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“徳川家康に贈られた”時計の複製が完成9月3日 21時21分
およそ400年前、徳川家康にスペイン国王から贈られたと伝わる西洋式の機械時計の複製が完成し、3日、公開されました。
この時計は、およそ400年前、スペインの国王から徳川家康に対して、難破したスペイン船の乗組員を救助したお礼に贈られたとされ、日本に現存する最古の西洋時計として国の重要文化財に指定されています。実物は、静岡市駿河区の久能山東照宮で保管されていますが、家康の没後400年に合わせて複製され、3日、報道陣に公開されました。
複製作業にはイギリスの時計職人があたり、およそ1年かけて完成させました。ぜんまい式で、100余りの部品をほぼ当時のまま復元して組み立てているため、針の動き方や毎正時になると鳴り響く音は実物と変わらないということです。
久能山東照宮の落合偉洲宮司は「時計を持つと、ずっしりと重みを感じます。1つ1つの部品が美しく、当時の技術の高さを多くの人たちに見て知ってほしい」と話していました。
複製された時計は、4日、静岡市葵区で開かれる記念の催しで一般に公開されるほか、5日から久能山東照宮博物館で展示される予定です。
複製作業にはイギリスの時計職人があたり、およそ1年かけて完成させました。ぜんまい式で、100余りの部品をほぼ当時のまま復元して組み立てているため、針の動き方や毎正時になると鳴り響く音は実物と変わらないということです。
久能山東照宮の落合偉洲宮司は「時計を持つと、ずっしりと重みを感じます。1つ1つの部品が美しく、当時の技術の高さを多くの人たちに見て知ってほしい」と話していました。
複製された時計は、4日、静岡市葵区で開かれる記念の催しで一般に公開されるほか、5日から久能山東照宮博物館で展示される予定です。