CentOS7になり、Dockerが標準のyumリポジトリに追加されていたのでインストールメモです。
インストールする
公式ドキュメントのInstalling Docker - CentOS-7にもありますが、
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にてインストールすることができます。
ただし、2015/01/13時点ではちょっと古くVersionは1.3.2(最新は1.4.1)でした。
dockerを起動するには、以下のようにして起動します。
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TCP経由でRemoteAPIを利用できるようにする。
デフォルトではfdのみなのでローカルホストからしかdockerコマンドを利用できませんが、TCPソケットを有効にして
リモートマシンからもコントロールできるようにします。
ドキュメント上、以前は Port:4243を使用していましたが、メジャーバージョンから Port:2375に変わっています。
有効にするには、/etc/sysconfig/dockerのOPTIONSに-H tcp://0.0.0.0:2375を追加します。
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なお、CoreOSのドキュメントではデーモンの起動オプションではなく、/etc/systemd/system/docker-tcp.socketファイルを作成し下記ように記述します。
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まだsystemdの知見が低いため、どちらの設定が良いのかは調査中です。
TCP経由でリモートのdockerをコントロールする
基本的にはdocker cliの利用方法は変わりませんが、ホスト指定が必要になります。
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なお、毎回 -H tcp://(接続先ホスト):(ポート番号) を入力するのは面倒くさいので環境変数DOCKER_HOSTを設定します。
bash系であれば以下のように設定します。
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どうしても最新版Dockerを使用したい場合
インストレーションドキュメントのBinariesにもありますが、 以下のようにして最新版のバイナリを取得することができます。
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ちゃんとした動作確認はしていませんが、ダウンロードしたバイナリを/usr/bin/dockerに上書きするとバージョンは上がりました。
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とはいえ、無理やりバージョンを変えているので、美しくはないですね。。。
どうしても最新を利用したい場合はSRPMから自作したほうが良いと思います。
とりあえず、本エントリーは以上です。