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【ヘイトスピーチ規正法】推進派集会で福島瑞穂氏「ヘイトスピーチは魂の殺人だ!」 民主、共産などが怪気炎

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【ヘイトスピーチ規正法】
推進派集会で福島瑞穂氏「ヘイトスピーチは魂の殺人だ!」 民主、共産などが怪気炎

 【民主党・郡和子衆院議員】

 いろいろお話を聞かせていただきまして、やはり差別というのは、差別をしてしまっている側には差別が見えないし、感じないし、そういうものだ。この国には、差別する側の人たちがあまりにも多いんだなと感じた。

 実は、こんな言い方するとあれかもしれないが、第1次安倍晋三内閣のときに、首相が出版した「美しい国へ」という本。もう古い話になってしまうが、あの中に「美しい国を構成する私たちと彼ら」という言葉が随所に入っていて、私は「こういう風に差別化を図っていく人が、この国の首相なのだ」と、あのときすごい衝撃を受けた。

 それが今またここに来て、安保法案もそうだが、こういう状況を生み出しているんだと思うし、さまざまな差別的発言が、差別とみなされないで、いろんなところで(差別がな)されている状況なんだと、すごく悲しくなる。

 この法案については、野党の皆さんたちが本当に頑張ってくださって、審議まで入ってきたわけだが、ぜひ多くの方々のお力をいただいて徹底審議を行い、そして成立できるよう後押しを願いたいと思う。先ほど近藤昭一さんがおっしゃっていたが、「民主主義って何だ!」と改めて国会の場でも問わせていただきたいと思っているところだ。

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