補正じゃないだろ!


告発を受けて僕が調査してきた東京観光情報センターの来場者水増し問題について、昨日の経済港湾委員会で改めて問題追及をしてきた。
都はあくまで「水増し」ではなく「補正」だと言い張るので、「700人を1800人に改ざんする行為のどこが補正なのだ!見苦しい言い逃れに過ぎない」と厳しく指摘しておいた。その上で、産業労働局長に見解を求めたところ、「都民に疑念を抱かせてしまったことは遺憾に思います」との答弁が返ってきた。
水増しを水増しと認めず、お侘びや反省の答弁を出せないThe役所!の体質こそ「遺憾」に思うよ。
それ以外にも、東京観光情報センターの委託を受けていた業者(有限会社ムーンクリエイティブ)選定を巡っては、相見積もりに参加した7社中6社がムーン社と何らかの関係にある企業で、提出された見積り書まで酷似していることから、不正が疑われるものだ。
しかもこの契約は年間1億円以上の案件なのだから、税金をなめているとしか思えない。
ハッキリ言って、都から任され、この契約を仕切っている東京観光財団の経営はお粗末なのだ。少しどころか、大いに反省のしてもらいたい。詳しいことは今朝の東京新聞をご覧ください。8:45