BIND 9に深刻な複数脆弱性 - DoS攻撃を受ける可能性
BIND 9に異常終了に陥る2件の深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。Internet Systems Consortium(ISC)やセキュリティ機関では、アップデートを呼びかけている。
「OPENPGPKEYリソースレコード」の取り扱いに脆弱性「CVE-2015-5986」が見つかったもので、不正なレコードを応答すると異常終了するおそれがある。深刻度は「クリティカル」。
対象は「同9.10.2」「同9.9.7」で、キャッシュDNSサーバ(フルリゾルバー)、権威DNSサーバのいずれも影響を受ける。「OPENPGPKEYリソースレコード」を利用していない場合も影響があり、回避策は存在しない。
また「CVE-2015-5722」は、「DNSKEYリソースレコード」の処理に存在する脆弱性。不正なリクエストを受信すると異常終了するおそれがある。深刻度は「クリティカル」にレーティングされている。
「同9.0.0」以降のすべてのバージョンが対象で、DNSSEC検証を有効化しているDNSキャッシュサーバ(フルサービスリゾルバ)のほか、権威DNSサーバに関しても影響を受ける可能性がある。 DNSSEC検証機能を無効化することで攻撃を回避することが可能。
ISCではこれら脆弱性を修正した「同9.9.7-P3」「同9.10.2-P4」を公開。日本レジストリサービス(JPRS)がアップデートを強く推奨するなど、関連機関が注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2015/09/03 )
ツイート
PR
関連記事
BINDの脆弱性に実証コード - 国内で実被害も
BIND 9に影響範囲が広い深刻な脆弱性 - DoS攻撃受けるおそれ
BINDに深刻な脆弱性 - アップデートが公開
【不具合】「BIND 9.10.x」に深刻な脆弱性 - 問い合わせ処理で異常終了のおそれ
「BIND 9」にサービス拒否の脆弱性 - DNSSEC検証で影響受ける可能性
NTTソフト、クラウド利用を支援する機密情報のトークン化製品
ISCのウェブサーバにマルウェア - 閲覧した場合は感染チェックを
「BIND 9」など複数DNSにサービス拒否の脆弱性
「BIND 9.10.0」に深刻な脆弱性 - 外部攻撃で停止のおそれ
NTTソフト、秘密分散技術を活用したクラウドストレージソリューション