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【ヘイトスピーチ規正法】
推進派集会で福島瑞穂氏「ヘイトスピーチは魂の殺人だ!」 民主、共産などが怪気炎
【無所属・糸数慶子参院議員】
皆さんと一緒にこの法案を提案させていただいたが、実は昨年は有田芳生議員と一緒に国連に参加させていただいた。もちろん、人種差別撤廃施策推進基本法案が成立することを願っている。私は「この差別の中に、沖縄が入っていますか」と本当に言いたくなるような…。歴史的な事実をたどっていくと、「朝鮮人と琉球人はお断り」と言われた、まさに明治政府の沖縄の差別に対する評価は今も変わっていないという事実を国連の中で言わせていただいた。
人種に対する差別という基本的なところで、私も発表させていただいたのは、その差別の最たるものが、今の沖縄の民意にそぐわない基地の押しつけだということを、琉球人、マイノリティーの思いが政府に届いていないということも、一つの差別の表れだということで発表させていただいた。
今回は人種差別撤廃の基本法が本音で参院の中で本当に議論されて、本音で基本法として成立させていかなければ、日本の国は人権として一流大国にはならないということを改めて皆さんと確認し、基本法の成立をぜひ願っていきたいと思う。