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【抗日70年行事】
馬英九氏がパレード批判 台湾の立場と乖離
台湾の馬英九総統は3日、北京で行われた抗日戦争勝利70年記念の軍事パレードについて、台湾の立場と乖離しており「人々の期待に背き非常に遺憾」と述べて批判した。総統府が明らかにした。
総統府報道官は、抗日戦争に共産党も参加したが、当時の国民党政権が主導したことは否定できない史実だとあらためて強調。共産党が重要な役割を果たしたとする中国の立場を否定した。
また台湾与党、国民党は、連戦元主席がパレードに出席したことについて、3日は台湾の戦勝記念日に当たる「軍人節」でもあると指摘して「遺憾で理解できない」とした。(共同)