコン艦を題材とした構成にはなってるのですが、
所謂イチャラブ的な内容は殆ど無く…… どちらかといえば提督と艦娘の「信頼関係」とか「家族としての間柄」とか、
色々ありますけど、総じて「絆」「繋がり」に重点が置かれた作風にはなってる感も読んでて思いましたね。
雰囲気も全体的に静けさ重点というか、割としんみりしてて、「綺麗な物語」が多数収録されてます。

で、作品は全部が全部ハッピー系では無く、明らかに提督と死に別れたとしか思えないようなエピソードや、
艦娘の「失恋」を描いた内容もあったりと、ちょっとでもバッドがあるのは嫌だ、みたいな我が儘な読者向きではない感じですね。
むしろラノベ系よりも、一般に近い雰囲気の作品とか、そういうのが好きな人の方が楽しめるんじゃないかという印象も正直。
語りの視点もメインの提督やケッコン艦だけじゃなく、その周囲の艦娘に語り部を割り振ってたりと、作者ごとに個性付けがされてて
最初から最後まで飽きることなく読めました。艦これ、そして艦娘達が好きな方であれば十二分に楽しめる一冊です。
……同人誌ながら、装丁が一般書籍っぽくされてることもあってか、値段が2500円ほどと結構お高いのがネックですが(汗

収録作で個人的に好みを挙げると(以下、作者名とケッコン艦の組み合わせ)、まくわうに氏の雪風漫画、鳩里氏の朧漫画、
ヲトシペ氏の伊勢漫画、和紀氏の金剛小説、人比良氏の伊8小説、きぃ氏の伊401小説……といったところでしょうか。
何気に、こういった雰囲気の同人誌収録作品って、「艦娘=人造生体兵器」みたいな解釈の作品多めな気もしますが、
やっぱり人間設定や転生設定よりも、そちらの方が「人間と“人ならぬ者”の婚姻譚」みたいな感じの情緒が醸し出しやすいんでしょうかね?
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第37話……
えっと…… 今週の脚本って井上敏樹氏だっけ?と思わせるような展開だった今回(汗
話の本筋に目を向けると、最終4クールに突入した事もあってか、海外からロイミュード幹部格2名が来日、
そしてメディックがこれまで一般ロイミュードを犠牲にしてきた悪事がハートに露見する事態に。
彼女がこれまでそうしてきた理由は、一重にハートへの「愛ゆえに」というエゴではあったのですが、
どうも来週、そこら辺の受け止め方で進ノ介とベルトさんに齟齬が産まれてしまいかねない悪寒が……
正直、来週あたりで彼女も退場フラグが漂ってるなぁ、と。

また、これらとはまた別ベクトルで動き始めているのが「クリムの真意や如何に」という疑念。
蛮野博士とクリムは、世間一般ではロイミュードを創造した大罪人だという認識がされてるとのことで、
ベルトさんはその罪滅ぼしの為にこれまで戦い続けてきたと視聴者に思わせてきましたが……
今夏の劇場版の内容からして、ひょっとして「ベルトさんは人間・クリムの意識をデータとして転写したが、
実は人間クリムも死んだ訳では無く、密かにロイミュードを利用した世界掌握の為に暗躍していた
」とか、
まさかまさかの大逆転劇だったりするんだろうか…… 来週あたりからTV版と映画の内容が少しずつ交差していくとのことで、
少なからず不穏な空気が漂ってる訳ですが、視聴者の度肝を抜くような展開が訪れそう。

ラスト、ハートを前に丸裸(意味深)に剥かれてしまった進ノ介。彼の貞操の危機やいかに!?(違
来週の予告見る限り、こんな状況を造り出した“真の悪”が居るとのことですが…… 「おのれディケイドぉぉぉ!!」


【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第1話…… 遂に始まりました、【ゲート】アニメ版。
内容は原作冒頭も冒頭の「銀座事件勃発〜『門』への自衛隊派遣」までを、事件直前の描写なども大幅に肉付けして、
原作未読の視聴者にも、世界観や話の流れを取っつきやすく構成した……って印象ですかね。
『門』開通前に、伊丹が三人娘のイメージを垣間見るシーンが挿入されてましたが、これは原作通りの流れで進むのなら
彼女らの出番が早くても2話以降になる故、キービジュアルから入った初見の方への配慮でしょうか。

うん、始まる前はちょっぴり不安もなくは無かったですが、いざ始まってみると期待通りのクオリティを提供してくれて満足!
帝国軍による虐殺シーンは流石に直接的なものは少なかったですが、それでも家族を殺された遺族の場面など
間接的ながらしっかり視聴者に伝わるようにされるなど、アニメが初見の人に対する配慮をしっかりしてるのが好印象でした。
1巻時点で出番のあったメインキャラは伊丹の他、倉田と富田がちょっとだけ。女性陣については2話以降に
(少なくとも自衛隊側の面子は)出番が確約されてる筈ですし、総じて「こっからが本番」といったところでしょうか。
兎にも角にも、原作読んでた頃から少なからず期待していたアニメ化、触りは掛け値なしに「良かった!」といえる出来だったので
是非とも最後までこのまま突っ走ってほしい所です。
尺はどれぐらい想定なのでしょう…… 原作ラストまで扱うならば、どれだけ駆け足するにしても最低2クールは必要な気も。

【戦姫絶唱シンフォギアGX】第1話…… 2年ぶりのシンフォギア、一にも二にも相変わらずのテンションで何よりです(爆
1話時点ではノイズの出番はなし、何やら完全新規の敵勢力が台頭してる感じですが、来週以降の動向に注目。

【モンスター娘のいる日常】第1話…… うん、良かった! 素晴らしかった!! もんむす最高!(直球)
いやなんつーか、所謂亜人よりもこういった「モンスター娘」系統の作品がこうしてアニメ化されるのは感無量かなぁ、とw
一般向け漫画とは聞いてましたが、こうしてみると普通に某ToLOVEる並みに突っ走ってますね……w 嫌いじゃ無いですが。

【がっこうぐらし!】第1話、これが…… 『ぞんぞんびより』か……
いやもう、原作未読でしたがコメントからして凄い不穏な雰囲気が漂ってましたし、そもそもニトロプラスが関わってる時点で
まどマギや鎧武みたいなどんでん返しがあるとは睨んでましたが、まさか1話からあんな展開が待ってるとは……
Wikipedia読んでみたら、原作では今後更にブラックな展開が待ち受けてるそうですが、ちょっとばかしワクワクしてたり。


129 名前:無名の妖怪ハンター:2015/07/19(日) 20:25:51

う〜ん…… 本当に過疎気味で正直寂しいです(汗 名無しの人も、要望でも感想でも遠慮なく寄せて頂いて構わないのですけど。

今朝のニュースで、NASAの探査機が冥王星表面の詳細な写真を撮影してきたと言うニュースが。
「氷の富士山」などと称された地形の存在も確認されたらしく、もう数年早ければ自分のSS(新西暦189年編)でも
冥王星の舞台背景として地の文で言及で来たのになぁ、とちょっぴり悔しい思いをしたり。
……某ジョークニュースよろしく「某独裁国家が“太陽”に基地を設立」なんてのは流石に駄目ですかそうですか(汗

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1693744
ガンダムの新作【機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ】が今年10月から放送されるそうで。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1692183
松来未祐さんが病気療養のため暫く活動休止とのことで…… お大事に。
 
 
■最近触れた作品

・平安残酷物語 (作:日日日)
【狂乱家族日記】などの作品で知られる日日日氏の手掛けた小説作品で、
WEB誌に連載された分に加え、書籍化に際して大幅な書下ろしを加えたものとのことです。
連載開始が2008年頃、書籍化が2011年と割と昔の作品ですが、近年になってコミカライズもされたそうで……
自分は一年以上前に中古で買って積んでたものを、一念発起して読んでみた次第です。

内容は、異形の存在の台頭により、大人が死に絶え、人類は10代のティーンエイジャーしか生き残らなかった世界を舞台に、
「貴族」を自称する引きこもり、こずえが日々遭遇する、不条理極まりない世界での異常な物語を描いた連作集なのですが、
世界観自体が不条理そのものに陥ってしまってることもあってか、毎話ごとに主人公の死亡ENDなのは当たり前、
それらは各話単位でパラレルなのではなく「世界そのものが歪んでいるから」と作中で提示されてしまっており、
エピソードによっては小説本編の前日談にも拘わらず主人公死亡のBADエンドという……(滝汗
他にも、終末的な世界観が故に致し方ないとはいえ、登場人物の思考も割とダークかつ乾いた方に傾いており、
惹かれる人はとことん惹かれますが、そうでない方はとことん拒絶しかねない、総じて人を選ぶ作品ではあるといえますね。
自分はこういう作品嫌いじゃ無かったですし、空想大戦でSS執筆する上でも、世界規模で危機に陥っている世界観な以上
民間の人々の精神構造とかも、この小説くらいがデフォルトなイメージで執筆進めていきたいなぁ、とも正直。

そういえば、この作品の挿絵担当って、【がっこうぐらし!】でも作画やってる千葉サドル氏なんですね……
イラスト詐欺な作品に引っ張りだこなお方なのでしょうか(滝汗
 
 
・艦(いくさぶね)と少女 (作:ズートホート)
前に買った陽炎抜錨アンソロジー収録の漫画で、個人的に一番好きだったzxu氏の出版した艦これ同人誌で、
Pixivでの告知を見てかなり惹かれてしまうものがあったこともあって、【結婚頌歌】共々ポチりました。
表紙を調べて貰えば分かる通り、潮×曙メインの健全本……なのですが、内容はかなりシリアス重点で、
「艦娘=史実上の“艦”の転生」、「艦娘=艤装を背負った人間の少女」の二人の視点が入り混じりつつ
潮の視点から「曙」という少女を追う形に比重が置かれた、薄い本ながらも中々読み応えある一冊です。
冒頭、明らかに敗戦前夜にしか見えない霞、響、そして潮(激戦により片脚喪失)が会合するシーンのキャラ付けなんか、
やっぱり史実上の経緯と、ゲームの方でのキャラ付けを上手く解釈して落とし込んでいる印象があって好きですね。

個人的に好きだった一幕は、深海棲艦の存在を政府の捏造と謳いつつ、「少女を戦地に送るな」と喧伝したビラを
配布する市民団体に対し、偶々通りがかった曙が「お前達が無駄遣いしている紙も、私達が命がけで護衛しているのに」と
漏らすシーンかな、と。何ていうか、陽炎抜錨だと艦娘が具体的にどういう存在なのか、市民にあまり熟知されてないくらいには
深海棲艦の脅威が遠い存在かのように描かれていた一幕もあったのですけど、転じて言えばこの同人誌みたいに
「社会経済が危ういバランスの上で成り立ってる事に気付かない連中」も存在してるんじゃなかろうか、と世界観に想いを巡らせたり。
鶴翼の絆とかだと、深海棲艦が明らかに本土に対しても甚大な被害を齎す存在として明確に描かれたりするので
一般市民から艦娘は概ね指示されてる、って感じでしたけど、そこら辺は世界観の書きようで色々バリエーション広げられますよね。
(RPGリプレイなんかだと「偽艦娘を使った詐欺師」なんてのも出てきましたし)

なんにせよ潮×曙もいいけど、響可愛い、霞可愛い。駆逐艦の底力が軽視されてない物語は基本大好きです。
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第38話……
一にも二にもメディックのおっぱい!おっぱい!に全てを持っていかれた今週(直球な感想
彼女が部下のロイミュード達を犠牲にしてまで実験を繰り返し続けたのも、全てはハートに超進化してもらいたかった為。
う〜ん、やってることは外道ではありますけど、その根源はただハートに一途な愛を捧げる娘なんだよなぁ、この人。
最終的に、ハートの理念を尊重する形で「倒すなら真っ向から討つべき」と判断したドライブにより助命されたメディック、
ハートに絆される形で反省する事となり、そしてハートも連鎖の末に悲劇を呼んだ「愛」に後押しされたか、
遂に超進化を果たすことに…… にしてもメディックを抱きしめながら進ノ介にも執着する辺り、普通にバイセク(ry
にしてもクックロイミュードの融合対象者、単にタチの悪い美人局に騙されてたようにしか見えなかったのですがそれは。

そして、ラストにチラッとだけ姿を見せた、“人間(?)”のクリム・シュタインベルト
夏の劇場版の宣伝的なゲストとも取れますが、どうも来週分で生前のクリムと蛮野の衝突に焦点が当てられるようで、
先に挙げた展開予想が果たして的中するか否か…… なんにしても、視聴者をワクワクさせてくれる展開に期待です。
何でも映画に「パラドックスロイミュード」なるまんまな名前のロイミュードが出るとのことですが、果たして真相や如何に。
チェイスが運転免許所得に挑む次週に続く!


【ゴッドイーター】第1話…… バンナムの大人気ゲーム原作のアニメ版、ニコ生にて視聴いたしました。
原作ゲームは未プレイで、PXZと小説版でちょこっと設定に触れた程度ではあるのですが、肝心のアニメについては
思いの外動く動く!ちゃんと破滅的な世界観を“魅せて”くれてるのがちょい好印象でした。
まだ第1話では本当に触りの部分といったとこですので、2話以降の流れに期待。

【オーバーロード】第1話…… 小説家になろうで連載後、書籍化された(その際に大分別物になったとか)作品とのことで、
アニメ初回見る限りだと、SAOやログホラ同様のMMO世界転移系のシナリオみたいですが、主人公の風袋もそうですが
どうも「現状、主人公意外にPCが未登場」「主人公が見た目に引っ張られて人格面でもアンデッド寄りに」、と
独特な要素も散見されるので、割と期待持ってアニメの展開楽しみにしてたりします。
日野さんは個人的にはマジンカイザーSKLの印象強いお人だったので、それっぽい演技も聞けて満足です。
あとアルベドがエロ可愛くて結構好きですw 何故ビッチ設定を修正したし

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第2話…… 圧倒的ではないか、我が軍は。
いや、原作の時点でもそうでしたが、『門』を抜けてからの自衛隊の圧勝っぷりが凄いなんてレベルじゃ無いなぁ、と(滝汗
とはいえ、自衛隊の快勝はあくまで本作の一側面、勝つだけでもどうにかなる訳でないのが国と国の闘争というものなので、
今後待ち受けている本作一番の見どころ、「中世レベルの異世界が『門』を通じて日本と関わり、様々な面で“変化”していく」
という部分、アニメでも魅力的に描いてくれるか非常に期待してます。
とりあえず栗林さん可愛い。CVが個人的にメッチャ好きな内田真礼さんなんで今後の活躍に期待。
ってか檜垣さんのキャスト、あんな渋い声でまだ24歳なのですね…… 若手の男性声優頑張れー(ノシ

【がっこうぐらし!】第2話、うーん…… 初っ端から正気度ゼロになった主人公の危うさにヒヤヒヤされるのもそうですが、
胡桃のバックボーンが結構壮絶なのですね…… 毎週ハラハラしながら視聴する事ができて楽しいです。
SSで扱う前提で考えてみると、個人的にこういうゾンビ蔓延的な世界観の作品は、下手に平行世界とかにするんじゃなく、
バイオハザード発生から早い段階で政府により隔離された、「旧市街」的な閉鎖指定地域みたいな解釈してみたい気も。

【超力戦隊オーレンジャー】第22話……
オーレンジャーロボとレッドパンチャーの合体プログラムが遂に結実し、不動明王ロボバスターオーレンジャーロボが誕生。
話的には熱いのですが、破壊されたメモリからプログラムの文字列が隊長の背中に物理的に焼き付いたり
平然と超巨大な跳び箱やバスケを用意してスポーツに励む巨大ロボなど、大人になってから見ると笑ってしまうような部分も
少ないないなぁ、と。ってか視聴したのもう20年前って事もあり、今回の内容一ミリも記憶に無かったですね(滝汗
何気に敵マシン獣・バラマジロはデザイン的に逸品なので好き。次週は遂に「語り草」のあの回……w

【仮面ライダーW】最終話…… 素晴らしい最終回でした!! 感動しました!! (^J^)<だが無意味だ
半年間作品を追ってきましたが、いや本当に素晴らしい作品でした…… この機会に視聴できて良かったです、ホント。
前編通してシリアス寄りな作品ながら、視聴者を飽きさせないコメディチックな要素の挿入と、話の緩急がしっかりできてて
それが故にスピンオフ作品等も多く展開される程の人気を博したんだろうな、と思いました。
TVシリーズは今回追った訳で、前にも外伝小説を読んだことがありますが、劇場版やVシネマについても時間がある時に
レンタルででも触れてみたい所ですね。一先ず、ガイアメモリ等の要素はクロスオーバーSSで扱いやすい題材だな、って気も。

【テラフォーマーズ】、一にも二にも、【ゴールデンカムイ】も併読してる読者なら色々とシンパシーを感じてしまう内容だった今回。
人類が「力」を得た事による自然……もとい“神”への敬意の喪失、テラフォーマー側も“技術”を齎してくれる人類に対し、
あえて送り返すようなことは今回はせず、積極的に“奪い”にかかってくる姿勢を見せてくるなど、
着々と“人間”に近づく……否、“そのもの”になりつつある兆候が露骨なまでに明示されましたが、地球編での布石となるか。
テラフォーマーが人間を本能的に“嫌悪”してるという設定はどうなったんでしょう……


130 名前:無名の妖怪ハンター:2015/07/26(日) 23:58:01

http://www.famitsu.com/news/201507/23083442.html
http://blog.livedoor.jp/robosoku/archives/45660627.html
スパロボBX、雑誌記事での情報公開に併せ、PV第2弾も無事発表と相成りました。
オリジナル主人公は、治安を守る為に日々戦うスーパーロボットや軍に敬意を抱く、正義感の強い17歳の少年、
ヨウタ・ヒイラギ(CV:松岡禎丞)。神原大地さんが出演果たせばOGでジュピター組めると思った
ヒロイン枠は、半年前に記憶喪失の所をヨウタに拾われた謎の少女、ユキ・ヒイラギ(CV:中原麻衣)が登場。
見た目可愛くて好印象ですが、設定的にはどういう立ち位置なんでしょう。何処となく【マクロス30】のミーナと被りそうな印象もしなくも。
そして、ある意味今回一番の目玉である主人公機、「自らの意思を持つロボット」のファルセイバー(CV:てらそままさき)!!
……どう見ても勇者ロボです本当に(汗 おまけにライバル機が明らかにグレート合体のパーツっぽいです。
スパロボチャンネルでの置鮎さん談聞く限り、ファルセイバーを狙うゲイっぽいキャラ付けされそうな気がw

またUXには無かったプロローグを読む限りだと、今作の世界観は久々にマクロスシリーズが平行世界じゃなく、
ちゃんと歴史に組み入れられる形になってるっぽいです(UEとゼントラーディの襲来がほぼ同時期?)。
……うん、各作品の背景からしても、すっごく地球人同士の諍いが絶望的な世界観ではないでしょうか、本作(滝汗
某所でも言われてましたが、ミンメイアタックやアクシズショックやトランザムバーストを経ても結局人類もヴェイガンも変わらず、
ティターンズやアロウズは発足するわ、一年戦争の頃から知り合いで有っただろうレビルやブレックスは死ぬわ、
将来有望な若者達は死ぬか壊れると、原作以上にフリットの境遇がヤバイことになってんじゃないかと危惧する声も……
ってかこんな泥沼な情勢で、毒ガスやコロニー落としで火に油を注いだジオンやその残党は地獄に堕ちるべき
兎にも角にも否が応でも期待が高まりますが、あとはシナリオだけが及第点であることを祈るばかり。

そして版権作品の方で判明した、印象強めなトピックを列挙しますと、

・【聖戦士ダンバイン】、ニー&キーン、シーラ様、黒騎士、ジェリル
 レプラカーンのハイパー化は戦闘アニメーションで再現される模様、あのラスボスっぷりは是非ともPVで

・【巨神ゴーグ】、安定の「銃器使用⇒弾切れ後は鈍器」っぷり。どうやら装甲もメッチャ高そう。船長の代役は誰だろう?

・【絶対無敵ライジンオー】、ゴッドライジンオーの戦闘アニメが中々カッコよさげ。ジャークサタンもPVでお披露目。

・【勇者王ガオガイガー】、マイク13世のディスクX、そしてキングジェイダーのシルバリオンハンマーが実装決定!!
 敵としてゾンダーも出てくるみたいですが、前半も再現あるのか、それとも原種の手駒としての出番?

・【機甲界ガリアン】、ガリアン重装改の輝き撃ちが実装。キャラは他にもアズベス(戦術指揮要員?)、ローダン、ヒルムカの登場確定。

・【SDガンダム外伝】、バーサル騎士ガンダム、剣士ゼータ、闘士ダブルゼータ、法術士ニュー、騎士アレックスが戦闘アニメ公開、
 敵としてネオブラックドラゴン、騎士ゼノンマンサの登場も確定。

・【機動戦士ガンダムUC】、原作未見ですけど動画コメント見る限り視聴者からの反応は悪くなさそう。
 コメントとかだと「SDガンダム外伝の敵が関与するんじゃないか?」とか見かけましたが、原作知ってると分かる話題なのかな…?

・【機動戦士ガンダムAGE】、フリット、ナトーラ艦長、シャナルア、オブライト、フラム、ゼハートの登場確定。

・【真マジンガー 衝撃!Z編】、マジンガーZの武装として「ビッグバンパンチ」は健在、そして再世篇で話題を掻っ攫った
 ボスボロットのくろがね屋召喚、更に人員を3人増やしてBXでも実装決定!! 変な奴らが増えたぞ!

・【マジンカイザーSKL】、OVA最終話に出てきた「SKL-RR」、並びに漫画版オリジナル技「インフェルノギガブラスター」実装決定!!(嬉

・【機動戦艦ナデシコ】、アキトとアカツキの合体攻撃が実装。
 スパロボチャンネルでの含みもある言い方見る限り、アカツキとのダブルゲキガンフレアも用意されてる模様?

あと、スパロボチャンネルで同時に公表されましたが、セガゲームスとの共同開発で展開されるスマホアプリ【スーパーロボット大戦X-Ω】。
現在発表されてる情報によりますと、SRPG形式では無く所謂ラインディフェンス系のゲームになるとのことで、
参戦作品のシナリオもしっかり用意されるとのこと。ボイスは無いとのことで、従来の携帯機シリーズが担ってきた
ボイス無し故の利点という部分は、CCといい今後はこちらの媒体で可能性を模索する事になりそうですね。
参戦作品は従来のシリーズにも参戦経験ある幾つかに加え、新たに【ゼーガペイン】並びに【STAR DRIVER 輝きのタクト】が選出、
更にまだ未発表の新規参戦も控えている模様…… オリジナルキャラも一見する限り中々悪くなさそうでヒロインも豊満だし
こっちはこっちで良展開してくれることに期待したいです。
マジンガーとゲッターは「機体はTV版、キャラはOVA版」という扱いだそうですが、やっぱり版権的に微妙な問題あるのかなぁ、う〜ん。
 
 
■最近触れた作品

・多々良島ふたたび ウルトラ怪獣アンソロジー (作:山本弘、小林泰三、他)
……さて、ネット界隈でも色々と物議を醸し出した【マウンテンピーナッツ】含む、『S-Fマガジン』に掲載された
ウルトラシリーズを題材とした小説7篇が収録されたアンソロジー小説、買ってまいりました。
店頭で立ち読みした藤崎慎吾氏の『変身障害』を除けば、噂に聞きながらも全ての作品が今回初見な訳で
読了した上で率直な感想…… 正直、大半の著者が「ウルトラ怪獣」の括りでのトリビュートを
かなり早い段階で放棄してるような印象を受けた部分も(滝汗
ぶっちゃけ「怪獣縛りうぜぇ」とでも言いたげな本音が作風からも微妙に滲み出てたなぁ、と……(苦笑

まぁツッコミどころはこれぐらいにして、各作品に対して簡潔な感想を列挙してみますと、

・山本弘『多々良島ふたたび』
 表題作。タイトル通り【ウルトラマン】の「怪獣無法地帯」を起点に、【ウルトラQ】の設定も交える形で
 多々良島に出没した怪獣達の出自に、明確な考証の上での設定を与える……という、ある意味『すごかが』チックな一篇。
 一ファンの妄想、と割り切ってしまえばそれまでかもですが、やっぱヲタ人種の山本氏が執筆したということもあり
 「ウルトラシリーズの世界観」という意味では一番違和感なく受け入れられたかも、と割と好感持って読めました。

・北野勇作『宇宙からの贈り物たち』
 【ウルトラQ】の没脚本「火星のバラ」も交え、ナメゴン、バルンガなど同作品の要素を扱った摩訶不思議な物語……
 ……済みません、ちょっと作風が難解かつ独特すぎて付いていけませんでした(滝汗 自分の好みじゃ無かったです。

・小林泰三『マウンテンピーナッツ』
 【ウルトラマンギンガS】の前日談(?)。タイトルで検索すれば詳細な内容は山ほど出てくるので詳細は語りませんが、
 批判意見は十分理解できますし、キャラの違和感とかも否めず、自分も全肯定するつもりはさらさらありませんが
 後書きの文章を読んで、小林氏が作品で提示したかったテーマとかそういうのは一応納得する事ができましたので、
 ある程度は読者として呑み込めました。まぁ、マウンテンピーナッツは正義の欠片もない正真正銘「悪」だとは思いますが。
 それにしてもラストで千草が拾ったSD、どう見ても小林氏の著作【玩具修理者】と、クトゥルフ神話でもお馴染み
 「黄衣の王」ですよね……? 変身したらどんな能力発揮できるんだろう。

・三津田信三『影が来る』
 【ウルトラQ】外伝で、『悪魔っ娘』の後日談的なドッペルゲンガー題材のエピソードです。
 個人的に割と「読める」作品ではありましたが、怪獣とかは微塵も出てこず、どちらかといえば【怪奇大作戦】のノリ。
 余談ですが挿絵イラスト担当の楢喜八、小さい頃に【学校の怪談】シリーズの挿絵が印象的な人だったなぁ、と。

・藤崎慎吾『変身障害』
 【ウルトラセブン】の後日談……ですが、どちらかといえば【マックス】の「狙われない街」に近い雰囲気もある一作。
 セブンに出てくる「ある重要人物」を主役に、彼が遭遇した摩訶不思議な「隣人」達との邂逅を描いた、
 ちょっと幻想的な趣のある作品です。……深く語っちゃうとそれ自体がネタバレなのでこのくらいで。

・田中啓文『怪獣ルクスビグラの足形を取った男』
 ウルトラマンが存在しない怪獣だけの世界を舞台に、所謂「怪獣図鑑の足跡」を採取する専門家の主人公が、
 世間一般で怪獣第一号と認知されるゴメスよりも先に出現したという、幻の怪獣「ルクスグビラ」の足跡を追う物語。
 オチは正直賛否分かれるかもですが、実は自分は割と嫌いでは無かったりします、あの結末。

・酉島伝法『痕の祀り』
 倒された怪獣の死骸を清掃する専門家の主人公達を主役にした作品……ですが、これまた難解(汗
 異界から出没する怪獣と戦う存在「斉一顕現体」が存在する世界で、斉一顕現体が正義の宇宙人だという解釈の元
 特撮ドラマが製作されている設定……話の要点は理解できましたが、正直収録作で一番好き嫌い分かれるかもしれません。

……所々光る作品はあったのですが、総じて読み手を極端に選びかねない作品揃い、というのが読み終えての印象ですね(汗
ところで本書、単行本に「01」とナンバリングされてるのですが、これって書籍の売り上げや反響によっては
企画続行もあり得るという事?怖々ながらちょっと楽しみだったりします。

にしても『マウンテンピーナッツ』にて、ウルトラマンが地球人の諍いに(怪獣絡みで有っても)介入する事を
良しとしない姿勢、正直自分としては一峰大二氏の漫画版で、怪獣を利用して悪事を企もうとする秘密結社相手に
ウルトラマンが普通に戦ってる姿を見てるので、正直小林氏の「ウルトラマン像」には納得できない部分もあったり。

【ギンガS】は視聴して無いので、他ウルトラシリーズと同一世界線にして良い作品なのか微妙なのですが、
自分のSSで扱うならギンガ関連はメビウスみたいな平行未来扱いに置いて、ゲッター艦隊などから未来に起こり得る
カタストロフをリークされたMDPOと日本政府が先んじて手を打ち、マウンテンピーナッツ発足以前の武装勢力段階で、
危険思想のテロリストに認定して撲滅する……みたいな流れでやってみたい気持ちも強いです。
前々から考えてた、【ティガ】小説版に出ていたTPC志望の少女をオリジナル設定で成長した姿で登場させるとか、
試作型ウルトラマンスーツの設定とか、か弱き市民を守る為に同じ人間を討つ「正義」に対するヒーロー側の価値観の相違とか、
そういったテーマも盛り込めたら、そこそこ面白い作品になるかなぁ……と画策中。
……地球出身の怪獣でも明らかな凶悪怪獣が多い世界観、チームEYESは正直肩身狭いのではないかとちょっと心配(汗
 
 
・艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (作:内田弘樹) 5巻
2月末以来の【鶴翼の絆】第5巻、感想…… うん、今回も凄く面白い!!
エピソードは今年冬のイベント『トラック泊地強襲』を主に題材としたもので、表紙イラストで分かる通り瑞鶴が遂に「改」となり、
同じく表紙に載っている那珂ちゃん、並びにゲームでもほぼ同時期に実装された雲龍型姉妹(というか葛城)が
実質的な主役格を務めている、といった感じです。

やはりというべきか、本小説は他メディアミックスに比べ…… それこそ原作ゲーム以上に艦娘達のキャラ付けに
「史実」要素が色濃く出ている訳で、それが結実した形になったのが葛城ら雲龍型姉妹、並びに大鳳という
WW2において「本来の用途を活かせず、殆ど活躍できずに艦船として短命に終わった」艦という事で。
結果的にそんな彼女達が、如何にして各方面での成長を遂げ、前線に赴くに至るかが5巻の見どころの一つですが、
今回ピックアップしたのは何といっても那珂ちゃん。現状すっかりお馴染みのアイドル設定をしっかり扱ってるのですが、
その背景にあったのが、史実云々とはまた別の「艦娘になって以降に負ったトラウマ」というのがまた……
一にも二にも、5巻でメインを張る艦娘達に共通する裏テーマとして「先に進むために“変わる”こと」というのが
あるようにも感じられました。

そしてある意味、本小説の裏の主役といえるのがイムヤ、ゴーヤ、イクに加え、新入り伊401を加えた潜水艦ズ。
1巻の頃から物語本編の裏で、鎮守府にまともに顔見せすらできず、未だ本土に帰還せず着々と任務に就いているという
壮絶なブラック企業の社畜っぷりに陥ってる姿が涙を誘いますが、何気に伊401についても、前述の雲龍型らと同様の
「艦船としての寿命の短さ」というジレンマを持ってる境遇なんですね。イムヤ先輩がカッコ可愛い。美人。
……5巻ラストにて、やはりというべきか潜水艦ズに加わっていなかった伊8が満を喫して登場、
それも「西方諸国が“もたない”かもしれない」という凶報を抱え込んでという……
2巻頃からも言われ続けてきた海外艦との合流、この流れからしても次巻にて遂に伏線が回収されるのは間違いなさそうです。

陽炎抜錨が全7巻、瑞鳳小説が全3巻での完結が明言されたのは記憶に新しいですが、本小説についても
次巻にて完結が後書きで告知されましたが…… ダラダラ続くよりは良いですけど、やっぱり好きな作品が
完結するビジョンが見えてしまうと少し寂しい気持ちもあるなぁ、と。
恐らくは雑誌連載分の短編も外伝枠で刊行する全7巻で締めなのでしょうが、是非とも読者の期待に沿う、
瑞鶴改二(発売する頃には実装されてるでしょうし)の活躍を描いた大団円に期待したいところです。
……現状続いてるノベライズ作品が一揃い終わったら、また何かしら新しいメディアミックスを始めるのでしょうかね?
 
 
・艦隊これくしょん -艦これ- 止まり木の鎮守府 (作:ヒロイチ) 2巻
艦これコミカライズの一作、こちらも無事続刊が発売されました。相も変わらず艦娘達が可愛い、可愛い。
鈴熊に霞に夕雲型と、妙に自分が好きな面子に登場人物が通ってる様な気がしないでも。
1巻の阿武隈のエピソードにて示唆されてましたが、深海棲艦の出没しない「止まり木の鎮守府」とは、
艦の記憶の覚醒が不十分だったり、戦場で心に傷を負ったりした艦娘達が、戦える状態になるまで
日常を過ごす形で滞在する、文字通りの「止まり木」なんだろうな、と……
なまじ日常ベースの作風なだけに、そこかしこに挟まれるシリアスさが良いアクセントになってる感です。
今回も清霜と諍いになってしまった霞、そして「大事な事を忘れている気がする」熊野にその兆候が見られましたが、
果たして3巻以降の進展や如何に。多分ラストは、熊野が「思いだした」ことで、付き添いの鈴谷も含めて
鎮守府から離れ、戦場に赴く……という結末が想像されるのですが。

あと巻末書下ろしの、長波が高波と再開する短編も良い雰囲気出してましたね。
……ぶっちゃけ、ゲームに実装されてる艦の大多数が「止まり木の鎮守府」に在籍してるような印象も見られますが
こんなんで戦線は維持て来てるんでしょうか、読者ながらちょっと心配(汗

唯野影吉さんが作画担当の回顧録も相変わらず良い感じ。青葉可愛い、夕雲型姉妹可愛い、秋雲可愛い。
同人誌でも印象深い作品を色々書いてる人ですが、影吉さんは絵柄からして作品の雰囲気を醸し出してて素敵です。
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第39話……
オンドゥルルラギッタンディスカー!蛮野博士ー!
チェイスの運転免許所得、女性を誘拐するロイミュード…… 等々、一見ネタ強めと思わせながら
蛮野博士の本性発覚、劇場版との“分岐点”が対に明示と、かなり重要な要素が多かった今回。
正直自分も良くも悪くも人間的な感情を持つベルトさんに比べ、蛮野博士に少なからず胡散臭さを感じてはいたのですが
やはりその本性は敵側…… 仁良&ブレンの時にゆかりちゃんを治療する等協力的な姿勢を取ったのも、
最終的には「自分が人類のみならずロイミュードの上に立つ」が故の試金石だった、ってことなのでしょうか。
終盤で初登場した「ロイミュード004」によりベルトさんが奪われてしまう事態に陥ってしまいましたが、
どうやらこれが、劇場版に繋がる「歴史の分岐点」たる要素で有る模様……
予告によれば、何でも解析されたドライバーのデータを基に、蛮野博士の変身態が出てくると告知されてますが、果たして。
そして今回も出てきた「人間クリム」。彼も映画のみならず、TVシリーズの根幹に関わってくる存在だったりする?

蛮野博士役での森田成一氏顔出し出演、そしてようやくブレン復活に兆しが見えてきた次週に続く!!
やっぱり、だーりおさんは色々衣装替えしてなんぼなお方だと思いました。可愛い(率直な感想

ttp://www.moegame.com/sfx/archives/201507261829.html
Youtubeにて公開された公式動画「クリム・スタインベルトの演説」…… この内容が示す未来や如何に。


【仮面ライダー】第71話、一にも二にも、壮絶極まりないゴンドラでの戦闘シーン撮影のインパクトが強すぎた今週。
解説コメント読む限り、マジで命綱なしでやったとか…… そりゃ藤岡さんも後年に「何であんなバカやったんだろ」と
述懐しますわ(滝汗 流石に落下は人形だそうですが、回収できなかったが故に後々事情を知らない近隣住民が
大騒ぎしてしまう羽目になったとか…… うん、やっぱりこの作品、良くも悪くも狂ってます(滝汗

【超力戦隊オーレンジャー】第23話…… はい、噂に聞くサービス回、もといギャグ回www
一にも二にもサザン推し、ってかエロティカセブンは子供番組で流す様な楽曲じゃないですよね……
オーレンジャーの女性陣よりグラマーがご所望とは随分贅沢なマシン獣ですが、
樹里意外全員を洗脳してしまうなど、こういうギャグ系統の敵にもれず存外厄介。
ブルドント「僕もこんなお嫁さん欲しいよー」 この台詞、終盤の伏線じゃあないでしょうねぇ(滝汗

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第3話……
伊丹と特地3人娘のファーストコンタクト、そして自衛隊と炎龍の初激突が描かれた今回。
ロゥリィの衣装は原作挿絵や漫画に比べてフリル少なめな印象ですが、まぁ流石に作画の人を想うと致し方なし。
金元さん、東山さん、種田さんいずれも良い具合に好演してくれてて個人的には嬉しいですね、正直。
伊丹ら自衛達の立ち位置も、自分達があくまで異邦人である事を理解した上で、避難民たちの立場に立って
行動できる姿勢をアニメでも明示してくれる等、総じて細かい部分もやれる範囲で丁寧にやってくれるなど、
現状かなり要点をしっかり押さえてくれてて楽しみながら視聴できてます。

【ゴールデンカムイ】、第7師団が鶴見配下の一枚岩ではなく、謀反を企む一派による分裂沙汰に陥っていた事が判明、
谷垣がかつての同僚達と戦うことを余儀なくされる中、一般人に扮して杉元に接触を果たした土方歳三の口から、
どうも「のっぺら坊」こそがアシㇼパの死んだ筈の父親であることが語られることに……
今後の展開に繋がるキーワードが続出し、益々読者をワクワクさせてくれる本作。もっと盛り上がってくれることに期待です。


131 名前:名も無き蜀軍兵:2015/07/27(月) 21:55:28
自分と妖怪ハンター様だけじゃ寂しいので、あぎり様以下の
参加者さんにはぜひ戻ってきて欲しいです・・・

>>120->>122>>124-130 無名の妖怪ハンター様
>正直、バーチャロンは等身大にしてまで参戦させるのは少し違う
うーん、でもセガの人気作ですし・・・VR全般が無理でも
設定上等身大になれるオリジナルフェイ・イェンだけなら・・・?

>ネットで調べても最終回の詳しい話題にあんまり巡り合えないのですが
>具体的にはどんな結末だったのでしょう?
本当凄い事になってるので、ここではあえて語りません。
ぜひ単行本最終巻を見て驚愕して下さい。

>・【機甲界ガリアン】からハイ・シャルタット登場。
>乗機は専用ウィンガル。ガリアンに一刀両断フィニッシュ技あり。
そういえば征服王マーダル様はどうなるんでしょうね?
DVE的にも出番が多そうですが、代役の人が来るんでしょうか?

>【ウルトラマン超闘士激伝 新章】
自分も毎週楽しみにしている作品です。
あの頃の興奮が蘇ってくるようで…さて、どうなる?

>怪獣でも怪人でも無い、ただの「ヒグマ」を大自然の猛威として、
>ヒーローに対する強敵として登場させるとか
ああ、それは面白そうですね。保護が使命となっているとかで
迂闊に傷つける事が出来なさそうでもあります。

>:新章/【閑話休題】静かなる前哨戦
東映版スパイダーマンとウルトラマンゼアス・・・こちらもなかなか異色のコンビですね。
『かつて縁のあった「とある格闘家」』とは、アンディ・フグの事でしょうか?
そしてイタリアで戦ってた・・・って事はイタリア版スパイダーマンリスペクトですかね?

>レドルさんの新作、今度はニンジャスレイヤーネタで
レドルさんの特撮手描きMADは本当にクオリティが高いですよね。
細かい小ネタとかを探すのも楽しいです。

>まさかスパロボCCで【キャプテン・アース】が新規参戦を果たすとは……!
期間限定配信のスポット参戦のようですけどね。
これを縁に本流サイドにも参戦して欲しいところです。

>・ULTRAMAN (原作:清水栄一、作画:下口智裕) 6巻
弾が異星人だという事実、そして北斗の目的・・・
ラインバレルが完結した今、こちらが非常に気になってます。
巻末コラムでもラインバレルの事に少し触れてたのは良かったです

>神原大地さんが出演果たせばOGでジュピター組めると思った
ああ、冬馬がOGでコウタ=ファイターロアを演じてましたからね。

>今作の世界観は久々にマクロスシリーズが平行世界じゃなく、
>ちゃんと歴史に組み入れられる形になってるっぽいです
これはαシリーズ以来ですね。ってことはフリット爺ちゃんは
グローバル艦長とかとも知り合い?

>コメントとかだと「SDガンダム外伝の敵が関与するんじゃないか?」とか
>見かけましたが、原作知ってると分かる話題なのかな…?
ならばぜひOVAをご覧になってはいかがでしょう?
今回登場する「ジークジオン篇」なら、約2時間ほどで視聴完了できると思いますよ。
ほしの竜一先生の漫画版も復刻してるので、そちらもぜひ。

>ボスボロットのくろがね屋召喚、更に人員を3人増やしてBXでも実装決定!!

変な奴らは相変わらず変な奴らだったぞ!!
パートナーで適応を補強すれば宇宙でも活躍できるんでしょうかね・・・?

>マジンガーとゲッターは「機体はTV版、キャラはOVA版」という扱いだそうですが
>やっぱり版権的に微妙な問題あるのかなぁ
何でなんでしょうかね・・・?

>【超力戦隊オーレンジャー】第23話…… 
リアルタイムで見た当時、かなりのインパクトを感じました。
反撃戦で流れた「勝手にシンドバッド」のおかけでサザンのファンになってしまったほどです。
しかし「超力ダイナマイトアタック」・・・あんな技をいつの間に?

132 名前:無名の妖怪ハンター:2015/07/31(金) 23:58:31
SS執筆、正直短めながら一本書き上げつつあるのですが、ちょっと明日明後日の土日に家を離れる事となり、
仕上げまでのラストスパートに縺れ込めないので、中途半端な形ですが、完成前の「中途稿」という形で
一先ず途中まで何とか書き上げた未完成SSを、試験的に投下してみます。
無事に時間が取れましたら、続きまで一気に書き上げたいと思ってますので、もし閲覧されてる方がいましたら
どうか完成まで、もう少しお待ちを……
 
 
 
 
 
     日本海 某海域
 
 
 陽がとっくに落ちて久しく、半月の薄暗い輝きが煌々と照らす、深夜の海原―――――
 その何処か、海上に停泊している…… 否、“させられている”一隻の不審な船の甲板上を、
 煌々と仄かな輝きが照らし、その場に居る人間達の姿をくっきりと映し出している。
 
 甲板上には、変哲もない荒縄…… 恐らくは本来、漁業に属する用途を想定していたであろうそれで、
 全身を雁字搦めに固く縛り付けられ、指一本動かすことが出来ずにいる男達が転がされていた。
 男達の年齢は20代から50代ほどまで様々、揃いも揃って色褪せた作業着らしき衣服を身に纏っているが、
 明らかに殴打の痕と分かる青タンで顔を腫らし、抵抗する意欲すら奪われてしまった様だ。
 
 そして、男達にそのような仕打ちを貸したであろう人物の影が、同じく甲板上に二人ほど映し出されている。
 人影は二人共に女性…… それも、まだ高校にすら入学してるかどうか微妙な、10代前半の中学生といったくらいで
 そこそこ良い所の女子校を連想させる、臙脂色のジャンパースカートに青いリボンタイという制服姿に身を包んだ、
 本当に屈強な男性たちを叩きのめしたのはこの娘達なのか?と知らない人達が見れば問いたくなるような、
 一見すれば本当にか弱い少女達という外見だ。

 だが、見る者が見れば、彼女達が不審船の船員たちを“のして”しまったのは、十分当然な光景だと納得するだろう。
 何故ならば、彼女らは砂上の楼閣に築かれた仮初の平和に甘んじている、一般の女子学生などではない。
 そもそも、そんな一般人がこんな不審船に、それも乗員を締めあげる立場で存在する事自体が不自然だ。
 彼女らは“艦娘”。世界各国の海上交通路シーレーンを荒らしまわる異形の存在、深海棲艦に立ち向かうために
 かつて存在していた艦船の名を襲名し、それを模した兵装を抱えて海を縦横無尽に駆け巡る、
 選ばれた少女達にのみ名乗る事が許された、人類に勝利を齎す守護者たる者達である。
 
 ――――尤も、今現在彼女らが相手にしているのは、海を脅かす存在ではあっても、深海棲艦とはまた違う相手であった。
 違法操業の不審船…… 恐らくは日本国籍ではない近隣国の、ウニやアワビ、ズワイガニなどといった海産物を狙う
 密漁者が乗り込んだ漁船の類である。甲板上には網に掛った海の幸が、海水に塗れたままで転がされており、
 素人目にも密漁者達が現行犯…… 物的証拠を抑えられた上で拘束されていることが理解できるはずだ。
 ここ近年の剣桃太郎内閣以降で強化された法規制に基づくならば、国内において長期の懲役は免れないだろう。
 
 然るに、違法操業船の摘発というのも、海上の治安を守る艦娘としては立派なお仕事の一環ではあるのだが……
 それでも、彼らを締め上げた艦娘……駆逐艦級の兵装に身を纏った少女二人のうち片割れ、
 伸ばした黒髪の内側を桃色に染め上げるという、二色のカラーリングが印象的なアバンギャルドなヘアスタイルをした少女―――
 夕雲型4番艦駆逐艦「長波」の名を襲名した彼女は、甲板上の物的証拠をカメラに収めながらも
 やや不満げな表情を顔色にありありと浮かべている様子だ。
 
 
長波「……なぁ、夕雲ぉ」

夕雲「あらぁ、何ですか?」

 長波が物憂げな風に溜め息を吐いたのに対し、傍にいた僚艦にして、同じ夕雲型に属する姉妹艦ネームシップ……
 「夕雲」の名を冠する、長い髪を一本の三つ編みに纏めた少女は、そのやや大人びた端正な顔立ちに
 僅かながら心配げな表情を浮かべ、姉妹艦たる長波の問いかけに返答を返す。

長波「これでもあたしはさぁ、“深海棲艦”とか“霧の艦隊”みたいな侵略者インベーダー連中の横暴から
    市井の人々の暮らしを守る、俗にいう“仮面ライダー”みたいな? そういうのっぽいことをしたくて艦娘になったんだけどなぁ」

 長波はそう漏らすと、ギッチリ荒縄で拘束されたまま、甲板に転がされた密漁者達の姿を眺める。

 隣国より領海侵犯してまで、海の幸による莫大な利益を狙ってきた彼ら……
 犯行現場を、哨戒任務中の長波と夕雲に見咎められ、現行犯で捕縛しまった訳だが、
 実のところ長波らの姿を視認した彼らは、当初はそれで操業を止めたりせず、
 むしろ船に備え付けられていた突撃銃アサルトライフルで威嚇射撃する等、彼女らに対して嘲笑うかのような態度を取っていたのだ。
 まるで、見た目通りの若い生娘が目撃したところを、恫喝して追い払うかの如く……
 
 当然ながら、業務妨害と判断された夕雲らに船へと乗り込まれ、船長以下全員が“のされて”しまった訳だが。
 どうも彼らは「艦娘」という存在の実態を深く理解していなかったらしく、彼女らは「海上艦」なのだから
 陸に上げてしまえば普通の娘に過ぎず、屈強な大人数名に刃向うことなど出来やしない……そう思ってた節もあったようだ。
 実際は、彼女ら艦娘はかつての大戦で海に沈んだ「艦」の力と記憶を背負っていると同時に、一人の人間で有る訳で、
 嚮導艦の愛あるシゴキのもと日々修練を重ね、演習や実戦を通じて死線も乗り越えてきた、一端の“兵隊ネービー”なのだ。
 お陰で、貴重な弾丸は不審船の動きを止めるための威嚇で僅かに使ったに留まり、あとは舐めて掛ってきた相手を
 腕っぷしと小柄な少女故のフットワークで追い詰め…… そして今に至るという訳だ。
 
 しかし、長波ら艦娘にとって、本来討つべき不倶戴天の敵は、海上交通網を荒らしまわる人外の異形・深海棲艦だ。
 更に言えば、ここ暫く彼女らは北方や南方など、深海棲艦と艦娘達が日夜拠点を争い拮抗している地域から離れ、
 こうして貨物船などの船舶を護衛する任務に従事するか、もしくは経済水域周辺にて哨戒任務に就くか、
 どちらか二択を日々繰り替えすだけの毎日を送っていたのだ。
 正直、彼女らが活動している地域は、新西暦189年現在で深海棲艦の類が頻発するような地域とはとても言えない。
 曲にも“艦船”としての力を振るえずに鬱屈していたところ、哨戒任務中に怪しげな影と遭遇する羽目になり
 久々に錆び付いた艤装に火を灯すことが出来るかと思えば、相手は深海棲艦では無く、たかが密漁者の漁船……

 犯罪者相手とはいえ、人類を守る為に得た艦娘としての力を、同じ人類に向けざるを得ないという矛盾のジレンマも合わさり
 生来武人かぶれな性分の長波は、その苛立ちを僚艦にして姉妹艦、戦友たる夕雲にも隠すことができずにいた。
 
 
長波「現実は毎日毎夜の鼠輸送に、暇が出来りゃ、こんなしがない密漁者やチンピラ退治に駆り出される日常。
    幼き日々に図書館で触れ、胸を驚かせたルンガ沖夜戦の再現なんて、夢のまた夢だ…… 正直やってらんねぇよなぁ、全く」
 
 そう言いながら長波は、漁船の甲板に転がされていた突撃銃……恐らくは軍隊辺りから横流しされたであろう
 95式自動歩槍をひょいと拾い上げると、自身の艤装を括り付けている紐に縛り付け、そのまま背負い込む。
 捕縛した海上犯罪者からの武器鹵獲…… そもそも彼らがこうした得物を持ち得ていること自体が違法な訳で、
 それを“没収”の名目で取り上げた所で何を咎められるだろうか。
 生来の武闘派故に行き場のない苛立ちを日々募らせている長波にとって、現状唯一のささやかな趣味でもあった。
 
 そうした不満を顔色にまで露骨に浮かべるにまで至って長波を見かねてか、
 夕雲は我儘な妹に手を焼く姉のような振る舞いで、温和な表情をとって彼女を窘める。
 
 
夕雲「まぁまぁ、そう言わないで…… これだって、立派な艦娘としてのお仕事じゃない。
    前線に出るだけが戦いじゃないですよ。こうやって小さなことでも海の治安を守って、深海棲艦と戦ってる皆が
    後方に安心して力を注げる土台を作ることも、私達が成すべき大事な任務じゃないかしら?」
 
 夕雲に正論をぶつけられてしまった長波は、バツの悪そうな表情を浮かべて頭をポリポリ掻いた。

長波「ケーッ! いや分かってはいるさ。いるからこそ、やりきれないんだよ…… 全く。
    ま、あとは野となれ山アフターフィールドマウンテン、だぁ。ちゃっちゃと任務済ませて、うちの警備府に戻るぞー」

夕雲「ふふっ、長波さんは良い子ね。無事に帰ったら、夕雲が夜食でも作ってあげましょうか」
 
 温和な表情に姉の余裕を携えた夕雲の声に、さしもの長波も頬を綻ばせて機嫌を取り直したようだ。
 
長波「おう、いいねぇ。んじゃこの密漁者を、とっとと海上保安庁にでも付きだして……」
 
 
 
 
 ――――――次の瞬間、突然に大きく揺らいだ海面に翻弄され、船は大きく揺すられた。
 
 
夕雲「……何!? いきなり海がこんなに揺れるなんて、まさか深海棲艦が」

長波「いや…… 何か違うぞ、これは」


133 名前:無名の妖怪ハンター:2015/08/04(火) 23:18:13

講談社キャラクター文庫、次作はプリキュアシリーズからの選出なのね…… 鎧武小説は当分先かなぁ。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1726420
泉政行氏が35歳で急逝ってマジですか…… 冗談抜きで凄いショックなのですが、今はただ氏のご冥福を。

http://www.moegame.com/sfx/archives/201508021303.html
今年秋に放送開始の新ライダー【仮面ライダーゴースト】、遂にビジュアルが発表された模様です。
判明したギミックによれば、エジソン、ニュートン、宮本武蔵といった歴史上の偉人の魂をモチーフとした
「○○魂」と称するフォームチェンジが用意されるとのことで、今後どういったチョイスになるのか気になるとこです。
ヒトデヒットラー&サソリジェロニモ「来年の春映画はGOD悪人軍団の時代か……」
製作スタッフはどうも、監督の諸田氏を除いて平成ライダー畑ではほぼ心機一転と言って過言では無いラインナップ。
常に「変化」を望まれてここまでやってきたライダーシリーズ、果たしてゴーストはどんなになるか期待です。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1719495
【艦これ改】11月に発売延期…… まぁ中途半端なクオリティで出されても困りますし、ちゃんと完成度高めて
ブラゲーから離れたプレイヤーも満足できる作品になってくれることを信じて待ってます。
兎にも角にも、8月下旬はスパロボBX(と移植の第2次)に専念できる訳で……

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1712278
実写映画版【テラフォーマーズ】、キャスト情報公開。……まぁ、外人さん用意できるとはハナから思って無かったけど
こうしてみると原作読者としては、実写化の企画自体に異議を申し立てたかったなぁ、という気も正直(苦笑
何気に神リーさんがケイン・コスギ氏なので、それだけちょっとどんなか気になる気持ちはあったり。
……でも【進撃の巨人】実写映画の感想とか読んでると、これも避けた方が無難かなぁ。

http://www.moegame.com/sfx/archives/201507301218.html
故・内山まもるの【ザ・ウルトラマン】、ショートアニメとして発表されることが決定!!(嬉
 
 
■TV番組&漫画感想

【仮面ライダードライブ】第40話……
かくして外道もド外道、鬼畜生野郎としか言いようのない人物だった事が判明した蛮野博士。
そもそもハートの人間体は、蛮野に理解を示さず協力を断った青年実業家を模して与えられたもので、
彼に対する歪んだ憎悪の捌け口として日々苦痛を与えられていたという。鬼畜BLの薄い本が厚くなるな…
そんな本性を知った生前のクリムは蛮野と快を分ち、結果的に焦った蛮野によってロイミュードに「悪意」がインプットされ、
その進化が加速度的に早まったという事実…… 全ての真実を知って剛は打ちひしがれるも、進ノ介の言葉もあり、
遂に「全ての悪を倒す仮面ライダー」としての本懐を取り戻し、ドライブ&チェイスとのタッグで008を粉砕!!
にしてもウェディング姿の霧子ちゃんがエロ可愛い。うなじフェチとは、何て良い趣味なんだ008(酷
四輪の免許を取ってメッチャ笑顔のチェイスに笑いましたwww そんなにポストカードが欲しかったのか……
何つーか、進ノ介と剛の仲がメッチャ進展しすぎてるのにも頬が綻びました。進ノ介×剛が流行ること間違いなし

そして、蛮野博士はベルトさんからドライバーのデータをコピーして複製ドライバーを製作、タブレットから意識をそちらに移し、
ロイミュード004を引き連れて、次週、黄金の仮面ライダードライブこと「ゴルドドライブ」に変じる模様。
データのコピー中にベルトさんに埋め込まれた、如何にも怪しげなチップ。確実に劇場版へと繋がる伏線と思われますが、
「人間クリム」の謎も今だ明かされませんし、どこまでがTV版で、どこからが映画の要素なのやら……
皆のアイドル・ブレンも復活を果たし、ロイミュード「超進化態」最後の一人になるべく焦るメディック。
次週はゴルドドライブと彼女がメイン回のようで、急激に人格が変わる始めるメディック、正体不明の「白いメディック」、
彼女と瓜二つの女性・美鈴の素性は……? 彼女の退場が目に見えて近づきつつある次週に続く。
ド外道だけど嫌いなキャラではないんで、退場までちゃんと筋書き立ててドラマ性強いお膳立てを期待したいとこです。

今週初出の劇場版予告、果たしてダークドライブの正体とは如何に…… 映画は天候さえ悪くなければ土曜に観に行けそうです。


【超人機メタルダー】第1・2話…… 東映特撮Youtubeで再配信されました本作、メタルヒーローシリーズの中でも
珠玉の人気作との噂を聞き、また闘争の系統様でも評判に挙がる作品だったということもあって、この機会に視聴開始。
感想…… 凄いよこの作品!! 一言で表せば「人造人間キカイダー風の鉄腕アトム」といった感じ……?
世界経済を牛耳る暗黒メガコーポ……もといネロス帝国の世界制覇を食い止めるべく、古賀博士によって封印を解かれた、
日本の敗戦色漂うWW2末期に建造された「超人機」メタルダーこと剣流星。博士がネロスの刺客に殺された後、
遺言に従って怪人達を迎え撃つも、凱聖クールギンによって負傷…… 一話目から主人公ヒーローが敗退するという衝撃的な展開、
更に前々から聞いていたとはいえ、戦闘スタイルも剣なり銃なりといったものは一切なく、徹底的に徒手空拳のステゴロ、
間接技による四肢破壊と…… 何から何まで、当時としても“斬新”だったんだろうなぁ、という空気が視聴してて伺えました。
果たして今後、どのような流れに物語が進んでいくのか、今から楽しみです。

【仮面ライダー】第73話、ショッカー怪人の中でも割と知名度高い印象有る、シオマネキングの登場回。
聞く所によればライダーシリーズ初の「公募怪人」に相当するとのことで(実際は相当リファインされたっぽいですが)。
今回のエピソードで地獄大使が成し遂げようとした海底基地の建設、【正義の系譜】のアギト編でも
死の間際に模型に縋り付く姿を見せるなど、今から思うとかなり映像作品の設定に忠実なクオリティだったのですね、あのゲーム……

【アクエリオンロゴス】第1〜2話…… 何ていうか、主人公のキャラ付けに某仮面ライダーを連想した視聴者は自分だけじゃ無い筈です(汗
全体を通して、何から何まで過去シリーズの「アクエリオン」とは全く別物に仕上がってる印象もある本作ですけど
果たして【EVOL】みたいに、終盤頃で少なからず繋がりなどが示唆される展開は来るのでしょうかね?
現状バトルフィールドは「ロゴスワールド」なる異世界一辺倒、現実世界に“物理的に”出撃する展開が来るのか否か。
この作品も、2〜3年後くらいにスパロボ参戦のチャンスあるかなぁ?

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第4話…… アニメオリジナルの入浴回だヒャッハー!(笑
いやまぁ、作品のカラー的に露骨なエロとかは無いですけどね。個人的にはそれでいいのですけど。
小説や漫画に比べると、全体的に原作を踏襲しつつも細かい所で描写などがマイルドになってるかな、って印象。
そしてピニャら騎士団の面々も本格的に登場。ハミルトン可愛い……ってグレイさんに髪が生えてるっ!?(どうでもいい着眼点
次週は自衛隊の面々がイタリカに赴く事に。倉田の願望が叶う日が近づきつつある次週に続く。

【HERO SAGA】ウィザード編最終話…… 未来世界のポセイドンは粉砕し、現代に戻った瞬平は
再び時間のループを発生させない為にも手製の指輪を破壊しようとするが、その矢先にまたもや黒いウィザードが出現。
結局、この指輪は「必要」だろうという結論に達し、居合わせた仁頭と共に新たな戦いへと挑む……という締め。
う〜ん、瞬平のウィザード変身が恒常的に使えるものかどうかイマイチ迷う描写だったので、クロスオーバーの戦力として
導入するのはちと厳しいかな…… というのがSS執筆者としての見解。話自体は面白かったと思うのですけどね。
さて、完結したウィザード編に続いてのラインナップは、フォーゼ編か鎧武編か、はたまた別のライダーか……?
 
 
>>131 名も無き蜀軍兵様

>自分と妖怪ハンター様だけじゃ寂しいので、あぎり様以下の
>参加者さんにはぜひ戻ってきて欲しいです・・・
正直、参加者の大半がリクスレ以外での連絡手段が覚束ない実情なので、気長に待つしか無いかと。
ドミニア様については、できれば蜀軍兵様からお誘いの言葉でもかけて頂くという手も……
氏が不在になって以降に投下されたSS世界観の感想など、色々ご意見を聞いてみたい部分もありますし。

>本当凄い事になってるので、ここではあえて語りません。
>ぜひ単行本最終巻を見て驚愕して下さい。
分かりました。無事最終巻に目を通す機会を見つけ次第、チェックしてみますね。

>自分も毎週楽しみにしている作品です。
>あの頃の興奮が蘇ってくるようで…さて、どうなる?
WEB掲載だけじゃなく、書籍収録もされてくれたら嬉しいんですけどね…… ストック的にもうちょっと?

>ああ、それは面白そうですね。保護が使命となっているとかで
>迂闊に傷つける事が出来なさそうでもあります。
個人的には保護とかそういう話題は避けて、訳合ってほぼ単身でのぶつかり合いという事態に陥ってしまい、
殺るか殺られるかの視線を潜り抜ける…… という流れが理想ではあるかな、と思ってます。
最近のテラフォでも言われてましたが、人間の都合で猛獣相手に「保護」とか上から目線で対処するというのは
やはり自然を舐めてるが故の傲慢に他ならないのではないでしょうか。

>東映版スパイダーマンとウルトラマンゼアス・・・こちらもなかなか異色のコンビですね。
>『かつて縁のあった「とある格闘家」』とは、アンディ・フグの事でしょうか?
>そしてイタリアで戦ってた・・・って事はイタリア版スパイダーマンリスペクトですかね?
大体仰る通りです。全体的に「自分の描いてみたかった要素」をぶっこんでみた、という具合の内容ですけど
故アンディ・フグの話題については、昔コロコロの特集を読んでた当時のガキの一人としても、どっかの機会で
触れたかった想いが強かったもので。
イタリアンスパイダーマン…… 前にもちょっと感想書きましたが、あれはあれで悪くない作品だとは思ってます(汗
次は「10年後のストリートファイター」を想起させるネタをどっかで……

>これはαシリーズ以来ですね。ってことはフリット爺ちゃんはグローバル艦長とかとも知り合い?
ぶっちゃけ、BX参戦組のガンダム・マクロスシリーズの主要人物の大半と面識持ってもおかしくない訳で、
文字通り「世代を超える、鋼の意思」のキャッチコピーを体現する役割が用意されるんじゃないかなぁ、と……

>ならばぜひOVAをご覧になってはいかがでしょう?
>今回登場する「ジークジオン篇」なら、約2時間ほどで視聴完了できると思いますよ。
>ほしの竜一先生の漫画版も復刻してるので、そちらもぜひ。
なるほど…… とりあえず、予算や時間の都合的にもOVAの方で手を打ってみようかと。

134 名前:無名の妖怪ハンター:2015/08/11(火) 22:53:16

スパロボBX、序盤のストーリー5話分が雑誌記事で公開された模様です。要点をちょっとだけ書きだしてみると、

・第1話にてBXのオリジナル敵勢力「デストルーク」と初遭遇。
 主人公ヨウタは半年前に家族に迎え入れた記憶喪失の少女・ユキと過ごしながら骨董屋を営んでいたが
 侵略者の襲来に遭い、ユキの持っていた石によってファルセイバーが召喚、“融合者”となって敵と戦うことに。
・第2話にて獅子王凱、並びに兜甲児が登場し、誘われる形でGGGと合流。敵ユニットはミケーネ勢力の機械獣。
 ヨウタは融合者の適性が原因で一度はファルセイバーに拒否されるも、紆余曲折を経て共に戦いぬく事に。
・第3話にて悠宇が登場、ヨウタの友達という設定。何者かに父親を暗殺された事で、父の知人を求めて
 ニューヤークへと旅立つことに。木星蜥蜴の襲来に際し、刹那が救援に。
・第4話、オウストラル島に旅立った悠宇を見送った後、GGGはS.M.Sの協力を得て超時空ネットワークを妨げる
 フォールド断層に調査を進め、その先でバジュラと遭遇。アルトとリオンは知人同士だが、どこか様子がおかしい模様。
 スクリーンショットの台詞からして、この時点でジャーク帝国が出没している模様。
・第5話、フォールド断層の調査中にヴェイガンが出現、更にチューリップから現れたナデシコとも合流。

【ナデシコ】はどうも今回、火星から脱出した時点からのスタートっぽい模様ですけど、これってヤマダさん生存は絶望的……?
リオンと知り合いであるはずのアルトが余所余所しい態度を取る理由、やはり原作からして【マクロス30】の時系列に
他シリーズの面々が時空を越えて集められた訳ですが、そこら辺の事情があったりするのでしょうかね。
……ってか、これはつまり「【マクロス30】は原作終了後で、過去シリーズの共演は済ませた後」って形なのかな。
実質オウストラル島に出向しっぱなしの【ゴーグ】に、悠宇とオリジナル主人公の接点を設けて後の合流フラグを作るのは
良い工夫だと思いました。
 
 
http://kodomo.kodansha.co.jp/k_character/
講談社キャラクター文庫からの新作は【小説 ふたりはプリキュア】並びに【小説 ハートキャッチプリキュア!】とのことで。
原作アニメは全くのノータッチですけど、平成ライダー時代から同レーベルの小説はコンプしてる訳だし、今回も手出してみるかな。
ちなみに内容は前者がアニメ本編の前日談、後者がムーンライトに焦点を当てた内容だそうです、作品紹介読む限り。

http://www.famitsu.com/news/201508/06084852.html
【PROJECT X ZONE 2】、ペアユニット枠からは「春麗&シャオユウ」、「デミトリ&モリガン」、
ソロユニット枠からはパイ・チェン、緋花、アリサが登場する事が告知されました。ソーマ……
アリサの服装見る限り、少なくとも【ゴッドイーター】勢の設定は【2】の時系列に完全移行と見て間違いなさそう。
 
 
■劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー 感想
上映当日の8月8日に早速観て参りました!! 感想……(以下ネタバレ伏字)
凄かった!!メッチャ面白かった!!! 個人的にここ数年の夏映画では一番のヒットかもしれません……
一にも二にも、徹底的に絶望的な状況に追い込まれながらも、足掻き続けた末に勝ち取った「勝利」という
カタルシス満載のヒーローアクションとしての面白さが詰め込まれた内容だったと思います。良かった!!

ストーリー面という点では、広告だと「TVシリーズの根幹を揺るがすストーリー」と宣伝されてましたが、
少なくともその根源といえる要因…… 「蛮野チップによるベルトさんの暴走」という要素は作中で明確な絶望の未来として
提示されたものの、実際の脅威はその未来を上手く喧伝して進ノ介を返信不可能にし、自身の思うが儘に歴史を掌握しようと
目論んだ映画の大ボスそのものだった訳で…… TVシリーズにも姿を見せた「人間クリム」の正体は結局何物か、
そして蛮野に埋め込まれた暴走チップはこの映画だけで終了の要素なのかと、そういう部分の謎解きについては
TVシリーズの終盤に託された…… って感じですね。実質、本編と相互で謎解き部分を補完し合ってるような関係です。
ここら辺については好みが分かれるかもしれませんけど、それ以外のドラマについてはかなり評価できる点が多く、
特に柳沢慎吾氏が演じる古葉参事官が、一度は警察の対面を取り繕うことに拘るも、霧子や本願寺さんの説得で改心し
一度は指名手配した進ノ介に協力する形をとる……というのは、やはり「市民を守る警察」としてテーマを扱った
【ドライブ】という作品の物語の流れとして相応しいものかと。TV本編の上の人物は悪党が多かったからなぁ……(遠い目)

映画オリジナルのライダー、やはり何と言ってもカッコイイのは「超デッドヒートドライブ」!!
ベルトさんが失われてしまうという危機的事態(これで三度目ですが)に際し、チェイサーから託された
マッハドライバー炎に、トライドロンキーを差し込んで変心したという、所謂パワーアップ形態とかそういうのではなく、
「展開上、使用を余儀なくされた急造フォーム」といった風情で、全身から蒸気を発しながらの荒々しい戦い方など、
総じてギリギリ感を観客に感じさせるカッコよさが痺れました。
そして敵ライダー・ダークドライブ…… 正体については「やっぱりな」と上映中とで薄々感じてはいましたが、
それでも最終的に「ただの敵ライダー」で終わらず、未来から現代へ、ドライブに希望のバトンを渡す様な形で
昇華される流れは悪いものでは無かったです。
そして、フォーゼ映画以来久々に行われました来年度ライダー、即ち「仮面ライダーゴースト」の専攻出演。
……映像で動いているのを初見の感想、「これ、主役ヒーローのアクションでいいのか……?
フォームチェンジの音声とか、ギミック自体は雰囲気的にも似通ってるウィザードに近い印象になりそうな感が。

先の展開予想でも言及しましたが、ロイミュードの実質ラストナンバー「108」の個体…… 映画で出てきやがりましたね。
実質的な大ボスとしては過不足ない暴れっぷりで良かったです。しかし結局コイツがやったことを長い目で見たら、
悪側クリムが世界征服して人類が絶望に陥った未来を、自分自身の欲望の為にタイムスリップした事で
結局ドライブがそれを阻止するチャンスを与えてしまっただけのような(汗

エンディングでボヤッとながら示唆された泊エイジの母親…… そっか、進ノ介は未来でチェイサーと同性婚するのか(大嘘
ネクタイの件は兎も角、母親について語ったのが力ちゃんロイミュードだから、どこまで本当なんだろ、って疑問も少しばかし。
何にせよ、結局映画でも語られず終いだった「人間クリム」の伏線はTVシリーズに繋がっていくものだと確定した訳で、
果たして映画とのミッシングリンクはどう繋がっていくか、ゴーストにバトンタッチするまで見届けたいところです。

ちなみに同時上映は【ニンニンジャー】、今年の女性メンバーは可愛い娘が揃ってて眼福ですね(一番の着眼点

 
 
■最近触れた作品

・ニンジャスレイヤー 不滅のニンジャソウル#2 死神の帰還
さて、アニメも色々な意味で衝撃的な【ニンジャスレイヤー】、原作の物理書籍も続刊来ました。
やはり目玉と言って過言でないのは、第3部エピソードの実質的な初回である「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」。
全ての復讐を終えたことで生きる目的を見失ってしまい、怠惰な日々を暮し続けていたフジキドだったが
「ニンジャスレイヤーを騙る殺戮者」がネオサイタマに出現、偽忍殺=ニンジャキラーを撃破した事を発端に
再び悪しきニンジャが跳梁跋扈する夜の闇に舞い戻る……という内容で、雰囲気など読者の掴みもバッチシかと。
他にもジェノサイド=サンが自身の安寧の為に変人どもを相手にわらしべ長者モドキのことをしたり、
サヴァイヴァー・ドージョーが桃太郎(仮称)を拾ったり、フジキド=サンが野球(?)に闘魂を燃やしたり、
そして本巻初出のサイボーグ少女「ユンコ」がマグロ解体に勤しんだりと、兎に角バリエーション豊かな作品が揃ってますので
今回も必読!と言って勧めても問題無いクオリティになってました。第3部はどんな完結の仕方迎えるんだろう?
 
 
・東方鈴奈庵 〜 Forbidden Scrollery. (作画:春河もえ、原作:ZUN) 4巻
原作ゲーム関連を全くと言って良い程ノータッチになって久しいですが、そんな中でもしっかり購入しました最新刊。
何ていうか、この漫画は他コミカライズとかと比べても「人間の里」という舞台の描写に力が入っているのがいいなぁ、と。
人を喰った蟒蛇の妖怪に、『罠』が仕掛けられた占術書を利用し妖怪になろうと目論む易者の悪霊と、
これまでのメディアミックスにも出てこなかった「本編外のモブ妖怪」についても特にピックアップされており、
弾幕云々が関わらない、文字通り「幻想郷のルールを乱す存在」としての妖怪退治が成される……という点は、
何気に霊夢らが俗にいうガチバトルにどれだけ適応できるのか、という示唆でもあるのかなぁ、と。

何であれ小鈴可愛い、阿求可愛い、にとり可愛い。春河もえ氏の描くちみっこ勢の可愛さが、
全編亘っての書き込みの雰囲気も相まって、特に引き立たされてる印象ありましたね。
東方コミカライズが良作たり得るか否か、そしてキャラが魅力的になるか否かは、原作者の「産みの親」ZUN氏のみならず、
「育ての親」漫画家さんに比重する部分がかなり大きいのではないかと今更ながら思いました。
 
 
・機動戦艦ナデシコ ルリの航海日誌 (著:大河内一楼・大月俊倫) 全2巻
古本屋の店頭で見つけましたので、スパロボBXプレイに向けて購入・読んでみました。
内容はTVシリーズをルリ視点という体裁でダイジェスト的に纏めた物らしく(TV版はチラッとは一応触れましたが)、
ルリが重要視されるエピソードを中心に、ナデシコ発艦から演算ユニットの放逐までを扱った、とのことみたいです。
まぁ悪くはなかったんですが、直球な感想…… 原作ファンには申し訳ないのですが、【機動戦艦ナデシコ】って
存外スパロボ補正が相当にかかってた作品だったんだなぁ、と思ってしまった次第です(苦笑

いやTVシリーズの映像と音声込みで作品に触れたファンと、小説媒体で淡々と物語を読んだ自分との慣性の違いかもしれませんが、
艦内でのコメディ云々は別に良いとしても、終盤の木連との関わり方…… 幾ら地球の軍部側にも後ろめたい部分があるとはいえ、
地球側に全くの承知も取らず、一部隊の勝手な独断で敵勢力との和平を勝手に結ぼうと目論むのは流石にどうなの?と正直。
結局それで木連側に良い様に利用された挙句情報操作されてしまった訳だし……
ラストの演算ユニット破壊の決断や、中途半端に廃棄してそのままトンズラとか、流石に無責任すぎやしないか、と。
あくまで私見に過ぎない上で言ってみますと、やっぱり劇場版に至ってのアキトやユリカの身に降りかかった過酷な運命は、
結局のとこ「戦場を引っ掻き回したツケを払わされた」側面も多分にあるんじゃないだろか、と思わずには。
ドミニア様には悪いかもしれませんが、昨年のSSでナデシコ劇場版への流れが回避されてたのを、自分の独断で
過酷な運命を経た上の設定に修正した件、やっぱり間違って無かったかもしれません。

ってか、ガイも割とスパロボ補正強めでカッコイイキャラになってた側面はあったのですね、ぶっちゃけ知ってたけど!(涙
いやまぁ、SSに出てきたヤマダさんは、最初からスパロボWを経た前提のキャラ付けで描いた訳ですが!
なんにせよスパロボBX、発売まで10日切ったのでプレイが楽しみです。当日に届けばいいなあ。
 
 
・カワイイはつくれる!艦娘×私服×ヘアアレンジ×メイク=? (サークル:unrealyouth)
前にも二回ほど出版されました艦娘達のオシャレ本、第3弾にして今度は「ヘアメイク」重点という中々洒落た題材に。
ってか、製作にあたってガチでプロの美容師や美容部員の方が協力されたらしく、それもあってか単なる艦これ同人の
範疇のみならず、普通にガールズファッションのイラスト本としても相当クオリティ高い一冊になってんじゃないでしょうかコレ。
いやまぁ、余裕があったらSSの細かい描写とかで、登場人物の衣服のオシャレとか、ヘアメイク云々とか、
付け焼刃ながらそういった枝葉末節についても、文章読まれてる方が想像の幅を広げられるようにできればいいなぁ、とは
前々から執筆方針として常々考えていたので、そういう意味でもかなりインスピレーションが湧かされる書籍でした。
ちなみに収録内容で個人的にイチオシだったのが168&58。【鶴翼の絆】最新刊でも株がダダ上がりの潜水艦ズですが
提督へのストライキで勝ち取ったかようやくの休みを、髪型やファッションをかなりイメチェンして満喫してる二人の姿が
読んでて非常にニマニマできましたw SSで潜水艦の出番も用意できるかな……イムヤとかろーちゃんとか大好きだし。
 
 
■TV番組&連載感想

【仮面ライダードライブ】第41話……
病院内における女性の集団昏睡事件、調査に赴いた先でりんなさんまで被害に遭ってしまう事態の中、
特状課が出会った「メディックと同じ姿を持った女性」の美鈴…… どうも超進化態になるべく憤った結果、
本当の愛を見つける為に自分のコピー元を特状課に接触させるという博打に出た模様。
FIBの犬こと滝和也……じゃなくて、普通のわんわんおを愛でるというブレンが訝しむ行為に出たりしましたが
ハートにより「半年前にプロトドライブに敗北した後、自分達を復活させた『白いメディック』」なる者の存在も明かされ、
遂に彼女に纏わるバックボーンにも描写が割かれそうで、色々と来週の展開がワクワクします。
実際彼女の恋人を名乗る男性も現れましたが、彼女が目を覚ます兆候は見られず、件の「ショウ」とは
メディックが連れていたわんこの名前だったという…… そっか、美鈴はソッチの趣味だったのか(酷
こうなると恋人を名乗る男性の素性も気になるところですが、果たしてその真相とは。

おっそろしいまでに見かけ倒しで退場した006。次鋒006、進化態行きます!⇒グオゴゴゴ⇒(蛮野攻撃)ギャアーッ!
そしてメディックのパシリ⇒犬のトイレ⇒蛮野のパシリと、ハートらとはまた別の意味で超進化(笑)しているブレン。
既にベルトさんを差し置いてマスコットキャラの立ち位置を掴んじゃってる印象ですが、蛮野は彼に何をさせようとしているのか。

一方、特状課側の「愛」についてもちょっとずつ進展の兆しが。やっぱり源さんはりんなさんとフラグなのね。
そしてチェイサー、霧子ちゃんと明確にフラグが立ちつつありますが、劇場版ラストで判明した真相考えると……
やっぱり丸く収めるには進ノ介×チェイサーのカップリングを推すしか(強制終了
そして彼らとは真逆に、「愛」を自身の研究材料としか見ておらず、血を分けた息子に対しても
「霧子よりは使える手駒」以上の感情しか抱いていなかったド畜生の万能。
006から奪ったボディで遂に仮面ライダーゴルドドライブへと変貌、超進化に等しいその力によって
怒りに燃える剛も成すすべもなく敗北する様に……

そして映画連動の一分間ストーリー最終回。これ見る限り、未来世界でドライバーを奪われた泊エイジが008に殺され、
成り変わられてしまったタイミングは「現代にタイムトラベルした直後」ということなのでしょうかね。
……「クリムにより支配された未来世界」の映像が捏造されたものでないというのは一分間ストーリーで明示されてますけど
この伏線って劇場版で未来が変わって終わり?それともまだ本編の展開に影響してくる?
各勢力の人間関係も考慮するに、映画の時系列はTVシリーズ40・41話の間って解釈が妥当かな?


【ガールズ&パンツァー】第1〜3話…… 2012年頃に放送された人気アニメ作品とのことですが、
今年に入ってから自分の地元含む幾つかの地域で再放送が開始(エンドカードが書下ろしだとか)、
作品自体の評判も良さげなので、録画して撮り溜めしてたやつを一気に3話視聴してみました。
……ぶっちゃけ、劇場版が地元で上映決まったというのも視聴に踏み切った一因でもあったりしますw

いざ見てみましたが、えらい雰囲気とか話の流れとかキャラとか、色々な要素が上手く歯車として噛み合ってて、
まだ序盤ながら視聴者を後々の展開に引き込んでしまいそうな空気が上手いですねこのアニメ……
こちらじゃ半分も放送が進んでないのが口惜しいですが、恐らく劇場版までには全話放送し終わるでしょうし
是非とも映画の方も触れること前提で、アニメ再放送を追っていきたいところです。
戦車描写も戦闘・内面共に、中々丁寧に描かれてて惹かれました。戦車はそこまで傾倒してる分野ではないのですが
それでも作品そのものに魅力を感じさせてしまうのが、やはり製作サイドの手腕の結果ってとこでしょうか。
主要登場人物だと今んとこ、みほと沙織がめんこくて好き。

ちなみに本作の世界観、学校(と周辺都市)は「学園艦」なる海上都市として存在するのが一般的で、
「戦車道」も結構な昔から女子の嗜みとして認知されてる世界観だという……w
うん、是非とも空想大戦の世界観に組み込んでみたら面白いかもです(笑

【超人機メタルダー】第3・4話…… 兎にも角にもハード路線を貫いたが故か、何か序盤から毎週毎週致命傷を
負ってる印象のメタルダー。スプリンガーが良いナビゲート役で支えてくれてますが、居なかったらどうなってたことか……
理想の上司なバルスキー、武人気質のクールギン、とことん軍人気質なドランガー、そしてある意味実直なまでに
卑劣上等を賛美するゲルドリングと、序盤ながら敵幹部4人の立ち位置が大体理解できた感あります。
4話の敵ガマドーンも、ゴッドネロスの存在をメタルダーに明かした上で騙し討ちを敢行するも
臓物ぶっこ抜かれて敗北する醜態を晒すなど、この作品、全体的に敵側がちゃんとキャラが立ってていいなぁ。
アシㇼパ「野兎を喰うことの何が悪いんだろ?(モグモグ」
そして、中盤以降にネロスを裏切り、メタルダーの味方になると聞く暴魂トップガンダーが登場。来週は彼のスポット回とのことなので期待。

にしてもメタルダー、どう考えても大戦末期のテクノロジーの産物とは思えんだろうと思いますが、
裏設定では戦後もNASAの先端技術でバージョンアップを重ねてきた、というものがあったそうで。
http://www.geocities.jp/metalderfan/colums/col18_nasa.htm(上記の説に纏わる詳細)
クロスオーバー寄りの発送だと、何処となくコンセプト的にも【ロボット残党兵】の機械化人間辺りと
近いものもあったんじゃなかろうか、と邪推するような部分もあったり。

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第5話、実質原作1巻分のバトルシーン的な見せ場の見納めとなる
イタリカ攻防戦のエピソードに突入。全体的にアニメは女性陣のキャラデザがめんこくて良いのう。
現状だとピニャはやる気に実力が追いついてない感じ強めですが、以降の展開で日本と帝国を繋ぐ役割を
担うことになって思いっきり腐ったりと色々苦労するお方ですので、アニメ初見の視聴者には
できれば長い目で彼女を見てやってほしいものです。兎にも角にも盗賊勢力が都市の内側に雪崩込んできたところで
前哨戦はこれにて一旦終了、次週はサブタイからして「地獄の黙示録」に期待して良いのでしょうか。

【テラフォーマーズ】、か、加奈子―――――――!!!!(血涙
何故じゃ、何故テラフォには王大人がおらんのじゃああああああああああああ!!!

135 名前:ホウタイ怪人 ◆sEGOS2kBD6 :2015/08/14(金) 19:57:11
いつも無名の妖怪ハンター殿に当方にお越し頂いてばかりでは申し訳ないので、
誠に僭越ながらこちらからも少しお邪魔してみました。
大したお話はできませんが…(汗。

>>134 無名の妖怪ハンター
>スパロボBX、序盤のストーリー5話分が雑誌記事で公開された模様です。
PVを見ましたが、オリジナルキャラクターたちを見て
昔の勇者シリーズを思い出しました。
(また勇者シリーズや和製トランスフォーマーみたいな
アニメが始まらないかなあ…。)
『食戟のソーマ』でもそうですが、やはり松岡禎丞氏の演じる
正義感あふれる熱血少年キャラは最高ですな♪

http://www.geocities.jp/metalderfan/colums/col18_nasa.htm(上記の説に纏わる詳細)
上記のサイト拝見しました。
考察コラムの内容がなかなか興味深く入り込めました。
私共「闘争の系統」の方でもSSの参考にさせてもらうかもしれません。
こういった設定考証や作品世界観を推理するような読み物のあるサイトは
自分は大好きな方です。

136 名前:新章/【閑話休題】静かなる前哨戦・SSテスト:2015/08/16(日) 23:07:00
 
 
 
 
 
     日本海 某海域
 
 
 陽がとっくに落ちて久しく、半月の薄暗い輝きが煌々と照らす、深夜の海原―――――
 その何処か、海上に停泊している…… 否、“させられている”一隻の不審な船の甲板上を、
 煌々と仄かな輝きが照らし、その場に居る人間達の姿をくっきりと映し出している。
 
 甲板上には、変哲もない荒縄…… 恐らくは本来、漁業に属する用途を想定していたであろうそれで、
 全身を雁字搦めに固く縛り付けられ、指一本動かすことが出来ずにいる男達が転がされていた。
 男達の年齢は20代から50代ほどまで様々、揃いも揃って色褪せた作業着らしき衣服を身に纏っているが、
 明らかに殴打の痕と分かる青タンで顔を腫らし、抵抗する意欲すら奪われてしまった様だ。
 
 そして、男達にそのような仕打ちを貸したであろう人物の影が、同じく甲板上に二人ほど映し出されている。
 人影は二人共に女性…… それも、まだ高校にすら入学してるかどうか微妙な、10代前半の中学生といったくらいで
 そこそこ良い所の女子校を連想させる、臙脂色のジャンパースカートに青いリボンタイという制服姿に身を包んだ、
 本当に屈強な男性たちを叩きのめしたのはこの娘達なのか?と知らない人達が見れば問いたくなるような、
 一見すれば本当にか弱い少女達という外見だ。

 だが、見る者が見れば、彼女達が不審船の船員たちを“のして”しまったのは、十分当然な光景だと納得するだろう。
 何故ならば、彼女らは砂上の楼閣に築かれた仮初の平和に甘んじている、一般の女子学生などではない。
 そもそも、そんな一般人がこんな不審船に、それも乗員を締めあげる立場で存在する事自体が不自然だ。
 彼女らは“艦娘”。世界各国の海上交通路シーレーンを荒らしまわる異形の存在、深海棲艦に立ち向かうために
 かつて存在していた艦船の名を襲名し、それを模した兵装を抱えて海を縦横無尽に駆け巡る、
 選ばれた少女達にのみ名乗る事が許された、人類に勝利を齎す守護者たる者達である。
 
 ――――尤も、今現在彼女らが相手にしているのは、海を脅かす存在ではあっても、深海棲艦とはまた違う相手であった。
 違法操業の不審船…… 恐らくは日本国籍ではない近隣国の、ウニやアワビ、ズワイガニなどといった海産物を狙う
 密漁者が乗り込んだ漁船の類である。甲板上には網に掛った海の幸が、海水に塗れたままで転がされており、
 素人目にも密漁者達が現行犯…… 物的証拠を抑えられた上で拘束されていることが理解できるはずだ。
 ここ近年の剣桃太郎内閣以降で強化された法規制に基づくならば、国内において長期の懲役は免れないだろう。
 
 然るに、違法操業船の摘発というのも、海上の治安を守る艦娘としては立派なお仕事の一環ではあるのだが……
 それでも、彼らを締め上げた艦娘……駆逐艦級の兵装に身を纏った少女二人のうち片割れ、
 伸ばした黒髪の内側を桃色に染め上げるという、二色のカラーリングが印象的なアバンギャルドなヘアスタイルをした少女―――
 夕雲型4番艦駆逐艦「長波」の名を襲名した彼女は、甲板上の物的証拠をカメラに収めながらも
 やや不満げな表情を顔色にありありと浮かべている様子だ。
 
 
長波「……なぁ、夕雲ぉ」

夕雲「あらぁ、何ですか?」

 長波が物憂げな風に溜め息を吐いたのに対し、傍にいた僚艦にして、同じ夕雲型に属する姉妹艦ネームシップ……
 「夕雲」の名を冠する、長い髪を一本の三つ編みに纏めた少女は、そのやや大人びた端正な顔立ちに
 僅かながら心配げな表情を浮かべ、姉妹艦たる長波の問いかけに返答を返す。

長波「これでもあたしはさぁ、“深海棲艦”とか“霧の艦隊”みたいな侵略者インベーダー連中の横暴から
    市井の人々の暮らしを守る、俗にいう“仮面ライダー”みたいな? そういうのっぽいことをしたくて艦娘になったんだけどなぁ」

 長波はそう漏らすと、ギッチリ荒縄で拘束されたまま、甲板に転がされた密漁者達の姿を眺める。

 隣国より領海侵犯してまで、海の幸による莫大な利益を狙ってきた彼ら……
 犯行現場を、哨戒任務中の長波と夕雲に見咎められ、現行犯で捕縛しまった訳だが、
 実のところ長波らの姿を視認した彼らは、当初はそれで操業を止めたりせず、
 むしろ船に備え付けられていた突撃銃アサルトライフルで威嚇射撃する等、彼女らに対して嘲笑うかのような態度を取っていたのだ。
 まるで、見た目通りの若い生娘が目撃したところを、恫喝して追い払うかの如く……
 
 当然ながら、業務妨害と判断された夕雲らに船へと乗り込まれ、船長以下全員が“のされて”しまった訳だが。
 どうも彼らは「艦娘」という存在の実態を深く理解していなかったらしく、彼女らは「海上艦」なのだから
 陸に上げてしまえば普通の娘に過ぎず、屈強な大人数名に刃向うことなど出来やしない……そう思ってた節もあったようだ。
 実際は、彼女ら艦娘はかつての大戦で海に沈んだ「艦」の力と記憶を背負っていると同時に、一人の人間で有る訳で、
 嚮導艦の愛あるシゴキのもと日々修練を重ね、演習や実戦を通じて死線も乗り越えてきた、一端の“兵隊ネービー”なのだ。
 お陰で、貴重な弾丸は不審船の動きを止めるための威嚇で僅かに使ったに留まり、あとは舐めて掛ってきた相手を
 腕っぷしと小柄な少女故のフットワークで追い詰め…… そして今に至るという訳だ。
 
 しかし、長波ら艦娘にとって、本来討つべき不倶戴天の敵は、海上交通網を荒らしまわる人外の異形・深海棲艦だ。
 更に言えば、ここ暫く彼女らは北方や南方など、深海棲艦と艦娘達が日夜拠点を争い拮抗している地域から離れ、
 こうして貨物船などの船舶を護衛する任務に従事するか、もしくは経済水域周辺にて哨戒任務に就くか、
 どちらか二択を日々繰り替えすだけの毎日を送っていたのだ。
 正直、彼女らが活動している地域は、新西暦189年現在で深海棲艦の類が頻発するような地域とはとても言えない。
 曲にも“艦船”としての力を振るえずに鬱屈していたところ、哨戒任務中に怪しげな影と遭遇する羽目になり
 久々に錆び付いた艤装に火を灯すことが出来るかと思えば、相手は深海棲艦では無く、たかが密漁者の漁船……

 犯罪者相手とはいえ、人類を守る為に得た艦娘としての力を、同じ人類に向けざるを得ないという矛盾のジレンマも合わさり
 生来武人かぶれな性分の長波は、その苛立ちを僚艦にして姉妹艦、戦友たる夕雲にも隠すことができずにいた。
 
 
長波「現実は毎日毎夜の鼠輸送に、暇が出来りゃ、こんなしがない密漁者やチンピラ退治に駆り出される日常。
    幼き日々に図書館で触れ、胸を驚かせたルンガ沖夜戦の再現なんて、夢のまた夢だ…… 正直やってらんねぇよなぁ、全く」
 
 そう言いながら長波は、漁船の甲板に転がされていた突撃銃……恐らくは軍隊辺りから横流しされたであろう
 95式自動歩槍をひょいと拾い上げると、自身の艤装を括り付けている紐に縛り付け、そのまま背負い込む。
 捕縛した海上犯罪者からの武器鹵獲…… そもそも彼らがこうした得物を持ち得ていること自体が違法な訳で、
 それを“没収”の名目で取り上げた所で何を咎められるだろうか。
 生来の武闘派故に行き場のない苛立ちを日々募らせている長波にとって、現状唯一のささやかな趣味でもあった。
 
 そうした不満を顔色にまで露骨に浮かべるにまで至って長波を見かねてか、
 夕雲は我儘な妹に手を焼く姉のような振る舞いで、温和な表情をとって彼女を窘める。
 
 
夕雲「まぁまぁ、そう言わないで…… これだって、立派な艦娘としてのお仕事じゃない。
    前線に出るだけが戦いじゃないですよ。こうやって小さなことでも海の治安を守って、深海棲艦と戦ってる皆が
    後方に安心して力を注げる土台を作ることも、私達が成すべき大事な任務じゃないかしら?」

長波「ケーッ! いや分かってはいるさ。いるからこそ、やりきれないんだよ全く……ふんぬっ」
 
 夕雲に正論をぶつけられてしまった長波は、バツの悪そうな表情を浮かべて頭をポリポリ掻くと、
 甲板に投げ出されている漁網に手を伸ばし、引っ掛かっている海栗ウニ(当然、密漁されたものだ……)をもぎ取り
 手にトゲが刺さるのも構わず器用に殻を割ると、ワタも取り除かず生殖巣を美味そうに齧り付いた。

長波「やっぱ海の幸は美味い…… ま、あとは野となれ山となれアフターフィールドマウンテン、だぁ。ちゃっちゃと任務済ませて警備府うちに戻るぞー」

夕雲「ふふっ、長波さんは良い子ね。無事に帰ったら、夕雲が夜食でも作ってあげましょうか」
 
 温和な表情に姉の余裕を携えた夕雲の声に、さしもの長波も頬を綻ばせて機嫌を取り直したようだ。
 
長波「おう、いいねぇ。んじゃこの密漁者を、とっとと海上保安庁にでも付きだして……」
 
 
 
 
 ――――――次の瞬間、突然に大きく揺らいだ海面に翻弄され、船は大きく揺らぐ。
 
 
夕雲「……何!? いきなり海がこんなに揺れるなんて、まさか深海棲艦が」

長波「いや…… 何か違うぞ、これは」
 
 
 突然の海模様の変化に違和感を抱いた二人は、一瞬この事象の原因として“仇敵”らの存在を連想するも、
 彼女らが今まで関わってきた“それ”の起こす災害とは、本能的な感覚だが違和感が浮かび上がった。
 船舶や海岸線に牙を剥き、無残なまでに貪り食って荒らしまわる深海棲艦のやり口とは違う、例えるならば……
 一隻の船舶を集中的に狙った何者かが、船底を手で揺らして乗組員を攻撃しているかのような。
  
 そして異変から間髪入れず、海面から“黒い影”が一体飛びだし、甲板に縛られた船員に飛びかかる。

黒い影「―――――――――!!!(奇声)」

船員「…… ――――!!
 
長波「なっ……!?」
 
 長波らが反応するよりも早く、船員の頭は“黒い影”によって食い千切られ、首の断面より鮮血をシャワーのように噴出した。
 甲板に憮然と立ち聳える黒い影…… 月光の灯により鮮明に照らし出されたその姿が、長波と夕雲の眼に焼き付く。
 
 乱入者の正体、それは人型のフォルムをした、それでいて紛れもなく“異形”と形容できる類の存在であった。
 それだけの特徴で有れば、彼女らの“怨敵”とも共通してると言えなくもないが…… 外観は全くと言ってよい程異なる。
 その背丈はゆうに2メートルは越え、一糸纏わぬ体表には夥しいまでの“鱗”を生やし、首元には朱い“鰓”をパクパクさせ、
 手の指の間には“水かき”がある…… 俗な言い方をすれば「半魚人」という風袋の化け物であったのだ。
 
 両生類の如く出っ張りギョロギョロした眼球、青白い肌…… 何もかもが、“人類”という知的生命体に大して
 恐怖心と嫌悪を抱かせるかのように自然の摂理が仕向けたかのような、悍ましい異形の風貌。
 それらの、今どき三流ホラー映画ですら扱わないような、典型的とも言ってよい正真正銘の醜い“バケモノ”。
 それが今、二人の少女の前で、口元から生々しい鮮血を滴らせて、動物とも人間とも付かない咆哮をした。

半魚人「――――――――GRAAAAAAAAAR!!!!!
 
 
 長波らは艦娘として、今は前線から外されているものの、これまで海上交通路シーレーンを荒らす異形の存在を相手に死線も潜り抜けた身であり、
 その相手には、当然ながら怪物染みた外観の持ち主…… 腐った魚が中途半端に手足や歯を生やした不格好なものや、
 フォルムこそ人間に酷似しながらも身体の一部が鉄塊に置き換わってたり、身体の一部が異常に肥大化してたりと
 文字通り“バケモノ”と形容して差し支えない見た目のものが多々存在し、彼女らもまた直接相対してきたのだ。
 
 しかし、目の前の「半魚人」はそれとは何かが違う…… 何と言えばいいのか、その怪物の「存在そのもの」が
 砂上の楼閣ほどしかない人類の“理性”に対し、根底から揺さぶりにかかってくるかのような……
 彼女らは脳裏でもその事実を上手く整理できないまま、そのような恐怖感に心を蝕まれつつある感触を味わっていた。
 
 
夕雲「……な、何これ」

長波「う…… うわああああああああああ!?
 
 長波はその精神的恐慌を直に感じ取ってしまったか、すぐさま手元に装備していた12.7cm連装砲を構えると
 着弾補正云々を踏まえた計算もせずに発砲…… 半魚人に至近距離で榴弾を直撃させる。
 すぐさま、異形の半魚人は上半身を火達磨にし吹き飛ぶと、もんどりうって甲板上から転げ落ち、海中に落下する。

長波「ハァ…… ハァ…… な、なんだあの化け物、深海棲艦じゃあ…… ねぇよな!?
    撃っちゃったけど…… 船員殺しやがったし問題無い、よな。夕雲?」

夕雲「え、えぇ……」
 
 夕雲は冷や汗を流しつつ、同じ駆逐艦仲間の秋雲が持っていた米国のゲイ・ポルノに
 演出の一環でこのような半魚人の着ぐるみ怪獣が登場していたのを脳裏で一瞬連想するも、
 そんな下らないことを考えている場合でないと考え直し、長波に声をかける。

夕雲「と、とりあえず、この海域から急いで離れましょう。長波、船の操縦は問題無いわよね?
    急いで保安庁にでも合流して、ここでさっきの半魚人が出現したことを報告しないと……」

 そう夕雲が告げたと同時に…… 再び海が大きくうねり出し、船を揺らす。

長波「うわぁっ!! や、やっぱり只事じゃねぇぞオイ……
    でもさっきの半魚人はやっつけた筈だし、一体何が」

夕雲「ちょ、ちょっと長波、そんなに勇み足は」

 疑念を抱いた長波は甲板の縁に乗りだすと、海を覗き込み…… 目にした光景に絶句する。
 
長波「な…… 何だよ、これ」
 
 
 船を取り囲む海上には、先ほど海に叩きこんだ“半魚人”と同種であろう、異形の怪人が何匹も待ち構えており、
 鱗に覆われ、粘膜で滑った肌をてらつかせながら、その上半身を海面から付き出していた。
 彼らは一様にその醜い風貌を更に歪ませ、耳まで裂けた口からは名状しがたい、動物の鳴き声とも
 人間の唸り声とも取れない、非常に耳障りな“嘲笑”めいた雑音を不揃いで捲し立てている。
 
 また、それら半魚人に混じるかのように「巨大なザリガニ」と形容できるような怪生物も多数蠢いており、
 長波は一瞬の混乱を経て、その馬鹿でかい甲殻類が、過去に研修生時代に配布された資料に載っていた、
 かつて横須賀に出現し、市民や自衛隊を襲撃して甚大な被害を齎した「レガリス」と呼称される
 甲殻類の突然変異体であることを思いだす。
 
 
長波「(んな馬鹿な、レガリスは確か数年前に殲滅されたって…… 仮に生き残りが居たとしても、
     相模トラフを根城にしてた連中が、何で本土を隔てたこんな海域に……?)」

夕雲「何かしらこれ…… 悪質なバーサーがブラックバスに満足できず放流でもしたのかしら?酷い話ねぇ」

長波「夕雲、そんな冗談言ってる場合か…… ん?」

 続いて海面を除き込んだ夕雲の、本気とも冗談とも取れない神妙な表情から発せられた言葉に
 流石の長波も唖然とさせられてしまうが、そんな折、海面がにわかに異変を発する。
 半魚人の怪物やレガリスが、水面の一角をわざわざ避けるかのように移動し、結果生じた空白地帯……
 そこが急激に泡立つと同時に、海水が天に昇るかのように逆巻き、水の柱を月夜に造り上げた。
 
 ……そして、水柱が爆ぜると同時に、一体の人影が甲板上へと華麗に着地する。
 
 
人影「エ゛エ゛ッ…… エ゛エ゛エ゛ェッ

夕雲「!? ……誰ですか、貴方!!」
 
 謎の人影が、口から猛禽類の鳴き声を連想させるような奇声を発しつつ、彼女らの眼前に立ちはだかると同時に、
 長波と夕雲はそれぞれ連装砲を構え、目の前の相手に照準を定めた。
 
 二人の艦娘の前に突如姿を現した、海中よりいでし影の正体…… それは、まごうことなき“異形の怪物”であった。
 尤も、先ほど相対した半魚人の生理的嫌悪を齎すものとはまた違う。
 その怪物はフォルムこそ人間でありながら、外見的特徴が指し示すのは決して霊長類の類ではなかった。
 夥しい棘を生やした赤黒い甲殻、異様に巨大かつ鋭利な刃を有した「ハサミ」そのものの形状をした片腕、
 そして明らかに人間とは違う、昆虫や甲殻類のような飛び出た眼球の風貌。
 これら特徴を兼ね備えた、言わば「カニの化け物」が、まるで三国志演義の映画に出てきても可笑しくはなさそうな
 絢爛豪華な装飾を施された古代中国風の鎧兜を着込み、堂々と目の前に立っているのは、まるで何かの冗談であった。
 
 カニと三国志をミックスした、一昔前の特撮番組に出て来そうな、見ようによっては滑稽な風貌の“怪人”……
 だがしかし、それが今先ほど目の前で海中より人間業とは思えない跳躍力を持ってして甲板に出現したという事実、
 また全身を海水で濡らした、リアルな質感をした甲殻類の生々しい肌が、目の前の相手がヒーローショーの着ぐるみではなく
 まごうことなき現実、自分達の怨敵と同じ“人類に仇名す怪物”であることを、長波と夕雲に知らしめた。
 
 ―――――そして、その腹部には中華風の鎧とはややミスマッチなデザインのベルトが装着されており、
 髑髏を象った様なバックルには、形を崩したアルファベットで「GOD」の文字が刻まれていた!!
 
 
タラバリョモウ「エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛ッ…… この度はお初にお目にかかる、“艦娘”の小娘どもよ。
         わしこそはディバイン・ショッカー麾下、三国時代にて関羽雲長の首を取った呉の猛将、
         呂蒙の末裔たる超GOD悪人軍団…… タラバリョモウ!!
 
 
 異形の怪人が、流暢な日本語で自らの名を明かしたと同時に、つい先程まで静けさを保っていた水面より、
 急に「ジャーン! ジャーン! ジャーン!」と、まるで銅鑼を鳴らしたかのような音が鳴り響きだした。
 まさか、あの半魚人の怪物か何かに、わざわざ担がせて用意したとでも言うのだろうか……
 長波らは訝しむも、目の前の怪物が三国志の武将の化身とでも言うのであれば、自らの勇猛さを演出する手段として
 そういった手法を重要視するのも、ある意味では“然り”なのかもしれないと自然と結論づく。

長波「タラバリョモウ…… って、ディバイン・ショッカーだと!?」
 
 艦娘の少女達はその性質上、実戦においては基本的に…… というより、ほぼ完全に“水上戦”に特化した存在であり、
 深海棲艦等といった海棲種の侵略者インベーダーに対する掃討作戦、若しくは輸送船護衛などを主としている。
 故に、それ以外の敵性勢力と遭遇する事は皆無ではないとはいえ、決して多くはないのだが……
 よりにもよって、侵略者ランキングの中でも危険度Aの筆頭格として名高い代名詞、“ディバイン・ショッカー”と鉢合わせてしまった事に
 さしもの勇猛な駆逐艦、長波と夕雲も運命の急転に対して驚愕を隠すことができずにいた。
 
 彼女達が在籍している鎮守府内においてもTVの電波は繋がっており、また一部の者を除いて非番時以外の使用が
 制限されているとはいえ、携帯電話やスマートフォン等の類を私的に所持している艦娘は少なくはない。
 故に、地球圏を荒らしまわるテロ勢力の代表格、ディバイン・ショッカーが引き起こす惨事などに纏わる話題、
 それに対抗する勢力などに関する情報についても、上辺だけが大抵とはいえ彼女らもある程度は理解していた。
 また、長波らがかつて肩を並べて海を駆けた戦友の中にも、両親がディバイン・ショッカー傘下の怪人に惨殺されてしまい、
 頼れる身よりも無かったが故、日銭を得る為に適性のあった艦娘の道を選んだと語ってくれた娘がいた憶えがあった。
 彼女はそれから程なくして、輸送船を守る中での激戦で海の藻屑となり、今は鎮守府裏に墓標のみが遺されるのみだが……
 
 
タラバリョモウ「ゲゲゲッ、その通り…… ディバイン・ショッカーの栄光ある未来を担う“新世代ニュージェネレーション”にして、
         ゆくゆくはGOD機関、ひいてはショッカー正規軍の邪将の座に就くであろう、このわしタラバリョモウの名……
         鉄底海峡の残骸になる前に、しかと憶えておくが良い!! ゴボゴボッ、ゴボッ!!

長波「げぇっ!」
 
 そう言うと同時に、タラバリョモウはその口元より、粘液状の泡立ったゲルを吐き出すと、長波らに向かって噴射する。
 咄嗟の判断で転がるような姿勢で不意打ちを避けた彼女らであったが、対象を見失った液体はそのまま後方……
 甲板上に括り付けられていた船員の一人に、頭上から浴びせられる格好で降りかかる事となった。
 
船員「妈妈マーマ――――!!
 
 タラバリョモウが口から放った泡状ゲルの正体は、どうやら強力な硫酸系の溶解液だったようだ……
 まともに全身に浴びてしまった密漁者は、哀れ身体中から煙を上げながら、その皮膚が泥人形の如く崩れ落ち、
 数秒も経たない内に、砕け散った白骨とそれにこびり付いた衣服の残骸だけが、僅かに視認できる残骸へと成り果ててしまった。
 幸運にも溶解攻撃を浴びずに済んだ他の船員達は、自分達のすぐ傍で行われた惨劇を目の当たりにして絶叫、失禁してしまう。

船員「…… 

長波「なっ…… て、手前…… 何て事しやがるんだ!!」

 なんたる非道…… 彼らは元より領海を荒らす密漁者、いわば“悪人”の範疇で、口が裂けても罪なき人間とは言えぬが
 そうであってもその罪は法で裁かれるべき範疇であり、ここまでの仕打ちをされる謂れはない!
 長波らも、人の命を木端程度にも思わぬ怪人の亜逆に対し、憤りを隠すことができなかった。
 
長波「この外道……! 夕雲、急いで鎮守府に通信を、援軍を呼ばないと!」

夕雲「それが、さっきからやってるけど駄目みたい…… 何これ、“チャフ”の類でも撒かれたのかしら」
 
 切迫した表情を浮かべながらも夕雲は、眼前のタラバリョモウに対して鋭い視線を投げかける。
 人間とはかけ離れた顔付きながらも、その目の動きや口元の仕草から、相手が彼女らを『嘲笑って』いることは明白だ。
 実際、電波妨害によって仲間達との連絡は遮断され、目の前の怪人もつい先ほど殺人兵器を披露したばかりで、
 かつ、船外の水面には敵の配下と思しき怪物どもがびっしりと…… 言うまでもなく、窮地に置かれているのは自分達だ。
 
タラバリョモウ「ハハハ、威勢がいいのは口だけか?小娘どもめが…… では、こちらから行くぞ!!」
 
 タラバリョモウは哄笑すると共に駆け出し、片腕の鋭利なハサミを振りかざして長波達を仕留めるべく狙いを定めた。

長波「ク……ソがぁ!!」
 
 長波はあまりの急な事態に目が据わりながらも、12.7cm連装砲の砲塔をタラバリョモウに定めて迎撃する。
 ……が、明らかに至近距離での攻撃を食らいながらも、タラバリョモウの甲殻は着弾した弾丸をものともせず、
 硝煙の煙を上げながらも依然、その速度を全く下げることなく、猛然と眼前の艦娘達に襲い掛かってきた!

長波「う……! なんてバケモンだよ、オィ……」

 咄嗟の判断で、タラバリョモウの一閃が振り翳される直前に、長波は地面を蹴って転がるような形で攻撃を回避する。
 ……言うまでもなく、海上においてはその推進力で彼女達を支えてくれる両脚の主機も、
 船の甲板上という、文字通り「地の足のついた」戦場においては本来の用途を発揮することなど叶わず、
 単なる「普通の靴と履き心地が大して変わらない、鉄製のスニーカー」でしかない。
 故に、このときタラバリョモウの猛攻からギリギリ命を繋いだのは、一重に艦娘“長波”として訓練や実戦を熟してきた
 一人の少女としての実力の結実であるとも言えたが……
 
 長波がギリギリ避けたハサミの一閃は、彼女の背後に控えていた船体の壁を易々と切り裂き、粉々の残骸へと変えた。
 恐らくは軽合金かFRPの類であろう建材に刻まれた、鋭利な切断面を目にした長波は、獲物を討ち漏らしながらも
 変わらずその視線を自身に向けている怪物…… タラバリョモウに対して精一杯の“睨み”を投げつけた。

タラバリョモウ「フン…… 生意気な小娘がぁ、さっさと切り刻んで半魚人どもの餌にして…… むっ!」

 そう言いかけたタラバリョモウを背後から襲ったのは、夕雲が自身の得物より発した弾丸の連撃。
 硝煙に塗れながらも意に介さずという風情で憮然とする怪人は、真剣な表情で砲塔の照準を構え、
 場の空気が変わる“チャンス”を狙っている少女を一瞥すると、やや苛立ちを含んだ声を吐き出す。

夕雲「ハァ…… ハァ……」

タラバリョモウ「フン、ウザったい連中めがぁ…… どうあっても、このわしの怒りを焚き付けようというのか? いいだろう……
         望み通り、貴様らの両手両足を切り刻んで達磨にし、カメに詰め込んでからアポロガイスト様に献上してくれるわぁ!!
         まずはそこの目障りな連中から片づけてやる…… 行け!!」

 タラバリョモウが合図したと同時に、甲板の縁より巨大なザリガニの容姿をした甲殻類…… “レガリス”が2匹ほど這い上がり、
 未だ縛られて身動きできずにいる密漁者達を、手当たり次第ハサミで切り刻み、その身体を貪り喰い始めた。

船員「!!
 
長波「!! こ、この外道……」

夕雲「だ、駄目ぇ!!

 夕雲は絶叫すると同時に、手にした連装砲の照準をタラバリョモウより逸らし、密漁者達を蹂躙するレガリスへと掃射した。
 数秒もせずに船員たちのほぼ全員を食い荒らしていたレガリス達は、榴弾を受けてその頭部や腕などを吹き飛ばされ、
 甲板上にその屍を晒して無色透明の体液を垂れ流す事となった。

夕雲「ハァ…… ハァ……」

 夕雲が掃射を止めた時点で、レガリスの捕食を逃れることができた船員は見る限り二人ほど……
 他の者は全身を貪り食われて、もはや人間の原型すら留めぬ残骸に成り果ててしまっていた。
 本来なら生きて裁きを受けさせるべきだった人間を、ただ無惨に蹂躙されてしまったという無力感を前に
 苦々しい表情を浮かべる夕雲であったが、その僅かな一瞬の隙を見のがす様なタラバリョモウではなかった。

タラバリョモウ「たぁかが薄汚い盗っ人風情を気にかけて助けようとする…… それが貴様らの命取りよ!!

 タラバリョモウが振り翳した巨大なハサミの一閃は、容赦なく夕雲に向けて振り下ろされる。

夕雲「あ…… あああああ!!!
 
長波「ゆ、夕雲ぉぉぉぉ!!!!!」
 
 
 慟哭する長波の幼さを残した顔に、真っ赤な鮮血が飛び散った―――――――
 
 
 
 
  ◇    ◇    ◇    ◇
 
 
 
 
 
     日本海 某海域
 
 
 長波達がタラバリョモウと遭遇した地点から、殆ど離れていない海域……
 そこの上空、海面を見下ろすような高度にて制止している、“人型”の影がそこにあった。
 
 類まれなる夜目の持ち主でなくとも、雲が晴れて月光が射せば、その姿を視認できるであろう。
 背中に生やした二対の翼、そしてそれに刻まれた蟒蛇の頭を連想させる毒々しい模様、
 そして頭に触角を生やし、顔の上半分を複眼で覆った異形の風貌……
 まるで毒蛾を擬人化したかのような姿を有した怪人の腹部には、髑髏の意匠を持ったバックル、
 タラバリョモウが巻いていたものと同じそれが巻かれていた。

蛾の怪人「テロテロテロテロ…… ゲゲッ
 
 月しか見る者がいない海面を見下ろしながら、怪奇な鳴き声を出した蛾の怪人、
 ディバイン・ショッカー所属の超GOD悪人軍団・ドクガテロリストは、その翼より輝く鱗粉…… 否、
 月光の輝きをも乱反射する電波欺瞞紙チャフの銀粉を撒き散らしつつ、その姿を夜の闇に溶け込ませて消えた。




137 名前:新章/【閑話休題】静かなる前哨戦・SSテスト:2015/08/16(日) 23:10:57
○長波&夕雲→哨戒任務中に発見した密漁者を捕縛していた最中、タラバリョモウ率いる海棲怪物軍団に遭遇。
          必死に抵抗するも、激戦の末にタラバリョモウによって夕雲が“斬られて”しまう。
●タラバリョモウ→長波&夕雲を襲撃、その獰猛さを持ってして彼女らを襲撃する。
●ドクガテロリスト→不審船から少し離れた海域より、電波妨害でタラバリョモウを支援していた模様。
●レガリス→“深きものどもディープ・ワンズ”共々、原理は不明ながらタラバリョモウの戦力として使役されている模様。

【今回の新規登場】
○夕雲型4番艦駆逐艦 長波(艦隊これくしょん -艦これ-)
大日本帝国海軍、夕雲型4番艦駆逐艦「長波」をモデルとした艦娘。 CV:竹達彩奈
史実上の「長波」はルンガ沖夜戦において、田中頼三司令官座乗の第二水雷戦隊旗艦として指揮を取り
戦隊から一隻損失艦を出しながらも、戦隊で敵の重巡を撃沈1隻、大破3隻という武勲を残した歴戦の艦船である。
勝気かつ威勢のよい男勝りな性格の持ち主だが、その一方周囲の仲間達をしっかり見ている
面倒見の良さを持ち合わせており、年頃の女の子らしさも残したお転婆娘。
田中頼三少将にたいして経緯を抱いている一方、提督とも非常にフランクな関係を築いている。

○夕雲型1番艦駆逐艦 夕雲(艦隊これくしょん -艦これ-)
大日本帝国海軍、夕雲型1番艦駆逐艦「夕雲」をモデルとした艦娘。 CV:竹達彩奈
史実上の「夕雲」は旧日本海軍の最終量産型艦隊駆逐艦である夕雲型のネームシップであり、
ミッドウェー海戦やケ号作戦、キスカ島撤退作戦などに参加し、第二次ベララベラ海戦にて奮戦の末に
撃沈されるまで、常に最前線の戦場で戦い続けてきた艦歴を有する。
一見小悪魔的な雰囲気を醸し出しながらも、その本質は非常に面倒見の良い心配性な少女で
夕雲型の妹達のみならず提督に対しても母性的に振る舞う器量の持ち主でもある。

●超GOD悪人軍団・タラバリョモウ(仮面ライダーX/半オリジナル)
新世代怪人育成プロジェクトのもと誕生した、GOD悪人軍団の系譜を引くDショッカー新世代怪人。
極寒のオホーツク海で採取されたタラバガニを素体とした改造人間であり、
三国時代に蜀軍の関羽雲長を討ち取った呉の武将・呂蒙の末裔を名乗る。
北方海域での活動を念頭に調整されており、甲殻類由来の堅牢な装甲、鋭利なハサミが武器。
ショッカー正規軍の水雷戦隊部隊を率いて日本海・東シナ海の商船・漁船を襲撃、
日本経済に打撃を与える任務を目的としている。

●超GOD悪人軍団・ドクガテロリスト(仮面ライダーX/半オリジナル)
新世代怪人育成プロジェクトのもと誕生した、GOD悪人軍団の系譜を引くDショッカー新世代怪人。
Dショッカー地下帝国軍の傘下組織に所属する「とあるテロリスト」を素体に、沖縄県与那国島で採取されたヨナグニサンを
組み合わせた改造人間。巨大な翼を羽ばたかせることで、レーダーや精密機械を狂わせる金属チャフや、
起爆性の鱗粉などを撒き散らすことができ、改造人間である対仮面ライダーを想定した新世代怪人でもある。
改造素体となった「とあるテロリスト」が一体誰なのか、その正体は現時点で詳細不明。

●サガミ・レガリス(海の底)
相模トラフの冷水湧出域で発見された新種の甲殻類で、名前は研究者が便宜上用意した通称のもの。
ザリガニやイセエビを連想させる容姿の生物で、元々は全長2cmに満たなかったものが、深海探査船により
捕獲された個体が事故で沿岸域に流出してしまい、結果豊富な栄養を得た事で3m規模の巨大生物に変貌した。
実在するテッポウエビ種の甲殻類同様、女王の個体を中心にして生態を営む真社会性生物である。
拳銃程度の攻撃であれば易々跳ね返す甲殻を有し、過去に横須賀に大群が上陸、その獰猛さを持ってして
海岸近辺の自衛隊や市民に対して大きな人的被害を齎している。
 
 
未完成状態からの投稿から既に半月、ようやく投稿に漕ぎ着けました……(汗
闘争の系統様でも案を出した「空想大戦オリジナル怪人」、旧編でも何回か出番が用意されてたそれを
この度新章でも久々に出してみた訳ですが、上手くシナリオのファクターとして機能できればいいなぁ、と。
SSに対する皆様の感想や指摘、良ければ寄せて頂ければ幸いです。

ホウタイ怪人様への返レスはまた次の機会に。今後とも良い付き合いを続けられれば幸いです。

138 名前:無名の妖怪ハンター:2015/08/18(火) 22:26:57
スパロボBX、いよいよ正式な発売日が明後日に迫りましたが…… 家に届くのは早くても21日くらいかなぁ。
どうか、UXくらいプレイヤーを惹きこんでくれるシナリオであることを祈るばかりです。

http://www.moegame.com/sfx/archives/201508181403.html
【仮面ライダーゴースト】、遂に正式な製作発表並びに主演俳優の情報公開が成されたみたいです。
主人公に力を与える仙人役で竹中直人さんが出演ですか……w 本作の敵は異世界の怪人「眼魔」で、
この世に留まれる99日間中に、完全に蘇生する為「15の偉人」のアイコンを集めるという流れとのことで。
戦いながら重要アイテムを集めるというのは何処となく【変身忍者 嵐】のサタンの鈴とかを思いだすなぁ、と。
で、99日間とのことですが、リアル時間で言えば大体3ヶ月=1クール。【クウガ】みたいに一年間放送された内容を
全て3ヶ月間という設定にする手もありますけど、概ね1クールでアイテム集めは完遂し、新展開突入ってこと?
 
 
■最近触れた作品

・ダンジョン飯 (作:九井諒子) 2巻
今年初頭にもレビューしました漫画作品の続刊、無事確保できましたのでご感想を。
架空贖罪を題材とした調理漫画といえば【トリコ】とかも有名ですが、現実離れした美食を求める同作に対し、
こちらは徹頭徹尾「ダンジョンで手に入る素材で頑張って腹を満たそう」というスタンス。
ただ単純に狩ったモンスターを調理するだけでなく、調理対象以外のモンスターをも「食事」に有りつくための
手段として関わっていく流れが確立してて、ゴーレムを野菜畑として利用する、オークに頼み込んで略奪品の小麦でパンを作る、
氷点下のゴーストに聖水をぶつけてアイスを作る、絵画の中の世界に存在する料理は食べられるか試みる……など、
兎にも角にも「ダンジョンの環境」を精一杯活用して空腹を満たそうという姿勢、まだ2巻ながらも読んでて読者を惹きこみます。

2巻登場の食材だと、一番食ってみたいと思うのは宝虫ですかね。ジャムは現実にも手元に置いてみたい感じ。
センシを食おうと目論んでいたケルピーに対する、ライオスの「みんな哺乳類に対しては甘くなるから危ない」という指摘、
確か九井先生の別の短編漫画でも、人魚題材にした話でそれっぽいテーマの話があった覚えがありますので、
僅かながら作者の考え方みたいなのが反映されてるのかな、と少し思いました。
 
 
■TV番組&連載感想

【仮面ライダードライブ】第42話……
メディックの真相編、後半戦突入。
やはりと言うべきか、五十嵐一也が美鈴の恋人というのは真っ赤なウソで、本当は彼の横領を告発しようとした彼女を
一年前に平松マンガの如く轢き逃げして始末しようとし、無事が発覚した彼女を再び殺そうとしたガチ悪党でした。
横領の証拠に加えて殺人未遂の現行犯で逮捕された訳ですが、究ちゃんがネットの噂から横領の話題を引きだしてた辺り、
「疑惑はあったが証拠が不十分だった」段階止まりだったって事なのでしょうかね?
【仮面ライダーW】のバイラス・ドーパントの時の話にも似てるなぁ、と……

そしてメディックに纏わるエトセトラが判明。グローバル・フリーズがプロトドライブに阻止された直後、
まだ人間態を持っていなかった彼女(?)は、一也に轢き逃げされた美鈴、そして飼い犬のショウと遭遇。
美鈴をコピーした事で彼女の持っていた感情云々を理解し、またショウを治療した際に流れ込んできた
「ただ只管に主人に忠誠を抱く愛情」こそが、彼女がずっと理解したがっていた「愛欲」の根源でした。
その後、彼女はハートの言う「白いメディック」として、傷つき倒れた仲間達の治療を行うも、先に挙げた通り
この能力は治療対象の感情がメディックに流れ込んでしまうという副作用があり、結果的にロイミュード達が
これまでコピーしてきた人間の「負の感情」が堆積した結果、現状のドス黒い人格になってしまった……という経緯でした。

彼女自身も、自分のアイデンティティが負の方向に転じつつあるのは理解しており、それ故に超進化態になることを
急いでいた側面もありましたが、それ故に蛮野博士の口車に乗ってしまう事に……
最終的に自身の愛の根源を見つめ直すことで超進化を果たすも、調整時に際して蛮野博士が仕組んだトラップが発生、
結果、彼女は自我を喪い、蛮野の忠実な人形へと成り果ててしまう…… マジで蛮野博士は凌辱系薄い本メーカーやでぇ(酷)
一方、ハートは既に蛮野の目論見を察知し、ブレンを逃亡させることで「約束の数」が不本意な形で揃う事を防ごうとするも……
ハートに対してどっかのダディ校長を彷彿とさせる冷やし土下座をしたり、雨に濡れながらメディックに憐れみを抱いたりと
この人がどういう方向に転んでくのか色々な意味で楽しみですw 来週はまたアクロバティックなことになりそう。

そして、ラストに至って進ノ介×チェイサー×霧子のトライアングラー発生事案!? きーみは誰とキスを(ry
果たして未来のエイジの両親は誰になるのか、そして「人間クリム」とは一体何者なのか、次週の急展開に続く!!


【超人機メタルダー】第5・6話、う〜ん何つうか、雰囲気がすっごく男臭すぎて素晴らしいですww
主人公ヒーローが現状、ほぼ徹頭徹尾徒手空拳だけで戦う姿も悪くないですし、6話にして敵側のドラマが熱すぎるというのも
物語を魅力的にしてくれる重要なファクターだとは思うのですが、やはり「子供受け」という点を顧みれば路線変更も止む無しか。
トップガンダーは「ゴルゴ13に似たヒットマン」を参考に製造されたロボットとのことで……
名前出せるだけでも当時の緩さならではですし、流石に「本人」とする訳にはいかないのは仕方ないでしょうね(汗
結果的にメタルダーとの決着を望むが故に、組織に対する反逆者となったしまったトップガンダーですが
メタルダーに救われて、互いに敵同士ながらもいずれの再開を望み分かれる……
中盤頃には普通に仲間になるっぽいですけど、やっぱこういう関係性も嫌いじゃないなぁ。本当にこの作品面白いです。

【超力戦隊オーレンジャー】第26話……
番組も3クール目に突入し、先週までマシン獣相手に御神輿わっしょいやってたとは思えないようなハード路線に回帰。
6億年前の超古代より異次元で眠り続けてきた少年戦士リキ、そして謎の知的生命ドリンを乗せたピラミッドが地球に出現、
当時の壁画(残ってたのが凄い……)でリキらの存在を知ったオーレンジャー、そして6億年前の当時からリキに対して
因縁深いバッカスフンドの刺客が出現し、戦線はドリンの身柄を巡っての混乱模様に……
本話においてマシン獣ひいてはバラノイアの出自が判明し、6億年前の人類(ピクルより古い……進化論どうなってんだろ)に
労働力として造り出された機械生命体が反乱を起こし、鎮圧された際の生き残りこそが後の皇帝バッカスフンド。
「バラノイア星」なる惑星に逃げ延び、妻や息子、そして部下達を造り出して、再び人類に対する反逆を企てたという。
6億年もの時間を飛び越えたという、自ら望んでとは言え浦島太郎も真っ青な状態に置かれたリキではありますが、
普通に隊長たちと喋ってたけど、幾らなんでもそこまで時代が開いてて言葉通じるもんなんだろうか……
……あと思いっきりフジテレビ本社が映ってるカットあったけど、放送局的にNGにならんかったんでしょうか(汗

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第6話…… 遂に来ました、「地獄の黙示録」。
いやもう、ロゥリィや戦闘ヘリの到着によって、冗談抜きで「一方的」としか言いようのない圧勝という結果となりました。
原作小説の時点でもかなり唸らされる「圧倒的」な場面で、漫画版でもかなり良いクオリティで描かれてましたが、
アニメでは遂に“例の曲”が使われることに……!! いやアニメ製作スタッフGJ。マジで凄い盛り上がりました!
ネットと一部のアレな人が元ネタでは云々だとか的外れな批判してるという声もありますが、こういうのは純粋に
楽しめた視聴者の勝ち、以外の何物でも無いでしょうに。変にアラをでっち上げつつアニメを見るのはつまんなそうだなー、と。
そして終盤には縦ロールに麗人満載の「騎士団」到着。原作1巻を読んだ時は、これが後の夫婦のファーストコンタクトだとは
夢にも思わなかったなぁ……(遠い目) ホント、最悪な出会いからよくもまぁ(以降は原作未読者に配慮
騎士団が伊丹を暴行したことで、ピニャ殿下が日本の胃薬や育毛剤に頼る日も遠くなさそうな次週に続く。

【アクエリオンロゴス】第3〜5話…… うん、面白いですこの作品!
5話くらいまで話が進んで男女陣共にキャラが立ってきたと言うか、色々と愛着湧いてきました(笑
某総帥「花嵐ちゃんは私の母になってくれる女性だ……くれ!」

【モンスター娘のいる日常】第6話…… えーと、この内容マジで地上波放送されたの?(滝汗
色々物議醸し出してるらしい『下セカ』がどんなもんだか知らんですが、ぶっちゃけこっちの方がよっぽど
文句言われても可笑しくない気が…… いや自分は嫌いじゃ無いですけど(笑 あれか?人外だからOKなの?
 
 
>>135 ホウタイ怪人様

>いつも無名の妖怪ハンター殿に当方にお越し頂いてばかりでは申し訳ないので、
>誠に僭越ながらこちらからも少しお邪魔してみました。
>大したお話はできませんが…(汗。
いえいえ!正直こちらに顔を出して頂き、非常に嬉しいです。特に最近はこれまで以上に過疎気味なもので……
余裕が出来たらそちらの側にも顔を出させて頂きます。もし良ければ最新のSSに対しても評価してほしいなー、と(チラッ

>PVを見ましたが、オリジナルキャラクターたちを見て昔の勇者シリーズを思い出しました。
>(また勇者シリーズや和製トランスフォーマーみたいなアニメが始まらないかなあ…。)
>『食戟のソーマ』でもそうですが、やはり松岡禎丞氏の演じる正義感あふれる熱血少年キャラは最高ですな♪
やっぱり各所で「勇者ロボっぽい」みたいな評価が多い印象が強いですね。
ライバル枠の敵ロボが「どう見ても下駄」とか言われちゃってるのはちょっと笑っちゃいましたが(汗
松岡さんについては、自分が視聴した出演作だと【アイマス】とか【アカメが斬る!】くらいなので
どちらかといえば見た目軽いけど芯は強い、みたいなキャラの印象が強いお人だったりします。

>上記のサイト拝見しました。
>考察コラムの内容がなかなか興味深く入り込めました。
>私共「闘争の系統」の方でもSSの参考にさせてもらうかもしれません。
>こういった設定考証や作品世界観を推理するような読み物のあるサイトは
>自分は大好きな方です。
メタルダーといえば、今週配信分でフェードアウトするらしいムキムキマンとフーフーチュウ、何処へ行ったんでしょうかね……?
案外コラムの考察通り、モンゴルに出向したっきり音信不通になってたりして。


139 名前:名も無き蜀軍兵:2015/08/20(木) 21:28:28
ちょっと忙しいですが、一先ず妖怪ハンター様のSSの感想を
>>136-137 無名の妖怪ハンター様
>新章/【閑話休題】静かなる前哨戦・SSテスト
Dショッカーの怪人たちと交戦する長波と夕雲。
果たして夕雲の運命やいかに!?

しかし孫呉が誇る知勇兼備の将、呂蒙をモチーフにした怪人とは・・・
無双シリーズをプレイしてる身としては是非無双版の呂蒙と交戦させてみたいです。

そういえば「霧の艦隊」の名前が作中に出ていましたが、公式で開催された
アルペジオコラボは空想大戦ではどういった扱いになってるのでしょうか?


140 名前:無名の妖怪ハンター:2015/08/23(日) 10:31:29

執筆したSS、改めて見直すと毎度のことながら細かい部分で誤字が少なからず……orz
自分で気付いた物は本投稿に向けて清書の方を修正してますが、もしそれ以外で気付かれたものがありましたら
声をかけて頂けると嬉しいです。

http://www.inside-games.jp/article/2015/08/18/90368.html
【仮面ライダーゴースト】の製作発表、更なる続報が。
今回の怪人デザイン担当は、過去に【ZO】のコミカライズも担当された漫画家・島本和彦氏!!
いや、氏がこうして平成ライダー関連で直接公式に関わるのって初めてじゃないですか!?メッチャ期待です!!
そして、声優の悠木碧氏もどうやらレギュラー枠で出演なさるそうで。何気に【555】で子役として出演されてから12年かぁ……
主題歌は氣志團が担当。果たしてどんな曲になるのか、現状ワクワクする要素がてんこ盛りですね。

http://www.famitsu.com/news/201508/18086043.html
【PROJECT X ZONE 2】、ナムカプよりシルフィ―復活&【オーダイン】のみゆきが新登場との報が。
そして敵として沙夜が続投&恐らくは亜片那の人格も出ると思しき敵名有りキャラも紹介されたみたいです。

http://srw-x.suparobo.jp/character/
スマホアプリ【スーパーロボット大戦X-Ω】、先月公開された参戦作品に加えて、新たに3作が追加された模様です。
【特捜機兵ドルバック】【光速電神アルベガス】、そして非アニメ作品から【コードギアス 双貌のオズ】が加わったようで。
アルベガスは【シャッフルファイト】参戦組でもありますが、これにてようやくスパロボ参戦が叶った形になるのですね。
あとオリジナル主人公の欄に物語のバックボーン的な記述がありましたが、アサヒとシャッテが出会った
火星探査隊の名前が「アルファオメガ」て…… ネーミング的に小林泰三氏の小説思い出しました。
 
 
■スーパーロボット大戦BX プレイ雑記

流石に発売日当日に到着という事は無く、俗にいう「Konozama」的な感じで2日遅れで家に届きました(汗
さて、一先ず序盤第2話までプレイしてみた感想を……

まず、UXと異なりプロローグはそれ一本がMAP扱いではなくダイジェスト扱い。

・【マジンカイザーSKL】のアイアンカイザー戦、並びに【劇場版マクロスF】のクィーン・フロンティア戦の決着が付く
・【ガオガイガー】のパスダー戦が決着、【ナデシコ】のナデシコクルーがチューリップによって火星から離脱
・【ダンバイン】のショウがバイストン・ウェルに召喚され、【ライジンオー】の陽昇学園にライジンオーが託され、
 【真マジンガー】のマジンガーZの初陣が行われ、【ガンダムAGE】のフリットが孫をパイロットにする意向を示す
・【SDガンダム外伝】のアルガス騎士団が異世界の狭間で、三種の神器が失われるトラブルに見舞われる
・ヴァルセイバーが「マコト」なる人物を乗せて戦うも、彼は落命する

……というイベントが、ゲーム開始の一年前から半年間の内に発生していた事が判明。
父の墓参りに来ていたヨウタの前に、母親が引き取った妹という少女「ユキ」を連れてきて物語が開始。
骨董屋を開業して半年経過、繁盛とは言い難いものの田神悠宇の父親などの常連は付いており、
顔馴染みの沙慈も仕事が暇な時に手伝ってくれる等、それなりに平穏な日常を過ごしていたものの、
百数年規模で終わらぬ戦乱が続くBX世界観では所詮、砂上の楼閣。謎の侵略者「デストルーク」が街を襲撃してきた際に、
ユキの持っていた石が謎のロボット「ヴァルセイバー」へと変化、ヨウタとユキは融合して敵を迎え討つことに。
幸いガオガイガーの加勢で苦戦しながらも一先ずは撃退に成功したものの、その戦火の中で悠宇の父親が何者かに暗殺され、
またヨウタの融合適性は決して高くなかった為、結果ヴァルセイバーが彼と戦い続けるのに否定的な態度を取ることに。

しかし、田神博士の訃報を知って熱海から駆け付けた女将さんと甲児が、ヨウタとヴァルセイバーにハッパをかけたことで
共にハンデを乗り越えながらも戦い続ける事を決意。襲撃を仕掛けたブロッケン伯爵率いる機械獣軍団を返り討ちに。
ヨウタらは凱たちの誘いを受けてGGGに身を寄せることを決め、また悠宇も父親のツテを頼りにニューヤークへと向かうことに……
あと、WSOがくろがね屋&光子力研究所に対して協力体制を取っている事が判明。
原作終了後でスカーレットさんが故人という事もあってか、由木大尉もかなり貫禄あるキャラ付けになってる気がします。
 
 
細かい部分に目を向けると、やはりUXと異なり、BW&スタ・ドアカ以外の作品世界観が一つに纏められてることもあってか
マクロスシリーズのフォールド技術などがちゃんと言及されたり、機械獣なり邪悪獣などの脅威が認知されてたりと
世界観の繋がりという意味では「より」クロスオーバーされてる感も受けましたね。
何気に「木星蜥蜴みたいなエイリアン(実際は違うにしても)が認知されながらも、異世界からの来訪者には疑念を抱く」というのも
色々と奥行きを出してる感じあって高評価です。まぁ、嫌でも異世界からの魔の手は後々伸びて来そうですが……
……あと、中断メッセージ聞く限り、今回は【マクロス30】のミーナにボイス無いん?ちょっぴり残念。

とりあえず仕事帰りにでも、電気店のゲームコーナーでDL特典GETして【第2次スパロボ】にも追々挑んでみたいなぁ、と。
【ガンダムUC】原作小説も4巻中途まで読み進めた現状ですが、クリアまでに読み終われるかなぁ……

 
 
■TV番組&連載感想


【仮面ライダードライブ】第43話……
序盤から進ノ介×チェイサー×霧子のトライアングラー勃発!?という雰囲気から始動する事となった今回。
……「この告白は進ノ介にする」の下りで、「これで進ノ介×チェイサー待ったなし?」と連想した視聴者はどれだけ居るのか(汗
やはり身内が絡んでるだけに、剛はチェイサーに対して完全に心を許しきれてない模様。ツンデレか(違
何ていうか、本当にドライブの3人ライダーはカップリング的な意味で需要多そうなキャラクターだよなぁ、と(笑

報告に手間取っただけで面白半分に部下を嬲る蛮野と、その非道からハートが身を挺して庇い立てしたことにより
蛮野博士の悪辣さがより際立った感のある今回。洗脳したメディックを差し向けて逃亡中のブレンを追撃し、
その最中に蛮野配下のロイミュード004…… 人間クリム、否。クリム・スタインベルトをコピーした004が遂に姿を現すことに。
004はハート達がクリムを襲撃した際に居合わせ、死に際のクリムから姿と知識をコピー、そのまま長らく眠っていた所を
蛮野が自分の部下として復活させたということで、ゴルドドライブの誕生も彼の存在あっての結果だった事が判明。
何ていうか…… 結局、蛮野って自分以外を徹底的に見下しながらもその実、他者に依存しなければ成果を出すことが出来ない
正真正銘の“小物”以外の何者でも無いんですよね。自分自身を最高の存在と祭り上げながら、結局クリムの頭脳に頼り、
またメディックを人質に取られたハートを盾にしなければドライブに倒されてたという……
来週の展開からして、少なくとも最終回まで生き延びれそうな気配がしないんですよね、この人。
……今週の内容で気付きましたが、やはり劇場版や一分間ストーリーの未来世界ビジョンに出てきた「悪のクリム」の正体は
暴走して悪堕ちしたドライブを利用し、蛮野と共に世界征服を成し遂げた004/偽クリムだった、って解釈で良いのでしょうか。

そして逃げおおせたブレンは解析したデータの中で見覚えのあったコンピュータ施設に移動、そこに残された資料から
自分の人格が(ヘタレな部分や癖も含め)全てコピーした人間の模倣に過ぎなかったという現実を突きつけられて愕然することに……
果たしてブレンが蛮野の元に下ってまで成し遂げようとする目的は「ハートへの愛」故なのか、彼もまた退場が近づいているのか、
そして遂に本願寺課長が変身! 仮面ライダー純、颯爽登場の次週に続く!! ムカイダー「ガタッ」


【超力戦隊オーレンジャー】第27話、遂に変身シンケンブラック……じゃなくてキングレンジャー!!(爆
オーレンジャーの「オー」は、そのまま「王=キング」という意味とも取れるネーミングだったのでしょうかね。
アクションがまんまブルース・リーだったりと、リアルタイム世代ながら流石に20年ぶりに視聴したこともあって
欠片も当時のことを覚えておらずむしろ新鮮……なのはいつも通りですね(汗
そして遂にキングピラミッダーが指導…… エジプタスファンが大歓喜する事間違いなしの次週に続く!(変な着眼点

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第7話…… (知らずとは言え)結んだ当日に協定違反、
更にハニートラップどころかビンタしてしまうという事態で、ピニャの胃壁にゲートが出来てしまいそうな今回(汗
ケモナー倉田大歓喜のフォルマル伯爵家のメイド勢が今回初登場。漫画版読んだ読者としてはペルシアについては
もうちっとケモ寄りでも良かった気はしますが、十分可愛いキャラデザだったので個人的には十分満足。
てかアウレカ可愛い、超可愛い。正直、原作小説読んでてイメージしてた時よりも随分めんこく仕上がってて驚きましたw
そして、伊丹の国会招待に伴い、三人娘&ピニャとボーゼスまでもが日本に赴く事に。腐海が待ってる次週に続く。

【テラフォーマーズ】、中国の執拗な妨害工作を掻い潜り、火星に到達したロケットの出自……
それは、世界の大国に挟まれた地区の臨時国家にて、世界各国の金持ち達が『道楽』と称して資金を出し合い
完成させた宇宙ロケット……!! 加奈子も瀕死の重体ながら、遂にロケットの到着が間に合った訳ではありますが
ロケットの中から出てきた人物を燈が知ってる模様で、果たして彼が一体何者なのか気になるところです。
そしてジャンプエックス文庫の外伝小説第2巻が発売決定!!(嬉
 
 
>>139 名も無き蜀軍兵様

>Dショッカーの怪人たちと交戦する長波と夕雲。
>果たして夕雲の運命やいかに!?
我ながら衝撃的なヒキに出来たと自賛してみたいあのラストですが、とりあえず『【閑話休題】静かなる前哨戦』の内容は
今後執筆を想定しているSSの導入的な側面が強いので、夕雲の安否についてはもう少しお時間を頂きたいところです。
次は、作品世界観を広げるべく、概ねの流れが構想し終わった「北海道編」の導入に移ろうかと。

>しかし孫呉が誇る知勇兼備の将、呂蒙をモチーフにした怪人とは・・・
>無双シリーズをプレイしてる身としては是非無双版の呂蒙と交戦させてみたいです。
闘争の系統様でもコメントした通り、イメージ的には史実よりも【演技】派生(より言えば【人形劇】的な)の
ヒール的な印象をベースにキャラ構築をした、って感じですね。原典でもジェロニモとかが何故か悪人扱いだったし…
蜀軍兵様が執筆されるのであれば、タラバリョモウを別のSSに出張させても個人的には全然構わないです。

>そういえば「霧の艦隊」の名前が作中に出ていましたが、公式で開催された
>アルペジオコラボは空想大戦ではどういった扱いになってるのでしょうか?
う〜ん…… 【アルペジオ】はアニメも原作も完全に「完結」を迎えてる訳じゃあないのですが、とりあえず
「過去に深海棲艦と霧の艦隊の同時侵攻に際して、蒼き艦隊と鎮守府が一時的に共同戦線を張ったことがある」
くらいの認識で構わないかと。


141 名前:無名の妖怪ハンター:2015/08/28(金) 23:54:11

■スーパーロボット大戦BX プレイ雑記(長文注意)

現状、第3話〜第9話(分岐ルート含む)までプレイ完了しました。容赦なくネタバレしてるので閲覧の際はご留意を……

第3話にて【巨神ゴーグ】の冒頭部再現、そして連邦基地に鹵獲されていた木星蜥蜴やゴーストが暴走という事態が発生。
シーリンが「SDF-1から全く反省して無い」とコメントする辺り、やっぱりマクロスシリーズもちゃんと世界観の歴史に
組み入れられてるが故の台詞だよなぁ、と感嘆。そして危機に駆け付けてきたのはガンダムマイスター・刹那!!
しっかし、マリナ姫にホットドッグ食わそうとしたり、ダブルオーライザーを見て思いっきり劇中劇映画のネタを振ったりと
ユキが中々良い感じに可愛い娘で現状好感持てますw 果たしてこの娘の正体や如何に。
アナハイムやネルガルと並び「キナ臭い」噂が絶えない多国籍企業GAILも動きだし、Dr.ウェイブと合流した悠宇は
ジンネマン……じゃなくて船長に率いられ、オウストラル島へと向かう事に。う〜ん、小説版読んでて良かった(嬉

そして、ここしばらく続く地球圏でのフォールド異常を調査すべく、S.M.Sセフィーラ支社よりリオン、アイシャ、ミーナの3人が
地球のGGGに招待されることに。話の流れ的に、やっぱ【マクロス30】勢は原作のイベントを熟した後っぽいですね。
今回ミーナが非戦闘っぽいのがちょい残念ですが、それでもアイシャ共々女性陣が可愛くて何より(笑
そんなこんなでフォールド断層にて出現したデストルークを相当するも、そこにバジュラの大群とアルトが出現。
リオンは原作終了後なので彼のことは知ってたのですが、話を聞く限りだと…… どうもBXのマクロス世界観は、
「TV版(?)【F】⇒【30】がBX世界の正史で、そこへ【劇場版F】の歴史のアルト&バジュラが転移してきた」という
ちょっとややこしい解釈を取ってるようで。果たしてバジュラ達の暴走、そしてデストルークの回収した「槍」とは一体?

フォールド断層の調査を終えたGGGの面々に、連邦軍の総司令部「ビッグリング」がヴェイガンからの襲撃に
晒されているとの報が。フリットが連邦のトップになって軍規粛清を行ったのも今は昔、いまや大規模戦争を経験していない
世代の将官や兵士が数多い現状に嘆きつつも、先人達に報いようと頑張るアルグレアスとミスマル提督の姿が泣けます。
機械獣や邪悪獣のような人外とは違う、正真正銘「人間同士の戦争」に直面しながら、それでも守るべき者の為に
戦場に赴くヨウタ達。ヴェイガンの猛攻を受けてビッグリングが崩壊するという事態に陥ってしまうも、そんな矢先に
チューリップの中より木星蜥蜴らと共に出てきたのは、8ヶ月前に行方知れずとなったナデシコ!
原作における火星出発以降での自軍合流となりましたが、どうもガイは本作では既にお亡くなりになっちゃったみたいね……残念。
色々とモヤモヤを抱えていた借金王……じゃなくてアキトでしたが、ユキの励ましもあってちょっと立ち直ったっぽい。
そして、地球連邦軍の重要拠点を落としたヴェイガンによる演説と武装蜂起が開始、それと時を同じくして
袖付き、ジェイアーク、フリット爺さんを始めとする各人も動き始めた模様…… ファミ通で紹介されてた範囲はここまでですね。

アーミアちゃん、バナージの通ってる工専の留学生なのか…… あんな可愛いクラスメイトが居てバナージウラヤマシス
ニュータイプやらXラインダーやらの話題が挙がってましたが、内2名が最終的にそちらに覚醒するというのも何というか。
一方地球ではビッグリング崩壊に伴うヴェイガン蜂起という脅威に晒され日本もいずれは、という状況。
由木大尉によれば、どうも海動&真上は奇械島におけるアイアンカイザーとの最終決戦でMIAになってしまったようで、
S.M.Sが招待されたのも彼らが不在となった穴を埋める必要が生じたからとのことで。
Gアイランドシティに襲撃を仕掛けてきた邪悪獣の大群に対し、社会見学に訪れていた地球防衛組の面々は
GGGの人員輸送ポッドにより陽昇学園へと輸送され、ライジンオーを起動し邪悪獣を掃討する……が、
その直後に機界原種が出現、ガオガイガーが集中攻撃を受ける事態に陥ってしまい、仲間達の救援も
更なる邪悪獣の増援に阻まれてしまうが、そんな折に姿を見せたジェイアークによって危機を脱する事に。
どうもジャーク帝国と機界原種が手を結び、ライジンオーがGアイランドシティに引きつけられている間に
GGGアメリカ支部の壊滅に陥れる大戦果を挙げたようで…… そうでなくともヴェイガンによって分断されてる訳だし、
一話まるまる通してライジンオー以外は気力減退&HP半減の状態から始まる事もあり、危機感パないシナリオでした。

ベイタワーが壊滅し、瀕死の重傷を負ってしまった凱を前に無力なヨウタ達は、一路ネルガル重甲へと赴く事に。
その先で木星蜥蜴の有人機…… テツジン&マジンが出現。アカツキの忠言に耳を貸して無ければ
武田長官以下の防衛隊はみんなポソンジャンプで死亡確認となってた訳で…… やっぱおっそろしい技術だなぁ。
最終的には「自分のやるべきこと」を見出したアキトによってマジンは月面へと転移、テツジンも鹵獲された訳ですが
アキトが「2週間前の月面」に出現していたことから、謎の技術に対する確信と疑惑が深まってゆくことに。

続くは分岐ルート、【ガンダムUC】の冒頭部再現を経て……ってあれ、船長何時の間に宇宙に!?(それ別人や
アーミアはテロ勃発前に地球に帰還して難を逃れたっぽいですが、その先でもELSにあんなことやこんなことされる(嘘)という罠。
かくしてヨウタ達は、複数の敵性勢力の台頭で身動きできない連邦軍に代わり、ナデシコを旗艦とした遊撃部隊を編制、
早速、軍の要請でアメリカ・宇宙の二か所に部隊を分けて出撃する事に…… 折角だから俺はSKL組のルートを選ぶぜ!
という訳で辿り着いたオリバーノーツ、よりにもよってヴェイガン襲撃に加え、奇械島のキバ軍残党が出没、
テロリストとヒャッハー共が大暴れするという大惨事に…… そんな最中、遂にフリット爺さん登場!!「ヴェイガンは殲滅する!」
孫キオにガンダムAGE-3を操縦させ、敵エース・ゼハートの撃退には成功したものの、その際に味方の巻き添えも
已む無しといえる戦法を取った事についてはやはり批判が少なからず…… 根は悪くない人みたいなのですがね。
あと悪魔チッヒ……と同じ声のナトーラ艦長が妙に小動物っぽくて可愛いw 「ひっ!」はやっぱりスタッフも分かってて入れたんでしょうか(汗

そんなこんなで、ディーヴァ一同は日本・陽昇町に急行し、海辺に潜伏していたヴェイガンを向かえ討つことに。
地球防衛組の中でも、人間勢力の襲撃に対して自分達が出撃するべきか否か、先のベイタワー陥落を
目の当たりにしたこともあり、メンバーの中でもかなり意見が分かれる事態になってましたが、
最終的にはキオとの邂逅などもあり、仁達は街を戦火に包もうとする敵を迎え撃つ事を決意。フリット「邪悪獣は殲滅する!」
そんな彼らとの出会いを経てキオも成長、戦い続ける事の意義に「街を守るため」という者を見出すことに。
う〜ん、やっぱ少年少女らの成長物語ってのも王道でいいなぁ。ちょっと幼少期の頃が懐かしく思います。

一方、宇宙に挙がったルートの方も予備セーブデータで確認、月面におけるマジンとの激突は
IMPACTでも再現してた憶えが鮮明に残ってますね。ジラードとアキトのやり取りが個人的は結構好き。
また【ガンダムUC】におけるパラオ戦でのNT-D発動…… 済みません、自分丁度原作をこの直前まで読み進めてました(苦笑
ロンド・ベルと袖付きの激突に、自軍に加えてソレスタルビーイングが介入する形となりましたが、
ここで騎士ゼータがCBに拾われて客分となってる事が判明。やっぱ固め人間は宇宙空間でも何ともないのですね(汗
果たして彼以外のアルガス騎士団は現状、どういった立場に居るのやら……
あとフロンタルがレイディとつるんでた件、中の人のことを考えるとやっぱりネタの一環なんだろうか(汗

そして、月面の新造艦は潰されてしまったものの、ディーヴァは何とか受領して合流を果たした自軍の次なる敵は、
バイストン・ウェルより地上に放逐されたドレイク軍の第軍勢……!フリット「ドレイク軍は殲滅する!」
隠し要素獲得は2週目以降の楽しみに使用かとも考えてますが、サーバインだけでも頑張って獲得しようかな……?
プレイは現状ここまでですが、感想文長すぎても書くの疲れるし、次からもうちょっと簡略しようか検討中。

 
 
■最近触れた作品

・テラフォーマーズ THE OUTER MISSION II アウトサイダー (作:藤原健市)
1巻から半年以上経過してようやく発売された【THE OUTER MISSION】続刊、無事読了しました。
ちなみに挿絵、1巻は安倍𠮷俊氏でしたが、2巻目では前嶋重機氏が担当されてるのですね。
全く音沙汰無い【LOST MISSION】も続刊はあるのだろうか……
(以下、一応ネタバレ伏字)
内容は前巻からの直接の続編で、「スカベンジャーズ」トーヘイとリジーが、1巻の事件に関与した人物の一人、ジャニス・リーが
護送中に「テラフォーマーズ」らしき黒い影に拉致されてしまった事件を追い、スカベンジャーズの二人に加え、
アネックス計画第5班より派遣されたエヴァ、イザベラ、サンドラの3人、そして米軍の部隊と共闘して
過去にバイオハザードの発生した廃棄施設に潜入する…… というのが2巻の大まかな粗筋ですが、
漫画本篇ではキャラの掘り下げがほぼ皆無だったイザベラとサンドラが実質メインキャラで動いていることもあり、
本編では分からなかった彼女らの人物像とか背景とか、そういうものに深みが与えられたのが良かったなぁ、と思いました。
……2巻に登場した第5班の面子、結局エヴァ以外は殉職する運命を辿る事になるのも無情ではありますが。
あと、TFの白い体液(意味深)がエヴァにぶっかけられた挿絵があったのは絶対狙ってるだろうと(笑

って、読んでて一番驚いたのがジャニス・リー女史の出自。この人、ゴッド・リーさんの実娘だったのかよ!!(滝汗
いや、「リー」姓の時点で気付くべきだったかもしれませんけど、フィクションだと有りがちな名前だったし。
娘は悪の道に走るわ、ミイデラゴミムシM.O.をTFやマッドサイエンティストが利用して主要人物を傷つけるわ、リーさんマジ不憫
んでもって、2巻ラストにてトーヘイがリジーに対する想いを自覚した訳ですが、原作漫画的に女性キャラの生存率は……
ジャニスがヤマバの遺した研究データを持ち去って姿を消すなど、明らかに続刊を想定したヒキではありますし、
何か最終巻でリジーが生き残れるかどうか凄い心配になってきましたが、出来れば大団円を迎えてほしいです、マジで。

地味に、別の外伝漫画【RAIN HARD】の方に出てきたM・O・Hスーツが出てきたのも、各作品間の繋がりが意識されてて
個人的に好感持てました。ただ、同作もそうですけど本作は所詮「前日談」であって、どんな強敵を打倒する事になっても
最終的には火星で「それ以上の」強敵共が待ち受けてるんだろうなぁ、と思うと一抹の寂しさも感じてしまいますね……
是非ともトーヘイとリジーには生き延びて貰って、漫画本篇の地球編で逆輸入キャラとして出て来てほしいものです。

 
 
・特型駆逐艦「叢雲」合同誌 「我が叢雲を見よ」 (サークル:しぐれえび)
通販で無事届きました、艦これの「叢雲」を題材にした同人アンソロジー漫画本です。
いやもう、叢雲可愛い、超可愛い。なんつーかこう、「ツン期を経た上でのデレキャラ」ってやっぱ最高ですね(笑
春頃に改二実装もあったからか、執筆陣の叢雲に対する「愛」も気合いが入っている印象がひしひしと伝わってきて、
全編通して叢雲可愛い、叢雲美人、叢雲カッコイイ、叢雲面白い……と、一にも二にも叢雲提督の為だけの一冊、
といった風情の同人アンソロジーでした。いやホント、キャラクター愛がある同人はどうしてこうも惹かれるものか……(しみじみ
ブラゲー遊んでた頃は自分も一応叢雲を初期艦に選んだ身だし、読んでて本当に感情移入できる部分が多いのなんの、
Vita版でも最初に選ぶのは彼女で行こうかと思ってます、ええ。
 
 
・ずほまみれ (サークル:もぬけの殻。)
んでもってこちらは同じく艦これの「瑞鳳」アンソロジー。こちらもこちらで艦娘愛に溢れたアンソロジーですが、
割とツンデレ属性の叢雲と対極な、どちらかと言えば良妻賢母なロリ妻って印象の瑞鳳が題材な事もあり
兎にも角にも彼女の健気な姿が、執筆者陣の「愛」に溢れて描かれた、これまた素晴らしい一冊です(笑
個人的にも好きな絵描きさんが数名参加されており、最初から最後までちっさい身体ながら「やればできる」女の
瑞鳳が頑張り通すアンソロジーコミックとなっております。ブラゲーでは自分、唯一のケッコン艦が瑞鳳だったなぁ、と…(遠い目
Vita版でも彼女メインで活躍させたいので、無事11月に発売されればいいなぁ。
 
 
・Uがさつきになったワケ 上 (サークル:いにゅ小屋)
こちらは、作品単独でアンソロジーも刊行された【陽炎、抜錨します!】ベースの二次創作な一冊で、
単独母国より遥々日本へと赴いたU-511が、偶然遭遇した第十四駆逐隊に敵潜水艦と間違われて……という内容です。
タイトルからして皐月とU-511がメインなのかな、とも思いますが、実際の内容はまだ上巻という事もあってか
2人の絡みは「直接爆雷で撃沈した&された仲」止まりなので、今後発売されるだろう下巻以降の展開が気になるとこです。
あとえぐえぐ顔の皐月が可愛いw 何だかんだで睦月型は陽炎抜錨でも凄い優遇されてるからなぁ。
6巻も発売がもう間近ですので、否応なしに期待が高まります。


・史実で艦これ 並カルビの味で見分けろ実力店編&ネギタン塩片面焼き表面カリリ編 (サークル:ふれでぃわーくす)
Pixivやニコニコ静画でもお馴染みの坂崎ふれでぃ氏によるWEB掲載漫画のまとめ本で、これで通算4〜5冊目ですね。
収録作のほとんどはWEB掲載分の再録&加筆・解説ですが、両作共に書下ろしの中編漫画が掲載されてて
前者は長波や陽炎が活躍した(輸送作戦自体は失敗で、他にも色々賛否はあるそうですが)事でも知られる『ルンガ沖海戦』、
そして後者は長波や島風が沈み、朝霜のみが生還した『第三次多号作戦』を題材としたものとなってます。
何ていうか……凄い!いやホント、この漫画だけ見たら、ふれでぃ氏が本来R-18畑の人だってのが信じられんくらい、
史実上の海戦の“擬人化”を熱く、そして凄惨かつ絶望的に描いてくれてて、本当に迫力が凄いです……
再録分は拘りが無い人であればPixiv等を除くだけでも十分楽しめるかもしれませんが、この書下ろし漫画については
それだけが目当てで金を出して買っても損はないレベルではないかと思いました……正直。

自分のSSでも長波を登場させ、かつ内容的にも確実に再登場を想定した上でのシナリオを描いた訳ですが
本作から受けたインスピレーション、是非ともキャラ付けなどに活かす事ができたら面白いかも、と思ったり。
 
 
・gift (サークル:カゲ路)
公式メディアミックスにも少なからず関わってる唯野影吉さんの、これまで刊行された艦これ同人(R-18除く)の再録本……
なのですが、装丁もボリュームも同人媒体とは思えんほどに凄い一冊となっております(滝汗
まず装丁からして外箱尽き!氏のサイトでも紹介されてましたが、実物を手に取ってみると本当に高級感溢れるというか、
マジでこれを個人誌で出版したのかと想うと、本当に同人作家さんの「熱意」って凄いなぁ、と今更ながら感嘆しました。
そして収録作についても、それぞれについて裏話的な書下ろし短編が用意され、物語世界観の奥行きを演出すると同時に
それ単体でも綺麗で、かつ残酷なリアリティを孕んだ物語として完成されてるというのが素晴らしい。
後書きでも書かれてましたが、影吉さんの作品は「現実は限りなく残酷だが、それでも少女達は前を向いて生きていく」という
テーマみたいな一貫性が用意されてる感もあり、読後感が決して悪くないというのが印象的な気がします。
公式アンソロにも何度か参加されてる人だし、いっそ公式コミカライズの本編作家に抜擢されても……とは思うのですが。
 
 
■TV番組&連載感想

【仮面ライダー】第76話、同種怪人による3兄弟・シードラゴンが登場の今回。
【正義の系譜】だとアギト編でギルスが救援で登場したのが印象深かったですね。怪人3体と言えば凄そうですが、
所詮は総額600円が故か、子供に消火器で撃退されたり、工業用ドリルによる残虐ファイトで穴を開けられ絶命したりと
どうにもヘッポコな印象が拭えず…… ってか廃マンション舞台にした撮影が危なすぎて、正直ハラハラしすぎです(滝汗

【超人機メタルダー】第7・8話…… 豪将タグスキー&タグスロン、そして雄闘バーロックといった、
いずれにしても非常に印象に残るヨロイ軍団員の出番が割り振られていた今回。
トップガンダー以前にも組織からの造反や下剋上がかなり多発していたという実情とのことですが、
8話見る限りだとバーロックみたいに組織内でのイザコザが原因で濡れ衣着せられた者も少なくないのではという疑惑が。
出陣に際してボス直々に音楽披露とは、契機イイっすね(汗
剣や長刀を持った敵怪人相手に、丸太で対抗するロボットヒーロー……新しい!!この兄弟は劇場版でも出てましたね。
バーロックのエピソードは本当に印象深かったです…… メタルダーとの奇妙な縁、そして壮絶な最期など見所多かったです。
かつて濡れ衣を着せた相手が自殺した事で心を病み、ネロス軍団に堕ちながらも正々堂々を信条としてた彼が、
その信念故に身内に疎まれ、自分自身もまた「濡れ衣で粛清される」結末を迎えてしまったのも因果なのだろうか、と……
う〜ん、本当に80年代の子供向け番組にしては相当ハードです。路線変更後も面白さは維持してればいいなぁ。

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】第8話…… 三人娘&ピニャとボーゼス、日本に足を運ぶの巻。
アニメでも色々と描写が追加されてましたが、彼女らの日本見学・講和の事前交渉・国会のシーンは
原作小説の方のみの詳細描写&ネタ台詞、漫画版における独自描写など結構パターンあるので、
もし興味がありましたら各メディアを巡ってみること推奨してみます。特に野党の女性議員、漫画版だと見た目がまんま……(笑
事前交渉では今後の主要人物の一人である菅原さん登場。ロリコン呼ばわりは色々と不憫だから止めてあげて(涙
そんでもって特地からのVIPを狙い、海外の工作員が色々と策謀を巡らせる中、伊丹の提案で一行が立ち寄ったのは
伊丹の元嫁・ 梨紗の自宅…… ピニャ殿下が腐海に飲まれる日も近い次週に続く。

【変身忍者嵐】第47話…… そんな訳で再配信、今度は最初から最後まで漏らすこと無く完走することが叶いました。
ぶっちゃけ大魔王サタンが登場してから色々作風変わり過ぎだろとも突っ込みたくなる部分は無くもなかったですけど
結局はそれが幸いして一年間の放送を満了できた訳だし、自分としては昭和特撮ならではの楽しさを十分堪能できました。
やはり一昨年発売された【響鬼】の小説版でゲスト参戦してたのも記憶に残ってますが、あちらはどうもTVシリーズと異なり
西洋妖怪編に突入せず完結を迎えた世界線っぽいんですよね。まぁ映像作品じゃ変身能力失っちゃったし仕方ないか。
にしても、ガンビームは「倒した敵が再生怪人として復活できなくなる」付加効果があるのか…… これで悪魔道人倒して無かったっけ
最終話でサタンの妖力を刀で封じた場面もあったし、やはり化身忍者って音撃戦士が魔化魍退治に用いる「清めの音」とも共通する
テクノロジーの産物なのかなー、とも思いを巡らせたりしました。

142 名前:無名の妖怪ハンター:2015/09/01(火) 21:41:15

【孤独のグルメ】待望の第2巻、9月27日発売決定キタコレ!!

先の【変身忍者嵐】の感想で思いっきり勘違いしてましたが、悪魔道人を最初に倒したのはガンビームじゃ無くて
バトンからの謎の光線でしたね……(汗 まぁそれでもグールとかガンビームで倒されて無かったりしますが。


■スーパーロボット大戦BX プレイ雑記

ところで前回のレビューで省きましたが、地球防衛組が自軍参加するにあたって「司令室」をどうするかという問題ですが……
まさかのエルドラン出現で、ディーヴァの空きスペースに教室をまるまる転移させるという荒業をやってのけましたww
シャア「是非ともユキちゃんに保健体育の授gy(ペンタクルショット」

そして東京上空におけるVSドレイク軍、敵の圧倒的な物量を前に自軍が危機に陥ってしまうも、
同じく地上に現れたグラン・ガラン勢力、そして…… え……? じ、地獄公務員来たああああああ!!!??(歓喜)
圧倒的な戦闘能力を持ってしてウィル・ウィプスを退かせた彼らですが、シーラ女王が語った所によれば
どうも半年前の奇械島の決着直後、ドレイクの行った地上人召喚に引っ掛かってバイストン・ウェルに転移したらしく
速攻でドレイク軍のお尋ね者となりながら、反ドレイク勢力に協力してたとのことで…… 何て物騒な聖戦士だwwww
んで、原作終了後ということもあって、喧嘩になりかけた所を由木大尉が一喝したのは流石としか。
やはり同じ「マジンガー」として甲児もカイザーが一体何者なのか気になるところですが、十蔵博士は生前に教えてくれなかったそうで、
どうも伏線めいたものが貼られてる以上、後々の展開に関わってきそうな気配がしますが…… あと「戦闘のプロ」には笑いましたw
何気に【ダンバイン】勢もゼット・ライトがスパロボ初登場を果たしたりと、これまで以上に原作再現に力が入ってきそうなので楽しみ。
あとシーラ様綺麗。放送当時人気高かったのも分かる気がします。

そして先史文明の遺跡が眠ると言われ、謎の企業GAILによって実質掌握されている南海のオウストラル島へ向かう一行。
悠宇一行は嵐に飲まれてしまうも島に辿り着くが、悠宇は近海をうろつくクラゲ型メカや、ジオン族のマッドゴーレムに襲われてしまい、
また船長達は新島への渡航を目的としていたが故に島の原住民たちに捕えられてしまう羽目に。
そんな島には他にも騎士ガンダム、アレルヤ&ピーリス、そしてリディ&オードリーといった異邦人が多数紛れ込んでおり、
同じく島の秘密を目指す自軍とも邂逅を果たすことに。フリット「ジオン族とGAILは殲滅する!」
ゴーグは「武器を頑なに拒む」のか…… でも改造による攻撃力の底上げはシステム上できちゃったりしますがw
ってかゴーグ、本当に硬いわ!流石に無防備だと1000くらいは食らいますが、防御したら10しかダメージ無かったし。
そして自軍が自軍ならGAILもGAIL。HP2万越えの戦車やヘリを繰り出すのはどんなテクノロジーだよと(汗
ヘルアンドヘブンで墜ちないヘリコプターとか幾らなんでも無茶苦茶すぎwww カプコン製ヘリとはえらい違いです。
んで、GAILを撃退した矢先に出現したのは、デストルークの刺客、どうみても下駄ブルーヴィクター!!
手負いのファルセイバーをあと一歩の所まで追い詰めるも、危機に呼応するかのように島の遺跡が発動、
一同は地球から遠く離れた惑星アーストへと転移してしまう事に。フリット「マーダル軍は殲滅する!」
……ってヨウタの母ちゃん、WSOの元特務調査員だったんかい!!(滝汗)
前作のオディサイト関連といい、なんてバンプレストオリジナル要素と調和することに定評ある作品なんだ……w

惑星アーストに辿り着いた面子の内、悠宇、ドリス、アルゴス、リディ、そしてオードリーは自軍から逸れ、
マーダル軍に対抗する白い谷に拾われることに。そして、そこで傭兵として厄介になってる騎士アレックスと合流。
白い谷の何処かに眠っているという伝説の巨人・ガリアン…… 悠宇も「神様みたい」と評してましたが、
何かBXって全体的に「神様」属性持ってる主役ロボが多い印象ですね。
そしてゴーグの導きによりガリアンが遂に起動、敵に人質を取られてマーダル軍に従わざるを得なくなっていたS.M.Sも
無事救出しましたが、そんな折に出現した漆黒の機甲兵…… どう見てもズワウスです本当に(汗
ゴーグも悠宇たちを守る為に武器を取って戦うようになりでも止め演出では捨てる、着々とステージが次に進んでる現状、
続くはシェリルの奪還作戦。果たしてマーダル軍の地球侵攻を許してしまうのか否か。

 
 
■最近触れた作品

・艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! (作:築地俊彦) 6巻
およそ5ヶ月ぶりに刊行されました、陽炎抜錨最新刊。感想……
前巻において全7巻完結が明言されたのも記憶に新しいですが、第6巻は文字通り最終巻に向けての「橋繋ぎ」的な
準備期間的な側面も兼ね合わせてた印象が少なからずありましたね。
長月と皐月の古巣・佐世保鎮守府への転籍にあたり、陽炎が秘書艦任命される事が判明、
その圧倒的な執務・種類の山を前に疲労困憊に陥りながらも、先々の鎮守府で艦娘達との絆を深め、
自分自身の艦娘としてのあり方、仲間達との絆を再確認する…… というのが概ねの流れでしたが、
そこかしこに挟まれてるリアリティ強めな日常描写のアクセントが良く効いているのなんの。
細かい文言一つとっても、艦娘達の非番の際における楽しみ方、また如何にして鎮守府の規則を出しぬいて
効率良く過ごせるよう奮闘しているかなど、直接登場して無い艦娘も含め、本当にイキイキしてる風景が脳裏に浮かびます。
秘書官に纏わる雑務周りの描写についてもリアリティがパないというか…… 本当にこの小説、原作ゲームの一要素を
徹底的に掘り下げ、かなりのリアリティを与えてくれる姿勢には本当に感服する他ありません。

【鶴翼の絆】でも日常のファクターとして描かれた「夏祭り」、陽抜6巻では更に陽炎とレンタル浴衣店のおばちゃんのやり取り、
また霰の幼少期の夢がテキ屋さんだったり、売られてる品物が妙にリアルに品質とか色々グレーな類だったりと……
本当に、この作品は艦娘が徹底的に「人間であること」を絶対的な前提にして描いている姿勢が強いのですね。
6巻通しての陽炎の悩みや焦り、そしてそこから助言を受けての再起、最終版の潮の「決意」と、
作中で那智も言ってるとおり「人間らしい気持ち」あっての艦娘であるという事がかなり明示されてた感想です。
……本作では所謂「改二」の艦娘はこれまでほぼ全く見かけなかった印象ですが、6巻ラストで明示されたところによれば、
どうも改二は原作ゲーム同様、実装に必要なコスト、そしてそれに見合うだけの戦闘能力等が発揮できる存在であり、
正真正銘「なったら退役はまず認められず、戦死するまで戦い抜く事になる」覚悟の上で申請する類のものであるとか。
今回木曾が改二となり、また那智も姉妹達を守る為に申請を出し、そして潮も空母棲鬼に完全な止めを指せなかった悔根から
「改二」の運命を受け入れることを決意する…… 熱き駆逐艦魂の本シリーズ、泣いても笑っても次回7巻で完結とのことで。
是非とも、これまで作品を追ってきた読者が満足できる結末を用意してくれると期待したいです。

あと、挿絵で文月・白露といった駆逐艦娘の一枚絵も出てきましたが、ホント可愛い…… NOCOさんマジ有能。
ギンバエ見つかって慌てふためいたり、羊羹に吊られて陽炎の執務を代行したりと、ホント白露がめんこすぎて好きですw

 
 
■TV番組&連載感想

【仮面ライダードライブ】第44話……
ブ、ブレン――――!!!(号泣) 一にも二にも、劇的極まりない彼の最期が衝撃的だった今週。
何ていうか…… 自分のアイデンティティをかなぐり捨ててでも、ハートへの「愛故に」メディックを救い、命を散らしたブレン。
経緯的にはフォーゼのダディ校長にも通じるところありそうですが、半ばギャグと紙一重な最期だったあちらと比べると
敵とはいえ悲壮感が半端ない…… そしてもはや「吐き気を催す邪悪」すら凌駕しつつある“怪物”へと成り果てた蛮野。
視聴者をもドン引きさせる狂気の笑い声を挙げ、眼科の敵対者達に爆撃を加えて「真の約束の地」へと向かう……
ってか偽クリムこと004、あっさり死にましたね…… 蛮野にとって腹心の部下も最早使い道ゼロですか。

他にもムカイダーの系譜か「仮面ライダー純」がおもいっくそ量産型臭がするとか完全に出オチだとか、
赤面の霧子ちゃん可愛い、ぐう可愛いなどと見所あって、兎にも角にも終盤に向けてのラストスパートといった感じの回でした。
そして衝撃の次週予告…… チェイス、死す…… だと……!?
何かベルトさんにも不穏なフラグ立ってるし、最終回までにどれだけの人員が生き延びれるか……


【超人機メタルダー】第9・10話…… 9話はまず8話にも出てきたヘドグロスが続投、かつメイン担当のエピソード。
某古典小説の如く「超人機は電気羊の夢を見るか?」的な感じのテーマで、善悪双方の抱く「夢」が重要な
キーワードとなることに。しかしメタルダーの見た悪夢、何処となく【火の鳥 復活編】を連想したのは自分だけでしょうか。
最終的にヘドグロスは夢半ばで散る事となりましたが、残された妻子はまた2話ほど引っ張ってくるそうで。
10話は音楽ロボット・ラプソディが対メタルダー用に改造され、差し向けられることに。彼がようやく出会うことのできた
音楽の志を共感できる相手・メタルダーと心を僅かに通わすも、味方からの砲撃で戦火に消えることに……
……と思いきや、無事ゴーストバンクに最下層ながらも生還出来た模様。ホントこの作品、敵側のドラマが重厚だわ……

【アクエリオンロゴス】第7話、ネット炎上と言う題材は、自分も他人事でないので笑うに笑えないなぁ、と。
荘厳の言い分も理解できなくもない一面はあるのですが、それを結局助長して悪化させてるのが
他ならない荘厳であることは紛れもない事実な訳で…… 本放送の方だと舞亜が荘厳からの訣別を
決起した展開もあったとのことで、早く追いつく事が楽しみです。この作品、登場人物がみんな愛着持てて好き。


143 名前:名無し客:2015/09/04(金) 21:26:13
小関直哉くん見とるかー?
説得されている今が鎮火のチャンスやぞ
第二の長谷川亮太になりたくなければ声明を出すんや
君がネットで活動を続ける以上こちらには必ずそれを追って報告する者が現れるぞ
これは脅しやなくて事実や既に君の7年間の活動がまとめられとるぞ
これも既に現れとるが君の住居にまで何らかのアクションを起こす者もいる
今回はまだ郵便物を覗かれた程度で済んだが君のこれからの行動次第では更にエスカレートするかもしれん
そのうちネットだけの嫌がらせじゃ済まなくなるぞ
説得までしてくれる寛大な人が多い今のうちになんとかするんやで



144 名前:名無し客:2015/09/04(金) 22:09:14
第二の長谷川といって通じるんかな
兎も角このままダンマリ決め込んでたらロクな目に合わないで
MMD杯のこととか一言詫びればそれで済むんや

145 名前:名無し客:2015/09/04(金) 22:13:51
侘び入れてももう遅いやでオメガ覚悟せえや

146 名前:名無し客:2015/09/04(金) 22:21:58
これで侘び入れたら流石に許したろうや

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