<横浜編>のメインセットの一つであるフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」は、22歳から10年間フランスに渡り、ロベール幸枝の店でパティシエ修業した大悟のこだわりの店であり城でもあります。
美術チームはデザインする上で、希が暮らしていた能登の古き良き日本家屋の桶作家と対比をつけるために、横浜らしい異国情緒を大切にしながら、西洋文化と開放感のある空間にするとともに、横浜の小高い丘の上にある大きな洋館の一部という設定にしました。
店の規模や必要な設備などは、大悟と同年代のパティシエの方が営むお店をいろいろリサーチし、製菓指導の辻口博啓さんのアドバイスをもとにデザインしました。