【速報】リコー、手軽に360度撮影が可能な新型RICOH THETA Sを発表
リコーは、ドイツで開催中のIFAにて、360度カメラ「RICOH THETA」の新型ROCOH THETA Sを発表しました。
RICOH THETAは魚眼レンズを2つ搭載する360度カメラです。スマホと連携し、ワンタッチで360度の静止画と動画を撮影できる非常に手軽な360度カメラです。
昨年から発売されていたROCOH THETA m15に比べ、イメージセンサーが大きくなり解像度が大幅に向上したほか、動画のフレームレートが向上、撮影時のライブビューやライブストリーミングも可能になるなど、大きく改良されています。
解像度(静止画):5376×2688
解像度(動画):1920×1080/30fps/16Mbps
ライブストリーミング:
USB: 1280×720/15fps
HDMI: L:1920×1080/30fps
メモリ:内蔵メモリー 8GB
端子:microUSB: USB2.0, HDMI-Micro(Type-D)
その他のスペックについては、公式サイトを御覧ください(記事執筆時点では英語のみ)
専用アプリ「ROCOH THETA S」
新たに実装されるライブビューで実際に撮影する様子を見ながら撮影できる
動画撮影がしづらかった旧型に比べワンボタンで切り替えが可能に
気になるお値段は、349ドル(税別)、399ユーロ(税込)、299ポンド(税込)。日本での販売価格は不明だが3万5000円程度(税別)だろうか
既に専用アプリの「ROCOH THETA S」はAppStore、GooglePlayStoreより無料でダウンロード可能です。設定からダウンロードできるサンプル画像で新型の性能を体験することができます。(以下の写真は原寸大です)
なお、Googleストリートビューとの連携についても発表があり、Googleが新たにリリースする新ストリートビューアプリにて、自身が撮影した360度静止画を簡単にアップロードし世界中に公開することが可能になるとのことです。
手頃な価格で、簡単に360度撮影が可能なカメラは現在このRICOH THETAしか存在していません。Oculus Rift、Gear VRなどのVRヘッドマウントディスプレイとの連携については言及されませんでした。
新型の発売は近日中とのことで、楽しみにしたいですね。
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すんくぼ(@tyranusii)
Lineageでの廃人生活から国家公務員、ベンチャーを経て、今は「もぐらゲームス」「Mogura VR」の中の人。 運営、編集、ライターなんでも。インディ、フリゲのレビューやインタビューを紹介しています。 Oculus RIftに会ってからはVRがもう一つの柱に。 VRのことなら何でも。世界中から情報を集めています。窓の杜にてOculus Riftなどのコンテンツをじっくりとプレイして紹介する「杜のVR部」を連載中。
個人ブログもやってます:もぐらかペンギンか