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米司法省 価格操作で日本ガイシに罰金
9月4日 6時40分

アメリカ司法省は3日、日本の大手セラミックスメーカー・日本ガイシが自動車部品の販売で価格操作に関わっていたなどとして日本円でおよそ78億円の罰金を支払うことに同意したと発表しました。
アメリカ司法省の発表によりますと名古屋市の大手セラミックスメーカー・日本ガイシは、自動車向けの排ガス浄化装置に使われるセラミックスの基盤の販売で、少なくとも2000年7月から2010年2月にかけてほかのメーカーとともに、価格を不正に操作するカルテルに関わっていたとしています。
また、2010年2月から2012年7月ごろにかけては、カルテルの証拠となる内部書類などを破棄したり隠蔽したりすることで捜査を妨害したともしています。
これについて日本ガイシも関与を認め、6530万ドル(日本円にしておよそ78億円)の罰金を支払うことに同意したということです。
アメリカ司法省は、日本の自動車部品メーカーを中心としたカルテルの捜査を続けており、これまでに日本ガイシを含めた36社が関与を認め、総額で25億ドル(日本円でおよそ3000億円)の罰金を支払っています。

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