コントロールをあげるため
スパットを見ることはボールのコントロールをあげることとほぼ同じです。
「狙う」ことと「見る」ことには密接な関係があります。例えば、サッカーならボールを蹴る瞬間はしっかりボールを見ます。これは、テニスやゴルフなんかも一緒です。「見る」ことは集中力を上げ、結果「狙い」つまりコントロールをあげることにつながるのです。
レーンを読む
ピンを倒すという結果を生む様々な事象のうち、狙ったところを通すことはその半分以上を占めるものだと思います。狙ったところを通せないとレーンの変化も読めません。
自分のコンディションを読む
さらに言えば、その日の自分のコンディションも狙ったところを通せるかによってはかることができます。
こういうことはないほうがいいのですが、どうしても今日は左側にボールが落ちるとか、外に引っ張ってしまうということがあるかもしれません。練習ならそうならないように修正していくべきですが、試合だとそうもいきません。無理に修正するよりも、その日の自分のコンディションの上で投球した方がいい結果が出るはずです。
ストライクだけではなくスペアも
スパット理論を使えば、ストライクのみならずスペアの確率もグンと上がります。スペアもストライクと同じかそれ以上の集中力をもって投げなければいけないのです。スペアなしにスコアアップはあり得ません。
※スパット理論とは立ち位置を2枚ずらすと、ボールの到達点が3枚ずれるといった考え方です。例えば、立ち位置を「左」に2枚ずらすと、ボールの到達点は「右」に3枚ずれます。実際は1枚ずつ移動することの方が多いと思いますので、1枚立ち位置をずらすと、1.5枚到達点がずれます。ただし、これは同じスパットを通せることが前提です。