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権利者不明の作品 活用の在り方提案へ9月3日 21時20分
古い書籍や写真など権利を持つ人と連絡が取れなくなった作品について、埋もれさせずに広く活用してもらおうと、日本文藝家協会など8つの権利者団体が権利者の立場から制度の在り方を検討し、提案していくことになりました。
これは3日、日本文藝家協会など8つの権利者団体が合同で会見を開いて発表したものです。
古い書籍や写真などの中には権利を持つ人と連絡がつかない作品が多くあり、電子書籍化したり、インターネットで配信したりすることが難しくなっています。
このため、権利者団体ではこれらの作品を埋もれさせずに有効に活用してもらえる制度の在り方について、勉強会を立ち上げることになったということです。
こうした作品については、現在の制度でも利用の手続きが決められていますが、利便性がよくないとの指摘があるということで、権利者団体ではより利用しやすい制度を検討し、文化庁などに提案していきたいとしています。
会見した日本文藝家協会の三田誠広副理事長は「インターネットの普及などにより過去の作品を再利用する機会が増えてきている。誰もが使いやすい新しい制度を権利者団体としても提案していきたい」と話しています。
古い書籍や写真などの中には権利を持つ人と連絡がつかない作品が多くあり、電子書籍化したり、インターネットで配信したりすることが難しくなっています。
このため、権利者団体ではこれらの作品を埋もれさせずに有効に活用してもらえる制度の在り方について、勉強会を立ち上げることになったということです。
こうした作品については、現在の制度でも利用の手続きが決められていますが、利便性がよくないとの指摘があるということで、権利者団体ではより利用しやすい制度を検討し、文化庁などに提案していきたいとしています。
会見した日本文藝家協会の三田誠広副理事長は「インターネットの普及などにより過去の作品を再利用する機会が増えてきている。誰もが使いやすい新しい制度を権利者団体としても提案していきたい」と話しています。