韓国人初の国際漁業機関トップが誕生した。
北太平洋の公海における漁業ルールについて話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)初代事務局長選挙が東京で行われ、国立海洋生物資源官のムン・デヨン氏(55)が当選した。海洋水産部(省に相当)が2日に明らかにした。
事務局長候補には韓国をはじめとして中国、カナダ、ロシア、オーストラリアなどからも名乗りを上げていた。
今年9月に発足する北太平洋漁業委員会は、北太平洋の公海上におけるサンマ、タイ、イカなど十数種の漁業資源を保護、管理し、今後も漁業を持続可能なものとしていくために設立された北太平洋沿岸諸国による国際機関で、韓国、中国、日本など北太平洋沿岸の7カ国が加盟している。