続く昼食レセプションなどで、朴大統領はトニー・ブレア元英国首相、ゲアハルト・シュレーダー元ドイツ首相、村山富市元日本首相、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長らとも会話を交わした。朴大統領は特に、韓国で推進されている労働市場改革に関連し、シュレーダー元首相に「ドイツのハルツ改革が手本になった」と語ったとのことだ。
一方、北朝鮮代表として出席した崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記は、軍事パレード会場で右の一番端の席を割り当てられた。「2日間の行事中に朴大統領と崔竜海書記が遭遇することは一度もなかった」と閔庚旭(ミン・ギョンウク)大統領府報道官は言った。
朴大統領は軍事パレード前日の2日、北京・釣魚台国賓館で1時間20分にわたり行われた歓迎晩さん会で、プーチン大統領と韓露関係や韓半島(朝鮮半島)情勢に関して言葉を交わしたとも伝えられたが、具体的な内容は公表されていない。習国家主席と6カ国協議の早期再開で合意した朴大統領が、プーチン大統領にも北朝鮮に影響力を行使するよう依頼したとの見方もある。